6_6さんが投稿したガンツウ(広島/尾道市その他)の口コミ詳細

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ガンツウ尾道市その他/その他

7

  • 夜の点数:4.7

    • ¥100,000~ / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 4.0
  • 昼の点数:4.8

    • ¥100,000~ / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 4.7
7回目

2021/03 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥100,000~
    / 1人

洋上の鮨

 淡路島にある「すし屋 亙」サンの坂本亙生氏監修によるお寿司がこちらで頂けます。
兵庫県民としては一度伺ってみたいお寿司屋さんですが、
中々予約が取れないことでも有名なお店です。

しかしガンツウに乗るとマストで頂け、これが今回の旅の楽しみの一つでも有りました。
船内6席だけのカウンター、時節柄蜜を避けるために一応予約制ですが、
ダイニングで食事後、席に余裕が有れば予約なしでも利用できます。

こちらはシャリが少し小さめで、重さを感じない軽い酢飯。
チリ酢や酢橘やごまの使い方等が、白身魚のネタを上手く昇華させ
エアリーな感じで仕上がり「つけ醤油」は不要なので
テンポ良くパクパク頂けます。
どれもがバランスの良い小粋な美味しさでした。

最初に、軽くお造りが紫蘇の上に乗ってやってきます。
たい 
すずき

**握り**
ひらめ 
あなご 生 人生2度目の生の穴子、ふわふわでした。
カワハギ 肝が中に忍ばせてあり チリ酢で全体をまとめてありました。
オコゼ
さより ゴマの香りが琴線に響きます。
剣先イカ
平貝 炙り
赤貝
さわら
車エビ シャリの上におぼろが乗り、エビが下で逆の見栄えのにぎり
タコ
紫ウニ ウニの上に薄くスライスしたイカ、透けて見えるセクシーなウニです。
煮あなご

追加でもっと頂きたかったのですが・・・
この後、ガンツウ最後のディナーをメインダイニングで和食を頂くので
後ろ髪を引かれながら寿司カウンターを後にしました。

鮨も握り手の会話もテンポ良く、
ガンツウ内の食事で一番楽しい時を過ごすことが出来ました。

夜だったので外の景色が見えず残念でしたが、昼だとより一層洋上感があふれて
感慨深い物だと思い、次回が有れば明るい時間帯に頂きたいと思いました。

そして、地上に戻ったら、「すし屋 亙」さんに行こうと決めました。


  • たい

  • すずき

  • ひらめ 

  • あなご 生

  • カワハギ 

  • オコゼ

  • さより 

  • 剣先イカ

  • 平貝 炙り

  • 赤貝

  • さわら

  • 車エビ

  • タコ

  • 紫ウニ

  • 煮あなご

  • セッティング 

  • グラスシャンパン

2021/05/07 更新

6回目

2021/03 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味-
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥100,000~
    / 1人

カウンターバー アメリカ仕込みのアメリカーノはマスト

 ガンツウデッキ手前にカウンターバーが有り
こちらで全てのゲストのドリンクが出来上がります。
そして、食後のデザートやドリンクは場所を変えこちらで頂きました。
(ダイニングでもデザートやドリンクは頂けます)

このカウンターバーを仕切る方が、アメリカ生まれアメリカ育ちの日本人の方で、
席に着くと、「お待ちしていました」と お声かけが有り
親近感が一気に上昇。

最終日に伺うと、気心も知れガンツウの事アメリカのこと等色々と教えてくれ、
話が弾みました。
コロナ禍なので日頃人と話す機会も無く、
こちらでスタッフとの気兼ねの無い楽しいお話も
この旅行の醍醐味でも有りました。

最後に立ち寄った際に、コーヒーのアメリカーノとアメリカンの違いを教えて頂き、
そのアメリカーノを初めて(多分?)頂くこととなりました。
アメリカ仕込みの方が作るアメリカーノは本場のお味とも言えます。
因みにアメリカーノはエスプレッソをお湯で割った物。
それはエスプレッソの薄いバージョンで深みが有り、
個人的には普通のコーヒーよりも好き。
このことがきっかけで、最近はアメリカーノ見つけるとマストで頂いていますが、
今の所こちらが一番美味しいです。

