orveauさんのマイ★ベストレストラン 2012

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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今年は、出没頻度の高かったお店を挙げてみます。

マイ★ベストレストラン

1位

ランベリー ナオト キシモト 南青山 (表参道、外苑前、明治神宮前 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2012/08訪問 2012/08/25

日本の食材を生かしたフレンチ

(201208再訪)
今回は、記念の会食。

ワインは、1 テタンジェ・コント・ド・シャンパーニュ 1999、2 ソゼのピュリニー・モンラッシェ 1ERクリュ 「フォラティエール」1999、3 コス・ディストルネル ブラン 2006、4 ヴォーヌロマネ 1ERクリュ 1992、5 鳥居平今村 キュベユカ 2004

と、笹倉さんに選んでもらいました。どれも素晴らしいもので、忘れられないものとなりました。

料理は10皿のコース。ホント、手間がかかり過ぎていて、頭が下がります。
ここの料理は安くありませんが、手間を考えれば当然のお値段。

北海道アワビと千葉アワビを、蒸しと生で比べる料理は、ぜいたくの極致。
「山梨産白桃のスパイスローストと千代幻豚 サマートリュフの香り」には、〆白で用意してもらっていた鳥居平今村を先に出してもらいます。8歳になったユカちゃんと桃のマリア-ジュは完ぺき。なぜか、今回いただいたキュベユカは、前回のものより、色と言い味と言い若返ったようないイメージでした。
マナガツオのポアレには、コスの超レアな白。ソーヴィニオン・ブラン+セミオンの濃厚なのに涼しげな味わいがこれまたぴったり。
メインは、ラカン産子鳩の炭火焼 優しい味です。

今回は、ホント予想外の方と偶然お店で再会できて、とてもうれしく思いました。これも「縁」かと。


(201206 初回)
表参道、キラー通りのカルティエとプラダの間を入ったところにあるフレンチのお店。

鳥居平今村コラボランチでおいし過ぎるフレンチをいただき、シェフソムリエ笹倉氏のサーヴィスを味わおうと思って来てみました。
前衛的なビルに作りつけたおしゃれな内装。地下1階のお店ながら、ドライエリアに植栽をして、前面ガラスで緑を見せて解放感を感じます。

お料理はコース13650円一刀流。

ワインは、鳥居平今村のキュベユカ2004 9450円とアルマンルソーのジュブレイ・シャンベルタン 1ERクリュ 「カズティエ」2007 21000円をいただきます。

キュベユカは、鳥居平今村の現当主今村英雄氏のお孫さんのゆかさんの生まれ年2004年に作り始めた、ドメーヌものの甲州。
ほとんど手に入らないオタクアイテムです。
トロッケン・ベーレン・アウスレーゼかイケムかといった感じの完熟した味わいです。そして抜栓してから時間がたつとゆったりと開いておおらかな雰囲気に変貌します。ブラインドできいたら甲州とはわからないでしょう。

カズティエの方は、笹倉氏のお勧めでもあり、リストの中でもお値ごろ感がありましたのでいただきました。まだ固いかと思いきや、抜栓直後から広がる豊かな郷愁に、ぶっ飛びます。これをロブマイヤーの短足グラスでいただきます。

お料理の方は9品のコース。凝りに凝った細工であきません。
無理なく完食してしまいます。

これで一人30,000円オーバー。安くはありませんが、バリュー・フォー・マネーでした。

  • 鳥居平今村キュベユカ2004

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2位

Bistaurant RNSQ (麻布十番、赤羽橋 / ビストロ、創作料理、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2014/04訪問 2014/09/06

興奮ワインリスト

(201409再訪)
今回は、銀座で食事の後、団体で二次会。遅めの時間に伺いました。
ワインマニアの後輩との〆となりますので、どうしてもミーハーな注文に。
今回は、
泡 シャルトーニュ・タイエのサンタンヌ 自然でやさしいorveauの定番。
赤 ジョルジュ・ルーミエのシャンボル村名2002 ビッグヴィンテージのルーミエ、不公平にならないようにデキャンタージュです。さすがに、おいしい。
白 エティエンヌ・ソゼのピュリニー・モンラッシェ1er 「レ・フェール」2002 熟成感とともに酸もキッチリ。みなさん美味しいと言ってくれました。こちらもブドウの力を感じる味わいです。ムルソー・シャルムの隣の畑だそうで。
ゆったりできました。

(201404再訪)

何度もうかがっているのですが、レビューはサボっておりました。
今回は、以前の職場の美魔女3人組との会食。
1 泡 ジャック・レサーニュ 11,000円。ナチュラルなかおりがすがすがしい。青りんごのイメージです。
2 白 ルフレーヴ マコン・ヴェルジェ 2011 8,000円。ルフレーヴの香りでこのお値段。いつも感心します。
3 赤 アラン・ユドロ・ノレラ シャンボル 2007 12,000円。大滝氏から、これはいいよと勧められて飛びつきます。期待通りの熟成感とまっすぐな味わい。

食事のほうは、前菜2品のプリフィックス。同行者が美味しいと連呼していました。
私としては、白アスパラがいい感じだったかな。
また、ゆっくりしてしまいました。

(201208再訪)
ちょうど帰りやすいロケーションにあるので、ついつい寄ってしまうことが多くなっています。
軽く飲んだ後の〆に、と寄りました。
一本〆だからと、ジャック・セロス VO をいただきます。熟成感のある、控えめな口当たりですが、後からこみあげてくる余韻がものすごく、興奮してしまいました。

結局、すぐ飲み終わってしまい、大滝氏お勧めのジャン・グリボーの昆布泥棒2004をいただくことに。

http://www.rnsq74.com/archives/1196


稲わらの郷愁とはかなさを感じる味わいが、とてもいい感じ。

今回は、店内の雰囲気が最高でした。隣で飲んでた方、ごめんなさい。


(201206再訪)
ワインリストにグロフィエの04レザムルーズを発見して即食いついてみました。
抜栓直後から立ち上がる洗練された郷愁、空間を感じる味わい、すばらしかったです。
この日のシャンパーニュは、大瀧さんのすすめで、ピエール・カロの1999ミレジメ。熟成感のある高級な味わいでした。
料理は魚系で2皿。レザムルーズもよくマリアージュしました。
相変わらず興奮ワインリストです。

