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2023/11訪問
2回
美味い肉そば!私の大好きなお店⑥ 私の好物の最上位は日本蕎麦!週に一度は欠かさず食べるようにしているが、コロナが蔓延してからは外食が激減し、ほぼ自前の調理で我慢していた。で、このゴールデンウィークは、しばらく訪店できていない、かつて大好きだったお店に伺うことに。今回は本格的日本蕎麦でなく、20年くらい前からマイブームである「肉そば」をテーマに行ってみよう! 東京の肉そばの老舗として外せないお店。店構えと提供スタイルは、ほぼTGS。「ほぼ」としたのは、こちらには券売機はなく、口頭でオーダーし現物引き換えで支払うというスタイルだから。人情味があって個人的に好き。 コロナ前は飯田橋のお店に行っていたが、春日のお店が復活したと聞き来訪。好みのメニューは「肉玉そば」一択だったが、今回初めて「厚肉玉そば」をオーダー! 値段は770円!いつもの肉玉との違いは、単に煮豚の厚さ!いつも他人のオーダーを見ていたが、通常な厚さの3〜4倍、いやもっとあるかも! 直ぐに着丼し、代金770円を支払う。まずは丼からはみ出る厚肉に驚愕!普通の厚みは肉が縮んで収まりがいいがこの縮みがないとこうなるのか? 漆黒のそばツユに浸された麺と同系色の分厚い煮豚、ネギと揚げ玉と、玉子の黄身を除けば地味なビジュアルだが、間違いなく食欲を掻き立てる佇まいであることが摩訶不思議! 甘い漆黒のツユの味を覚えていることもあり、間違いなく美味さを倍増する一味を多めに。ビジュアルも赤のアクセントがいい感じ! ここでまずは麺を一口。コシと歯応えはないが他のTGSと比較して、やや太く量が多い食べ応えのある麺。 そして、そう、この味!醤油の塩味以上に出汁と甘さが強いツユは、他にはない味わい。玉子の味変で、日本人の多くが絶対に好きなはずのすき焼きの味に近づく!これが大好きてある。 最後に、箸で簡単に切れる厚肉。豚バラの脂身は口の中でとろけてしまうが、しつこくなく、さっぱりした甘味が口の中に広がる。いつもの肉より厚肉の方がこのしつこくない甘さを強く感じる。煮豚だが、ほぼ焼豚だと思っていい、っというか、G系以外のラーメンでもこの厚さとサイズのチャーシューは稀かと! ふと気づいたが、このコシと歯応えの弱い麺だからこそ、このとろける厚肉とのバランスが取れているのかも!ワシワシしていない麺と、甘さと出汁が強いツユ。そして、良い意味でそばには珍しいこの厚くデカい、しかもとろける厚肉!全てが合わさって、山形系、ラー蕎麦系にはない独自の食べ物がここにある。 価格もTGSとしては破格だが、他の肉そば有名店と比較するとコスパ良すぎ。豊しまの肉そばは、TGSとか、◯◯系肉そばとかいったジャンルを超えたオリジナルなのかもしれない。「私の肉そば、オリジナリティ最強店」である!
2023/05訪問
1回
美味い肉そば!私の大好きなお店② 私の好物の最上位は日本蕎麦!週に一度は欠かさず食べるようにしているが、コロナが蔓延してからは外食が激減し、ほぼ自前の調理で我慢していた。で、このゴールデンウィークは、しばらく訪店できていない、かつて大好きだったお店に伺うことに。今回は本格的日本蕎麦でなく、20年くらい前からマイブームである「肉そば」をテーマに行ってみよう! 本日は都内で数軒展開しているこちらへ。よく食べていたのは向島の店舗だが、近年浅草にも出店したことを知り初来訪。浅草といっても裏浅草のさらに奥の住宅街だが、開店10分くらい前から並び始め、11時には20人程度の行列に。外の行列で注文をとり、番号札を渡されて順次テーブルに誘導してくれるので、座れば直ぐに食べれるというシステム。ちなみに10:50からならんだ私は、4組目で6人目というポジション。 こちらの系列では、どの店舗でも客の8割が「冷や、大」をオーダーするし、私も以前はそうしていたが、今回は不安を隠せず「冷や肉、玉落とし」とコール。店員から「冷や肉は普通でいいですか」の確認を受けたくらいだから、稀有な客だったのかも。11:15くらいから客を席に誘導、席に着くと伝票とともに冷や肉着丼!この段階で先ほどの番号札は回収される。 麺は、恐ろしいくらいの超極太麺。コシは決して強くないが歯応えのあるタイプ。食感的に近いのは、名古屋味噌煮込みで超有名なY、あるいは武蔵野うどんとどちらも個性派のうどん。あるいは、そばというよりは「そばがき」に近いとも言える。いずれにせよ、ワシワシした感じがめちゃくちゃ美味い!確かにラーメンでいえばGに似ているという意見に頷ける。また長さは短めで食べやすい。この麺が角萬のそばを最も特徴付けていることは間違いない!ちなみに、今回初めて普通を食したが、他店の盛りの大盛りくらいはあり、十分満足できた。 つゆは、他店の蕎麦つゆと比較して、カエシが強く甘味も強い。所謂、スキヤキの割下に近い気がする。多くの日本人が老若男女好きなあの味である。私は玉落としなので、さらにスキヤキに近いかもしれない。かなり濃いめなので、そのまま飲むのはつらいかもだが、蕎麦湯を足すとちょうど良い。この特徴的な麺と出汁に、甘く煮付けた豚肉と長めの茹でネギが加わって、まさにGラーメンを彷彿させる独自ジャンルの食べ物が完成している。店舗によって、若干の個性を感じるが、これが角萬の「冷や肉」である! 「蕎麦界のG系」とは感心するくらい言い当てている言葉だが、角萬の「冷や肉」もGラーメン同様、他に類を見ない「冷や肉」という独自の食べ物だと思う。東京でしか食べることができない角萬の「冷や肉」。他のお店より少し値段は上がるが、「私の肉そば、味と食感バランスの最強店」である!