伺うと殆どのアメリカ人はクリームやミルクなしで頂くとのことで、
1杯目はブラックで頂き、2杯目は少しだけクリームを入れて頂きました。
クリームを少し入れた方が、鼻腔に迫る香りがアメリカっぽくて凄く美味。

他のスタッフの方の口コミではハイボールがダントツで美味しいとの事で、
気になりつつも今回頂くことは出来ませんでしたが
次回が有れば絶対に頂いてみたいと思いました。

夕食時、オリジナルのカクテルもいくつか作って頂きましたが、凄く美味しかったです。
可愛い、ガンツウ(かに)の飾りも付いて、思い出深い経験が出来ました。

今思えば、もっともっと我が儘を言って、
ノンアルコール等のカクテルを山ほど作ってもらえば良かったかしら?と・・・
後悔しています。

ガンツウのスタッフの方は全員がホスピタリティの最高峰だと思いました。
お一人お一人お名前は覚えられませんでしたが、今でも皆さんの顔を鮮明に覚えています。
気がつくと色々なスタッフの方からお声かけを頂き、心地よい旅でした。
伺うとリピーターの方も大勢いらっしゃると言われ、頷けます。
穏やかな瀬戸内で、静かに航行するガンツウのメモリーは人の手によって作られ
人の手によってブラッシュアップされているのだと思います。

これでガンツウのレビューも終わりです。
全てのパッセンジャー、地上も含め全てのガンツウスタッフ、そして
今までのレビューにお付き合い下さった皆様には感謝申し上げます。

         thanks a million

  • ガンツウオリジナルカクテル、蟹さん付き、氷が丸かった♬

  • ガンツウオリジナルカクテル

  • アメリカーノ

  • カフェオレ

  • ミルクティー

  • 毎朝ヨーグルトとフルーツはこちらで頂きます。フルーツも甘くヨーグルトもフレッシュで、特に蜂蜜が凄く美味しかった。

  • ハーブティー

  • カウンター脇にはスナックビュフェが有り、こちらのカウンターでも頂けます。

  • 夕食後部屋にはフルーツが有りました。冷蔵庫に入っていた甘酒と共に・・・

  • 枕元にはいつもお菓子とお水が・・・

  • USBケーブルもガンツウに守られ行儀良く安眠中、感謝です。

  • カウンター

2021/05/11 更新

5回目

2021/03 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥100,000~
    / 1人

ランチ

 二泊三日の旅では、船内ランチは1度だけ有り、それは2日目のランチです。

この日は朝から怒濤のごとく忙しく、
6時半には船外体験→カフェタイム→朝食→和菓子体験→ランチ→午後の船外体験→お夕食

朝食が遅く、其の後にお菓子を頂き直ぐランチだったので、
そんなにお腹も空いていなくて・・・
天ぷら付きのお素麺にしました。

和前菜 
失念してしまいましたが、確か?白身魚の和え物だったかしら。
洋前菜
アスパラガスでした。

小豆島素麺 天ぷら付き
素麺はのどごしも良く癖もなく初夏の訪れを感じる物で、つけタレとも良く合い
瞬く間に胃袋へ・・・もう一つ追加で欲しかったのですが、この後
ガンツウカレーを頂くので止めました。
そのカレーですが上にアワビのスライスがのり何とも贅沢な見栄えのカレー。
イシガニを出汁にして煮込んでいるようですが、隠し味みたいで
良く煮込んだ系の深みの有るマイルドなカレーでこだわりを感じます。

瀬戸内旬のリエット

海鮮ちらし

食後のフルーツ

瀬戸内柑橘ソーダ・レモンソーダ
どちらも気持ちの良いリゾート気分を味わえるソーダでした。


ガンツウのカトラリーは見事でした。
朝はとてもシンプルなガンツウロゴの入った白いお皿がメインで。
昼と夜はその中に、骨董品の器などが加わり奥深いおもてなしの器選びだと思いました。
この船内で一番年代を感じる器を目にしたり触れたりすると、
瀬戸内の穏やかな航行と相まって
何だか?とても悠久の時を一緒に刻んでいる気がします。

