6回
2019/08 訪問
8月の鮎も調理法で美味しく
今年も夏の恒例、鮎をお目当てで行きました。
もう遅すぎるかと思ったけど、8月いっぱいは
大丈夫とのこと。
お盆の週の週末は昼間35度を超える猛暑で、
夜になってもサウナみたいな日でした。
◆葉月 9品コース 5000円
◆スパークリングワイン APALTA
夜でも蒸し暑い日だったので、チリ産の辛口を
4人なのでボトルで。
こちらのお店は、目黒にあった頃からお酒の種類
がとても豊富です。
○先付 無花果 ずんだ味噌
ずんだとお味噌って合うんですね。
まあどっちも大豆だから当然ですが。
○前菜
湯引き鱧、白バイ貝、かます寿司、
白瓜、丸十レモン煮
丸十ってさつまいもの別名で、薩摩藩の家紋
からこう呼ばれるようになったそうです。
○椀
冬瓜、人参、隠元のお吸い物
柚子の香りがよい上品なお出汁は変わらず
美味しいです。
お椀の蓋に「吾唯知足」の文字があって話題に
なりました。龍安寺のつくばいで有名な文字で、
【足るを知る】意味深くて昔から好きな言葉です。
○お造り 旬の魚
○焼物 鮎の塩焼き 鵜籠盛り 骨せんべい
溶岩が焼ける香りがとても食欲をそそります。
8月半ばにもなると、大きくて身がふっくらです。
まるごと食べるのはどうか?という時期だけど、
こちらのは骨を切り出してせんべいにしてくれる
ので、初夏よりも身がたっぷりいただけて、
美味しいですね。今年は遅くなったけど、
これは新発見!蓼酢でさっぱり食べ応えありました。
○お凌ぎ 手打ち蕎麦
○冷し鉢
地鶏、里芋、南京、オクラ、パプリカ、
柚子香るお出汁のジュレでさっぱりです。
○食事 鯵の冷や汁、香の物
○デザート トマトのコンポート、キウイ
さっぱりと食べやすい献立で、この日も大満足でした。
気軽な平日ランチも行ってみたいな…
2019/08/29 更新
2018/07 訪問
鮎塩焼きは絶品、会席弁当のCPも抜群!
今回も友人のリクエストにより土曜日ランチの
予約をして台風の中に伺いました。
みんなのお気に入り、夏の鮎が目当てです。
誰一人延期を言い出さないのがすごいところ。
◆会席弁当 文月 2700円(内税)
追加の、鮎塩焼 860円
◆生レモンサワー 700円
●先付 ウニ、もずく、大和芋、オクラの酢の物
さっぱりと食欲がわくお味
●前菜 鱧と梅肉、鰯くわ焼、万願寺唐辛子と
じゃこの炒り煮、つぶ貝、ほおづきミニトマト
前菜だけで5種類、一つ一つ丁寧で優しいお味です。
●お造り 何だったか聞いたはずなのに…
でも美味しかったのだけは覚えてます。
●冷やし鉢 南瓜、石川芋、賀茂茄子、いんげん、
人参、湯葉あんかけ
丁寧に炊かれたお野菜に優しい湯葉あんでさっぱり。
●揚げ物 玉蜀黍と枝豆の雷揚げ、車海老、蓮根
藻塩をつけていただきます。
サクッと揚がっていて、いつも大満足。
●追加メニューの 鮎 風干し塩焼 鵜籠盛り
骨煎餅もついていて、たで酢でいただきます。
干してある分、旨味がぎゅっと濃縮されていて、
燻しが香ばしく何度食べても飽きません。
クセがなくまるごといけるので、鮎が苦手な人
でも好きになる一品。
その店でしか食べられない一品があるというのは、
飲食店において最強だなと思います。
●食事 新生姜の飯蒸し、お味噌汁
マイルドな新生姜の風味と甘みがおこわに
ほんのりのってます。
●デザート 白桃とうふ オレンジソース
ただのカットフルーツなんて出てきません。
最後まで手抜きなし!爽やかなデザートでした。
この夏も季節感満載の素敵なお弁当でした。
今回のメンバーも私が知らないうちにこの店の
虜になっていて家族で利用してるそうです。
目黒の頃から、誘った連れの何人もがリピーター
になるという素敵な店です。
また伺わせていただきます!