2023/05訪問
1回
初めての「謎のにしんそば」 以前から気になっていたが、よく通っていた高校時代にはなかったメニューがある。にしんそばである。 気にはなっていたのだが、結局いつもの天玉を頼んでしまうため食べることはないと思っていたが、妹と来店することになり、彼女がオーダーしたためにしんを一切れゲット!柔らかく甘いにしんと蕎麦つゆのマリアージュは、まさに京都で食べていた「にしんそば」である。500円台で食べれるのは得な気がした。 でも、他店では少ないこのメニューが何故、こちらのメニューに加わったのかは、私にとって依然謎である。 やはり、天玉?! 実家の母親と法事で京都に。お袋と県外に外出するのは数年ぶり?!福井駅につき電車の時間を確認すると約30分待ち。っと、お袋が「久々にそばでも食おう」って、あんた1時間前に一緒に朝飯食べたでしょ。まっいいかと入店。すると店内には小さな子供連れのファミリー客で満員。一般的な駅のTGSとは、全く違う客層であることに直ぐ気づく。実はこちら、地元の大人気TSGなのである。 今日は祝日のため福井駅の恐竜周辺は子供達でいっぱい。そして、駅前広場ではアンパンマンショーに行列が発生中。こんな日はキッズ含めて家族揃ってスタンディングで蕎麦をすする風景が。平日だと夕方には男性に混じって女子高校生というTSGには相応しくないターゲットが来店する。また、昼時には買い物中の主婦が一人で入っているのも頻繁である。 そして、福井では基本、蕎麦は冷たいおろし蕎麦かざる蕎麦で食すが、こちらでジモティがオーダーするのら温かい蕎麦が基本である。だから、こちらの蕎麦は、ラーメンに対するカップヌードル的にジャンルの位置付けが微妙に違うのかも知れない。 私は、子供の時から天玉一択!最近メニューににしん蕎麦が加わっているのを知り気にはなっているのだが、こちらのデフォルトである独特の出汁と鰹節、ネギと一味のハーモニーに、天ぷらとタマゴが加わらないと何故か気が済まない。 「次回は飯抜きで天玉とにしん蕎麦を二つ食べよう」と毎回決意しているが一度も叶わない。 蕎麦好きのジモティが利用する福井最古のファストフード店?! 40年前、私が高校時代は学校が休みでなければ下校時に必ず食べていたこのお店。よく駅にあるただのTGSではない。老若男女問わず福井の蕎麦好きジモティが愛してやまないTGSである。 今回、私が入った時には男子高校が3人と女子高生が2名の計5人の高校生が先にすすっていた。ともするとファストフード店に近い風景かと。しかも女子の二人は「うどんより蕎麦」のディベートを熱く交わしているという状態。他の都道府県のTGSとの違いを感じていただければ幸いです。 私はこちらでは、「天玉」と決めている。温かいかき揚げ蕎麦に生卵を落としたものである。他県と異なる点は、温かい蕎麦には花鰹が無料トッピングされること。鉋屑のような幅広の鰹の削り節が、昆布出汁と相まって絶妙なダブルスープに仕上げる。麺は十割でなく歯応え弱めの柔らかめである。更に蕎麦好きのジモティは基本、おろし蕎麦やざる蕎麦のように冷たい蕎麦が好むが、こちらでは暖かい蕎麦が人気。でも、ここではこれが美味いのである。 以上のことから、多くの県民は通常の蕎麦屋とはジャンル、位置付けを別のところに置いている気がする。美味いラーメンとは決して比較できない、カップヌードルの異なるジャンルの美味さと似ているかも知れない。 他県の人が食べて、好評価が取れるかはわからないが、県民以外の方にこの点を評価してほしい、そんなTGSである。
2022/04訪問
3回
福井駅前で食べれる、裏切らない安定の「おろし蕎麦」! 貴方は「ぶっかけ」or「つけ」、どっち? 以前は福井駅近辺で本格的な「おろし蕎麦」を食べようと思えば「福そば」一択だったが、今では旅行客の選択肢はかなり増えた感がある。多くの中でここ数年、私が一推しするのがこちらである。もう1店含めた2店が駅近にあるため、並ぶリスクも回避できる。 メニュー多彩だがオーダーは、「おろし蕎麦」一択でよいかと。量は並と小を選べる。ジモティの男性なら並2枚がデフォかもしれないが、初回の方は並をお勧めする。 ちなみに、その美味さは間違いなく私が保証させていただくので、今回は別情報を共有。このお店に初来訪した方が間違いなく戸惑うのは、その食べ方かと。多くの観光客が食べる直前に周囲を見渡している。 結論から言うと「ぶっかけorつけ」かの二択だが、自由でよいかと。 因みに福井県でおろし蕎麦を出す多くのお店では「おろし蕎麦」は少なめの出汁とともに浅い皿で供されることが多い。つまり、地元では「ぶっかけ」がデフォである。 あとは「蕎麦湯」を飲む際に、出汁割にするかストレートにするかを考慮するといい。出汁割にしたい場合は「つけ」は勿論問題ないが、「ぶっかけ」を選択する場合は、蕎麦湯用に出汁を少し残すことが必要になる。 ストレート派は「ぶっかけ」なら問題なし。「つけ」の場合は、残った出汁を飲み干すか皿に移すかの対応が必要である。 マニアック過ぎる情報でしたな。すみません。 私見ですが十割そばは、越前おろしそばが、日本一うまいと思う! 松本から福井に移動。あみだそばが駅前に支店を出したと聞いて早速来訪。 駅前の商業施設の一階に、あみだそばの店名を発見。 おろしそばという縛りの中で、割とメニューは豊富だが、おろしそば並、これしかない。こちらは並と小が個々にメニュー化されており、値段も異なる。しかし、大盛りはそれぞれに適応できる。但し、量が多いわけではないので、男性なら並か大盛りが良いと思う。越前そばは、店によっては一人前が小皿で出てくるため2、3枚まとめて頼まなければならない店もある。わんこそばをイメージしてもらえば良い。 程なく着丼。多くのおろしそばはこの店のように、せいろでなく、皿で出てくる店が多い。地元の人はここにおろしに醤油が入ったつけ汁をぶっかけて食べる人が多い。鰹節の出汁がでるから、と聞いたことはあるが、ざるそばのようにつけ汁につけて食べてもそれは構わない。唯一言えば前者は蕎麦湯をストレートで、後者は出汁割で飲むことになるくらいか。 このお店は平打ち麺である。これは越前そば共通の特長ではない。越前そばは、他エリアと比較すると太い傾向にはあると思う。勿論、十割の手打ち麺である。 おろしそばは冷たいそばなので氷水でしめる時間が上乗せとなる。当たり前だが、オーダー毎に茹でて、水で滑りを取り氷水でしめる。この手間もそばの美味しさを際立たせるためにある。 ひとすすりして噛み締めると旨い!この独特の歯ごたえ、そしてモッチリしているのに歯切れが妙にいい。これが越前の十割麺である。 出汁は大根おろしと醤油に蕎麦に乗ったネギと鰹節、以上である。出汁は使っていないのだ。しいていえば、鰹節から出汁が出ているというところか。トッピングが出汁をダイレクトに構成する無駄の無さ。これがおろしそばの出汁である。そして生まれ故郷の味である。そばがなくても、大根おろしに醤油をかけ、ネギと鰹節が加わった味を噛み締めると故郷と幼少期を思い出す。これらを丼飯にかけて食べたりもしていた。この味は既に私の心身に染み付いてしまっているのかもしれない。 蕎麦湯は勿論ストレート。他のエリアより濃厚なこの飲み物に調味料や出汁は要らない。福井に帰るとこの味で故郷を実感できる。 結果、お店のレビューでなく越前おろしそばへのコメントになってしまった感はあるが、本店同様の味と丁寧さで大安心! 皆さんもお立ち寄りの際には、駅前で旨いおろしそばを食べて行ってください。
2021/09訪問
2回
立ち食い屈指の美味さ! はっきり言うがここのそばはTGSの枠を超えて美味い。目立たない、お世辞にも綺麗とは言えない店の佇まいとそばのクオリティのギャップがここまですごい店はないと思う。 こちらは、調理人に口頭でオーダーを入れ1つひとつ調理するため、オーダー方法に一定のルールがある。詳しくは店頭に表示されているが、大まかには、麺の選択、温冷の選択、トッピングの選択という流れ。 麺はデフォと石臼挽きがある。値段は高くなるが石臼挽きが美味い。今日は品切れとのこと。で、実は本日、精密検査だったため、ここ数日ストイックな生活を強いてきた。既に先ほど血液検査含め完了していたこともあり、鯵とイカと海老の天ぷらが贅沢な海鮮天もりをオーダー。何と780円!立ち食いとしては邪道なメニューかもだが、奮発!オーダー後、金額を教えてくれるので、客がお金をカウンターに置いて、そこから釣りを回収するというシステム。調理人がお金を触らないことを実現した仕組みだと思う。受け取りカウンターで、サービスのおかかをもり、七味をかけてスペースを確保する。 この店の最大の特長は麺にある。デフォでもこの歯ごたえとコシは立ち食いでは凄いと思う。乾麺を固めに茹でた感じに似ているが、こちらは乾麺は使用していない。ちなみに石臼挽きは、歯切れと噛み応えがさらにはっきりする。デフォの「乾麺」感がなくなるわけである。麺がここまでになると満足度が半端ない。 更に天ぷらは揚げたて!海老天は絶妙な火入れでミディアムレア!イカはびっくりするくらいの柔らかさが意外!鯵は表面はカリッで、中はフワッフワ!海鮮天盛り780円は、もはや立ち食いとは言えないメニューだと思う。 立ち食い蕎麦激戦区の新橋・虎ノ門界隈での私のランキングでは、こちらと「さだはる」がツートップである。週に2回はこの二店で昼を過ごす。生まれ変わったらそんなサラリーマンライフを送りたかったとまで思わせる日常的な美味さがそこにある。お試しアレ!