毎回テーブルセッティングも無駄の無いシンプルさで、
その都度出されるコットンのおしぼりは抗ウイルスの
個包装タイプ、同じく個包装の抗菌加工のマスクケース。
並々ならぬコロナ対策で頭が下がります。


***午後のお散歩は、しまなみ海道の大三島へTボートで移動します。

そこには、パワースポットの大山祇神社が有ります。
正門を過ぎ神門手前に、
乎知命御手植の楠(おちのみことのくすのき)樹齢2600年
(天然記念物)が有り、
こちらは息継ぎなしで3周すると願いが叶うそうです。
他にも、日本最古の楠 天然記念物 「雨乞の楠」樹齢3000年等も有り
それだけでも霊験あらたかなエリア。

尚且つこちらの神社から暫く歩き奥の院参道には
約樹齢3000年の生樹の御門(いききのごもん) と言う
愛媛県天然記念物がひっそりと有りました。
一本の木の付け根辺りが空洞になりそこに踏み場の悪い階段が有り、
その木が御門となり、頭を垂れ腰を曲げながら体を小さくしてくくり抜けます。
そして、参加者全員がパワーチャージ!

これを見てアユタヤ(タイ)の組み込まれた仏頭を思いだし、
ここでも神木の力凄さに圧倒されました。


  • 和前菜

  • 骨董品の蕎麦猪口と薬味

  • 小豆島素麺

  • 天ぷら

  • 瀬戸内旬のリエット

  • ガンツウカレー

  • 洋前菜

  • 海鮮ちらし

  • レモンソーダ

  • 瀬戸内柑橘ソーダ

  • 食後のフルーツ

  • セッティング

  • 使い切り布おしぼり 抗ウイルス抗菌 ウエットタオル コットン

  • 大山祇神社 正門

  • 日本最古の楠 天然記念物 「雨乞の楠」樹齢3000年

  • 乎知命御手植の楠(おちのみことのくすのき)樹齢2600年 (天然記念物)

  • 樹齢3000年の生樹の御門(いききのごもん)

2021/05/07 更新

4回目

2021/03 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥100,000~
    / 1人

和菓子のふるまい

 ガンツウの中に有るラウンジは唯一靴を脱ぐくつろぎ空間。
メインデッキが前だとすると、こちらは後方に有り、お部屋には掛け軸まで有ります。
そこでは、奈良の 「樫舎」(かしや)喜多誠一郎氏監修による和菓子を、
目の前で作って頂けます。

予約をしてランチ前に伺いました。
先ずは 
打ち菓子 を目の前で素材を型に混ぜ合わせるところから見せて頂けます。
小さなイシガニが型から出てきます・・・それはガンツウ。
崩れやすいので、そっと手に取り頂きます。
口溶けも良く、とてもスイート、煎茶とも良く合い、
優しくガンツウが胃袋に収まりました。


生菓子
中餡と練り切りが用意され手際よく生菓子が出来上がります。
餡はとてもマイルドで、ほのかに小豆の香りも有る?感じで美味しかったです。
この時は、お抹茶で頂きます。

最中
可愛い最中があっという間に出来ました。
皮がパリパリで出来たて感が満載の最中。
餡もそうですが、これはなんと言っても皮がフレッシュすぎて、
歯切れ良いパリパリ感が癖になります。
最中はコーヒーで頂きました。

それぞれの和菓子に合うドリンクを選び、目の前で和菓子を作って頂く・・・
日本最大の内海で、ガンツウの懐で頂く和菓子のふるまい。
後方故に動く絵画は流れる遠近法になり静かな時の時空を感じ
とても贅沢で感慨深い時を過ごす事が出来ました。

こちらでのふるまい中、丁度「音戸大橋」と「第二音戸大橋」の
2つの赤いアーチ橋の下を航行し、船は直ぐ大きくカーブします。
実際乗っていると、どんなに直角に曲がろうと、全くの揺れや重力を感じませんが、
このお部屋では、掛け軸が敏感に反応してぶれ出しました。
伺うと、初航行の時掛け軸同様に、色々な物がテーブルから大きく移動し、
大勢のスタッフは驚いたそうです。
乗船中そんな現象は何処でも一切起こらず、見えない所でのご苦労を垣間見た感じです。


  • ガンツウの打ち菓子

  • 型抜きとカニさん

  • 生菓子

  • 生菓子になる前

  • 生菓子制作中

  • 最中

  • 「音戸大橋」と「第二音戸大橋」の2つのアーチ橋を過ぎ急カーブ中

  • 掛け軸が傾いています。あえてストッパーが無いのが嬉しい仕掛け?

