この口コミは、ムシマルさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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夜の点数:4.6
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¥3,000~¥3,999 / 1人
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料理・味 4.8
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|サービス 4.2
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|雰囲気 4.0
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|CP 3.5
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|酒・ドリンク 4.0
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[ 料理・味4.8
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| サービス4.2
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| 雰囲気4.0
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| CP3.5
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| 酒・ドリンク4.0 ]
リゾートダイニング ス・ルラクセ
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入り口
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入り口すぐのカウンター
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キッシュ
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カルパッチョ
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2017/04/01 更新
ムシマルは数少ない行きつけの店、つまり常連のつもりでいたのですが、こんな頻度では常連を名乗れないかもしれない。
食べログにも載せていなかった。
ともあれ、実は何度か行こうとしていて、何度か失敗していた。3月4月が送別会歓迎会シーズンだったせいか、行くたびに上る階段手前の看板で「予約がいっぱいで満員御礼です」っていうようなメッセージがありまして、ううういっぱいかとあきらめて帰ること2・3回。
それはひょっとしたら「高知家の食卓県民総選挙2014」で高知市エリアベスト25に選ばれた人気からなのかもしれないです。
しかしそのめでたさのせいでなかなかお店に行けなかったムシマル。ついに5月の当夜に巡り合う。
いつもの席が空いている。いつものように、出入り口から一番近いカウンター席に座る。
ちょこん。座る。!?
メニューが変わっている!変わっているというか、去年まであった定番メニューみたいなラミネート冊子が姿を消し、「今日のメニュー」みたいなものだけに。
うう。ああ。えと。
「晩酌セットはありますよ」あ、あるの!?ムシマルのような孤独のグルメが御用達な一人用セット。
じゃじゃじゃやじゃあそれで。
飛びつくように注文。選ぶお酒種類はビール。プレモルである。
ふう。一息つく。とりあえず晩酌セットを頼むことができれば半分は終わったようなものだ。
ビールがくる。ぐび。ふううー。違う意味が込められた一息をつく。
待つ。を、来たのは。
キッシュ。スペイン風ジャガイモ入りオムレツ。ケーキみたいにきれい。卵1個以上は使っていそう。もりもり。お味はあっさりやや甘め。
と、「鮮魚のカルパッチョです」と出てくる。おお通常イメージのカルパッチョよりも野菜たくさん。お豆が入っている。
何魚でしょうね、ムシマルは白身魚であることしかわからない。
弾力感がなかなか。口の中で多少の抵抗をしたうえで、歯に飲み込まれていく。
オクラと一緒におさかな食べると、粘り気を感じながらのお刺身。「舌の上で擬似海鮮山かけ」みたいな感じでまた違ったおいしさ。
ビールが進むーすすむームシマールー、流れ落ちる水滴もそのままに。ごきゅごきゅ。
一杯目がそろそろ終わりそう。
(じゃあ晩酌セットの3品目が来たタイミングでお酒もう一杯となんかもう一品頼もう。)
なに頼もうかなー。本日のメニューを注視する。
「お野菜料理」、「肉料理」、「お魚料理」、「パスタ系」、「ごはんもの」といった感じで各カテゴリに平均5つくらいの品目が。うーむ。迷ってしまうぜ。
「土佐あかうしの低温ロースト」だ。イベントで食べたことあるのはこれでしたかな?
うまかったけれども2,000円と単品では屈指のお値段。ムシマルもちょっとこの日は注文する勇気がなかった。時間も40分くらいかかるそう。(頼むのなら最初に決めていてファーストオーダーで頼むくらいがいいのかもなー)
(よし「四万十鶏のグリエ1,000円」に決めたー)とかなんとか楽しく悩んでいると。
2品目の到着よりしばらく時間差があってのー来た3品目。あっ!
「四万十鶏の○○○○○○(説明してくれていたけれど内心の動揺でうまく聞こえていなかった) 舞茸添えです」
頼もうと思っていたメニューのイメージにほぼ合致しているものが来る。
(うおエスパー?食べたかったものが来た。でもこれで注文計画は白紙に。)
「すいませんビールもう一杯とー・・・・・・・・・」どうしようと高速回転。
豚か。もしくは魚系。そうか魚だカルパッチョじゃない奴ならかぶらないーーー
この間、3秒とかそれくらいの決断。「グレのグリエを。」
頼んだ後、四万十鶏を食べる。がぶりじゅー。噛み締められる歯があるものは、この肉をガブリと噛むべき。
噛んだことがあるという経験が、いつか大きな財産になるー。
表面カリカリで、ドライなやつかと思いきや中はどうしてどうして情熱的ではないかあ。鼻でも味わいたい。
まーまー大きいお肉切れが3つ。食いでもそこそこある。これをパンで挟んでもみぎゃーってなるだろう。
あとね、あとね、マイタケがおいしい。もう、このマイタケだけボウルいっぱいいただければしばらく黙々と食べると思います。
食べながら本を読んでいると、現れるグレのグリエ。グレは須崎獲れらしい。
まわりの黒いのはブラックオリーブソースって言われたような。
おーなかなかおしゃれな。グリエってやはりグリルっぽい。
あとでネットで見てみるとグリルのフランス語のことでした。つまりは炙り焼きだぜ。
ぱくり。うむ。充実。
グレのお魚身は淡白でありますが、ソースがおいしい。
あっさりめだけれどなかなか。
あと、まわりのタマネギがおいしい。常道な表現ですが、甘い。ナチュラル甘い。
ぱくぱくぐびぐび。
ふーむ完食。
お値段は3,670円。おお?1,300円の料理頼んじゃってもうちょっといくかと思いましたが、抑えられた。
去り際、というかお会計待ち時間にオーナーシェフさんに話しかける。
「トムヤムラーメンやめちゃったんですか?」
「はい、メニューからなくしたのを寂しがる声もたしかにあるんですが、地産地消のことを考えてこういう風に変えました(意訳)」
ううう、そうかー。
ムシマル的にはここが
「気軽な居酒屋づかいもできてりぐった料理もできるちょっとおしゃれな場所」みたいなイメージだったんですがなんていうか、より「こだわりの料理が食べられる」方面の比重が重くなった感じですねー。
お店が変化、そして進化しているのだと+方向に捉えるのがいいのではないか。
しかしトムヤムラーメンをあきらめたわけではない!
何とか仲良くなるか裏ジャパンマネーを積み上げるかして時々作ってもらえないか思いを馳せる。