(201203再訪)

シャンパーニュとブルゴーニュのワインリストにさそわれ、ちょこちょこ寄っています。
遅くまでやっているところが、2次会使いに便利です。

今回は、グラスシャンパーニュ、ルフレーブのピュリニー・モンラッシェ1ERクリュ「クラヴォワヨン」2000 20,800円とシルヴァン・カティアールのヴォーヌ・ロマネ1ERクリュ「アノルヴォー」2001 26,000円をいただきます。

ルフレーブは、さすがの溶け込み感。2000までさかのぼると、いい感じになります。
アノルヴォーは、フラジェ・エシェゾー村の畑なのですが、ORVEAUが愛してやまない、シャンボル「コンブ・ドルヴォー」に隣接した場所にあります。こちらのほうは、シャンボルに比べて力強い感じ。適度な熟成感がたまりません。

お料理は、前菜とフォアグラ・トリュフのリゾット、酵素豚といただきました。こちらも相変わらずおいしいです。


(201202初回訪問)
麻布十番1番出口からすぐのところにある、ビストロ/ワインバー。

裏通りにあって、見つけるのが難しいお店です。
店内は、白基調のシンプルでスタイリッシュな内装。
カウンター6席とテーブル席。

カウンターでいただきます。
ピエール・カロのブラン・ド・ブランのグラスをいただきながら、飲み物メニューを拝見。
いきなり初めのページから、シャンボルフェア。一気に興奮します。
好きなラインのワインが目白押し、しかも割安感があります。
そのなかで、ジャック・フレデリック・ミュニエ シャンボル村名04 12,000円をいただきます。

ワインは、ほかに、レミ・ジョバールのムルソー「レ・シュバリエ」(村名畑名)96 16,000円と、アルマン・ルソーのジュブレイ・シャンベルタン00 16,000円をいただきました。

シャンボルは、期待通り静かに広がる郷愁がすばらしく、ムルソーは、素晴らしい熟成感。ルソーはいつもの落ち着いた雰囲気、とブルゴーニュ好きには、たまりません。

ワインリストには、ほかにも飲みたいワインがたくさんオンリスト。
興奮のあまり、途中から酔ってクドいオヤジになっていたかもしれません。

料理のほうは、一番安い5,300円のコースをいただきます。小技が効いていてこちらもとてもおいしくワインに寄り添います。

次はもう少し落ち着いて、ワインを選びたいと思います。

  • ルフレーブ01クラヴォアヨン
  • 00 EN ORVEAUX
  • グロフィエ04レザムルーズ

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3位

バロン オークラ (虎ノ門ヒルズ、神谷町、六本木一丁目 / ワインバー、バー、ダイニングバー)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2015/10訪問 2015/10/07

極楽浄土のワインバー

(201510再訪)
本館取り壊しに伴うリニューアル後、初めてうかがいました。
今までバロンがあったところが、ベルエポック/バロンになり、今までベルエポックだったところが桃花林になりました。
ベルエポック専用のスペースは、平場の6テーブル。バロンは、もともとあったロマネコンティの個室と新たに加わった2テーブルの個室になります。
これは、フレンチのフルコースを食べている隣で、焼きそばをいただくのはどうかという配慮によるものだそうです。
もっとも、ベルエポックのお客さんが個室を希望した場合はそちらが埋まってしまうとのこと。
バロン利用の場合は、必然的に個室料金がかかることになり、少々今までよりお高くなります。

今回は、ゴッセのセレブリス・ロゼ1998をいただきます。キラキラピンクのエチケットが接待を盛り上げます。
味は熟成感のあるおいしいもの。
バロン、健在です。

(201506再訪)
ホテルオークラ本館建替えに伴い、2015年6月末でいったんクローズし、9月にベルエポック/バロンとなるのだそうで。
今の営業形態はこれで最後ということで記念に伺いました。
株主総会後の打ち上げもてつだってか、かつてないにぎわいです。電話も鳴りっぱなし。
遅い時間になると、落ち着いてきて、なじみのお客がクローズを惜しんで記念のワインを飲みに来ています。
ちらっと見えたものだけでも、ヴォギュエのシャンボル1ERやら、シュヴァルブランやら。

今回は、江川ソムリエの接客もあり、思い出に残るお酒をいただきます。
1 泡は、ペリエ・ジュエのジョセフィーニュ2004 ベルエポックより熟成感のある味わい。バブリーでカラフルなボトルプリントがいい眺めです。
2 赤は、DRC エシェゾー2002 口に入れた途端に左右に広がる味わいと久しぶりのDRCの香り。ラグビーの、完璧なラインができたパス攻撃です。江川さんのおすすめで、鴨のレバーをつまみに頂きます。うーん、塩辛をなめながら日本酒を飲んでいるような、矢代亜紀が聞こえてきそうな雰囲気になりました。
3 我慢できず、白も。ルフレーヴのシュヴァリエ・モンラッシェ2001 こちらは口に入れた途端に縦に延びるロングパス。パワフルさが尋常でありません。

営業再開後も、これまでのような極楽浄土が味わえますように。

(201312再訪)

今回は、ゆったり会食をしました。
料理は、ロースとヒレの塩釜焼をメインに、中華フレンチごちゃ混ぜメニューでバロンならでは。どれもワインとよりそいます。

ワインのほうは、気分に合わせて…今回は、王道の気分でした。
1 ドラモット ブリュット NV 乾杯はこれでしょ。
2 ルフレーブのピュリニー・モンラッシェ村名2002 熟成感がでてきて素晴らしい世界観が。
3 ミシェル・グロのヴォーヌ・ロマネ1er「オーブリュレ」 2001 これも飲みごろジャストミート。立ち上がる花の香りにうっとり。ところが、同行者は、後のボルドー・ポイヤックの方が好きだと…
4 ピション・ラランド 2003 とても飲みやすいピション・ラランドでした。緑っぽいかおりから動物的な香りから、複雑な香りと味わいで、同行者の間では本日の人気№1でした。
5 この後はグラスでいろいろと。シュバル・ブランやら、ジャクソンのシャンパンやら。