2019/04訪問
1回
美味い肉そば!私の大好きなお店⑤ 私の好物の最上位は日本蕎麦!週に一度は欠かさず食べるようにしているが、コロナが蔓延してからは外食が激減し、ほぼ自前の調理で我慢していた。で、このゴールデンウィークは、しばらく訪店できていない、かつて大好きだったお店に伺うことに。今回は本格的日本蕎麦でなく、20年くらい前からマイブームである「肉そば」をテーマに行ってみよう! 今はなき愛宕のMの始めたラー蕎麦を一気に知らしめた、都内で増殖中の超有名系列「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」の総本山。この店舗のみエリア名でなく池袋壬生という店名がついている。 新橋、秋葉原、御徒町をはじめ、ラー油系肉そばを中心に、1000円価格帯で腹一杯ラー蕎麦を食わせるそんなお店。最も頻繁に通ったのは当時の会社に近い新橋のお店だったが、コロナ前まではサラリーマン、学生が集まる場所にどんどん出店していた印象が強い。 銀座ファイブのOD同様、現在メニューを拡大中だが、こちらは牛、豚、鶏の肉バリエーションの拡大とともに「◯◯南蛮」と称して野菜を加えたGラーメンインスパイア系の蕎麦に向かっているような気がしている。また店舗ごとにオリジナルなメニューを季節ごとに打ち出している。多店舗展開が故の味のばらつきを寧ろ利して、個店の特徴化を活かす戦略なのか? こちらの肉そばは、2023/5月時点で990円。そばとしては高目だが、同じ値段で小中大を自由に選べる。大は350gなので通常のそばなら2倍強の量となる。 元祖Mと比較しての最大の特徴は麺である。肉そば必須のワシワシ系であることには間違いないが、まずMの麺より太めである。赤茶けていない透明感のあるグレーの韓国冷麺を彷彿させる色とともに、コシと歯応えもMよりかなり強い!麺が超Gラーメン系であることは間違いない! トッピングは、刻み海苔と白ネギ、白ゴマ、甘辛く煮付けた牛肉であることは条件通りだが、刻みネギと白ゴマが多い反面、白ネギは細めて量が少なくコントロールされている。あと牛肉は甘く煮付けてあるが、控えめとは言えないまでもMほどの強烈な甘さはない。わりとさっぱり食べれる感じである。 直ぐに着丼し、刻み海苔と白ネギをツユに取り分け、まずは多めに一口!口一杯に頬張ったワシワシ麺はキンキンに冷えてやがる!美味い!冷えているから更にコシと歯応えが増した気がする。ちゃんと氷水で締める手間を加えていることに感動!こちらの肉そばの醍醐味はこのゴツい食感である。続いて甘辛いピリ辛なツユと共に肉の甘さが一気に広がる。先にも述べたとおり麺がMと一線を画すが違った満足度を感じられる。半分食べ、味変のため卵を。ツユの味がマイルドになるが、しっかりした食感は変わらず美味い。こちらの売りはやはりこの麺の食感である。 ともすると邪道と言われていた「ラー蕎麦」をビジネスマンや学生中心に、スタンダード化したのは間違いなくこの系列である。蕎麦界のGラーメンとして、世の頑張っている人たちを常に腹一杯にしてあげて欲しい。肉そばをカレー、ラーメンに続く日本のファストフードにするのはこのお店かもしれない。 既に私の中では肉そばの元祖の一つと認識している。「私の肉そば、ワシワシ麺満足度最強店」である!
2023/05訪問
1回
美味い肉そば!私の大好きなお店⑦ 私の好物の最上位は日本蕎麦!週に一度は欠かさず食べるようにしているが、コロナが蔓延してからは外食が激減し、ほぼ自前の調理で我慢していた。で、このゴールデンウィークは、しばらく訪店できていない、かつて大好きだったお店に伺うことに。今回は本格的日本蕎麦でなく、20年くらい前からマイブームである「肉そば」をテーマに行ってみよう! 山形名物の「冷たい肉そば」の本場の味が間違いなく楽しめるお店!山形の肉そばの特徴は、なんといってもワシワシ麺と鶏スープ、薄いのに抜群の歯応えの親鶏の3点。こちらは居酒屋が主体のお店だが、肉そばが愛され銀座に移転してからも長らく営業している。山形肉そばを供するお店は、都内では多数存在するが、私はこの店がダントツに抜けていると考える。 久々の来店で、平日12:30くらいの到着だったが先客は4名でホッと一息!冷たい肉そばのこちらでのメニュー名は「蔵王冷やし地鶏そば 」だが、当然こちら一択。かつては大盛にしていたが本日は普通サイズで。 直ぐに着丼!佇まいは、極めてシンプル。肉そば特有の茶褐色のビジュアルに、同系の親鶏スライスとネギ、三つ葉のみ。三つ葉のグリーンが良いアクセントである。シンプルなビジュアルだからこそ、王道感と自信を感じる! まずは麺を一口。コシは普通だがこの歯応えは他の肉そばと比較しても極硬のレベルである。初めて直面した方は、火が通っていないと感じるくらいかと。普通の太さのやや平打ちの麺だから、意外に感じる。 そして、ツユはオールジャンルの日本蕎麦に視野を広げても珍しい鶏ベース。色が薄いにも関わらず、出汁のコクと塩味はしっかり味わえる。しかも動物系なのに油感はなく、さっぱりしている。また、鼻に抜ける爽やかな香りがいい。鰹出汁とカエシが効いた通常のそばツユとは一線を画すが、ちゃんと「和風」を保っているのが摩訶不思議。 最後に、親鶏スライスだが、愛知や福井でも好まれている歯応えと味わいが物凄い!身だけでなく、油がある皮の部分も分厚く、ゴリゴリである。さすがにスルメとまでは言わないが、噛めば噛むほど、という美味さであることには間違いない。全体のバランスとしては、固い肉と硬いそば!多分、冷やしたスープを使用しているのだろうが、この冷たさが、麺と肉、双方の歯ごたえにドライブをかけているという感じ。 ふと思えば、飯田橋、春日の厚肉が売りの有名店Tとは真逆のバランス。だけど美味い!もとい、だから美味いのかもしれない!本家山形そばには、ラー油は入らないが、肉そばに市民権を与えたともいうべき愛宕のMも、この山形そばからインスパイアされたことにも十分納得できる。それくらいバランスの取れたインパクトがこの丼にはみなぎっている。「私の肉そば、本家山形系最強店」である!
2023/05訪問
1回
私の中では日本屈指のTGS! 韃靼ならNo.1のそば屋さん! 過日、こちらと似たスタイルのお店で韃靼そばを食したら、結局、恵み屋に来たくなってしまい直ぐに来訪!気がつけば、入院や体調不良によってかれこれ2年くらい来ていない! こちらのお店は、美味しい韃靼そばを財布を気にせず腹一杯食べたい時に頻繁に訪れた。私の中では韃靼そばNo.1のTGSであり、初めて韃靼そばを知らされた、まさに韃靼そばといえば恵み屋、恵み屋といえば韃靼そばというパブロフ回路を形成されてしまた日本屈指のそば屋さんでもある。以前は、韃靼の大を基本に食し、調子が良ければ特盛だったが、治療中の身であるため今回はさすがに並から始めてみよう。ほんの少しの贅沢として、刻み海苔トッピングをオーダー! 現在11時だが間違いなく混むと思い、足早にセルフの水とネギを確保し、店内入り口近くのスペースを占拠。即、お姉さんに「韃靼並、刻み海苔」とのコールで、マイそばを取りに行く!ほぼ初めてオーダーした並だが、改めてかなりの盛りである。店内表示によれば350gとのこと。通常の盛りと比較すれば軽く倍である。 2年ぶりを捉えてまずはこのまま大量にツユにつけ、口一杯に頬張る!美味い! この強い歯応え最高!そして噛み締めた時の歯切れの良さ、っと同時に鼻に抜けるそばの香りが堪らない。これぞ十割!あと、海苔とそばの香りの相性、海苔とそばツユの味の相性の良さを改めて感じてしまった。刻み海苔は、盛りそばには必須です! そば処で育った私は物心ついた時から、麺類はそばとラーメンしかまず食べない。しかも、そばは手打ちの十割しか食べない。しかしこの韃靼は香りこそ異なるが、歯応えと歯切れは慣れ親しんだ郷土の十割の食感そのものである。田舎に帰った、幼少に戻った錯覚に陥る。 一口目以降は、ツユにはネギを投入、そばには一味を振りかけ、一気にすすり2〜3回しか噛まずに飲み込んでいく。山葵と違って、鼻にツンとこないため、この方がそばの香りと味を楽しむことができる。 ものの3分で完食しそば湯を堪能!久々だったが、やはり美味くてボリュームのある韃靼そばは懐かしさと幸せをもたらしてくれた! やっぱり、週に一度は食べにこなくてはならないという義務感を感じた!
