レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2012/05訪問 2012/05/07
南口商店街の坂を下りて3本目を左折した右側の2階にあります。
昔から料理がおいしいので下北沢では有名なお店です。結構手の込んだものを気取らずに食べられて、お値段はギリギリ庶民の懐具合いにあっております。ただ、いつも満席で、予約が取りにくいのが玉にきずといったところでしょうか?
そういう店のランチなのでまずい訳はないのだけれど、何が出てくるか楽しみでわくわくします。そういうワクワクがある店って、思いのほか少ないですよね。
たかがランチの天ぷら定食にタラの芽とふきのとうのそろい踏みなんて、すごいと思いません?これだけで、来たかいがあったというもの。さらに、味噌汁には控えめに魚が入っていたり、前菜の半分は何が入っているか、聞かなきゃわからない聞いて納得というものだったり・・・・
下北沢にはおいしい店は多いけれど、脅かしてくれる店は数件しかありません。そういう基準で評価をし直すと前菜坊風神さんは下北沢トップかもしれません。少なくとも私が下北沢で一番好きな店です。
3位
1回
2012/03訪問 2012/03/09
梅ヶ丘駅を降りて国士舘大学方面へ数分歩くと右側にあります。
自動券売機の上の左を選択すると特選濃厚味噌ラーメンでした。冬の味噌ラーメンは心も手足も温まります。これに濃厚が付いちゃったらどんだけあったまるのでしょう?と大きな期待で胸がいっぱいに・・・。カウンターに座りました。
カウンターの中は自衛隊風マッチョ系の中年手前(アラ中)のマスターとウェストラインが砂時計を思わせるオネイサマ。マスターが太麺を湯切ざるへ、続いてタイマーをセット。スープを作り始めます。スープの出来上がりまでに何回火加減を調整したでしょう。具材を入れるたび全開にし、少しずつ弱め、また何かを投入し全開にし・・・を延々と繰り返して特選濃厚味噌ラーメンは完成しました。
スープの味は・・・・、とろみの付いたスープにもかかわらず脂臭くなくさっぱりしています。
特選にはチャーシューが3キレ入っています。普通なら更に2枚に下ろせる厚さで、3種類別々の部位のものが入っています。
煮玉子は半熟系
もやしが唯一問題なのですが、矛盾する命題なので致し方ないと思います。というのもとろみのおかげで最後のスープまでアツアツで楽しめる代わりに、最初はしゃきしゃきしたもやしが最後にはぐったりしてしまうという究極の二律背反。これはもういたしかたないのですよ。
というわけで、味噌ラーメンについては私的には1位とさせていただきます。
4位
1回
2012/05訪問 2012/12/04
北松戸駅を降りてロータリーの前の道を左へ歩くとすぐに大きな看板があります。
大将はアブドラ・ザ・ブッチャーを小型にして人相をよくしたようなタイプ。
お邪魔をするときは料理もお酒もおまかせで大丈夫です。程よいネタで程よい美味しさの料理を次から次へとへそが横を向くまでどんどん出してくれます。苦しくなる前に、「十分です。」とギブアップすることをお勧めします。高いものを売りつけるのではなく美味しいものを食べてもらいたい系の暖かさがあるんだと考えています。
雰囲気を盛り上げているのが大将が奥の調理場へ指示するときの雄叫び「○×・・▲○■」です。なんて言ってるのかわからないけど何だか景気が良く、食べているこちらも楽しくなってくる声なのです。我々にはわからないけど、調理場の方たちにはわかるらしく料理の出し忘れもなくトントンと夜が更けていくのです。
店は常連さんが多く、カウンターはほぼ満席です。初めてだと気おくれするかもしれませんが、大将が上手くペースに引き込んでくれるので、初日から常連さんになったような素敵な気分にさせられます。
とにかくすばらしい伊良部大将のお店です。
5位
1回
2012/08訪問 2012/10/05
一の橋交差点を北へ
笑笑を過ぎたら右に入るとすぐです。
店内はなかなか凝った展示があり、洒落ています。
ビール @580から飲み始めて 紹興酒@300ヲグビグビやっている間に食べたものを思い出すかぎり・・・
牛筋肉の冷製 ¥780 これは牛筋の煮こごりみたいなもので、たいしたことなし
北京ダック @630 皮のパリパリ感が秀逸であっというまに3本食べちゃいました。メチャウマ
白身魚のフリット¥750 特徴はないけれど上手にしあがっていました。
海老の蟹卵ソース\1680 他の料理に比べると少し塩過剰ですが、おいしくいただきました。
