やんやんこさんのマイ★ベストレストラン 2014

パン&スイーツ

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やんやんこ (女性・大阪府)

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

万両 南森町店 (南森町、大阪天満宮、なにわ橋 / 焼肉、ホルモン)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2014/01訪問 2014/02/13

手頃なお値段で美味しい焼肉をいただくなら万両さんで決まりでしょ♪

2014年1月初訪問。
手頃なお値段で美味しい焼肉が食べた~い!!ということで、お邪魔したのがこちら万両さん。
中でも評価の高い南森町店さんにうかがいました♪皆様のレビューを参考に、事前にしっかり予
約を入れての訪問です。行って長時間待たされることになるなんてツライですものね(涙)。

夫同行のもと、うかがった(予約した)のは日曜日の午後6時。2時間きっちりの時間制になってい
るようです。お店の外にはウェイティング用の椅子とストーブが用意されていました。予定の10分
くらい前に到着したのですが、一応店員さんに声をかけるとそのまま外で待つように促されます。
少し経って、店員さんから声がかかり店内へ。本当にきっちり6時スタートでした♪

店内は既に満席。皆さん、各々に焼肉を楽しんでいるようです。お店の雰囲気は、わりと庶民的
な感じかな♪ゆとりのある造りではないので、テーブル席であってもお隣さんとの距離感がかな
り近く感じたりもしますが(苦笑)、一応仕切りもあったりしますので、それほど気になることもない
かも。あと、冬なのでコート類がかなり邪魔になってしまいますが、座席の下が荷物入れになって
いますので、そこへ全部片づけることができるのが良かったです。ニオイもつきにくいですものね!

あとはひたすらオーダー。初訪問ということで、できるだけ色々な種類のお肉をいただきたいと思
い、全部一人前にしました。今回いただいたもので気に入ったものがあれば、再訪時にリピした
り、二人前でオーダーすればよいのですからね(笑)。まずは万両さんを楽しむことに徹しました♪

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和牛ユッケ(\945、2014年1月)
数量限定。保健所から正式許可が出ているので、安心していただける和牛のユッケ。卵の黄身
を絡めていただくと、とろける美味しさに悶絶!焼肉もいいけど、生肉もいい♪まさに口福(笑)。

幻カルピ(\924、2014年1月)
南森町店限定。モモの中でも“最高級のヒウチ”を使用。トッピングのネギを落とさないように網の
上へスライド。薄切りなので、さっと片面のみ焼いていただく。まさにほどける食感!脂がウマ♪

マルシン《丸芯》(\714、2014年1月)
ユッケにも使用している、シンタマと呼ばれるモモの中央部分。表面に軽く焼き色をつける程度に
炙り、半生状態のものを山葵をつけていただく。肉々しい味なのに、山葵が口の中をさっぱり♪

ハラミ(\819、2014年1月)
『上ハラミ(サガリ)厚切り\997』もあったが、「他店との違いがわかる」とのことで、あえて普通の
ハラミをオーダー。適度に弾力がありつつも、やわらか食感。旨味たっぷりの美味しさで感動!

マル腸(\472、2014年1月)
まるのまんまの小腸。別称シロコロ。色々な焼肉店や鉄板焼のお店で見てきたものよりも、1カ
ットが大きくてビックリ!ぷるんぷるんの食感で、甘味のある脂がジューシー♪マル腸LOVE☆

サンドミノ(\682、2014年1月)
上ミノの脂付きの部分。脂が身と身で挟まっているので、サンドミノと言うらしい。一皿に結構な
ボリューム!適度な噛み応えのある食感なので、じっくり脂の甘味を堪能。かなり気に入った!

心尽くし(\630、2014年1月)
生のハート、塩のハート、アブシン(脂心)、コリコリ(心臓の動脈)の4種盛り。生のハート以外は
焼いていただく。同じ心臓でも、こんなに味も食感も違うなんて感動!クセもなくて食べやすい♪

和豚の豚トロ(\504、2014年1月)
豚(もち豚)の首まわりの肉。炎が上がれば食べ頃サイン。食感はサクサク!歯切れ良く、これ
ぞ豚トロって感じ♪変な臭味もいっさいなかったし、豚ならではの甘味が感じられて大満足!

キムチ盛合せ《白菜・大根・キュウリ》(\525、2014年1月)
白菜のキムチと大根のキムチとキュウリのキムチの3種盛り。いずれも野菜の甘味を活かした味
に仕上がっていて、漬け加減も絶妙!辛味の中にコクと旨味があって、食欲増進な美味しさ♪

チョレギサラダ(\315、2014年1月)
リーフレタスやパプリカ、カイワレ、紫タマネギなどのフレッシュ野菜をたっぷりドレッシングで和え
たサラダ。このドレッシング、激ウマっ!スパイシーでマスタードのような酸味があって超好み♪

キャベツ(\100、2014年1月)
大きめにカットした生のキャベツ。最初にサービス(無料)で出てくるが、追加オーダーは\100。
甘味たっぷりのキャベツで、焼肉の合間の箸休めにもピッタリ♪ついついお替わり~(笑)。

ごはん《中》(\210、2014年1月)
岡山県産コシヒカリをメインに、ひのひかり、キヌひかりをブレンド。適度に粘り気がある、もちっと
した食感。甘味もあって、ちゃんと美味しいご飯。もちろん、焼肉との相性はバツグン!

生ビール《中》(\473、2014年1月)
キリン一番搾り樽詰。ジョッキがキンキンに冷えた状態で登場。焼肉にはやっぱりビールが合う♪

二十世紀梨のお酒《ロック》(\525、2014年1月)
鳥取県産二十世紀梨果汁40%入り。程よい甘味と程よいアルコール感。さっぱりいただける味。

にごり梅酒《梅太夫》(\525、2014年1月)
2008・2009モンドセレクション最高金賞受賞。とろみとまろやかな酸味でフルーティーな美味しさ。

ウーロン茶(無料、2014年1月)
ごく普通のアイスウーロン茶。口の中をさっぱりリセット!たっぷりの量でしかも無料なのがGood。

コーン茶(無料、2014年1月)
私が普段自宅で飲んでいるコーン茶と比べるとコーンの風味が薄めかな…。でも、飲みやすい♪

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炭火で焼くお肉はどれも最高のお味でした!味はもちろんですが、お肉(脂)の質が違うな~と。
お肉って食感がそこそこ良かったりすると、タレの味でごまかされてしまうことがよくあるのですが、
後になって胃もたれしたり、脂がいつまで経っても口の中をまとわりつくような感覚が残ったりする
ことで、違いがはっきり出ちゃうものですよね(汗)。今回、万両さんのお肉をこれだけいただいたの
にも関わらず、私は胃もたれも胸焼けもなし。口の中もスッキリしていました!ちょっと私自身も驚
いたくらいです(っていつもどんな肉食べてんだよ~って感じですが…爆)。

普段、頻繁に焼肉店に出かけるわけではありませんので、あまり他店との比較ができない私です
が(汗)、私の中では過去最高の美味しさ&コスパだったように思います。際限なくお金を出せば、
それなりに高級肉をそれなりのサービスで提供いただけるでしょうが、そういうものは求めていま
せんので…。手頃なお値段で、そのお値段では到底考えられないようなレベルの味がいただける
のがこちら万両さんの魅力なのでしょうね♪時々会社のメンバーと仕事帰りに焼肉店に行く夫も、
万両さんが過去最高だと言っていました(笑)。夫婦ですっかり万両さんの虜です!

高級店のような堅苦しさが苦手な私にはちょうど良い居心地でしたし、食事が始まればお隣さんの
存在なんてまったく気にならなかったし、お店の活気ある雰囲気や店員さんの丁寧な接客ぶりもと
ても好感が持てました。帰りもお店の外までお見送りがありましたし!すっかり、私の中で「焼肉=
万両さん」の図式が出来上がってしまいましたよ~♪これからも定期的にお邪魔したいですね!

  • 和牛ユッケ(\945、2014年1月)
  • 幻カルピ(\924、2014年1月)
  • 幻カルピ(網の上、2014年1月)

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2位

パリアッシュ (渡辺橋、肥後橋、中之島 / パン、洋菓子)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2014/03訪問 2014/04/08

やっぱり美味しい!アッシュさんのパン♪(2014年4月追記)

2014年4月、追記。

2014年3月、久しぶりにパリアッシュさんに再訪。うかがったのは土曜日の午後2時過ぎ。この日は
あいにくの天気だったせいか、店内には多くのパンが揃っていました(それでもお客様はひっきりな
しにいらっしゃっていましたが~♪)。選びたい放題の状態だったのが想定外だった私は、逆に何を
チョイスしたらよいものかと迷ってしまい(お金と冷凍庫のスペースさえあればいいだけの話なんだ
けど…汗)、結局は3点のパンを買って帰るのみにしました。雨の中、荷物も増やしたくなかったし。
ちなみに、食パンは売り切れていました。人気高いですね!予約したほうが良いみたいです。

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グリオットピスターシュ(\230、2014年3月)
「ピスタチオとホワイトチョコをねりこんだ生地でグリオットを包み焼き上げました」

ホワイトチョコを練りこんだピスタチオ生地でグリオットチェリーのコンポートを包み焼き上げた
パン。リベイクでクラストはクラムと一体化した感じで、全体的にむっちりもっちりな食感に。や
やチューイーな生地で、練りこまれたピスタチオがコリッと顔を出すのが楽しい。ホワイトチョコ
は生地になじんで甘ウマ!甘酸っぱくジューシーなチェリーとの相性の良さは言うまでもなく♪

スミレのフラン(\260、2014年3月)
「スミレのアロマとドレンチェリーの組み合わせ」

ドレンチェリーが入ったフラン。生地はとろ~りクリーミーな口当たり。卵感の強いアパレイユで
まろやかな味わい。外側のパン生地部分はしっとりソフトな食感のブリッオッシュかな?縁のとこ
ろが香ばしくて好き!中のドレンチェリーはシャキシャキの食感。スミレのアロマについてはよく
わからなかったけど(汗)、全体的に甘いながらもクドさがなく、美味しいスイーツパンだった。

バタール(\420、2014年3月)
「フランス産小麦を使用し、バゲットより太く短く焼き上げたものです」

太短タイプのフランスパン。リベイク前はやや酸味のある香りがしていたが、リベイク後は香ばし
い香りに変化。クラストはバリザク、クラムはしっとりもっちりむっちり食感。適度なヒキの強さ
がある生地はみずみずしく、口どけ感がGood。味のほうもかすかな酸味が旨味になっていて、噛む
ほどに粉の甘味が口に広がる美味しさ。何もつけず、そのままでも十分!食卓の主役になれるパン。

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昨年夏の初訪問以来の再訪でしたが、やっぱり美味しいパンでしたし、マダムのステキな笑顔でお
迎えしていただき、改めて「もっと頻繁にお邪魔せねば~」なんて感じてしまいました(苦笑)。
これからの季節、購入したパンを近くの公園ですぐにいただくのも最高でしょうね!


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2013年7月初訪問。
はぁ…何から書き始めたらよいものか…。とにかく、待って待って待ちました!アッシュさんの移転
オープンの日を!2012年9月22日、本町の『フール・ドゥ・アッシュ』としての営業最終日にうかがっ
て以来、アッシュさんのパンを再びいただける日がたまらなく待ち遠しかったですからね~(苦笑)。
そして、ついに2013年7月6日、『パリ・アッシュ』として中之島のダイビル本館1Fに移転オープン♪
アッシュさん、おかえりなさ~い!という気持ちを胸に、オープン初日にお邪魔してきました。正直、
遠距離恋愛をしている恋人との久々の再会…的な想いもありましたからね~。感慨深いです(爆)。

オープン初日、大行列が予想できていましたので(本町での営業最終日も大行列でしたから)、少し
早めに~と思い、お店に着いたのは開店1時間前の午前9時。その時点で10数名の行列ができて
いました。この日、中之島にある某カフェで朝食をいただき、その足でアッシュさんまで移動してきた
のですが、普段京阪線を利用する私としては、こちらは渡辺橋駅が最寄駅なので、以前(本町)より
も通いやすくなったかな~なんて感じました。地下鉄であれば肥後橋が一番近そうですね。ダイビル
本館1Fですが、中之島四季の丘(公園?)のすぐ隣なので、場所もわかりやすいかと思います。

開店までの1時間、ひたすら並び…ひたすら待ち…。いよいよ10時オープン!(実際にはほんの少し
だけ早かったかも?)マダムが外に出てきて、開店のご挨拶です。この時は拍手も起こりました♪
たくさんの方がこの日を待ち、たくさんの方がアッシュさんを愛されているのを実感する時間でした。
そして順番に入店…といきたいところですが、ここで制限が。5名様ずつの入店になりました。私は
前から15番目以内に入っていたので、3組目で中に入ることに。ちなみに、その時点で時刻は午前
10時半。10時の開店時には100名は行列になっていましたので、最後尾の方はかなり待ったかも。

開店から30分経ち、案内されるがままにいよいよ店内へ。入り口入ってすぐの右側から、焼菓子が
色々並べられていて、入り口入って正面はレジカウンター、その右隣がパンコーナー、更にその右
隣りが冷蔵コーナーになっています。冷蔵コーナーにはマカロンだけでなく、これまで販売のなかっ
たプチガトーも並んでいました!焼菓子だけはセルフでカゴにとっていく感じで、パンや生菓子に関
しては対面式の販売になっています。対面式だと、オーダーの時にあれこれ迷ってしまうと店員さん
を待たせてしまうような気がして緊張する私ですが(苦笑)、衛生面では対面式がベストですよね!

店内に入ってからも、中には先に入られたお客様が数名いらっしゃったので、オーダー待ちまでゆっ
くり商品を見ることができました。店内には開店祝いのお花がいっぱい飾られていましたので、商品
を並べるスペースにあまり余裕がないようにも感じられましたが、これもしばらくしたらレイアウト的に
変わっていくのかな?パンの種類や数が、本町の頃よりも今回は少ないように感じられましたので。
ただ、プチガトーが加わったのは大きいですね!この日はAセット(ケーキ2点)とBセット(ケーキ2点
とエクレア1点)で販売されていましたが、そのうち単品売りされるのかな~なんて期待です♪

ということで、今回私が購入したのはパン4点、焼菓子4点、生菓子コーナーからBのケーキセットと
ダックワーズ2点、それと冷蔵コーナー上に並んでいた半生菓子の中からクラフティ1点です。そうい
えば、パンコーナーにはおなじみの名前のパンが並んでいて懐かしくなりました!花実ちゃんの名
前がついたものや、マンゴーフロマージュ、カマンベールポンム、トロペジェンヌ、ヴィエノワショコラ
などなど…。ネーミングがユニークな「●●なミエル」シリーズもありました♪もう、あれもこれも買い
たくなるのをぐっとガマンです。荷物が増えるのもそうですが、また再訪すればいいわけですし(笑)。

ちなみに、今回購入したパンやスイーツの合計額が2,000円を超えていますので、オープン記念の
粗品をいただくことができました。1,000円から2,000円未満だと「ムワルーショコラ」と決められてい
たようですが、2,000円以上では「オリジナルマグカップ」or「ムワルーショコラ」というように、どちら
かから選べるようになっていましたので、私はムワルーショコラをいただきました。本町のお店の頃
はパンをメインに購入してばかりだったので、こちらではスイーツも色々と味わっていきたい気持ち
になっていましたので。おなじみのブタさんがデザインされたマグカップも可愛かったんですけどね!

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バゲットトラディッション(\300、2013年7月)
全長約40cmのバゲット。リベイクでクラストはバリザク(部分的にガリゴリ)、クラムはしっとりむっ
ちりに。ヒキも強く、噛み応えのある食感。粉の香りが香ばしく、噛むほどに粉の旨味が口の中を
支配する。まるでチーズのようなコクがあり、先端部分はおかきのような味わい。う~ん、うまっ!
味も見た目も男前なバゲットって感じ♪あまりの美味しさに、無心になって食べてしまう(苦笑)。

シャバタ(\250、2013年7月)
オリーブオイルを練り込んだパン。リベイクでクラストはカリパリサク、クラムはしっとりもっちりに。
ふんわりと弾力のある生地は、エクストラヴァージンならではのオリーブオイルの風味がしっかり。
粉の甘味や軽い塩気も絶妙の美味しさ。そのまま何もつけずに食事パンとしていただける味に仕
上がっている。でも、生ハムやルッコラなどをサンドしてパニーノで食べるのが一番だろうなぁ♪

濃密なミエル(\380、2013年7月)
ライ麦生地にたっぷりのドライフルーツとナッツ、そしてゴルゴンゾーラチーズを練り込んだパン。リ
ベイクでゴルゴンの香りがふんわり、クラストはパリサク、クラムはしっとりむっちりに。ハチミツ入り
なのでねっちり感も♪ライ麦生地の滋味深さを楽しめないほど(爆)、モリモリ練り込まれたドライフ
ルーツやナッツはまさに濃密な味わい!ゴルゴンの姿は見当たらないが、風味として存在感あり。

ブリオッシュプラリネ《1/4カット》(\230、2013年7月)
赤い砂糖衣のついたアーモンドプラリネを練り込んだブリオッシュ。予め1/4サイズにカット済みの
ものを販売。少しだけトースターで温めてからいただくと、クラストは軽くさっくり、クラムはしっとりや
わらかに。密度があるのでフワフワではないが、ふっくらソフトな食感で、卵とバターのリッチな味わ
い。口どけ最高!中は赤がキュートなプラリネがたっぷり♪食感と香ばしさがアクセント。うま~っ!

ゆずのレアチーズケーキ(ケーキセットB\1,200の中の1つ、単品では¥450、2013年7月)
ヴェリーヌでもおかしくないくらい、ゆるプルなレアチーズケーキ。儚い口どけのレアチーズムース、
酸味がキュンする柚子ゼリー、しっとりとしたビスキュイ生地の構成。土台のビスキュイの下には
濃厚なキャラメルクリームが敷かれていて、このビターな感じが柚子の風味と絶妙に合う。全体的
には超柚子テイストなのに、少量のキャラメルが加わることで味にキレと深みが…。う~ん、絶品!

