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1回
夜の点数:3.5
昼の点数:4.0
2010/08 訪問
夜の点数:3.5
昼の点数:4.0
繊細イタリアン
2010/10/31 更新
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大阪のダ・アンドレアを惜しまれてクローズし、東京に移転。小さくて潔くシンプルなレストランである点は同じですが、今度はとてもエレガント。白い壁、白いテーブルクロスにダークブラウンの床や椅子、やはり簡潔にこざっぱりとしていますが、上質な空間となっています。というのも、入口ドアの配置やカウンター席を一段上げる工夫、パウダールームの内装など、小さな点までひとつひとつこだわって、来た人が本当に落ち着いて食事を楽しめるよう配慮がなされているからでしょう。シェフも一人、サービスも一人なのに、誠実で温かいおもてなしを受けることができる安心感の中で、繊細で軽やかな優しい味わいのお料理を堪能することができます。丁寧な仕事で全体の印象はフレッシュ。お料理の軽やかさは、味の面だけでなく胃腸にもやさしいです。ゆったり座れるテーブル席、同じくカウンター席も食事に適したゆったり感。夜遅めの時などは、カウンターでアラカルト&ワインを楽しむのも良さそうです。
夜のコースを。和食懐石のごとく少量美味が次々と運ばれてきます。どのお皿にも高級食材が必ず使われており、内容もひとひねり。少量なのに凝縮感たっぷりの濃い旨味が華やかに競い合う。特に、魚介は生、加熱料理ともに秀逸。お鮨欲が満たされてしまいました。手打ちパスタのあと、胃腸にやさしいさっぱりメイン(子羊)で完食してももたれませんでした。それと、ディナー後のデザートは苦手なのに、いちじくのコンポートはするりと入りました。砕いたガラス細工のような繊細なゼリー寄せに、シュワっとした食感のソースがまざりあって、それはそれは・・・もう。