4回
2021/02 訪問
約2年ぶりに行ってきました(^O^)
久々にやって来ました、銀閣寺入口にある
『草喰なかひがし』さん。
俺に命をいただく有難さを教えてくれたお店
でもあります(о´∀`о)
初めての最初からのカウンター席♪
お客さん、一人一人に首からぶら下げる空気
清浄器みたいなのが配られます!
スゲェΣ(゚д゚lll)‼️
この日は時期的に節分をモチーフにした
数々の美しくて美味しい料理の数々を
いただきました(^O^☆♪
今回いただいたのは以外のものです(^ー^)
…と本来ならここからダラダラと無駄に長い
説明文が続くんですが、この日に仕込んだ
ボイスレコーダーの声が全く聞き取れないww
なので写真で想像を膨らませてね(笑)
過去2回の仲居さんの声はよく通ったのに
なかひがしさんの声が全然通らないww
ハスキー系の声はボイスレコーダーでは聞き
取り難いのか???
その辺りは謎ですが…
まぁ、今回は最初から最後まで見事なまでの
ダジャレワールドを満喫できましたが、大体
今まで通りの王道のダジャレで目新しいのは
なかったです(笑)
でも、この柔らかな空気感がええんよね♪
凄いお店やのに、それを感じさせない緩さ。
それでいて料理はしっかり、舌でも目でも鼻
でも楽しめる素晴らしいものでした❤️
耳でも、なかひがしさんのダジャレで一年分
楽しみました♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
次回は夏の夜に席を予約して帰りました。
次回が楽しみです╰(*´︶`*)╯♡
ごちそうさまでしたm(_牛_)m
2021/04/02 更新
2018/12 訪問
夜の部もやはり素晴らしかった(*´▽`*)♪
前回、7月にランチで訪れてから約5か月・・・
ようやく再訪の日がやってきました♪
前回の帰り際に予約して今回は4人で夜の部に訪問しました(*^。^*)
その圧倒的な構成、世界観、深い味わい、店主や女将さんの人柄、
全てに魅了されて今回は仲の良い4人で忘年会って事でほんとに
年の締めくくりにピッタリです♪
しかし奇しくもこの日は食べログの関西レビュアーの忘年会と重なるという
なんとも残酷な神様のいたずら(>_<)
去年みたいに昼からの開催ならダブルヘッダーで段取り組めたんやけど
今年は食べログ忘年会も夜からって事で、早くから予約を入れてたこっちを
優先させていただきました。
誘っていただいた幹事さん、どうもすいませんでしたm(_牛_)m
出町柳の駅で5時30分に待ち合わせ。
そして4人が揃ったとこで前回同様タクシーでお店に向かいます。
少し早く着いたので並びの食器の店で色々と物色ww
時間が来たのでお店に入ることに。
今回も最初は2階の座敷でのスタートとなります♪
前のレビューでは1000軒目のキリ番って事もあってめちゃくちゃ
気合入りまくりの超ロングなレビューとなりましたが、今回はなるべく
簡潔に短い手抜きレビューでいかせてもらうからね(笑)
それでは夜の「なかひがしワールド」へ行ってきま~す(`・ω・´)ゞ
★先付
まずは4人でアサヒスーパードライで1年間お疲れ様のカンペー
( ^-^)/U ( ^-^)/U☆U\(^-^ ) U\(^-^ )
先付けはヒトデカエデと言う葉っぱに蓋をされた状態で登場です。
そしてそのヒトデカエデを取って「ひとでなし」…
いきなりそう来ましたか…(´_ゝ`)ぷ
まぁ軽いジャブみたいなもんやけど初訪問の2人はカウンター喰らって
少しよろめいてたけどww
中身は右下の花の形をしてる真ん中が栗の団子に銀杏が乗ってて花弁は
くわいチップスです。
そして後ろがカリフラワーとブロッコリーを炒めたものに雪に見立てた
氷餅っていう諏訪の名産品をまぶしてあります。
真ん中の赤と白のがクリスマスをイメージしたリンゴに鹿肉の燻製を挟んだもの。
柚子釜に見立てたものが柚子のカップにカボチャと金時豆、赤いのが蕪です。
蕪をすりおろして柚子をかけるとこのように赤く発色するそうです。
手前の魚が希少な岐阜県産の味女(あじめ)ドジョウと呼ばれるもので、
その下が黒枝豆で湯がかずに1時間ほど煎り焼きにしてるようです。
先付から凄いのが出てきましたね\(^o^)/
もう見た目の美しさに惚れ惚れしますわ♡
どれも素材の味を大切にした必要最小限の味付けで、それでいてしっかりと
美味しさを感じることが出来ましたが、中でも初めて口にした味女どじょうが
絶妙な甘辛さで絶品でしたよ♪
やっぱなかひがしさんと言えば川魚に野草が真骨頂やもんね(^_-)-☆
★お凌ぎ
お凌ぎは「むかごの飯蒸し」です。
上にはウズラを漬け焼きにしたものと大根葉を散らしています。
うん、もっちりしててウズラとの相性も抜群でした♪
★椀物
椀物はお馴染みの女将さんの実家の白味噌です\(^o^)/
これは前回も大ヒットな美味しさでしたからね~♪
この日は女将さんが不在って事でちょっと残念でしたね(>_<)
語り始めの「手前味噌ではございますが…」が聞きたかったのに( *´艸`)
この椀の蓋にもコンセプトがあって二つの蓋の裏を合わせてみると
ちょうど川を行く船の絵になります。
淀川の船曳きをイメージしたものらしいです。
白味噌は中にとち餅、日野菜(滋賀県日野町が原産でカブの一種)、
きのこ(なめたけ)が入っています。
相変わらず優しい甘みがあって心も体もほっこりと温まります(#^.^#)
★鉢肴
次は塩鮭を粕漬けにして朴葉で包んで焼いたものです。
上に載ってるのが大原で取ってきたピーナッツを醤油漬けにしたもの、
イチョウの形をしたものが安納芋で、赤いのが姫りんごを炊いたものです。
手前のオレンジ色のものが摘果ミカンのジャムで甘さが控えめになってて
ジャムならぬ「シャム」でございますww
これは前回も登場したから仲居さんが言う前に俺が言うたった( *´艸`)
そしてシャムの上にのってるのがポップライスで鮭をこれに付けて
いただきます(*^▽^*)
最初はそのままで鮭をペロリっと♪
それからシャムを漬けてww…
うん、やっぱここの料理、俺、大好きです((((oノ´3`)ノ♡
★焼き物
続いて北山の鹿のお肉が出てきました!