  • ラウンジ内

2021/04/21 更新

3回目

2021/03 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥100,000~
    / 1人

モーニング

 アメリカの NY TIME誌が
世界で最も素晴らしい場所 100選 2019年ver に
日本のスポットが4カ所選ばれ、その一つがガンツウです。

コロナ前は外国からのゲストも多かったと聞きます。
乗船して思うのが、完璧なまでに美しく無駄の無い和船だと言うこと。
ただ、こちらの外観および内装の設計をされた建築家の堀部安嗣氏は、
特別に和を意識した訳では無く、瀬戸内海の自然を意識し調和の取れた美を追究したようです。
それ故に、外観はシルバーで、そのボディは海や空そして天候や時間などを全て吸収し、
自然と調和し色を変え擬態化しながら瀬戸内海を漂います。
客室に関しては、不燃処理をしたアルダーという木を使用し、
ゲストが集う3Fはサワラを使い
目にするもの全てが優しく、昔の日本家屋の木のぬくもりを感じ海上にいるのに、
山奥のロッジにでもいる感覚にもなります。
海なのに山のような静けさもあるのだと痛感しました。

そして、中央エントランスから広がる白漆喰・・・
そして、ガンツウの象徴でもある切妻屋根。

朝になると特にその漆喰の白さや、木のぬくもりに癒やされ、
船旅をしているのに船旅をしていない感覚に陥ります。

モーニングは洋食と和食のプリフィックススタイルで、
勿論両方のいいとこ取りや追加何でも頂けます。
私は、2日とも和食を選び、主人は2日目は洋食をメインに選んでいました。

和食は、
御飯又またはもち麦/フグの味噌汁/お漬物/煎り豆腐
ちりめんじゃこ/納豆
等が、一つの膳にセットされて来ます。
そこへ、
卵料理は、だし巻き卵、温泉卵、生卵から選び、だし巻き卵を頂きました。
本日の焼き魚も3種類?ぐらいから選べます。

そして、フレッシュジュースにトマトを選び、
凄く濃いトマトジュースで朝からびっくり。
思うのですが、ガンツウは野菜やフルーツ等の素材自体の濃度が濃く、
どれもが美味しいです。
他サラダや、ローストビーフ、フレッシュチーズや、ヨーグルトなどをチョイス。
食後には、せとうちの季節のフルーツを頂きます。
季節のフルーツは柑橘系の4種類で、デコポンやはるみ等でどれもが甘く美味しく頂きました。
余談ですが、お部屋には立派な苺が用意されそれも凄く甘く、
フロントにあるミカンはどれもが甘く、頂くフルーツ全てが美味しかったです。