2018/08/06 更新
2017/10 訪問
お味良し、CP最強の会席弁当
目黒時代から何度も訪問してるけれど、
お昼の利用は初めてで、予約して行きました。
会席弁当 神無月(土曜のみ)2500円(外税)
● 先付 柿 生麩 法蓮草の白和え
生麩がふんわり、大好きな柿の甘さと合います。
これ今度マネして作ろうと思います。
お弁当1段目
● 八寸 と お造り
子持ち鮎、いか塩辛、栗渋皮煮、蕪菊花甘酢和え、銀杏
お造りは何だったか… 失念…
わ〜っと思わず声が出る、秋らしさ満点の品々、
いつもながら一つ一つ上品丁寧な味付けです。
器もステキです。
お弁当2段目
● 煮物 と 揚げ物
海老芋含ませ煮
くみ湯葉と海老と帆立の合わせ揚げ
いいお出汁をしっかり含んだ海老芋はねっとり美味。
この揚げ物の組合せ、間違いないです!
● 食事 松茸御飯 味噌汁 香の物
今年初物!けっこうたっぷり松茸が入ってて
思わず顔がほころびます。
● デザート アップルパイ バニラアイス
2500円でこの内容は凄いと思います。
連れの友人達も「松茸まで出て、こんなに盛り
だくさんで採算取れてるのかな?」なんて心配する
声が出てました。
塩加減、お出汁の具合どれも好みでないものは
今までに一つも無いのが素晴らしいです。
目黒時代より大将の腕が上がって、サービスも
文句なしなんで、さらに評価UPですよ〜
また行かせていただきます!
この後は、予定していたアシェットデセールの店へ。
2017/11/05 更新
2017/08 訪問
月替りの季節感ある丁寧な料理の数々
月が変わってまた行ってきました。
久々に食べた鮎がすっごく美味しくて、
8月も鮎だけはコースに入ってるとのことで、嬉しい限りです。
今回は私は9品のコース、友人たちは10品にしました。
葉月の懐石コース9品 5000円(外税)
詳しくは写真を御覧ください。
●先付 イチジクと水茄子がさっぱり夏を感じます。
●前菜 4種 鱧が美味しかった
●お椀 雲丹真薯、今回も薄味でお出汁がきいてます。
前に同じメンバーで恵比寿の人気和食を食べに
行った時に、ダシの旨味が無くて酷かったね~
なんて話になりました。
こちらはそれに引き換え、皆大満足でした。
●お造り 2種 鮪とイカ 新鮮です。
10品のコースだと3種ってことだったけど、
この日は4種ありましたね。
手作り繊細な虫籠が素敵です。
●焼物 鮎 風干し塩焼き
うん、これは何度食べても美味しいです。
前回はスダチ酢、今月は蓼酢でいただきました。
友人もいままで食べた鮎の中で一番美味しい
もっと食べたいと言ってました。
●お凌ぎ 手打ち蕎麦 いいお口直し
●冷し鉢 ツルンとした舌触りの合鴨
これかなり好きなお味でした。
お野菜も一つ一つ別々に調理されてるようで、
丁寧さがよく分かる一品です。
●揚げ物(10品のみ)帆立の揚げ物のようでした。
●食事 玉蜀黍の飯蒸し
コーンの甘みともち米がよくあいます。
●デザート トマトとキウイ
サッパリして夏にピッタリの〆でした。
まず最初は梅酒ロック、途中から日本酒を少し。
日本酒は司牡丹と誠鏡
どちらも超辛口、スッキリ冷酒でした。
友人たちは皆気に入ってくれたようで、
また来たいと言ってました。
今回もご主人の奥様のおもてなしが気持ちよく完璧でした。
次はランチも一度いってみようかな~
2017/08/22 更新
2017/07 訪問
目黒にあった頃よりサービス向上、料理健在
目黒川沿いにあった頃のうしやまさんは私のお気に入りでした。
最初の頃はコースが3000円台からととてもリーズナブルで、
なのにちゃんと会席が楽しめる貴重なお店でした。
友人も気に入っていて何度も誘われました。
そんな店が突然閉店してしまって残念に思ってたら、
日本橋に移転されてたんですね。
旧名が違うから全く気づかずでした。
確認してみたら、最後は7年前のようです。
レビューは書いたり書かなかったりのころなので、
もっと短いかもしれません。
夜の予約で電話を入れると丁寧な女性の応対でした。
期待が膨らみます。
わかりにくい場所ですが、1階の紅とんを目指していくとすぐわかります。
テーブル席を用意してくれてました。
まずは軽くソーダ割りのお酒で乾杯、2杯めは久保田にしました。
お酒の種類が豊富になってます。
