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部屋からの景色
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部屋の露天風呂
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アミューズ
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迎え椀に旬菜
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刺身
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口直し
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ESPECIALLY
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お凌ぎ
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吹き寄せ
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ご飯
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留め椀
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アントルメ
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朝食全容
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クラシカルホットサンド
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桜卵のコンソメジュレ
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箱根への二泊三日の小旅行の初日は、「時の雫」へ宿泊。名前を言うのが気恥ずかしい様な感じがするが、選んだ基準は、部屋数が少ないこと。CHECK OUTが11時以降であること。部屋に露天風呂があることが最優先事項で、後は食事が旨そうだとか諸々が当然に入る。要するに快適な空間でのんびりと寛ぐのが目的なので、騒々しかったり、せせこましいのは勘弁願いたい。
ここは8室しか無いし、CHECK OUTも12時。部屋も快適な広さで部屋にもちゃんと露天風呂があるということで、選んだのである。
後で知ったが、武蔵野本館、別館と同系列なのだな。ここ自体には大きな露天風呂はなく、武蔵野の方を利用という旨をCHECK INした時に聞かされた次第である。今回泊ったのは601号の「Sancerre」(32,000円/一人)。全8室のうちの5室のSuiteの一つで、その他の3室はこれより格が上である。それでも65㎡あるのだから充分であり、非常に快適である。
もう一つ上の87㎡ある「Premier Suite」(36,000円)を希望してキャンセル待ちもかけていたが、連絡は最後までなかったので駄目だったのだな。(ちゃんと、その旨は伝えてほしいと思うが・・・)
ここはフロアリングだが、寝室は一段高くなった場所に布団が敷いてある最近結構見かけるスタイルである。当方、すぐにごろごろするので、非常に有難い。6階建ての6階で窓からの眺望は抜群で紅葉が非常に美しい。いやいや、やはり花鳥風月なのだ。
部屋には全部ワインの名前がそれぞれ付いているが、どうかなという気はする。
建物の構造は単に6階建てのビルで、この旅館では庭を楽しむということは出来ない。夕食は食事処で、朝食は部屋でも可能。即ち一たび投宿すると後は、部屋でずっとのんびりと過ごすということになる。部屋は快適なので問題はないが、折角の箱根。6階建てであるが故に山の遠景が楽しめるが、庭ぐらいあっても良いなという気はする。
さて、部屋でCHECK INをした後寛いでいたら、早速少し寝てしまった。ややあって起きて、再びのんびりしてから7時前に、4階のダイニングへ。食事は夕食は全てここで食すのである。窓の外は箱根の山であるが当然に夜なので灯りがちらほらとあるのみで景色は楽しめない。照明をテーブル以外は極力落とした落ち着いた感じであるが料理を美味しそうに見せるにはもう少し明るくてもいい。
さて、食事だが、ここの料理は、和と洋の融合である。
食卓にもたらされた、メニューを見ると、いきな表題はConvivialiteとあり、その下に錦秋の膳とある。
料理は写真の通りだが、まあ、メニューだけでは先ずどんな料理か想像が付くものが殆ど無いのである(その分、供された時には面白かったが)。その内容は以下の通り(長いんだこれが)
◆ Aperitif
Plum liqueur with soda
◆ Amuse
芝海老と南瓜豆腐のクロッシュ 投入と薄口醤油の軽やかなヌーベ タピオカパール チェダーチーズ
◆ 迎え椀
甘鯛と鹿尾菜、白板昆布で大原木 湿地茸 丸十 紅葉人参 松の実 赤穂天塩の汐仕立て
◆ 旬菜
函館真烏賊、いくらの醤油漬け、ずわい蟹の味噌を添えた秋の幸 渡り蟹のおこわ 秋味の白根巻き 百合根と生乳団子の柿釜 黒豆を添えて
◆ お向
大間産本まぐろ 水蛸(留萌産) 本日の沼津港直送鮮魚 生海苔 アンデス産ピンクソルト 山わさび(江別産)
◆ Especially
Fruits de mer - Boulangerie
フォアグラ 生海胆 帆立貝スモーク 浅蜊 銀杏のフリット パプリカ ズッキーニ エクトラバージンオイルとバーニャカウダのアンサンブル
◆ 錦秋の吹き寄せ
房総沖秋サワラのおから蒸し 姫かぶ 穴子と萵苣の簾巻き おこげ煎餅 ふかひれの黄金庵を添えて
◆ ご飯
活け鮑の炊き込みご飯 楽釜炊き 南魚沼郡六日町産 新米こしひかり
◆ 留め椀
大山地鶏のつみれ汁 水炊き仕立て
◆ 香の物
しんとり菜の自家製浅漬け
◆ Entremets
自家製りんごコンフィ バニラの軽やかなエスプーマを添えて
以上の通りで更に、手打ちの蕎麦まで付くのである。しかし、まあこのメニューの丁寧さというか何と言うか・・・・
勿論、客は高い金を払って、楽しみに来てるのだから丁寧であるに超したことはないのだが、些か行き過ぎな感じがあるかも。
先ず以ってメニューの内容を見てこういうものだと想像が付くのは刺身、ご飯、椀物ということになるが、供されたて食した際に、美味い! 抜群や!とうなればそれはそれでいいのだが、逆に感応した場合は、内容に偽りがなくとも些か落胆の度合いが大きくなるのではという気がする。
事実、Especiallyとあるメインだが、一番最初にフォアグラと記載しているので、結構なポーションがあるのかと期待したが、実際はほんのちょびっと。これはかなり残念な気がした。ご飯も事前に大きな鮑を見せて、これが今日のご飯ですと説明がありながらご飯に入っているのは薄く切ったもので、そう量は多くないしそもそも文字通りの「肝」の苦み&香気がご飯に活かされてないのだな。
メニューに英語、仏語、日本語が混在というのもちょっと纏まりがない。
総合的に言うと、印象に残ったのは刺身の鮪と水蛸(これは本当に身がしっかりとしていて美味かった)、手打ちの蕎麦、留め椀であり、極めて
素材がそのまま活かされるものが殆どで、その他はそう印象の強いものではなかった。
勘違いをされると困るのだが、SERVEのタイミングも適当であり、料理全体の構成も悪くない。満足はした。ただ、メニューから個人が勝手に想像して、仮にそれが間違っていても結果的にはいい方向で落ち着く様な料理でないと具合が悪いとは思う。
もう少し、IMPACTに残るメインを押し出してもいい。各々はいいが、統率力が幾分弱い感じはした。
朝食は一転して完全に洋食である。部屋にテーブルをSETしてもらい、ゆっくりと窓の外を見ながら楽しんだ。桜卵のコンソメジュレは良かった。ここの朝食の量はなかなか良い。欲を言えば、フレッシュジュースのお代わりが出来ればいいなと思う。こちらはより納得の内容である。
食事後は少し寛いで(のんびりして寛いでばっかりやな! それでいいのである。そうするのが目的なのだ)、部屋の温泉風呂に再びのんびりと入ったのである。CHECK OUTもl部屋で出来る。何だかんだ言っても、それなりの質は保っている。
料理冠して、前述の様に、何か強い印象に残る一品をメインに据えれば、もう一つ良くなるというのが個人的な意見である。