6回
2022/11 訪問
晩秋の京都伏見で蕎麦前蕎麦三昧
15種の酒肴と在来種十割蕎麦6種
古都紅葉見頃の11月中旬、約1年ぶりに京都伏見の「いまふく」さんへ伺いました。
日本全国選りすぐりの在来種十割蕎麦6種と15種の酒肴を堪能しました。
○ お昼の唎き蕎麦コース5200円
•酒肴15種、在来種十割蕎麦6種、デザート
⭐️酒肴15種
①カラスミ(自家製新物)
②本マグロ大トロ(自家製醤油)
③いまふくの鰻巻き
④蕎麦がき・ばちこ(このわた)
⑤マナガツオ西京焼き
⑥かすみ鴨(茨城県)もも肉スモーク•バルサミコ酢
⑦蕎麦鮨アナゴ小巻き
⑧鹿肉ロースト・ブルーベリーソース
⑨蕎麦の実入りポテトサラダ•キャビア
⑩キンキオイル焼き•南瓜ソース•ディル添え
⑪ヒグマもも肉の赤ワイン煮込み
⑫雉心臓の生姜煮
⑬ぐじ(若狭甘鯛)の押し寿司
⑭トド肉粗挽蕎麦粉の串揚げ
⑮鱧の子煮凝り
⭐️在来種十割蕎麦6種
①丸抜き微粉(京都鶴ヶ岡 美山在来種)
②玄挽きぐるみ微粉平打ち熱盛り(長崎県対馬在来種)+アナグマ熱汁
③焙煎微粉(宮崎県高千穂在来種)
④平打ちクインテット(5種)トマトソース
⑤熟成玄挽粗挽き手挽き(長野県伊那市入野谷在来種)
⑥温蕎麦おかめ•蟹汁(コッペ蟹、松茸、鰻巻き、かすみ鴨、海苔、人参)
⭐️自家製海塩(高知県四万十川河口の海水)
⭐️蕎麦湯(別仕立て)
⭐️デザート
・抹茶プリン•韃靼蕎麦茶ジュレ
⭐︎蕎麦前
①ガージェリー•エステラ樽生(ペールエールタイプのクラフトビール)足無しビアグラス
②冷•蒼空 純米酒 美山錦(京都市伏見)
③冷•戦勝政宗 特別純米酒 ひとめぼれ(宮城県仙台市)
④ぬる燗•秋鹿 純米吟醸 山田錦(大阪府能勢)
どれも手の込んだ酒肴の数々、北海道のヒグマやトド、雉の心臓などジビエ含めて少量ずつ15種をあてに、ご当地伏見の地酒はじめ日本酒•クラフトビールと一緒に蕎麦前を楽しみました。
高知県迄出かけて海水を汲んで作る自家製海塩や大豆と麦で自家製醤油を仕込むなど、元鮨職人だったご店主の仕込み仕事の腕と拘りは一流です。
その拘り半端ではなく、15種の酒肴も長いもので1週間前から仕込まれたご店主渾身の力作逸品揃いです。
蕎麦では珍しいところでアナグマ汁、アナグマは人生初体験。ほんのりフィトール臭感じますが羊ラム肉迄香らないオージービーフ程度、脂身甘く肉が蕩ける程に柔らかいジビエでした。
初訪問からまる4年、今年は珍しいジビエを混ぜた酒肴料理と昨年よりも更に麺線整った蕎麦切りなどなど、日々進化を続けるいまふくさんでした。
2022/11/20 更新
2021/12 訪問
15種の酒肴と6種7変化の蕎麦切り 蕎麦前蕎麦好き天国
紅葉見頃終盤の12月上旬、紅葉狩兼ねて9ヶ月ぶりに京都伏見の「いまふく」さんへ伺いました。
十割蕎麦と更科蕎麦(在来種他)6種7品と15種の酒肴を堪能しました。
○唎き蕎麦コース・プレミアム5800円×2
⭐️酒肴15種
①カラスミ(自家製新物)
②本マグロほほ肉叩き柚ポン酢
③本マグロうま煮トマトオリーブオイル
④鰻巻き(いまふく特製)
⑤蕎麦がき・ばちこ(このわた)
⑥金目鯛西京焼き
⑦かすみ鴨(茨城県)もも肉スモーク
⑧更科蕎麦鮨アナゴ巻き
⑨蝦夷鹿肉ロース・ブルーベリーソース
⑩蕎麦粉パン・海老とキャビア
⑪のどぐろ オイル焼き・あんぽ柿ソース
⑫蕎麦の実ポテトサラダ
⑬身欠き鰊うま煮
⑭根付き鯵押し寿司
⑮宿根蕎麦の葉・胡麻和え
⭐️蕎麦6種7品
