『たにあい』KUMAOさんの日記

KUMAOの旅とうまいものの記録 放浪する仔熊の軌跡

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日記詳細

谷あいにある、由緒あるお寺と門前町に行ってきたよ。

時々小雨が降ったりで、どんよりなお天気の中をやな。
休みだったKUMAOは母上と共に、ちょっとした紅葉見物やってん。
まあな、紅葉はまだ五分ぐらいの色付きやったけれどもやな。
アホ程人が多い事も無く、ゆっくり散策は出来たで。
 ※ KUMAOが立ち去る頃にバス数台で大量なるシニアな皆様が
   午前中に来ておいて良かったわ

またいくつか飲み食いもしたし、レビューも書かんとやで。
雨が降ろうが、年寄りが多かろうが腹は減るからなあ。
そんなもん食べたよ、また「にゅうめん」をな。
奈良やけど今回は何か違うものをと思っとったけどやな、結局はコレやがな。
いや「にゅうめん」は美味しいよ、素麺は奈良の名産品やしね。
色々リサーチして立ち向かってもやな。
愚かなる母子グマの行く末は、そんなもんやねん。
まあエエがな、死ぬ訳じゃ無し。

奈良時代の創建とされ、印象的な登廊の先の国宝の本堂には舞台があり。
枕草子、更級日記、源氏物語など多くの古典文学にも登場し。
古くから「花の寺」として知られるのは、長谷寺やねん。
谷あいの門前町の「初瀬」は、大和と伊勢を結ぶ街道沿いの街でやな。
実は昔話の「わらしべ長者」の舞台の街だそうやねん。
昔ながらの旅館には温泉もあり、廃れず頑張っている街やったよ。
昔ながらの食堂や土産物店もあれば、カフェや木工品のお店もあったりして。
もちろん柿の葉寿司や奈良漬のお店もあり、名物らしき草餅のお店もあって。
婦人服を売っている横で「葛切り」をワゴンで売っている不思議な店もあり。
ただなあ、歩道も無い細い道を車が行き交うのはなあ。
危ないと思うんやけれどな、背後から忍び寄る静かなプ○ウスとかな。
行き交う車の中には他府県ナンバーの車も多かったなあ。
KUMAOは初訪問やったけれど、母上は何度目かだったらしくやな。
牡丹やシャクナゲのシーズンには、大変な賑わい様らしいわ。

長谷寺なあ。
あなたの生前に行ってみようかって言ってたけれど、結局叶わずでなあ。
今日はあなたの写真も持って一緒に歩いたよ、あなたのココロとな。
もう駅→門前町→お寺→門前町→駅がやな、高低差が凄くてな。
駅とお寺は山の中腹で、門前町は川が刻んだ谷にある感じな。

あなたと歩いた秋の日を思い出しながら、ちょっくら晩酌でもするわ。
あなたはお空の上で、どんな秋を楽しんでいるんやろなあ。
ゆっくりしてな、大好きやよ。



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