2020/09訪問
1回
ゲソ天そばのメッカで最高のゲソ天そばを食す! 東京には、関西の方から「ざるそばのダシやん」とヒステリックな声を上げられそうな真っ黒な濃口醤油の強いソバつゆが確かに存在する。しかも立ち食いそば界ではこれを売りにした有名店すら存在する。マニアの多くはこれを「暗黒ツユ」と称している。 私もTGSをこよなく愛し、とりわけ濃いめのダシを売りにするTGSでは、温かいかけそばに、食べ応えがあり、ツユに脂の甘みを加えてくれるゲソ天ぷらをトッピングし、ダシに合わせて生卵を加えるかどうかにこだわっているタイプである。 この暗黒ツユ×ゲソ天にこだわっている六◯そばで修行して開店したのがこちらとの噂。現在、こちらのお店は私の中では、ゲソ天そばのメッカである。 大通りからちょっと入った目立たない路地に、黄色い看板とメニューと満員の客というギャップが意外!券売機はなく、入り口正面のカウンターのお兄さんに直接オーダーすると即金額を言われ、商品と現金をその場で交換するという単純明解なオペレーション。 客はその場で、セルフのトッピングを行い、自身の席を見つけて移動します。トッピングで重要なのはネギ!これは正面カウンター付近にしかない。粗めに切ったネギが入れ放題なのはかなり嬉しい。あとは七味でなく鷹の爪!色合い、パンチともにゲソ天そばにメチャ合います。こちら、立ち食いのカウンターだけでなく、テーブルがけが2箇所あります。かなり狭いため1テーブル4名はかなりきついかと。 本日は、11:00過ぎの来訪でしたがほぼ満席。こちらの客筋は、半分がサラリーマン、半分がガテン系という感じ。時間に追われて必死にそばを掻き込むのは、全て男性である。リピーターが多いようで、多くの客がオーダーコール、デリバリーがメチャスムーズというか、ルーティン化している感がある。 客のほとんどがゲソ天をコールしている位のため、こちらはゲソ天をサイズ展開している。普通サイズの110円を軸にミニ、ジャンボの3サイズが定番化。私は食べたことがないがハイパージャンボという、名称だけでジャンボより大きいことがわかる限定サイズもあるらしい。これだけサイズ展開しているが、私が聞いてきた感じでは、8割がジャンボ、2割が普通(実際のコールは、ゲソそば、ゲソ天そば)であり、ジャンボ140円が人気No.1だと思う。ちなみに、ジャンボゲソを主軸に、玉ねぎ天、紅生姜天を追加しているが客もかなり多い。 更に、こちらゲソの炊き込みご飯のおにぎりや、ゲソのイナリ、ゲソ寿しのみならず、ゲソバーガー?サイドメニューもゲソ展開しているのでゲソ好きには堪らない。是非お試しを。 私の今日のオーダーは、ジャンボゲソに生卵。これにゲソのおにぎりを。おにぎりは白米で他の具のものもあるが、ゲソの炊き込みご飯は値段が高く小さめである。これで520円。うち、所謂ゲソ天玉そば単品は420円だから、都内のゲソ天玉そばの標準価格である450円と比較するとかなり安い。 その場で即着丼!まず、感じるのはこちらの丼デカイ! 多分、そばの量は標準的だが明らかにソバつゆが多めで嬉しい。しかもこちらのツユ、メチャ熱い。丼はプラスチック製でかなり厚めだが、それでも熱く感じる時があるので丼を渡されてからの動きは迅速にした方がいい。 ビジュアル的にソバつゆの暗黒さはそこまで感じないが、他店と異なるのは生卵の白身がいい塩梅でうっすら固まるのがよい。ツユが熱いのが目でわかる。セルフのネギをさらうように大量に盛り、粗挽きの鷹の爪を振り、カウンターの右側へ移動し、自身のスペースを確保。 早速、麺をひとすすり。麺は比較的に太めで黒っぽいが、コシや歯応え、香りはTGSとして標準的。あくまでも「立ち食いそば」というジャンルの麺であるという認識である事は前提。 ツユは、醤油のシャープさが立っているが甘さも強く、私の好み。私見ですが、卵のマイルドさが加わってすき焼きに近い味にグレードアップ。この味、嫌いな日本人はいないと思う。生卵と天ぷらが加わってこそ、こちらの味は完成すると思う。 こちらのゲソ天は、火の入りが強めて、衣がツユを吸いにくいため、抜群の超ゴリゴリ系。とにかく、歯応えがよく満足度は高いかと。身の量もすごいです。ジャンボだから当たり前かも。 おにぎりは味が濃いめで、そばのツユとの相性がものすごくいい感じ。食べた時にいつも思うが、そばツユを多めに残し、このおにぎりを投入してオジヤにしたい。しかし、いつも忘れてツユが足りなくなるのだ。 この日は全国的に日中の気温が異常に高まり、東京は19度。熱いツユを一心不乱に飲み干し、ひさびさに汗ダクに。この美味いアツアツのゲソ天そばが24時間いつでも食べれる、この店は凄い!
