食いしんぼりんさんのマイ★ベストレストラン 2010

食いしんぼりんの食道楽

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食いしんぼりん (女性・大阪府) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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今年もいろいろなお店に伺わせてもらいました。
今回は既にリピートしているお店、もしくは必ずリピートしたいお店を
中心に選びました。なかひがしさんは私にとっては別格。
つか本さんは惚れました♪Ryuさんもインパクト有りましたね~
地元からは新星イル・ピスタッキオ、イタリアへの渾身の愛を込めて
られる姿に感動。どのお店もステキでした。ありがとうございます☆

マイ★ベストレストラン

1位

草喰 なかひがし (元田中、茶山、出町柳 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.4

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 ¥10,000~¥14,999

2014/10訪問 2014/11/15

唯一無二の世界観

食べログレビュアーなら,なにかしら目標を持ってる人多いんじゃないでしょうか?
例えばミシュラン店制覇とか、1000件レビューとか…
私の場合はなかひがしさんで12ヶ月全てのお料理を戴くことです

【平成26年10月 13回目】
今回は初夜飯初二階
通い慣れたなかひがしさんですが、初めて尽くしにワクワクしながらその日を迎えました。

大きなお座敷を襖で仕切って二間利用。
掘り炬燵式じゃないのはちょっと足がしんどい。
それに、建付の関係か、大きな車が通る度に襖が揺れて
初めは地震かポルターガイストかと、メンバーで顔を見合わせたり。。。
しかし、素晴らしい夜の饗宴のお陰で、そんなことも段々些細な事に。

飲み物はエビスとドイツはモーゼルの白ワイン。
この白ワインが中東さんが惚れ込んだとあって、とても美味☆★☆★
葡萄そのもののようなフルーティさと、程よい甘味と酸味。

●八寸 今月のテーマは栗名月または豆名月
 味女どじょうの天麩羅 個体数も少ないが、食材としても15000円/kgというとんでもなく貴重な魚だそう。
            もちろん初めて食べました。鮎と同じような清流に住んでいるそうなので
            泥臭さなど微塵も無く、旨味が濃い☆★☆★ これはランチでは食べられませんね!
 鬼皮ごと揚げた栗 渋皮ごと食べられます。 
 菊菜と鹿の肉の生春巻き包み 
 黒皮茸の天麩羅
 戻り鰹の燻製
 祇園豆の醍醐まぶし
 茗荷と 鱧の笹巻きご飯
 黒豆の枝豆と柿のきな粉酢和え


煮えばなご飯

●白味噌椀 里芋 なめこ 三つ葉

●焼き物 落ち鮎味噌幽庵漬の笹巻き焼き・茹で落花生 蜜柑 ポップライス
 この時期の鮎は骨が硬いので、抜いて別添え。
 笹の良い香りに包まれ、味噌の旨味が染みこんだ鮎は実に美味☆★☆★☆ 

●造り鯉 間引き菜 マイクロトマト とんぶり もってのほか(食用菊) 山椒オイルでカルパッチョ風に
 各月の鯉をいただいてますが、晩秋の鯉が一番美味しい☆★☆★☆
 もってのほかとは山形の食用菊で、伊達政宗公が「こんな美味しい菊を下々が食べるのは
 もってのほか」と言ったとか。

●椀 グジの湯葉巻 大黒しめじ 水菜
 昼には出ない椀。菊の蒔絵が芸術的。
 やわらかでふくよかなお出汁☆★☆

●箸休め① 鰹の生ハム仕立て むかご
 ふくら雀の小皿が可愛い。
 鰹美味しかった☆★☆

●箸休め② あけびの胡麻和え
 

●蒸し物 蓮根餅  猪口茸 小蕪  坂本菊
 もっちりした蓮根餅、美味い☆★

●強肴 琵琶湖の大鰻 赤人参 芥子菜 牛蒡
 人間の腕ほど太い大ウナギ。骨切りしてじっくり焼いてましたが
 芳ばしい反面、脂が落ちすぎて身のふっくら感に欠けてました。
 天然鰻は実に難しい食材なんだと改めて思いました。

●炊き合わせ 原木椎茸 中抜き大根

松茸ご飯
 9月頃は豊作だった松茸が、10月に急に入らなくなって+料金(1500円)になってしまいますが
 ぜひ!との女将さんの熱いお勧めで。
 一緒に炊きあげるのと違い、松茸を炭火で焼いてからご飯にまぜてあるので
 香りとシャキシャキ感が違う!

ここで、カウンターへ降りました。
 
●食事 木の葉とんぶり 目刺し 小鉢2鉢 香の物
 木の葉とんぶり、もちろん木の葉丼に掛けてあるんですが
 山椒葉ととんぶりを振りかけたミニ丼。
 もうお腹はち切れそうだったけど、山椒のさっぱりした風味でまた胃に入る(笑

●デザート 代白柿 人参葉のシャーベット スティックチョコレート ザクロ

珈琲 黒糖の金平糖 蘇
 最後の金平糖がまた美味しい☆★☆
 珈琲は長男さんが杉下右京のような手つきで淹れてくれます。
 希望を言えば、もっと熱い方が良かったな~

2階では女将さんが大活躍。大将のダジャレをそのまま踏襲されてます。
カウンターで大将がダジャレを言ってる時、シレッとされてるのにね(笑
夜でしか、食べられない珍しい食材が続々登場で値打ちがありました。

【平成26年2月 12回目】
ちょっと久しぶり。
一番好きな2月のお料理です。

八寸 鰯燻製、鮭と大根の麹漬、牡蠣甘辛煮、ヒイラギ唐揚、菜花、蕪の椿見立て
 ヒイラギは柊の葉形に似た小魚。

お凌ぎ 裏稲荷 
 雪山に見立てた裏稲荷の中は山菜がたっぷり。
 土筆が可愛らしく芽を出してます。
 大徳寺納豆と松葉で作った目出度い左馬。

椀 大根、人参、芹、赤蕪などの野菜出汁
 野菜以外一切調味料を加えてない。
 甘味、辛味、酸味などこんな深い味わいになるのかと驚き。

焼き物 鰆の杣焼き 鯉の鱗の佃煮
 杉板で挟んで蒸し焼き。
 橙を搾っていただくと美味しい☆

造り 鯉の冬ごもり 
 甘味たっぷりの鯉の短冊造りに辛味大根おろしがたっぷり。
 鯉も冬は特に美味☆★☆

煮物 猪肉の白味噌仕立て
 ムカゴや茸もたっぷり。
 しっかりした筋肉質のお肉は噛めば噛むほど旨味がほとばしり出る☆★☆★

強肴 モロコの炭火焼き 赤万願寺ソース
 いつもの鴨、笹カレイに加え、この時期はモロコも選択肢に。
 かなり大振りのモロコなのに、骨まで柔らかくじんわり焼けている☆★

止め肴 畑菜と椎茸の煮浸し
 京都では2月の初午(はつうま)の日に畑菜を食べる風習があるそう。
 なかひがしさんに行くと、昔からの習わしを勉強させてもらえます。

食事 目刺し、卯の花、ブロッコリーの芥子和え、白飯、香の物
 3杯目のお代わりでやっと念願の「ニューヨーク、マンハッタンの夕日」を戴きましたよ!
 白米の湯漬けに練り梅がのっかってます。

水物 酒粕シャーベット、朝摘みイチゴ、橙ジャム

3月31日、NHKの「プロフェッショナル」に中東さんが登場します。
放映されると、また予約殺到するでしょうから、
予約するなら今の内に(笑


【平成25年4月 11度目】

八寸
こしあぶらの揚げ物 鹿肉と日本蒲公英、苺のオイル和え
筍の荏胡麻和え 柊の干物 蛍烏賊の桜チップ燻製 玉子焼き 桜葉飯蒸し


こごみと干し土筆の白和え
小鉢は土筆柄、可愛い♪

椀物
スナックえんどうとよもぎ餅の白味噌
ゼンマイ蒔絵の椀、可愛い♪

焼き物
桜鱒の西京焼き 葉山椒 ブロッコリーの醍醐まぶし 芥子菜 一口黄金

造り
鯛の造り 醤油ムースで
虎杖 山菫、烏野豌豆 葉山葵の醤油漬け 野蒜混ぜ大根おろし


炊き合わせ
筍 白菜菜花 ゼンマイ素揚げ

強肴
シャラン産鴨炭火焼
「いつも同じもんですんません」と大将。
「これが楽しみで来てます」と私たち^^ 

止め肴
独活 クレソン 黄ニラの煮浸し

食事
目刺し 白飯 野菜の五目煮 蕗の薹の味噌和え 香の物

水物
朝摘みイチゴ、きなこアイス、わらび餅

春は出てくる山菜の多いこと多いこと。
何度行っても覚えきれません(笑


【平成24年11月10度目】
前回、なかひがしツアー団体客と同席だったため、お料理、サービスとも
ちょっと点数辛目に採点しました。
今回はいつもの落ち着いた中にも、大将のお茶目な接客が光り
とても楽しい2時間を過ごさせてもらいました。
息子さんの出番が段々増えてきているのも頼もしい。

*八寸
揚げ栗、衣かつぎ、銀杏蒸焼、丹波黒豆直焼、鰹生節の燻製、
香茸(コウタケ)、鯖寿司、茹で落花生

十字に切れ目を入れて鬼皮ごと揚げた、なかひがしさん曰く一番簡単な栗料理だそう(笑
渋皮ごと食べられて、実に芳ばしい☆★
丹波黒豆は皮ごと2時間ほど煎ったそう。

*お凌ぎ
カラスミとムカゴの飯蒸し

*椀
バターナッツ南瓜と蕪の白味噌椀
言うことなし。完璧です★☆★☆★

*焼き物
子持ち鮎の味噌幽庵の朴葉包み焼
背骨は抜いて唐揚げに。

*造り
鯉の洗い、紫芥子菜、カタバミ、茹で小豆、ノビルなど


*炊き合わせ
聖護院大根、金時人参、杓子菜、ハナイクチ(茸)、加賀蓮根のすりおろし
野菜だけなのに、何故にこれほどコクのある味わいになるのか★☆★☆
ハナイクチは天然シメジに似ているが、更に美味しい。

*強肴
シャラン産鴨炭火焼 温州みかんジャム添え
鴨が美味しい季節★☆★☆

*止め肴
自生椎茸、杓子菜、食用菊の煮浸し

*食事
白ご飯、アケビの胡麻和え、目刺し、香の物他

*水物 
熟し代白柿の人参葉シャーベット添え
枝は近所のチョコレート工房に頼んで作ってもらったもの。
型ではなく、一本一本削られたとか。
柿は究極熟した物を冷やしてあります
ほんとに甘い★☆★


【平成24年6月 9度目】
●八寸
竹籠に原種のあじさい。
稚鯖の干物、虎杖の白和え、焼き一寸豆、田芹の湯葉巻き、鯖寿司
初鰹のなまり節、青梅葛餡、,淡竹


この中では青梅葛餡、爽やかで印象深い★☆★
虎杖のちょっと酸味が効いた白和えも良かった。

●椀 賀茂茄子、スナックエンドウの白味噌仕立て
いつもながら、最高★☆★☆★

●焼き物 鮎の塩焼き 蓼酢で
後述しますが、この日は団体客がいたので、事前に焼いた鮎を焼き直し。
風味が落ちてしまってた。残念。

●お造り 鯉の洗い、朝風胡瓜の塩もみ、胡瓜のムース 土佐醤油で
土佐醤油を振りかけて、混ぜ混ぜにしていただきます。
パリパリに揚げた鱗がいいアクセントになり、美味しかったな~★☆★☆

●煮物 天然鰻の蒲焼き、淡竹、揚げ木の芽
揚げた木の芽が匂い立ちます。
鰻はややふっくら感に欠ける。

●強肴 シャラン産鴨の炭火焼き
これが無いと、なかひがしさんに来た気分がしません(笑

●小鉢 虎杖、ワラビのサッと煮

●食事 白飯、鯉コク、目刺し、新ジャがの木の芽和え、香の物

●水物 蓬アイス、紅茶ゼリー、びわ、苺、岩梨
甘味はフルーツ本体のみで、紅茶味を最大限生かした大人味

この日は総勢14名ほどのツアー団体客が来て
なかひがしさんは大忙し。
旗を持った添乗員を先頭に、ドドドと入店してきたのには正直驚きました。
鮎は事前に焼いておいた物を温め直したりで
いつもとかなり勝手が違う。日が悪かったな。。。。。  