①丸抜き微粉十割(京都鶴ヶ岡 美山在来種)
②等外微粉玄入り十割(鹿児島 春のいぶき)
③更科熱盛(千葉成田 初夏そばうまみ)
④玄挽き微粉十割(長野和合 鈴ヶ沢在来種)
⑤萌芽(スプラウト)十割幅広(山形鶴岡 越沢三角そば)
⑥熟成玄粗挽手挽き十割(長野伊那 入野谷在来種)
⑦更科温花巻蕎麦 コッペ蟹・真鱈白子・京湯葉
⭐️蕎麦湯(別仕立て)
⭐️デザート
・蕎麦の花蜂蜜のプリン
・抹茶あん(ういろう風)
⭐️蕎麦前
①冷 玉川 純米吟醸雄町(京都丹後久美浜)
②ぬる燗 秋鹿純米吟醸山田錦(大阪能勢)
③熱燗 石鎚純米酒雄町(愛媛西条)
旬の美味しいご馳走をちょっとずつあれもこれも15種の酒肴をあてに、日本酒と一緒に蕎麦前。
国内各地の在来種はじめ開発種蕎麦の十割・更科、丸抜き・玄入り・玄挽き、微粉・粗挽粉、冷盛・熱盛・温かけ・蕎麦がきまで蕎麦のフルコースは蕎麦好きにとっての桃源郷・竜宮城、天にも昇る気分。
初訪問からまる3年、料理は勿論蕎麦打ち技術も益々磨きがかかり、日進月歩を五感で感じるいまふくさんでした。
2021/12/06 更新
2021/03 訪問
SG325 38th.Anniv. 在来種十割蕎麦&蕎麦前フルコース
38th. Wedding Anniversary from 1983
Special Grade memorial day 3.25
38回目のSG325Anniv.今年は5日前倒しの3月20日春分の日、京都伏見「いまふく」さんの蕎麦コース料理で記念日を祝いました。
《信州蕎麦食べ比べコース》
Premium Week3月 信州蕎麦
☆7種のお蕎麦を食べ比べ☆
1人4000円(税込)飲み物別
《コース内容》
☆酒肴盛合せ(14種)
蕎麦がきばちこ、蕎麦の実ポテサラ、鹿肉と蕎麦の実パテ、金目鯛西京焼き、ノドグロ肝刺身、本鮪大トロ、ノドグロ刺身、鉄皮、鰻巻き、鯛の子たいたん、自家製からすみ、いかなご釘煮、霞鴨スモーク、蕎麦粉の海老パンいくら
☆お蕎麦 7種類(全て長野県産玄蕎麦使用の十割蕎麦切り)
①丸抜き微粉 鈴ヶ沢在来種(和合)
②玄挽き微粉 奈川在来種(長和)
③熱盛・熱汁 麻績在来種(麻績)
(丸抜き微粉)
④微粉玄入り 乗鞍在来種(松本)
⑤萌芽粗挽き 乗鞍由来北早生(松本)
(スプラウト)
⑥熟成玄粗挽き 相木在来種(南相木)
⑦温蕎麦丸抜き微粉細切り 鈴ヶ沢在来種(和合)
桜鯛白子、筍(京都産)
☆別立て蕎麦湯
☆デザート 抹茶プリン、蕎麦の実と桜のゼリー
《飲み物》
○「蒼空」 純米酒 美山錦 藤岡酒造(京都市伏見区今町)
○「伊根満開」 古代米酒 向井酒造(京都府与謝郡伊根町)
長野県内でもなかなか出回らない希少・レアな蕎麦含め、今回は冷・温盛り、かけ、微粉・粗挽き、丸抜き・玄蕎麦挽きぐるみ、熟成と、様々な十割蕎麦切り7種を頂きました。
蕎麦前酒肴14種も蕎麦・鮨職人の叡智・匠技を結集した逸品揃い。
どれも個性異なる7種の蕎麦切り、いつもながら見事なお手前に妻共々感服致しました。
☆「いまふく」さん、4月以降~Premium Weekの予定
4月『改良品種蕎麦の魅力』
5月『秀悦な九州蕎麦』
6月『自然栽培蕎麦の底力』
7月『京都蕎麦をたぐる』
2021/03/24 更新
2019/06 訪問
訪問する度に新たな感動 蕎麦・料理 匠の芸術
小牧から名古屋経由で京都へ、決して近くはありませんが半年弱で3回目の訪問となります。