2019/02訪問
1回
美味い肉そば!私の大好きなお店④ 私の好物の最上位は日本蕎麦!週に一度は欠かさず食べるようにしているが、コロナが蔓延してからは外食が激減し、ほぼ自前の調理で我慢していた。で、このゴールデンウィークは、しばらく訪店できていない、かつて大好きだったお店に伺うことに。今回は本格的日本蕎麦でなく、20年くらい前からマイブームである「肉そば」をテーマに行ってみよう! 本日は、ラー蕎麦の元祖として私が通った愛宕のMの肉そばを最も忠実に再現していると自負するお店へ。Mの本店的存在だった愛宕のお店がなくなってからは、私はラー油系肉そばはこちらで食べるのを基本としている。ほぼ一月に一回は行っていたが、最近では他のMインスパイアに浮気していたため、数ヶ月振りの訪店。 コロナ明けを踏まえた対応なのか、オペレーション内容にかなりの変化が。食券制を軸としたセルフ業態から脱却したようである。券売機は布が被せてあり、フロア係が席に誘導し、席のメニューで直接オーダーするスタイルとなっていた。これとともにメニューもかなり変更されていた。いつも頼むサイドメニューの鶏天単品がなくなっていた。肉そばは1000円に値上がりし、そばの量は100g刻みで選べるスタイルへ。以前は量を増やして920円だったかと。その前は800円ちょっとだったと記憶している。量の増減と価格の検討を繰り返したようだ。ちなみに今回は中の400gを。これでも普通の蕎麦屋と比較すると2倍を上回る量である。多店舗展開のNSRも同じシステムだが、確か大でも350g。量ではこちらがお得なので嬉しい!そして小300gから大500gまで同一価格だか、それ以上の量も200g刻みで有料にて対応してくれるみたい。 肉そばは直ぐに着丼したが、今回オーダーした中サイズが愛宕Mの普通の量に近い、良いサイズ感!トレーにセットされたビジュアルも最もMに近いと感じる!以前はセットされていた卵がない!っ思ったら、天かすやそば湯、各種調味料とともにセルフカウンターにあるとのこと!ということで玉子一個をとり、天かすを少々! 刻み海苔と白ネギをツユに取り分け、まずは多めに一口!ワシワシ系のそばは口一杯に頬張ってこそ、最大限に食感を楽しめると思う!甘辛いピリ辛なツユと共に肉の甘さが一気に広がる。麺の色と太さ、コシと歯応えの強さはもとより、ラー油の辛さや汁自体の甘辛さまでMに忠実であるのが凄い!肉の甘さが、本家Mよりは弱い。強いて言えばこの点が個性か?半分食べ、味変のため卵を。生卵が入るだけでマイルドな変化を実感!味変前後ともにしっかりの量を食べれることからも、個人的な意見ではあるが1000円で麺の量可変制はグッドなシステムかと。 Mの「ラー蕎麦」を銀座で、ビジネスマンに発信し続け、新スタンダードとして定着させたこのお店は、今もなお、銀座に勤めるサラリーマンと銀座に集まる営業マンにラー油系を提供し続けている。日本蕎麦のお店として、天ぷらのバリエーションをコスパ高く増やすことに止まらず、肉そば店として、鶏天やステーキ、焼豚など、M系の肉そば、鶏そばから「肉」という可能性を広げるメニュー開発を進め、ターゲット拡大とリピーター獲得にも余念がない。また、酒のつまみも高級な食材を安価に提供することに拘っていることにも好感が持てる。 しかし、この店の味の原点は、Mのラー油系肉そばにあり、魚介含めての「肉そば」からブレない信念を感じる。 そして、私にとっては、こちらの肉そばがもはやスタンダードな日本蕎麦の一つ。好きなお店としては最寄店であり訪店頻度が最も高い。「私の肉そば、オールウェイズ最強店」である! 久々の訪店は、変化ラッシュ! ここしばらくカレーやラーメンを優先していたが、本日の暑さでは冷たいものしか摂れる気がしない。ということでこちらに。 久々の訪店となったが券売機の位置が変わっている。しかも価格が大幅アップ。えーっ!肉そばは950円と千円に迫る勢い。更にカウンターで供してもらった肉そば、サイズがひと回り小さくなった気がする。肉も減った?っと思っていたら、立ち食いスペースがなくなり、全て着席スペースとなっていたのも大きな変化だった。 ちなみに、本日は11:30の入店だったが、券売機には行列ができ、席は既に8割の入りだから、かなりの繁盛ぶり。常に変化し続けることが人気店の秘訣だとは思うが、肉そばに鶏天を加えてほぼ千円ちょいのあのコスパがなくなったことが私にとっては辛い。ウクライナ情勢がこんなところにも影響しているとは! 定番メニューの肉そば、いつのまにか増量してるよね!!! 昨年末くらいから、気になっていたのだが、肉そばの量、増量されてない? 最近は肉そばに鶏天プラスでオーダーしているがそんな気が。そういえば価格も100円ちょっと上がったような。でも量が増えていれば問題ない。で、今回の来店で量・価格ともにアップしていること確認できました。デフォルトが大盛りなのは何となく嬉しい! 以前は楽に食べれていたのだが、最近は体調によってはかなりきつい日も。でも、ラーそばは冷たい肉そばが最も美味いと思っているので、このオーダーに徹します。 ちなみに、全メニューともに量が多めなので、自信のない方は、券売機で少なめカスタマイズ可能です。 禁断の美味さと満足感、肉そば&鳥天トッピング! 通院の日は昼食を外でとることにしている。ちなみにこちらのお店は、港屋が閉店した頃から一時は通い詰めていたお店。しかしここしばらくは別のジャンルのお店にお邪魔していたため久々の訪店。と、コロナ対策でオペレーションがかなり変わっていることに気づいた。 まずオーダーは券売機制になっていた。ここで激しく悩む。港屋以来ずっと大好きな「冷たい肉そば」か、はたまたそれ以降どっぷりハマった「鳥天そば」か。私にとって味・量ともにラー蕎麦における最強の2トップである。あまりに悩んでいたら行列が出来始めたので、我に帰って即断!約1年ぶりに「冷たい肉そば」をポチり。何とネギなどの薬味やそばの量など調整ができるようになっている。増やす設定はなく削除の設定のみではあるが、お客さんの好みを追求する姿勢には好感が持てる。続いてトッピングの推奨が!おっ、ここに「鳥天単品」を発見!何と210円というリーズナブルな価格にも肩を押されて即ポチり! ということで、「冷たい肉そば」プラス「鳥天」で、1,030円(税込)ナリ!先程の悩みはなんだったのか。ちなみに、鳥天関連などの時間がかかるメニューをダイレクト配膳する際に呼ばれる番号は、かなり小さく右上に記載されているのでご留意願います。 変わっていた点二つ目は、無料の、そば湯、調味料、天かすの配置場所。以前はテーブル毎に配置されていたが無くなり、最奥のひとつのテーブルに集約されていた。感染対策上しょうがないと思うが、こちらのお店の通路はかなりせまいので、配膳カウンターからテーブルに向かう途中には使えるが、先の特定メニューを頼んだ客は、着席したテーブルから向かうことになる。その際には遠くのテーブルからだと、他の客に接触しやすく動きづらいため多分使えない。従って今後は調味料テーブルそばに席を陣取る必要がありそうだ。 タイトルとは全くかけ離れた、オペレーション変更中心のレビューとなってしまったが、「肉そば」プラス「鳥天」で1,030円!!男性の銀座ランチとしては屈指のコスパと自負します。是非、お試しあれ。 私の都内最強コスパ蕎麦、「鳥天そば」720円也! 病院の定期外来の際に、2回に1回はきていると思うが、こちらの「鳥天そば」のコスパは私の中では都内No.1だ。 以前は港屋が供していた「肉そば(ちなみに冷たいやつ)」オンリーで通っていたが、多くの常連客が「鳥天そば」にシフトしていることを感じ取り、試しに一度食べハマってしまった。昨年オーダーシフトしてからは「鳥天そばの冷たいやつ」一点である。 この鳥天そば、満足度が半端ない! ①まず、こちらのデフォルトである、ワシワシ系日本そば=山形系日本そばをラー油を効かせた甘辛いツユにつけて食べる満足度半端ない! ②大量のネギとゴマと刻み海苔に加えて、入れ放題の揚げ玉が、噛みごたえのあるそばとともに生み出す複雑な食感と香り半端ない! ③揚げたてで、一切れが超大振りの鳥天は、塩につけてもツユにつけてもジューシで満足度半端ない! ④そばは他店の大盛、鳥天はむね肉丸一枚とボリュームの満足度半端ない! ⑤無料の生卵の途中投入で甘辛さが一気にマイルドさとコクを増す、味変の満足度半端ない! ⑥締めのそば湯がうまい!