9品と10品の違いは、お造りが1種増えて、揚げ物が一品増えます。
連れは9品コース、私は10品のコースです。
文月の懐石コース10品 6000円(外税)
詳しくは写真を御覧ください。
●先付 土佐酢がさっぱり、夏食材満載でスタート
●前菜 5種類もありました。
変わらず可愛い器で季節感あります。
黄身寿司がよかった。
●お椀 鮑の肝真薯、薄味でお出汁がきいてます。
東京の懐石だとどれかが濃すぎて
口に合わないことが多々あるけれど、
うしやまさんではそれがありません。
●お造り 鮪、鯛、甘エビ
●焼物 鮎 風干し塩焼き
これは前にも食べたことあり、
美味しかったのを覚えてるけど、
中に火山の石を入れた鵜籠盛りで出てきました。
独特の香りで燻されて香ばしくなり、
さらに美味しくグレードアップしてました。
●お凌ぎ 手打ち蕎麦
●冷し鉢 蒸し鮑おいしい~
●揚げ物 玉蜀黍と車海老、枝豆の揚げ物
色がカラフル、さっくさく。
自然の甘みがありました。
●食事 青しば漬け 飯蒸し
もち米の飯蒸しはうしやまさんの定番です。
●デザート フルーツサラダ、酒粕のジェラート
最初から最後まで旬の食材で季節感溢れるコースでした。
この価格でこれだけ丁寧なお仕事されてる店は
やはり貴重だと思います。
東京の和食店としては、薄味なのも個人的に貴重です。
料理の出されるタイミングもピッタリ問題なしでした。
正直、目黒にあった頃は給仕はバイトの女性がされていて、
あまりいい印象がなかったんですが、今回は奥様なのかな?
対応が優しく感じの良い方でした。
感心したのはお支払の時、女性2人だったから
気を利かせてくださったのでしょう。
「支払いは別々になさいますか?」とのこと。
お願いします。というと、
どちらがどのコースでどの飲み物だったか
確認なしに分かってらしたんです。
確認する店が殆どだから、すごい事ですよ。
早速別の友だちも誘って、翌月も訪問予定です。
東京ではほとんどないお気に入りの和食店が復活です!
前はなかったリーズナブルなランチもやってるので、
気軽に1人でもいけそうなのがいいですね。
2017/08/06 更新
目黒川沿いにあった時から行ってるので、
もうかれこれ20年以上。
これ程リピしてる和食店は他にありません。
だからコロナ休業中すごく心配でした。
「大丈夫かな〜自粛あけたら絶対行かなきゃ」
旅&食べ友との数カ月ぶり初会食は当然うしやま
さんで全会一致です。
6月からみんなの大好物!鮎も出るってことで、
事前に予約リクエストしました。
女将さんのお元気そうな声に胸をなでおろします。
6月の東京駅はもう以前とほぼ変わらぬ人出で
平日のランチ時も以前と違うのは、行き交う人が
皆マスク姿ってだけ。
◆おもてなし御膳 2750円(内税)要予約
鮎は別料金になると思っていたら、コース内に
入れてくださったようです。手の込んだ鮎込で
こんな低価格でいいのかしら?
以下は水無月のメニューなので、
7月は変わってると思います。
○先付
スモークサーモン、胡瓜、セロリ、新玉ねぎ
土佐酢であえたさっぱり味です。
○前菜
蛸の柔らか煮、もずく酢、つぶ貝、そら豆
蛸がめちゃくちゃ柔らかい!
そら豆の甘ガエルがカワイイ!
○お造り
白身の…なんだっけ…また忘れた(汗)
○焼物
鮎 風干し 鵜籠盛り 骨煎餅 蓼酢
溶岩の焼ける独特のスモークが食欲をそそります。
鮎の身は柔らかく甘みがあって、何度食べてもまた
食べたくなる、みんなの大好物なのです。
○煮物
帆立、賀茂なす、隠元豆 含ませ煮
お出汁がいい香り。
柔らかい帆立と出汁を含んだナスの優しい
味付けが好きです。
○食事
浅利の飯蒸し、香の物、お味噌汁
○デザート
ワサビのアイスクリーム、マンゴーとメロン
ミルクアイスにワサビの香りだけほんのりです。
サービス料ゼロなのに、いつもソツのない
優しい女将さんのおもてなしが最高です。
いつものようにカードでなく、せめて現金での
お支払いにしました。
連れはワイン飲んでたけど、今回私はお酒
いただかなかったしねぇ、もっと足繁く通わないと…
って思います。
とにかく大将と女将さんがお元気で何よりです。
東京はまた感染者が増えて困難な時期が続くけれど
乗り切っていただきたいです。
ワクチンができて、ファクターXが何なのかわかる
日が来るといいですね〜 全世界の望みです!