【平成24年1月 8度目】
いつもは質素な店先に、白い大きな暖簾がかかりお正月気分。
何度も来てますが、やはりいつもと違う高揚感。

●八寸
塗りの箱の蓋は絵馬型の杉板。
その上にムカゴ、黒豆、からすみ、煮蛤がささった大王松。餅花に模してあります。
辰の文字入りぐい飲みには蕗の薹、蒟蒻、土筆の白和え

今年は中東さん年男だそう。「48歳になります」と今年最初のギャグ(笑

塗りの箱の中には風干し子持ち鮎、六文銭に模した堀川牛蒡
金柑、揚げ筍、揚げ栗、結び紅白なます、味噌卵黄を挟んだ白蕪


鮎は伊勢神宮でお正月に奉納される目出たい魚。

●椀物
むかごの自然薯団子、大根、人参の白味噌仕立て
芹を散らして

●焼き物
鯉のつけ焼き、雪割蓮根、氷餅、鱗の甘露煮
鯉が焼き物で出てくるのは1月だけ。
丁寧に骨を除いて、じっくり焼き上げてあります。

●お造り
氷見の寒鰤、自然薯、辛味大根、ポン酢ジュレ、粉末醤油で
添え物4種をぐじゃぐじゃっとかき混ぜて食べると
何て美味しいんでしょ!これだけでお酒が進みそう♪

●焚き合わせ
北山のイノシシ、杓子菜、頭芋の揚げ団子
飛龍の素晴らしい蒔絵の椀で。
イノシシから濃厚な旨味が出たお出汁は温まる★☆★★

●強肴
シャラン産鴨の炭火焼き、人参コンフィ、黒大根、辛味大根
冬場の鴨は脂が乗り、しっとりした旨味をたたえてます。

●食事
ブロッコリー、カリフラワーのすぐき酢
おから
目刺しとおくどさんで炊いた白ご飯
香の物


●水物
橙ゼリー、酒粕シャーベット、冬苺、苺
橙をユズリハに載せて、「代々譲る」で締めくくり。

いつ来ても楽しいなかひがしさんですが、冬のお料理は根菜は滋味深く
肉、魚は脂がのり一段と美味しい。


【平成23年8月 7度目】

前回3月は事情があって、涙の欠席(T_T)
なのでちょっと久しぶり。いつもの8400円コースにエビス。

●八寸
蕪のへしこ挟み、ささげ、ホオズキの中に茄子の枝豆射込み、
オクラの醍醐まぶし、とうもろこし寒天寄せ、あかざと百合根、ほぐした塩鱈、
ささげ豆、びわますの寿司(実山椒入り)

この日は旧暦の七夕。梶の葉の上にお料理が盛られています。
平安時代には笹や竹じゃなく、梶の葉に七夕飾りを飾りつけていたとか。


小鉢 イタチ胡瓜、胡麻豆腐に胡瓜のすり下ろし
昔胡瓜は黄色くなるまで完熟させて食べていたそう。
黄色く大きな胡瓜はイタチに似ているから名が付いたとか。
お出汁をたっぷり吸った黄瓜はトロッとして冬瓜のように美味しい☆★☆

そばがき。おくら、モロヘイヤ、長芋、海苔と
ネバネバ三兄弟で夏ばて防止♪

煮えばなのご飯

うるかを塗って焼いた鮎の風干し、万願寺とうがらし、トマトを煮詰めたもの

●:鯉の洗い、赤紫蘇ジュレ、梅、茗荷、花オクラなど 
 比良山荘の鯉の洗いは直球勝負だけど、なかびがしさんのは変化球。
 いろんな味わいのハーモニーは楽しい☆★
 このガラスの器はボヘミアングラスでキツネと薄柄は正倉院由来のものとか。

茄子の蒸し焼き、白味噌、茄子の皮の揚げたの、かぼちゃといんげん
 これ美味しかったよ~☆★☆

美山の鮎塩焼き 
 いつも焼き物は鴨を頼むんですが、今回は鮎で。
 安曇川の物より大振り。なんと早くもちょっと卵を孕んでました。
 大将曰く「初産ですな」。
 笹の葉の絵柄に、傾斜のついた皿は蓼酢がキレイに奥に収まってます。
 鮎専門皿ですね。

錦糸瓜、ドイツ豆の酢の物

メインディッシュのめざしとごはんセット

バジルと豆腐のアイス、まくわ瓜、真珠豆、井戸水のジュレ、トマトのソルベ

今回は中東家のグローバルな活躍のお話し、いろいろ聞けました。
長男さんはしっかり厨房でお父様の補佐、次男さんはセントレジスのラ・ベデュータで料理長。
三男さんはマンハッタンで精進料理屋さんをされているそう。
しっかり料理人のDNAが伝わっていて素晴らしい♪

なお10月末には東京のベージュでアラン・デュカス氏とのコラボで
ナイフとフォークで戴く草喰料理」なるイベントがあるそう!
私は東京には行けないので、こっちでもそれやって下さいよ~ってお願いしましたが(笑


【平成22年10月6度目】
10月も最終、急に冷え込んだ日でした。
店の中は一転、満席の熱気と温かいいつものお店の方々の笑顔。
ミシュランの☆が1個から2個に増えて、お祝いを言おうかと思いましたが
全然そんなの関係ない雰囲気だったのでや~めた!(笑

今回は8400円のコース。
まずエビス、次に「英勲」の冷やを戴きました。

八寸 【揚げ栗・玉蜀黍の寒天寄せ・祇園豆の醍醐まぶし・戻り鰹の燻製・焼黒豆
     黒皮茸の天ぷら・小蕪の味噌挟み・むかご入りのおこわの笹巻き
    ガラスの器の中には黒豆の枝豆と柿、きな粉酢 】

 戻り鰹の燻製は旨味がこれでもかってくらい凝縮!美味しい。
 黒皮茸、非常に珍しい物で木耳のよう。
 栗名月(または豆名月)を祝って、焼黒豆と揚げ栗も。

椀物 【猪口茸(ちょこだけ)と小芋】    
  しめじの仲間のようです。いつもながらこちらの白味噌は美味しい。

焼き物 【鮎味噌幽庵漬の笹巻き焼き・茹で落花生・赤万願寺と万願寺・ポップライス
 盛りつけがすばらしい!青万願寺で赤万願寺を挟み熨斗を表現。
 雀のようにお米をついばんで下さいとのこと。はい一粒一粒戴きました。
 鮎は子を腹一杯孕んでます。笹の良い香りに包まれ、今年最後の鮎を戴きます。
  
お造り 【鯉の細造り・生姜のソルベ・間引き菜
 紫蘇風味のお醤油をかけてぐしゃぐしゃとかき混ぜる。
 生姜の清涼感が鯉の清澄さを更に引き立てる。
 この鯉今までで一番!と同行した友だちとも肯きあう。

炊合せ 【小豆を射込んだ蓮根・虚無僧茸・蕪の葉
 今まで食べてた蓮根は何だったんだってくらいほこほこ。
 小芋のようです。

強肴 【フランス産鴨の炭火焼
 笹ガレイとの選択ですが、ほとんどの客はこの鴨が楽しみ♪
 もちろん私たちも。表面の香ばしさ、レアな風味を残し旨味を蓄えた赤身。
 言うまでもなく美味しーーーーーーーい!!!

止め肴 【大根葉と大根とお揚げ
 サッと煮た煮浸し。お揚げさんをこんなに細く刻めるなんてすごい。

食事 【白米・目刺し・香の物・小鉢
 なかひがしさんのご飯はいつも美味しいけど、10月のは格別☆
 小鉢が幾つかありましたが、ごめんなさい忘れました…

水物 【代白柿と人参葉のソルベ
 京都名物ですが、実際は奈良産とか。
 超完熟柿です。もうほとんどジャムのようにねっとり。

俳句を嗜まれている方なら、こちらは堪らないでしょうね。
季語に因んだ食材がいつも満載。
私はあいにくそちらの素養は全くありませんが、
それでも季節を感じながら戴くお料理は格別です☆☆☆

今回も大将は絶好調。新作満載の日でした。
(白ご飯)(目刺し)ショォィル(山椒オイル)」と指さしながら
食べ方を説明(笑

次回は3月。「またお願いしますね~」とお店を後にする私たちに
「良いお年をお迎え下さい(^o^)」だって。
ちょっと気の早いお茶目な大将でした。


【平成22年5月5度目】

天候不順で初夏の陽気とは言いにくいこの頃。
けれど、なかひがしさんのお膳は確実に春から夏への移ろい。
小食のメンバーがいたので、今回は6300円コース。
エビスと英勲(冷)で。

 八寸 【鯖寿司の粽仕立て・稚秋刀魚・新鰹なまり節・虎杖のとろろ昆布巻
      葉山葵、アスパラ、タンポポの小鉢・虎杖の煮汁の寒天寄せ
      空豆の醍醐まぶし、破竹の山椒詰め、蕗の焼き湯葉巻き】
端午の節句なので、菖蒲とヨモギの束が上に置かれてきます。
菖蒲は剣、蓬は薬を表すことから
「強く優しく」という親の願いが込められているとのこと。
小鉢にはまだ白い苺が一かけ。「イチゴ白書」との説明。
確かに甘酸っぱい青春の味の小鉢でした(笑)

 和え物 【擬宝珠、虎杖の白和え】
擬宝珠とは新芽が巻いている状態が橋の欄干にある擬宝珠に
似ていることから名付けられたそう。

 椀物 【新タマネギと莢豌豆の白味噌仕立て】
いつもながら、こちらの白味噌は美味しい♪
 
 焼き物 【イワナの塩焼き・ノビル酢で】
解体新書」って言われるとおり、骨をキレイに抜いて
煎餅のようにパリパリに焼き上げてあります。
葱坊主が振りかけられています。小さくてもしっかり葱の味。

 造り 【鯉のへぎ造り・鱗の甘露煮・皮湯引き、煮こごり】
ノビルを刻み込んだ大根おろし、カラスノエンドウ、虎杖水車の中央に
クレソンの花、軸を巻いた二十日大根など他所のお店では
絶対見られない手の込んだ季節感が表現されています。
また合わせ醤油は特製で非常に美味。

 炊き合わせ 【稚鮎・破竹・虎杖】

 止め肴 【焼き椎茸・水菜・レタス】
自生の水菜は味が濃く力強い。

 食事 【白飯・莢豌豆と人参の白味噌和え・葉山葵と鰯の佃煮・香の物】
佃煮も白味噌和えも美味しかったです。

 水物 【胡麻豆腐アイス・イチゴ】
しっかり胡麻と豆腐の味でした(笑)

今日同席したお客さんで通常の懐石と勘違いされている方がおられました。
「草喰」と銘打ってられる意味をよく認識してから来ていただけたら、と
残念に思います。


【平成21年12月再訪】

通算4回目です。どうしてこんなに気に入ってるのか。
まず八寸の魅力。ここまで季節感を再現してる八寸は希有でしょう。
それと草の根,鯉の鱗まで食材として無駄にしない精神。
派手さはないけれど,今は失われた日本の美徳が身にしみます。

 八 寸 【締め鯖の昆布巻・戻り鰹の山椒煮・林檎と鹿燻製・ブロッコリーの氷餅
     焼き黒豆・南瓜と金時豆のカボス釜・栗煎餅と栗餡の山茶花見立て】
赤・黄・緑の彩りもキレイなカボス釜。若狭鯖や美山鹿の美味しさは言うまでもなく。
ブロッコリーは雪を被った木々を表現。