ソースは香茸と色んな野菜を炊いたもので香りが素晴らしいです(*´▽`*)
付け合わせは、すいば、人参、焼きトマト、種付け花等。
白いのは吉田牧場さんのチーズです。
鹿肉の脂が少ないのでチーズを加えて旨味増ししてるのは流石としか
言いようがありませんね(^_-)-☆
鹿肉そのものが非常に柔らかくて癖も全くなくうんまいわぁ♡
★向付
お次は、なかひがしさんの定番の鯉の造りです♪
きれいな水で3か月間泳がせて清らかな鯉にしてるとの事。
身はお造りで、皮は湯引きで、鱗は素揚げで!
四角いゼリーみたいなのが煮凝りで他にイクラに、なかひがしさんが採ってきた
野菜の数々がヾ(〃^∇^)ノわぁい♪
手前が辛味大根をおろしたもの、その横が自然薯でかなり粘りがあります!
そして野蒜に辛子水菜が添えられてます。
後ろの黒っぽい葉っぱが赤リアスっていう葉っぱで鯉の上には紅葉した
山椒を乗せてあります。
手前に醤油の入った小皿があるので、これをぶっかけて混ぜ混ぜして
自然薯に野菜がたくさん絡んできたらパクっと…φ"( ̄¬ ̄*)モグモグ
う、う、う、ヾ(@⌒¬⌒@)ノ ウマヒィ~♪
鯉を無駄なく根こそぎいただく!
これぞ「なかひがし流」やね。.:♪*:・'(*⌒―⌒*))) スペシャルスマイル
★強肴
ステンドグラスのような器を開けると中には、初冠雪をイメージした蕪が
その下は鰻と豆腐を寄せてけんちんにしたものが、その上にはほうれん草を。
蕪の上にある黄色いのは菊の花びらです。
器の綺麗さに始まり、初冠雪の下の土の中から出てきたほうれん草の描写など
相も変わらずこの季節ならではの物語が描かれています(*^。^*)
しかし地味に鰻がやっぱ旨かったww
★煮え花
ここでお馴染みの煮え花が炊けました(≧▽≦)b
煮え花はお米がご飯にちょうど変わった瞬間の状態で芯が少し残ったのが
特徴ですが一番米の甘みを感じることができる状態です♪
この上に梅肉をちょこっと乗せてます( ^ω^ )
これで米の甘みが倍増するって仕掛けですわ\(^o^)/
銘柄は今更言うまでもなく山形県のつや姫♡
★祝い酒♪
ここで、な、なんと、なかひがしさんからお酒のプレゼントが\(◎o◎)/!
実は前回にこの日の予約日時が決まった際に俺がボソッと
「あ、その日って俺の誕生日の翌日やん!」となんとなく呟いた一言を
なかひがしさんはちゃんとチェックしてくれてましたヾ(@^▽^@)ノ ワーイ
お酒はこの店定番の「えいくん」を一合♪
友達に注いでもらって最後の一滴まで感謝の念を込めていただきました!
ほんまにありがとうございましたm(_牛_)m
★鯖の熟れ鮨とアケビの白味噌炊き
クリスマスも近いということで小さなリースが飾られた鯖の熟れ鮨です。
5月頃から漬けこんであるとの事です(=゚ω゚)ノ
リースは大根の軸を飾り切りにしたもので、赤いのがガマズミの実です。
ちょっと酸味があるのが特徴です!
そして熟れ鮨でサンドされた黒いのが黒大根です。
枕にしてるのも大根の一種で「中抜き大根」という若い大根です。
もう一つのお皿にはアケビを白味噌で炊いたものが入ってます。
下にはレタスが敷いてあってアケビをくるんで食べます♪
熟れ鮨が発酵してて口がもさっとするのでサッパリするために
甘口の白ブドウ酒も添えられてます♡
この白ブドウ酒は長野県松本市の「ナイヤガラ」という品種です。
もう口の中が熟れ鮨の酸味や白味噌の甘味にアケビの苦味に
はたまたナイヤガラの甘味にと…もう口の中はお祭り騒ぎですわww
ヘ(´д`ヘ)(ノ´д`)ノ アーコリャコリャ ヘ(´д`ヘ)(ノ´д`)ノ
★ベジタブルボックス
次はベジタブルボックスというのが出てきました!