蕎麦に限らず、食事目当てに県外まで?半年で2回リピート3回の訪問は岐阜の蕎麦専門店を除いて当店の他はありません。
退職後再就職したとは言え収入激減、新幹線利用すれば往復2時間未満の日帰り圏内とは言え、飲食費以上に交通費が嵩むところ、時間掛かっても青春18きっぷや近鉄週末フリーパスを有効に使い通ってしまうのが京都伏見深草の「いまふく」さんです。
○昼のおまかせコース 5000円
・酒肴盛合せ9種(写真右手前から・・・)
①海老パン・キャビア②蕎麦寿司③イサキ西京焼き
④鹿肉と蕎麦の実パテ⑤本鮪頬肉たたきポン酢ジュレ芽葱
⑥かすみ鴨舌(茨城西崎ファーム放し飼い合鴨)
⑦ぐじ(若狭か丹後宮津の甘鯛)の鱗焼き
黄金柑(鹿児島日置のゴールデンオレンジ)ソース
⑧いまふくの玉子焼き(鰻巻き)
⑨鱧の子(卵)煮凝り
・蕎麦がき・ばちこ(栃木益子産 常陸秋そばかな?)
蕎麦味噌、山葵、四万十川河口天日塩、沖縄シママース、自家製ブレンド返し
・揚物
淡路鱧と肝・京野菜の天ぷら
・特製寿司
鰯・穴子の押し寿司、手毬ちらし、本鮪鉄火、かっぱ裏巻き糸削り
・お蕎麦4種(一人二種×2)
☆微粉 新潟三島上条「信濃1号」
☆微粉 千葉成田「千葉在来種」
★粗挽き(手挽) 広島神石高原「天空(在来種)」黒熟成
★粗挽き(手挽) 長野長和「長和在来種」
・デザート
蜂蜜(蕎麦花ミックス)プリン、抹茶羊羹(外郎風)、蕎麦ビスケット添え
前菜と言うよりは八寸、八寸と言うよりは豪華な蕎麦前料理と言う他ない酒肴9種に始まり、最後のデザートまで全てご店主と女将の料理哲学がびっしり詰まった一品逸品に、今回も新たな感動!!!
どれも逸品ながら「ぐじの鱗焼き」は逸品中の一品、焼いたのか油で揚げたのか?のミステリー?旨いを越えた芸術的な蕎麦前、京丹後の無濾過原酒「婆沙羅」とはベストペアリングでした。
おまかせコース2種の蕎麦、二人で行けば4種となるそば切りは今回も新たな感動、その為写真撮り忘れた千葉成田の千葉在来の微粉は小生微粉の認識を見事に覆させる風味で香り立ちます。
微粉に香りや蕎麦の旨みを求めてはいけないと思っていた自身の浅学さ、更なる向学の必要性を身につまされる思いでした(*_*)
栃木益子産とあった蕎麦がきは常陸秋そばでしょうか?間違っていたら御免なさい。蕎麦がき専用石臼使用で手挽きされた粗挽き蕎麦粉を使用した蕎麦がきは、ねっとりというよりは団子か餅のようにモッチリ、そのまま、次に山葵、続いて四万十川河口の天日塩、さらに沖縄シママース、そしてご店主ブレンドの特製返しで、全て楽しみました(^^♪
そのままが一番ですが二番は特製返し、力強い小麦の香りは数種の醤油で旨味は溜り、この返しを舐めるだけで酒2~3合はいけちゃいますが・・・大蔵省同伴の3本ルールあったので残念無念(笑)
デザートの「蕎麦花蜂蜜プリン」、蕎麦の花の蜂蜜ってあるんですね(@_@)そこから始まった女将さんとの会話。
デザート担当の女将さんから趣深いお話伺えました。「蕎麦の花から採った蜜は漢方薬かサロンパスのような香りが強いので他の蜜と合わせてるんですよ」とのこと、仰る通りハーブのような香り立つプリンですが、これがなかなか爽やそして野趣溢れる風味で美味。
自家製の外郎のようなモチモチ感ある抹茶羊羹?は、外郎と羊羹を足して2で割ったような羊羹?これは和菓子屋さんもビックリでしょう。
どれもこれもすべてに拘り抜いた一品逸品、毎回新たな感動を頂戴する「いまふく」さん、遠くても何度もリピートしたくなるのは当然でしょう。今のところ私の中では№1、日本一お気に入りの蕎麦専門店「いまふく」さんでした。