 お凌ぎ 【からすみ・銀杏・零余子の飯蒸し】
あっさりした飯蒸しにからすみが良いアクセント。

 椀 物 【天然なめこ・大根・人参・茗荷の白味噌仕立て】
奥様のご実家の白味噌はこちらの定番。冬場は酒粕も入ります。

 造 り 【鯉・皮の湯引き・煮こごりを日野菜おろしで】

 焼き物 【鰆の朴葉蒸し焼き・蕪の味噌挟み・海柑】
鰆は幽庵焼きならぬ,海柑汁に漬けた「海庵焼き」とは大将の命名。
海柑とは徳島産で蜜柑とカボスを掛け合わせた物。

 煮 物 【焼き堀川牛蒡・揚げ里芋・金時人参・大根・杓子菜の柚子味噌田楽】
最後野菜から出た煮汁をお猪口で戴くのですが,滋味溢れた逸品。

 強 肴 【鴨ロースの炭火焼き・九条葱】
ボジョレー・ヌーボーの時期の鴨は適度な脂の乗りで最高に美味しい☆☆☆

 止め椀 【蕪の酢漬け・菊菜煮浸し】

 食 事 【白飯・沢庵の贅沢煮・香の物】
贅沢煮とは,そのまま食べられるのにわざわざ一手間かけることから。

 水 物 【冬苺・人参葉シャーベット・柿ジュレ・林檎】
冬苺の赤と人参葉の緑がクリスマスを思わせる。

尚来年4月からコースそれぞれ千円ずつ値上げするとのことです。 


【平成21年7月再訪】
定例化した「なかひがし」訪問です。
飲み物は「エビス」。

八寸 【子秋刀魚の日干し・タニシ・揚出茄子の枝豆射込み・鱧飯寿司
     莱と玉蜀黍の煮浸しに鱈でんぶ・オクラの醍醐まぶし】
こんな可愛い秋刀魚初めて!
揚出茄子の枝豆射込みは先日テレビでも紹介されていた7月の定番です。
面白かったのが鱧飯寿司。
修行僧がただの白ご飯と偽って食べていたとか。確かに白くて判りません!
醍醐は牛乳を精製した貴重な物で醍醐味の語源になったものとか。

和え物 【子芋の荏胡麻和え・大葉と穂紫蘇を添えて】
荏胡麻は胡麻ではなく紫蘇の仲間でαリノレン酸をたっぷり
含み健康食品です。

椀物 【枝豆豆腐と新じゃが千切りの白味噌仕立て】
こちらの白味噌汁は本当にまろやかで美味しい。
夏はすっきり甘味を控えめにされてます。

造り 【鯉のあらい・夏大根シャーベットと実山椒】
写真取り忘れ(涙)鯉の身は湯にさっと通すことで桜色になるとか。
実山椒と夏大根のピリピリ感が心地よい刺激。

焼き物 【鮎の炭火焼き・蓼酢で・トマトのコンフィ・ズッキーニ】
彩りもキレイ。鮎は頭から丸ごとキレイに戴きました。

蒸し物 【蒸し賀茂茄子の白味噌田楽・インゲンと南瓜添え】
茄子の剥いた皮は素揚げにして飾りに。白味噌の美味しいこと♪

強肴 【鴨の炭火焼き・梅肉だれ・実山椒とオニオンスライス】
季節に合わせて塩加減焼き加減を変えられてます。
今回は表面かなり強火で炙られていて芳ばしい。

小鉢 【錦糸瓜の素麺風】
しゃきしゃき感が食欲を増します。

食事 【目刺しに白ご飯に香の物】
今回新兵器が。山椒オイルで目刺しを食べたのですが,
目刺しの塩気をオイルがまろやかにしてまた別物の美味しさ!

水物 【紅茶ゼリー・抹茶豆腐アイス・真桑瓜・ブルーベリー・柑橘】
お皿の下に葵の葉が3枚敷かれてます。
昔祇園祭の頃の京都の町には葵がわっさわっさ生えていたとか…

【平成21年2月再訪】

今回は食材がうま味を蓄える冬料理ということですべてが想像以上の美味しさ!
7350円のコースで。
底冷えする日だったので,ビールの後は立山を熱燗でぬくもりながら…
お料理の味を消さない柔らかな口当たりの良さです。

八寸 【牡蠣しぐれ煮・鰯の燻製・蕗の薹と蒟蒻と山菜白和え
     菜の花胡麻和え・射込み芋・赤蕪と白玉の椿見立て】
  赤蕪と白玉は可愛くてため息。赤蕪は酢締めで中に柿ジャム。
  白和えには土筆が飾られ,芽吹く春の気配を。
  節分に欠かせない鰯の燻製は旨味凝縮~♪
  射込み芋は頭芋と茸を炒め柚子に射込み蒸したもの。

椀物 【栃餅,大根,人参,芹など野草の白味噌仕立て】
  酒粕も少量入り温まります。栃餅は風味豊かで大好き。

焼き物 【西京味噌漬け鰆の杉板焼きに雪輪蓮根を添えて・鯉の鱗の佃煮】
  杉の匂いが香り立ちます。鰆も本当に美味しかった!
  鯉の鱗少々驚きましたが,山椒がよく効き意外にいけました。
  なにより食材の全てを無駄にしないという精神が素晴らしい。

造り 【鯉に日野菜おろしとポン酢ジュレ添え】
  湯飲みに入り登場。短冊の鯉はおろしとジュレがよくなじみ,
  9月の鯉よりずっとうま味が染み込んでました! 

焚き物 【牡丹鍋・九条葱・堀川牛蒡・里芋など】
  厳選された猪はもちろん臭みは全く無く,よく噛みしめる内に
  山の滋味が溢れ出てきます。お出汁もいいお味。

強肴 【フランス産鴨の炭火焼き】
  笹ガレイとの選択ですが4人全員鴨で。
  この時期の鴨は脂がよくのり,ミディアムレアの柔らかいお肉から
  ジュワッと旨味が口に溢れ出ます。感涙もの!

和え物 【水菜と薄揚げの芥子酢味噌和え】
  筋っぽさとは無縁の柔らかな水菜が美味い。

白ご飯とおかず3種と香の物 【目刺し・おから・ブロッコリーの胡麻和え】
  こちらのご飯は「ひとめぼれ」とのこと。おくどさんとの相性が一番とか。
  もちろんお代わりしてお焦げをゲット。

水物 【苺にグレープフルーツのゼリー】

月初なので次回の予約は余裕と思いきや
またまた7月の日曜日は1日だけしか空きが無し。
ここでおやじギャグ一発。「この日カウンターはいけますか?」と私。
「その日はカンターに取れます。」座布団1枚でした(笑)

【平成20年9月初訪】 

字数制限にひっかかりましたので、日記に本文は移しました。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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2位

啐啄 つか本 (祇園四条、京都河原町、三条京阪 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2014/08訪問 2014/09/01

爽やかな色気を感じさせる店主

【平成26年8月再訪】
こちらはとても、思い出深いお店です。
食べログを始めてから初めて夜祇園したお店だから。
お料理もさることながら塚本さんのお人柄に魅了されて、夜祇園割烹にはまるきっかけに。
あれから少しながら経験を積み、その認識が変わらないかを確かめたくて、4年ぶりに再訪しました。

第一弾の5時スタート組でした。
やはり当時よりは若干値上がりしてますが、他店に比べその上げ幅は小さい。
梅酒のソーダ割りで18000円の支払いでした。(ワインは置いてません)

イチジク白和え、酢橘のジュレ

紫蘇とチーズを巻いた鱧フライ、コーン

鰯の梅煮
よく肥えた鰯

コロのお椀、冬瓜と新牛蒡
白味噌仕立て椀大好き♪☆★

グジの湯引き、アサウリの昆布締め、山葵酢で
私は今回、これが一番美味しかったな~★☆★☆★
グジの旨味が炸裂してました!

淡路島の赤ウニの寿司

冷やし賀茂茄子

丹波牛のフィレ、低温調理、タマネギ下ろし

淡路の鱧シャブ
塚本さんは韓国産は使わないそうです。
やや淡泊な淡路の鱧は上品☆★☆

鯖と鯵の握り寿司
昆布締めして寝かせた鰺は今まで食べた中で最高★☆★
もう1貫お代わりしました^^

ハモ出汁の煮麺
腰のあるつるんとした煮麺は出汁の美味しさと相まって
もう一杯お代わり(笑☆★☆☆

枝豆とジャコのご飯
煮麺と比べるとジャコに若干癖を感じ、今ひとつかな。

アップルマンゴーと白桃

女性に人気との評判通りで、この日の同席は女性4人対男性1人でした。
常に客の動向を気に掛けている様子は相変わらずで、
お腹の膨れ具合の様子伺いも一度ならず二度三度。

ゆったりした気分で過ごしたにもかかわらず、お店を出たのがまだ7時。
外が明るいのにビックリ(笑
中身の濃い2時間でした。
表で7時スタート組が待ってましたが、やはり女性が多数でしたね。

この時点で次回予約可能時期は12月ということだったので、
2回転(3回転?)してる分、三多さんよりはマシかな~(^^;)

前回は初夜祇園だったので、舞い上がり
評価バブルもあったけど、やはり良いお店であることは間違いありません。


【平成22年4月訪問】
こちらも予約が大変です。
カウンター8席のみで、夜だけ営業。常連率が非常に高い。
実は2ヶ月以上前からの予約でやっと滑り込めました。
ミシュラン一つ☆です。

4月の祇園南側は都をどりの真っ最中で一段と華やか。
赤い提灯が連なる路地にさりげなく暖簾が。
店内狭いけど、カウンター向こう側の坪庭が
奥行きを感じさせ、閉塞感はありません。

1コースのみで1万4千円。多少変動があるようです。
お料理の写真はNGということ。
飲み物は梅酒ロック(450円)。

先付 【蛸と筍とこんにゃくの木の芽和え】
 木の芽和えの緑色が目にも鮮やかな春爛漫の一品。
 
揚げ物 【琵琶湖の稚鮎、タラの芽】
 二品目に揚げ物は珍しい。
 稚鮎は餅粉のふんわりした衣。カラリと揚がり両方美味しい。
石垣島の雪塩で。
 
椀物 【蒸し鮑・胡麻豆腐・若布】
 鮑はもちろん柔らかい。お出汁は鰹が若干勝ったタイプ。
 体に染み通る美味しさ♪蓋の桜模様も歓声が出るほどきれい♪

向付 【桜鯛、白子、うるいのお浸し】
 きれいなピンクの身と真っ白でプルプルな白子。
 淡路島付近で取れた鯛はいかなごをたっぷり食べて脂のりまくり。
 白子はおろしポン酢。鯛は本わさびとお醤油で。

お凌ぎ 【鯖寿司orウニ丼】
 舞鶴の鯖か淡路島のウニの選択。
 迷ったけど今回はウニで。生海苔とわさびと混ぜて戴くと
 口の中に海の滋味が広がる。

炊合せ 【鯛の子・蕗・筍】
 鯛の子も実に美味しい。
 色合いも非常にきれい。木の芽がたっぷりです。

焼き物 【桜鱒or鴨ロース】
 この時期は当然桜鱒でしょ!串を打ち、炭火で表面こんがり
 中はレア。絶妙な塩加減であまりの美味しさに、思わずうなります。
 大根おろしがたっぷりかけられ、上には花山椒。

煮物 【あぶらめのおろし煮】
 あぶらめを唐揚げにして、大根おろしでさっと煮。
 これ以上は無いと言うくらい脂が乗ってプリプリ。

食事① 【お蕎麦】
 実はお蕎麦か鯛飯の選択だったのですが、両方お願い(笑)
 塚本さんのご実家は関東でお蕎麦やさんをされています。
 蕎麦つゆは実家より甘めにされているとか。
 極細に切られ、外一で腰が凄い!
      
食事②  【鯛飯・赤出汁・香の物】
 土鍋で炊かれます。薄味で鯛の旨みを最大限に生かした物。
 さすがにお代わりは無理~お腹いっぱい。
 
水物 【ピーチマンゴー、苺、八朔?ジュレ】
 甘い甘いマンゴーに爽やかな柑橘系ジュレが最高♪

塚本さんはウマーさんも書かれているように
爽やかで謙虚な方。
どんな客にも分け隔て無く笑顔。会話もお上手。
お弟子さんもご主人譲りで、とても好感度高い!

私が特に心惹かれたのは、美しい手
なめらかで清潔感があって優雅な動き。
今までカウンターで包丁を握る手を何度も拝見したけど
色気まで感じたのは初めて。

啐啄同時」の額が壁に飾られています。
雛がふ化するときに内側からくちばしで
殻を破ろうとする。それを親鳥が同時に外側から助ける。
絶好の機会、瞬間を意味するそうです。

そのような思いから、店名に冠せられたとのこと。
旬の食材と客がお料理を通じて出会う瞬間を大切にしたい
ということでしょうか…そんな店主の思いがしみじみ
伝わってくる佳店です。

      ✿ฺ ♡ ✿ฺ ♡ ✿ฺ ♡ ✿ฺ ♡✿ฺ ♡✿ฺ ♡ ✿ฺ ♡ ✿ฺ ♡ ✿ฺ ♡

お料理の写真の代わりに、満開の桜を載せておきます。
これは円山公園の穴場。
喧噪が嘘のように静かな場所です。
夕暮れ時は幻想的で特に美しい。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • 円山公園の穴場♪

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3位

レストランRyu (漕代、斎宮 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2010/12訪問 2010/12/18

MY BEST2010に入れました!