ル・テュラン(ケーキセットB\1,200の中の1つ、単品では¥450、2013年7月)
ダックワーズと栗を組み合わせたケーキ。トップは粉糖がかかった生クリームで、甘さ控えめなが
らコクのあるリッチテイスト。ダックワーズ生地は刻んだナッツが入っていて、しっとりとした口当た
りの中にシャキシャキコリコリな食感がアクセント。マロンクリームの層はブロークンマロングラッセ
がたっぷり使われていて、栗の風味が豊か!洗練と素朴…その両面を併せ持つ栗のケーキ♪

エクレールショコラ(ケーキセットB\1,200の中の1つ、単品では¥300、2013年7月)
トップを金色に染まったビターチョコで薄くコーティングしたエクレア。長さは13.5cmほど。シュー生
地は厚みがあるが、ソフトな口当たり。ややもっちりとした食感でパサつきはなし。中はチョコガナッ
シュクリーム。まったりとした口どけで濃厚なカカオの風味。どっしりとした力強い味わいで、重厚感
がある。それでも甘さ控えめなので、後味はクドくない。思いっきりカカオが堪能できるエクレア!

クラフティオスリーズ(\450、2013年7月)
チェリーのクラフティ。大粒のチェリーがみずみずしくジューシー♪ベースのアパレイユ生地はしっと
りなめらかな口どけで、卵のやさしいカスタードの味わい。バニラの風味も豊かで、この生地だけも
っと楽しみたいくらい(笑)。土台のパート・フィユテは底の部分はしっとりしていたが、側面はサクサ
クの食感。甘く香ばしく軽やかな味わい。全体的に甘すぎず、ほっこりできる温かみがあって好き!

ダックワーズココ(\210、2013年7月)
表面に軽く粉糖のかかった小判型のダックワーズ生地は、外側がさっくり、中はしっとり。ふわっと
しながらも、もちっと感もある食感。ココナッツファインが練り込まれていて、シャクシャクとしたセンイ
感がGood♪中はバナナ風味のバタークリーム(原材料に「バナナ」の字はなかったけど~苦笑)。
口どけが良く、南国系のフルーティーな味わい。生地との相性も良く、夏にぴったりなダックワーズ!

ダックワーズプラリネ(\210、2013年7月)
小判型のダックワーズ生地は、外側がさっくり、中はしっとり。ふわっとしながらも、もちっと感もある
食感。プレーンなので、豊かなアーモンドの香りと風味が楽しめる生地。中はプラリネクリーム。こ
れが超濃厚!アーモンドのナッティーなコクと旨味が凝縮された味わいで、程よい甘さ。かなり気に
入ったかも♪このクリームを使った他のスイーツも食べてみたいなぁ…。マカロン、エクレアで希望!

ケークフレーズルージュ(\210、2013年7月)
花美ちゃんシリーズを彷彿するような、ビビッドなピンク色をした苺のパウンドケーキ。厚さ約1.8cm
にカットされている。これがもうビックリするほど超しっとり!ここまでしっとりなパウンドケーキをいた
だくのは初めてかも。やさしい口当たりで軽いくちどけの生地は、キルシュの風味がふんわり。中の
ドライ苺がシャキシャキ食感でアクセントに。甘過ぎないし、これは絶品♪小さくても満足度高い!

シャティーヌ(\230、2013年7月)
栗粉を使った焼菓子。中に栗が1粒入っている。生地はしっとりしていて、ふわっとした軽い口当た
り。口の中でほどける感じ。味は栗そのもの!栗の香りと風味がぶわっと押し寄せてくる。原材料
表示で栗粉がトップにくるだけのことはある。バターの風味ともうまく調和されていて、この生地だけ
でも十分満足♪中の栗は甘栗系の味と食感。う~ん、満足!パウンドケーキサイズで食べたいっ。

フィナンシェ(\210、2013年7月)
舟型のフィナンシェ。しっとりとした口当たりで、じゅんわりに近いくらいバターリッチな生地。焦がし
バターの脂肪の黒い点々があちこちに点在している。とにかく焦がしバターの風味が豊かな味わ
いで、シンプルながらも贅沢な焼菓子という印象。バターの強さが全面に出ているので、アーモン
ド感はやや弱めかな?甘すぎず、美味しくいただいたけど、外がサックリしていたらより好みかも。

サブレシトロン(\180、2013年7月)
レモン風味のサブレ。袋にはシリカゲル入り。サイズは直径約8cm。表面には薄く糖衣がかけされ
ている。食感はサクホロで、軽く脆い感じ。口にいれると、まずはバターの風味がしっかり感じられ、
その後、レモンのほろ苦い味が口に広がる。最後に後味として、レモンの酸味。キュンとするほど
酸っぱくはない。全体的には甘すぎないので、大人がティータイムに楽しむサブレという印象。

ムワルーショコラ(粗品、2013年7月)
オープン初日、2,000円以上のお買い上げで「オリジナルマグカップ」or「ムワルーショコラ」が粗品
としていただけるとのことで、こちらを選択。ショコラ生地でガナッシュを包み込んだお菓子で、レン
チンしフォンダンショコラ状態にしていただいた。熱でガナッシュがとろ~り♪口どけの良いショコラ
生地は粉っぽさもなく、濃厚ガナッシュの贅沢な味わい。芳醇なカカオの風味に酔いしれるばかり。

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ああ~やっぱりアッシュさん、大好きです!10か月近く、首を長くして待っただけの甲斐がありまし
た♪もちろん、オープン初日に行列に参加するだけの価値もありました(笑)。イキイキとした表情
のパンやスイーツを見ているだけで、本当に幸せな気持ちになります。もちろん、食べれば昇天モ
ノの幸せなんですけどね!「オープンおめでとう&ありがとう」な気持ちでいっぱいになりました。

オープン初日ということで、色々不慣れな点とかもあったかもしれませんが、マダムや他のスタッフ
さんの接客も親切丁寧で、常に笑顔で対応してくださっていたのが印象的でした。準備段階から既
にかなりお疲れだったでしょうに…。とにかく、(長時間並んだことによる)足の疲れを忘れるくらい、
気持ちよくお買いものができました!そういえば、私がお会計をしてもらっている間に、たくさんの紙
コップにコーヒーを用意する姿も見られました。外に並んでいる行列の皆さんに配られたのでしょうね。
更に、パンの試食まで配られたとか!行き届いたサービスというかおもてなしの心にも感心させられ
るばかりです。店内のレジカウンターで他のスタッフさんに指示したり、パンやスイーツの梱包をされ
ていた接客担当のマダムに代わり、某パティスリーのマダムが外のお客様お一人お一人に「お待た
せしまって申し訳ありません」と頭を下げて丁寧にご挨拶されていた姿にも心が打たれました。

パンに関しては、これからもっと種類が増えるのかな~と期待です。生菓子の販売もありますから、
パンばかりに注力はできないのかもしれませんが、また以前のようにカット売りのフランやガレット
もいただきたいですし、具だくさんなルーロシリーズとの再会も心待ちにしたいと思います(もしかし
たら、私が帰った後には↑のパンも並んだかも?クロワッサンについても「もうすぐ焼き上がります」
とか言っていましたので。朝イチに全ての種類のパンが出揃うわけではなさそうですね…)。栗好き
な私としては、秋には「栗時々セーグル」や「栗のブリオッシュ」もまたいただきたいですし、冬にな
ったらシュトーレンを予約しなくちゃ~なんて!頭の中は食べたいパンでいっぱいになっています。
生菓子についても、今後どんなプチガトーがショーケースを飾っていくのか楽しみですね~。アント
ルメも並ぶのかな?クリスマスにはシュトーレンとクリスマスケーキのW購入もアリですね!

とにもかくにも、今後ますますの発展が期待されるアッシュさんでした♪応援しています!っていう
か、早く再訪したいです(笑)。週末はまだまだ行列が予想されるけど~(涙)。

  • グリオットピスターシュ(\230、2014年3月)
  • グリオットピスターシュ(断面、2014年3月)
  • スミレのフラン(\260、2014年3月)

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3位

パティスリー ショコラトリー オーディネール (桜川、西大橋、西長堀 / ケーキ、チョコレート、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2015/09訪問 2016/02/26

日常の延長線上にある口福なひととき♪

2015年9月 デパートの催事で購入した焼き菓子について紹介

フォンダンショコラ グリオット(\321)
「温めるととろりとチョコレートソースが溶けでる、リッチなガトーショコラ。
グリオットチェリーの甘酸っぱさをプラス」
中にグリオットチェリーをしのばせた、阪急限定のフォンダンショコラ。
軽く粉糖のトッピング。サイズは直径約6cm×高さ3cm、重量84g(実測値)。
電子レンジで軽く温めると、中からチョコレートソースがとろ~り♪
生地は口どけが良く、チョコレートソースがよく絡み、濃厚な味わい。
ビター感は少なく、程よい甘味の中で甘酸っぱいチェリーがアクセントに。
ああ…ホント、リッチな美味しさ!阪急限定ではなく、今後も食べたいっ♪

ミニョン プラリネ(\211)
「さくっふわっとしたダックワーズ生地にヘーゼルナッツのチョコクリームを
サンドしました」
円いダックワーズ生地でヘーゼルナッツのプラリネチョコクリームをサンド
した焼菓子。サイズは直径約6cm×高さ3cm、重量35g(実測値)。
パッケージに脱酸素剤入り。ダックワーズ生地は表面がさくほろっ、中は
ふわもっちりな食感。アーモンドの風味が口の中でぶわっと一気に広がる。
中のプラリネチョコクリームはなめらか、まったり濃厚な口どけ。甘味の
中で、ヘーゼルナッツの香ばしい風味がキラリと光る。まさに唸る美味しさ!


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2014年5月初訪問。
昨年12月、大阪南堀江のオレンジストリートにオープンされたオーディネールさん。パティスリー
&ショコラトリーのお店です。2011ジャパン・ケーキショーのプチガトー部門で優勝された以外に
も、数々の受賞歴のあるシェフが出されたお店と聞き、どんな感じなのか気になりましたので、オー
プン当初からブクマさせていただいていました。ただ、滅多に堀江方面に出かけないこともあり、な
かなかお邪魔することができず。やっとGWに時間をつくって、初訪問を果たすことができました!

うかがったのは休日のお昼12時前。白い扉に赤いシェードが映える外観。エントランスにはテーブ
ルと椅子が1つずつ出ています。テラス席としてイートインできるのかな?そして中へ。明るく清潔
感のあるステキな店内は、入って左手に生菓子が並ぶショーケースがあり、右手には焼き菓子が並ん
でいました。ベンチも置かれていたはず。イートインのための席ではなく、ケーキの梱包を待つ間に
腰掛けるためのベンチかと思われます。ショーケースの中の生菓子は、いずれも魅力的なビジュアル
のものばかり♪15種類以上はあったかな?“ジャパン・ケーキショーのプチガトー部門で優勝”された
シェフが手掛ける生菓子ですから、否応なしに期待が高まります!とはいえ、初めましてのお店です
ので、今回は控えめに3点の生菓子のお持ち帰りにさせていただきました。1つは店名を冠した「オー
ディネール」というシェフのスペシャリテ。それと定番の「シュークリーム」と「プリン」。こうい
うチョイスをしておけば、こちらのスイーツがある程度自分の好みに合うかどうか判断しやすいです
し、ハズレも少ないですし…っていうか、単純にカスタードな味のスイーツが好きなだけなんですけ
どね(爆)。大好きなサントノーレ(紅茶味だったかな?)も買って帰りたかったのですが、ショー
ケースには札だけが置いてあって、既に売り切れてしまっていたのか、これから並ぶところだったの
か、とにかくその姿を見ることができませんでした(涙)。

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オーディネール(\490、2014年5月)
「ミルクチョコレートムースの中に自家製オレンジのコンフィとザクザクしたプラリネ生地」

ミルクチョコレートのムースをベースとしたプチガトー。店名を冠した、シェフのスペシャリテ。
粉糖がかかったトッピングのチョコレートは薄いロール状になっていて、土台となっている2本の
棒状のチョコレートクリームを含めて、どちらもミルクチョコレートのまろやかな味わい。ベース
のミルクチョコレートのムースはクリームのようななめらかな口どけで、やさしい味。間の層のオ
レンジカスタードのクリームは酸味が軽やかな味わい。薄く敷かれたオレンジのコンフィは、ピー
ルのほろ苦感もあって爽やかテイスト。ボトムのプラリネ生地はサクサクザクザクしていて、食感
はもちろん、香ばしい風味もアクセントになっている。う~ん、美味!味もバランスやハーモニー
が最高♪オレンジの効かせ方が絶妙で、全体のミルクチョコ感を甘ったるくさせないのが良い。味
わっていても変な気難しさも感じなかったし、素直に美味しさを実感できるプチガトーだった。

シュークリーム(\230、2014年5月)
「ご注文いただいてからクリームをお詰めしますのでサクサクの皮の食感が楽しめます。甘さ控え
めのとろりとしたクリームが絶品です」

定番のシュークリーム。クリームはオーダー後に詰めていただける。シュー生地はやや厚みがあり、
サクサクの食感。ザクザクなほどハードではなく。表面にクッキー生地を乗せて焼き上げているの
か、程よい甘味と香ばしさがある。生地の底から詰めたクリームは、バニラビーンズを贅沢に使っ
たカスタード。ぽってりした口あたりで、舌触りもなめらか。程よい甘味で、まろやかな味わい。
クセもなく(洋酒の風味なし)やさしい味なので、万人に愛されるシュークリームという印象。こ
ういうタイプはかなり好みかも!クリームもたっぷり詰まっていて、見た目以上に食べ応えあり♪

プリン(\230、2014年5月)
「コクのある飛騨高原牛乳を使用。口どけなめらかなプリンです」

定番のカスタードプリン。透明のプラスチック容器入り。プリン生地は上のほうがややかための口
あたりで、中のほうに行くととろ~りクリーミーに変化。口どけもなめらか♪バニラビーンズをた
っぷり使っているので風味も良く、ミルク感も卵感もしっかり濃厚な味わい。プリンというよりも、
クレームブリュレのようなリッチな美味しさ!甘味もやさしいのが舌に心地よい。容器の底にはサ
ラサラの液状のカラメルソース。これが超ビターテイスト!ガツンとくる苦味がプリン生地の甘味
にマッチし、一気に大人な味わいに。シンプルなんだけど舌に訴えかけてくる美味しさで大満足♪

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日本語にすると「日常」という意味の名前のオーディーネールさん。今回いただいた3点の生菓子
も、そんな日常の延長線上にあるような、奇をてらったところのないもので、とても親しみやすさ
が感じられました。それでいながら、味わいは上質かつ贅沢。素材を厳選し、一つ一つのスイーツ
をとても丁寧に作られているのが容易に想像できます。ホント、口福なひとときが過ごせました♪

お店の方の接客や対応も親切丁寧で感じが良かったです。保冷剤は最大で3時間までつけてくださ
りますし、ケーキの梱包に関してもきちんとテープで固定されていましたので、良い状態で持ち帰
ることができました。そのテープもマスキングテープを使用されていましたから、粘着力が強すぎ
ず、剥がしやすかったのもポイントが高かったです(笑)。

夫もこちらのスイーツがかなり気に入ったみたいですし、また堀江方面に出かけた時には必ず再訪
したいと思います!もっともっと違う種類のプチガトーを味わってみたくなりましたし、ショコラ
ティエでもありますから、トリュフとかチョコ系のものも色々チョイスしてみたいなぁ…と。それ
と気になる焼き菓子もありましたので、再訪ではそれらを買って帰りたいですね♪あ、サントノー
レもリベンジせねば…(苦笑)。とにかく色々と楽しみになっています!

  • フォンダンショコラ グリオット(\321)
  • フォンダンショコラ グリオット(断面)
  • ミニョン プラリネ(\211)

もっと見る

4位

アシッドラシーヌ (天満橋、谷町四丁目、北浜 / ケーキ、マカロン)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2015/10訪問 2016/03/08

大好きな味に再会!今後も楽しみなアシッドラシーヌさん♪

2015年10月 『ダイビル×essenceマルシェ2015』で購入した焼き菓子について紹介

タルトショコラ(\400)
「チョコレートの生地の中にピスタチオのクリームと柔らかいチョコレートの
クリーム」
チョコレートのタルト。サイズは直径約7cm、高さ1.5cmほどで、重量54g
(実測値)。トップは濃厚でなめらかな口どけのチョコレートクリーム。
その下にはフランボワーズのコンフィが入った、ぽってりとした口あたりの
ピスタチオクリーム。土台はカカオの風味豊かな、ザクザク触感のタルト生地。
ピスタチオクリームのナッティーな味わいとフランボワーズの酸味が魅力。
それでも、主役はチョコレートと実感できるタルト。品良くまとまっている。

フラン(\400)
「ざっくりとした生地の中にカスタードクリームを入れて焼きました」
橋本シェフがケ・モンテベロさんにいらっしゃった頃から、お気に入りの
フラン。重量106g(実測値)。メインのカスタードクリームの部分はプルプル
もっちりとした食感。バニラビーンズがたっぷり使われていて、香り良く、
卵の風味豊かな味わい。土台のパイ生地はザクザクとしたハードな食感。
塩気が効いていて、バターのコク深さが感じられる、リッチな美味しさ。
素朴でシンプルなんだけど、味と食感のコントラストが楽しく、カスタードの
美味しさを十二分に堪能できる焼菓子。やさしい甘味に、ほっこり癒される。


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2014年1月、再訪につき追記。

昨年12月、クリスマス直前にうかがったばかりなのですが、年明け早々のお正月休みに、またま
たアシッドラシーヌさんへ。前回の訪問の時から品揃えも変わってないかな~と思っていましたが、
まだいただいたことのないプチガトーを見つけましたので、2点ほどですが買って帰ることに♪

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ショコラ アンタッセ(\500、2014年1月)
「オレンジの花の水を使用したチョコレートムースとコニャックの香りのガナッシュクリーム」

モンテベロ時代にはキューブの形で店頭に並んでいたかな?こちらでは少し見た目にも変化が
あるような…。トップは少し酸味のある甘いチョコクリーム。チョコグラサージュの水玉トッピング愛
らしい。オレンジの花水を使ったチョコレートムースは、最初アールグレイのミルクティー風味かと
思ったら、これがオレンジの花水によるものなのか~と納得。口どけはまったり、オレンジの余韻
がしっかり楽しめるリッチな味わい。薄くしっとりなショコラ生地やヘーゼルナッツとフィヤンティーヌ
を間にはさみ、その下にはコニャックが香る、ほろ苦濃厚なガナッシュ。う~ん、大人の味♪エレガ
ントなチョコレートケーキという印象。全体の味のハーモニーが見事だし、食感の変化も好き!