手打ち蕎麦・鮨 いまふく
2019/07/09
先日も遠路ご来店ありがとうございました
いつも詳細にメニューご説明恐縮いたします
次回ご来店時も「新な感動」をして頂けるよう楽しみにお待ち申し上げております。
2019/07/02 更新
2019/01 訪問
五法五味五色五適五覚 全てに卓越した心技一体の蕎麦・料理
1月9日、青春18きっぷ使用最終回で東海道線を乗り継ぎ、途中小雪がちらつく中、京都伏見深草の「いまふく」さんを訪問しました。
昨年、愛知・岐阜・静岡の各蕎麦専門店でその名を伺った「いまふく」さん、ご店主は元寿司職人さんとのこと、蕎麦は勿論のこと料理全般への拘りも半端ではないとのことで蕎麦好き・蕎麦前好きの小生は予てから羨望を抱いていたところ、念願叶い遂に初訪問することができました。
伏見稲荷参拝後でしたが店の近く龍谷大学の交差点で10分前、ゆっくり歩いて時間調整しましたが5分前に到着も暖簾が揚がってます。小雪の舞う寒い日、早めに開けて頂いたお心遣いの適心に感謝します。
予約時に希望したカウンター席に着くと経木のお品書きが二度目のお出迎え、ご店主直筆のお品書きには小生の名前入り、もてなし挨拶文の適心にまたまた感動し心が熱くなります。
さて、本日の蕎麦コースは予約時女将さんと相談させて頂いた上に決めた「唎き蕎麦コース」、ミニ酒肴盛りと4種の蕎麦のお品書きは下記の通りです。暫くして目の前に届けられた「ミニ酒肴盛り」を拝見していきなり驚きを隠せません。
五色、色鮮やかな信楽焼の陶皿に飾られた酒肴盛り6種は、どの料理もサイズは小さめながら適量「茶懐石」そのものでどれもこれも五法駆使して手が込んでます。興味あるところ一つ一つ質問するとご店主が丁寧に説明をしてくださいました。声には出しませんでしたが向かって右から季節の移り変わりも愉しむことができ、ご店主目利き厳選素材の特徴を活かした五味・適技に「うん、うん」と唸る他無し、さらに最初に手を付けた蕎麦掻きは熱々の適温、どの料理も五色あしらい美しく見事の一言に尽きます。
声かけ後、順番に出して頂いた蕎麦切りは、①喉越し滑らかな丸抜き微粉の常陸秋そば(京都京北産)②同じく喉越し滑らかも秋新蕎麦らしくフレッシュな風味の極細切りの丸抜き微粉は、八溝在来種(栃木県那須烏山産)③韃靼程ではなくてもそれに近いシャープな風味あり、ややもっちりした丸抜きの粗手挽きは丸岡在来種の萌芽蕎麦(福井県坂井市丸岡産)④甘みも香りも濃厚芳醇な挽ぐるみの熟成粗手挽きは、神石高原天空そば(広島県神石高原産)と続きました。
4種全て納得の蕎麦切りであること言うまでもありませんが、この順番が違えばまた違った味わいになったかもしれません。今日の蕎麦切り提供の順番は日本酒に例えて淡麗~豊醇へ、それぞれ完成された蕎麦切りを全て一番美味しく頂くために計算し尽くされた順番であったこと、小生未熟で気づくのが遅れたこと反省しました。
○唎き蕎麦コース 3500円
◇ミニ酒肴盛り(下段は小生感じた四季見立て)
・そばがきばちこ<飯>
(春)蕎麦掻きとばちこで見立てた白梅は走り
・鮃昆布じめ蕎麦寿司<向付>
(冬)蕎麦は宇治川の流れ
河川敷に積る白雪平目は盛(さか)り
・小鹿もも肉と蕎麦の実パテ<煮物>
ふぐ白子バターソース
(冬)旬の河豚と鹿は盛り
・すずきの西京焼きチコリ<焼物>
(冬)旬の鱸とチコリは盛り
・鴨舌トマト煮<強肴>
(秋)晩秋の鴨とひよこ豆
