この口コミは、ムシマルさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。
問題のある口コミを報告する
潮江市場桟橋通四丁目、桟橋通三丁目、桟橋車庫前/居酒屋
-
夜の点数:4.4
-
¥3,000~¥3,999 / 1人
-
-
料理・味 4.5
-
|サービス 4.5
-
|雰囲気 4.5
-
|CP 4.0
-
|酒・ドリンク 4.2
-
-
[ 料理・味4.5
-
| サービス4.5
-
| 雰囲気4.5
-
| CP4.0
-
| 酒・ドリンク4.2 ]
不思議のバリサンド、納得のクエ刺身
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-35090581 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-35090581","content_type":"ReviewImage","content_id":35090581,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-35090582 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-35090582","content_type":"ReviewImage","content_id":35090582,"voted_flag":false,"count":3,"user_status":"","blocked":false}
2015/02/15 更新
百石町周辺。竹島町になるのかな?ドラッグショップ「mac」の手前。
で、ここは道路から店舗に入る角に、おすすめな品お値段含めた看板が出ている。
それでお店のことがちょっとわかる。
写真だと看板が発光されていてよく読めませんが「本日のおすすめ ○○のお刺身980円」とかとか書かれている。
お値段的には手ごろ。いいじゃない入っちゃえ。
だいいち、名前がいいよ。
「潮江市場」って、海のものも川のものも良いものがあがってそう。
(実際はこの辺りの地域を「潮江」って呼ぶのでそこからなんでしょうね)
アパ−ト建物の一角がお店になっているのか?
隠れ家っぽい。
入る、中はけっこう、思ったよりも広い。
店内は座敷あり、古いレトロなアサヒビールのポスターあり。地元人の行きつけって印象。
きれいなお姉さんがお出迎え。「あ、ひとりです」。
で、カウンターに案内される。
ムシマルは、特に何かポリシーがあるわけでもないけれど、なんとなくカウンターの下手ふたつ目くらいに座りがち。
注文。
串揚げ5本盛りとー。
ん、バリサンド(580円)?
なんだろう。
「割とうまい!」「特製」「バリバリうまいサンドイッチ」「自家製でーーす!!」
歌う文句一つ一つに惹かれ、気になる。これも注文。
料理が来る。揚げ物5種。貝とかエビとか。
ああベーコン串揚げがある。ビールが進みますねえ。
隣の常連さんと会話。
「ここはわりかしリーズナブルで、なおかつ種類もけっこうある。お魚もいける。テレビもあるし、一人晩酌客もけっこういるよ。」
みたいなアドバイスをうける。
ほほう。
いやあーひとり呑みムシマルの目に狂いなしって感じですな。
そうだ。
「もう一品、頼もうと思っているんですが、
クエ刺身1,200円、カツオタタキ980円、ビーフステーキ980円の3つで悩んでいるんです、どれがいいでしょうかね?」
いろいろあって、なんにもこわいことがなくなった。一つに決まる。
「クエ刺身をお願いします」店主に。
わたしクエって忘年会でお鍋であるくらいで、お刺身は初めて。高級魚なのは知っている。
てっきり冬のお魚かと思っていたがそうでもないのか。
あ、バリサンドが来る。ほほう。
うわー。あれれ、お腹張りそう。
ひとつが大きい。
タマゴの刻みつぶしたやつにハム。レタスも入っている。マヨソースもかかっている。
パンはちょっと潰してあるというか圧縮してある。
トースト本体にもバターかマーガリンかを塗ってあって、パンだけでもいける。
パンの厚さを接写。端だけ残してプレスしているっぽい。
この圧縮がバリバリ感を生むのか。
そして生む膨満感。お腹がたってくる。
お酒のおかわり。ビールを2杯飲んだ後、ちょっと変化球で焼酎。「黒まる」という、ラーメン屋のような焼酎をロックでいただく。
くえ刺身が来る。
こんなきれいな身なんですねー。グロテスクというか、ちょっとごてごてした魚のイメージでしたが。
濃くたまったような白色に、優美な朱色。
ムシマルはこれを花弁だと間違って思う。大げさに書いてみました。すこしだけ。
このお刺身を、ポン酢とワサビしょうゆ2種類でいただける。
まずはポン酢をつける。これにおろしダイコン添えてぱくり。うへー上品。だけど、身に独特の弾性。
しょうゆにワサビでぱくり。あ、また表情を全然変えた。
弾力は同じなのに、風味がずいぶん変わる。
比較すると、ポン酢のほうが引き締まった印象。
ワサビしょうゆが口の中に味が広がる力が強いって気がします。
きゅきゅっと締まって、口の中でぼろぼろに蹂躙されるのを待っているかのよう。
言葉がのどの奥に染み込む。
「この間はクエ1,500円だったよ」
カウンターにいるおじさんのセリフでムシマルがお買い得な選択をしたことを知る。今夜は1,200円。
たおやかなでも芯の通った日本女性って感じ。このお刺身。しかもタレの違いによる味の変化がけっこうな落差。
おろし髪の振袖を高島田の白無垢と早着替えでみるかのよう。
完食。お会計3,400円ほど。