マカロン シャテーニュ(\470、2014年1月)
「コーヒーのマカロン生地に2種類のマロンクリームとコーヒーのクリーム」

マカロンを使った栗のプチガトー。マカロンコックは外さっくり、中しっとりで、それなりに甘いがコー
ヒーの風味がしっかりな味。上にはマロンクリームが絞られていて、栗の渋皮煮(和栗系ではなく
てグラッセ系の味)がトッピングされている。マカロンコックで挟んだ外側のマロンクリームは、ねっ
とり濃厚タイプ。芳醇なラムの風味が効いた、おフランスな味。内側のマロンクリーム(ババロアマ
ロン)は粒栗入りで、あっさりとした味に仕上がっている。また、マロンクリーム以外にコーヒー味の
ガナッシュがマカロンコックで挟まれていて、ガツンとくるコーヒーの苦味やカカオの酸味がいい具
合に味のアクセントになっていた。見た目の可愛らしさと違って、味は結構男前なプチガトーかも!

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今回いただいた2点のプチガトーはどちらも好みのタイプでしたので、大満足なお買いものになり
ました♪やっぱり橋本シェフのチョコ使いは独創的で、心躍らせるものがあって良いですね!もう
すぐバレンタインということで、2月にはどんなスイーツがショーケースを飾るのか楽しみです。


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2013年12月再訪。
前回のレビューから7か月。久々の追記になります。2013年12月、クリスマス直前の3連休にお邪
魔しました。この7か月の間にも2回ほどお店にうかがっているのですが、いずれも友人宅への手土
産として購入していましたので、自分の口には入っていなくて…(苦笑)。今回はしっかり自宅用に
購入です♪プチガトーを3点買って帰りました。今年はどこのパティスリーにもクリスマスケーキを予
約しないまま年末を迎えてしまったので、アシッドラシーヌさんのショーケースに並ぶアントルメにも
心惹かれたんですけどね~。夫が「少しずつ色々なケーキが食べたい」というので却下でした(涙)。

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クラフティ フランボワーズ(\470、2013年12月)
「サワークリームのアパレイユに大粒の木苺を入れて焼き、グロゼイユとライチのメレンゲを絞りました」

木苺を使ったクラフティ。木苺とグロゼイユがトッピングされている。ピンク色に染まったメレンゲはふ
んわりねっとりな口あたりで、グロゼイユとライチのフルーティーな風味が春風のような味わい。メレ
ンゲの下には甘酸っぱくジューシーな味わいの木苺のコンフィチュール。サワークリームのアパレイ
ユはぽってりとした口あたりで、やさしい味。サワークリームの酸味もほんのり軽やか。土台のパー
トブリゼはバターの風味がリッチでサックサクの食感。全体としてもキュートなビジュアルに負けない
くらい味わいもとってもラブリーで、心躍るような木苺の美味しさが詰まったクラフティだった。

ココボンゴ(\460、2013年12月)
「マンゴーとチーズのクリームとココナッツの生地とムース」

マンゴーとココナッツのケーキ。トップは濃厚で甘味がしっかりなマンゴーのソース。その下にはふん
わり軽くエアリーな口どけで、ミルキーな味わいのココナッツムース。しっとりとした薄い生地を挟み、
その下にはまったりとした口どけのマンゴーチーズクリームの層。土台にはシャクシャクとしたセンイ
感のあるココナッツ生地が敷かれている。全体としては夏向きというか、トロピカルな美味しさの詰ま
ったケーキかな?味だけならマンゴーがかなり強く感じられたが、土台のココナッツ生地が食感で主
張してくるので、トータルではバランスのとれたケーキだと思う。ぜひ夏に再会したい生菓子かも♪

ヴェルヴェルト(\460、2013年12月)
「ライチのムースとヴェルヴェンヌの生地。青リンゴのジュレとレモンのバヴァロワ」

ライチと青リンゴとレモンのケーキ。トップはふんわり軽い口どけのライチのムース。その下に薄く敷
かれているのは、ハーブ感満載のしっとりとしたヴェルヴェンヌ(レモンバーベナ)の生地。その下に
は適度に酸味のある青リンゴジュレの薄い層があり、更にその下にはレモンのバヴァロワの層。土
台には薄くビスキュイ生地が敷かれている。全体としても上品な甘味で、爽やか系のケーキかも!
ライチと青リンゴとレモンがバランスが良くまとまっているせいで、やや味がぼやけがちなところに、
クセのあるヴェルヴェンヌの風味がアクセントになっていたように思う。これは初夏の味かな♪

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今回チョイスした3点のプチガトーは、アシッドラシーヌさんが得意とする(と勝手に私が思っている
だけかもしれませんが)チョコ系ではなかったこともあり、なんとなく秋冬な味ではないように感じま
した(苦笑)。春夏にいただいていたら、更に美味しく感じていたかな~という印象です。年が明け
ればバレンタインが待っていますし、アシッドラシーヌさんにはかなり期待したいところですね!


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2013年5月再訪。
GW後半の5月頭に再訪しました。オープンから1か月以上経ちましたので、行列も少し落ち着いた
ように思います。開店時間の10分ちょっと前に到着しましたが、先客も2組ほどでしたので。そうい
えば、この日は並んでいるとヴァンドゥーズさんがホットコーヒーをサービスしてくださりました。ミニ
サイズ(紙コップ)でしたが、こういうお気遣いってありがたいですね~♪普段、コーヒーはいただか
ない私ですが(味がNGなわけではなく、そこそこの量を飲むとグロッキーになる体質なので…涙)、
少量ということもあり、美味しくいただくことができました。とても飲みやすい味だったと思います。

さて、今回買って帰ったのは生菓子(ケーキ)6点とマカロン1点(同行の夫がいつの間にかオーダー
…苦笑)。開店とほぼ同時の入店だったので、ショーケースにはまだ並んでいない生菓子もありまし
たが、今回はお取り置きしてもらい、午後に引き取りに来る予定でいましたので、ヴァンドゥーズさん
に(後から並ぶ予定のケーキについて)確認をし、それらも含めて買って帰ることができました。ショコ
ラも買って帰りたかったのですが、この日はオランジェットしかなかったのでとりあえずスルーです。

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サントノレ ココ(\500、2013年5月)
「シュー生地とココナッツのクリーム。トロピカルフルーツのクリームとパインのコンポート」

パインのコンポートがトッピングされたサントノレ。パインは甘酸っぱくフルーティーな味わい。全体を
まとめているのはココナッツのクリーム。ココナッツの風味が軽やかで、口どけもよく、やさしい甘さ。
ミルキーな味で、ココナッツの繊維感はなし。黄色のフォンダンがかかったプチシューの中には、濃
厚でまったりとした口当たりのトロピカルフルーツのクリーム。軽い酸味が爽やか。シュー生地は厚
めだが、食感はソフト。土台はバターの風味が豊かなパイ生地。サックサクの食感で香ばしい。中
央の窪み部分にはオレンジとトロピカルフルーツのクリームがIN。初夏にぴったりなサントノレ♪

アノニマ(\480、2013年5月)
「濃厚なクリームチーズのクリームとオレンジのソース、シナモンの香りをつけたクランブル生地の
組み合わせ」

オレンジピールがトッピングされたレアチーズケーキ。真っ白な外見の中で、ビビッドなオレンジ色
がポイントになっているだけでなく、ピールは味としても爽やかなアクセントになっていた。上部は粉
糖がかかった生クリーム。濃厚でコクのある味わいだが、クリーム自体は甘さ控えめ。下部はまっ
たりとした口どけのクリームチーズクリーム。酸味があるので、濃厚だけどクドさはない。その下に
はフレッシュな味わいのオレンジソース(ピール入り)。土台はザクザク食感のクランブル生地。シナ
モンの風味が爽快。全体的に上品で洗練された味わい。味に奥行きのある絶品チーズケーキ!

リボワール(\470、2013年5月)
「コーヒー風味のホワイトチョコレートのムースの中に、カシスクリームとオレンジのマーマレード」

かつて橋本シェフがケ・モンテベロさん時代にもお出ししていた、コーヒー風味のホワイトチョコレート
ムースのケーキ。再会できて感激!白いグラサージュには、カシスクリームとカカオニブがトッピング
されている。メインのホワイトチョコレートムースはまったりねっとりな口どけ。色が限りなく白なのに、
ちゃんとコーヒー風味なのが不思議♪カフェオレ的なミルキーでやさしい味のムース。中には甘酸っ
ぱく濃厚な味わいのカシスクリームが入っていて、その下にほろ苦なオレンジマーマレードが薄く敷
かれている。土台はビターなコーヒー生地。全体の味のバランスが最高!う~ん、このケーキ好き!

ピエモンテ(\470、2013年5月)
「ノワゼットの生地とクレームムースリーヌ。プラリネフイユテと、チョコレートのクリーム」

カーブした薄いプレートチョコとノワゼットがトッピングされたチョコレートのケーキ。プレートチョコとノワ
ゼットの下には、こんもりと濃厚なチョコレートガナッシュクリームが敷かれている。上はノワゼットの
風味が豊かなクリームムースリーヌ。なめらかな舌触りで、マイルドな味わい。プラリネフイユテがサ
クサクとした土台は、全体のまったりとした口どけの中でなかなかの存在感!これらを包む薄いチョ
コレートのコーティングにはクラッシュナッツやパフが入っていて、それだけでも美味!ガナッシュに
ほんのりお酒を効かせたチョコレートケーキなので、結構大人味かも。ヤバいくらい美味しかった♪

フレジエ(\450、2013年5月)
「しっとりとしたアーモンド生地と優しい香りのムースリーヌと苺」

苺1粒とピスタチオがトッピングされたフレジエ。苺は甘酸っぱく、ピスタチオはねっちりとした食感。
ムースリーヌはコクがあり、まったりとした口どけ。バニラの風味がふんわりと口に広がる。アーモン
ド生地はシロップ打ちされているのか、超しっとりとした口当たり。じっくり味わううちにアーモンドの
ナッティーな風味が感じられる。少しお酒を効かせた感じなので、甘さは控えめ。その分、トップに
塗られた苺のソースの甘味が甘く、うまくバランスがとれていたように思う。ムースリーヌには苺を
細かくカットしたものが入っているが、個人的にはキレイな断面が並ぶものが見たかったかなぁ…。

シューアラクレーム(\260、2013年5月)
「しっかりと焼きこんだシュー生地の中にバニラたっぷりのカスタードクリーム」

たっぷり粉糖がふりかけられたシュークリーム。シュー生地はやや厚みがあるものの、思ったより
はソフトな食感。アーモンドダイスがまぶされていて、食感と香ばしさがアクセントに。底から充填
されたカスタードクリームは、ぽってりとした口当たり。バニラビーンズがたっぷり使われていて、
風味も豊か。意外と甘さは控えめで、洋酒を効かせた大人味に仕上がっている。クリームに甘さ
が少ない分をシュー生地にかかった粉糖の甘さでバランスをとっている感じかな。クリームはぎっ
しり詰まっているので、見ため以上にボリュームがあって満足度も高いと思う。

マカロン《グリオット》(\180、2013年5月)
サイズは直径4.7cm、厚さ2.6cm、重量28g(実測値)。リピ購入なので、味の感想は省略。

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今回も大変美味しくいただくことができました!チョコ系は相変わらず「さすがだな~」とうならされる
ものがありましたし、「アノニマ」は期待以上の美味しさで大満足でした♪チーズケーキはどちらかと
いうとベイクドタイプのほうが好みなので、滅多にレアチーズケーキはいただかない私ですが、こちら
の「アノニマ」は私がここ数年でいただいたレアチーズケーキの中ではダントツに好みの味でした♪
これを機会に、他店でもレアチーズケーキを味わってみたいな~なんて(笑)。GW以降、どんどん新
作も登場しているようなので、また近いうちにお邪魔できたらと思います。次こそはショコラも!


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2013年3月初訪問。
ずっとずっと訪問を(っていうか開店を)楽しみにしていた、アシッドラシーヌさん♪吹田の超有名店
ケ・モンテベロさんのシェフパティシエを務めていらっしゃった、橋本シェフが独立オープンされたパ
ティスリーです。場所は天満橋から徒歩5分程度。以前のケ・モンテベロさんと違い、最寄駅からそ
う遠くない距離に立地されているのがありがたいです(笑)。おまけに京阪沿線というのが個人的に
願ったり叶ったりなわけだったりして~。ということで、先日待望の初訪問をさせていただきました。

うかがったのは土曜日。まだ開店間もないので、お店の外にはたくさんのお祝いの花が置かれて
いました。この日、私以上に訪問を楽しみにしていたのが夫で、「どうせ待つなら一番乗りがいい」
なんて言い出し、開店時間よりもかな~り早く到着してしまい、しばらくは行列になることもなく…。
列ができ始めたのは、開店の15分くらい前からだったように思います。3月10日のオープンの時に
はすごかったようですが、1週間でだいぶ客足も落ち着いたのかなぁ…なんて思ったり。

10時の開店と同時に店内へ。あまり広くはない造りのようで、入って正面がプチガトーやマカロン
などの生菓子コーナー、その左隣りにショコラが販売されていて、入って左手に焼き菓子が販売さ
れています。あとコンフィチュールも置いてあったような…。この日、一番乗りしたのはいいものの、
後ろに10数名の行列ができていたことを考えると、じっくり時間をかけて選べるような心境ではなく
なってしまい(汗)、取り急ぎプチガトーを6点、マカロンを2点、焼菓子を3点購入することに。たしか
開店時に並んでいたプチガトーは8種類、アントルメは1種類、マカロンは5種類、焼菓子は8種類だ
ったように思います。既にレビューをUPされている方が購入されているケーキもあったり、なかった
り…。シュークリームもまだ並んでいませんでしたので、開店時に一通りのプチガトーが揃うわけで
はないのかなぁ…なんて思いました。お目当てのケーキがある場合には、事前に店頭に並ぶ日や
時間を確認したほうがよいのかもしれませんね。そうしているうちに新作も登場しそうですが~♪

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コンフィアンス(\480、2013年3月)
「キャラメル風味のチョコレートムースと抹茶のクリーム、フランボワーズソース」

軽く抹茶風味の薄いホワイトチョコプレート2枚が飾られた抹茶のケーキ。ツヤピカ鏡面の抹茶のグ
ラサージュが美しい。苦味をおさえたミルキーなキャラメル風味のチョコレートムースに、苦味と渋味
を効かせた抹茶のクリームとビスキュイの組み合わせ。そこにしっかり酸味のあるフランボワーズの
ソースがアクセントとして存在する。これがもう、味のバランスが素晴らしく、絶妙すぎるほどのハー
モニーを奏でているわけで…。私の中で抹茶スイーツ(ケーキ系)歴代No.1の美味しさ!嫌味のな
い抹茶の奥深い味わいを堪能することができる。ケ・モンテベロさん時代以来の味に感動しまくり♪

ラクテ(\480、2013年3月)
「濃厚なチョコレートムースとフランボワーズクリーム」

5枚も薄いチョコの羽根と金箔で飾られたチョコレートのムースケーキ。飾りもステキだが、なんとい
っても鏡面の光沢を放つグラサージュの美しさにウットリ…。もちろん、味のほうも溜息モノ。軽くエ
アリーな口当たりのチョコムースと、口どけなめらかな濃厚チョコムース。そこにキュンと甘酸っぱい
ラズベリーのクリームが味のアクセントに。全体的に洗練された味わいで、チョコスイーツにありがち
ま重苦しさをまったく感じることなくいただくことができた。ケ・モンテベロさん時代には食べ損ねてい
たので(その頃はチョコ系が苦手だった私)、こうして新店でもお目にかかれて本当に嬉しく思う♪

グリオット ピスターシュ(\520、2013年3月)
「ピスタチオの生地とクリーム、グリオットのクリームとジュレ」

金箔が飾られたグリオットチェリーとピスタチオがトッピングされたケーキ。グリーンとピンクの層が
春を感じさせてくれる。トッピングのチェリーはキルシュを含んだ大人味。ピスタチオのクリームもビ
スキュイも、どちらもピスタチオのナッティーな風味がしっかり感じられるコクのある味わい。グリオ
ットのクリームとジュレは、どちらもチェリーの酸味が効いていて、ピスタチオの生地やクリームと一
緒になった時の味のコントラストには華がある。なんとなく全体的に甘めに感じたし、もっとキルシュ
を効かせたほうが好みだが、ケ・モンテベロさん時代に大好きだったケーキに再会できて幸せ♪

ムラング シャンティ(\400、2013年3月)
「芯まで焼きこんだメレンゲと乳の香り豊かなシャンティクリーム」

メレンゲと生クリームだけというシンプルな構成。上から粉雪のようにパウダーシュガーがかけられ
ている。メレンゲにはスライスアーモンドが貼りついているが、数枚はケーキボックス内に剥がれ落
ちてしまっていた(汗)。メレンゲはしっかり焼き込まれているが、ほろほろに崩れる脆さがあり、口
の中で一瞬にして消えてゆく儚さ。生クリームはミルキーなコクがあるが、甘さが超控えめなので
綿菓子のような甘さのメレンゲとのバランスが良い。メレンゲ側面のアーモンドはふんにゃり生焼け
食感だったのが残念。ケ・モンテベロさん時代は香ばしさがアクセントになっていたのになぁ…。

レ ランド(\480、2013年3月)
「しっとり、口解けの良いチョコレート生地となめらかなカシスのクリーム」

チョコレート生地とカシスのクリームが交互に積み重なったケーキ。濃いピンク色のTopに目が奪わ
れる、シンプルながらもインパクトのあるビジュアル♪なめらかな舌触りのカシスクリームは甘さ控
えめで、思ったよりも酸味は強くなく。チョコレートのビスキュイはしっとりしていて、口どけも良い。
一番下の土台部分裏には薄くチョコレートが敷かれていた。全体的には見た目と違って、味に派手
さやパンチがあるわけでもなく、優等生なケーキという印象。外さない味として美味しくいただけた。
以前、ケ・モンテベロさん時代にいただいた「カシスデボワショコラ」のリニューアルだったのかな?