中はクリスマスカラーの冬の野菜たちで彩られています♪
聖護院蕪、金時人参、壬生菜、堀川牛蒡、丸大根、紅葉麩等。
下に柚子味噌があるのでそれを野菜に付けていただきます(*^▽^*)
こんなん絶対に美味しいやつですやん(≧▽≦)b
そして残った柚子味噌をお出汁に溶いて別の器に移して飲みます…
な、なんじゃこりゃ!?(゚д゚)メチャウマー!!!
★地鶏のすき焼き
これもまた前回の話なんですが、予約時になかひがしさんが次に来るときは
大原でひよこから育ててる鶏をすき焼きにして振る舞いましょう♪と
言ってくれてましたが、これもまたちゃんと覚えてくれていて地鶏の
すき焼きの登場です♡
これぞほんまの有言実行ですな!!!
もう、なかひがしさん、男前すぎやで~♪ダキ♪(●´Д`人´Д`●)ギュッ♪
この季節は霜が降りてきてネギもめちゃくちゃ美味しいとの事♪
もう期待だけで昇天してあの世へ逝きそうやで(*´Д`)ハァハァ(笑)
地鶏の全ての肉を使ってるということで色んな部位が入ってます。
食材を最後まで使い切る!っていうなかひがしさんのポリシーやね(^_-)-☆
上には紅葉した山椒の葉っぱが散らされています。
グニグニな地鶏は噛めば噛むほど旨味の洪水が口の中に広がります( ̄¬ ̄*)じゅるぅうう
そして食べ終わると中に玉子が残るので、そこに一口のご飯を投入して
乾燥醤油をかけて、ひょっこりひょうたん島…(・∀・)ポカーンw
てか、このご飯が旨すぎてひょうたん島の件が全く入ってけえへんし(笑)
★止め肴
そろそろ次のお酒をいただこうって事で「ビーくん」を一合( *´艸`)
恒例のお猪口選びをば(^O^)/
前回は一番高いのを選び今回もその類稀なセンスを発揮!と思いきや
一番安物を引き当てて前回がまぐれやったことがバレちった(/。\)イヤン!ハズカシイ
そこへ話を逸らすべく杓子菜とお揚げさんを炊いたのが登場!
「さぁ、皆、食おうぜ、食おうぜ!」⇐何故か必死であるww
この出汁が北海道の新巻鮭を使用した鮭節の出汁って事でこれがまためちゃウマです♪
★お食事
ここでイワシ雲のお皿に乗って本日のメインディッシュ「めざし」が降臨( ̄ー+ ̄)
いよいよここから世界旅行の始まりですヾ(≧▽≦)ノ
ご飯のお供は左から、おからと根菜を合わせたもので紫人参が入ってるので
色が紫色になってます。
真ん中の器は2色の蕪をあちゃら漬けにしたもの。
※あちゃら漬け…野菜を甘酢漬けにしたものです。
上にはサルナシっていうキウイの原型でこれを炊いたものを乗せてます。
一番右の皿は…香の物です⇐遂に面倒臭くなったか!?ww
1膳目はそのままの白ご飯。
香の物をいただく音から…バリ(インドネシア)ポリ⇒ナポリ(イタリア)
そして自称「弟子見習い」な俺の見解⇒ボリ⇒(ボリビア)w
いつものCTKGも1000円プラスで「ポルチーニ自然薯和えカラスミ飯」に
してもらいました(#^.^#)
実際はポルチーニ茸の原種を使用との事。
調べましたが「ヤマトリダケ」ってやつかな!?
続いてお約束のおこげ登場で食感がパリパリって事でパリ(フランス)
それを塩と山椒のオイルに付けます。
オイル=中東⇒なかひがしww
最後はご飯にお茶をかけて入浴⇒ニューヨーク(アメリカ)
ご飯のてっぺんの梅肉を夕日に見立ててマンハッタンの夕日…(アメリカ)
まぁ後半の畳み掛けは前回と同じだったのでそれほど新鮮味はありませんでしたが
こうして今夜の一連のなかひがしワールドはひとまず終焉を迎えます(*´▽`*)
★水菓子
世界一周を一通り体験した後は下のカウンター席にて水菓子をいただき
なかひがしさんが直々に入れてくれたエスプレッソでほっと一息o(*^▽^*)oエヘヘ!
もこみち並みに高い位置から注いでくれますよ(笑)
こうして今回も大大大大大満足な内容でしたヽ(=´▽`=)ノ
★食事を終えて…
今回は夜のコース18000円で酒代入れて合計一人22255円…
一見、高くついたような印象が在るかも知れませんが、この3時間を
体験した者から言わせてもらえれば、これでも安いくらいやと思いました!
正直、高い金さえ出せばある程度の満足感を得ることが出来る店は
それこそ星の数ほどあるでしょうが20000円そこそこで、ここまでの
料理や世界観を堪能できる店っておそらくここを置いて他にはないと思います!