【平成22年12月再訪】

6月に行ったとき「12月か1月に来て下さい」とのお誘いを受け
その時を首を長くして待っていました。
シャロンさんのお誕生会の前日だったのはすごい偶然!

お店に入ると雰囲気が微妙に変わってる。
テーブルクロスがかかっていて、高級感が増しましたね。
それにメニューが無くなってました。
その日の食材、シェフの創意工夫を生かすため
日々変わるからとのこと。
雰囲気☆3,5→4にUP

今回はスペシャリテのパイ包み焼きを戴けるディナーの
松阪牛&世界三大珍味のフルコース(8000円)をオーダー。

座った時から気になっていた白くて丸い2個の塊。
ロウソクでもないし、芳香剤でもないし…
スタッフさんが来て謎が解けました。
ハーブティを注ぐと膨らんでおしぼりに変身!

岩戸の塩ゼリー寄せ、キャビア添え
ベルーガの最高級のキャビア。
今まで食べてた黒くて小粒のキャビアとは風合いが全く違います。
岩戸の塩とは夫婦岩のある二見浦の海水から作った塩だそう。

大根と豆乳のカプチーノスープ
優しくて体を芯から温めてくれる。
大根の風味がしっかり感じられ美味しい♪

松阪極み豚の煮込み、ケークサレ
とことん煮込まれ軟骨までトロトロ。
その表面をしっかり炙ってあるので、パリッとした食感と
トロッとした滑らかさを両方楽しめる。
塩気の効いたパンケーキがアクセントに。

レモンの泡ドレッシング、明和町産&自家菜園の野菜サラダ
このスタイルは定番なんですね。
でもカクテルグラスはかき混ぜ難いんですが~(^^;)

フレッシュトリュフのチーズリゾット
これを待ってたんです!!!
目の前でシェフがたっぷりトリュフをスライスしてくれます。
目眩がするほど良い香り♪
この匂いだけでご飯3杯食べられますって(笑
6月のリゾットも十分感激したけど、この衝撃を知ってしまうと…

鯛のソテー、牛蒡のペースト&燻製の香付き松ぼっくり
松ぼっくりも食べられるのかと思いました(笑
右手で松ぼっくりを持って匂いを嗅ぎながら
鯛を食べて下さいとのこと。
こういう遊び心が楽しいんですよね♪
でも本音を言うと、鯛以外のお魚も食べてみたいな。
次はシェフお願いね!

口直しのみかんのグラニテ
顆粒状でビックリ。特殊な機械で作るそう。

王様風松阪牛とフォアグラのパイ包み焼き
焼けた石がジュージューとソースを沸き立たせます。
本当は私鹿肉で食べたかったんですが、ジビエが一切ダメな
妹と行ったので、松阪牛をチョイス。
パイがパリッとキレイに焼けているのは感動的な姿☆
複雑に溶け合った旨味ソースは絶品です☆☆☆

ただフォアグラの脂と松阪牛の脂がダブルで濃厚で
途中からちょっと食べにくくなりました。
これ、淡泊な鹿なら最後まで美味しく食べられただろうな~

紫芋のモンブラン
キレイで感激。繊維など全く感じさせない丁寧に裏ごしされた
紫芋の優しい甘さ、中からほっくり甘い栗、ほんのり苦みのカラメルアイス
贅沢なデセールでした♪

ムジカの紅茶、バタークッキー、クラシックショコラのスティック

美味しいだけでなく、いろいろ手品のように
楽しい仕掛けがあるのが、やっぱり特別なレストランって思う☆
ただ一点、やっぱり鹿肉で食べたかったなぁ…
来年の冬はジビエOKなメンバーと行くぞ(^^)/

【平成22年6月訪問】

新名神が開通し、北摂からのアクセスもグッと良くなり
以前より近くなった三重。
dod1972さんやにこらうすさんのレビューをお読みして
行ってみたい度マックスになり遠征してきました。

オープンキッチンが非常に目立つ構造の店内。
忙しそうに調理されている黒づくめの小倉シェフが目に入ります。
ほか奥様と女性スタッフの計3名。

dodさんが羨ましがらせてくれたミスジのステーキを戴ける
松阪牛ランチコース(5000円税込み・サ無)を半月前より
お願いしておきました。
まず本日のお肉のプレゼンテーションから。
何と年に数回しか入らないという
A5等級の牛が入手できたと
満面笑みのシェフ。

パバロッティやドミンゴのテノールが響き
ドラマチックな期待が高まります。

飲み物はネーミングも楽しい【フラン酢500円】
オレンジとブドウジュースにフランボワーズ酢がかかってます。
3層からなるカラフルな美しいジュース。

白ワインビネガージュレ・ディル添え
スプーンにのせられて可愛く登場。
程よい酸味の中に甘みも感じられ柔和な味わい。
ディルの香りが心地よい。

手長海老・じゃが芋のカプチーノ
海老の旨味が濃厚♪美味しい!
3本ラインのお味噌をちょっとずつ溶かしながら
マリアージュを楽しみます。

フロマージュ・ド・テート、蒸し鶏・赤紫蘇エスプーマとサラダのカクテル仕立て
*フロマージュ・ド・テートのゼラチン部分の透明感が
素晴らしい!きれいな大理石模様です。
お味の方も透明感と旨味が両立しています。
マスタードベースのソースを添えて。

*蒸し鶏は燻製にする手前。そこにシェフが注射器で燻製の香りの
エッセンスを注ぐと燻製味に早変わり。楽しいです♪

*赤紫蘇エスプーマはむせますよとのシェフの注意入り。
爽やかで私は全然OK。ハモンセラーノのスライス入り。
人参や大根がネット状にカットされ、エスプーマとよく馴染みます。

*ハモンセラーノを混ぜ込んだプチパン付き。
小さな丸木にピンで打たれ、見せ方も面白い。
 
黒トリュフのチーズリゾット
これもとても楽しみにしていたもの。
香り豊かで、メンバー全員「美味しい!」の言葉しか出ません☆

鯛のソテー・トウモロコシのソース
企業秘密の火入れらしいですが、皮はパリパリ
身はしっとり旨味を蓄え感激の美味しさ。
ronjeremyさんも書かれていましたが、カモミールを
パンと叩き、香りを出すとほんと味わいも変わります!

伊勢茶のグラニテ
しっかりお茶味。さっぱりします。
「龍」の字が印刷された遊び心のある容器で。

フランス産小麦のパン
味わいに乏しく、今回唯一好みじゃ無かった。
シェフは日本料理の白米と位置づけられているので
ほぼ最後に出されたようですが、それだと香の物、赤出汁的
なものが必要かと。
ル・シャルボン」のようなスタイルを検討されてもいいのでは?と
思ってしまいました。

松阪牛のミスジとイチボのステーキ
*ミスジは片面だけをしっかり炙り、ミディアムレアの仕上がり。
英マルドンの塩と南仏産ピンク・ペッパー等香辛料をのせて。
肉汁は一滴もお皿に滲み出ることなく、しっかり閉じこめられてます。
口に入れた瞬間、舌の上で赤身の旨味とサシの豊かさが溶け合い
うっとりする美味しさ☆☆☆

*赤身のイチボ。ミスジがとろける食感を楽しむとすれば
こちらはややしっかりした濃厚な旨味。うんどちらも絶品。
A5等級の松阪牛の美味しさは半端じゃない!

*付け合わせの6種の野菜もすべて調理法を変え、手が込んでます。
特に美味しかったのはキャベツのザワークラウトと煮たズッキーニ。

ムジカの紅茶(イングリッシュブレックファースト)】
ミルクに一番合うということで選ばれてます。
こちらの飲み物は紅茶のみ。

スワン形シュークリーム、クラシックショコラ、カラメルアイス載せクラシックショコラ
この中ではカラメルアイス載せクラシックショコラの冷温楽しむ
のが良かったです。

こちらの魅力は三重の食材を最大限生かした地産地消スタイル。
良心的価格で、想像を遙かに超える洗練されたお料理。
またシェフと客の距離が近いのも私は好き。
お料理の説明をシェフ自らして戴けるのですが
そこからポリシーが見え隠れして魅力的です。
大阪で働かれた時代、茨木にお住まいだったと伺い
俄然親近感が湧きました。

「スペシャリテは?」とお聞きすると「鹿肉とフォアグラのパイ包みです」と。
それと「チーズリゾットの黒トリュフは冬場はフレッシュな物が
提供できるので、ぜひ12月か1月に来て下さい」とのこと
もちろんメンバー全員冬にも再訪すること誓い合いました♪
近所に住んでいたらronjeremyさんのように毎月でも伺いたいところですが…

  • 岩戸の塩ゼリー、ベルーガのキャビア添え
  • 大根のカプチーノスープ
  • 松阪極み豚の煮込み、ケークサレ

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4位

行楽庵 (粟津、瓦ケ浜、瀬田 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥5,000~¥5,999

2010/10訪問 2015/09/30

滋賀の友だちも唸ったお料理の数々☆

ウィーンさんやウマーさんのレビューが印象的だったので
第一目的地の安土城址からはちょっと遠かったのですが、
南下してこちらへ行ってみました。

外観はよくある幹線道沿いの和食屋さんといった趣。
店内は思ったより落ち着いてます。
静かにジャズが流れてました。

ランチは3600円と5000円(税別・サなし)の2コースです。
後から詳しく書きますが、絶対5000円コースの方が良い!
お値段の差以上の差があります。

まずは日本酒の杯でご挨拶。
車の私は形だけ。

先付 【無花果のピーナツだれ
 無花果の葉が蓋がわり。ピーナツは濃厚で風味豊か。
 ピスタチオが散らしてあります。

お凌ぎ 【柴漬けと大葉の飯蒸し
 柴漬けの酸味が爽やか。

小鉢 【帆立の山かけ
 たっぷりトンブリが入ってます。
 帆立も出汁醤油でしっかり下味。

蒸し物 【鱧と松茸の土瓶蒸し
 終いの鱧はほろほろと柔らかい。
 松茸、銀杏、鶏、胡麻豆腐と具だくさん。
 出汁はまろやかで優しい味。美味しい☆☆☆

焼き物 【天然真鯛の兜焼
 大きな頭です!アラ煮のような甘辛い濃厚なタレがかかっていて
 隅から隅まで戴きました♪山椒もよく効いてます。旨い!

向附 【炙りトロ・サーモン・鯛
 文字通りとろけるトロでした。

炊き合せ 【飛竜頭・水菜・シメジ
 こんな具だくさんの飛竜頭は初めて。
 海老、木耳、銀杏、百合根…リッチで食べ応えあり。

食事 【雑炊菊花仕立て・香の物
 菊の花びらがふんわり開くよう薄い葛仕立て。
 結構ご飯は多めですが、美味しくて完食。

水物 【コーヒーゼリー、黒糖のケーキ】 
 濃いコーヒーゼリーに下ろし柚子皮。口に入れた後
 柚子の香りが鼻に抜けます。面白い!

まず、驚いたのが器の素晴らしいこと
焚合わせの蓋付椀は九谷で江戸末期の骨董物。
「お昼からこんな良い物出されるのですか?」と驚くと
「テンションが高い時は出しちゃうんですよ」と笑う女将さん。

水物の塗り皿も人間国宝を辞退された作家物。
急須も信楽の著名作家の物とどれもこれも素晴らしい!

お料理はもちろん言うことありません。
どれも量は申し分ない、お味は塩梅良く、美味しい。
内容もバラエティに富んでます。

ご主人は皆さんが書かれているように、大阪の料亭で腕を振るわれた増田廣行氏。
名刺の裏には肩書きがずらり。
メディアへの露出は極力断られているとのこと。
「春、初めて家庭画報の取材を受けまして……
 東京や名古屋からお客様が来られるようになりまして」と
おっとり話される女将さん。自信とゆとりが感じられます。
気さくでお話し好き。楽しかったです♪

もったいないのは立地で損をしていること。
あまりに車の往来が多い幹線道路沿いなので
雅な雰囲気に欠けます。

前述した5000円コースと3500円コースの違いは
鯛の兜焼と土瓶蒸しが無く、ご飯も白米になるとのこと。
楽しみ半減でしょ!