一同、楽しみました。
バロンで仲良くなったソムリエさん達は、オークラの他のレストランに異動しても、それぞれの場所で親切にしてくれるので、ついついオークラにはまってしまいます。


(201210再訪)
バロンでは、最近極楽浄土系ワイン会がたびたび開催されています。
今回もその一つ。
ルフレーブのピュリニー・モンラッシェ06通し六連発企画です。

クラヴォアヨン、コンベット、フォラティエール、ピュセルのプルミエ・クリュ4杯(各100ml)と、バタール・モンラッシェ、シュバリエ・モンラッシェのグラン・クリュ2杯という豪華な顔ぶれ。

午後6時抜栓で、午後8時からいただきます。
抜栓直後にありがちな酸が暴れている雰囲気は皆無、状態は最高です。
クラヴォアヨンとコンベットは親しみやすい感じ、フォラティエールとピュセルはたたずまいに雰囲気があって鋭さがある感じ。
バタールは、鉈のような重量感、シュバリエは研ぎ澄まされたサーベル。

食べ物のほうは、生ザーサイ、温野菜、真鯛のポアレピュリニー・モンラッシェソース添えをいただきます。いい感じでマリアージュします。

6杯では到底足りず、単品でシュバリエ・モンラッシェと、ビエンブニュ・バタール・モンラッシェ06を1杯ずついただきます。

今回は、陽気に酔っぱらうというよりも目がさえてくる感じでした。

(201207再訪)
結構来ているのにレビューはサボっていました。
今回は、ブルゴーニュワインの楽しさを知ってもらう企画。6人の団体さんの2次会使いで個室も取らずに押しかけました。
ほかのお客さんごめんなさい。
お店に到着すると、伝説のソムリエ、江川和彦氏がバロンオークラに戻っていました。

1 まずは、ルフレーブのピュリニー・モンラッシェ 1ERクリュ「ピュセル」2001 34,650円
  さすがシャルドネの王道。プルミエクリュの最高峰。メジャーでミーハーな雰囲気で楽しめます。

2 〆は、だれでもおいしく飲める、アルマン・ルソーのシャルム・シャンベルタン 2003 26,250円

  みなさん、はまってくれたかな。


(2011.5再訪)
地震の影響で、2011年4月中クローズしていたバロン。
5月からは、日・祝以外は営業するということです。
今回は、ホテル・オークラの金券がいろいろなルートから集まったので、ちょっと強気な極楽浄土を、と伺いました。

1 はじめは、グラスで、ブシャール コルトン・シャルルマーニユ 2005。
王者の白。少し冷え気味だったので、シャンパーニュもいただきます。
温度が上がってくると圧倒的な力を感じます。

2 いつものドラモット ブラン・ド・ブラン

3 DRC リシュブル 2004
江川さんによると、リシュブルの04がとてもいいそうで。
確かに抜栓直後からフローラル系香水の香りがドカッときます。
とはいえ、あまりぶっ飛んでいないのがオフヴィンテージ04のいいところ、という感じ。

4 ルフレーブ バタール・モンラッシェ 2005
モンラッシェ系のグランクリュは飲んだことがなかったので、どれがいいでしょう、と聞いたら、バタール・モンラッシェと答えてくださいました。素晴らしいコンディションで、村名クラスにはないパワフルさがあります。

5 最後は、希望者のみ、ウニコ 1999~グラス
わかりやすい真打という感じ。
興奮してしまいました。

料理の方は、温野菜、フカヒレのステーキ、ラタトウイユ、いろいろ野菜の炒め、イセエビの炒め物と、何の節操もなく中・仏混合でいただきました。

今夜もトリップしてしまいました。


(初回投稿)
言わずと知れた日本有数のワインバーです。

種類・クオリティともに圧倒的なワインリスト。読むだけで30分はかかります。
料理は、フレンチと中華の双方から好きなように選べます。
ワインに合わせて味付けをしているようで、何を食べてもワインに合います。
ビシソワーズを飲んで、フカヒレの姿煮を食べて、牛ロースの塩釜焼を食べて、餃子を食べる、というような不謹慎な頼み方もできます。

今回は、失礼ながら2次会使い。男3人女1人でお邪魔しました。

このメンバーでは久しぶりのバロンなのでついついタガが緩んでしまいました。
飲んだのは以下の3本。

1 ドラモット NV
きりっとおいしいシャンパーニュ。バロンでの定番です。

2 アルマン・ルソー シャンベルタン 2000 
香りを嗅いだとたんに王者降臨。圧倒的な存在感なのに、飲み口軽快。そこそこ熟成も進み、素晴らしい状態でした。

3 アルベール・グリボー ムルソー 1ERクリュ クロ・デ・ペリエール 1998 
熟成して味が溶け込み、とろっとしたすばらしいムルソーでした。


なんでも受け入れてくれるのがバロンオークラ。まさにお殿様状態です。
それだけに、自分を律しないと‥‥。

今回も極楽浄土のような時間を過ごすことができました。


  • 06ルフレーブ6連発

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4位

ワインバー ザ ゲート (赤坂見附、赤坂、溜池山王 / ワインバー、ダイニングバー)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2017/01訪問 2017/01/19

個性派のワインバー

(再訪201202)

ワインスクールの2次会で、最近登板回数の多いお店。
ソムリエ岩波さんの誠実で優しさのあふれる気遣いがさりげなく表現されていて心が安らぎます。
今回もフランソワーズ・ベデルの02ムニエ100%をいただきます。
あまり集中豪雨的に飲むと顰蹙を買いそうなので、気をつけたいとは思いますが…。
それと、04ジュブレイ・シャンベルタン村名のグラス。
お料理は、カブと生ハム、エリンギとポルチーニのキッシュ。料理も侮れません。
建物の構造上、足元がスースーするところについては、ブランケットが常備。