ショコラオランジュ(\500、2013年3月)
「軽いショコラの生地とコアントロー香るショコラのクリーム。軽く刻んだオレンジコンフィ」

オレンジスライスのコンフィがトッピングされたケーキ。Topの一部にはココアパウダーもかかってい
る。飾りのオレンジは意外と厚みもあり、もっちり食感。グミのような弾力があって面白い♪濃厚グ
ラサージュの下は、コアントローがふんわり香るショコラクリームと、刻みナッツ入りのショコラ生地
の構成。軽さのある口どけの良い生地の中で、ナッツのプチプチとした食感がアクセントになってい
た。コアントローに関してはオレンジの風味はあるものの、アルコールっぽさは抑えられているので、
お酒が苦手な方でも大丈夫だと思う。正直驚きはなかったが、期待を裏切らない美味しさだった!

マカロン(\180、2013年3月)
「柔らかい食感の生地にいろんな味のクリームをサンドしました」

マカロンは全部で5種類(バニラ・アプリコット・ピスターシュ・フランボワーズ・グリオット)販売されて
いて、1個ずつ簡易個包装された状態で販売。いずれも\180。5個セットのものは既に箱詰め&ラッ
ピングされたものが販売されていたが、そちらは\1,000だった。今回私が選んだのは↓の2種類。

グリオット
サイズは直径4.7cm、厚さ2.6cm、重量28g(実測値)。ピンク色のマカロン生地は外サクサク、中し
っとり。よくあるマカロンのねっちょり(ねっちり)感はなく、ただただ内側はしっとりとしているだけな
ので、食感としては食べやすい感じ。中はなめらかな舌触りのグリオットチェリーのクリームと中心
部にグリオットチェリーのコンポート。チェリーの甘酸っぱさが爽やかで、春風のような味わい♪

ピスターシュ
サイズは直径4.7cm、厚さ2.3cm、重量26g(実測値)。黄緑色のマカロン生地は外サクサク、中し
っとり。こちらもねっちょり感はなく、内側はしっとりとしているだけ。中はホワイトチョコをベースにし
たピスタチオのガナッシュ。青臭さのない、上品なピスタチオのナッティーな風味がふんわりと鼻に
抜ける感じが良い。口どけはまったり。甘さもしっかりめで、濃厚な味を楽しむことができた。

ケーク キャラメル(\220、2013年3月)
「濃厚なキャラメル味の口解けの良いケーク」

キャラメル味のパウンドケーキ。1.8cmの厚さにカットされていて、重量は30g(実測値)だった。パ
ッケージを開封した途端、キャラメルの甘く香ばしい香りがふんわり♪生地はしっとりしていて、口
どけもよい。キャラメルの甘味を引き立てるように、かな~り塩を効かせた味に仕上がっている。こ
のキレ味はインパクトあるかも!十分美味しいけど、更にほろ苦感が増すともっと好みかな♪

フィナンシェ(\180、2013年3月)
「焦がしバターとアーモンドのしっとりとした焼き菓子」

プレーンタイプのフィナンシェ(他にキャラメル味も販売されていた)。重量26g(実測値)。パッケー
ジを開封した途端、バターとアーモンドのリッチで香ばしい香りがふんわり♪焦がしバターの脂肪
が黒い点々となって見える生地は、しっとりしていて口の中でほろほろ崩れる食感。甘さもちょうど
よくて食べやすい美味しさだった。外側がさっくりとした食感だったら、もっと好みだったかも!

マドレーヌ(\160、2013年3月)
「レモンを香らせた優しい焼き菓子」

シェル型のマドレーヌ。重量21g(実測値)。パッケージを開封した途端、バターの香りがふんわり♪
口当たりはややパサッとした感じで、噛むと口の中でほろっと崩れるような食感。最初はバターの
コクや砂糖やハチミツなどの甘味を感じるが、後からレモンのキュッとした酸味が追いかけてくる。
甘さもほどほどで爽やかな味わいのマドレーヌ。これはあまり印象に残らず、ごく普通かなぁ…。

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接客くださったヴァンドゥーズさんはお二人いらっしゃって(一人はマダム)、とても丁寧でしっかり
した対応には好感が持てました。ただ、やはりお二人だけで接客されるのはかなり大変そうです
ね…(汗)。私がケーキをオーダーしてからお店を出るまでに、約20分ほどかかったのですが、こ
れが行列の後ろのほうの方になると、店内に入ってからもどれほど待つことになるのだろう…なん
て考えてしまいました。4月からは新しくスタッフさんが増えるようなので、もうこのような心配はい
らないかもしれないですけどね!帰りもお店の外までお見送りしてくださるのですが、順番待ちを
されている他のお客様のことを思うと、「お見送りはいいですから、お待ちの方の対応をしてあげて
くださ~い」なんて心の中で声をかけてしまったくらいなので~(苦笑)。

とりあえず、橋本シェフの手がける作品の大ファンな私としては、これからも定期的にお邪魔させて
いただくつもりでいます!今回は購入を見送ったチョコレートもいただいてみたいですし、プチガトー
もマカロンも焼菓子もコンプリートしたくなっていますからね(笑)。次はもう少しお店自体が落ち着い
た頃にでもうかがいたいと思います。その頃にはまたショーケースの中も様変わりしちゃうかな?

  • タルトショコラ(\400)
  • タルトショコラ(断面)
  • フラン(\400)

もっと見る

5位

ル・シュクレクール 岸部 (岸辺、正雀、千里丘 / パン、サンドイッチ、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2015/10訪問 2016/03/08

『ダイビル×essenceマルシェ2015』でパンを購入

2015年10月 イベントで購入したパンについて紹介

抹茶と栗とベーコンと胡椒のパン(\300)
抹茶生地に栗とベーコンと胡椒を練り込んだパン。重量113g(実測値)。
リベイクでクラストはパリッ、クラムはしっとりむっちりに。練り込まれた
ベーコンのコクや塩気、脂身の甘味を、抹茶生地がしっかり受け止めていて、
シュクレさんらしい意外な組み合わせだけど、味にまとまりを感じる美味しさ。
味も香りも抹茶よりベーコンが主役のパン。ビールやワインのお供に最適♪

カカオとイチゴとオレンジとイチジクのパン(\300)
カカオ生地にドライ苺とドライいちじくとオレンジピールを練り込んだパン。
重量110g(実測値)。リベイクでクラストはパリッ、クラムはしっとり
もっちりむっちりに。生地のカカオ感は控えめ。練り込まれたドライフルーツが
甘くジューシーで、一口で口の中が華やか果汁感で満たされる。いちじくの
種がプチプチして、楽しいアクセントに。オレンジピールで後味が爽やか♪


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2014年2月、追記。

2014年1月29日~2月14日の17日間、JR大阪三越伊勢丹10階催物場で開催の『サロン・デュ・シ
ョコラ』に、ル・シュクレ・クールのお隣のパティスリー「ケ・モンテベロ」さんが出店されていたので
すが、そのブース内でル・シュクレ・クールさんがパンを2点販売されていましたので、両方1つず
つ買って帰りました。岸辺のお店のほうには昨年の春以降ご無沙汰しちゃっていますが…(汗)。

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バゲット・オ・ショコラ(\399、2014年2月)
「バゲットにバターと板チョコを挟んだ大人も子供も“たまらん”感じのおやつです」

ミニサイズのバゲット(長さ19cmほど)にスリットを入れ、内側にタカナシ乳業さんのバターを塗り、
ケ・モンテベロさんの板チョコ(15×3×厚さ0.3~0.4cmほど)を挟んだパン。チョコを取り出して焼き
戻し、再びチョコを挟んでいただくことに。クラストはカリパリサク、クラムはむっちりもっちり食感で、
バターしみた箇所はじゅんわり。もう、チョコなしで既に美味!板チョコはパキッとしているが、パン
の熱で少しずつ融け出し、生地との一体感ができて甘ウマ♪チョコはすっきりとした味で、ほろ苦感
もあり、甘ったるさがないのが良い。こんな贅沢な美味しさ、やっぱり大人のためのチョコパンかも。

パン・オ・ショコラ(\273、2014年2月)
「フランス産棒チョコ入りのクロワッサンです」

クロワッサン生地で棒チョコを2本巻いたパン。しっかりとした濃いめの焼き色が美しい。これは帰
宅後すぐに常温で(そのまま)いただいたが、表面はサクサクハラハラな軽い食感で香ばしく、中
はしっとりもっちりな食感で、じっくり味わうとバターのコクと旨味が口の中にぶわっと広がって一
気に支配する感じ。中のチョコはポリポリな食感。カカオの風味良く、口どけもGood。全体としてリ
ッチな美味しさが楽しめる一品だった。ペストリー系が苦手な私でも、食わず嫌いを克服するよう
な味というか…(笑)。何となくカフェオレと一緒に楽しむパリの朝食…というイメージのパンかな♪

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こうして催事で美味しいパンをいただいてしまうと、やっぱり岸辺のお店のほうにうかがわねば~
という気持ちにさせられますね(苦笑)。そろそろ春めいてきましたし、ぼちぼち岸辺まで遠征しよ
うかと思います。そうしているうちに、10周年を迎えられるのかな?それはそれで楽しみです!


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2013年10月19・20日の2日間、NPO法人essence主催の物販イベント『essenceマルシェ2013』が
松屋町のフジマル醸造所さんの店頭で開催され、essence賛助会員であるル・シュクレ・クールさ
んも出店されていましたので、パンを2点買って帰りました。たしか店頭では4種類のパンを販売し
ていたはず。全種類買って帰っても良かったのですが、他店のパンも気になってしまい…(苦笑)。

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ごぼう・くり・ゴルゴンゾーラとブラックペッパーのパン(\300、2013年10月)
全体になじむようにゴルゴンゾーラを練り込んだ生地に、短い拍子木切りしたごぼうと、天津甘栗
サイズの小ぶりな栗とブラックペッパーを更に練り込んだハード系のパン。ゴルゴンゾーラのクサ
香ばしい香りがふんわり♪リベイクでクラストはパリッ、クラムはしっとり。ゴルゴンゾーラの旨味と
塩気が十分に行き渡った生地の中には、ごぼうと栗がごろごろ。栗は甘煮ではないので、自然の
甘味とコリッとした食感がアクセントになっている。ブラックペッパーは軽めなので、舌にピリッと感
じる程度ではあったが、時々鼻に抜ける華やかな香りが心地よかった。こういう具材の組み合わ
せと味のまとまりは、さすがシュクレさんだなぁ…と。ワインに一緒に楽しみたい大人パンかな♪

よそゆき!ジャガバタ(\300、2013年10月)
角切りベーコンとスパイス(クミン・ガラムマサラ・ターメリック)を練り込んだ黄色の生地で皮つき
じゃがいもを包み、上にパルメザンチーズをかけて焼き上げたハード系のパン。香りはほぼ焼き
チーズカレー(笑)。香りだけでも十分食欲をそそられてしまう感じ!リベイクでクラストはパリッ、
クラムはしっとり。ベーコンの塩気とコクがジューシーにしみた生地は、香りほどはスパイス感も
強くなく、程よい甘味も感じられるマイルドなカレー風味に仕上がっている。中のじゃがいもはしっ
とりタイプなので、生地と一緒に口にした時の食感に一体感があったし、トッピングのチーズが味
も香りも良いアクセントになっていた。こういうジャガバタなパンって初めてかも!個性的で好き♪

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今回の物販イベント、大盛況でしたよ~!お昼の12時スタートでしたが、開始時間の1時間以上前
から行列を作り始めていたくらいで…(汗)。『essenceマルシェ2013』全体の感想をこちらに書くの
は控えますが、パン好き(お菓子好き)としては嬉しい企画でしたし、吹田のお店のほうまで足を運
ぶのは~という方もいるでしょうから、今後も2回3回と続けていってくださるとありがたいですね♪


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2013年4月17日に、9歳のお誕生日を迎えられたル・シュクレ・クールさん!昨年はタイミング悪く、
この時期に大阪にいなかった私は、お取り寄せの記念ボックス(パンとヌテラのセット)でお祝いさ
せていただいただけでしたが(涙)、今年は9周年記念のパン販売に合わせて、週末、岸辺のお店
のほうへお祝いに駆けつけさせていただきました♪お目当ての周年パン「ポーニュ(ヘーゼルナッ
ツの赤いプラリネを纏ったブリオッシュ)」や「ピスターシュ(ピスタチオペーストを練り込んだ緑鮮や
かなヴィエノワでガナッシュクリームをサンドしたパン)」は午前9時前には既に売り切れてしまって
いたのか、その姿にはお目にかかれず…(涙)。それでもいくつかの周年パンと定番のパンを買っ
て帰ることができました!久々の訪問だったので、たくさんのパンを買い込みたかったのですが、
冷凍庫の保存スペースを考慮して、しぶしぶ買い控えしています(苦笑)。

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バゲット(\300、2013年4月)
「金色の衣がパリパリと音を奏でると、小麦ぼ香りがたちのぼり、かみしめるとはかなくも潔い口
溶けがあなたを誘惑します」

先端が尖った端正なルックスのバゲット。全長は約45cm。リベイクでクラストはバリザク、ベージュ
色のクラムはしっとりもっちりむっちりに。リュスティック並みにみずみずしい生地。粉の旨味をたっ
ぷりの水分で閉じ込めている感じ。小麦の香ばしい香りも素晴らしく、シンプルリッチなバゲット。

パン・オ・セレアル(\360、2013年4月)
「コーン・オーツ麦・ヒマワリの種・ごまなど、たくさんの穀物が入っています。プチプチした食感を
お楽しみ下さい」

生地にセレアルを練り込み、表面にたっぷりの胡麻をまぶしたパン。胡麻の香りがとにかくすご
い!リベイクでクラストはバリザク、クラムはしっとりむっちりに。練り込まれたセレアルが口の中
で弾ける感じ。栄養っぷりなパン♪ただ、胡麻が強過ぎて、私にとっては胡麻パンな印象(笑)。

キャラメルノワゼット(\210、2013年4月)
「ヘーゼルナッツを練り込んだ生地に、カスタードとバタークリームを合わせたキャラメルクリームを
はさみました」

見たら買わずにいられない、マストバイなパン(爆)。ヘーゼルナッツがごろごろ練り込まれたヴィ
エノワ生地でキャラメルクリームをサンド。生地はむっちり食感。詰まった生地なので、ムキュッと
した歯切れの良さ。キャラメルの濃厚な甘苦い感じとナッツの香ばしさが絶妙な相性。大好き!

パン・ド・パーク(\200、2013年4月)
「ホワイトチョコを練り込んだ優しい味わいの復活祭を記念したパンです」

ホワイトチョコチップが練り込まれたヴィエノワ。なぜかこれまでタイミングが合わずに買えなかっ
たので、今回が初購入。リベイクでクラストはカリッと、クラムはむっちりに。熱でホワイトチョコが
融けて、じゅんわり甘ウマ♪ホワイトチョコのやさしい甘味が口いっぱいに広がって幸せ~(笑)。

タルト・フランベ(\230、2013年4月)
「厚切りベーコンとチーズをのせたピザ風のパン」

ベーコン&チーズ好きな夫のために、毎回のように購入しているパン。リベイクでクラストカリサク、
クラムはむっちりしながらも歯切れは悪くない。ベーコンとチーズがジューシー。やや油っぽさが気
になるけど、勢いで食べればOKかな~(爆)。見た目ほどは塩気がきつくないのが良いと思う。

パン・オ・クリザンテーム(\320、2013年4月)
「塩ゆでした春菊にゴルゴンゾーラ、クルミを合わせました」

ラミジャン生地に春菊とゴルゴンゾーラチーズとクルミを練り込んだパン。少量だけど金柑ピールも
入っていたかな?ゴルゴンの独特の香りはしない。リベイクでクラストはカリサク、クラムはしっとり
むっちりに。爽やかなクセの春菊にクルミとチーズのコクが絶妙なハーモニー。想像以上にウマ!

パン・ダニス・オ・フレーズ(\320、2013年4月)
「イチゴ、オレンジ、ホワイトチョコ、ピスタチオを合わせたパンにアニスの香りを加えました。優しく
爽やかな春の日溜まりのようです」

ドライイチゴ、オレンジピール、ホワイトチョコチップ、きざみピスタチオが練り込まれたパン。アニス
の香りがプンプン(笑)。リベイクでクラストはバリザク、クラムはむっちりに。イチゴとオレンジのフル
ーティーな味わいに、ガツンとアニスの風味。それをホワイトチョコが上手にまとめ上げている感じ。

OGINOさん家のパテサンド(\500、2013年4月)
「東京を、日本を代表する世田谷のフレンチレストラン『OGINO』さんから届けてもらったパテ・ド・カ
ンパーニュに、本町の『タベルネッタ ダ キタヤマ』さんの玉ネギのピクルスを合わせたスペシャル
コラボな至福の王道カスクルートです」

周年パンの一つ。OGINOさんのパテ・ド・カンパーニュとキタヤマさんの玉ネギのピクルスと、粒マ
スタードをサンドしたカスクルート。パテに臭みはいっさいなし!上品で洗練された味。玉ネギもシ
ャキシャキフレッシュで、パンの美味しさは言うまでもなく。なんとも贅沢な味わいのパテサンド♪

トロペジェンヌ・ピスターシュ(\320、2013年4月)
「シェフのフランスに住む友人から送られてきたピスタチオのペーストを、たっぷりカスタードクリーム
に混ぜ、フランボワーズのコンフィチュールと合わせました」

周年パンの一つ。アーモンドスライスがトッピングされたブリオッシュ生地でピスタチオクリームとフ
ランボワーズのコンフィチュールをサンドしたパン。しっとり口どけの良いブリオッシュに、杏仁風味
のピスタチオクリームがとろ~り。そこへフランボワーズのビビッドな酸味がアクセントに。激ウマ!