背骨麺 ¥1575 上品すぎて今一でした。(わたくしは)
どのお皿もほぼ2人前の量で、家族連れというよりはお二人様に特化したお店造りのように感じました。
味は特別美味いというほどではないけれどそこそこ美味しいし、盛り付けは気取った部分がなく、普通でした。北京ダックだけなら、私の舌としては★4.5はいけると思います。足を引っ張っているのが麺で、(あくまでも個人的感想ですが)博多の麺みたいでした。
【平成24年10月再訪】
悪友と食事をすることになり、悪友は富麗華で上海ガニを主張したけれど、「お前、それはぜいたくというもの」と叱り飛ばし同じ系列だけれど半額以下でいけるこのお店にしましたよ。北京ダックの入ったコース@8400で紹興酒ロックで盛り上がり、お会計は2人で¥20080でしたよ。
前菜盛り合わせからメロの蒸しごはん、デザートまで美味しくいただきました。前回はおいしい、そうでもないが混ざりでしたが今回はすべてOKでしたよ。
6位
1回
2012/08訪問 2012/08/24
三十数年前高橋シェフの作るフランス料理に魅せられて通い続けていますが、この頃はなかなか夏休みの予約が取れない年が続いていました。三年ぶりの訪問です。
このホテルの魅力は、一口で言って人柄の良さだと思っています。従業員の皆さんがよい育ち方をされて今日に至ったに違いないと思わせるお一人おひとりの親切さが素敵です。なので失敗があっても許せることが多いです。
使った金額は、泊二のパッケージに食事中の飲料を加えた金額とお考えください。
料理ですが、かつて足繁く通ったころに比して明らかに洗練の度を加えており、サラッと上品で、しかし2~3日もすると何を食べたのか覚えていない系のように思います。でも★4なのです。
今でも三十数年前の稚アユの唐揚げやパセリの素揚げが忘れられない私にしてみれば今日のラフォーレのドスの利かないお料理には何か寂しさを感じてしまいます。
7位
1回
2012/11訪問 2012/06/21
打ち合わせが順調に推移した後、ホッと一息には甘いものというのは爺さんでもおんなじなのですよ。
そろそろモモがではじめで、この季節になると新宿タカノのモモパフェを1度は食べにうかがいます。
「旬果先取りの桃のパフェ」
というのが正式なメニュー名です。
値段は ¥1680
チョットお高い気もしますが、オネイサン付のお酒だったらもっと高いことも多いので、あまり損をした気にはなりません。
ところで、客席はいつも満席です。カップルが2組あとは全員女性です。私は3人目の男性客。ああ、この状況は何年たっても慣れることができません。しかし、モモパフェの魅力はそういう負の要素を蹴散らして、毎年1回私をこのお店に来させてしまうのでした。
山梨の桃だそうで、実に美味しく頂戴しました。
8位
1回
2012/02訪問 2012/07/26
業界の先輩S氏と私は、ここ数年にわたって2月に1度のペースで翡翠宮でランチしている。ランチタイムの混雑をちょっとずらし、13時ごろに到着し決まって焼きそばを注文する。写真でもわかると思うが、きらびやかな盛り付けと、普通に美味しいというかいつ食べても破たんのない味というのか、とにかく、焼きそばばかり50回ほど食べているのに飽きない味なのである。(ナ~ンチャッテ文体)
今回、先輩は海老入りのあんかけ焼きそば\1800,私はXO醤のかおりが鼻をくすぐる炒め焼きそば\2000をご注文。
どちらもそつなく美味しく仕上がっており、驚きとか感激はないものの美味しくいただきました。その間にかいがいしくお茶のおかわりを継ぎ足してくれるオニイサンたち、オネイサンタチ。食べ終わりのちょうど良いタイミングで美味しいタイプの杏仁豆腐とコーヒーを持ってきてくれるオニイサン。みんなきびきびしていて素敵でした。
このお店、夜はすごい料理を出すホテルの中華レストランになるのですが、ランチはシティーホテルにしてはリーズナブルなプライスの行きやすい中華屋さんです。ぜひお試しください。
【7/26再訪】
今回も業界の先輩Sさんのお供で翡翠級へ
暑さで食欲のないSさんが冷たい麺がいいというので、五目翡翠涼麺¥2000(サービス料別)をご注文。
麺は翡翠宮らしく翡翠麺で、ごまだれは別容器になっております。
このお店はいつも盛り付けの美しさに感心させられるのですが、今回も海老の間から覗く緑の麺の涼しげな美しさに感心させられました。お味はいつものとおり美味しかったです。
9位
1回
2012/08訪問 2012/01/17
