4回
2018/04 訪問
さわいち閉店?たくさんの行列
4月上旬深夜のテレビを見てたら「絶滅危惧うどん」とかいうタイトルでなにやら見覚えのあるうどん屋が映ってます。え!?これさわいちじゃないの?なんか4月18日に店を閉めるとか言ってます。ややパニックになり、続けて見てると店主のお父さんやおかみさんまでスタジオに現れて、斉藤工やバナナマンにうどんを出してます。「もう歳なのでそろそろ引退しようと思った」「店の契約更新のタイミングだった」とか。なにそれ、聞いてないよ!
とにかくあのうどんが食べられなくなると思うといても立ってもいられず、開店時間の11時にダンナと行ってみました。少し前から店の前の中央分離帯が伸びて、川口方面からだと、しばらく行過ぎてからUターンしなくてはならなくなりました。店に近づくと駐車場待ちの車の列です。そのまま後ろにつけて待ちます。店の前にも待ってる人がたくさん。店内の順番待ちの用紙は12組待ちでした。
麺打ちコーナーではお父さんがうどんを打ってます。今日はさぞかし大量のうどんを打ってることでしょう。1時間ほど待ってようやく店内へ。おかみさんがいそがしい合間を縫って、お客さんにあいさつやら今までの感謝やらをしています。スタッフのおばさんたちも大忙しです。
注文は肉なす汁に決まってます。ダンナはカレーつけ汁。10分ほど待つとどっしり重そうなうどん登場。相変わらずいい色です。ホントにこれ食べ収めなの?濃い目の汁にうどんをつけてまずはずずっと。そしてうどんを噛みちぎります。んーこの歯ごたえ。初めてここのうどんを食べたときの衝撃は今でも忘れません。今よりずっと固くてあごが疲れました。でもその固さが忘れられずにだんだんと虜に。。。熱い肉汁に浸かって少し角が取れたうどん、醤油っ気を吸い込んで茶色になったうどんもおいしい。ダンナは近頃はカレー汁にハマっていて、けっこうスパイシーな汁にこの麺が合うのです。
名残惜しくもうどんを食べ終わりました。ああ、これでさわいちのうどんともお別れか。。。でも気になる貼紙を発見しました。「新生さわいちに変わります。さわいちの味を再現できるように只今修行中です。大将からこれなら大丈夫とお墨付きをもらったら、レシピも看板もそのままで開店します。」よかった~。ちゃんと後継者がいるようでひとまず安心です。大将もおかみさんも今までお疲れさまでした。感謝です。
2018/05/20 更新
2017/01 訪問
今年初うどんはやっぱりさわいち
いつものさわいちです。ダンナとふたりで行きました。着いたのは2時頃。お昼時は過ぎましたがまだまだお客さんがいっぱい。座敷の人たちはどうも新年会の集まりのようです。テーブル席に着いてメニューを眺めます。いつもの肉なす汁ではなく、かき揚げ天とうどん並で900円を注文。ダンナは前回食べて気に入ったカレーで、今回は鍋焼きカレー南蛮950円にチーズ200円のトッピング。それとライス100円も注文。きんぴらごぼうを頼んだら、あまり注文が入らないのでやめたそうです。残念、好きだったのに。
10分ほどでうどん到着。かき揚げ天うどんにはうずらの卵が付いてます。薬味はわさびとしょうが、それに大根おろし。かき揚げには抹茶塩も付いてます。まずはうどんをずずっとすすります。んーーいつにも増して充分な歯ごたえ。肉なす汁はあったかい汁だけど、これは冷たい汁なのでうどんが締まったままです。薬味をちょっとずつ加えていろんな味を楽しみます。最後に卵を入れてマイルドに。かき揚げはにんじんや玉ねぎ、そして存在感のあるイカが入ってておいしいです。ダンナの鍋焼きカレーはスパイシーです。チーズのコクも加わってボリュームあります。カレーがしみ込んだうどんがまた格別!最後はご飯を入れてきれいに平らげてました。
2017/01/24 更新
2016/01 訪問
本格的なカレーのつけ汁
先日ダンナが初めてカレーつけ汁うどん950円を食べたので、それについて。けっこう人気メニューだったのですがここに来るとつい肉なす汁になっちゃいます。鉄鍋に入ったアツアツのカレー汁。ちょっと分けてもらってずずずっとすするとこれがなんとも辛くてスパイシー。なんにでもこだわるこちらのお店らしい本格的なカレーです。座敷には年金暮らし風のじいさん4人組がいろいろな話をしながらうどんをずるずる。いいですね。こんなかたいうどんを食べられるなんて健康な証拠です。余談ですがこちらの店、ナビで「さわいち」と入れても出てきません。「手打ちうどんさわいち」で出ます。
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(サービスランチ初めて食べました)2016年3月
こちらの店は第2産業道路沿いにあるのですが、川口方面から行くと店は右側にあり、寸前で中央分離帯になっていて素直に右折では入れません。でも実は店の右隣の栗山金物センターの駐車場も使っていいことになっていて、こちらには右折で入れるのです。そしてそのままさわいちの駐車場まで行けます。
平日昼過ぎにダンナと訪れました。久しぶりに座敷に上がってメニューを見ます。いつも肉なす汁うどんばかり食べてるので、この日は思い切ってサービスランチの野菜天重とかけうどん950円を注文。ダンナはいつも通り肉なす汁うどん830円。こういう店でいちどかけうどん食べてみたかった。5~6年前こちらのうどん(冷たいうどん)を初めて食べたとき、その噛み応えに驚きました。あごが丈夫な人じゃないと食べるのに苦労するほど。その後徐々に一般向けの硬さに近づいてきてる気がします。でもうどんのおいしさ、活きの良さは相変わらずです。