パン・プディン(\380、2013年4月)
「敷き詰めたブリオッシュにリンゴ、クルミ、オレンジを散らし、メープルシロップを使ったアパレイユ
で甘い香りを加えました。フルーツの爽やかさにしっとり絡みます」

周年パンの一つ。ブリオッシュを使用したパンプディング。リンゴとオレンジピールは上に、クルミは
下に沈んでいた。生地はゆるゆるではなく、比較的ハード。冷たいままだとみっちり詰まった感じだ
が、温めるとふんわりほどける食感に。フルーティーな美味しさにウットリ♪クルミの存在感もGood。

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我が家からは近くて遠い岸辺エリア(涙)。つい足が遠のいてしまいがちですが、こうして久々にパ
ンをいただくと、もっと頻繁に足を運ばなくては~という思いに駆られます(苦笑)。やっぱり、どのパ
ンも非常に美味しいですし、ここでしか味わえない個性の強いパンも揃っていますので、またイベン
トに関係なく、お店のほうにも出かけたいと思います!9周年、おめでとうございます☆


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2012年4月。
ル・シュクレ・クールさんは4月17日に8歳のお誕生日を迎えられました!
その記念として発売された「シュクレ モンテベロ コラボBOX」を購入。
都合により店頭に受け取りに行けなかったので、着払いで発送していただきました。

春の爽やかな空の色をイメージされたという水色の箱の中には、ドーンと存在感を放つ
「ドゥミ・バゲット」とケ・モンテベロの逢坂シェフが作られた「パートアタルティネ」。
本当は4月14日・15日にお店に直接うかがって、お祝いの言葉とともに周年記念の限定
パンを購入したかったのですが、あの週末は日中大阪にいなかったこともあって訪問できず。
こうして記念のコラボBOXだけでも購入できたのが、せめてもの救いだったかもしれません(苦笑)。
パンとスプレッド、お祝いの気持ちをこめて美味しく美味しくいただきました♪

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8周年記念 シュクレ モンテベロ コラボBOX(\2,400送料別、2012年4月)
ドゥミ・バゲットとパートアタルティネのセット、「おかわりパンの地方発送を受け付けます」カード付き

ドゥミ・バゲット
全量で244gあった、立派なサイズのドゥミ・バゲット。パートアタルティネをつけていただく前に、
そのままの状態でもいただいた。もちろん、リベイクしてから。焼き色しっかりのクラストはザックリ、
ツヤのあるクラムはうっすらベージュ色でむっちり食感。粉の旨みがダイレクトに伝わってくるパン。
塩気と酸味と甘味のバランスが最高!正直、バゲットだけでも十分満足してしまうくらい(苦笑)。

パートアタルティネ
全量220g。ケ・モンテベロの逢坂シェフが作られたヌテラこと、ノワゼット風味のチョコスプレッド。
届いてすぐに瓶のフタを開けると、チョコのあま~い香り♪常温便なので、スプレッドはとろとろの
クリーム状態。すぐにいただけなかったので、冷蔵庫に保存。冷えると半固形状に固まる。

スライスしてトーストしたドゥミ・バゲットにパートアタルティネを塗っていただくと…
バゲットの熱で、塗ったスプレッドがみるみる融けてゆく。クリームを通り越して、さらさらの液状に。
スプレッドの味は想像していたものよりもだいぶあっさりしているように感じた。しつこさがない。チョ
コの風味とヘーゼルナッツのコクが合わさって、濃厚なのにとってもマイルドな優しい味わい。ナッテ
ィでミルキーな生チョコって感じで、チョコをあまり得意としていない私でも大変美味しくいただいた。
もちろんパンとの相性もバツグン。バゲットの味もスプレッドの味もお互いがお互いを引き立て合い、
高め合っているかのような味で、1+1が2以上になのは間違いなし!(表現下手でスミマセン)

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遠方の方にはもちろんのこと、タイミングが悪く周年イベントにうかがうことができなかった方にも、
今回のコラボBOXは本当にありがたかったと思います!!企画してくださったことに感謝です。
そして、嬉しいおまけ♪「おかわりパンの地方発送を受け付けます」というカードの同梱です。
まだチョコスプレッドはたっぷり残っていますし、ル・シュクレ・クールさんの美味しいパンを
おかわりして、その幸せな味を最後の最後まで堪能させていただきたいと思います♪

ル・シュクレ・クールさん、8周年おめでとうございます☆


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こちらのお店に定期的にお邪魔するようになって、1年以上になります。
既にたくさんの方がレビューを残されているので、あえて私が書き残すほどの
ことはないのですが(苦笑)、自分にとっての覚書ということで、
いただいたものの感想を綴っていきます。

ちなみに、定番商品として置いてあるパンでリピ購入率の高いパンは、
「キャラメル・ノワゼット」と「ポム・ド・テール」です。
(夫用には、大好物らしい「タルト・フランベ」をよく買っています)

我が家のご近所というわけではないのですが、こちらのパンをいただくために、
「わざわざ出かけるだけの価値のあるパン屋さん」と私の中では位置づけています。
そのくらい好みのパンが揃っていますし、驚きの具材の組み合わせをしたパンに
出逢えますので、ドキドキとワクワクを一緒に満たしてくれるパン屋さんだと思います。

個人的に、具材モリモリなパンをそのままかぶりつくのが好きなので(苦笑)、
まだ「バゲット」や「パン・ド・ミ」といった超シンプル系のものを食べたことがないですが、
いつか購入してみたいです。サンドウィッチ系もキッシュもまだ食べてないし…。
また、クロワッサン系は苦手な私ですが、こちらもいつかチャレンジしてみたいです。

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キャラメル・ノワゼット(\180、2012年1月購入)
「へーゼルナッツを練り込んだ生地に、しっかりビターなキャラメルクリームを挟みました。」
初訪問時で購入して以来、すっかりその味にハマってしまい、最もリピ購入しているパン。
ヘーゼルナッツを練り込んだむっちり食感のヴィエノワ生地でビターなキャラメルクリームをサンド。
甘いキャラメル味よりも、苦味が強く感じられるくらいのキャラメル味が好きな私にピッタリ♪
ナッツのコリコリした食感も、食べていて楽しくなってしまう。思い出してニンマリ…(笑)。

ポム・ド・テール(\250、2012年1月購入)
「ジャガイモを荒くつぶし、シャバタに混ぜ込んだパン。ジャガイモのでんぷん質が面白い
食感を生んでいます。京都『ル・プティメック』にて美味しかったから始めました(笑)。」
こちらも、もう何度となくリピ購入しまくっているパン。ジャガイモが入っているので、独特の
もちもち食感になっている。ほどよい塩加減も好き。プチメックでも食べたことがあるが、
個人的にはこちらのほうがサイズも大きく、食べごたえがあってお気に入り♪

パン・イヴェルナル(\250、2012年1月購入)
「冬期限定の金柑を使ったパン。なんとか『和』を感じさせないようにキャトルエピス、
カルダモンを合わせました。クルミ、ホワイトチョコでバランスを取りました。」
クセになりそうなスパイシーな香り。インド料理に出てきそうな??(笑)
ジューシーな金柑のじんわりくる甘さにほっこり。多めのクルミはゴリゴリの食感。
ホワイトチョコはあまり目立たないけど、全体をマイルドな甘みでまとめている。

パン・テ・ヴェール・オ・ザブリコ(\250、2012年1月購入)
「抹茶に当てたのは、酸も甘味もあるけど柑橘ほどキレイじゃないと言いますか、
骨太でザワザワした印象のある、セミドライのアプリコット。抹茶の『前』に出るくらい
たっぷりの量を入れ、その後ろから抹茶の香りが追い掛けてくる印象。
オレンジとクルミが良い脇役っぷりです。」
リベイクしたものを半分に割ると、真っ先にアプリコットの甘酸っぱい香りを感じる。
大きめにカットされたアプリコットはジューシー。ほろ苦いオレンジピールとクルミの
ゴリゴリ感が、たしかに名脇役という感じ!見た目ほど抹茶感はないが、良いバランス。

ガトー・コンフィアンス(\300、2012年1月購入)
「2012年1月29日でケ・モンテベロをあとにした橋本シェフのお菓子で印象深い
『コンフィアンス』をパンで表現。2012年1月28・29日の2日間限定」
抹茶味のブリオッシュ生地で濃厚なキャラメルクリームをサンド。中央にはフランボワーズの
ジャム。キャラメルクリームは甘いだけでなく、ほどよくビター。抹茶生地もしっかりした味。
ジャムの甘酸っぱさがアクセントになっている。贅沢な味わいの大人の菓子パンという感じ。
2日間限定なのが惜しいくらい美味。なぜ1個しか買わなかったんだろう…(涙)。

ベーグル《ナチュール》(\150、2012年1月購入)
「モチモチというよりムッチムチの生地。ほのかに甘い生地で、どんな食べ方にも合わせれます。」
昨年末よりル・シュクレ・クールさんでも定番メニュー(週末限定だけど)としてベーグルが登場。
どの味のベーグルにも共通して言えるのが、指で押すと力強く跳ね返すような弾力のある生地
であるということ。クラムは詰まった感じはしないのに、むちむちで強いヒキがある。
長めにリベイクしても、不思議と皮バリにはならず。ナチュールはプレーン味だが、独特の風味あり。

ベーグル《ソーモン》(\190、2012年1月購入)
「スモークサーモンとフロマージュブラン、ディル、ピンクペッパーを練り込みました。」
一口目でまずはチーズの風味がふんわり。その後にピンクペパーのスパイシーな刺激を感じる。
スモークサーモンがおつまみテイストで、ワインと一緒にいただいてもよさそうな味のベーグル。

ベーグル《ポム》(\170、2012年1月購入)
「生地に、ドライアップル、生姜のコンフィ、松の実、ハチミツを練り込みました。」
ハチミツでほんのり甘い生地。松の実のがいいアクセントになっている。ごろごろ練り込まれた
ドライアップルはサクサク感を残していて、生姜の風味がとてもさわやかなベーグル。

ベーグル《ポティロン》(\170、2012年1月購入)
「生地に、かぼちゃ、オレンジ、シナモン、ローズマリーを練り込みました。」
ローズマリーの香りが全面に出ているので、シナモンがわかりにくいかも??見た目よりも
カボチャ感は弱め。オレンジピールは爽やかなアクセントに。夏っぽいベーグル。

ベーグル《ショコラ》(\170、2012年1月購入)
「栗粉とアニスとショコラを練り込みました。」
たっぷりのチョコチップが練り込まれているが、かぶりつくと栗の風味がしっかり伝わってくる。
アニスはふんわり甘く香る程度。リベイクでとけかけたチョコが全体になじんで美味。

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◆覚書(過去に購入したものを記憶している範囲で記載)◆

パン・デピス・ドゥ・ショコラティエ・ドゥ・ラ・メゾン・ヴァローナ(\860)
テラテラの見た目にびっくり!チョコとスパイスとドライフルーツで濃厚ケーキの味わい。

パン・ノエル(\240)
色とりどりのドライフルーツが入ったリースの形のパン。味も見た目もクリスマス気分。

フィッセル・ディべール(\210)
むっちり生地にほろ苦な柚子とピスタチオのコクとホワイトチョコの甘みが絶妙のバランス。

キャフェ・ノワール(\240)
コーヒー味の生地は超ビター。ホワイトチョコの甘みは控えめで、大人の菓子パンって感じ。

パン・オ・エメンタール・パルムザン・ノワ・エ・カジュー(\250)
エメンタルチーズとパルメザンチーズの組み合わせ。ゴロゴロなナッツがいい食感。

パヴェ・カカオ・プリュノー・ノワゼット(\270)
プラムの酸味とナッツの食感が力強く、見た目の色ほどのチョコ感はない。

マンダリン・マロン(\240)
販売期間中リピ購入。むっちり生地に栗の甘みと爽やかピールがマッチ。栗感はやや弱め。

マロン・トルーブル(\260)
販売期間中リピ購入。黒糖の甘さで「和」の雰囲気。渋皮煮の栗もほっこりな甘さが好き。

パン・ド・フイユ・モルト(\250)
販売期間中リピ購入。ねっちりむっちり生地はシナモンの良い香り。具材の食感を十分堪能。

タルト・オ・スリーズ(\330)
クレームダマンドとチェリーのコンポートの組み合わせ。チェリーの酸味がいい。ダマンドも上品。

タルト・マロン(\320)
栗ペースト(クリーム)と栗の渋皮煮の組み合わせ。栗ペーストが栗餡のようで和菓子風タルト。

フラン・パリジャン(\270)
庶民的な雰囲気のする、もったりした感じのフラン。サイズも大き目で食べごたえがある。

フィッセル・ドートンヌ(\210)
さつま芋のホクホクな食感が優しい。ほんのり甘いリンゴとほろ苦なレモンも味のアクセントに。

トルサド・エディション・セップ(\260)
セップ茸とクルミと黒胡椒の組み合わせ。シャバタ生地でもっちり。ワインが欲しくなる味。

パン・ア・ラ・シャテーニュ(\220)
栗もパン生地も甘くない、栗ご飯な味わいのパン。ケシの実がとっても香ばしい。

パン・ピカン(\260)
クルミと胡椒と豚の背脂が練り込まれている。ジューシー&スパイシーで食欲を刺激する。

パン・ア・ラ・リミタスィオン・ドゥ・ガク(\260)
栗とチーズ(パルメザン・ゴルゴンゾーラ・クリームチーズ)を使ったパン。塩味が強く、栗感は弱め。

パン・ナデシコ(\260)
桜あんや大納言小豆を練り込んだパン。桜がふんわり香る春ならではのパンという感じ。

パン・オ・フェーブ・ア・ラ・パルムザンヌ(\260)
たっぷりのパルメザンチーズにそら豆の組み合わせ。チーズの香ばしさがステキすぎるパン。

フィッセル・プランタ二エール(\230)
オレンジ・レモン・伊予柑のピールが練り込まれたパン。爽やかな柑橘系の風味が口いっぱいに。

パン・シシル(\260)
ドライトマトとレモンとピスタチオという、シチリアをイメージしたパン。コクと酸味で食欲増進。

エクゾティック(\240)
スパイシーな香り。ドライパインとナッツがごろごろ。パイナップルが苦手な私でも食べやすかった。

セーグル・バナーム・ココ・エ・ロム(\240)
ココナッツの甘い香り。角切りバナナがたっぷりで生地はねっちり。ライ麦っぽさはない。

プティ・デジョネ《ブルーベリー》(\220)
小さいながらも濃厚なクリームチーズで食べごたえあり。ブルーベリーもゴロゴロ入っている。

プティ・デジョネ《オレンジ》(\220)
オレンジピールの練り込まれた生地はむっちり。こちらもクリームチーズが濃厚で満足度高い。

パン・テ・ヴェール・オ・ルバーブ(\250)
抹茶が練り込まれた緑色のパン。たっぷり入ったルバームとレモンで夏の香りを感じる。

フィッセル・スュッド(\200)
トロピカルフルーツが色々練り込まれた爽やかな味わいのパン。とってもフルーティー。

ヴァン・ド・モンターニュ・エスティヴァル(\240)
よもぎを練り込んだ生地にグレープフルーツとブルーベリーがIN。まるで草餅のようなパン。

トルサド・オ・レギューム・セック(\240)
そら豆・枝豆・グリーンピースでうっすら緑色。クミンのスパイシーな香りとオレンジがアクセント。

フーガス・キュリー(\180)
いわゆる焼きカレーパン。スパイシーな香りでクセになる味。むっちり生地で食べごたえあり。

ジャガバタ・エメンタール・アンショワ(\250)
エメンタルチーズの風味とアンチョビの塩気が食欲を刺激。じゃが芋もホクホクで美味。

クグロフ(\280)
オレンジピールとレーズンの入った生地にアーモンドのトッピング。美味しい菓子パン。

ブリオッシュ・クレーム(\200)
バニラビーンズたっぷりのカスタードクリームが入った大きめのブリオッシュ。

セーグル・ノア・エ・ゴルゴンゾーラ・オ・フィグ・ドゥミセック(\240)
何度かリピ購入。中にイチジクがまるごとIN。クルミとゴルゴンゾーラの組み合わせが好き。

クラミック・ココ・ロマラン(\230)
ココナッツの入ったブリオッシュ生地にオレンジとローズマリーの組み合わせ。独特の風味。

ヴィエノワ・カフェ(\160)
クルミが練り込まれたヴィエノワ生地でコーヒークリームをサンド。ややビターな大人の味。

ピュレ・ダリコ(\160)
ヴィエノワ生地でほとよい甘さのあんこを挟んだパン。トッピングのケシの実がアクセント。

パン・オ・フィグ(\180)
適度な量の白イチジクが練り込まれたパン。チーズと合わせていただくと至福の味。

タルト・フランベ(\200)
夫の大好物。たっぷりベーコンとチーズでガッツリ系。写真が撮れないほどの食いつき!

レ・サンク・ディアマン(\250)
5種類のジューシーなドライフルーツが贅沢に生地に練り込まれたパン。

アクサン・ヴェール(\240)
オレンジ・ハチミツ・ホワイトチョコの組み合わせに、更にグリーンオリーブ!でも違和感なし。

パン・オ・トマト(\230)
セミドライトマトがジューシーな味わい。シャバタのむちむち生地との相性も良い。

クロックムッシュ(\230)
パン・ド・ミver.を購入。ベシャメルソースとハムとチーズで濃厚な味わい。ワインが合う!