(再訪201112)
ちょこちょこ寄らせてもらっている「ザ・ゲイト」です。
今日は、ボルドー右岸を飲んだ後、伺いました。

〆に白とシャンパーニュを、ということで、サヴィニー・レ・ボーヌ 1ERクリュ 2003 12,000円と、フランソワーズ・ベデル 「アントル・シェル・エ・テル」2002をいただきました。

サヴィニーのほうは、炎のヴィンテージらしくまったりした感じ。
ベデルは、ピノ・ムニエ100パーセントのころの名作。強力な香りと優しい飲み口で一気に皆さん饒舌になりました。
あとはチーズをすこしずついただいて、一人10,000円ぴったり。
いいコストパフォーマンスです。


(初回訪問201107)

赤坂一ツ木通りのビズ赤坂の先の路地を入ったところにお店の入り口があるワインバー。

狭小なビルで、入り口には木製の観音開きの扉があり雰囲気を出しています。
階段をあがってゆくと、2階のカウンターが見えてきます。3階はテーブル席、その上は屋上席とトイレになっています。

カウンターは6席。
ほかのお客さんの影響をもろに受ける構造です。
今回のお客さんは、熟年カップルと、男性2人組。満席になりました。もっとも、カウンターは奥行があるうえ席はゆったりしているので窮屈な感じはしません。
みなさん紳士的でさすが。

グラスのシャンパーニュはなく、ハーブボトルからということでした。
このため、バドワ500mlをいただきながらワインリストとメニューを拝見。
ワインリストは産地と白赤で分類され、価格順に並んでいます。

ブルゴーニュは、赤・白ともかなり充実。安いほうから1ページでorveau的には十分満足できるものが書いてあります。
高価格帯のものはかなりマニアック。
あとは、リュー・デュモンとクルティエ・セレクション(要はコージ・ナカタのワイン)が多くオンリストされていました。

フレデリック・マニアン モレ・サン・ドニ 1ERクリュ 「クロ・ソルベ」 2001
予定調和的においしいフレデリック・マニアンの1ERクリュ。
ただ01は結構苦戦したようで、樽のイメージが強く出ています。

シモン・ビーズ サヴィニー・レ・ボーヌ(白) 1ERクリュ 2003
名手・シモン・ビーズのサヴィニー白。
すっきり系の味で、酸が切れ込んでくるので、ブラインドで飲んだらピュリニー・モンラッシェと間違えそうです。
これで十分満足。

お料理のほうは以下の三品をいただきました。
黒鯛のカルパッチョ
アスパラガスと生ハムのサラダ
ゴルゴンゾーラのピッツア

どれもとてもおいしいです。特にカルパッチョは「黒鯛」というところがシブいです。
養殖の黒鯛は基本ないですから。
しっかりとした味付けで楽しむことができます。

満足してお店を出ることができました。

  • (説明なし)
  • フランソワーズ・ベデル「アントル・シェル・エ・テル」

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5位

御料理 宮した (牛込神楽坂、飯田橋、神楽坂 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2013/12訪問 2014/01/03

気骨の和食

(201312再訪)

今回は、仕事関係の忘年会で伺いました。
ふぐを食わせろというオファーが多かったので、ふぐ尽くしの会です。

ふぐは、トップバッターの薄造りで昇天してしまいます。あとは、流れに乗って、唐揚げやら、焼きやら、そしてチリいって雑炊でフィニッシュ。
唐揚げや焼きには宮した独自の個性が発揮されていて、面白くかつおいしかった。

お酒の方は、生ビールで乾杯しようとしたら、いきなりのヒレ酒を所望する人がおり、初めから宴会モード。
あとは、自慢の日本酒をいろいろな種類いただきます。
あまりに美味しそうだったのか、ウーロン茶を飲んでいたメンバーまで、日本酒を飲むことになり、大変盛り上がりました。

ご機嫌になってお店を後にしました。

(201210再訪)

最近は一人で伺うことも多くなっています。
カウンターに、一人で来ている常連さんが何人かいます。
今日は私一人でカウンターを独占。

土瓶蒸しが最終コーナーで、フグが始まったというのでそれに食いつきます。

土瓶蒸し、フグ刺し、焼フグ、鰺の南蛮漬け、雑炊、フルーツと頂きます。

お酒のほうは、少々疲れ気味ということっで、生ビール、村裕、梅酒のソーダ割りと頂きます。

これで元気復活とあいなりますか。

(2011.07再訪)
神楽坂祭りの最中に伺いました。
カツオのお造り、鱧と松茸のお吸い物、鮎の塩焼き、そうめんといただきました。
どの料理も素材が素晴らしいです。
鮎は、焼きの最後に笹の葉を焼いていぶすのですが、ちょっとかけるだけという感じ。
やり過ぎるとくどくなるからだそうです。
松茸は季節外れに出てきたものだということでした。


(2011.5 再訪)
今回はおひとりさまで伺いました。

「おいしいところで」と注文したところ、凝りまくった前菜盛り合わせ、山菜、稚鮎、鱧のお吸い物といただいて、なんと、和牛サーロインステーキ。鉄板焼き屋さんのようにきちっと作ってくださいました。

お酒の方は、生ビールは1杯にして、南部美人、呼友、春鹿‥‥といただきました。やはり、日本料理には日本酒ですね。
通常、2合でダウンするのですが、今回は飲みすぎました。

それから、大将がブログ始めた、とのことで、さっそく拝見しました。
http://ameblo.jp/hiroten723/

相変わらず気合が入っています。
今回も、気骨の料理をいただいて、元気になりました。

(2011.3 再訪)

その後も一人では何度か伺っていたのですが、今回は会社の歓迎会でした。
ここのお店は、美味しい和食が食べられるということで特に女性に人気があります。

今回のお料理は、鯛のおかしらの煮つけをメインにしたコースでした。
野菜の先付け、前菜の盛り合わせ、お造り(鯛、初ガツオ、アオリイカ)、鯛のおかしらの煮つけ、鯛のお茶漬け、果物、デザートといただきました。

