1回
2017/03 訪問
日本の新しい時代を切り開くロンドン鮨！
クリスタルを混ぜる前の昔のグラスなので、厚みがありエッチングが深く刻まれます
クリスタルを混ぜる前の昔のグラスなので、厚みがありエッチングが深く刻まれます
クリスタルを混ぜる前の昔のグラスなので、厚みがありエッチングが深く刻まれます
クリスタルを混ぜる前の昔のグラスなので、厚みがありエッチング深く刻まれます
漬けの用意
漬けの用意
漬けの用意
漬けの用意、大トロと中トロを混ぜます
生麩の中心にフォアグラを詰め、揚げたもの
生麩の中心にフォアグラを詰め、揚げたものを半分に
生麩の中心にフォアグラを詰め、揚げたもの
生麩の中心にフォアグラを詰め、揚げたものに通常の黒いキャビアにゴールデンキャビア、ワサビを乗せます
生麩の中心にフォアグラを詰め、揚げたものに通常の黒いキャビアとゴールデン・キャビア、ワサビを乗せたもの。手前は紫ブロッコリーの白和え
生麩の中心にフォアグラを詰め、揚げたものに、通常の黒いキャビアとゴールデン・キャビア、ワサビを乗せたもの
生麩の中心にフォアグラを詰め、揚げたものに、通常の黒いキャビアとゴールデン・キャビア、ワサビを乗せたもの
紫ブロッコリーの白和え
生麩の中心にフォアグラを詰め、揚げたものに、通常の黒いキャビアとゴールデン・キャビア、ワサビを乗せたもの
ゴールデン・キャビアを乗せたつまみ
黒トリュフ
黒トリュフを豪快に削ります
大トロと中トロの漬けに黒トリュフをたっぷり混ぜ込みます
黒トリュフをたっぷり混ぜ込んだ大トロと中トロの漬け
黒トリュフをたっぷり混ぜ込んだ大トロと中トロの漬けに白い春トリュフをたっぷりかける
黒トリュフをたっぷり混ぜ込んだ大トロと中トロの漬けに白い春トリュフをたっぷりかける
黒トリュフをたっぷり混ぜ込んだ大トロと中トロの漬けに白い春トリュフをたっぷりかける
黒トリュフをたっぷり混ぜ込んだ大トロと中トロの漬けに白い春トリュフをたっぷりかける
黒トリュフをたっぷり混ぜ込んだ大トロと中トロの漬けに白い春トリュフをたっぷりかける
桜の花のゼリー
桜の花のゼリー
黒トリュフがたっぷり入った洋風茶碗蒸し
黒トリュフがたっぷり入った洋風茶碗蒸し
黒トリュフがたっぷり入った洋風茶碗蒸し
トロ握りの準備
欧州では手に入らないので、ガリの原料は日本産
中トロを握る
中トロ
大トロ
ブリの炙りは手渡し
鯖を細かく刻む
細かく刻んだ鯖にニキリ（煮切り醤油）を塗る
細かく刻んだ鯖にニキリ（煮切り醤油）を塗る
握った鯖にスダチをひと絞り
完成した鯖握り
ヤリイカの握りの準備
ヤリイカは細かい格子を入れ、ゴールデン・キャビアを乗せる
サーモン握りの準備
サーモン握りに通常の黒いキャビアを乗せる
トロ握りの春トリュフ（ビアンケット）巻きの準備
トロ握りの春トリュフ（ビアンケット）巻き
トロ握りの春トリュフ（ビアンケット）巻き
ホタテは細かく刻んで煮込み、軍艦巻きで
握り方は、小手返し系でしょうか
トロの炙り
ウナギの白焼き。ウナギ巻きの準備。
ウナギの白焼きは、細巻き（鉄砲巻き）です
ウナギの細巻きも手渡し
ビートたけしさんがロンドン店のために描いた絵
最後の一口デザート
2017/09/02 更新
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日本の口コミはちょっとしかなくて、古いものばかり。
英語の口コミは、おツレ様によると、おそろしいものばかり。
６時開店で、６時半がデッドラインで、それを超えると入店できません。
＜前金の300ポンド≒4万2千円も帰ってこない、と口コミでは＞
前もって電話したけど、６時２９分に着いてもダメだったとか…
アレルギー対応一切なしなのですが、料理に酒が入っているとダメというアラブの方々も退場になったとか…
コワい英語の口コミがネットに散らばってて…。
で、こわいので、５時半から並んだわけです。
まあ、寒いこと。
でも、６時前になぜか？入れていただき、
英語の口コミとは真逆な、ホスピタリティいっぱいの開放的な接客でございました。