二日目は、煎り豆腐の所が、がんもどきに変わり、
卵料理は、洋食の方から目玉焼きにカリカリのベーコンを・・・
味噌汁も、漁師汁に変化。

朝なので玄米茶のおもてなし。

二日目主人は、最初に洋食を頂き、最後に和食を頂いて大満足でした。
基本的に、ボリュームが無いので、負担無く和と洋を一緒に楽しめます。

プレーンヨーグルトは2日とも頂きましたが、一緒に付いてくる
たかのすファームの蜂蜜をたっぷり入れて頂くと、
朝から昇天気分の美味しさで印象深い物でした。

時節柄、ビュッフェスタイルではありませんが、個人的には
食べ物を取りに行くのが面倒なので、このスタイルの方が好きです。


  • せとうち野菜のサラダ

  • もち麦御飯とふぐの味噌汁、煎り豆腐、納豆、ちりめんじゃこ、香の物

  • 焼き魚

  • 焼き魚

  • ローストビーフ

  • フレッシュチーズ

  • 季節のフルーツとプレーンヨーグルト

  • トマトジュース

  • 2日目 がんもどき

  • 2日目 フライドエッグにカリカリのベーコン

  • 2日目 漁師汁

  • 2日目 季節のフルーツとプレーンヨーグルト、たかのすファームの蜂蜜付き

  • 2日目せとうち野菜のサラダ

  • 2日目スモークサーモンとクリームスープ

  • 2日目クロワッサン

  • 2日目スクランブルドエッグとベーコン

  • 2日目、洋食後の和食

  • ダイニングエリア

  • 朝の仕入れ、血抜きをしています。

  • 朝の洋上のガンツウ

  • 午後の洋上のガンツウ

2021/04/16 更新

2回目

2021/03 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.3
    ¥100,000~
    / 1人

ウエルカムラウンジとガンツウデッキ

 人生初の船旅で、ガンツウに乗船しました。
奇しくも一年前、コロナでダイヤモンドプリンセスが日本中の話題となり
まさか、一年後に船旅に出るとは夢にも思いませんでした。
たった2泊3日の旅でしたが、とても印象的で貴重な経験。
この場をお借りして、ガンツウスタッフの皆様、広島の皆様に感謝申し上げます。

ガンツウも去年(2020年)の緊急事態宣言で数ヶ月運行を停止し、
その後独自の感染症対策を実施し、
現在その対応策は既に第9報まで有りその都度改定しているようです。
行く前にはPCR検査は必須で、勿論スタッフも毎月検査され
客室数も絞って運行している様で、参加する側としては心強かったです。

最初2月のクルーズに予約をし、その後緊急事態宣言になり不本意ながら一度キャンセル。
3月に予約をし直しPCR検査をし何とか乗船することが出来ました。

当日は福山駅にガンツウスタッフの方が迎えに来て、車で約40分位で
ガンツウのお膝元のベラビスタせとうちラウンジへと案内されます。

そのガンツウの見えるラウンジで検温とチェックインをします。
(勿論、手指消毒やマスクはいつでも何処でもマスト)
乗船まで余裕が有るので、こちらに用意されているドリンクやお菓子を頂きながら
ゆっくりと過ごせます。

その後、数組又は一家族ごとにガンツウ乗り場まで車で案内されます。
何と、ガンツウ乗船する車止めのエリアはそんなに広くなく、
ゲストを送り届けると車は何百メートルもバックして戻って来ます。

無事乗船するとお部屋に案内され、既にスーツケースを送っているので
先にMYバッグがどや顔でリラックス状態。
因みに、行きも帰りも人数分の荷物を自宅⇔船まで送れるサービス付きで、
行くまでに手ぶらで参加できます。

お部屋で少し落ち着くとガンツウデッキではウエルカムドリンクが振る舞われます。
小さなカナッペ付きで、それらを飲みながら頂きながら船は岸を離れその時に
船体にそぐわないほど大きな汽笛が鳴らされ、しばし陸上をさようならし、
いよいよ美しい貴船ガンツウと運命を共にします。

こちらのガンツウデッキでは事あるごとに色々なイベントを見ることが出来ます。
参加するまで瀬戸内を眺めながらゆっくりすると思っていましたが・・・
挟水道を通る時、テンダーボートがタグボートの役目を果たしながら進む姿を見たり
それが夜ですとボートから放つ光を頼りに進むガンツウ・・・
その後、無事に通り終わり戻ってくるボートはガンツウの懐にセットされます。
そんな、経験の無い非日常にわくわくし、
もしかすると、ガンツウの1ノット1ノットが醍醐味なのかも知れません。

ガンツウはこの瀬戸内を渡る船では一番大きく、
当初中々運行許可が下りなかったそうです。
それは、先日のスエズ運河の座礁のような事態を懸念してのことです。
そこで、*Tボートをタグボートとして運行し挟水道においては水道沿いにライトを付けたり?
色々な対策を講じて3回目?位で許可が下りたそうです。
(スタッフから聞いたお話をうろ覚えで書いているので少し間違っているかも知れません)