どの料理もしっかりした味付け(濃いのではありません)。
食べた後もたれません。

お酒は、生ビールで乾杯後、豊丕と呼友をいただき、とてもいい感じで会を終えることができました。

これで一人10,000円そこそこ。考えられない満足度です。


(2010.12 初回投稿)
会社の忘年会で伺いました。

ここの大将は、物腰の柔らかな紳士。とても優しい言葉遣いで話をしてくれますが、仕事に関してはとてもシビアな人だと思います。異様にきれいな厨房のステンレス、きれいに磨かれた鍋、ぎらぎらに輝く包丁などを見れば、仕事に対する並々ならないスタンスがわかります。

お話を聞いても、「われわれは、魚の命をもらっているのだから、それを無駄にするような食べ方をしてはならない。」といった明確なメッセージをもらえます。

ここのお店のびっくりするところは、だし汁のすごさ。おひたしと、炊き合わせと、味噌汁では、いずれも違うだし汁を使い、それぞれがびっくりするほどおいしいのです。宮したに来たら、汁物を楽しむのが最高です。


今回の料理は8,000円のふぐコース。
あんきものアミューズ、先付け、一人一皿のふぐ刺し、唐揚げ、ちり、雑炊、イチゴとストロベリーアイスのデザートでした。
唐揚げは、よく味の染みたやわらかい仕上がりでびっくりしました。ちりは、これまただし汁のきいたおいしいちり、びっくりです。

お酒は、はじめ生ビールで乾杯、そのあと、特別に取ってもらっていた名酒「呼友 純米大吟醸」を4合瓶でいただき、さらにひれ酒が飲みたい人はひれ酒をいただきました。呼友は、ナチュラルな味わいなのですが深みがあり、素晴らしいお酒でした。

和食でおいしいところに行こうとすると、恐ろしく高いのが定番ですが、ここは、リーズナブルな値段で楽しめます。

季節ごとに来たいお店です。

  • ふぐ刺し

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6位

モンブスケ (恵比寿、代官山 / フレンチ、ワインバー)

2回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2018/08訪問 2018/08/07

悲報 モンブスケ閉店です。

(再訪201503)
急に行きたくなって、2日連続で訪問。
コース料理に赤 アンヌ・グロのミネルヴォア、赤 ジャンラフェのクロ・ド・ラ・ロシュ2001、白ボノー・ド・マルトレのコルトン・シャルルマーニュ1997をいただきます。いい眺めなのでつい写真を撮ってしまいました。オールスターで楽しめます。こちらのコースのスペシャリテは、前菜の中のタラバガニのキッシュ。はじめに、食べてしまいます。
注意すべきは、パンの食べ過ぎ。美味しいのでついつい食べてしまいますが、食べ過ぎるとメインまでたどり着けません。

次の日は、泡が飲みたいと申しますと、マダムがポル・ロジェのブラン・ブラン2002を勧めてくれました。熟成感のある角の取れたすばらしい味。赤は、ミシェル・グロのニュイ・サン・ジョルジュ村名2007。9,000円は酒屋より安いです。さらにムルソー1er1997。ゆったりして店を出ます。

(再訪201408)
今回は、カウンターで。料理は定番のコース。本日のメインは、アンヌ・グロのヴォーヌ・ロマネ 「レ・バロー」08。大好きなアンヌ・グロですが、最近価格高騰が著しく、昆布泥棒など2万円超えのお店が多くておいそれと飲めなくなってきました。こちらは、ヴォーヌ・ロマネらしく鮮やかなカラー映像のイメージで素晴らしい一本。

(再訪201312)

2013年は、いろいろあったモンブスケ。がんばって来ました。
今回は、カウンターで孤独のグルメ状態。
テーブル席は満席、おしゃれなカップルが静かにワインを楽しんでいます。

ポール・バラのシャンパーニュをいただきながら、今夜は、ムーラン・ナヴァン2002 6500円をいただきます。最近はボージョレのビオワインも好きです。これも熟成感があって素敵な景色。ガメイといっても侮れません。

食事の方は、アラカルトで、カボチャのスープ、オニオングラタンスープ、ヒラスズキのポワレといういい加減な注文。好きなものだけいただくのは最高ですね。味の方はやさしくて疲れた胃に嬉しい。
結局、エンジンがかかってしまい、ボトルを
あけた後もグラスワインいただき過ぎてしまいました。


(再訪201211)

今回は4人で伺いました。
orveau一行以外は、カップルばかり。ごめんね。

予約時に、4200円のコースでお願いします。
相変わらず、ズワイガニのキッシュはおいしいです。

今回のワインは、
1 フィリップ・パカレのボージョレ 2012 透明感のある味わいでいい感じ。いわゆる季節ものです。
2 アンヌ・グロの ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ 白 2007 溶け込み感があって素晴らしくおいしかった。同行者が感動していました。
3 ミシェル・マニアンのシャルム・シャンベルタン 2004 コスパ抜群のグランクリュ。飲みごろ到来で、郷愁の風味にうっとり。同行者も、グラン・クリュの醍醐味にしびれていました。
4 エグリ・ウーリエのピノムニエ100%もの。今回は〆泡。しっかりした味ですっかり出来上がります。

これで一人15,000円。コスパ最高でした。


(再訪201202)

久しぶりに2次会づかいで伺いました。
週初めだというのに、ほぼ満席。スタッフさんも1人増員して、ますます充実しています。
ワインリストは、相変わらず充実。
こちらのリストの良いところは、適度な入れ替わりがあるところ。
常に新たな刺激があります。
今回は、ルフレーブのマコン・ヴェルジェ09と、ジャン・ラフェの01モレ・サン・ドニ村名をいただきました。
相変わらずのワンパターン。もっとも、マコンはこれまでの07の方が濃い感じだったかな。そして、ジャン・ラフェはこれが最後だということでした。01はジャン・ラフェのラスト・ヴィンテージ。この後ジェラール・ラフェに代わってガクっと評価が下がりました。復活はあるか…。
ミシュランのプチ・ターブルにも掲載されて、ますます好調になってきました。