同行した堅田の友だちはすっかり気に入った様子で
「●さん(私)と行ったお店の中でナンバーワンやわ!」と言っておりました(笑
(ちなみに彼女、家庭菜園を持ちお料理にうるさい)


  • 【先付け】無花果の葉が蓋代わり
  • 【先付け】無花果のピーナツだれ
  • 【お凌ぎ】大葉と柴漬けの飯蒸し

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5位

トラットリア イル ピスタッキオ (茨木 / イタリアン)

2回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 ¥3,000~¥3,999

2019/10訪問 2019/11/10

シェフのシチリア愛はブレない

茨木で働いていた頃は、気に入ってせっせと通いました。
最初は、魚介と肉類をバランスよく提供されていましたが、
途中から春・夏は魚介オンリー、秋・冬は肉類オンリーにメニュー変更。
春・夏メニューは経験しましたが、秋・冬メニューを気になりながら
またもや7年経ってしまいました。

◎3950円
(税込み、コペルト込み、ミネラルウォーター込み)
ミネラルウォーターはガス入り、ガスなし選べます。
イタリアのサン・ベネディット1500mlボトルが二人に1本ドンと。

・前菜5皿①マッシュルームのインサラータ
      フレッシュなマッシュルームがたっぷり。ルッコラとチーズを添えて。
     ②豚肉と茸の自家製サルシッチャ
      プリプリというよりブリブリの迫力。ジューシーで旨い☆☆
     ③鶏手羽のフリット
      お肉はホロっと身離れ良し。衣はスパイシー。
     ④茸のカルトッチョ
      紙包焼きのことだそう。茸とトマトとチーズの旨みを吸い込んだ
      パン粉がたまらん☆☆
     ⑤茸のズッパ
      ベーコン、玉葱、茸に、クルトンと呼ぶには大きすぎるパンがゴロゴロ。

・パン あまり塩気を感じない、ソースを吸わせて楽しむパン

・パスタ料理 茸のオイルソース リングイネ
     30,45,60gから選べます。
     結構お腹にきてたので、45gで。
     醤油も隠し味?美味しかった☆

・メイン料理 豚肉と栗のロースト 赤ワインビネガーソース ジャガイモのオーブン焼き
     かなりのボリュームのお肉。
じゃが芋の付け合わせでお腹の余裕にとどめを刺された。

・フルーツと小さなドルチェなど 焼き栗 揚げたご飯のシロップがけ
      正式な名称忘れました(汗

・カッフェ 桃の紅茶、リモナータ、マルサーラから
      リモナータは蜂蜜の甘味が優しい☆

肉尽くしに、大きなパン、ジャガ芋、チーズなど
ヘビーな食材がお腹にドドド~ンと来ました。
私には春夏の魚介の方が合ってそう。
けど、シェフのストイックなシチリア愛は素晴らしい。
自分のスタイルにブレがない。

ただ、私がせっせと通ってた頃は2か月先まで予約満杯だったのに
昨今は空席が多いよう。ちょっと気がかりです。


【平成24年5月】
グルメ友だち7人で夜貸し切りパーティーです。
しゃべるのに忙しくて、お料理の詳細はほとんど覚えてません。
写真で判断して下さいませm(_ _)m

パワーアップしたお料理を目で舌で実感。
非常に大振りなコチ、鯛、鱸のアクア・ディ・マーレの3連チャンは
胃袋も圧倒されました(笑
初回イマイチと思ったカンノーロが実に美味しく変身していて、それも印象的。


【平成24年2月】
2月9日より営業再開されました。
ますますシチリア化された模様。
10月から3月はお肉オンリー、4月から9月は魚オンリーで提供とのこと。
早く行ってみたい~^^


【平成23年12月】
友だちより「この1週間ずっとシャッター降りてるし、夕方も真っ暗や~」って報告が
入り、ビックリ緊急調査。
シェフは2ヶ月ほどイタリアに食の原点を見直しに行かれてるそうです。
再開は来年2月9日ディナーから
どんな変貌をとげて帰って来られるか楽しみ♪

【平成22年11月夜再訪】

Savvy1月号の表紙を飾るほど注目されるお店になってます♪
今回は会社の同僚が退職するので、内輪の送別会に使わせてもらいました。
夜はアラカルトのみ。4人だと前菜2種類、パスタ2種類、メイン2種類ぐらいが
適当量とのことで、メニューに頭を突き合わせてあぁでもないこうでもない。
一人でされているというのに、種類が多いんですから~

まずはシチリアのビール(620円)とオレンジジュース(600円)で乾杯☆
ジュースのラベルの女性がセクシーで可愛い♪

前菜9種類の中から
本日の鮮魚の盛り合わせ 冷・温4人分(4000円)】お勧めメニュー
まず冷から。
*白魚のオリーブオイル *イカとトマトのマリネ
*甘エビとオレンジのマリネ *鯖とトマトのマリネ
次は温。
*わかさぎとひよこ豆のペーストのフリット
*たこのトマト煮
続々とお皿が登場するので、注文間違えたかとびっくり(笑
どれも鮮度が良くおいしい~♪ぜひこれは私もお勧めします!


農民風の前菜、生ハム・サラミなど(1800円)】
カリフラワーのコロッケ、薩摩芋の甘煮、チーズ、茸のトリフォラートなど。
農場で採れる肉、乳製品、野菜の数々。

パスタ9種類の中から
生ウニとトマトソース(2000円)】
ウニたっぷりのスパゲッティ。

ラビオリ 豚のソース(1500円)】
ラビオリの中身はリコッタチーズ。
目の前で塩漬けしたリコッタチーズをパルメザンのように
摺り下ろしてくれます。豚ミンチソースがコクがあって美味しい♪
手打ちのラビオリはもっちり。

メイン7種類の中から
フォルソマグロ(仔牛ミンチ肉・卵・ホウレン草のオーブン焼き(1800円)】
シチリアの家庭料理で、イタリア版ミートローフ。
優しい味わいです。

付け合わせとして前菜から【カリフラワーのコロッケ(600円)】
前菜で一番気に入ったので、リクエスト。
ジャガ芋と違ってあっさりしてます。

天然鯛、アオリイカ、タコ、赤海老、ホタテ貝グリル盛り合わせ(3200円)】お勧めメニュー
鯛はお頭ごと!赤海老はシチリアでよく食べられている海老だそうですが
さすがにここのは駿河湾産です(笑
レモンをたっぷりふって豪快にパクつきました!

ドルチェ5種類の中から
ピスタチオのジェラート(@380円)】
シチリアと言えば店名でもあるピスタチオ。
ピスタチオがふんだんに使ってあります。ミルクもたっぷり!
もちろん言うまでもなく美味しーーーい!

これにコペルトとして一人150円追加
コペルトは席料で代わりにパンとお手ふきがサービスされます。

この日は平日夜でしたがやはり3組で満席。
その間もクリスマス夜の予約の為に早々と来店される客もいたりで
あらためて人気ぶりを実感!

ディナーをいただいてから決めようと思ってたこと。
茨木、高槻エリアのイタリアンナンバーワン決定です。
シチリアを愛し、シチリアにこだわるシェフにエールを捧げます(^^)/


【平成22年10月昼】

オープンしてまだ2週間ほどですが、もうブレイクしているようです。
「予約で満席です」の張り紙がドアに貼られてました。
前日に電話しといて良かった~

dod1972さんより、茨木に注目すべきシチリア料理のお店が誕生
との指令が入り、早速行ってみました。
JR茨木駅より徒歩2分便利な場所です。
行ってびっくり!よく買ってたたこ焼き屋さんの隣(笑

想像以上に小さなお店。8席しかありません。
禁煙表示のプレートもカトラリーもイタリア製。
音楽は「ゴッドファーザーのテーマ」。こんなとこまでシチリアだ!

ランチは前菜・パスタ・ドルチェ・ドリンクのAランチ(1500円)か
それにメインがついたBランチ(2500円)の2パターン。
私もダンナさんもBランチで。

私はシチリアのビール「メッシーナ(630円)」軽い飲み口。

前菜 魚or肉の選択
 私は魚 【鰯とトマトのマリネ・タコとジャガ芋のマリネ・甘エビとオレンジのマリネ
 全部マリネなのですが、それぞれ酢の種類・強さが違い、緩急つけてあります。
 鰯のマリネはシチリア料理の定番らしい。かなり強めの酢できずしのよう。
 甘エビはマイルド。オレンジの甘みが更に優しさを添える。
 タコは旨味が強く私はこれが一番美味しかった!

 ダンナさんは肉 【ピーマンのパン粉詰め・豚足のゼリー寄せ・カポナータ・茸のソテー
 パン粉詰めはパン粉、トマト、チーズなどを固めて焼いたもの。
 お肉が入ってるのかと思うほど深い味わい。美味しい!

パン パーネシチリアーノ
 ピザ生地で焼いた胡麻がたっぷりのパン。お代わりOKです。
 固くてザックリ、香ばしい。自家製です。
 
パスタ 3種類の中から選択 取り分けスタイル
     もう1種類は+500円で生ウニでした。
 ① 【ムール貝、ワタリガニ、アサリのスパゲッティ
 スパゲッティがモチモチしているので、生?と聞くと低温長時間乾燥したものと。
 貝とワタリガニの旨味が濃厚で、残ったスープも飲み干しました。

 ② 【赤海老とアーモンドのスパゲッティ
 トマトベースです。海老味噌とトマトの混じったスープはうんまーーーーーーーーい!!!
 アーモンドのカリッとした食感と香りがまた良いアクセント。
 ともかく文句なしに美味しい☆☆☆

メイン 魚か肉(二人前から)かトリッパの煮込みの選択
 魚にしました。
 【天然鯛、ホタテ、ハリイカ、白貝のグリル
 レモンをギュッと絞って。鯛とハリイカはシンプルなグリルですが新鮮。
 ホタテと白貝はパン粉がたっぷり。パン粉の多用がシチリア料理の
 特徴の一つのようです。

ドルチェ 2種類から
 私は【カンノーロ
 ゴッドファーザーで登場しますね。食べるのは初めて。
 揚げた筒状のパスタ生地にリコッタチーズと生クリームを詰めてあります。
 両端にチョコチップとドレンチェリーを飾り付けた素朴なお菓子。
 意外に固い。味は…普通です。

 ダンナさんは【グレープフルーツのマラスキーノかけ
 これが思ったより美味しい♪
 家でもやってみようと思いました。

ドリンク エスプレッソorカプチーノorマキアートorカフェ・ラ・テor桃の紅茶より
 マキアートにしました。イタリア製の砂糖が出ます。
  
若きシェフは接客、調理、サーブとフル回転。
好青年ってこういう人を指す言葉だな~って思いました。
饒舌ではないですが、優しくて真摯でほんとにいい方です。

オープン2週間で満席。
サーブがかなり遅めだろうと覚悟したのですが、要らぬ心配でした。
ダン取りよくスムーズ。無駄な動きがなく、客の動向をよく見てられます。

メニューは手書きでした。その日の食材で決まる様子。
夜はアラカルトのみで、予算はお料理は4,5千円、ワイン込みだと6,7千円
見ておいて下さいとのこと。

茨木にこんな良いお店が誕生してうれしい♪
夜アラカルトを戴いてからですが、茨木、高槻エリアのイタリアン1位候補です!

  • 茸と豚肉に自家製サルシッチャ
  • マッシュルームのインサラータ
  • 鶏手羽のフリット

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6位

gion ghost (祇園四条、河原町、三条京阪 / ケーキ、カフェ、バー)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2011/02訪問 2011/02/22

The last cake in Gion ghost.

【2011年2月再々訪】
 らっぱさん情報で2月いっぱいでケーキと焼き菓子販売終了と知り、
ビックリ仰天!
ラスト・ケーキを食べに行ってきました。

心なしか、お店全体のテンションも下がっているように感じました。
以前は楽しかったバーテンダーさんたちも何となく口数少ない…
「ケーキの販売終了どうしてですか~?」って聞いたら
「パティシエが変わるので…」と。
それ以上は聞けない雰囲気でした。

今回はペルノー№2 
イチゴムース、ミルキーなペルノー風味のムース、アニス風味のスポンジ

春らしい可愛らしいケーキ。甘~いペルノー風味の中からイチゴの
コンフィチュールがたっぷり。ちょっと酸味の効いた表のイチゴムースとの
バランスがとても良かった♪
アニス好きな私の好みドンピシャなスポンジもしっとり芳醇。

こんなケーキがもう食べられないなんて哀しすぎ(T_T)
どなたかパティシエがどちらに行かれるのか、ご存じの方おられませんか?

 【2010年9月中旬再訪】

とっても気に入ったんで、すぐまたお邪魔しちゃいました♪
もちろん今度はホット・ケーキ&クレープ・シュゼット目的で。
4人だったので奥のソファ席へ。すごく落ち着けます。

あまりにすぐの再訪だったので、バーテンダーさんも「あれ!」って笑顔。
「ホットケーキ食べたくて」と言うと、「飛び切りのお作りします☆」だって!

