『大阪府酒造組合新酒研究会』さるをさんの日記

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さるを (女性・大阪府)

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きっかけは去年の3月、友達に誘われて行ったこと。
大阪府酒造組合の事務所が東天満にあるのは知ってたけど、そんなイベントがあるとは知らなんだ!

そして、そんなイベントに行ったことすらすっかり忘れていた今年、やってきた一通の封書。
組合からの今年の開催案内の通知でした。
メールやSNS全盛期の時代、郵便でやってきた案内通知にちょっと感動すらしました。

大阪府にある酒蔵から出品されたお酒たちが勢ぞろいするこの会。
午前中は組合員さんたち(?)による品評会が行われ、午後から一般人が自由に試飲できるように開放してくれるのです。

開催されるのは平日の昼間、仕方がないので仕事はお昼から休暇ですね〜
そうなると・・・昼ごはんにランチビールつけるよね〜♪飲酒モード突入!
開場まで時間があるので時間つぶしにお茶…じゃなくやっぱりお酒(笑)
ランチタイムの終わった時間帯にお酒が飲めるところって少ないんですよね。
でも大丈夫!南森町は懐の深いいいお店がわんさかありますから!


酒造組合にたどり着くまでにそこそこ飲んでしまったけど、まだ日本酒の味はわかるはず。
基本的には味の品評をする会なので、ただの無料試飲会とは違う空気があります。
実際、来場されてるのは酒屋さんや飲食店関係の方が多いみたい。

試飲も味や色、香りを試して飲み込むわけじゃなく吐き出すんですよね。酔って味がわからなくならないように。
シロウトの私にはどうしても吐き出すことなんてできないのでチビチビと飲んでしまいますが(汗)

各蔵から数種類のお酒が出品されているので同じ銘柄で飲み比べもできます。
午前中に行われた品評会で選ばれたであろうお酒には金色の折り紙が置いてあるんですよ。

去年参加した時は瓶から茶色いコップに注がれたお酒に直接口をつけて味を確かめてたんですよ。
言い方を変えると同じコップでみんなで回し飲み。
知らないオジサンたちとひとつのコップで回し飲み。
会場には紙コップがあるんですが、これは吐き出すためようのものなのでここにお酒を入れて飲むような雰囲気はなし。
こちらは一見さんのシロウトですから周りの空気に合わせるしかありませんでした。

どうしてもあの回し飲み感がイヤだったので、今年は酒まつり(毎年、広島西条市で10月に開催)でもらった小さいオチョコを持参して行きました。こっそりこれで飲んでやると。
でも行ってみると今年は紙コップと透明のプラカップが用意されていて、みなさんプラカップにお酒を注いで試飲されているではないですか!やっぱり意見が出たんでしょうね「回し飲みはアカンやろ」って。

私は今まで「呉春」があまり好きではなかったんですよね。
でもこの会で初めて呉春の「大吟醸」を試飲したら・・・ナニコレ!めっちゃ好きな味!!!
呉春って本醸造しか飲んだことがなかったけど、大吟醸の美味しさにビックリ!!!
お店で見たことなかったから大吟醸の存在を知らなかっただけなんですよね、とうとう呉春の本気を知ってしまいました(笑)
去年も感動したけど、今年もやっぱり美味しくて感動しました!

今年試飲した中で一番おもしろいと思ったのが「片野桜」のきもと造り(写真の瓶です)
出品されてるのが大吟醸が主流なので、ちょっと違ったテイストで気に入りました。
でもかなり後半で試したので酔いもまわってちゃんと味覚がわかってたかは定かではないですが(汗)


今年も受付で名前と住所を記名したので、来年も案内送ってもらえるかな(^.^)
年度末の忙しい時期、来年も休暇が取れるかどうか今から心配(;^ω^)
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