それから、このお店に対する評価について少々。
モンブスケは、万人受けするお店ではありません。
ワインに興味がない人や、ワインが好きでない人が食事をしに行っても全然楽しくないはずです。料理だって、ワインと合わせて初めてその持ち味を発揮するものばかりなので、ワインが楽しめなければ、料理もおいしくないはず。
逆に、私のようにブルゴーニュの村名やプルミエクリュクラスのワインが好きな人は、このお店のワインリストを見たら感動します。そして、週3回ワインを飲みたい人としては少量の料理でいただけるところがうれしい、ここも店内禁煙と相まってニーズにジャストミート。だから、自分の主観的な感想・意見を書くべき食べログでは、5点になるんです。
ビールで乾杯して芋焼酎とか日本酒が欲しい人を連れてきてしまったら、ストレスがたまると思うし、不愉快だと思います。
ここで、モンブスケが妥協しないのも好き。オープン直後の苦しい時期からよくめげずにやっている、という感じです。

それから、そこそこ以上のクラスのワインは個性を楽しむ飲み物で、人の好みが千差万別のため、地域・ブドウ品種等で限定をしない「お勧め」は本来できないものだと思います。そういう場合は、グラスでいくつか飲んでみて、気に入ったものを飲んでいくのがよいのではないかと思います。1本頼んでから、「しまった!」では、ワインも財布もかわいそうです。


(再訪201110)

オフィスの歓迎会で8人で押しかけました。
一緒に食事してたグループの方、ごめんなさい。

料理はコース4,200円できまり。ワインはいろいろいただきましたが、印象深かったのは以下の3本でした。
1 ペロミノのACブルロゼ2008 6,000円。深みのある味わいでした。ロゼなのにペロミノさんの味でした。
2 ミシェル・マニアンのモレ・サン・ドニ1ERクリュ「ミランド」2004 12,000円。1級ならではの透明感とパンチ力。高級な味がしました。
3 ルフレーブのマコン・ヴェルジェ2007 7,000円。今回の〆白。やはりルフレーブの味がしました。これはおもしろいです。

マニア心をくすぐるワインが少しずつ入ってきます。
一人1本近く飲んで、1万円ちょい。CPもなかなかです。


(再訪201106)

最近、人気が沸騰してきて金曜日などは満席になることが多くなったモンブスケ。
活気が出てきました。

今回は食事もしてブルも飲もうとまいりました。

1 グラスのシャンパーニュ
これを飲みながら、メニューとワインリストを見比べ、あーだ・こーだいうのが至福の時間です。

2 ミッシェル・マニアン モレ・サン・ドニ 2000
マダムによれば、1ERクリュの畑2つからとれる葡萄を使って作っているのだそうで。
樽香が溶け込んで、ホント高級な香りと熟成感のあるおいしさがあります。きれいに掃除されたバラ園を散歩しているような気分になります。
これで10,000円はコスパ最高。

3 アンヌ・グロ シャンボール・ミュジニー 「ラ・コンブ・ドルヴォー」 2008
ミッシェル・マニアンを飲んでエンジンがかかってしまい、途中からorveauが愛してやまないコンブ・ドルヴォーも並行していただくことに。
初めての08です。07が結構いい年で硬かったこともあり、警戒していましたが、08はすでに飲める状態でした。
シラーのようなスパイシーな香りと、つぶしたイチゴの味。抜栓直後は平板な感じだったのが、時間とともに肉厚になってきます。
マダムによれば、スパイシーな香りは、茎に由来しているのではないか、ということでした。
イメージとしては、板野友美という感じかな。

すっかり酔ってハッピーになってしまいました。


(更新・再訪201101)
食事をしながらの打合せの後、どうしてもピノが飲みたくなって1人寄りました。

店内は、orveau以外にカップルと3人組の男女。静かにボトルワインを楽しんでいます。

ワインリストのお勧めワインのところに、ミシェル・グロの村名ニュイ・サン・ジョルジュ2006(8,000円)を発見、注文しました。

黒系果実の若々しい香りが立ち上がり、しっかりした味わいです。
溶け込み感はまだまだですが、十分においしく飲める状態になっています。

抜栓からだんだん開いていっておいしくなりました。

あとは、チーズとフルーツその他を頂きました。

店内の照明は、若干明るめ。これは、ワインの色を見るには有用です。薄暗いと雰囲気は出ますが、ワインの色が見にくくなります。

今回はカウンターに座りましたので、大将やマダムといろいろワインの話ができました。
二人とも、ブルゴーニュワインが大好きなうえとても詳しいので、ついつい、話が弾んでしまいます。

お店の奥には小さな本棚があり、ワイナート、ワイン王国、リアルワインガイドといったワイン雑誌が置いてあります。
orveauのオフィスにも同じようにそれらの雑誌が並んでいますので、とても親近感があります。
ちょっと生活感があるところが、リラックスできて好きですね。

次は主菜も食べますので。


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(初回投稿)
今度は、仕事の後、職場の同僚3人できました。8時30分からスタート、中3日で登板です。
店内は、私たち以外にお客さん3組、女性中心でした。

このお店のワインリストは、ブルゴーニュ中心にお手ごろ価格のものからグランクリュ、さらにはシャトーマルゴーやオーブリオンまであり、中でも、ブルゴーニュの村名クラス、1ERクリュクラスが充実しているのがすばらしいです。

飲んだのは以下の3種類。
1 グラスで泡 
 ブラン・ド・ブランのシャンパーニュですっきり。

2 白  オリビエ・ルフレーブ ピュリニ-・モンラッシェ 2006   
 適度な樽と洗練されたミネラル、メジャー感あふれる1本でした。これで9,000円はお値ごろ感抜群。

3 赤  ジャック・フレデリック・ムニエ ニュイ・サン・ジョルジュ 1ERクリュ クロ・ド・ラ・マレシャル 2006
 飲みたいものがたくさんあって迷いましたが、マダムのアドバイスでこれに決定。
最近値段がはねあがって手が出しにくくなっている作り手さんです。
普段飲むならこのマレシャルが上限と言う感じ、シャンボルは高嶺の花、レザムルーズやミュジニーは天空のかなたですね。
スミレの花の香りでスタート、ニュイ・サン・ジョルジュなのに静かな雰囲気の味、堪能いたしました。
06も溶け込んだ味わいで今なら十分に飲めます。