プティ・パン(\80)
お食事パンとして最適な小さいサイズのフランスパン。小麦の味が堪能できて好き。


  • 抹茶と栗とベーコンと胡椒のパン(\300)
  • 抹茶と栗とベーコンと胡椒のパン(断面)
  • カカオとイチゴとオレンジとイチジクのパン(\300)

もっと見る

6位

たま木亭 (黄檗(JR)、黄檗(京阪) / パン、サンドイッチ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2014/03訪問 2014/04/09

ガツンとくる美味しさ!パワフルなパンが揃う、たま木亭さん♪(2014年4月追記)

2014年4月、追記。

2014年3月、久しぶりにたま木亭さんにお邪魔しました。前回の投稿を見てみると…わわわ、1年
5か月ぶりの訪問だったようです(汗)。大好きなパン屋さんの一つではありますが、黄檗という
場所柄もあり、気楽に立ち寄れずにいるんですよね~。きっと、そのように思いながら訪問されて
いる方も少なくないのではないでしょうか?今回うかがったのは日曜日の午前11半頃。お店の前に
は20人以上の行列ができていましたし、買い物を済ませてお店を出ていかれる方たちのほとんどが
両手に(パンの入った)大きな買い物袋を持った状態でしたので、「滅多に行ける場所じゃないか
ら、せめてまとめ買いしとかなきゃ!」と皆さん思われているように感じました(苦笑)。そうい
う私も全く一緒。結局、30分近くかかってやっと店内に入り、トレイを手にどんどんパンをチョイ
スしていくと、結構な量に!1店舗でこれだけパンを購入してしまうのは、たま木亭さんだけです。

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天然酵母のカスクルート≪生ハム・レモン≫(\325、2014年3月)
天然酵母のフランスパンにスリットを入れ、生ハムとスライスレモンを挟んだカスクルート。パン
はヒキが強く、噛みごたえ十分。その分、じっくり粉の旨味が堪能できるのがGood。中の生ハムは
臭味もなく、塩気もきつすぎず。レモンの酸味で爽やかテイストに♪ワインに合わせると最高!

天然酵母のカスクルート≪ハム・カマンベール≫(\304、2014年3月)
天然酵母のフランスパンにスリットを入れ、ロースハムとカマンベールチーズを挟んだカスクルー
ト。内側(片側のみ)にはバターが塗ってある。生地の味や食感は↑のカスクルートと一緒。中の
ハムの旨味、チーズのコク、バターの塩気がキレイにまとまった美味しさ。シンプルリッチな味♪

ほうじ茶黒豆クリームパン(\189、2014年3月)
ほうじ茶生地でバニラビーンズ入りカスタードクリームと黒豆を包み焼き上げたパン。かなり色黒。
生地はほうじ茶の香ばしい香りがふんわり。しっとりもっちり食感で、甘味はなく、超ほうじ茶味。
中のクリームは卵の風味豊かで、プリンのような味わい。黒豆の甘味がやさしい、ほっこりなパン。

おもち大納言(\178、2014年3月)
フランスパン生地で餅と大納言小豆(鹿の子)を包み焼き上げたパン。リベイクでクラストはバリ
ザク、クラムはもっちりに。ただ、クラム部分をほとんど楽しめないくらいに、中にはたっぷりの
鹿の子が詰まっている。小豆は風味よく、ほこほこ上品な甘味。餅はやわらか。大福みたいなパン。

パンドミ1.5斤(\409、2014年3月)
焼き立てだったせいか、1.5斤(スライスなし)のみの販売。持ち帰りで変形してしまうほど、やわ
らかく、しっとり重みがある。生食は耳もソフト♪耳のヒキが強く、チューイーな食感。クラムの口
どけ感も最高!そのままでも十分ウマ。トーストは外ザクザク、中しっとりもっちり。絶品食パン♪

バゲットマニアック(\262、2014年3月)
細いタイプのフランスパン。全長44cm。リベイクでクラストはバリザク、クラムはしっとりもっち
りに。みずみずしい生地で口どけも良く、ヒキもしっかり強め。クセもなく、プレーンな味わいなの
で、シンプルに粉の甘味を楽しめるのが良い。飽きのこない美味しさで、毎日でも食べたいかも!

※上記以外に、和栗のパン(\220)、山栗ショコラ(\210)、ベーコンハース(\189)×2、博
多(\170)も一緒に購入していたが、いずれもリピ購入だったので感想は省略(ベーコンハースと
博多に関しては写真を撮る前に夫が完食していたくらいだし…爆)。もちろん、味は文句なし♪

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気が付けば2,000円を超える買い物になっていましたが(汗)、周りも同じような方ばかりですの
で、ミョーにまとめ買いしやすい雰囲気があったりします(苦笑)。どんなに行列が長くても、パ
ンが完売することなくじゃんじゃん焼き立てが並べられていく様子も圧巻ですし、今回の訪問でも
たま木亭さんのパワーを感じることができました!今度はあまり間を置かずに再訪したいですね。


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2012年10月、再訪。
去年や一昨年は(私の中で)ハイペースにお邪魔していたたま木亭さんですが、今年はだいぶご無
沙汰してしまい、気が付けば去年の11月以来という、11か月ぶりの訪問になってしまいました。
本当は夏に一度お邪魔する予定だったのですが、タイミング悪く、出掛ける2日前に高熱の急性胃
炎でダウンしていた私(涙)。今回は満を持しての訪問です!こちらのパンが大好きな夫も、再訪
の予定を立てた時から「たま木、たま木♪」と嬉しそうに声にしていましたよ~(苦笑)。とにか
く、夫婦で大ファンのたま木亭さんのパンです!

今回の再訪は土曜日の午前10時半頃。久しぶりなので週末はどれほど混雑しているのか予想もつか
ないままお邪魔しましたが、この日はラッキーなことに店内にはお客様が一人もいらっしゃらず、
パンもじっくり時間をかけて選ぶことができました!こんなことは初めてかも。いつも一方通行の
ように、パンを選びながらレジに向かうな形なので、「あのパンやっぱり欲しい!」となっても、
引き返しにくい状況であることが多いので…(汗)。

さて、今回購入したパンは全部で8点。「オレンジーナ」以外は全てリピ購入です(苦笑)。頻繁
にお邪魔できていたら、食べたことのないパンにチャレンジすることもできるのですが、あまりに
も久しぶりの訪問だと、お気に入りのパンについつい目がいってしまうというもの。本当はサンド
系のものや冷蔵コーナーにあるパンも選びたかったのですが、午後にまだまだ予定が入っていまし
たので、今回もガマンすることにしました(涙)。

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オレンジーナ(\199、2012年10月)
小ぶりなフランスパン生地にオレンジピールのスライスがたっぷりトッピングされたパン。パンに
はスリットがあり、1枚のチョコレート(円いタブレット)と練乳クリームがサンドされている。
一度中身を取り出し、パン生地のみをリベイク。その後、再び中身を戻していただいた。クラスト
はバリサク、クラムはむっちり、ヒキも強く、超ハード系の食感。オレンジピールは香りがよく、
ほんのり苦味も感じられて爽やか。中のチョコはセミビターテイスト。練乳クリームはパンの熱で
融け出し、じゅんわりしみウマ(笑)。チョコとオレンジは王道な組み合わせだとは思うが、更に
ミルキーな練乳クリームが加わり、想像以上の美味しさに悶絶!このオレンジーナ以外でもたま木
亭さんのパンのフィリングでよく使われる練乳クリーム。シェフは練乳使いの魔術師だと思う。

和栗のパン(\220、2012年10月)
小ぶりなフランスパン生地にはスリットが入っていて、ダイスカットの栗がたっぷり入った和栗
ペースト(餡?)と練乳クリームがサンドされている。一度中身を取り出し、パン生地のみをリ
ベイク。その後、再び中身を戻していただいた。クラストはバリサク、クラムはむっちり、ヒキ
も強く、超ハード系の食感。和栗のペーストは上品な甘さで、栗の粒のコリコリした食感がアク
セントになっている。餡子寄りな味わいのペーストに練乳のミルキーな味が加わることで、全体
的にやさしく丸みのある和洋折衷なテイストに。パンの熱で練乳クリームじゅんわり生地にしみ
こむのもやっぱり美味。もう何度リピしたことか(苦笑)。同じシリーズ(?)の丹丹フランス
を今回購入しなかったことを後悔。あれも美味しいんだよね~(しみじみ…笑)。

山栗ショコラ(\210、2012年10月)
チョコチップが練りこまれた生地で栗の粒感満載な栗ペーストを包み込み、パンの表面には大き
目カットのアーモンドがイガイガにトッピングされたパン。リベイクでクラストはさっくり、ク
ラムはふわもっちりに。チョコチップは少しだけ融け出して、甘ウマ!中の栗ペーストは洋風テ
イストでリッチな味わい。栗の欠片の量がハンパないので、栗好きとしてはかなりの満足度♪か
な~りスイーツな要素の高いパンだが、トッピングのアーモンドが皮つきということもあり、ほ
ろ苦い香ばしさとコリコリの食感も手伝って、甘ったるくならないよう絶妙なバランスに仕上が
っている。ハイカロリーが予想されるが(苦笑)、やめられない美味しさ。

洋風あんぱん(\189、2012年10月)
ダッチパンの中に粒あんを入れたあんぱん。リベイクでクラストはパリサク、クラムはもっちり。
中の粒あんの味が秀逸!ほっくりとしながらも滑らかな舌触りで、やさしい甘味が口いっぱいに
広がる。小豆の風味もよく、その辺の和菓子屋さんの餡子よりも美味しいと思えるほど。この粒
あんで作った鯛焼きやおはぎが食べたいくらい(苦笑)。もちろん、ほんのり塩気のあるパン生
地との相性もバツグン。生地表面のパリパリサクサクな食感もいい具合にアクセントになってい
る。たっぷり餡子でも軽くペロリといける味。これも定期的に購入しなきゃ!

カレーパン(\210、2012年10月)
たしか、お一家族様3個までだったかな?たま木亭さんのパンの中でも一番人気と思われるカレー
パン。いつも夫用に購入し、私は一口もらう程度なので、味についてはよくわからず。牛すじを
赤ワインで煮込んだものが入っているカレーを包み込んだ揚げカレーパンで、生地はもっちり食
感。カレーはほどよくピリ辛でスパイシー。夫は「以前と味変わった?ソースっぽい味が強くな
った気がする…」と言っていた。いつも一口だけの私には、よくわからなかったが…(汗)。

ベーコンハース(\189、2012年10月)
大き目にカットされた角切りベーコンが「これでもか~」というほど入ったパン。夫が大好きで、
もう何度リピしたかわからないくらい。今回も遠慮して、一口だけわけてもらった(苦笑)。も
っちり生地にベーコンの旨味がじゅんわりしみて、なんとも言えない美味しさ!ベーコンとチー
ズのWな塩気とコクにブラックペッパーがピリリとアクセントになり、かなり濃い味!!毎回、
「これはビールに合う味だよなぁ…」とニマニマしてしまう。夫も最高の笑顔を見せてくれるパ
ン。11月に行われる健康診断を考慮して、今回は1個しか買わなかった(爆)。

バゲット(\262、2012年10月)
全長:約42cm、重量:192g(実測値)のバゲット。ほんのり酸味のある香りがする。リベイク
でクラストはバリサク、場所によってはゴリゴリ。端にいたってはザクザク食感に、淡いベージ
ュ色のクラムはしっとりとみずみずしく、むっちり食感で強いヒキがある。塩気は後からじわじ
わ感じる程度で、それほど強くはなく。粉の旨味がダイレクトに伝わってくる美味しさ。顎の疲
れも心地よい。形も端が細く、中間部分は太めに成形されているので、バゲットならではのクラ
ストの食感や香ばしさを楽しむだけでなく、場所によってはクラムの美味しさも楽しめるのがよい。

パンリュスティック(\231、2012年10月)
重量160gを超える、大き目サイズのリュスティック。リベイクでクラストはパリサク、部分的に
ゴリゴリ食感のところもあり、クラムはしっとりむっちり、時間が経つにつれてむぎゅむぎゅの
食感に。うっすらベージュ色のクラムは気泡も大きく、透明感のある艶が見事。生地の塩気は控
えめなので、粉の旨味をひたすら楽しむことができる。ヒキが強く、顎が疲れる美味しさ(笑)。
フィリングもりもりのガツンとくるパンもいいけど、シンプル系も大好き!

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今回も美味しくパンをいただきました!冷凍庫のスペースと11月に控えた健康診断を考慮しなけれ
ば、もっとパンを購入していたかと思います(苦笑)。それにしても、たま木亭さんのパンは中毒
性がありますよね~(汗)。好みの問題というのもあるのでしょうが、ハマると毎回購入せずには
いられなくなってしまうパンが多いように思います(爆)。今回購入した8点以外にも、リピした
かったパンがまだまだありましたからね!次はいつお店にうかがえるかわかりませんが、年末くら
いにお邪魔して、お正月をパンで過ごすのも悪くないかな~なんて考えたり♪


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2011年11月。
近所ではないので、頻繁に買いに行くことはできずにいますが、
だいたい2か月に一度くらいの割合で訪問しているお店です。
そのため、買いに行くといつも10種類くらいパンをまとめ買いしてしまいます(汗)。

店頭に並んでいるパンの種類も豊富で、どれも美味しそうですし、実際美味しいのでしょうが、
一度ハマってしまうと中毒になってしまうパンがほとんどなので、つい同じものばかり購入してしまい、
「今日はまだ買ったことのないパンにチャレンジしてみよう!」と思って出かけても、
結局は(自分の中の)定番のパンを買うことが多いです(苦笑)。

2011年11月の訪問では、初めてシュトーレンを購入しました。
黒豆のシュトーレン(1,100円)とカソナッドのシュトーレン(1,100円)の2種類です。
こちらのシュトーレンは、いわゆる「キリスト様のおくるみの形」とは違って、2種類とも丸型でした。

黒豆のシュトーレンは全体量が223gあり、中には「これでもか~」という量の黒豆が入っています。
シュトーレン生地のバターの風味も素晴らしく、とても贅沢な味わいの「和のシュトーレン」という感じでした。

カソナッドのシュトーレンは全体量が245gあり、ナッツやドライフルーツがたんまりと入っています。
カソナッド(精製前のブラウンシュガー)が全体をうまくまとめている印象でした。

色々なお店でシュトーレンをいただいていますが、こちらは「やはりたま木亭」という感じで、
味も見た目もインパクトありますね。直球勝負で訴えかけてくるものがあります(笑)。

ガツンとくる味は、繊細なお味を好まれる方には重く感じてしまうところもあるかもしれませんが、
たま木亭さんには、これからも今のスタイルを貫いていってほしいと感じさせられます。

  • 天然酵母のカスクルート≪生ハム・レモン≫(\325、2014年3月)
  • 天然酵母のカスクルート≪生ハム・レモン≫(スリットを開いたところ、2014年3月)
  • 天然酵母のカスクルート≪ハム・カマンベール≫(\304、2014年3月)

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7位

ワド オモテナシ カフェ (西大橋、四ツ橋、心斎橋 / カフェ、かき氷)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2014/06訪問 2014/07/09

癒しの和空間で過ごすおもてなしのひととき♪

2014年6月初訪問。
地下鉄四ツ橋駅から徒歩5分ほど、大阪市西区新町にある「wad omotenashi cafe」さん。日本茶
と器を楽しむカフェです。食べログさんでも高評価のお店で、いつかお邪魔したいとブクマさせて
いただいていました。場所的にあまり出かけないエリアということもあって、なかなか訪問には至
らずにいましたが、堀江方面で買い物を済ませた帰りに、こちらに立ち寄らせていただくことに。

夫同行のもと、うかがったのは日曜日の午後2時過ぎ。人気のお店なので、ティータイムには少し
早いくらいの時間のほうが良いかな~と思いまして…。それが大正解でした!たまたまタイミング
よく席が空いていて、すんなり案内していただけたのです。私たちのすぐ後にいらっしゃった方は
席がなく、何人もの方が残念そうに帰られていました。改めて人気店なんだなぁ…としみじみ。

こちらのお店があるのはビルの2F。細く狭い階段を昇り、ドアを開けるとまずは手前が器のギャラ
リー(セレクト販売)になっていて、その奥がカフェスペースになっています。カフェは小上がり
になっていて、靴を脱いであがります。まさに和空間(BGMはジャズだけど♪)。席の数は少なく、
カウンターに4席、窓際の横長のテーブルに3席、他に椅子に座るテーブルが1つ(4人掛け)、座布
団に座るテーブルが1つ(4人用)だったように記憶しています。私たちが案内されたのは、座布団
に座るテーブル席でした。このテーブル、高さがあまりないので、正直座りにくかったです(苦笑)。
後ろの窓際の席(座布団)との間も狭く、ちょっと窮屈な感じもありましたので、正座をしようと
したのですが、どうしてもテーブルに足がつかえてしまって…。とにかく、足のやり場に苦労しま
した。男の人であれば、胡坐かいちゃえばいいのでしょうけどね~(苦笑)。

さて、席に着くとお店の方からメニューの説明があります。日本茶のカフェですから、ドリンクメ
ニューの日本茶の種類が豊富。これを一品一品丁寧に説明してくださるので、とてもわかりやすく
て勉強になります!ちょっとした講習会感覚かも♪そうやって説明をひと通り聞いた後、何にしよ
うかじっくり考えます。外の暑さでクールダウンしたかった私は、「氷盛り」(かき氷)をいただ
くことに。同行の夫はお腹の調子が不安定だったようで、珍しくかき氷にはせず、アイスの和紅茶
をオーダーしていました。甘いものをオーダーしてくれたら、シェアできたのになぁ…(爆)。

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氷盛り≪ほうじ茶≫(\650)+ミルク金時(+\100)
「本日のお茶一杯付き。wadのかき氷。素敵な器に盛って、ご用意致します」

ほうじ茶シロップをかけていただくかき氷。本日のお茶が一杯ついてくる。かき氷のシロップは他
に黒蜜・白蜜・宇治があり、価格はいずれも一緒。オプションでミルク金時を追加。かき氷はオー
ダーから23分後に登場(お茶は更にその4分後に登場)。渋く、和の趣きのある陶器のお碗に盛ら
れたかき氷。シロップとミルクと金時はそれぞれ別添えになっている。氷が融けやすいらしく、シ
ロップはその都度かけてお召し上がりくださいとのこと。キレイなマウンテン状に盛られた氷は微
細に削られていて、ふんわり軽い口あたり。ただ、羽毛系の削り方ではないので、ふわふわ過ぎず、
しっかり粒感が楽しめるになっている。ほうじ茶シロップをかけると、途端に蜜のかかった場所か
ら氷が融けてゆくので、たしかにこれは少しずつかけていただいたほうが良いかも!シロップはほ
うじ茶の香ばしい風味がやさしく、苦味は控えめ。蜜なのでそれなりに甘いが、氷と一緒になった
時にちょうど良い濃さに。とろ~り甘い練乳ミルクとの相性もバツグン♪金時(小豆の粒あん)は
ちょっぴりかためで、どっしりとした「あんこ」って感じ。上品な甘味で、こちらもほうじ茶の氷
によく合う美味しさ。ミルクも金時もオプションで追加して大正解だった。全体としては結構なボ
リュームだったが、後味もすっきりしていて飽きのこない美味しさだったので、気が付けばペロリ
と完食。そういえば、こちらのかき氷はシロップが途中で足りなくなってしまった場合、追加で出
していただけるようになっているのが嬉しいサービス!私は最初に出された分でピッタリの量だっ
たけど♪そして、この日のお茶はホットのほうじ茶。器がやっぱりステキ♪香り良く、程よい渋味
があって、甘いかき氷とともに美味しくいただいた。カラダが冷え過ぎないからホットがいいっ!