まだまだ俺が知らんだけでもっと素晴らしい店があるんでしょうが今現在、
自分が知りうる店で(他のクチコミを見ても)このなかひがしさんの
コスパは圧倒的ですわ\(^o^)/
思わず帰りがけにまた5月に4人で予約入れてもうたし( *´艸`)
今から待ち遠しいわo(@^◇^@)oワクワク
次回は今回不在だった女将さんにも久々に会いたいね♪
それまでなかひがしさん共々、お体に気を付けて日々頑張ってくださいね(^O^)/
ごちそうさまでしたm(_牛_)m
2019/01/27 更新
2018/07 訪問
The 1000th anniversary m(_牛_)m pekori
お陰様で今回で口コミが1000件目になりました♪
これもひとえに皆様の温かな「いいね!」の後押しがあってこそ…
ってキレイごとは俺には似合わんので本心を言わせてもらえれば
ひとえに俺の飽くなき食欲の賜物…ただそれだけや( ̄ー ̄)b(笑)
まぁ、兎にも角にも一つの区切りって事でお店のチョイスもかなり前から
悩んでました。
最初の候補は天下茶屋の名店「たてもと」でしたがここは夏場の現在は
休業中の模様です…
法善寺にある大阪でナンバーワンの店も考えましたが、その店は俺が
大嫌いな写真NG店なのでマッハで却下w
そして最後の候補に挙がったのがこの「草喰なかひがし」さんでした。
でもレビューを見てみれば俺の前回のキリ番の店、北浜の某中華屋に
匹敵するくらいの予約のハードルの高さ( ̄□||||!!
6月1日の8時からダメもとで電話しまくって2時間でダメなら諦めようと
決めてリダイヤルする事、700回目くらいで、な、なんと繋がりました!!!
そして都合の良い7月の某日曜日になんとか2人の席を取る事が叶いました♡
その時にランチの8000円のコースの予約をしました!
そしてこの勢いで夜に行く店「なな治」の予約も取ることが出来て
この日の俺はまさしく飛ぶ鳥を落とす勢いでしたヾ(≧▽≦)ノ
それと今だから言える事ですが実は「なな治」の予約を取ったのは
もう一つ事情があって…
実はこの「草喰なかひがし」さん。
総合評価が4.71(下書き時の7月15日現在)という全国にも
その名を轟かす名店ですが、レビュアーさんによってその評価の
高低差が激しすぎて…<(T◇T)>うぉぉぉぉぉ!!!
俺が見たどのレビューも以前から絶大な信頼をおけるレビュアーさん達による
ものなので、これは実際に自分でそのお店に行き料理、雰囲気、サービスを
体感しないと何とも言えないな~って。
だから、もしかしたら大ハズレの可能性も無きにしも非ず…
てな訳である意味、保険的な感じで「なな治」さんの予約も取った次第です(;^ω^)
ハズレやったら「なな治」さんをキリ番に持ってこようと考えてました。
それも、お店を出る頃には全くの取り越し苦労やと判明しますが(笑)
友人と出町柳の駅で待ち合わせをして、そこからタクシーに乗り込みます。
店に着いたのが11時45分。
この前日は西日本豪雨という未曽有の大災害の翌日だったので
お店が営業されてるのか!?
電車は動いてるのか!?
色々と心配の種は尽きませんでしたが無事にお店までたどり着けて
なによりでした♪
どうやらまだ入り口が閉まってるようなので近隣を少し散歩♪
12時くらいに戻ってくると予約してた人々があちこちから集結してきました。
女将さんらしき方が店の前の花に水をやってました。
そして俺らもお店に入る前に外観写真を撮ろうとしたら女将さんが
「あ、私、お店に入るのでゆっくり写真を撮ってくださいね」と。
なんとも取材に協力的な女将さんなんや♬
どこぞの天狗になってる店とは大違いや( *´艸`)
俺の中では料理をいただく前に既に4点超えたな(笑)
予約時に下のカウンター席は全て埋まったので2階の座敷しか
空いてないって事だったので靴を脱いで2階に通されました。
まぁ、なんとも広い2人では勿体ないくらいの立派な座敷です!
一般的にはカウンター席よりも広くてくつろげる座敷の方が良いと思いますが
ここはカウンター席で店主の中東さんのダジャレを挟んだ料理の解説を聞くが名物らしく
予約の電話の際に女将さんが申し訳なさそうに「2階しかなくてすいませんね~」と
おっしゃってたのが印象的でした。
席に着くと仲居さんがおしぼりとお茶を持って来てくれました。
このお茶が味、温度と、まさにお手本のようなお茶でした!
そしてエアコンの温度をマメに調整してくれて、後から女将さんが
上がって来て「よかったら窓を開けて外の景色も楽しんでください」と
言うので窓を開けて眺めると…
ただの交番だ(笑)
マッハで窓をパシャっと閉めましたw
そして俺はキリンラガーを、断酒中の友人はソーダ水をいただいて
2人でカンペー(*  ̄▽)o□☆□o(▽ ̄ *) カンパァーイッ♪
ここから怒涛のなかひがしワールドに突入ですV(○⌒∇⌒○) ルンルン
★八寸
八寸の内容は鮎、トウモロコシ、カツオ、川海老、ユリ根、えんどう豆、
麦茄子、鱧です。
鮎は一度干した物を焼いたと思われ。
女将さん曰く「主人は焼き物はしっかり焼く主義でして」だそうです( ^ω^ )
苦味と塩加減が絶妙で「旨~あ~い~!!!」と思わず絶叫してしまいました!