ホットケーキ(600円)は半熟状態の3層構造。
生地にマッカランとシャンパンを贅沢に含ませて、その上にバターを塗り
風味を閉じこめたとか。
ナイフを入れるとトロ~リ。マッカランのいい香りが鼻をくすぐります。
口の中でお酒とバニラと蜂蜜とトロ~リ生地とバターと
ともかく全てが贅沢に芳醇に溶け合います♪
あ~美味しい☆☆☆

次はクレープ・シュゼット(900円)。
オレンジ・キュラソーかな?コアントローかな?
オレンジをたっぷりサンドしたクレープ。こちらも贅沢。
でも、やっぱりホットケーキの方に軍配が上がります。

今回は日曜日だったので、ますますの盛況ぶりでした。
その内行列ができるのかな?ちょっと心配になってきました。

 【2010年9月初旬】

らっぱさん情報で祇園に移転したと知り
ずっと行きたい~って思い続けてました。
ビルの5階、事前知識がなければ絶対通り過ぎる立地です。
この日は平日でしたが、ひっきりなしの来客、人気ありますね~♪
ゆっきー6さんも最近行ってられます。

入った瞬間、お酒のボトルがズラリと並んでいるのが目に入る。
うわぁほんまにバーや!
黒いベスト姿のバーテンダーお二人と女性お一人です。
年配の方がカリスマバーテンダー西田氏ですね。
キレイな格好じゃないと、ちょっと入り辛い雰囲気です(笑

奥には、ものすごくフカフカそうなソファ席。
座ってみたかったけど、2人だったので大人しくカウンターへ。
黒と白のモノトーンの店内で、彩りを添えているのが今中洋二さんの
スペインの風景画。思わず魅入ってしまう素敵な絵でした。

まず私はアイスコーヒー(500円)。
目の前でシャカシャカ、シェイカーを振ってられるので、誰かが
カクテル頼んだと思ってたら、私のアイスコーヒーでびっくり。
すごくキレイなワイングラスで登場。
シェイクすることでコーヒーのまろやかさが増すそう。
美味しいって言うより、オシャレさに引き込まれます。
ただし、量はかなり少ない(ボソッと)

友だちはホットコーヒー
カフェヴェルディのゴースト・オリジナルブレンドです。
マンダリンがベースっておっしゃってました。
豆を5分ほど蒸らして、ギュッとプレスして出されます。
油分もしっかり出るので、濃厚なケーキにも負けないコーヒーになるとか。
酸味が無く、濃いけど嫌な苦みもなく美味しいって言ってました。

りゅ@さんの頼まれたシャルトリューズヴェルトが食べてみたかったけど
この日のラインナップにはない(涙
どれも魅惑的、迷いに迷ってゴースト№2(540円)。
カクテルマークなしのノン・アルコールタイプ。
チョコレートのグラサージュが鏡のようにキレイ。
プラリネクリームの甘さと細かくクラッシュしたクレープ生地が
食感に彩りを与えてくれます。
濃厚だけど、もっと欲しくなる美味しさ☆☆☆

友だちはXーレイティッド(540円)
桃、パッションフルーツ、フランボワーズなどのムースケーキ。
カクテル表示2個。
半分ずつ分けて戴いたのですが、ゴーストを先食べるんで
味が負けてしまうだろうな~って思ったんです。
ところが意外や意外、くっきりした酸味とアルコールが醸し出す風味。
見た目以上に存在感のある濃厚な味でした。
これも美味しい☆☆☆

西田氏がクレープシュゼットを手際よく作り始め
ブランデーをフランベすると1㍍くらい青い炎が
立ち上がるんです。
ジトっと見ている私たちに、「ホットケーキはもっと凄いですよ」と
若い方のバーテンダーさんが誘惑。
あんな美味しそうなクレープよりもっと美味しいなんて…
これは近々ぜひ再訪しないといけません!


  • 案内
  • ペルノーNO.2
  • ホット・ケーキ♪

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7位

月見里 (箕面 / 創作料理)

4回

  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2020/07訪問 2020/08/20

創作意欲は益々盛ん

何十回目かの定例月見里会です。
今回はめちゃラッキーでした。6月まではコロナ営業自粛で
8,9月は夏休み。奇跡の7月でした!
相変わらず新作尽くめで、創作意欲は増すばかり。
マダムの年齢を考えると驚異的です。

前菜11種 
①海老せんべい ②じゃが芋ナムル ③穴子炙り蒲焼 ④くらげ支那酢和え
⑤桃胡桃和え  ⑥枝豆チーズゼリー ⑦丸十レモン煮 ⑧玉ねぎペースト
⑨サーモンムース ⑩茄子田楽 ⑪淡雪ゼリーカンパリオレンジ ⑫茶碗蒸し

 和え物、揚げ物、蒸し物、焼き物、冷やし物全部揃えてます。

冬瓜コンソメ煮 玉ねぎスープ仕立て
 トータル3時間ぐらいかかりそうな手の込んだ一品

トマトのババロア
 ゆで卵、マイクロトマト、インゲンをトッピング

帆立の冷製真薯 オクラと長芋添え

牛蒡と牛肉の山椒風味焼き 三色ピーマンおかかソテー添え

夏の白和え
 胡瓜、茗荷、干椎茸でさっぱりと

鶏南蛮蕎麦 バルサミコ風味
 バルサミコ酢がどう出るか少々心配でしたが
 ほんのりと酸味を添えるだけで絶妙の美味しさ★★★

氷白玉

よくもまぁこんだけ手の込んだ品をたったの3500円で提供されるとは
いつもながら頭が下がります。
次回は来年12月。

何度目かはもう数えるのやめました(笑)
ともかく20年以上通ってますが、今回は2年ぶりぐらい。
期間が空いたので、奥様がお元気かちょっと心配でしたが杞憂でした。
まだまだ、お店続きそうです♬

3500円コース、値上げせず頑張ってられます。
黒豆ゼリー ひすいのムース 法蓮草牡蠣玉子巻き 二色サーモン 岩石玉子
 長芋胡麻クリーム 菊菜和え 長ネギキッシュ フルーツきんとん 大根もち
 牛蒡揚げ 干し柿かぶら巻き


キャベツのスープ
 ベーコンの旨みも

里芋グラタン
 帆立、海老、しめじなど具材たっぷり

蕪とアプリコットの和え物

鰻蓮蒸し

豚ヒレソテー 赤ワインソース
 ソースの酸味がややきつい

紅白おこわ
 塩鮭の癖がちょっと強め

小豆のムース
 フワフワ♬

お料理のばらつきは若干ありますが、圧巻の前菜盛り合わせで
帳消し。いつもながら本当に凄い!の言葉しか出ません。

サービスはいつもご主人だったのですが
今回はアルバイト?の女性。どうされたのかな?

ほぼ1年ぶりです。もう何回通ったか、数えるの不可能です。
ただ、私たちは年々歳をとるのに
奥様は年上なのに年々若返っていて、生きがいを持っている方のパワーを感じます。

2017年夏献立
●前菜11種盛り合わせ
蛸のカルパッチョ、芋茎ぜんまい、コーン海老つくね揚げ、鰻のリエット、レーズン茶巾
ジャガイモのナムル、鮎煎餅、茄子のぜリー寄せ、チーズボール、夏の白和え、梅茶碗蒸し


枝豆のスープ

烏賊と野菜の胡麻酢和え 
 細切りの大根、人参、胡瓜、干ししいたけ、木耳を炒め煮してあります。

パプリカのムース
 カイエンペッパーの辛味がアクセント。

ホタテの冷製しんじょ
 ジュンサイ、オクラ、長芋トッピング。

豚肉のオレンジマリネ

鶏南蛮蕎麦 バルサミコ風味 
 お蕎麦はさすがに自家製じゃないそう。
 お蕎麦とバルサミコって合うのか、最初半信半疑でした。
 シンプルなお蕎麦だと、怪しかったかもですが
 鶏もも肉の強い存在感とバランスが取れていました☆

小豆ぜリー
 イナアガー使用。
 寒天とは別の種類の海藻からできていて、寒天とゼラチンの良いとこ取りの優れもの。

いつもながら、奥様の探求心あふれるお料理は楽しませてくれます。
年内、来年は予約いっぱいで、さ来年の予約は9月から開始だそう。
【平成28年7月】
年々お料理のレベルが上がっているように感じます。
奥様の研究熱心さには頭が下がります。
お客さんもドンドン増え続け、いまや駐車場は3カ所確保。
コースのお値段だけはここ5,6年据え置きで3500円のまま♪

焼き茄子胡麻豆腐、紫蘇巻き さきいか揚げ 蛸ジェノベーゼ和え ジュンサイともずく酢
穴子変わり焼き 黒胡麻棒々鶏 焼き揚げピーナツ和え クラゲ支那酢 
明太ポテトチーズ焼き スモークサーモン・ボール 桃クルミ和え


トマト冷製スープ

海老とオニオンキューブ 赤ピーマンと茄子のタルタル

枝豆のチーズ ヨーグルトソース

夏の白和え

豚しゃぶ梅ソース

五目冷やし素麺

氷白玉


【平成28年2月】
奥様が体調を崩されたり、私の都合などで実に1年半近く間隔が空いてしまいました。
とても心配しましたが、以前と変わらぬお元気そうな様子に一安心。

アーモンド玉子焼き、長ネギのキッシュ、春菊りんご白和え、雪中花、サーモンムース海老載せ
イカ雲丹焼き、里芋利休寄せ、人参マリネ、甘納豆入り芋羊羹、蒲鉾べっ甲卵和え
ホウレン草のフラン、おろし蓮根揚げ出し、味噌松風、黒豆松葉

ごぼうと里芋のポタージュ
フライドオニオンが香りと食感のアクセント。

揚げ餅の利休餡
 餅に叩いた海老、帆立貝柱、胡麻を混ぜ揚げてます。

牡蠣のムース バジルソース
 牡蠣の旨味たっぷりのムースはフワフワ。
 ソースにも牡蠣出汁の旨味たっぷり。

蕪と干し杏の甘酢あん

豚ロール煮 オレンジ風味

紅白おこわ
 塩鮭の煮汁でたいたおこわに、塩鮭(紅)と銀杏(白)を彩りよく混ぜてあります。

ココ金汁粉
 薩摩芋を砂糖とココナツミルクで炊いて、フードプセッサーで
 ペースト状にしたものに小豆をトッピング。
 

家庭でも作れるようにお料理のレシピまで、付けてくれてます。
私など3品ほど作るので精一杯。
高齢なのに、これだけの手の込んだお料理を20人分ぐらい一度に
作られる奥様は魔法使いのようです♪

【平成26年10月】
20年も通っていると、一緒に行くメンバーの家庭環境も変化し、
幼かった子どもたちも、就職、結婚と自分の道を歩み出しています。
いつまでも変わらないのは月見里さんのお料理の素晴らしさ♪

チーズパフ、里芋クリームコロッケ、チキンガランティーヌ、サーモン卯の花、柿しめじサワークリーム
黄菊とオクラ梅肉和え、高野海老はさみ蒸し、菊菜くるみ和え、小袖稲荷、マロンモンブラン
オニオンキッシュ、芋と南瓜ロールサラダ、松葉、黒胡麻豆腐黄味酢かけ

栗のスープ カプチーノ風

おろし蓮根とり包み蒸し

えのき茸のムース

秋の白和え

豚肩ロース ビール煮

和風ちまき

黒砂糖のプリン

「平成26年3月】
若鶏若草焼、ハムのリエット、パインスィートポテト、花見団子、人参・しらたき・明太子入り
ホウレン草キッシュ、カマンベールフライ、分葱のぬた、ジャガ芋・熨斗梅サラダケーキ
高野博多蒸し、白隠元とリンゴのクリーム和え、からくさ蒸し

グリンピースの春色スープ

キャベツのカネロニ

マグロ湯葉海苔造り

菜の花と帆立の黄身酢和え

ロールステーキ・シャリアピンソース

桜おこわ

豆乳と白餡プリン

ごちそうさまでした。何時行っても満席で、益々人気の月見里さんです。

【平成25年12月】
メニュー紛失のため、写真だけアップ(^^;)

【平成25年7月】
前回から1年半ぶり。こんなに間隔が空くのは初めてかも。
月見里さんご夫婦の変わらぬ元気な姿に安心。
夏のお料理は酢を生かした爽やか味。

前菜11種盛り 蛸、ジャガ芋ジェノベーゼソース和え、南瓜テリーヌ
  なす鶏味噌、桃胡桃和え、ジュンサイ白玉酢の物、鮭南蛮酢、穴子蒲焼き
  プチトマトとトマト水ジュレ、枝豆チーズゼリー、ずいきぜんまい、茗荷寿司