和紅茶≪Ice≫(\750)
「京都和束の茶葉を強発酵させた、和束産紅茶です。すっきりした味わいで、日本茶に近く、スト
レートで飲んでい頂けます」

夫がオーダーした和紅茶。ホットとアイスがあって、アイスをチョイス(価格は一緒)。オーダー
から11分後に登場。お茶請けの甘納豆付き。紅茶はアイスティーであっても、ポットサービス。ポ
ット内にもたっぷりの氷が入っているが、グラスにも丸い氷が1つ。氷にまわしかけるようにグラス
に注いでいただく。少し味見させてもらったが、たしかにすっきりとした味わい!香りがやさしく、
味は渋味が少ないので、ノンシュガーで美味しくいただける感じかな♪実際に、ガムシロップはつ
いてこなかったし。紅茶に関しては、普段お砂糖を入れていただくことの多い夫は「シロップがつ
いてないよ~」とビミョーな反応だったが、私はこの紅茶には追加の甘味は必要ないように思う。
ちなみに、お茶請けの甘納豆はしっとりした口あたりで、甘味の中に豆のほっこりした味わいが感
じられて、普通に美味しかった。結局、夫はポット内の紅茶を飲み切ることなくフィニッシュ。た
っぷりの量だったし、あれを短時間で飲み切っていたら、カラダがキンキンに冷えてしまうんじゃ
ないかな?(苦笑)それなりに時間をかけけ飲み切ろうとすれば、お店に長居することになってし
まうし、そうなるとウェイティングのお客様に申し訳ないし…。丁寧に淹れてくださった紅茶だっ
ただけに(カウンターで淹れている様子が見えたので)、残してしまって申し訳なかったかなぁ…。

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今回は案内していただいた席が座りにくかったりはしましたが(汗)、それ以外のことについては
本当に大満足のひとときを過ごすことができました!お店の方がおもてなしの心で親切丁寧に接客
くださりましたし、ほっこりできる癒しの空間だったように思います。お茶の量がたっぷり…とい
う理由だけでなく、こちらのお店であればついつい長居したくなってしまうだろうなぁ…と。

ちなみに、こちらで出されている和菓子はご近所の「餅匠しづく」さんのものでした。おなじみの
フランボワーズ大福も出されていましたよ~♪わらび餅なんかもありましたので、再訪では美味し
い日本茶と一緒にそれらを味わっても良いかな~と思いました。甘党な私としては、お茶以上に甘
味メニューがつい気になってしまうんですけどね(苦笑)。とにかく、ステキなお店で気に入りま
した!より日本茶と器を身近に感じられるように、またぜひともお邪魔したいと思います。

  • 氷盛り≪ほうじ茶≫(\650)+ミルク金時(+\100)
  • 氷盛り(氷のみのアップ)
  • 氷盛りのシロップ(ほうじ茶シロップ)とミルク金時(あんこと練乳ミルク)は別添え

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8位

フレンチマーケット (堺筋本町、北浜、本町 / カフェ、スイーツ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2014/11訪問 2014/11/27

とにかく感動!眼福&口福なフレンチトーストがいただける「フレンチマーケット」さん♪

2014年11月初訪問。
大阪市営地下鉄堺筋本町駅から徒歩5分、瓦町にある「フレンチマーケット」さん。今年5月にオープ
ンされたパティスリー&カフェのお店です。こちらのお店を知ったのは、たしか秋口だったかなぁ…。
イートインでいただけるフレンチトーストが絶品との情報を得て、それ以来、ずっと訪問したくてうず
うずしていました!なのに、なかなかタイミングが合わずにいて…(日・祝休みだし)。だいぶ秋も深
まり、11月になってやっと時間ができて、念願の初訪問を果たすことができたというわけです♪

夫同行のもと、うかがったのは土曜日の午前11時半ちょっと前。こちらのお店は午前10時から開店
されていますが、お目当てのフレンチトーストがいただけるランチタイムは午前11時半からだった
りするのです。ということで、少し前にうかがうようにして、まずはテイクアウト用の商品をチェッ
クすることに(笑)。お店の入口付近に並べられているのは、少数精鋭の小ぶりな食事パンやスコー
ン、クッキーやケイク等の焼き菓子、コンフィチュール、フレーバーティーなど。レジのところにあ
るショーケースには要保冷のプチガトーも並んでいますが、こちらもやはり数はあまり多くありませ
ん。プチガトーはシュークリーム、エクレア、トランシュタイプのケーキ2種、瓶入りのヴェリーヌ
タイプのものがいくつかあったくらいかな?「サバラン サングリア」なんて名前のものもあったみ
たいですが、午前11時半の時点で既に「sold out」の札が出ていました(汗)。サングリア好きと
しては、ぜひ味わってみたかったんですけどね~(涙)。とりあえず、気になったパンやスイーツ
をテイクアウト用にいくつかピックアップし、お店の方にお取り置きしてもらうことに(じゃない
と、いつ売り切れてしまうかわからないくらい、在庫数も少なかったのです)。そして、こちらで
ランチをいただくことを告げると、まだランチタイム開始の午前11時半ちょっと前ではありました
が、「どうぞ席に着いてお待ちになってください♪」とのことで、中に案内していただけました。

お店は奥に細長い造りになっていて、2人掛けのテーブルが2つ、奥に4人掛けのテーブルが1つ、厨
房の向かいにカウンター席が7つあったように記憶です。一番乗りだった私たちは、2人掛けのテー
ブル席を利用させていただくことに(荷物置きのカゴのようなものは無し)。テーブルの上にはラン
チのメニューが置かれていて、それを見ながらしばし待機です(苦笑)。内観は女性好みの可愛らし
いビストロ風カフェといった感じでしょうか?明るくナチュラルな雰囲気で、居心地良く食事を楽し
めそうです。そうこうしているうちに、ランチタイム開始の午前11時半に♪ジャストのタイミングで
店員さんがオーダーを訊きに来てくださり、私はもちろんお目当てのフレンチトースト(スフレパン
ペルデュ)のセットをいただくことに。同行の夫はタルトフランベのセットをオーダーです。一緒に
食後のドリンクとして、ホットティーとアイスコーヒーもお願いしました。

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◆イートイン◆

スフレパンペルデュ セット(税別\920、2014年11月)
「French Market風フレンチトーストのセット。お時間を15分程頂きます」

アパレイユを丸1日漬け込んだ、スフレタイプのフレンチトースト。プチサラダ、プチスープがセ
ットになっている。オーダーから12分、最初に登場したのはセットのプチサラダとプチスープ。
“プチ”がついているが、サラダもスープもしっかりボリュームあり!グラス入りのサラダは食用菊
が使われていたりするので、まずは見た目がオシャレ♪上のほうは水菜やレタス等の葉野菜が中心
だが、下のほうにはキュウリやカブ、カボチャ等が入っていて、味だけでなく食感でも楽しませて
くれる。ドレッシングは酸味が心地良いフレンチタイプ。刻んだクルミがアクセントになる美味し
さ!甘いモノの前にしっかり野菜を摂取できるのが嬉しい内容かな(笑)。スープは日替わりなの
か、この日は「トマトのあったかいスープ」とのこと。まずは、運ばれてきた時の華やかな黒胡椒
の香りにウットリ♪これが実際にいただいてみると、胡椒の辛味はほとんど感じることなく、トマ
トクリームのマイルドな味わいでビックリ!スープの具としては角切りのジャガイモやニンジンが
入って、見た目以上に食べ応え&飲み応えがある。ほっこりまろやかなスープでホント美味!

こうしてサラダとスープをじっくり楽しんだ後、運ばれてきたのがフレンチトースト。コンフィチ
ュールが敷かれ、フルーツ(ブルーベリー、ラズベリー)やナッツ(スライスアーモンド、ピスタ
チオ)や食用菊を散らしたトレイだけが先にテーブルに用意され、そのすぐ後に焼き立てホヤホヤ
のフレンチトーストが届き、目の前で盛り付けてくださるという演出♪フレンチトーストなしでも
美しいビジュアルだが、そこにフレンチトーストが加わるとまさに圧巻!テンションも上がらずに
いられない(笑)。そして、スフレタイプのフレンチトーストはまるで大きな厚揚げのよう!!外
はカリッとこんがり香ばしく、中はしっとりふわふわ、とろぷる~なとろける食感。アパレイユを
しっかり含んでいて、やさしい甘味はそれだけで美味!何もつけなくても十分イケちゃう感じ♪下
に敷かれたコンフィチュールは超フルーティーな味わいで、フレンチトーストとの相性もバツグン。
横に添えられた生クリームとメープルシロップをつけても、間違いないし!とにかく、どんな食べ
方をしても美味しいフレンチトーストなので、もうニヤニヤが止まらなくて…(爆)。このフレン
チトースト目当てに何度でも通ってしまいたくなる…そんな満足度の高い内容だった。口福の味!

タルトフランベ セット(税別\920、2014年11月)
「フランス アルザス地方の薄焼きピザ。淡路島のタマネギとベーコンをたっぷり乗せて」

夫がオーダー。フランス・アルザス地方の、トマトを使っていない薄焼きピザ。淡路島産玉ねぎと
ベーコンをトッピング。プチサラダ、プチスープがセットになっている。プチサラダとプチスープ
については↑の「スフレパンペルデュ セット」のものと共通なので、タルトフランベのみ味見。

生地はホント薄く、サックサクのクリスピーな食感♪タマネギの甘味とベーコンの旨味がしっかり
出ていて、フルマージュブランとナツメグのクリームのまろやかな味わいが、生地と具材を上手に
まとめ上げている感じ!こちらもスープの時と同様に、黒胡椒がたっぷりかかっているが、香りが
しっかりあるだけで、辛味が抑えられているのが特徴。うん、なかなかの美味しさ!ガッツリ食べ
たい方にはタルトフランベ自体、ややボリューム欠けるかもしれないが、サラダとスープが意外と
たっぷりなので、そこそこお腹は満たされるんじゃにかな?夫は腹7~8分目だったみたい。

Lunch Drink≪HOT TEA≫(税別\300、2014年11月)

食後のドリンクとして、ホットの紅茶をオーダー。紅茶はいくつか種類があり、アールグレイをチ
ョイス。プレス式のティーポットでのサービスで、マグカップ1.2~1.3杯分の量。ベルガモットの
香り良く、スッキリとした味わい。定番の美味しさのアールグレイ♪マグカップは最初から温めら
れているのも良いし、カップのサイズも決して小さくはないので、食後のドリンクとしても飲み応
え十分!また、サービスとしてオレンジのケイクも♪しっとり口どけの良い生地で、オレンジの風
味豊か。オレンジのリキュールの余韻もあり、程よい甘味が紅茶にもピッタリの美味しさだった。

Lunch Drink≪ICE≫(税別\300、2014年11月)

食後のドリンクとして、夫はアイスコーヒーをオーダー。ここでもまたまたニクい演出!最初に氷
のみ入ったグラスは用意され、後から目の前でグラスにコーヒーを注いでいただくというもの。普
通のアイスコーヒーなら、そこまでする必要はないかもしれないが、こちらのアイスコーヒーはグ
ラスの中の氷の一つがコーヒーで出来ているので、それを先に目でも楽しませてくれるのが嬉しい。
氷が融けてきても、必要以上に味が薄くならないのも良いし♪と言っても、コーヒーが飲めない体
質の私は味見していないが…(汗)。もちろん、こちらもオレンジのケイクのサービス付き!

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◆テイクアウト◆(価格は税込か税別か失念)

シュー ア ラ クレーム(\320、2014年11月)
「マダガスカル産ヴバニラのシュークリーム。スペイン産ナッツとほのかなキャラメルの香り。ビ
ストロ感覚のシュークリーム。ご注文を頂いてからクリームをお詰めします」

細かく砕いたナッツをトッピングして焼き上げたシュー生地に、クレーム・ディプロマットを底か
ら充填したシュークリーム。上に軽く粉糖が振ってある。シュー生地は厚みがあるが、時間経過の
せいか見た目よりもソフトな口あたりだったが、上のナッツが香ばしく、食感もアクセントになっ
ている。中のクリームはぽってりとろ~り、なめらかな舌触り。バニラビーンズ入りで風味も良く、
甘味も上品でやさしい味。たっぷりの量が詰まっているが、全くクドくないので余裕のペロリ♪

ティラミス オ フィグ(\350、2014年11月)
「愛知県産イチジクのティラミス。赤ワインと蜂蜜のコンポート。イタリア産マスカルポーネのク
リーム。イチジクが主役のティラミスです」

イチジク×マスカルポーネという、ユニークな組み合わせのヴェリーヌタイプのティラミス。トッ
プはイチジクのコンフィチュール。とろ~り、フルーティー♪次にマスカルポーネのクリームの層。
ムースに近いような、ふんわり軽い口あたりだけど、さすがに口どけはまったり濃厚!グラスの底
にはイチジクのコンポート。とろ~りとろける食感にまで煮詰めてあり、上品な味わい。全体的に
甘さ控えめな仕上がりで、フレッシュなイチジクの自然な甘味を活かしたティラミスになっている。

瓦町プリン(\320、2014年11月)
「プリンの4層仕立て。しっかりと火を通したプリンとカラメルソース。そちらにクレムシャンテ
ィとバニラソース。French Market 1番人気商品です」

4層仕立てのカスタードプリン。トップはバニラソース。バニラビーンズ入りで、とろとろのカス
タードクリームって感じ♪次に、ふんわり軽い口どけのクレムシャンティ(生クリーム)の層。
その下にはメインとなるプリン生地。ゆるいタイプではないけど、口どけがなめらかで、卵の風味
も豊か。グラスの底にはサラサラの液状のカラメルソース。これが絶妙なほろ苦テイスト!全体と
しても味のバランスが良く、リッチなんだけどサラリと食べられるプリン。安定感のある美味しさ。

プティロン オ ピスターシュ(\140、2014年11月)
「イタリア産ピスタチオのプティロン。少し温めても美味しいです」

名前のとおり「小さな輪」という名の焼き菓子。いくつか種類があった中から、ピスタチオ味のも
のをチョイス。サイズは直径約5cm、高さ約5cmほど。パッケージに脱酸素剤入り。パッケージを
開封するとバターの甘い香りがふんわり♪生地はしっとりとした口あたりで、口の中でほろりとほ
どける感じ。なんとなく、フィナンシェに近いかな?香り同様、味もバターの風味が豊か。甘味も
上品。ピスタチオ感は思ったよりも控えめかな?でも、これはこれで十分美味。他の味も試したい。

ココナッツと蜂蜜のスコーン(\250、2014年11月)

ココナッツファインと蜂蜜を使用したスコーン。トップがハニカム柄に粉を振っていて可愛らしい。
サイズは直径4.5cm、高さ4~4.5cmとやや小ぶり。ほんのりメープルの甘い香りがするスコーン。
食感はサクほろっ。生地の中心部のほうは、ややしっとり。ほどけるような食感の中で、ココナッ
ツのシャクシャクとした繊維感がアクセントになっている。底はゴリゴリとしたハードな食感で、
香ばしさもGood。全体的にやさしい甘味で、ビスケットのようなほっこりとする美味しさ♪

玄米パン(\150、2014年11月)

玄米を使用したパン。手のひらにすっぽり収まるくらいのミニサイズの食事パン。重量27g(実測
値)。リベイクでクラストはパリサク、クラムはしっとりもっちりに。ヒキは強くなく、歯切れの
良い食感。粉の甘味がやさしく、クセのない味。普通に美味。どんな食事にでも合わせやすい印象。

胡麻と亜麻の実のパン(\150、2014年11月)

白胡麻と亜麻の実を使用したパン。↑の玄米パン同様に、こちらもミニサイズの食事パン。重量48g
(実測値)。リベイクでクラストはパリサク、クラムはしっとりもっちりに。↑の玄米パンよりはヒ
キが強い食感。胡麻と亜麻の実がプチプチと口の中で弾ける。ほんのり酸味があるパンで個性的♪