ランチやから瓶ビールは1本だけに止めとくつもりやったけど、それも叶わぬ
夢物語と化した瞬間でした(笑)
トウモロコシは軽く塩茹でした感じで甘みをしっかり感じ取れるもので素材の
持ち味を第一に考えてるお店の姿勢を伺える逸品でしたね♪
カツオは上に山椒の葉を散らせた、これまたビールがすすむやっちゃで♡
川海老には「あかざ」って言う、ほうれん草に似た味がする野草にくるまれて
います。
ユリ根には干しダラの身がまぶされています。
底の酢と混ぜ合わせてさっぱり美味しくいただきました!
えんどう豆は皮の上に黒ゴマがまぶされてて香ばしい風味と
程よい塩加減がええ感じでした。
麦茄子には枝豆が埋め込まれてて薄味ながらも上品な感じで
京都を感じさせてくれます♪
そして鱧は米と混ぜて寿司みたいな感じで出されました。
昔、僧侶が栄養を付けるためにご法度だった魚を米と混ぜる事によって
カモフラージュして食べていたと言うものです。
梅肉がさっぱりしてて改めて鱧には梅肉が必須だと気付かされます( ^ω^ )
辛い、甘い、酸っぱい、苦いといった全ての味覚がこの八寸には取り入れられてます!
なんとも密度の濃い八寸でこの先の期待も自然と膨れ上がりますね(^_-)-☆
そして、これらの八寸には全て物語りに沿って盛り付けがされていて女将さんが
その説明を丹念にしてくれてましたが、あまりの情報量の多さに
失念してしまった事を心よりお詫び申し上げます(/ω\)
それと配膳の際に女将さんが
「ちょっと階段を上がってる時に鮎が動いてしまったから写真を撮る時は
こっちを向けてくださいね」
と言ってくれました(#^.^#)
ほんまどこまで客目線なええ女将さんやねん((((oノ´3`)ノ♡
★白瓜スベリヒユのエゴマ和え
白瓜は同じウリ科のキュウリに似た食感でスベリヒユのヌメっとした感じと
酸味、そしてエゴマの香ばしさが新感覚でした。
ちなみにこのスベリヒユって野草は食べられる野草の中では最高峰らしくて
栄養価も高く近年、注目されてる野草だそうです(=゚ω゚)ノ
★煮えばな
このタイミングで女将さんが慌ただしく座敷に上がってきました。
「ええのん焚けましたよ!写真撮ったらすぐにでも食べてください」と。
一見、ただのご飯ですが「煮えばな」と呼ばれる、まだ芯の残った状態ですが
いただいてみると米本来の甘さが一番感じる事が出来る状態みたいで
めっちゃ美味い♪
ちなみにこのお米は山形県産の「つや姫」です。
★椀物
烏瓜が描かれた椀物の中身は白味噌の味噌汁です。
女将さんの実家が味噌屋という事なので、そこの味噌を使用。
具は水晶餅と一見、麩に見えるものは実はジャガイモを桂剥きしたもの!
それにミョウガの茎が入ってます。
心落ち着く白味噌の甘みに想像以上に風味の強いじゃがいも、それと
ミョウガのアクセントが秀逸で見事な椀物に仕上がってます♡
「この白味噌めちゃくちゃ美味しいですね~」と女将さんに言うと
本気で照れて喜んでた様子が非常に可愛かったです(笑)
同行した友人もこの日で一番のお気に入りはこの椀物だったと言ってました。
★鮎の塩焼き
先ほどの八寸の鮎に続いてこの日、二度目の鮎です。
今度のは王道の塩焼きです。
付け合わせはアスパラに、この近所の名産の田中唐辛子にトマトを炊いたもの。
さっきの鮎も旨かったけど今度のは更に輪をかけて旨いがなヽ(*⌒∇⌒*)ノ
身がふっくらとボリュームあって、しっかり苦味も健在!!
まずはそのままで鮎をいただいて一度、別皿の蓼酢(たでず)でお口をリセット。
そして再び鮎をいただくと、その美味しさが倍増します\(^o^)/
この蓼酢(たでず)っていうのは蓼の葉を磨り潰して酢と出汁で和えたものです。
以前、和歌山の山奥の川で弟に獲れたての鮎の塩焼きを飽きるほど
いただきましたが、ここの鮎は今までで一番美味しかったです♪
マイ・ブラザー、ソーリーやで(笑)
ちなみにこの器はご主人がご自身で焼かれた力作だそうです\(◎o◎)/!
★鯉のお造り
本来ならば「洗い」でいただく事の多い鯉ですが大原の小川で元気よく
泳がせた、なかひがしさんの鯉はお造りにピッタリという事で梅肉を
煮切った酒と塩水を合わせた梅酢でいただきます♬
見た目はまるで鯛です!
