レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2008/07訪問 2008/08/01
予約をした方がベターだと聞いたので予約をしておきました。カウンター席に2席空いている他は満席。2席は私達の席でした。
メニューは刺身をはじめ、焼き物、一品料理などたくさん。
刺身の盛り合わせは7時半だというのに、レバーなどの入ったホルモン系のものは品切れでしたが、鶏身のものはまだあったのでお願いしました。
焼き物は全て店主が焼いていらっしゃるようで、しかもその焼き場は決してひろくありません。目の届く範囲で焼いていらっしゃるのでしょう。
そのぶん、他の店員さんが色々なメニューを運んだり作ったりしています。
焼きものが出るまでやや時間がかかりました。1串が1皿に運ばれてきます。
まず運ばれたのは「砂ずり」。大きいのに、とてもジューシー。
その後も1串ずつ1皿に載せられてきます。
飲みながらいただいていたので、ペースはゆっくり。それでもタイミングを見つつ出してくださるので、焼き鳥屋でよくありがちな冷めてしまうこともなく美味しいままいただくことができました。
そしてこのお店の人気の高さは、そのホスピタリティでしょう。
店主は店員に指示する際にテーブル番号ではお客様を呼びません。そして合間を見て色々気遣ってくださいます。
その気持ちが美味しい料理に繋がっている気がします。
3位
1回
2008/06訪問 2008/07/06
昔から続くテールスープのお店です。
店は同じビルの階違いにあった頃と比較すると席数を減らし、こぢんまりとしたお店になっています。カウンター席とテーブル席で20席程度でしょうか。
でも味は変わっていません。
まずはモツ焼きやタン串などの串焼きをオーダーします。
甘めのタレで焼いたレバーもオススメ。串焼きの横についている葱を牛肉で巻いた付け合せの串も酒の肴にピッタリです。
カルビとスペアリブもオススメ。こちらに甘いタレで味付けして焼いてくれます。
お酒も進んで、締めにオススメなのがテールスープとテール雑炊。
どちらもとても大きなテールを惜しげもなく入れてくれます。
スープはとても濃厚で、お箸でお肉を骨から外せるくらいに柔らかく煮込んだテールは絶品です。たっぷりの葱が載っていて、香りがややこってりとしたスープを和らげてくれます。色んなお店でテールスープを飲んだけど、ここのスープは本当に濃厚です。
雑炊は1人だと多いくらい。こちらはテールについたお肉を混ぜて雑炊と一緒に食べると最高!
お店はご家族で営まれているようで、アットホームです。
4位
1回
2007/12訪問 2007/12/29
お店の前を通ることが多く、気になっていたお店です。
メニューは色々あり、なかなか本格的でした。お値段も手頃な感じ。大衆中華と高級中華の間です。
ピータンをお願いしたところ、香草が載っていて、この時点でアタリ!と思いました。赤酢を使っていて、なかなか日本でいただく機会が少ないのですが、まろやかで美味しいです。
タコの花山椒は山椒独特の香りがとても良くて、お酒がすすみます。
空心菜を炒めたものはアッサリとした味付け。もう少しシャッキリした感じが好きかな・・・と思いました。
黒酢を使った酢豚はとても本格的で、大きな豚肉が4つゴロゴロっと入っています。黒酢を使っているので、味が深い感じがします。
麻婆豆腐はもう少し本格的に辛いのかと思ったんですが、意外と辛さは控えめ。でも山椒の風味が広がって美味しかったです。
海老チリは殻と頭がついていて、良いダシがソースに出ています。
本当は炒飯を食べたかったのだけど、なかったので海老味噌の焼きそばをオーダーしました。ソースがとっても濃厚でとても美味しかったです。
色々なメニューがあるので、また訪れたいお店です。
5位
1回
2014/12訪問 2014/12/29
こちらのお店は初訪問以降、ほぼ讃岐うどんツアーの度に訪問している定番のお店です。
最初はぶっかけが好きだったのですが、最近はかけうどんが定番。
イリコ出汁と昆布の風味が強くきいていて、これが揚げたてのちくわ天とマッチします。
やや細めの麺はやはりとても美味しくて、かけえどんだとぶっかけの時より優しさが増します。
カウンターしかないお店ですが、子連れもそれなりにいます。とりあえず一人座りできるなら大丈夫ですし、子供用椅子も用意されていました。
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★2008年11月
実は・・・このお店、過去に2回フラれています。
定休日以外だったにもかかわらず、お休みの日に当たっていたみたいで3度目の正直でした。
外観は写真のとおり、なかなかオシャレ。店内はこざっぱりとした内装で、カウンター席のみの造り。
ちょうど2席空いていたので待たずに座ることができました。
こちらは「たこちく」と呼ばれるタコのちくわ天と「えびちく」と呼ばれる海老のちくわ天が名物ですが、その他にも個性的なメニューが並んでいます。
たこちくと海老ちくのどっちにしよう~?と悩んでいると、ちくわ天盛りというメニューを発見しました!なんだか痒いところに気付くところ、好感が持てます。
ぶっかけとちくわ天盛りをお願いしました。
カウンターから見えるキッチンではまだ若そうな店主が次々とうどんを茹であげていきます。茹で置きはなさそうです。昼時の忙しいお店なので当然かもしれませんが、やはりぶっかけは茹で立てでなくては!