池ノ上駅を出て、前の道を右(東北沢方向)へ少し歩くと、EUREKAという店名のレストランがあります。この名前は帝国ホテルの1Fにあるコーヒーハウスと同じ。玄関はいまどき珍しいサッシの引き戸で、右側半分を真っ赤なカーテンで目隠ししてあります。入って更にびっくり。6畳ほどの店舗の右側に2畳ほどのキッチン。この広さでフレンチレストランをやろうっていうんだから、ちょっと信じられない。
とりあえず和牛すねとシャンピニオンのカレー¥1000をご注文。サラダ付だそうです。
最初にサラダがやってきます。ドレッシングはよくわからないがワインビネガーとちょっとだけバルサミコ酢かなという感じ。数種類の味の違う野菜が混ざっていて、飽きずにどんどん食べられる感じ。
次にカレーがきます。しっかりと煮込んでシャンピニオンの甘みが生き生きとしていて、ルーはつやつやとドスが効いており、更に、ご飯が上手に炊けています。肉質は値段からして無理もないけれど、煮込みの技術は素晴らしいと思いました。
けっして今風のイケメンではないけれど、コックさんとホールさんのお二人はオリエンタルラジオ(漫才師)みたいな雰囲気で、超狭い空間でお客さんを上手に捌いていきます。また、二人の友情の強さもそこはかとなく伝わってきます。
運の悪いことに今日は8名の女性団体様に2名の女性客そして私という構成で超狭い空間に黄色い声や茶色い声(どんな声じゃ?)があふれかえり、BGMがまったく聞こえないほどでしたが、料理には心から感心いたしました。
特筆すべきはコーヒー。うまみも香りもかなり強く、おいしくいただきました。
惜しかったのはガトーショコラ。ちょっと、硬すぎました。
いつの日か帝国ホテルのユリイカぐらい大きなお店に発展されんことを心からお祈りいたします。
10位
1回
2013/04訪問 2013/04/30
【平成25年4月再訪】
またこの季節がきてしまいました。まずは食前酒の梅酒をグビ。かき揚げ天せいろ¥1580の大盛り+350、計1930が研修中のオジョウサンの手で運ばれてきました。付けつゆは甘み控えめの熱いもの。かき揚げ天は更級堀井さんによく似た上に天かすを飾った太鼓型のものが2つ。水菓子にリンゴが付いていました。あいかわらずカリカリによく揚がったすばらしい揚げ具合でしたよ。
【初回書き込み】
国道17号を北上して赤門を過ぎたら左折するとあります。
個人的には極々懐かしい場所です。この地域は結構お寺が密集していて、門前町独特の商店、たとえばお煎餅やどら焼き,花屋などが街に溶け込んでいます。そんな中で数件たぶん法事の後の会食などを引き受ける料理屋さんがあります。そのうちの1軒がこちらのお店です。「ひとりで儲けちゃって、どうすんだよ。あの世にゃ銭は持ってけねーぞ、ベラボウメ」みたいな声がかかりそうなほどすてきな佇まい。
本日は穴子天せいろ¥2000にいたしまする。
最初に食前酒の梅酒が。甘みの弱いおいしい梅酒でした。
続いて天ぷらとせいろ蕎麦がオネイサンに連れられてやってきます。
一本穴子を枕にレンコン、しし唐、ゆず風味のパプリカ、なす、その左にはマツタケが・・・・
エ~~ ¥2000でマツタケの天ぷらがつくの?とお思いでしょうが、ついていたのです。さらにその上に穴子の中骨煎餅が・・・
汁は熱くしてあり、天ぷらを美味しくいただいた後、少し冷めて、新蕎麦の香るせいろ蕎麦を美味しくいただけます。
通常は¥2000のランチは痛いのですが、今日は懐かしさもあって、よしとしましょう。
冷静になって考え直しました。マツタケの天ぷらは、値段から言ってありえないと思います。ウ~ンわからない。
今年もたくさんのお店にお邪魔して美味しくまたはソレナリにいろんなものをいただきました。ふと気づくと週一で必ずお邪魔していたお気に入りのお店から足が遠のいて、新しくお邪魔した店がリストに上がるようになり、常連さんとして指定席があったようなお店(そういうお店についてはまったくアップしておりません)の花板さんに「豚さんひさしぶりぶり~~」系のご挨拶をいただくようになってしまいました。というわけで、かなり反省し、2013年は贔屓の店を大事にしながらマイペースで書き込もうと思いますよ。
さて、今年ですが、外苑前の「レストラン フォレスト」に尽きる的な一年でした。ホールの皆さんは若々しく未熟ですが、ワイン界でいうボージョレヌーボーよりはずっとよい素敵な気合の入ったサービスをしてくれます。料理はもちろん外れなし。これが宝くじなら大儲けっていう感じです。
来年も美味しい店に当たりますように。