でも食べてみると舌触りは鯉独特のざらつき感があります。
でも臭みとかは全くなくて身の弾力も素晴らしく梅酢でさっぱり
美味しくいただきました(*´▽`*)
オクラにトマトの醤油漬けも美味しかったです。
女将さんが添えられてる笹の葉の先っちょ5㎜を食べると甘くて美味しいよと
野草をいただく楽しみ方も教えてくれました♪
★炊き合わせ
炊き合わせは賀茂茄子の白味噌がけです。
出た~伝家の宝刀、白味噌がヾ(≧▽≦)ノw
付け合わせに七夕の短冊に見立てた色とりどりの野菜。
大きく育った山椒の葉っぱを油で揚げて山椒のオイルをたらしたもの。
刻み昆布に見えるのが剥いた賀茂茄子の皮を細切りにして油で揚げたものです。
レンゲを琵琶に見立てて「七夕の夜に琵琶を奏でながら短冊をしたためる☆彡」
というコンセプトだそうです。
うん、素晴らしいの一言やね m(;∇;)m
賀茂茄子そのものも文句なしに美味しかったです♪
白味噌はもはや説明不要( *´艸`)
★鹿肉の炭火焼き
ここで女将さんに焼き物の2択を迫られました(;・∀・)
鹿肉の炭火焼きか、本日3度目の鮎です(≧▽≦)
鮎はこの日一番のヒットだったので3回目でも全然OKでしたが
実は俺ってここ何年もの間、鹿肉ってのがかなりご無沙汰してたもんで(/ω\)
結局、考えた挙句に経験値を優先して鹿肉を選びました(#^.^#)
付け合わせに赤玉ねぎ、ヤングコーン、万願寺唐辛子、カブ、
マーマレードみたいなのが摘果の蜜柑を砂糖少な目で煮込んだもの
仲居さん曰く「ジャムならぬシャム」だそうです。 (゜-゜)…
一瞬で凍り付いた空気の中たまりかねて、いかにも自分は言ってない的に
「と、ご主人が申しております」と恥ずかしそうに弁解してた
仲居さんの表情がめちゃくちゃ愛らしかったです(笑)
これを真顔で言えるようにならんとまだまだ半人前ですなぁ( *´艸`)
あと間引きした摘果の桃をじっくりと炊いたもの。
この桃は種ごといただけるようです♪
そしてワラビを叩いた物。
鹿肉はジャムならぬシャムwとワラビをソース代わりに交互に付けていただきます!
久々の鹿肉でしたがクセらしきものは一切なくて非常に美味しい肉でした♡
友人は少しクセが残ってたと言ってましたが、彼は俺と違い神の舌を
持つ男なのでめっちゃ敏感やからな~(笑)
★じゃこの酒酢和え
続いてはじゃこの酒酢和えです。
箸休め的な感じですね(^-^)
瓜の上に可愛いマイクロきゅうりがチョコンと乗ってます♡
「大原の菜園で風に揺られて、たなびくマイクロきゅうりの姿が
とても愛らしいんですよ♡」と女将さんが上手に説明してくれました。
まるで大原の菜園の様子が目に浮かんでくるようでしたo(*^▽^*)o~♪
そして女将さんが「今日は時間の方は急がれてますか?」と
聞いてきたので「いえ、全然急いでないですよ」と答えると
「それではカウンター席が空き次第にお呼びしますので、
是非とも下に下りて来てくださいね」と言ってくれました。
おおっ、これは願ったり叶ったりやんヾ(〃^∇^)ノわぁい♪
ランチやから粘っても2時間程度…
なな治までの4時間をどう過ごすのか!?
これがこの日で一番の悩みでした。
なるべくゆっくり出来るほうがこっちとしても有難い!!!
なのでゆっくりまったりと暫くこの座敷の雰囲気を堪能します。
「女将さ~ん、ビールおかわり~」(笑)
★メインディッシュ 米
いよいよカウンター席が空いたので下に下りて中東氏と対面です♪
ここからはメインディッシュのお米のフルコースです(*^▽^*)
中東氏曰く、これから世界一周の旅に俺らを案内してくれると(´・ω・`)?
まぁ、先人方のレビューを予習してるので、ある程度は分かってましたがw
まずは小鉢が3つ、新じゃがを潰したものに山椒と味噌を合わせたもの、
茄子の煮びたしに鮎の卵が乗ったもの、香の物盛り合わせの3種です。
そしてここからはご主人にお任せで日本酒をいただきます。
銘柄は安定の失念w
お猪口は7種類の中から選ぶ事が出来ます♪
俺はとりあえず一番大きいのを選びましたが、器マニアの友人曰く
一番安っぽい青いお猪口が数万円はするのだとか\(◎o◎)/!
ほえ~、素人目には全く計り知れんもんですわ(;^ω^)
そして、ここでいきなり中東氏の先制攻撃が飛んできます(/o\)
「このご飯をを3口噛んでから日本酒を口にしてください」と。
言われるがままにしてみると…
「これが本当の酒茶漬けですわ」
(゜-゜)・・・シーン…ただの屍のようだ…
意識が成層圏まで飛んでしまい10秒がまるで永遠のように
感じられたひと時でした(笑)
これは想像してたよりも遥かに強敵やわw
ここからも畳みかけるように攻撃は続きますΣ(・ω・ノ)ノ!
でもまだ正気を保ってるうちに真のメインディッシュ、メザシをいただきます♪
よくよく考えてみると子供の頃は熱々のご飯にメザシってよく食べましたが
この何十年て言う長い間、この組み合わせはした事がなかったような…
シンプルなんやけど、改めてこの最強の組み合わせに気付かされました!
