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1回
夜の点数:5.0
昼の点数:5.0
2012/08 訪問
夜の点数:5.0
昼の点数:5.0
今時珍しい!江戸の正統派、鰻もいいし、何より技術が際立つ。接客も気持ちいい。
2011/08/15 更新
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うん、多分東京で食べた鰻では今のところ一番です。美味しいを通り越して、感動しました。
坂東太郎という鰻が美味しいのはもちろんですが、特に江戸流の蒸しと焼きの技術が際立っていています。
脂が乗っていてもくどくなく、フカフカしていますが、皮をパリッと香ばしく焼き上げているので、全体としては締りがあります。最初に、志ら焼をいただいたのですが、鰻の旨みと程よい脂がフワ・パリの食感とともに口の中に広がり、幸福感に包まれました。
分厚い鰻が出たときは、ありゃ・・・と思いましたが、全く杞憂でした。
うな重も甘めのタレですが、口の中でまとわりつくことなく、鰻の脂と旨み、フワ・パリの食感と一体感がありすんなりと食べれて美味しかった。
また、接客も秀逸。
鰻は注文を受けてから捌くので最低でも40分はかかります。
焼きあがるまでみんな思い思いの時間をすごしますが、女将さんが待つ間に会話を楽しむという空間をきちんと作り、その空間を壊さない。
小さなテーブルが2、3つに小上がりのテーブル3つで全部で20人程度の小さな店ですが、呼び鈴まであり、決してしゃしゃり出ない。
捌いたばかりと思われる鰻の骨と肝が提供され、うざく、しらやき、最後にお重、その間は1時間強。
料理を運ぶタイミングも絶妙で、ファミレスや安い居酒屋のようになんでも一気に出たりしません。
最後のお茶も、冷たい緑茶(麦茶ではない)と手抜きなし。
このような間は、江戸流のもてなし方なのですが、最近はとんと見かけません。
下町の本当に狭いお店ですが、江戸流の鰻屋さんの技術ともてなしを堪能できます。
無形文化財とか、できないもんだろうか。