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イートインでは、本当にステキなランチタイムを過ごすことができ、大変満足しています!味はもち
ろんですが、目でも香りでも楽しませていただき、お値段以上に贅沢なひと時を過ごせたなぁ…と。
また、お店の女性店員さんの接客が素晴らしくて♪テキパキとムダのない動きをされていましたし、
言葉もハキハキされていて、明るい笑顔で対応くださるのですが、それだけではなく、細かい気遣い
のできる方でしたので、こちらのお店の居心地の良さは、食事の内容だけでなく、こういうステキな
店員さんがいらっしゃるからなんだろうな~と実感しました。私、彼女のファンになりそう(笑)。

テイクアウトでは、ケーキボックスに保冷剤が入っていませんでしたので、要保冷のプチガトーをテ
イクアウトされる方は、持ち帰りの時間に少し注意されたほうが良いかもしれませんね。私はこの日、
マイ保冷バッグ&保冷剤持参で出かけていましたので、何も問題なく購入したものを持ち帰ることが
できましたが、保冷剤まで持参していたのは、たまたまでしたし…。とりあえず、気になる方はお店
の方に保冷剤の有無を確認されてみると良いでしょうね!私の時はお取り置き扱いにしていただいて
いたこともあり、帰る時には既にケーキボックスに詰め終えた後のものを見ただけなので、保冷剤の
有無については確認もせず、家に戻り、開けてビックリ~だっただけですが(苦笑)。

それにしてもフレンチトースト、ホント美味しかったなぁ…(しみじみ)。お店を出る際に、店員さ
んの「またぜひ食事にいらしてください♪」な言葉どおり、またぜひお邪魔させていただきたいと思
います。「サバラン サングリア」にお目にかかれることも期待しつつ…(笑)。


  • スフレパンペルデュ セット(税別\920、2014年11月)
  • スフレパンペルデュ セット(アップ、2014年11月)
  • スフレパンペルデュ セット(断面、2014年11月)

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9位

宝泉 JR新幹線京都駅店 (京都、九条、東寺 / 甘味処、和菓子)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2015/10訪問 2016/03/08

栗しるこをいただきました

2015年10月 店内でいただいたものについて紹介

栗しるこ(\1,300)
「選りすぐりの丹波栗を丁寧に裏漉し、大粒の栗を合わせ、丹波栗のうまみを
すべて楽しんでいただけるよう『栗しるこ』に仕上げました。濃厚に凝縮された
栗の味覚をぜひお楽しみください」
とろ~りさら~りとしたのど越しの栗しるこ。中には大粒の栗が2個。餅や
白玉は入っていない。栗しるこは栗の味そのまんま!濃厚な栗の風味が
口いっぱいに広がり、そのやさしく上品な甘味にほっこりうっとり…。
栗好きにはたまらない美味しさ!たくさんの癒しがもらえる一杯(笑)。

栗きんとん(\650)
「丹波栗の実をほぐして練り上げた栗餡で、しっとりとやわらかな栗の実を
包み仕上げた秋だけの贅沢な逸品です」
栗の実を包んだ栗きんとん。少し味見させてもらうことに。外側の栗餡は
超なめらかな舌触り!ホント、きめの細かさに驚くかも。栗の風味は濃厚
ながら、甘さ控えめで上品な味わい。個人的に好んでいただく、中津川の
栗きんとんよりも、大人しい印象というか、奥ゆかしさも感じられるかな♪


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2014年9月訪問。
京都下鴨にある、京菓子「あずき処」の宝泉堂さん。近くには茶寮宝泉さんがあり、そちらには
昨年末に一度お邪魔したことのある私。その時いただいた「栗しるこ」の味が忘れられず、今年
もまたその味を求めて再訪するつもりでいたのですが、そういえば、支店であるこちらのJR新幹
線京都駅店さんの喫茶コーナーでも、季節限定の「栗しるこ」のお取扱いがあることを思い出し、
ちょうど帰省で新幹線を利用する予定でもいましたので、乗り換え時間を利用してこちらにお邪
魔させていただきました。「栗しるこ」が始まったかどうかも未確認のままの訪問になりました
が(汗)、なければないで、他にも美味しい和スイーツとの出逢いが待っていますからね♪

夫同行のもと、うかがったのは月末の土曜日、お昼12時前。こちらの店舗には帰省の際に、過去
に何度となく訪問し、実家への手土産として「しぼり豆」を購入してきましたが、喫茶コーナー
を利用するのは今回が初めてとなります。混雑していたらどうしよう…なんてドキドキしながら
中に入ってみると、先客は一人もいらっしゃいませんでした。店員さんが出てきて、席へとご案
内。その前に、キャリーバッグは入口で預ける(っていうか置くだけだけど)システムらしく、
番号札が手渡されます。会計時に番号札を店員さんに渡し、バッグを受け取る感じですね。

新幹線構内にありながら、しっとり落ち着いた雰囲気の店内。BGMはイージーリスニングver.の
邦楽で、アイドルグループ「嵐」さんの曲がメドレーのようにかかっていたように記憶です。他
には一青窈さんの曲「ハナミズキ」もかかっていました。外の雑然とした音も気にならず(新幹
線の案内アナウンスがうっすら聴こえる程度)、ミョーにほっこりと寛げる空間です。席は2人掛
けのテーブル6つ、4人掛けのテーブルが5つで構成。私たちがうかがった時は先客がいらっしゃい
ませんでしたので、4人掛けのテーブル席へと案内されました。

席に着き、早速メニューをチェック!やっぱり…「栗しるこ」の文字は見当たりませんでした。
世間的には9月に入ると「栗羊羹」や「モンブラン」など、栗を使った和洋菓子が出回りますが、
宝泉さんの「栗しるこ」はまだだったようです。後でお店の方に尋ねたところ、「10月の第一週
くらいから」とのことでしたので、今回の帰省があと1週間遅ければ…だったみたいですね(汗)。
多少の落胆はあるものの、気持ちを切り替えてメニュー選びを続行。結局、私がいただくことに
したのは「氷しるこ」です。この日は9月末とはいえ、真夏日に近い暑さだったものですから。同
行の夫は、東海道新幹線開業50周年記念として登場の「粒あん最中」をオーダーしました。

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氷しるこ(\860、2014年9月)
「丁寧に裏漉ししたこしあんからお汁粉を作り、喉越しよく凍らせました。白玉と丹波大納言小豆
を添えた、暑い京都の夏にはぴったりの氷菓です」

オーダーから4分で登場。裏漉しした小豆のこしあんから作ったお汁粉を凍らせた、氷しるこ。白
玉3個、丹波大納言小豆の鹿の子がトッピングされている。ベースの氷しるこは、ひんやりサラサ
ラしゃりしゃりな口あたり&のど越し。フローズンドリンク系のゆるさで、太めのストローを刺せ
ばそのまま飲めるくらい。甘味が上品で、凍っていても小豆の風味が豊か!トッピングの白玉は小
ぶりなサイズで、やや硬めの弾力ある食感。大納言小豆の鹿の子豆は、豆ならではのほっくりとし
た感じが楽しめ、ふくよかな甘味が舌にやさしい美味しさ。全体としても、かき氷のようなキンキ
ンとした氷菓と違って尖った感じが全くないので、ひたすら小豆のまろやかな味わいを楽しめるの
が良い。いや~、絶品!ボリュームもお上品なので、カラダが冷え切ることなく余裕の完食♪

粒あん最中(\540、2014年9月)
「東海道新幹線開業50周年記念。最中種、粒あん、生クリーム、グリーンティ(加糖)」

オーダーから3分で登場。夫がオーダーした粒あん最中。最中は手包みタイプ。中に詰める粒あん
と生クリームは最中種とは別に用意。東海道新幹線開業50周年記念メニューで、加糖のアイスグ
リーンティーがセットになっている。少し味見させてもらうことに。かなり小ぶりなサイズの最中
種は香ばしく、サックサクの食感。風味が良く、これだけで美味♪小豆の粒あんはとろ~りぽって
りゆるめのタイプで、よくある和菓子店のどっしりねっとりな最中の餡とは全然異なる口あたり。
甘味も上品で、クドさは全くなし!生クリームはこっくり濃厚で、乳脂肪分の高いリッチなタイプ。
甘味がほとんどついていないので、粒あんと一緒になった時に、餡の甘味をまろやかに包み込んで
くれる感じがなんとも言えない美味しさ♪いや~、なんて贅沢な味わいの最中なんだろう…。最中
種がかなり小さいので、全部の粒あんと生クリームを詰めることはできなかったが、最中種なしで
余った粒あんと生クリームを楽しむだけでも十分満足できるものだった。あの最中種に対してあの
粒あんと生クリームの量であれば、餡や生クリームを上下の最中種で完全に手包みするのではなく、
オープンサンド(ディップ?)的にいただくのが正解だったのかもしれないが(汗)、とにかく美
味しくて、私も夫も大満足な組み合わせの最中だった。あのサイズなら一度に2~3個は余裕かも!
セットのグリーンティーは甘味がついているものなので、最初の一口でやや甘く感じたが、最中を
いただいた後だと甘味が薄く感じられ、お茶の風味が良く、後味もスッキリしていて、普通に美味
しくいただくことができた。クラッシュ氷たっぷりなので、あっという間に飲み切る量だったかな♪

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メニュー一つ一つのお値段を見ると、比較的高めのものが多かったりしますが、それ相当の価値の
あるお味を提供されていますし、サービス面でも充実されているように感じました。席に着き、お
冷代わりに出されたのがホットの黒豆茶でしたが、これがまた美味しくて♪普段、ティーバックの
黒豆茶を飲んでいる私ですが、こちらの黒豆茶は黒豆の香ばしい風味がしっかり出ていて、とても
味わい深いものでしたし、黒豆茶をあまり飲まない夫でも「これはうまい!」と言うほどで…。ま
た、食事と一緒に今度はホットのほうじ茶のサービス。こちらも香ばしさと渋味がちょうど良く、
美味しくいただくことができました。新幹線の時間までゆっくりさせていただきましたが、その間
にもお茶のおかわりをくださったり、かな~り居心地が良かったです!結局、後からお客様が一人
もみえませんでしたので、終始貸切状態で利用させていただいちゃいましたが(汗)。

な~んてことをトータルで考えても、こちらはかなり穴場のお店かと思われます。新幹線構内とい
う立地なので、新幹線を利用されない方は別途入場券が必要になりますが、下鴨まで向かわずとも
宝泉さんの味を手軽にいただけるのですから、私個人としては全然OKだったり♪きっと、このレビ
ューをUPした頃には今シーズンの「栗しるこ」も始まっていることでしょうし、またふら~りと再
訪したいと思います。早くあの味に再会して、うっとり…な時間を過ごしたいですね(笑)。


  • 栗しるこ(\1,300)
  • 栗しるこ(蓋をとったところ)
  • 栗しるこ(中には栗が♪)

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10位

カフェ・ドン バイ スフェラ (祇園四条、三条、三条京阪 / カフェ、甘味処)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2014/04訪問 2014/04/30

モダン&スタイリッシュな空間でいただく、嘯月さんの絶品きんとん♪

2014年4月初訪問。
京阪祇園四条駅と三条駅のちょうど間くらいのところにあり、縄手通とせせらぎの道に通じるスフ
ェラビル内のカフェ、せせらぎすへらさん。こちらのカフェでは嘯月さんの上生菓子がいただける
ということで、以前からブクマさせていただいていました。嘯月さんといえば、マンガ「美味しん
ぼ」にも登場した京都の和菓子屋さんとしても有名。日時指定をした上での注文販売になっていま
すので、「初めまして」な私にはやや敷居が高く感じられていました。ただ、見た目に美しく、味
のほうも絶品との評判ですから、憧れは増すばかりで…。そんな嘯月さんの上生菓子がこちらのせ
せらぎすへらさんでは予約なしでいただけるのですから、それはもう行くしかないでしょう!とい
うことで、祇園方面を散策した日に夫同行のもとお邪魔しました。実はお店にうかがうのは2回目。
1回目は昨年末だったかなぁ…。週末の午後3時頃うかがいましたが、ものの見事に嘯月さんの和菓
子は完売していましたので、その時はお店に入ることも断念していたのです(苦笑)。

リベンジでうかがった今回。お店に着いたのは午前11時過ぎ。たしか午前11時開店のお店だった
はず。この時間なら確実に嘯月さんの上生菓子にありつける~とばかりにうかがったのですが、ビ
ルの前に到着すると外にカフェのメニューが出ていて、そこには「OPEN 12:00 - 18:00」と書か
れていたのです(汗)。しかたなく、1時間ほどご近所を散策して出直すことに。

お昼12時に再びお店へ。ビルの階段を降りて店内に入ると、ゆったりとしたモダンな造りになって
いて、カウンター席やテーブル席以外には掘りごたつ式のお座敷の席もあり、とにかくスタイリッ
シュでおしゃれな空間になっていました!インテリアもテーブルの上の花もセンスが良いですし、
お店に入っただけでちょっとテンションが上がってしまった私です(苦笑)。

「お好きな席へどうぞ~」とのことで、4人掛けのテーブル席を利用することに。お店の方にメニ
ューを持ってきていただき、それを見るまでもなく「嘯月セット(嘯月さんの生菓子とドリンクが
セットになったもの)」をオーダーする気マンマンだった私。ところが…お店の方が「申し訳あり
ません。本日、嘯月さんの和菓子の到着が遅れていまして、午後1時半過ぎになってしまいます」と
のこと(滝汗)。お冷もおしぼりもご用意くださったのに恐縮ではありますが、せっかく嘯月さん
の和菓子目当てでこちらにうかがっていた私としては、ここで妥協できるはずもなく。再び出直す
ことにしました。その際に、お店の方が生菓子をお取り置きしてくださるとのことでしたので、お
言葉に甘えて、きんとんを1つお願いしました。嘯月さんといえば、きんとんですものね~♪

他店でランチを済ませ、その後も軽く腹ごなしをして再びお店へ。午後2時近く、お店に着くと先客
は一人もいらっしゃいませんでした。お店の方にお取り置きをしていただいていた旨を伝え、テー
ブル席に着きます。改めてメニューの説明があり、「嘯月セット」はアルコール以外のドリンクす
べてが生菓子にセットできるとのこと。きんとんにはやっぱり抹茶でしょう~ということで、おう
すをいただくことにしました。同行の夫は上生菓子にはあまり興味がないので(どうせあんこの塊
でしょ~な感覚の人だし)、ホットのカフェオレのみをオーダーです。

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嘯月セット≪嘯月生菓子+お飲物≫(\1,300、2014年4月)
嘯月さんの生菓子(4種類の中から1つ)とドリンク(アルコール以外ならどれでもOK)のセット。
生菓子はきんとんをチョイス。ドリンクは抹茶をいただくことに。味の感想は下記のとおり。

きんとん
オーダーから12分で登場。お店の方からは「“蓮華”のきんとんです」との説明。正式名称はおそら
く『里の春』かな?春の野に咲き乱れるれんげ草を緑色と紅色のきんとんで表現した生菓子。とに
かく、見た目の美しさにうっとり~♪そぼろのきめ細かさがハンパなく。これぞ嘯月さんのきんと
んって感じ!そのそぼろはしっとりみずみずしい口当たりで、なめらかな舌触り。サラササラと口
の中でとけてゆき、後味もさっぱり。しつこい甘味はまったくなく。そぼろの中は小豆の粒あん。
小豆の風味よく、こちらも上品な甘味。はぁ…見た目だけでなく、味でもうっとり~♪味も見た目
も繊細で、口にしているだけで心が清らかになる感じ(笑)。日本人で良かったなぁ…としみじみ。

お抹茶≪峰の白≫(単品では\650)
オーダーから12分で登場。「峰の白」という茶銘の抹茶をおうす(薄茶)で。上品な香りとまろや
かな味わい。軽やかな苦味と渋味の中に、お茶本来のやさしい甘味も感じられて、奥行のある味が
楽しめた。もちろん、生菓子との相性もバツグン。後味もすっきりしていて、まったりほっこり♪

カフェオレ≪Hot≫(\650、2014年4月)
夫がオーダー。オーダーから11分で登場。シュガーは三温糖かな?可愛らしいポット入り。少しだ
け味見させてもらったが、色からもわかるように、ミルク率の高いまろやかな味に仕上がっている。
もちろん、コーヒーのコク深い味わいもちゃんと楽しめるのが良い。飲みやすいカフェオレだった。

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今回、嘯月さんの生菓子について、口頭でのお取り置きの時点では詳細がわからず、とりあえずお
目当てだった「きんとんで」とお願いしましたが、席に着いてオーダーする際には、他の生菓子の
サンプルも見せてくださりました。「お写真もどうぞ~♪」とのことで、遠慮なく(笑)。私が今
回いただいた『里の春(きんとん)』以外は、『御室の里(こなし)』と『戯れ(ういろう)』と
『わらびもち』だったようです。こうして改めて見てみると、他の生菓子も味わっておくべきだっ
たかな~なんて思ってしまいました(苦笑)。というのも、いざテーブルにきんとんが運ばれてく
ると、それまで興味のなかった夫が「食べたい!」と言い出し、半分を持っていかれちゃいました
ので(涙)。できれば、まるまる1つ堪能したかったな~なんて欲張りなことを考えてしまいます。

こちらには嘯月さんの上生菓子(特にきんとん)目当てでの訪問になりましたが、実際にうかがっ
てみると、とても居心地の良い空間で、しっとりほっこり落ち着いた時間を過ごすことができまし
たので、嘯月さんの和菓子抜きでも満足できるものだったと思います。ティータイムには少し早い
午後2時の訪問だったせいか、他にお客様がいらっしゃらず、終始貸切状態で過ごせましたし(笑)。
たまたまなのかな~?とにかく、穴場の素敵カフェという感じでした!お店の方の接客や対応もと
ても親切で丁寧でしたし、私はもちろん、夫もかなり気に入った様子。またぜひ再訪したいと思い
ます。季節ごとにお邪魔して、嘯月さんの和菓子を楽しむのも悪くないかな~なんて♪

  • 嘯月セット≪嘯月生菓子+お飲物で\1,300≫(きんとん、2014年4月)
  • きんとん≪里の春≫(アップ、2014年4月)
  • きんとん≪里の春≫(断面、2014年4月)

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