お次はおこげの登場です。
おこげは山椒オイルを付けて、さらに好みで山椒に塩を付けていただきます。
このおこげのパリッと食感がパリね…フランスの…(;´∀`)
ちなみにおこげの写真は先制攻撃のダメージがあまりにも大きすぎて
撮れるどころじゃなかったです(笑)
続いてはCTKGです。
所謂、カラスミがけ卵かけご飯です。
なんとも贅沢な卵かけご飯ですわ♡
混ぜ混ぜして食うと唸る旨さでしたヾ(@⌒¬⌒@)ノ ウマヒィ
お次はご飯の山の上に梅を乗せてマンハッタンの夕日に見立ててるのだと言う…
そして、そこにお茶をぶっかけて入浴…ニューヨーク…
おっと~、くれぐれも俺が言うてんちゃうぞ(/ω\)
さっきの仲居さんの気持ちが痛いほど分かる(笑)
そしてご主人がアラビア半島の話題に触れた瞬間、俺の頭の中で閃いて
「中東(ちゅうとう)…あ、なかひがしや!!!」と叫ぶとご主人に
「なかなか鋭いですなあ!」ってお褒めの言葉を承りました(≧▽≦)
これで俺も立派なダジャレ王に弟子入り確定ですわ( *´艸`)
これにて世界一周が完結です。
まぁある意味、幾度となく意識を成層圏まで飛ばせていただいたので
世界一周ってのもあながち嘘じゃなく、地球一周っていうのが的確かも(笑)
★梅のデザート
デザートは梅の実に紫蘇酢をかけたもの。
ほんま最初から最後まで和のテイストに溢れててほんまに日本人で良かったなぁって
心から思えた3時間でした(*´▽`*)
8000円のコースでここまで満足させてくれるお店って日本に果たして
どれくらい存在するのだろうか???
賛否両論が激しい店ですが俺にとっては間違いなく生涯最高のランチとなりました。
料理の味は勿論ですがコンセプト、雰囲気、提供スタイル、中東ご夫妻の人柄や
仲居さんの気配りも含めて非の打ちどころが全く見つからないお店でした♬
会計はコースとは別で瓶ビールを6本におすすめの酒を1合いただいて
13000円ちょっとでした。
ノンアルの友人は9000円ちょっと。
ここで至高の3時間を過ごして俺なりに思った事は、この店は是非とも時間に
余裕がある人に来ていただければきっと一生思い出に残る素敵なひと時になるでしょう♡
でも、時間に余裕のない人が来ればきっと愚痴まみれになるでしょうね…
なのでそういう人は最初から来ないほうが得策です。
お互いにとってね(^_-)-☆
それとお店のコンセプトが「自然をいかに無駄なく食らう」って事なのでどうしても
野草やジビエ等の癖がありそうな料理が多いと思われます。
俺は鈍感なので全く気になりませんでしたがw
なので好き嫌いが激しい人もここには向かないと思います。
それと一番重要なのがご主人のダジャレの耐えうるだけの精神力をいかに
持ち合わせてるかどうか!?
これがなけりゃマンハッタンに到達するまでにご臨終にならはりますよww
合言葉は「ニューヨーク(入浴)に行きたいかぁ???」ですわ(笑)
まぁ俺の場合は今回、訪問できた特権で12月に再び4人で行く事が内定してますが( *´艸`)
次回は夜の部で18000円のコースを予約しましたよ(#^.^#)
夜やから飲み代入れたら一人30000円近くはいくやろね!?
年末やからええ酒も飲むやろし (〃゚д゚;A アセアセ・・・
でも大原でご主人がヒヨコから育ててる鶏を鍋にして振舞ってくれるとの事。
今から楽しみでしゃあないんやけど(^^♪
次回は友人が幹事なので誰を誘うのかな!?
12月に某友人から草喰なかひがしでの忘年会のお誘いがかかったら
おそらく俺も一緒なので仲良く楽しみましょうね(*´▽`*)♪
今年の締めくくりを、再びここで迎えれるなんてこんな幸せな事はない!!!
ほんま行けて良かったよ~♬
さっき偉そうな事をほざいたのはええけど、真の本音を言わせてもらえれば…
まぁ、俺の口コミなんか99%自分本位やし、なんの参考にもなれへんやろけど
他人の否定的なレビューを見て行くのを躊躇してる人がいてるなら、それはめちゃくちゃ
もったいない事なので是非とも自分自身の五感でこの「なかひがしワールド」を
体感して欲しいと思います。
人間、誰しも好き嫌いは必ずあると思う。
でも一度、訪れて気に入らなくて酷評してる人も、もう一度、もう一度だけ
この「草喰なかひがし」の敷居をくぐってリベンジして欲しいです。
まぁリベンジするにせよ予約のハードルの高さがあるので簡単にはいきませんが(;^ω^)
無責任な事を言ってすみません(>_<)
最初に述べさせていただきましたが今回で口コミ件数が1000件に、そして途中休場も
2年ほどありましたが、今年で食べログを始めてから10年の節目にもなりました。
いろんな素敵な方や素敵なお店にも出会う事が出来てほんまに食べログをやって
良かったと今は心から思えます(〃⌒ー⌒〃)ゞ エヘヘ
育ちの悪さは恐らくいつまで経ってもこのままなので、これからも下品なレビューで
目を汚す事もあろうかと思いますが、それでも大きな愛で見守って仲良くしていただけたら
これ以上の喜びはありません;つД`)
また1001件目からのレビューも頑張りたいと思います♪
飲食をほんま心から愛してるので、これからも素敵なお店が街中に溢れますように♡
ごちそうさまでしたm(_牛_)m
2018/07/29 更新
さて、いよいよ真打ちのSPディナーです♪︎
口コミ1000件のキリ番にレビューさせて
いただいた草喰なかひがし。
この3年の間に幾度かの再訪を重ねて今回で
4回目の訪問となります!
