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故郷と客への愛とオマージュに溢れたフレンチ
2017/07訪問
1回
片折。 貴重なお誘いで急遽金沢へ。 加賀百万石で金沢は金ピカなイメージがあるが片折の和食は研ぎ澄まされた引き算の美学を感じる。 ほうじ茶 加賀はお茶どころだがほうじ茶で有名。昼飲んだほうじ茶よりうまいかな。 松茸の刺身 昼獲れの松茸で極上の鮮度のものを使っている。鮮度が良いので塩だけで完璧な料理が出来る。 澄んだ松の葉の香り、土のミネラルを感じながら味わう。 ・松茸の飯蒸し ・鰹昆布出汁 ・新湊の紅ズワイ蟹のお椀 薄味で出汁を取った蟹の椀物。上品で胃の淵までしみじみとする。 ・刺身 クエとさわら ・迷い鰹のタタキ ・焼き松茸 甘露ともいうべき松茸の汁が表面からあふれ出てくる。 一滴もこぼすまいと口を近づけて啜る。 別次元の美味しさ甘露が口の中で旨味に代わって溢れ出す。 ・カマスの湯庵焼き 香茸 ・辛子蓮根 ・里芋の田舎煮 ・牛松 ・ひろうす ・白ご飯 赤出汁 漬物 ・マナカツオの天丼 ・鰹の漬け丼 ・TKG 何が違うのだろうとつくづく思うのだが行きつくところは「水」と「空気」なのではないか。 実際に片折は毎日お弟子さんがその日に使う水を汲みだしに行く当番があるという。 大将の笑顔が素晴らしい。
2021/10訪問
1回
まだここまで有名になる前に昇進祝いで連れてってもらいました。 はじめのアップルパイで気持ちを鷲掴みにされ、持ってかれました(笑)。 思想を料理に反映させる手法は個人的にはあまり好きではないのですが このレストランが前衛的にチャレンジしている姿勢は高く評価されています。 カンテサンス、ナリサワ、スガラボ、フロリレージュ、エクアトゥールと並んで 日本を代表するモダン・フレンチでしょう。 しょっぱなのアップルパイには度肝を抜かれますが、 素材の野性味をうまく生かした料理がこちらの真骨頂でしょう。 ・定点~蕪とパセリ、キントアハム、ブリオッシュ ことらのスペシャリテで蕪を64℃の温度で4時間火入れしてパセリのソースで仕上げた非常に簡素な料理ですが漲るような蕪のフレッシュさが甘く、瑞々しく生命力を感じます。 この料理だけでなくシェフの素材へのオマージュに溢れたレストランです。
2015/02訪問
1回
我が人生最愛の麺也。