ツユ割りを終えたら、鳥天についてる塩で味わうのもオツ。飲み放題含めて満足度半端ない! ⑦最後に、有楽町という場所で、これら6つの満足度を720円で体感できる満足度半端ない! この7つの満足度を、是非あなたも!! とり天そばの人気が凄い! 今回も大好きな「冷たい肉そば」でなく「とり天そば」をオーダーしてしまった!それは、きっと私だけではない。 間違いなく常連の肉そば組が、オーダーを「とり天そば」にシフトしているのがわかる。前回も書いたが、「とり天」は揚げたてを供されるため、セルフでなくそばとともに従業員が配膳してくれる特別メニュー。従って「とり天そば」はオーダーが客に見えるのである。 揚げたてのとり天が美味いのみならず、ボリュームが凄いことも相まって満足度MAXであることが最大の理由かと。多分胸肉一枚を使用していると思われる。盛り皿に添えてある塩につけてもシンプルで美味いが、ラー油の効いた蕎麦つゆにつけて食べるのがおすすめ!衣が甘辛いツユとピリ辛のラー油を吸って、淡白なとり肉と相性バッチリ!歯応えのあるワシワシした極太そばとのマリアージュ最高! 最後にコスパも最高!これで800円を下回るって、どういうこと?!銀座にありながら、年齢を問わずサラリーマンの味方!都会のオアシス!今やこちらの必食メニュー!是非、お試しを。でも、こちらのルーツである「冷たい肉そば」もお忘れなく! はじめての鶏天そば!満足度×コスパ、超高し! 私、こちらでは「冷たい肉そば」しか食べない。私にとってラー蕎麦は、甘辛いツユに生卵と別に煮付けた肉とネギとゴマと揚げ玉による、複雑な味と食感で成り立っている食べ物だからである。初めて食した港屋では一度だけ「暖かい鳥そば」をオーダーしたが、やはり「冷たい肉そば」こそラー蕎麦と位置づけている。 しかし、俺のダシでは、最近「鶏天そば」のオーダーがもの凄い!このメニュー、鶏天を揚げたてで供するため、セルフでなく麺と鶏天は従業員が配膳するので、このメニューが入ると直ぐにわかる。そして、「冷たい肉そば」よりも食べている人が多い気がする。 ということで今回初オーダー!トレーに水と卵とツユをセットして、立ち食いテーブルでしばし待つと、程なく着丼!思った以上のボリュームを感じるビジュアル!多分、胸肉ほぼ1枚を6切れに切って揚げているのでは?だから一切れ10センチ強の圧倒される位の大きさ。 早速ラーツユに入れて食べたい衝動を抑え、まず添えてある塩で。大きいが柔らかいので大丈夫。サクッとした衣の食感が堪らない。 続いて、ラー蕎麦ツユにくぐらせて、、、美味い!個人的には塩よりこっち。衣に染みたツユと淡白な鶏肉とのマッチングが大好きな味。 蕎麦を食しつつ、鶏天をかじると歯応えのあるワシワシした食感が複雑化して、いい感じ。 後半戦にいよいよ卵をツユに投入。と同時に、蕎麦には揚げ玉をスプーンひとすくいのみ投下。卵の甘みに揚げ玉の甘味とバリバリした食感が加わって、更にいい塩梅!いい味変! 食べ終わってからは、残ったツユにそば湯を入れて堪能するが、残った塩でもう一杯。サッパリした飲み口、新鮮!是非、お試しを。 鶏天そば、恐るべき美味さと満足度!!今後、3回に1回は、鶏天かな! 「My自分へのご褒美ランチ」の屈指の存在は、ラーそば! 本日、頑張った成果が報われた!内容は言えないが、久々の高揚感、満足感。こんな時は自分への褒美として、足がこの店に向かってしまう。食すは、「冷たい肉そば」一択!そんなパブロフ状態にまでなってしまっている。 今日の満足度はかなり高め。ならば今日は肉倍増の「肉肉そば」1120円をコール。 システム導線にのっとり進んでいくと全てが盆の上に準備され、あとは席につくのみ。13時過ぎとは言え、未だ銀座のサラリーマン、OLで混雑している。ちなみにだが、最近間違いなく、OL・主婦の二人組が増えている。彼女たちが食しているのは、物凄く大ぶりな鳥天が物凄い量でついている冷たいそば。手慣れた手つきで食べきれない鳥天をティッシュで包んで持ち帰ろうとしているOLまで確認できている。新手の糖質制限か、はたまた逆に糖質解禁日のそばランチであるが躊躇が現れてしまったのか。理解に苦しむが、女性が増え、彼女たちが同じメニューを食しているのは事実である。 話を戻そう!まずは、玉子、揚げ玉無しで、口いっぱいに頬張る。全ての日本人が大好きな甘じょっぱい、濃い目のタレをダイレクトに味わえる。超歯応えのある太麺蕎麦を口一杯に頬張れば、この麺と濃い出汁に、ラー油の爽やかな辛さとネギ、ゴマ、ノリの細かな食感が複雑に絡み合い、最高!これが、肉蕎麦だ!肉の甘い味付けも相まって、食べ物のジャンルを超えて、屈指の旨さ、満足感である。 半分食べたところで、玉子と揚げ玉投入。味の濃さが強まって感じはじめ頃に、出汁は薄めつつ玉子と揚げ玉のコクが加わる味変が堪らない! 私ごとだが、どうやら「無我夢中」という言葉、こちらの肉そばてしか理解できなくなってきた。ヤバイ! やっぱり旨い!港屋インスパを超えた東京肉蕎麦! たまたま、銀座駅から自宅に帰ろうとして昼食をとるために来訪。こちらは、銀座ファイブの地下であり、銀座駅のC1出口のそばなので重宝する。 到着すると11時過ぎなのにほぼ満席。オーダーに2〜3名詰まっていたが行列には及ばない。しかし、依然として凄い人気である。こちらは、メニューが豊富で定番のメニューに加えて季節や月替わりのメニューがあるため、飽きがらこな。また、一部の高級食材を除けば、かなりの盛りで1000円切るくらいなので、コストパフォーマンスはかなり良い。しかし、今日も私は、肉そばの冷たいの!800円也をコールする。 レシートを持って奥のカウンターに進み、水と箸をトレーに乗せて待つとすぐに出てくるというシステム。ちなみに卵は一人一個は無料。こちらは大半が座って食べれるが、私はいつものスタンディングポジションに陣取る。カウンターには、追加用のラー油と繊細なくらいに細かく粒の大きさが同じ揚げ玉がセットされている。 つけつゆにラー油を追加し、そばには揚げ玉を振りかけ、準備完了。揚げ玉をつゆに投入する人も多いが、私は断然ソバ派。なぜなら、揚げ玉がつゆを吸わないためカリカリした食感がいいことと、つゆが減らないこと。皆さんも是非お試しください。 まず、肉は避けて、そばとネギと海苔をリフトして、つゆに。そして、一気に頬張る。んー、幸せ。久々の旨さ。そばは歯ごたえがあるがモチモチしていて噛みごたえ満点。ここにネギのシャキシャキ感と既述の揚げ玉のカリカリ感が加わった複雑な感触が満足度を高める。ちなみに人が食べ物に満足感を感じる一つの要因に、食感の複雑さが関わっている。固い、柔らかい、シャキシャキ、モッチリ、サクサクなどが複雑に絡まれば絡まるだけ、味や量と関係なく満足感を感じる。 肉の煮タレの甘さが甘辛のツユに絡み、生卵の濃厚さが加わって、味だって美味くないはずがない。 蕎麦湯も旨い。私はここに揚げ玉を加えるが、お茶漬けのアラレのような感覚でベストマッチ。また、追いラー油が香ばしさと清々しい辛さを醸し出す。一味違うニューウェーブ蕎麦湯で満足度の高い締め感を味わえるのもこちらならでは。 山形系肉そばを超えたかも知れない、東京肉そばと敢えて言わせていただく。満足感とコスパは港屋に匹敵するかも! 港や同様、山形肉そばが美味い! 平日の13時に訪店したが、3名程度の行列が。上着を着ない半袖ワイシャツの男性サラリーマンが九割を占めている。客層は港やよりも限定的である。 どうしても、山形肉そば、ラーそばを語る際には、港やをベンチマークしてしまう。まっ、このジャンルでは、私見としては、いや、東京ではしょうがないだろう。それくらい港やの存在は神格化されているのである。 初回であることから、迷わず肉そばをチョイス。肉そばが冷やし、鳥そばが温かいのは同じ。しかし、メニューの量は半端無い。定番に加えて、週替わりを始め、期間限定メニューがある。明らかに、サラリーマンのリピーターを意識している。 配膳オペレーションは、港や以上にセルフ化している。メニューは、かなり豊富だが、オーダーが配膳担当に直結しているシステム。オーダーが奥のカウンターで箸と水をトレーに乗せると、自身のオーダー品が出てくる。冷やしつけ系はその横に大量に並んでいるラーつゆをトレーに乗せるアクションが加わる。 ちなみに、港やで食べ放題の卵は一人一個無料。これ以上は有料である。揚げ玉がセルフで入れ放題なのは、共通である。 さて、アジだが、つゆの味は港やとほぼ同じ。肉の量は港やよりは少なめで、気になったのはしっとり感がない。作り置きは間違いなく、港やのような温かさ、甘いだしを豊富に含んだ柔らかさが足りない。でも、十分な量であり、十分美味い。肉が少ない代わりに、ネギが多い。これは嬉しい。 揚げ玉が美味い。港やや、何故そば系列の揚げ玉より、粒が小さく香ばしい香りが強い。また、つゆが染み込みにくいので、時間が経ってもサクサクした食感が持続している。 肝心のそばだが、色は港やより、赤みが強い。歯ごたえと量は十分で、互角かと。一点気になるのは、口一杯に含んで噛み締めた時に、粉っぽい匂いを感じる。小麦の配合量が多いか、茹でが甘いかの何れかだと思う。混雑しているからか、ポットに入っている蕎麦湯が少なくぬるかったのが気になる。 色々、比較してきたが、港や以外のラーそばと比較すれば格段に美味い。高級店で、少量のそばをすするのもたまにはいいが、ここの満足度はかなり高い。近くのサラリーマンには、安くて美味くて早い、毎日来たい店だと思う。 私も足を伸ばしてたまには来るべきかを一瞬考えたが、どうせ足を延ばすなら、銀座より愛宕であることは間違いなく揺るぎない。
