エッグタルト発祥の地にエッグタルトを食べに行く旅。カジノのエントランスでは巨大ドラゴンが巨大真珠を狙っていた。一番新しいカジノ、シティオブドリームスのアトラクション、ドラゴントレジャ-。4匹のドラゴンが360度ドーム天井を駆け巡る。最後にドラゴンの親分が登場し、天井から金貨が降り注ぐ。運気がアップしたところでカジノヘとなるストーリー。いかにも中国らしい。街の中心は、ポルトガルの旧市街そっくりの造り。美しい石畳がひかれたセナド広場を核に、400年前に一度だけ火を噴いた砲台、モンテの砦や、当時東洋で一番美しい建物と言われたセントポール天主堂跡など、マカオの観光資源のほとんどが集中する。天主堂の階段を下ると、所狭しと店が軒を連ね、中国人、欧州人の観光客がひしめく。天主堂からセナド広場を過ぎてすぐにあるカフェエタナ。エッグタルトを考案したカフェオーナーが、マカオ市内で最初に開いた店。普段は観光客が列をなすと聞くが、運良く待たずに買うことができ、さらに運良くテーブルに座って珈琲を飲むことができた。全てはマカオ、シティオブドリームスで、ドラゴンの親分から貰った運気のお陰だと思われる。