天ぷらも注文が入るごとに揚げておられるようで、店内には常に油の弾ける音がしています。
しばらくすると、まずうどんが運ばれてきました。麺と薬味が別々に出されているのが良いです。まずはだしをかけてうどんだけをいただくと、ふわ~っと麺の優しい香りが口に広がります。麺はやや細めですが、ツヤツヤしていて弾力もあります。麺が口の中で踊るような力強さではなく、程よい弾力。こういう麺は個人的にとても好きです。
揚げたてのちくわ天盛りもやってきました。たこちくと海老ちく、そして普通のちくわ天が盛られており、通常サイズの1/2で3本セット。1/2とは言え、香川の場合は1本のちくわが長いのでずいぶん大きいです。なんだか得した気分。
食べてみるとたこちくは天ぷらの中に小さく刻まれたたこの食感が残っており、初めて食べる美味しさ!海老ちくは赤く染まったちくわでしたが、海老の風味はあまり感じられず・・・。
私はたこちくが美味しいな~って思いました。オススメです。
6位
1回
2008/11訪問 2008/11/16
店は高松市内にあり、便利な場所でもないが不便な場所でもない。住宅街にある製麺所。
玉売りについての貼紙などもあり、近所の方も普通にうどん玉を買いに来られる様子。
実際、行った時には茹で上がりを待っている持ち帰り客が数組いらっしゃったほど。
茹で上がりを待つ間、店内ではコロッケや天ぷら類が次々と揚げられていく。製麺所型のお店でありながら揚げたての天ぷらを食べられるのは嬉しい。
玉数を告げると丼に入れて渡してくださる。後は店奥に置かれている葱やだしを好みで入れるのみ。
茹でたての麺を締めた状態に熱いかけだし。
このスタイルが締めた麺をもう1度温めてもらうよりも美味しい気がする。エッジの立った状態をそのままキープしているからかな。
ダシはイリコだし。香りが立つのにくどい香りではない。上品というわけではないけど、なんというのか良い塩梅。
麺も茹でたてでツヤツヤなのはもちろんのこと、エッジがしっかり立っていて麺はしっかりねじれている。食べてみると弾力も申し分なく、美味しい。噛んでみるとなにやら風味が他店に比べると豊かな気がした。
麺がやはり秀逸。こういう麺を食べたくて香川にやって来る気がする。そういう満足感を得られるお店。
揚げたての天ぷらもとても美味しくいただいた。
ただ・・・店員の女性が妙に不機嫌だったのが気になった。
どんなに美味しくても店員がイマイチだとちょっと気持ちがトーンダウンしてしまう。
7位
1回
2008/10訪問 2008/10/27
祇園界隈の華やかなネオン街にありながら、店のたたずまいはとても地味。
ぱっと見た外見は一杯飲み屋風情。
店構えもそれほど大きくはない。
なんとなく、こういうお店って美味しい確率が高いんだよね・・・なんて話しつつ、入ってみることにした。
扉を開くとカウンター席とテーブル席が2つ。
女将さんと板さん風の男性が2人できりもりしている様子。
凛としたたたずまいで、小料理屋とは一風異なる雰囲気。
ビールは瓶ビール。こういう感じって風情がある。
ワイワイとした焼き鳥のお店とは一線を画している気がする。
私達が入った後、立て続けにお客さんが入ってきて、あっと言う間に店内は満席。
とても良いタイミングで入ったようです。
メニューは思いのほか色々揃っていたが、まずは付き出しと串7本、スープがセットになっている2,100円のコースをお願いした。
串はハツ、手羽先、鳥の西京味噌漬け、蓮根にミンチを詰めたもの、ししとう、焼き鳥、皮でした。苦手なものを伝えるとその具材を外してくださるのはもちろん、食べるタイミングを見計らって1本ずつ丁寧に焼かれたものを出していただけます。
中でも鳥の西京味噌漬けは逸品。よそでは食べたことがない味。ほんのり甘い西京味噌の味が上品でまた食べたい味です。
季節の串も用意されており、今の季節は銀杏と鶏肉をあっさり塩で焼いたものでした。
最後の締めに出されるスープもほんのりと塩がきいていて、鶏のいい味が出ています。飲んだ後にホッとできる味。