料理は、各人がアラカルトで好きなものを2~3品いただきました。

私は、かぼちゃのスープと、鯵のカルパッチョと、ズワイガニのキッシュという3品を注文。

どの料理も可愛らしい味わいで「俺が俺が」と張り出してきません。もちろん、ワインとの相性もばっちり。
たくさん食べなくていいので、おなかがもたれません。毎回フルコースではからだが持ちませんので、ここのメニューは最高です。

今年中にもう一度は行きたいと思っています。


  • 左アンヌ・グロ、右ミッシェル・マニアン
  • 今夜は特別。孤独のグルメLIVE。
  • アンヌ・グロ ヴォーヌロマネ「レ・バロー」2008

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7位

ドゥーアール (表参道、明治神宮前、渋谷 / フレンチ、ワインバー、レストラン)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2017/01訪問 2017/01/21

煩悩ワインリスト

(再訪201501)
前回のレビュー後もちょこちょこ来ていました。
今回は、仕事関係の方との軽い会食。

赤白一本ずついただきます、と小屋敷さんにお願いしておりましたら、用意していてくれました。

白 ジョセフ・ドルーアン ボーヌ・クロ・デ・ムーシュ 2004
赤ワインの味をイメージする味わいで、素晴らしい出来。
今頃気づいたのですが、クロ・デ・ムーシュの赤はプルミエ・クリュなのに、白は村名なんですね。
白のほうが高いのに。

赤 ロベール・シルグ ヴォーヌ・ロマネ 1er  プティモン 2005
透明感のある香りが立ち上がります。
10分でタンニンが抜け、美味しくなりました。

お料理のほうはいつものコース。毛ガニ、フォアグラ、ホタテ貝のヒモといった珍味のオンパレードでおいしくいただけます。

(再訪201204)

今回は小屋敷さんにお願いして、お祝いの食事会を開きました。
ゲストの生まれ年、1978年のシャトー・ムートン・ロートシルト42,000円がメインのワイン。34年の年が作りだした落ち着きと香り、素晴らしいワインでした。

そして、最近入ったというロベール・グロフィエのシャンボール・ミュジニー1ERクリュ「レ・サンティエ」1998。かなり熟成感が出ていて奥行きのある味わいでした。サンティエは好きな畑です。

料理は、相変わらずのおまかせ。毎回内容を変えてくれています。
リラックスして楽しむことができました。


(再訪201203)
煩悩に負け、今度は、プリューレ・ロックの96クロ・ド・ベーズをいただいてしまいました。
グラン・クリュなのですが、静かにこみあげてくる雰囲気が面白い一本でした。

(再訪201203)
煩悩ワインリストに誘われて、また来てしまいました。
今回は、ミーハー路線、グロフィエの98レザムルーズをいただきました。
香りが凄いということで、リーデルのブルゴーニュ・グランクリュグラス(金魚鉢グラス)でいただきます。
初めから開いています。そして、時間がたつと甘くてエッチな味に。
最後は、焦点のあった郷愁に収束。興奮しきりでした。

お供の白は、ルイ・ラトウールの00ピュリニー1ER。こちらは少し冷やすとしまっておいしい味に。

お料理は、品数少なめコースですが、前回とは異なるものを作ってくれます。野菜の前菜以外は全部違う料理。おいしくいただけます。
飲み過ぎ注意です。

(初回投稿201202)
表参道駅B2出口からでて、紀伊国屋の先を右折して二本目の路地にある、ワインバー。

駅からの道はわかりやすく、迷うことはありません。
お店での待ち合わせも可能でしょう。

内装はシンプル、食器は凝りまくり、ワイングラスはリーデルとロブマイヤー。

食事のメニューはコース2種類のみ。そのうち、品数の少ない5600円のコースをいただきます。
野菜たっぷりの前菜、アスパラとフォアグラ、ホロホロどりのメイン、デセールという組み合わせ。orveauには十分のボリュームです。

ワインリストは、かなり素敵な感じです。
ボギュエのACブルゴーニュ・ブラン01 36,000円を発見。蘊蓄ラーの間で有名な、ミュジニー・ブランの若木からとれた白ワインです。
即いただきます。金色できらきらする液面、赤ワインのイメージのある味と、酸化熟成のイメージ。圧倒的なテロワールのパワーにぶっ飛びます。
ところが、時間がたつと、酸化熟成の雰囲気は後退し、まったりとしたシャルドネ本来の味わいに変貌。官能を直撃する味わいです。
ACブルなのに、シリアルナンバーがふられています。

もう一本いただいたのは、ジャンテ・パンショのシャンボル村名02 10,500円。こちらは凛とした雰囲気のシャンボル。香水のような香りと輪郭のはっきりした味わい。さすが、グレート・ヴィンテージです。

このお店のワインリストは、かなり煩悩を刺激します。特に、ムートン、ラトウールといった高額商品にお値ごろ感のあるものが並んでいるので、お財布との相談が…微妙になります。

興奮いたしました。

  • ワイン会
  • ボギュエのACブルブラン
  • グロフィエ98レザムルーズ

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8位

ル・グラン・ソワール (六本木、乃木坂、麻布十番 / ビストロ、ワインバー、フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.4 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2012/09訪問 2016/09/15

六本木通りの小さな隠れ家

(残念ながら閉店)
美人ソムリエールとイケメンオーナーシェフが高知県に移住してしまったため、残念ながら閉店となりました。

(再訪201302)
ちょこちょこ寄っておりましたが、今回は貸切でパーティーをやりました。
18人で立食です。年長者の人はベンチシートとテーブルがありますので、そちらに座ってもらいます。

料理を決めて、あとはワイン飲んだだけ、という仕切りでお願いします。
ちょうどよい量で、牡蠣やら鹿やら鴨まで出てきて、若手の人はとても喜んでいました。

ワインの方は、乾杯にシャンパーニュ(こちらにクレマン・ド・ブルゴーニュなどはありません)。来てくれた人は、口々においしいと言ってくれました。当たり前でしょ。
白は、マコン。シャルドネでまったりした味。ブラインドだったら、マコンと当てられなそうです。
赤は、値段との絡みで、クローズ・エルミタージュ。これまたこなれた味でおいしくいただけます。