前菜 梅蒸し

冷製ヨーグルト風味トマトスープ
 トマトの上澄みスープとヨーグルトブラマンジェ。

ホタテの冷製真丈
 真丈にホタテの微塵切りが入り、ホロッとした感触。

鮎の甘酢味
 20分間じっくり揚げた鮎は骨まで柔らか。
 一晩生姜、葱、大葉、茗荷と一緒に甘酢に漬けて
 あるので香り豊か。

いかと野菜の胡麻酢和え
 胡瓜に木耳に胡麻たっぷりで中華風。

豚肉の梅あんかけ
 梅の酢はほんのり、はちみつの甘味が優しい

五目冷やしそうめん
 干し椎茸、海老、ササミ、絹さや、薄揚げがたっぷり。
 お出汁をシャーベットにしてるので、いつまでも冷たい。

煎茶と小豆ゼリー

いつまで続けられるのか、ちょっと心配してたんですが
2015年以降も今の形態で、続けられるそうです。
ずっと付いていきますからね♪

【平成24年2月】
今から20年近く前、同い年の子どもを持つPTAという縁で
知り合った7人。委員の打ち上げにこちらに伺って以来、全員が
はまりにはまったお料理。

PTAの友だちがこんなに長く続くのは珍しいと、他の人によく
言われるけど、月見里さんに一緒に行くっていう絆が大きな原動力。
こうなると、私たちにとって単なる食事処という域を超えて、人生に関わってくる
存在…そんなお店です。


またご夫婦のお人柄も魅力の一つ。
奥様は明るくてコシの低い気持ちの良い方。
ご主人は水墨画では、文科大臣賞受賞されるほどの腕前をお持ちですが
飄々とした気さくな方。

前菜 サーモンと大根のピンチョス、二見卵、にんじんムース、蛸と蓮根餅、雪中花
    春菊とりんごの白和え、茸のキッシュ、かき卵巻、鯖押し寿司、ひすいムース
    水菜と牛しゃぶピリ辛葱だれ、サーモンムース海老のせ、カボチャ茶巾南蛮


黒豆スープ

揚げ餅・利休餡
   胡麻を使ったお料理を利休と名付けるそう。

サーモンと帆立貝のガトー仕立て
   帆立貝をすり身にして、真丈に。

蕪と生ハムの和え物

豚肉の梅蒸し
   今回はこのお料理が一番美味しかった☆☆☆
   薄切りの豚ロースをミルフィユのように何枚も重ねて蒸した
   手間暇かかったお料理。梅味でさっぱり♪

蟹と蓮根炊きおこわ

パンナコッタ・柚子ソース


【平成23年10月】

あれ?前回からそんなに経ってないやん!?って突っ込まれそうですが
最近は2,3回分まとめて予約を取ってるので(笑
今回は秋メニューです。

前菜 芋・南瓜ロールサラダ、鶏レバーのブーシェ、ライスコロッケ、菊花とオクラの梅肉和え
    サーモンの黄身寿司、チーズプルーン、マロンモンブラン、ミルク豆腐、岩石卵よせ
    チキンガランティーヌ、さんま有馬煮、柿としめじのサワークリーム和え

 
 前菜だけで12種類ですよ!しかもどれも美味しいし、
 ガトー仕立てでキレイ♪

キャベツのスープ
 ジャガ芋のポタージュをベースに、紫キャベツの彩りが絵画のようにキレイ。

鶏のクネル・シャンピニオンのシナモン風味ソース
 クネルとはつみれみたいな物。ふっくら美味しい。

ブドウのグラニテ

ジャガ芋饅頭
 饅頭の中は鶏ミンチ餡。湯葉を散らした葛餡がまたいいお味。
 可愛い稲穂まで添えてあります。

秋の白和え
 柿、しめじ、銀杏

牛肉のアプリコット煮
 牛肉はトロトロに煮込まれてます。ソースの味わいも深い。

萩おこわ、赤出汁

豆まめティラミス
 豆乳ときな粉なので豆まめって。トロ~リとして和の味わい。

営業日の変更があります。
奥様のご都合で、今後は火曜日も定休日になります。
細~く長~くが私たちの願いですから、無理の無いよう続けて下さいね♪

【平成23年6月】
1年と3ヶ月ぶり。いつものメンバー7人でお邪魔しました。
和室の座卓が椅子席に変わっていたのに、ちょっと驚き。
「お店側もお客様も高齢化で…」、とご主人が
笑いながら説明してくれます。もうお店をされて20年近くになりますものね~

いつも通り満席の盛況ぶりです。
今回は初夏のお料理。

【前菜】サーモンムースと胡瓜のソース、ひじきの白酢和え、牛肉の煮凝り、ふき青煮、
ズッキーニのタイム焼き
  蛸のジェノベーゼ和え、甘海老生湯葉巻き、キーウイ生ハム巻き、
空豆茶巾、サラダケーキ、もろこし豆腐じゅんさい
]
 相変わらずの見て楽し、食べて楽しの連続。
 サラダケーキなんて想像力の固まり!フルーツ入りのポテサラをスポンジに見立て、タマゴを生クリームに見立て。
 サーモンムースの滑らかさと美味しさはその辺のフレンチシェフ、顔負けです!

ポタージュ・サンジェルマン
 エンドウ豆の旨味が濃厚。

若竹しんじょ 
 お出汁に透明感があり、染み入る美味しさ。

帆立と海老のムース

筍サラダ
 ポテサラに刻んだ筍が混ぜ込んであります。シャキシャキして美味しい♪

蒸し茄子の牛肉巻き・トマトソース
 3500円という限られた予算で、お肉料理を出すため目一杯工夫されてます。

穴子の混ぜご飯、ワカメの吸い物
 ご飯物も手抜かりなし!

抹茶ムース、煎茶

これだけ通っているのに、不思議なくらい飽きないんです。
きっと奥様がず~っと精進して努力されているからでしょうね。
ご主人のエプロン姿も堂に入ってきました。
またまた予約したのが2年先。お互い元気でありますよ~に♪

【平成22年3月】
あれだけ煽っておきながら、前回から半年しか経ってないじゃんって
突っ込まれそうですが、前回2回分の予約を取っておいたお陰です♪

こちらは2ヶ月に一度コース内容が変わります。
春のお料理初日ということでした。

1 【カニしぐれ・生ハムムース・干し柿天ぷら・花見団子・人参明太サラダ 
  帆立若草焼・鮪分葱ぬた・裏白椎茸・パインスィートポテト   
  アプリコットチーズ・サーモン苺焼き
桜の器で登場。いつもながら目で舌で様々な味わいを楽しませてくれます。
カニしぐれは4層で玉子やカニの旨みが重なり合う♪
サーモン苺焼きはちょっと冒険過ぎる味でしたが、それもまた一興。

2 【百合根コーンコロッケ
全てのお皿が奥様の手作りで、この葉っぱ型のお皿は以前私も
分けて戴きました。(今は残念ながら器の販売は止めてられます)

3 【ほうれん草スープ
濃厚でありながら味わいは円やか。
器の花模様と緑のスープの対比がきれい!

4 【花シュウマイ
帆立貝柱の繊維をほどき、シュウマイの皮にまぶしつけてあります。
手の込んだ一品。

5 【ビーツのムース
ビーツをムースにするとこんな綺麗なピンクになるんですね!
バジルの効いたトマトソースとよく合う。

6 【菜の花とイカの胡麻和え

7 【ポークとトマトの蒸し焼き・白ワインソース
薄切りロースで大葉や湯葉を巻き蒸してあるので
柔らかい上に様々な味が口の中で溶け込んで美味しい☆☆☆

8 【焼きおにぎり茶漬け

9 【杏仁豆腐風ゼリー

今回も大変美味しかったです。ごちそうさま!
次は来年です。

【平成21年10月】
「月見里」と書いて「やまなし」と読みます。私の大のお気に入りのお店。
普通の奥様が近所の方に得意のお料理を振る舞われている内に
評判をよび,とうとう自宅を開放して平日のランチのみのレストランに。
もう通い始めてかれこれ15年です。
これだけのお料理が3500円で戴けるのですから,人気が出ないわけがありません!
行った人ほぼ全員リピーターになります。

今回は秋のお料理。2ヶ月毎にメニューは変わります。

1 【どんぐりアーモンド・鯖押し寿司・鶏レバーシュー・芋団子・さんま有馬煮
   白インゲン林檎クリーム和え・青唐射込み・里芋ウニマヨネーズ焼き
   菊花オクラ梅肉和え・鶏チーズ焼き・梅酒ゼリー】
  一口サイズの手の込んだ料理の数々。食べるのが惜しいくらいキレイ。

2 【玉ねぎクリームブリュレ】

3 【栗と薩摩芋のスープ・カプチーノ風】
   美味しいです!秋の味覚満載。

4 【リゾット・海老生ハムロール添え】
   海老一匹が生ハムで巻いてあります。優しいリゾットに塩気の効いた
   生ハムがアクセント。

5 【鯛のフワフワ蓮蒸し】
   鯛のすり身入りの蓮根豆腐。薄目の餡かけ。

6 【柿なます】

7 【豚のソテー・巨峰ソース】
   豚のヒレ肉にフルーツのソースが良く合います。

8 【萩おこわと吸い物・柴漬け】

9 【白ごまのブラマンジェ】
 
今回も大満足です♪またまた次回の予約を入れました。

【平成20年5月】
もう10年以上通いつめている、私たち仲間の大のお気に入りの店。
自宅マンションで奥様がお料理、ご主人が給仕をされて
器も奥様が自分で焼かれてます。

30回以上行ってますが、一度たりとも同じ料理が出たことはなく
本当に研究熱心で美味しくて、お値段はお安くて言うことなしです。
難点があるとしたら、あまりの人気で予約が1年半後になってしまうことかな(涙)
いや、それどころか次は2年後かも…… 

今回は初夏のメニュー
1 【トマトのファルシー・笹身の明太巻・牛蒡穴子柳川もどき・鰹のカクテル
  海月支那酢和え・蕗・イカ磯辺焼き・イカとアボガド木の芽和え
  甘納豆チーズボール・ズッキーニのタイム焼き・馬鈴薯オランダ揚げ
  貝柱パン粉まぶし・焼き茄子利休寄せ】
  お品書きとお料理の突き合せからいつも始まります
  食べるのがもったいない!いつもそう思いながら味わう至福のひととき

2 【ポタージュ・サンジェルマン(豌豆豆)】

3 【鮭の冷製アルティニー風】
  上からクリームチーズ、トマト、卵、香草とピクルスのタルタルソース
  鮭は全く生臭みもなく単独でも十分美味しいところに
  様々なお味が口の中で融け合います

4 【茄子の南瓜和え】
  クリーミーで甘い南瓜に茄子の清涼感とナッツの香ばしさがコラボ

5 【若竹しんじょ】
  お出汁が美味しい

6 【蒸し豚の実山椒ソース】
  トロトロの柔らかいお肉がさっぱりしたソースで引き締まります

7 【焼きおにぎり茶漬け・沢庵と胡瓜の漬け物・柴漬け】

8 【抹茶ゼリー】


  • 前菜11種
  • 茶碗蒸し
  • 冬瓜コンソメ煮 玉ねぎスープ仕立て

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8位

京の焼肉処 弘 千本三条本店 (二条、二条城前、四条大宮 / 焼肉)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2011/06訪問 2011/07/05

1年ぶりですがやっぱり旨い★


【平成23年6月再々訪】
又職場の同僚14名で押し寄せました。
今回初めて1階へ。2階よりちょっと古びた感じで、雰囲気は2階のほうがいいですね(^^;
それと通しもれ、通し間違いがちょこちょこあったので、慣れないスタッフだったのかな~…
お肉は相変わらず美味しかったですが。


【平成22年6月再訪:】

最終目的地にとうとうたどり着きました。
総勢13名。大勢で行くといろいろな種類が食べられていいですね!
やはり前と同じ2階の個室を貸し切りです。

前回と同じものも結構あるので、特筆すべきものだけ
レビューさせてもらいます。

こちらの大きな特徴はタレが要らないこと(もちろん置かれてますが)。
ほとんどすべてのお肉に凝った薬味・調味料が
添えられています。

まず非常にレアな「ミスジのお刺身
キレイにバラの花のように盛られています。
ケーキ屋さんやフレンチではよくありますが
焼き肉屋さんで崩すのがもったいない、と思うとは(笑
肉の旨味、サシの芳醇さが絶妙に口の中で
混ざり合います。美味しい~☆
最初山芋の短冊と間違えたのですが、白醤油とメレンゲを固めた物。
これを巻いていただきます。
相変わらず、見せ方・食べ方が凝っています。