＜お客さんによっては、ダメなネタ申告を聞かれているようでしたし＞
全９席のうち、最近では95％が日本人以外とのこと、つまりいつもは日本人1人か、ゼロ。
ところが、その日はたまたまわたくしめらを含めまして、5人もいて、きわめて珍しい日だそうです。
＜だから、楽しい話がたくさん聞けたらしいです。最近はそれほど、お話しないとか…＞
お料理は全員がそろって、6時半から開始。
それまで、ご主人の荒木さんは、ワサビを鮫肌でスリスリと。
スリスリのリズムで気持ちを整えてるそうです。（頭を剃るのも同じ気分とか）
＜ワサビはスリ立てがおいしいのかと思いこんでいましたが、ゆっくりと、力を入れずにすり、少し時間がたった方が香りが立ち、甘みも深まるそうです＞
最初はおつまみ。
荒木さんはトロを切るだけで退場。
現地のお弟子さんが盛りつけます。
で、お客さんのグループごとに英語で説明があります。
＜日本人にも英語なのですが、たぶんバイリンガルだから日本語でやってくれるとよいのだけど。逆に日本語説明の方がごまかしがきかず、難しいのかもしれません＞
でも、この、おじぎパフォーマンスがこちらのエンタで楽しい！
生麩にフォアグラを詰めて揚げ、黒いキャビアとゴールデン・キャビア、ワサビをのせたものとか。
＜英語の説明は豆腐だったけど、たぶんナマフかと＞
大トロと中トロのダブル漬けに、黒トリュフをたっぷりまぜ込んで、最後に白い春トリュフ（ビアンケット）をたっぷり振りかけたり。
＜作る過程をちゃんと見ていないと、仕上がりだけだでは春トリュフの固まりに見えます＞
桜の花のゼリーとか、黒トリュフいっぱいの洋風茶碗蒸しとか。
で、握りにはいると、「ちんどん屋はおわり」と宣言して荒木さん再登場。
中トロ、大トロにはじまり、
ブリの炙りは手渡し、
＜魚はブリのみ日本産。生魚は一度冷凍しないとEUでは提供できないので、火を通すのでしょうか＞
サバは5ミリ角くらいに小さく切ってから握ります。
ヤリイカも細かく格子に切り込みを入れるので、醤油が染みこみむみたいです。上にゴールデン・キャビアを乗せます。
サーモンは黒いキャビア乗せ、トロに春トリュフ巻き、と。
ホタテは細かく切って煮込んで軍艦巻きで仕上げます。
トロの炙り1カンが終わると、シメ。
欧州はアナゴを食べないので、江戸前ではご禁制のウナギを醤油味の細巻き（鉄砲巻き）でいただきます。
これで、オシマイ。
ご挨拶や記念撮影の後、最後にひとくち小デザートです。
予算としては、予約時に300ポンドの前金で二人で600ポンド。
＜3カ月前から予約可能＞
これに二人で94ポンドの税金、それにサービスチャージ15％がついてさらに104.1ポンド加算。
精算時に600ポンドを差し引いて支払います。
お酒は、日本酒が4合瓶8千円くらいからで、2万円台中心。ワインはピンキリ。
＜プラス税金ですが、サービスチャージはつきません＞
以前の口コミにはあったのですが、追加は、今やってないようでした。
日本から空輸するくらいなら、銀座でやったほうがよいとのことで、キホン、食材は現地調達。
＜お弟子さんも現地調達だそうです＞
日本産は、米、ショウガ、ワサビ、それに魚介としてはブリだけ。
マグロはスペイン、サバは北欧、ウナギはオランダ、ヤリイカはイギリス産です。
白身がなかったのは、EUでは、生き締め禁止、かつ火を通さない生魚は一度冷凍しない限り提供禁止だからでしょうか。
開店して2年10カ月。
過去に高級食材のアワビを出したこともあったそうですが、「こんな味のないものは食べられない」とお客さんに突き返されたそうです。
まさに異国での格闘の歴史！
しかしARAKIブランドは、ロンドンにしっかりと根づいています。
＜ミシュラン二つ星というだけでなく、ロンドンのグルメ、ヨーロッパのグルメなら皆ARAKIを知っています＞
日本の銀座鮨というか、築地ネタの立ち位置で見ていては、決してわからない鮨かもしれません。
格闘の歴史が詰まった新しいロンドン鮨を味わう！
日本の鮨が世界に羽ばたく姿が見られて幸せでした。