京都でも一番のお気に入りなお店で今夜は
どんな美味しいのが出て来るやら(*´∀`*)
先ずはキリンラガービールでカンペーです!
( ^^)/▽▽\(^^ )
今回いただいたのがこんな感じ↓
☆八寸
ㅇ夏大根と猪の燻製 茴香(ウイキョウ)の
実と花 ※別名 フェンネル
ㅇ根曲り竹の花山椒挟み
※別名 チシマザサ
ㅇモロッコインゲンにエゴマをまぶしたもの
ㅇ鱧の飯寿司 梅肉
ㅇ藜(あかざ)…南米でキヌアと呼ばれている
スーパーフード。
百合根と梅酢のお浸しに塩鱈まぶしたもの。
ㅇ賀茂茄子に枝豆を詰めたもの。
ㅇ川海老の藜巻き
ㅇトウモロコシの味噌漬け
☆椀物
白と赤の合わせ味噌。
新じゃがを桂剥きしたもの。
じゃがいもをすりおろして、ヨモギを加えて
ニョッキにしたものに茗荷をのせて。
☆焼き物
上桂の鮎を塩焼きにしたもの。
蓼酢で口を整えて。
付け合わせは、田中唐辛子、トマトを煮詰め
たものを船に見立ててます。
ヤングコーンを焼いたのを釣竿に見立て、
ヤングコーンの髭が川の流れを表現!
☆お口直し
蓴菜を炭酸水に入れて金魚鉢に。
上には渦巻きビーツ、カタバミ、スグリ。
☆鯉の船造り
鯉は3ヶ月間、地下水で飼い慣らしたもの。
2つの寄り添う星型のオクラが織姫と彦星
のランデブーを表現したとの事ww
蕪は天の川に見立てて♥️
キュウリの雷干しは、切り口が祇園さんの
紋に似てるから食べたらあかんて事で、
キュウリの芯をくり抜いて螺旋に切って
干したとの事です。
夏大根の葉と花、鯉の皮の湯引き、鯉の骨の
出汁で煮凝りにしたもの。
おかひじき、青紫蘇、赤紫蘇が下に敷いて
ます。
ラディッシュ醤油漬け、トマトを夏の太陽に
見立てて梅酢で。
☆椀物
岩魚を焼いたもの。
ミズって野草を地上の川、甘草を天の川に
見立てて、ナラタケ、ウドの花を添えて。
☆煮え花
今回は梅酢をかけていただきました。
☆2年前に漬け込んだ鯖の熟鮓。
小松菜の花、虎杖を山椒で炒めたもの。
液晶パネルみたいなのは実山椒の湯掻き汁を
寒天で固めたものです。
☆炊き合わせ
賀茂茄子を蒸して白味噌をかけたもの。
茄子の皮を素揚げにして山椒で炒めたもの。
カボチャ、いんげん、バプリカ。
蓮華を枇杷に見立てて。
☆キュウリ
紫蘇ちりめん(じゃこの紫蘇酢和え)
マイクロキュウリ、蛇腹キュウリ。
☆食事
メインディッシュのめざし♥️
ごはんは山形産のつや姫。
おかわりは、CYTKG…
カラスミ山芋卵かけご飯です(笑)
粉末醤油をかけて美味しくいただきました♪︎
3杯目は、おこげを塩で。
4杯目は、マンハッタンの夕日を。
お馴染みの梅茶漬けやね(^_-)-☆
☆水菓子
入道雲はすももを叩いて空気を入れて泡状に
したもの。
上にバジルの葉、中には杏、八朔、桃、
ブルーベリー。
☆エスプレッソ
チーズと黒糖菓子。
以上のものをいただき、酒はえーくんと
なかひがしさんがブレンドした新商品、
えむくんを一合ずついただきました。
料理は文句無しに美味かったです。
でも、コスパ的には全く良くない印象です。
初訪問の時が今回と同じ7月でした。
その時はランチでしたが、今回と同じく
七夕をモチーフにしたもので料理の構成が
凄く似ていました。
ランチは信じ難いくらいのコスパの良さで
驚きましたが、その反面、今回のディナー
はがっかりなコスパでした。
品数が三品くらい多いだけで約一万円も
違うものなのか?
構成が似てるからこそ、その辺の違和感が
浮き彫りになった感じでしたね(>︿<。)
そして今回の予約時にコースの選択肢が
なかったので全員が同じ内容かと思いきや
俺らだけ何故か低ランクのコース…
当たり前のように早く食事が終わり、会計
を急かされ追い出されるように店を出される
始末…
めっちゃ惨めやったなぁ。・゚・(*ノД`*)・゚・。
死ぬまで通うつもりだっただけにショックは
大きかったです。
まぁ、縁がなかったって事で…
また新しい行きつけを開拓しますわ(*´ ³ `)ノ
最後に…
料理はほんま旨い‼️
店主のダジャレも好きでした♥️
体に気をつけていつまでもお元気で♪︎
ごちそうさまでしたm(_牛_)m