どの串も奇をてらったものではなく、シンプルな美味しさ。
締めには雑炊が人気のようです。こちらは鳥新というちょっと高級な水炊き屋サンで出されているスープと同じものを利用しているのだそうです。1つ1つ小さなサイズの土鍋で供されるのですが、真ん中に卵が落とされているので美味しそうでした。
でも迷った挙句に頼んだのは「まご丼」。親子丼とは違うもので、鶏肉のミンチを卵でとじたもので、こちらがまた美味しい。飲んだ後でもサラサラと食べられる量です。
また訪れてみたいと思うお店です。
8位
1回
2008/09訪問 2008/09/13
谷町6丁目の駅からやや離れた場所にあるにもかかわらず、いつも満員だった焼鳥のお店が新町へ2号店を出していました。
少し前からオープンしていて、行く機会をうかがっていたのですが、ようやく行くことができました。
ガテン系の体格の良い男性が焼き場を仕切るスタイルは谷6と同じ。1階はカウンターで2階が座敷になっているようです。
2人だったのでカウンター席へ。
お造り3種盛り、焼き鳥を数本、唐揚げなどをいただきました。
お造り3種盛りは胸肉の昆布締め、皮目を焼いたもも、レバーが盛られていました。生姜醤油とワサビ醤油、ポン酢、ゴマ油などそれぞれに合った食べ方を教えてくださいます。中でも胸肉の昆布締めはよそでは味わえない味です。昆布の旨みが肉にうつり、とても美味しい。
焼き鳥はもちろん美味しく、レバーなどは焼きすぎない軽く炙った感じが絶妙。臭みのないお肉でとても美味しくいただきました。つくねも自家製で旨みがぎゅっと詰まった感じです。
唐揚げもジューシーでとても美味しいです。ボリュームもあります。
他にもたくさん食べたいメニューが見つかったけど、2名なのでお腹いっぱいになってしまいました。
人数多めでまた訪れたいお店です。
心斎橋にも近いし、オフィス街が近いので人気店になりそうですね。
9位
1回
2008/09訪問 2008/09/29
アウトレットパーク内にある名古屋グルメが集結したフードコートです。
味噌カツ、名古屋コーチン、きしめん、ひつまぶし、そしてオールラウンドに使えるレストラン。
大人数で行くと何を食べるかでもめたりしますが、ここならそういう心配は無用です。さらに席数がかなりあるので、待ち時間も思ったよりありません。
名古屋グルメの代表格、味噌カツは「矢場とん」が入っています。名古屋コーチンのお店は「鶏三和」、ひつまぶしのお店は「稲生」でした。
まず、矢場とんの味噌ロースカツは味噌ダレがとても甘くて、最初は驚きましたが、食べてみると意外な美味しさ!これはなかなかいけます。ただし、味噌が冷めてしまうと非常に美味しくなくなるので、熱いうちに食べてしまいましょう!
鶏三和からは親子丼をいただきました。コーチン団子付きのセットがあったのでこちらを選んでみました。このコーチン団子、揚げて甘辛いタレで和えているのですが、美味しいです!ジューシーです。さらに数がけっこう入っていてお得。
肝心の親子丼も鶏の味がしっかりして、今までに食べた親子丼のなかでもけっこう上位。卵のとじ具合もプルプル感が残っていて絶妙でした。
稲生のひつまぶしはおひつの蓋を開けた瞬間に鰻の良い香りがしてきました。それらをまずはご飯に混ぜて、まずはノーマルに何も入れずにいただきます。甘辛い鰻のタレはしつこくなく、上品な味であっさりいただくことができます。2杯目はネギとワサビを混ぜていただきます。これがまた1杯目とは異なった風味で美味しい!最後は海苔とネギ、ワサビを入れて添えられているダシをかけてお茶漬けにしていただきます。これもサラサラっといただくことができて、とても美味しいものでした。
フードコートになっているものの、それぞれの専門店の味を楽しめるのは嬉しい限りです。
10位
1回
2009/08訪問 2009/09/09
濃厚クリーミーで辛さのパンチも効いた担々麺、酢豚もオススメ!
ランチタイムの営業をされなくなったと聞いて、なかなか訪れる機会がなかったのですが、このたび久しぶりに訪問いたしました!