和牛ユッケ
ユッケは他所の焼き肉屋さんではくどくなるので、あまり
好きじゃないのですが、ここのは別格。
いくらでも食べられます。でもほどほどにしないと次のが控えてますので(笑

今宵の盛り合わせ
これが凄い!塩ベース3種、タレベース2種が盛られています。
①杉板に載せられた片面炙りの薄切り赤身肉。
 柔らかい!とろけます!黒胡麻だれで。
②小鉢入り。葱をのせたまま片面炙り。そのままでいけます。
③竹筒入り。イチボ、ランプ、カルビの3種。
 イチボが美味しい!!!柚子胡椒と本わさびを刻んだ味噌で。
 この本わさび味噌が美味しくて、それだけで食べられます☆☆☆
④骨付きカルビ。焼いてからハサミでジョキジョキ。
  肉の旨味が濃厚。
⑤リブロース。焼く前にジョキジョキ。
  これはイチボと並ぶくらい美味しい☆☆☆

各種野菜
弘さんが凄いのは野菜が凝っていること。
サラダは当たり前で、バーニャカウダやオリーブオイル煮も戴けます。
トマトのオリーブオイル煮はめちゃめちゃ美味しい♪

お腹がいっぱいで冷麺まで行き着けなかったのだけが
心残りです。今回も飲んで食べて締めて5700円でした。

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 【平成22年2月訪問】

三条会商店街グルメツアーの大トリは焼き肉の「弘本店」。
snowdropさんの大変的確なレビュ-を拝見したこともあり
とても楽しみにしていました。

提灯が掲げられた雰囲気のある町屋。
玄関入って左手の階段を昇り、2階へ。
そこで靴を脱ぎ、掘りごたつ式の座敷に上がります。

広々とした落ち着いた空間に6人用テーブルが2卓。
総勢12名だったので一部屋占領しました。
きれいな炭が既におこってます。

写真でおわかり頂けるように食べに食べたり(笑)
特に印象的だったことを箇条書きに。
基本のタレは醤油ベースのあっさり系です。
肉の旨みを生かすタイプ。

①何といっても白眉は「みすじ」!!!
 さっと炙りほとんどレアのままローストしたニンニクチップを載せて
 大根おろし入り醤油だれで戴く。
 全員のけぞりました!!!とろけるお肉から旨みが口の中に
 ジュワ~と広がります。涙が出そう☆☆☆☆☆
 こちらでも品切れが多いそうで、ラッキーでした♪

②野菜サラダ各種
 大概の焼き肉屋さんのサラダって特筆することないんですが
 こちらのは堀川ゴボウや九条葱、里芋、金時人参など
 地野菜をたっぷり使い、ドレッシングもそれぞれ工夫をこらし
 非常に美味しい。またお出汁を張った小鍋に蕪を入れ
 焼き網で温めて食べさせるなど、見せ方も上手。

③生もの
 ハツ(心臓)の刺身、初めてでしたがコリコリして大変美味しい。
 今まで生レバ一辺倒でしたが、乗り換えようかな~♪

④塩タンと天肉(ツラミ)
 希少な国産牛のタンと天肉。さすが精肉店が経営するだけあります。
 タンは分厚く旨みに富み、天肉も身が締まり独特の味わい。
 天肉はゴマ油をたらした葱を載せて焼きます。

⑤盛岡冷麺
 実は韓国冷麺はゴムのような食感が苦手だったんです。
 こちらのは適度な弾力と透明な味わいでスープとよく馴染み
 とても美味しい。

⑥壺漬けカルビ
 タレに漬け込むことで旨みが染み込み、柔らかさが増し
 文字通りとろける美味しさ♪
 他のすべてのお肉にも言えますが、肉質が良いので
 これだけ食べても全然胃もたれなしでした!
 
各人がこれに生ビールや酎ハイなど好き勝手に頼み
会計一人あたり5700円ほど!驚きのCP。
肉質から考えると非常にお得です。

接客はきびきびした女の子たちで、間違いもなく
遅くてイライラすることなくスムーズでした。

盛りつけやドレッシングの種類・器など
見せ方にも工夫が感じられます。
全国から焼き肉屋さんが勉強に来られているというのも、納得
次回の予定ももちろん早速組みました(笑)


  

  • 和牛ミスジの刺身
  • 和牛ユッケ
  • 今宵の盛り合わせ

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9位

パティスリーエス (四条(京都市営)、烏丸、五条(京都市営) / ケーキ、マカロン)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2009/12訪問 2009/12/12

ムース系では京都を代表するパティスリーになりそう☆

ムース系のケーキが素晴らしいという評判を聞き,行ってみました。
ビルの一階でボードが無いと気がつかない位小さなお店。

弱冠31歳のパティシエ中元修平氏は
かのイデミ・スギノで修行されていたとのこと。
店名のSとは師匠のお名前と本人のお名前から取られたのかな?

行ったのが遅くて,もうショーケースには5種類くらいしか…
どれも小ぶりで高級感を漂わせています。
持ち帰り一時間を限度とされているので,遠方の人用に
イートインスペース10席確保されています。
コンフィチュールが多種置かれ,パリティストを感じさせる店内。

【テ・ショコラ(500円)】
最上部は甘さを効かせたクラクラン。食感もよく良いアクセント。
滑らかで繊細なショコラムースにはうっとり♪
ややビターな味わいです。
アールグレイの香り漂うスポンジも素晴らしい。
よくどこが紅茶風味?って思うケーキが多いですが
これはそんなことありません。メッチャ美味しい☆☆☆

【ジャルダン(500円)】
新作です。緑色のミント風味のホワイトチョコムースはなめらかで爽やか♪
甘いジュレがコーティングされていて美味しい☆
スポンジ部分はブランデーが染み込んでいてしっとり。
ショコラムースがサンドされていて凝った作りです。

【タルト・キャラメル・オランジュ(420円)】
ひっくり返っていて撮影不能(汗)
固めのタルトにやや苦めのキャラメルソース。
しっかり焼いたオレンジの上に生クリーム。
酸味と苦みと甘味の大人の味わい。


【再訪】
あまりに美味しくてまたすぐ再訪(笑)
今度は早く行きすぎて開店前,アレ~(汗)
でも親切に入れていただき,夕方まで取り置き依頼。
キレイに商品が品揃えされたショーケースには
ロールケーキやプリンは無く,方向性のしっかりした品揃えです。

【サントノーレ・キャラメル(450円)】
人気商品。しっかり焼き込まれたパイの中に濃厚なカスタード。
カスタードの入ったプチシュー3コに3度掛けのカラメリゼ。
さらにほんのり苦みのキャラメルクリームをトッピング。
厚い飴部分はパリパリ。これぞ,フランス菓子って言うくらい甘い!
小さいけどお腹膨れます~

【コート・ド・ニュイ(480円)】
ホワイトチョコムースの中は白ワインと赤スグリのとても
酸味の効いたムース。赤スグリで味付けした洋梨のコンポート入り。
土台は洋酒の効いたビスキュイ。

【カフェ・イニズム(450円)】
コーヒームースとキャラメルムースのコクのあるケーキ。
甘いコートとほろ苦いムースと洋酒の効いた土台
のコラボが素晴らしい。

【ムラング・シャンティ・キャラメル(380円)】
さっくり焼かれたメレンゲの中に甘いシロップで
しっとりしたスポンジが入ってます。
ちょっと苦めのキャラメルクリームがたっぷり。
凄く美味しくて気に入りました~☆☆☆

将来的にはオ・グルニエドールと肩を並べるくらいの
可能性を秘めたパティスリーです!
京都に行く度に通ってしまいそう。

  • テ・ショコラ
  • サントノーレ・キャラメル
  • ムラング・シャンティ・キャラメル

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10位

祇園 大渡 (祇園四条、河原町、三条京阪 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2010/08訪問 2011/05/19

一處懸命

今ブレイク中の割烹。
今月号のRicherにも大きく取り上げられています。

基本1日二組のみ。それが昼か夜かは予約の入り次第だそう。

表玄関を入ると右手に厨房の潜り戸。
そこから大渡さんを呼びます。
準備で大忙しの大渡さんが出てこられ、まずご挨拶。
内玄関で靴を脱ぎ、障子を開けると「一處懸命」の額が。
L字型の廊下を渡り、カウンターの食事処へ。

朱のお釜が目にも鮮やか!
なかひがしさんと同じところで作ってもらったそうです。

1コース(10500円)のみ。ビールはキリンラガーかプレミアムモルツ。
プレミアムモルツでお願いしました。

無花果と蒸しアワビとオクラの胡麻和え
 蒸しアワビの柔らかなこと。

鱧のすり流し
 このお料理は驚き!初め見たときはジャガイモかと思いましたよ(笑
 丁寧に何度も何度も裏ごしした鱧は本当にクリーミー。
 中に白玉が入ってます。山葵がポイント。

琵琶湖産鮎の塩焼き
 塩は必要最低限。鮎自身の脂で焼き上げるため
 非常に時間をかけて丁寧に焼いてられました。蓼酢で。
 鮎自体は中善さんでいただいた物の方が美味しかったな。

スッポンジュレのおかいさん
 スッポンと薩摩芋がお米に混じってます。
 明日プルプルだ~♪オールド・バカラの器の繊細で美しいこと!

鰹のお造り 
 「静岡で良い鰹が揚がったので」と。
 大渡さんが泣きながら摺り下ろした強烈な山葵で(笑

鱧の焼き霜
 目の前で丁寧に骨切りを始めます。
 私実は鱧が大好きって訳じゃないんです。
 しかしこれはふっくら脂がのり美味しい☆☆☆
 韓国産とのこと。淡路島産か韓国産かという論争はさておいて
 「今まで食べた鱧の中で一番」って
 ぼそっと言ったら、大渡さんが「もっと大きな声で言って~」だって(笑

万願寺のしんじょ、焼き茄子、赤万願寺の吸い物仕立て
 これも素晴らしい!!!芳醇な香りが立ち上ります。
 まろやかで角の無い吸い地。
 万願寺の入ったしんじょは、魚のすり身だけと違い
 味に締まりが生まれます。
 焼き茄子は苦くなる直前の絶妙な焼き加減。
 お椀も年代物で可愛い。

揚げ賀茂茄子、紫ササゲとササゲ 
 この組み合わせはお盆ですね。
 賀茂茄子はサッと揚げただけで、自らの水分で
 しんなりします。柚子味噌で。

焼きぐじ
 鱗パリパリが美味しい!こちらも塩は最低限。
 大渡さんのお料理はどれも優しい味付け。

近江牛のすき焼き風・白米・ちりめん山椒・香の物 
 「お腹まだいけるようやったら、すき焼きを牛丼風でいかがですか?」って。
 もちろんそれそれ!
 牛丼屋のとは違って、当然非常に薄味で上品です。
 ご飯は佐渡島のコシヒカリ。ほんとに美味しい☆☆☆
 3杯食べました。

本わらび餅とお薄
 ネバ~っとしてちぎれません。
 口の周りきな粉だらけにしていただきました(笑

大渡さんを見ていると「一處懸命」は言葉だけじゃないなと。
全くお一人でされているので、一寸の間もなく
お料理、配膳、厨房に走りまたカウンターに戻り。
それなのに、客にはにこやかでユーモアたっぷりに楽しい会話。
またその合間に電話がジャンジャン。
全てには出られませんが、極力取ってられます。
みなさん、予約の電話は6時から8時半の間は控えましょう
それもあって、時間は3時間は要します。

これが自分のスタイルと割り切ってられるのか
良いお弟子さんが見つからないのか、ほんとのとこは分かりません。
ただゆったり優雅に楽しむっていう点では
同じようなスタイルの「啐啄つか本」さんに遅れを取ってるのは事実。
あちらは一人だけお弟子さんがおられます。

お人柄は抜群だし、お料理も素晴らしいし
私はもう一人手が入ればゆとりも生まれ、祇園で名だたる
お店になることは間違いないと思います。
今後の期待も込めて♪今回は☆4個。


  • 蒸し鮑、無花果、オクラの胡麻和え
  • 鱧のすり流し
  • 琵琶湖産鮎の塩焼き

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