トマトの紅葉色は名残り
・ふぐ皮煮こごり<箸休め>
(秋)落葉見立てた煮凝りは名残り
◇蕎麦四種
・「常陸秋そば」丸抜き微粉
京都府京北産
・「八溝在来種」丸抜き微粉
栃木県那須烏山市産
・「丸岡在来種:萌芽」丸抜き粗手挽き
福井県坂井市丸岡町
・「神石高原天空:熟成」挽きぐるみ粗手挽き
広島県神石郡神石高原町
◇デザート
○日本酒
◇守破離:純米雄町 冷(京都伏見)
◇玉乃光:酒楽純米吟醸 ぬる燗(京都伏見)
◇神聖:純米吟醸無濾過生原酒 冷(京都伏見)
◇ブラックスワン:特別純米黒麹(京都京丹後)
総じて、小生にとって「いまふく」さんは和食と蕎麦を学ぶ道場に感じました。まだまだ知らないことばかりで向学心を擽られました。
また、美味しい蕎麦・料理は食材の現地調達から始まり、蕎麦打ち調理は勿論のことその提供の仕方まで全て計算し尽くされた「いまふく」さんから学ぶこと多々ありました。
お見事!としか言いようがない初訪問でしたが、次回は雰囲気・酒に飲まれないようお目付役と共に再訪させて頂きます。数々の感動を頂戴し、ありがとうございました。
手打ち蕎麦・鮨 いまふく
2019/01/24
遠路ご来店ありがとうございました。
これからも季節の素材を吟味し酔い日本酒とご一緒にご紹介させて頂きます
新蕎麦とご一緒にまたご賞味頂ければ幸いでございます
またのご来店をお待ち申し上げております
2019/01/11 更新
古都紅葉見頃の11月下旬、今年も元気に京都伏見の「いまふく」さんへ伺うことが出来ました。
15種の酒肴と4種日本酒の蕎麦前から茶碗蒸しを挟み、在来種蕎麦、蕎麦湯、デザートまでの蕎麦フルコースを今年も堪能しました。
昨年腹パンの反省を活かし、在来種十割蕎麦6種7品コースのところを3種4品に減らして頂きました。
○ お昼の唎き蕎麦コース6000円
酒肴15種、在来種十割蕎麦4品、茶碗蒸し、デザート
⭐️酒肴15種
①カラスミ(自家製新物)
②ナガスクジラ尾の身造り(自家製醤油)
③とらふぐ白子の天麩羅
④鮟鱇の肝
⑤マナガツオ西京焼き
⑥鰊(生)のたいたん
⑦蕎麦鮨•サーモン小巻き
⑧鹿肉ロースト・ブルーベリーソース
⑨蕎麦粉の海老パン•イクラ
⑩金目鯛のオイル焼き•南瓜ソース•ディル添え
⑪猪肩ロース肉の赤ワイン煮込み
⑫真鯵(明石海峡)の押し寿司
⑬鱧(明石海峡)のピリ辛チリソース煮
⑭かすみ鴨(茨城県霞ヶ浦)もも肉スモーク
⑮蕎麦の実入りポテトサラダ
⭐️蕎麦の実餡の茶碗蒸し
帆立貝柱(干しの戻し)、焼き穴子、海老、蒲鉾、百合根、蕎麦の実
⭐️在来種十割蕎麦4品(通常6種7品)
・ヒグマもも肉汁(温)
・自家製塩
・辛汁(冷)
①熱盛 田舎平打ち(愛媛県宇和)
②丸抜き微粉(京都鶴ヶ岡 美山)
③玄挽粗挽き(山形県越沢)
④温蕎麦 蟹汁(こっぺ蟹)•鱈白子
⭐️蕎麦湯(別仕立て)
⭐️デザート
・酒粕プリン、小豆と蕎麦粉のゼリー
⭐️蕎麦前
①冷:蒼空 純米酒 美山錦(京都市伏見)
②冷:豊盃 純米吟醸(青森県県弘前市)
③ぬる燗:酔鯨 純米吟醸 吟麗(高知県高知市)
④冷:石鎚 純米吟醸 緑ラベル(愛媛県西条市)
元鮨職人ご店主の仕込み、仕事の腕と拘りは一流。
海へ海水を汲みに行っての自家製塩に醤油も自家製、当日の料理は1週間前から仕込まれた品もあり、ご店主渾身の力作逸品揃い。
初訪問からまる5年、昨年から珍しいジビエを混ぜた酒肴料理と年々麺線整う蕎麦切りなどなど、日々進化を続けるいまふくさんでした。