どうしてもあの担々麺を食べたくて。
週末の夜だったので、カウンター席も含めて満席でした。
決して便利な場所ではありませんが、皆さん美味しいお店をよくご存じですね。
2人で訪問したので、まずは担々麺の前に数品をオーダー。
バンバンジーは濃厚なゴマソースがしっとりした鶏肉にかかっていて美味しかったです。ソースのピリ辛加減も食欲を刺激してくれます。
続いて酢豚。カリッと揚がった豚バラ肉はやや厚め。酢がきいた甘酢あんはアッサリしているのにコクがあって、大人の酢豚です。豚バラ肉を噛むと脂の甘みがじゅわ~っと広がって、でも甘酢あんがさっぱりしているので、いくらでも食べられる気がします!
さらに麻婆豆腐。こちらは豆腐の口当たりが柔らかくて、なんだかツルンっと喉を滑り落ちていきます。でも味付けはやっぱり辛い!!心地良いからさで山椒の風味がたまりません。
あとこの日は海老しゅうまいが売り切れていたため肉しゅうまいをいただきましたが、お肉の味がしっかりして、プリッとした食感。4つ入っていてお得な感じですね。
さて、待ちに待った担々麺。
やはりこちらの担々麺はその辺の味とは異なって、本当に濃厚!!さらに辛い!!
2人で分けることを伝えると、あらかじめ丼を分けてくださったのも嬉しいです。集中していただくことができますから。
やや細めの麺が濃厚なスープに合っていてスルスルッといただくことができます。
最後にお茶味の杏仁豆腐がサービスで出てきて、これも嬉しい限り。
あ~、また行きたくなってしまいます!!
(2008年9月 ランチタイム訪問)
ランチタイムに訪れました。
店内は平日だったためか、先客は2組のみ。
ランチメニューは6種類のなかから選べます。あとは担々麺。
迷いましたが、辛いものを食べたかったので担々麺をお願いしました。
待っている間、先客のテーブルを見るとランチメニューなんですが、けっこうなボリューム!
1皿の量がとても多いのです。
ほどなくして、運ばれてきました。
担々麺と唐揚げの南蛮漬け、杏仁豆腐。
担々麺はクリーミーな色合いで丼はあまり赤く染まっていません。どちらかというとゴマの茶色っぽい白っぽいような色合いの上に彩りで青梗菜。挽肉などは載っていません。
あまり辛くないのかと思いきや、麺をすすってみて驚きました!
熱々の麺にクリーミーな胡麻のペーストがものすごく絡んできます!さらにそのクリーミーな胡麻の風味の中に辛さも十分に効いている。
とても美味しい担々麺です。ネギの風味もとてもよく、濃厚なスープはクセになってしまいます。
挽肉が載っていないので、少し物足りないのでは?と思っていましたが、全くそんなことは感じません。むしろ、この担々麺に挽肉は不要だと思えるほど。
一緒についてきた鶏の唐揚げの南蛮漬けが辛さを和らげるのに良い感じです。
付け合せといっても、十分な量で食べ応え十分。
辛い麺をすすり終えた後にほっと一息つく杏仁豆腐もプルプルでとても美味しい。
単品でもう少し食べたいくらいでした。
京都の繁華街からは少し離れているのが難ですが、バスの往来もある通りなので不便ではないと思います。
車の場合は駐車場が2台ぶんしかありませんので御注意を。
カーナビが付いているにもかかわらず、ものスゴく細い道を案内されるので戸惑います。
実際はもう少し大きな通りから入ることができるようですが、住宅街にあり少々わかり辛いロケーション。でも、それがまた良いのでしょう。
駐車場はけっこう広くとってありますが、店から少し離れた場所にあります。
店は製麺所なので、工場のような外観。
中に入ると忙しそうに麺を茹でられており、中には人が溢れています。
丼を受け取って麺が茹であがる前に残り少なくなっていた天ぷらをとって待ちました。
冷水で締められた麺はとてもツヤツヤ。見た目にもコシがありそうな麺で期待がたかまります。こんな麺なら温めずにそのままいただくのが1番かと思い、醤油にするか迷いましたが、こちらのだしにもひかれていたので、ひやあつで温かいだしをかけていただきました。
いわゆるエッジが立った麺で、微妙なねじれ具合がまたたまりません。しっかりしたコシが感じられます。弾力がとにかくスゴい!!
力強い麺を支えるダシもイリコがきいた瀬戸内風で、まさにベストマッチ!!やや濃いめのだしもこのうどんに合わせるのなら、このくらいがちょうど良いと感じるくらい。
この麺・・・本当に美味しいです。
人気の理由も納得。
昼過ぎだったのにあまりの人気のため天ぷらがなくなってしまったのか、天かすを供されていました。こういう温かさも良いですね。
再訪したいお店がまた増えました。