ほぼ15分ぐらいでうどん登場。野菜天はピーマン、なす2つ、かぼちゃとさつまいも、とけっこうたっぷり。お重のご飯の量は少なめでちょうどいい。そして黒々とした汁に浸ったかけうどん。どれどれ、ずずっとすすります。うん、つるっとしておいしい。あったかい汁だとうどん表面がなめらかになります。冷たい麺とはまた違う食感です。黒いお汁も見た目ほどしょっぱくはないです。野菜天重はカラッと揚がっておいしい。つゆはやや濃い目。大根の浅漬けをカリカリ齧って口直し。ごちそうさまでした。
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(だんだん食べやすくなってる)2013年4月
またもや閉店間際だったけど、なんとかセーフ。ダンナとふたりとも肉なす汁250円とうどんもり600円を注文。麺打ちコーナーのすぐ横の席だったのですが、しばらくしたら店主が姿を見せてうどんを打ち始めます。思わずふたりとも興味津々で眺めていると、ご主人がこっちを見てにっこり。気難しい職人気質かと思ったら意外にフレンドリーみたいです。
10分ほどでうどんが運ばれます。肉なす汁はえのきやネギも入って具だくさん。うどんは四角いせいろに乗っています。引き締まっておいしそう。うどんをずずっと、すすります。んんーーまさに噛みしめるヨロコビ。肉汁の肉もおいしくて油を吸ったナスもまたおいしい。あっというまにごちそうさま。
食後ご主人からお話を伺いました。こちらの店は、公務員だったご主人が奥さんにやらせていたそうです。うどん打ちはご主人が研究を重ね、奥さんに伝授したとか。そして定年後ご自分で打つようになったということです。ご主人はホントにうどんが大好きで、関東うどんスタンプラリーもほとんど制覇。お店が終わってから食べに行くのでなかなか時間が取れないそうです。
気になるのは来るたびにうどんが、柔らかくとは言いませんが噛みやすくなっています。最初に食べた時の圧倒的な噛みごたえはありません。お客さんに少し合わせたのかもせれません。でもあの独特の噛みごたえがなくなったのはちょっと惜しい気がします。
(自分で作る冷汁)2012年9月
数年前いちど食べたのですが、それきりなかなか行く機会がなく。先日終了ぎりぎり3時ちょっと前に伺いました。以前の印象は、とにかくすごい歯ごたえのうどん。店の人がウチのうどんは硬いんですよ、とわざわざ断ってから注文を聞いてた記憶があります。でもそのしっかりした歯ごたえがなんともおいしくて。
今回は、夏の限定メニュー冷汁。小もりにしました。小といっても300gあるのです。中は450g。ダンナは肉なす汁。しばし待っていると、冷汁の材料が運ばれてきました。小さなすり鉢に大量のゴマ。お皿には味噌と大葉、みょうが、ねぎ、それときゅうり。そして器にダシ。もうひとつフタ付きの器。これは何?と聞いたら、甘味だそうです。なめるとけっこう甘い。まずはゴリゴリとゴマを摺る。プチプチ音をたてていい香り。ウチでも冷汁は作りますが、ゴマの量が全然少ない。やっぱりこのぐらい使わないとダメなんだな。味噌を投入。ダシで少しずつ伸ばしながらしつこく混ぜる。次いで具を入れる。甘さを調節。この甘味わりと効いてます。うーんなかなかいい感じに出来上がりました。見た目はよくないけど。
そうこうしてるうちに、うどんが登場。氷が乗ってます。冷汁は濃いめに作ってあるので、この氷を入れて汁を冷やします。うどんは太さが不揃いでよじれたやつです。つやつやしておいしそう。さっそくひと口。ゴマだらけの汁にからんで想像以上にうまい。薬味の香りも強くて、やっぱり夏はこれです。うどんは、以前より若干一般向けの硬さになったような。おばさんが、最後にご飯入れるとおいしいよ、と持ってきてくれました。ちょっとした香の物付きです。これがまたおいしい。このクソ暑い夏にちょうどいい食事です。冷汁小もり850円。
ダンナの肉なす汁もおいしかった。汁が濃くてうどんと合います。ダンナは別に頼んだきんぴら150円を入れて食べてました。これがすごく合う。きんぴらはちょっと柔らかめで抵抗なくうどんの具になってました。肉なす汁250円、中もり600円。ほかに野菜天350円。冷汁は夏の限定メニューですが、夏っていつまでなんだろう。それを聞いてくるのを忘れた。暑いうちはずっとやっててもらいたいな。
2016/05/27 更新
前の大将がやっていたさわいちが閉店したのが4月18日。1日おいて20日にオープンした新生さわいちにダンナと行って来ました。終了時間ぎりぎりだったのでお客はいませんでした。店内は以前と全く変わらず、ツッチーとダイヤモンドユカイのサインもそのままです。カウンターの中にはタオル鉢巻のガッシリしたお兄さん。かたわらの女性スタッフも若くて、そこがなんだか新鮮。
さて、注文はやはり肉なす汁です。値段は変わらず並で830円。でもメニューの表示は前よりシンプルで分かりやすいかも。15分ぐらいでうどん登場。わー、相変わらずのルックスです。まずはずずっと、うん、歯ごたえしっかり。おいしいです。天ぷらもサクッと揚がってます。只今増量中と書いてあります。野菜天5種類で350円は安いですよね。いかが多めのかき揚げもおいしい。
細かく言えばいろいろ違いはあるだろうけど、継承されたことが何よりです。珍しいごぼう麺も引き継がれてるようで、今まで食べてなかったので今度ぜひ食べてみたいです。