この白赤もお店のレギュラーメニューで出しているものなので、おいしくないはずはないです。ゲストも大変に満足してくれました。

ただ、中に舌の肥えた先輩とワインにうるさい後輩がいたので、そちらとorveau用に、秘密のワインを2本あけてしまいました。
AFグロのヴォーヌ・ロマネ2007畑名付きと、禁断のルフレーブのピュリニー・モンラッシェ1er「クラヴァイヨン」2010。早めの抜栓が功を奏して、こちらもなんともいい感じ。

若者主体のパーティーでしたので、すごい量飲んでしまい、おまけに秘密のワインまでいただいてしまった割には1人10,000円でおさまりました。

お疲れさまでした。

(再訪 201212)
使い勝手がよいので、ついつい寄ってしまいます。
今般、アディングブルーにいた、宮脇ソムリエが加わり、お店のワインが大幅パワーアップしました。
これまでのお手軽ラインに加え、ブルゴーニュワインの村名クラスが増強されました。

今回は、メオ・カミュゼのACブル 2001 8800円をいただきます。
熟成感もあり、素晴らしい一本でした。

今後さらに期待が持てそうです。


(初回 201209)

六本木通り、六本木六丁目交差点のそばの地下一階にある小さなビストロ/ワインバー。

この界隈は、しょっちゅう出没しておりますが、こんなに素敵なお店があるとは気付きませんでした。

通りから階段を下ってお店にはいると、白基調のこじんまりとしたとてもおしゃれな空間が現れます。
内装のセンス、とてもいいと思います。

美人マダムと青山の名店「ランベリー」でスーシェフをしていたという松原シェフの2人で切り盛り。

ミモザをいただきながら、ワインリストを拝見。種類は多くないものの、ブルゴーニュを中心にイタリアや新世界もとりまぜ、比較的手軽でお値頃感のある物が並んでいます。

その中から、ダリエル・リヨンのニュイ・サン・ジョルジュ 2004 9,500円をいただきます。これでもここのリストの中では高級ライン。
飲み頃ジャストミートで香水のような香りと熟成からくる郷愁とが入り混じる、素晴らしいものでした。

お料理のほうは、如何様にもということでしたので、アボカドのタルタルと短角牛のステーキ(?)をいただきます。
野菜たっぷりのかわいらしい盛り付け、量はかなり多く、その2品で満腹プラスαになりました。優しい味付けでとてもおいしくいただけます。

〆白には、ピュイ・フュッセ 2004のグラス。ちょうどいいです。

センスを感じるお店です。

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9位

鮨 日本橋 鰤門 (三越前、新日本橋、日本橋 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 4.1 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 ¥3,000~¥3,999

2013/11訪問 2012/12/06

コスパ最高ランチ鮨

(再訪201211)

最近、ランチ接待の定番になっているのがこちら。
すっかり仲良くなってしまい、ホスピタリティがうなぎ昇りです。

夜も、豊富なワインリストと、凝りまくりの日本酒とどちらにするか迷ってしまいます。
はじめは、あの幻の酒4合瓶18,000円をいただき、そのあとACブルブランというのがここのところのパターンかな。
ルフレーブのピュリニー・モンラッシェ村の1級・特級などもあるのですが、寿司との相性を考えた場合は、あまり強力なワインはちょっとね、という感じ。でも、どうしても、寿司を食べたく、かつ、好きなワインを飲みたい気分でしたら、いってしまうかも。

(初回201105)
コレド室町飲食街の中で、4階はもっとも高級なラインになっています。その4階の鮨店。
ランチタイムにはじめて伺いました。

白木のカウンターと半個室の贅沢な店内。
お客さんは、社用族のダークスーツのオジサンが9割、残りがお金持ちのお年寄り。女性比率は限りなくゼロに近い感じです。

内装は贅沢です。あとは他のお客さんとの相性がどうかということになります。

一番安いランチメニューが3,500円の鰤門ランチ。

若布とミョウガの酢の物が「箸やすめ」、生牡蠣、あぶり鰹とトコブシがお造り、後はにぎりで、マダイ、えびのこぶ〆、穴子、づけマグロの握り、玉子、鉄火巻きなどがでて、いくら飯、生海苔の味噌汁で終わり。最後にわらび餅のデザート付き。

お鮨の詳しいことはわかりませんが、どれも接待の味。美味しく贅沢にいただけます。
この内容でこの値段は、夜の販売促進価格という感じ。コスパ最高です。

お茶は抹茶入りのものをこまめに入れてくれます。デザートの時には、ほうじ茶と、かなりキメこまやか。

ソムリエバッチをつけた人がお茶を入れに来てくれたので、ワインリストはあるのかと言うと、結構豊富なワインリストを持ってきてくれました。全部実際に飲んで相性を確かめたと言うだけあって、お鮨と相性のよさそうなものが並びます。クラウディ・ベイ・ソービニオンブランあたりが、ちょうどいいカナ。後、白の高いものとしては、コルトン・シャルルマーニュやルフレーブのピュリニー・モンラッシェ・1ERクリュまであります。

さすがに夜は、昼のようなわけにはいかないと思いますが、興味がわいてきました。


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10位

エスタード (六本木、乃木坂、六本木一丁目 / ダイニングバー、バー、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2013/11訪問 2012/02/11

貴重な贅沢カラオケ

接待の二次会などで重宝する、贅沢カラオケ。
六本木店は、以前TSK・CCCがあった近所の、怪しい一角にあります。

スタッフは全員黒服でとてもきちんとしており、部屋も広くて煙草臭くなく、ほんといい感じ。

飲み物リストを拝見しますと、グレートビンテージの90ムートンが65,000円でオンリスト。
これをいただくことに。

デキャンタージュしてもらい、しばらくはお水を飲みながらカラオケをやり、30分ほど待ちますと、開いてきて圧倒的なパワーに。
20年以上の経過を感じさせない色、凛とした複雑な香り、複雑な味なのですが一本筋の通った感じもあり、忘れられない1本になりそうです。

この贅沢カラオケは貴重です。

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