ぐるぬいゆさんが投稿したトゥールダルジャン 東京(東京/永田町)の口コミ詳細

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ぐるぬいゆ (60代前半・男性・神奈川県) 認証済

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トゥールダルジャン 東京永田町、赤坂見附、麹町/フレンチ

1

  • 昼の点数:4.6

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.7
      • |CP 4.3
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2013/08 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

フレンチの最高峰 精巧な芸術品をいただく

親戚の集まりでフレンチの最高峰を訪問させていただいた

ただ今、

夏季限定

『フレンチヴァカンスの粋“コート・ダジュールで過ごす休日”』

がテーマ。

店内はバカンス風のパラソルが設置され、南仏の雰囲気

やや店内が暗いのが璧に瑕である。

9席のラウンドテーブルに供されるのは、至高の芸術品!


Monaco コース:

◆Carpaccio de homard de Bretagne en salade et tomates marinees
Bretagne産homard海老のカルパッチョ と トマトのマリネ(サラダ)


新鮮なオマール海老が野菜のように爽やか!


◆Vichyssoise glacee de haricots coco et calamars a la Marseillaise
白いんげんと小イカのヴィシソワーズ


ビシソワーズであるがジャガイモではなく白いんげんである。
ジャガイモよりやや甘みがあるか。

小イカが細かく刻まれ、ビシソワーズの中央に浮かぶ。

仏語の料理名にもある「 calamars a la Marseillaise」というのは、
イカをサフランを使って炒めた料理である。サフランの香りがよく利いている。
少量に見える中央の小イカを散らしていただくと、
全体として実にバランスの良いハーモニーとなる。


◆Boillabaisse de "La Tarrace" aux poissons de roche
南仏の伝統料理 ブイヤベース ”ラ・テラス”


La Tour d'Argent 推奨のブイヤベース
お店のHPから写真を拝借した。

プレートの中央にSoupe de Poisson

プレートの土手に魚と野菜がまるで、
「早くスープドゥポワソンの中に飛び込ませて!」と言わんばかりである。
だからいただくときにはフォークとナイフでひとつひとつ丁寧に漬けてあげるのである。

魚は「poissons de roche」、つまり「岩場に住む魚」である、
真鯛、カサゴ、ホウボウ
これらは「Soupe de Poisson」をつくる際に使う魚でもある。

まさにアートである。


メインディッシュ
◆Caneton Cote d'Azur grille au binchotan fricasse d'artichauts as citron confit bio fait maison
幼鴨の備長炭グリエ コートダジュール風 シトロンコンフィとアーティチョークのフリカッセ


ou

◆Filet de veau de France et croustillants de ris de veau sautee de girolles et artichauts barigoule
フランス産仔牛のフィレ肉とリドヴォージル茸とアーティチョークのバリグール


もちろん選択は「幼鴨」!
これを食べないとLa Tour d'Argentに来た甲斐がない。
幼鴨故の食感、柔らかさ、旨み、、臭みのなさ、、
これ以上の鴨が地球上にあったら教えてほしいくらいである。

ちなみにこの鴨肉は1羽から2人分だけ。

鴨には1羽毎にお店の通し番号がついていて、
番号入りのcerticicate(と呼ぶのか?)がいただける。
それによると1984年に東京支店が誕生したときがNo.53,212
この番号はこの鴨を日本で初めて召しあがった昭和天皇の鴨の番号がNo.53,211の
次の番号で、現在までこの通し番号がふられている。

ちなみに私がいただいたのはNo.225,117
うむ、約30年で171,095羽、一年平均約5,700羽がお客さんの胃袋に収まったことになる。


◆Melon en sphere, jus de sangria et sorbet tisane d'herbes de la Tour d'Argent
メロンのシュープリーズに添えたソースサングリア 爽やかなハーブティーのシャーベット


en sphere(=球状) つまりマカロンのような丸い形の殻に包まれたメロンは、
複雑な美味しさ。
ほのかにハーブが香るシャーベットと一緒にいただく。
甘さを抑えた、複雑で上品な小宇宙!


◆Cafe et mignardises

コーヒーに添えたpettit gatouは
パッションフルーツのカスタードタルト、ココナッツクッキー、
フレンチの最後はこれが楽しみである。
それにしてもこのカスタードタルトはなんて美味しいのだろう。


これだけのランチは特別な日だからである。
いや、特別な日でもなかなか行けまい。


  • トゥ-ルダルジャン風 ブイヤベース”ラ・テラス”(お店ホームページより転記)

  • 幼鴨の備長炭グリエ コードダジュール風 (お店HPより転記)

2013/09/01 更新

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