2023/05訪問
10回
退院以来、1年ぶり? 退院してから薬の影響で昼は食欲がないため、インスタントスープが定番だったこと、会社が新橋から引越しになったことから、こちらには約1年ぶり。昨年までは早く済ませたい時は二週間に一回くらいの頻度でお世話になっていた。 お昼時にたまたま店前を通って、懐かしさのあまり衝動的に入店。券売機で押したボタンは、勿論、舞茸天玉、510円! いつも何故か舞茸天関連のときだけ、紅生姜をトッピングしてしまう!地味な舞茸天とそばのビジュアルに差し色を加えるとともに、味にパンチと油に対するサッパリ感を増しているような気がする。 しかし、舞茸天はやはり表面積の広さにビックリする。一年ぶりにみても十分なビジュアルインパクトと出汁にコクをもたらしていた!懐かしく、美味かった! 今日は、久々に舞茸天玉! 今日は時間がないのでこちらへ。いつもは天玉だが今日は奮発して最も高額な舞茸天玉を。 久々に食べたが、私はやはり天玉が好きかな。舞茸天は大きさには驚くが、揚げ玉を食している感じなのが正直なところ。 でも天カスと紅ショウガのマッチは見事。美味しかったです! 回転の速さが良い効果を生んでる店! 打ち合わせが遅れ、出遅れたため、こちらに! 12:30を回っているが、13時から打ち合わせが。コンビニで済まそうと思ったが、何故か蕎麦が食べたくなった。そんな時に、しばしば寄るのがおくとねである。 行列がないので一安心。でも、立ち食いの店内はほぼ満員。券売機で、天玉蕎麦を購入。こちらにくる客の5割は舞茸天蕎麦をオーダーする。そして、カウンターに置いてある紅生姜を添えて食している。何が特徴的かというとその大きさだろう。その存在感はチラ見でもメニューがわかるほど。しかし、ここに限らず暖かい蕎麦の私のオススメは天玉、或いはゲソ天玉。立ち食い蕎麦屋では大概かき揚げだが、何種かの野菜の複雑な食感と程よい油が蕎麦つゆにもっとも合うと思うから。ゲソ入りかき揚げはゲソの歯ごたえが抜群の満足感を生むのでベストかと。卵は黄身を潰すと違い味わいを堪能できる。暖かい蕎麦においては、関東風の濃いめの出汁は、卵が入ってこそ完成するとさえ思っている。 こちらのかき揚げも他店のそれとは違わず野菜中心。桜えびが入っているので香りが良く、食感もかなり複雑。良い。 この店の最大の特徴は、食券を渡してからオーダーが出るまでのスピードにある。2名でオペレーションしているが二人の連携に、淀みや隙は一切ない。蕎麦を温める時間以外の時間を極限まで削ぎ落としている。見事!また、奥からは冷凍蕎麦の束をこの二人に供給しているが、なくなりかけた絶妙のタイミングで補充されている。残量と茹で時間を感覚的に判断してのものだと思うが、こちらの連携も見事!結果、時間に追われている多くの新橋リーマンに茹でたての蕎麦を提供できているわけだ。 麺もツユも天ぷらも、素材や調理法に際立った特徴はないかも知れない。だから、味自体を掘り下げても大きな感動を見つけられないと思う。しかし、この店はランチ激戦区新橋で、高回転で回すからこそ、茹でたて蕎麦を待ち時間なく提供し、サラリーマンの食欲的満足度を満たしている。これに加え、昼食時間を短縮することでゆとりの時間をも提供している。そんな二つの価値を提供していることを踏まえて、3.5としたい。
2020/02訪問
3回
十割の越前おろし蕎麦が一番うまいと実感できる! 福井駅前、激戦区の美味い店! いつも混んでいて入れず、いつも近くの支店ばかりだったが、やっと入れた。こちらも支店同様、旅行客よりも地元の人が多い。 メニューを見ずにおろし蕎麦とコールすると、サイズを聞いてくる。昨夜飲み過ぎて、胃の調子が万全でないため、残念だが並を。 速攻で着皿。福井のおろし蕎麦は、せいろや丼でなく、皿で出てくるのが一般的。おろしが入ったツユが別で出てくる。つけ蕎麦で食べるかぶっかけかは好みだが、地元は圧倒的にぶっかけ。何故ならネギと鰹節が蕎麦にかかっているが、これらが全て混ざり合ってこそ、地元の味が味わえるからだ。古い店では間違いなくぶっかけが基本でツユは始めから蕎麦にかけてある。この方が鰹節の香りと味が引き立つ感じが強い。ツユを蕎麦湯に加えたい人は、少し残しておくのを忘れないように! 七味を強めにして軽く混ぜてすすると、懐かしの味が口いっぱいに広がる。ざる蕎麦と違ってツユはかなり薄め。というか大根おろしの汁が大量に入っているため、自然に薄味になる。だから、蕎麦の香りを確実に楽しめる。 さすが十割。打ち立て、茹でたての十割は水で締めてこそ、この歯ごたえになる。パサパサしないのは、打ち立て、茹でたての証拠。歯切れの良さともっちり感のバランスもよい。 個人的には、もっと絡みのあるおろしの方が好きである。夏でも冬でも、越前おろし蕎麦は、冷たいのを汗だくで食べるのが、私としては好きである。 この辺には、福蕎麦という老舗もあるし、駅構内の立ち食いの今庄そばが立地している。それぞれ、福井県民がわざわざ車で食べにくるお店である。福井駅によったら、恐竜の出迎えとともに、この三店の蕎麦が皆さんを出迎えてくれる。是非、お試しを!
2018/09訪問
1回
2012/06訪問
1回
美味い肉そば!私の大好きなお店① 私の好物の最上位は日本蕎麦!週に一度は欠かさず食べるようにしているが、コロナが蔓延してからは外食が激減していた。で、このゴールデンウィークは、しばらく訪店できていない、かつて大好きだったお店に伺うことに。歳のせいで一日一食が限界のため、店数が限られる「肉そば」をテーマに行ってみよう! 本日は池袋から西武線で一駅のこちらへ。20年くらい前にはまって、週に一回は訪店していた老舗の超有名TGSである。あの頃は何故か突然、急に食べたいという衝動にかられ、徹夜明けの会社帰りに利用していた。それ以来なので約20年ぶりという訳だが、立ち食いスペースが数人分しかないため、ほとんどの客が駅前のベンチで食べているという風景が昔と変わらず懐かしい。以前はダブルがデフォルトだったが流石に不安を隠せず、「肉そば普通、温泉卵お願いします!」とコール。この四月に値上がりし、普通は500円になっていた。 初めて食べる人は、まずは肉の量に驚くはず。事前に知っておいて欲しいことは、肉そばの小、普通、ダブルとは、麺の量ではなく、肉の量であるということ。しかし、普通500円で信じられない量で、結果的に総体量は他店の大盛だと思っていい。ちなみに麺は、300円支払ってのおかわり制になっているというのがこちらのシステム。これも稀有なシステム! 麺は、TGSとしては珍しい太く平たいタイプ。柔らかめで食べ応えあり。また長さは短めで食べやすい。 つゆも特徴的で、色、味ともにかなりの薄目で毎日食べても飽きない感じが良い。醤油感のみならず鰹節や昆布の出汁も特に強いというわけでもないが、酸味を感じ、何故か肉との相性が良く、幾らでも食べれる感覚に陥る。この特徴的な麺と出汁に、山盛りの肉と厚めにスライスしたネギが加わって、この唯一無二の食べ物が成り立っている。 池袋は縁遠いエリアのため滅多に来れなくなってしまったが、今も変わらない唯一無二の食感と味が、20年前にスリップさせてくれた気がする。椎名町には、東京オリジナルの肉そばがある。私の肉そば、コスパ最強店である!
