1回
2012/06 訪問
CP最高!!!、気軽に楽しめるビアバル
キャロットラぺ
ローストチキンハーフ(チュニジア風ソース)
レンズ豆とトマトのサラダ
ちょこっとサラダ
ローストチキンハーフ(バジルソース)
2012/06/23 更新
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こちらはいつもお世話になっているビアバルCRAFT BEER MARKET 虎ノ門店の２号店。
ウリは何と言っても30種類ものクラフトビールの樽生。
虎の門店と同じく、カウンター奥にタップサーバーがズラリと並ぶ様はまさに壮観。
そして、それを取り囲むようにカウンター席が設えてある。
カウンターに陣取り、矢継ぎ早に入るオーダーに次々とビールが注がれる様子を楽しむのも一興だ。
そして、もうひとつの魅力はその価格。
全てのクラフトビールがUSパイント(473mlｌ)780円、グラス(250ml)480円という格安の均一料金で提供されている。
一般的にクラフトビールであればUSパイントでは軽く1000円オーバーなのが普通。
従って、こちらが如何にリーズナブルであるかが分かる。
３０種のビールの中には高価な銘柄も含まれており、モノによっては同一種の瓶ビールを買って家で飲むよりも安くなると思えるものもある。
このような訳でこちらに出会ってから、やや敷居が高いと思っていたクラフトビールが身近に感じられるようになった。
さて、料理だがビールに合わせて楽しめるように比較的パンチの強い味付けやスパイスがしっかりと効いたものが多い。
特に目玉料理のローストチキンは迫力、インパクトの点で外せない。
フルサイズとハーフサイズ２種類のサイズで提供されているが、ハーフでもかなりのボリュームがある。
チキンはじっくりとローストされており、外はパリッと、中はジューシーで旨い。
黒胡椒とローズマリーの香りがアクセントとなり、ビールにピタリと合う。
チキンに合わせるソースはバジル、大葉と梅肉、チュニジア風、粒マスタードの４種類ありいずれかを選択する。
私はピリリと辛いチュニジア風が好み。
その他キャロットラぺ等の野菜サラダ系もスパイスがしっかりと効いており、生野菜ながらビールとの相性が考えられている。
ビールの品揃えは先述のように30種。
ひとつのビールが無くなれば別のビールに入れ替わるが、そのサイクルは数日間と短い。
従って、お気に入りが見つかりそれ目当てで再訪しても、また同じもの出会うとは限らない。
だたし、かなりの高確率で常備されているものもある。
以下味わったビールの寸評：
West Nishi-shinbashi ale(brewed by baidbeer）
これは虎の門店の所在地名、「西新橋」に因んでのネーミングだろう。
飲み口はスッキリとした軽さ。
一方でエール独特のフルーティーな余韻が楽しめる。
一杯目に最適のビール。
ベアードビール駿河ベイimperial IPA（静岡）
あれば必ず注文するくらいのお気に入り。
多量のポップを使用したIPAという種類のビールでストレートなホップの苦みと爽快な柑橘系の香りのバランスが素晴らしい。
アルコール度は7.5度と意外に高く、ちょっと危険なビールでもある。
こちらは高い確率でお店に置かれている。
バラストポイントSCULPIN IPA(サンディエゴ）
スカルピンとは英語でカサゴの意。
こちらもIPAだが、駿河ベイより重量感・個性を感じる。
強力な苦みの一方でフルーツ系の豊潤なアロマも同時に感じ取れる。
ゴツゴツとした外見の裏に味わい深い一面を併せ持つ、まさにカサゴのような魅力のビールといったところか。
とにかく旨い!!!、としか言いようが無いビール。
この手のビールが常駐するなら、毎日でも通いたいところだ＾＾
最後に、こちらのお店の活況具合を見る限り、日本でも様々なビールが受け入れられる素地ができたように思う。
日本の大手メーカーのビールであれば多くの銘柄があるが、多くはビルスナースタイルで括れるだろう。
安いとは言ってもそれらに比べれば倍近い価格のもの出すお店がこのような状況なのだから。
従って、こちらのお店はそういった様々なビールを気軽に試してみたいお客にとってはとても魅力的なお店だと感じる。
唯一の問題は人気店であるが為に、思いつきでフラリと訪問することができない点か。
早い時間でもない限りお一人様でも予約が必須となる。
だが、この内容であればこれも頷けるところだ。