2023/05訪問
1回
東神田暗黒ツユ×ゲソ・イカTGSトライアングルツアー【第ニ弾】 東京には、関西の方から「ざるそばのダシやん」とヒステリックな声を上げられそうな真っ黒な濃口醤油の強いソバつゆが確かに存在する。しかも立ち食いそば界ではこれを売りにした有名店すら存在する。マニアの多くはこれを「暗黒ツユ」と称している。私もTGSをこよなく愛し、とりわけ濃いめのダシを売りにするTGSでは、温かいかけそばにゲソ天ぷらをトッピングし、ダシに合わせて生卵を加えるかどうかにこだわっているタイプである。ちなみに、暗黒ダシには生卵の黄身がビジュアル的に合う。また、この組み合わせによって味が完成したり、グレードアップする場合もある。これを見極めるのが楽しいこと自体、既に私もマニアなのかも知れない。 神田和泉町の和泉公園を三角形に囲むように店を構える3店のTGSがある。そば千、野むら、岩本町スタンドそば。このあたりは、浅草橋、秋葉原、岩本町にTGSの有名店がひしめく激戦区。しかし、この3店は私が勝手に推奨する「暗黒ツユ×ゲソ・イカ天」が美味い店としてみていただきたい。この辺は、ラーメンの有名店も多く行列に並ぶファンも多いが、今回紹介の店は朝の通勤時間外はまず即入り即食いできるはず。ラーメンツアーのついでにでもお付き合いいただければ幸いです。胃袋次第ですが、、、。 以降、3店を比較できるよう、共通項目で報告します。 ○施設(券売機など) 3店の中では最も新しくスタイリッシュな店舗。というのも集合店舗の一角。紺色の「スタンドそば」の表記も今風かつシンプルで好感がもてます。券売機はないため、店内でコールし、商品受け取り時に現金を支払います。ちなみに先に言っておくと、今回紹介の「東神田トライアングル」の三店は全て券売機がありません。席は立ち食いカウンターのみです。 ○来訪時間と来客状況 本日は、8:00の来訪でしたが客は私一名。従業員は店主っぽいおやじと女性の2名。ランチに向けてなのか、一山超えたのか、女性は天ぷらをあげる、親父はおにぎりを用意するといった調理に勤しんでいました。 ○当日のオーダー こちらは、ゲソ天ぷらがないため、私のオーダーは、イカ天ぷらそばに卵。コールすると即値段をコールしてくれます。ゲソ天玉だと450円です。おやじがそばを温め、薬味やトッピングを丁寧に盛りつけ供してくれます。 ○ビジュアル ソバつゆの暗黒さは、三店中最高!そして、デカいイカ天が1.5本というボリューム感に圧倒されます。というか、このイカ天の色が明るいため、対象色効果でスープの黒さを強く感じるのかも知れません。差し色の黄身とネギがいい感じです。 ○麺 太めだが、コシが弱くほんのりパサつきを感じてしまうのは立ち食いの特性。ラーメンとカップ麺を比較するより、「カップヌードル」という異なるジャンルの食べ物を食べているということに近い認識である事は前提。こちらの麺、三店の中では、最も太く赤茶けた濃い色。食感は他店と大差を感じない。感じるが差がない。 ○そばツユ(卵との相性含む) ツユは、甘辛さ、特に甘みが強い。卵がメチャ合います。多くの日本人が絶対に好きな「すき焼きの味付け 」に近づきます。私見ですが、生卵と天ぷらが加わった暗黒ダシこそ、こちらの味は完成すると思います。私の中では、一番大好きな全体感とバランスです。 ○トッピング こちらのイカ天、身が大きく柔らかい。衣は出汁を吸いやすく、厚いので食べ応えがあります。ゲソ天と比較するのは変ですが、当然ながらゴリゴリ系ではないです。しかし、柔らかくても身が厚くて大きいため、満足度はダントツのNo.1てす。 ○値段 天玉で450円と標準的。 3店の中での位置付けを表現すると、「私のベスト暗黒天そば」ってとこでしょうか?卵とイカ天で完成するという私都合のカスタマイズ感がそうさせていますから、その点は割り引いて下さい。 暗黒TGSレポート、第ニ弾は以上です。
2019/02訪問
1回
今季初の熱いゲソ天そば 今年の夏は暑かったので、かなりの期間、冷やし太のゲソ天そばに終始。しかも久々の来店だったため、今シーズン初のあったかいやつを太麺で。もちろん、ジャンボゲソ一択! 冷やしばかりで熱い方の食べ応えの記憶が薄まっていたが、やはり熱が数段美味いことを再認識。太蕎麦の歯応えは、冷やしよりはほんのり弱くなるがそれでも大したもの。食べ応えと蕎麦の風味が強く、寧ろこれくらいがいい感じかも。やはりデフォルトが美味いに決まっているということ。ゲソ天も冷やしだと衣のパリパリ感が半端ないが、熱だと衣がふやけてゲソの歯応えが超引き立つ感じ! これから暫くは、熱い麺類が美味い季節!麺好きには堪らない! ワシワシの極太麺とゴリゴリのゲソ店のダブルの歯応えは、まさに男だけのワイルド飯! 私の大好きな「ゲソ天そば」の名店「日暮里I」系の、ワシワシの極太麺と、ゴリゴリのジャンボゲソ天が食べれるお店が八丁堀にあると聞いて初来訪! ネットによるとこちらは「ゲソ天そば」を大ヒットさせた「Rそば」の源流の系列店でかなりの老舗!現在「スエヒロ」を名乗る店舗はこちら一店になってしまい、しばらく店を閉めていたらしいが、昨年再開し、「Rそば」派生の「日暮里I」の創業者の協力によって現在に至っているらしい。 ということで、超期待して店に到着!お店は再開時にリニューアルしたとのことで、狭いながらも明るくて清潔感あるシンプルな作り。カウンターだけのイートスペースは、5人で一杯!券売機はなく、現金払いだが、2オペでかなり迅速なオペレーションである。 オーダーは、太そばにジャンボゲソと決めていたが、メニューを見たら+30円で冷やしができるとのことでこちらを。客が回転していく中で気がついたのは、客の95%が「ゲソそば」とコールし、揚げ物を一品プラスする、という感じ!やはり、ゲソ天そばはかなりの人気!また、気温30度を超える中でも、冷やしは1割程度、かつ「太そば」は私だけだった!普通麺の暖かいゲソ天そば、恐るべしである。 ジャンボゲソ天は、黒茶色いソフトボールという感じ!TGSのゲソ天は、パリパリした黒い系の衣で身がゴリゴリした食感のワイルドタイプと、フワッとしたベージュ系の衣に身が柔らかなソフトタイプに分かれるが、こちらは私の大好きな前者で、しかも超々ワイルド!というのもゲソの切り身がデカすぎるし、多すぎる!衣は単なるツナギ程度の量である。硬さも尋常ではないので、あまり口一杯にゲソ天頬張りすぎると、口の中を傷つけるリスクがあると思った方がよい! 太そばは、もはや平打ちではなく断面はほぼ正方形!つまり、横縦ともに極太なので、コシを感じる以前に凄まじい歯応えである。この歯応えとボリュームのある極太麺に対して、真っ黒で甘味を抑え目の醤油が強い蕎麦つゆとワサビが合う!ゴリゴリのジャンボゲソ天と相まって、ワシワシの極太麺は顎が疲れるほどの満足感が心地よい。まさに、男だけのワイルド飯である。「日暮里I」とは、極太麺以外はかなり異なるが、これはこれで大満足!できれば最低でも月に一回は着たいと思った! 次回は、暖かい普通の麺も試してみたい!