この素敵な瀬戸内を見せるために、見えないところで色々なご苦労が有ったようです。

このデッキでは、気がつくとスタッフの方が側に来て色々と説明して下さいます。
色々な名称や島の名前など素敵なお話をしてくれ、
寒くなると暖かいダウンを持ってきてくれ、皆さん本当に尽くして下さいました。
それ故、瀬戸内の穏やかな海の懐に包まれている様な気持ちの良い滞在でした。

*Tボート=テンダーボートでアルミ合金で造船された小さな高速ボートで
ガンツウ内に2艇設置されています。


  • 先ずは 泡で乾杯

  • お菓子群

  • ハーブティー

  • オレンジジュース

  • ロゴアップ

  • ラウンジ内フリードリンク

  • ラウンジ内フリーお菓子

  • 受付エリア 一部

  • ラウンジエントランス

  • ラウンジから見たガンツウ

  • デッキでのウエルカムドリンク、ピンクシャンパンとカナッペ シャンパングラスが倒れないような工夫が

  • ガンツウデッキ

  • 夜のガンツウデッキ

  • ガンツウの運行に欠かせないTボート

  • Tボート(ねぶと号)がガンツウの懐に収まる様子

2021/04/21 更新

1回目

2021/03 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥100,000~
    / 1人

メインダイニング ナイト

  瀬戸内でとれる青色の小さなイシガニの愛称が、ガンツウと言うそうです。
地元の人にもゲストにも、その小さなカニのように永遠に愛される存在になろうと
船名は「ガンツウ」と名付けたそうです。

そのイシガニに乗船し最初の食事は夕食になりますが、その前に
地元漁師さんから直接タコの仕入れが有り、その様子をデッキから見学できます。
たこの漁師さんは世襲制でここでは限られた人しかタコ漁が出来ません。
その何代にもわたる漁師さんがガンツウまで来てくれます。
そして、この時、タコには脳が全部で9つ有るとスタッフの方から教えて頂きました。
足一つ一つにも脳が有るそうです。

生きた大きなタコを仕入れると、ガンツウの料理人の方が直ぐ急所に何かを刺し、
一気にタコの色が変化し全ての脳が機能しなくなります。
こうして、鮮度抜群のタコがこの日頂けるのです。

そのガンツウ内で頂く和食は原宿の老舗割烹「重よし」の大将である佐藤憲三氏が監修。
なので、和食をメインに頂きましたが、洋食も素晴らしい物でした。

お食事は お好きなものを、お好きなだけ。
   それが、ガンツウのお食事の基本です。
尚且つ、色々と頂けるように、比較的少量で用意されるので、
和食に限らす洋食も併せて様々な物を気兼ねなく頂くことが出来、
船上でありながらもここは食のパラダイス。

勿論ドリンクも特別な物を除き全てフリー
色々なテーブルでシャンパンやワインのボトルが開けられている光景を目にしました。

そしてご丁寧にも、その食材の数々をお披露目し、尚且つお気に入りの調理法も選べます。
こちらはプロではないので、大体はお任せしてお願いしました。

ドリンクは終始、炭酸水を・・・
ここでは2月に東京の三つ星レストラン レフェルヴェソンスで頂いた時と同じ
奥会津金山の優しい味わいの天然炭酸水でした。
置いてあるドリンクは全て、レベルの高いものでした。

和食がメインでしたので、メニューの中から
広島県 相原酒造の 大吟醸 雨後の月を頂きました。
澄んだ味わいで爽やかな大吟醸。

そして、ノンアルコールのオリジナルのカクテルも作って頂きました。

先ずは、旬の一品
イカナゴの唐揚げ ちいいかの白ワイン炒め 菜の花の辛子和え
見栄えも、お味も、老舗割烹らしさが満載。

いのししと白菜のうま煮
これは和食のコースの中に入っていたのですが、ちょっと驚きました。
実は神戸ではイノシシが出没することを知り、引っ越してから凄く驚きました。
まさか、こちらで頂くとは、ついにという感じです。
おっかなびっくりで頂きましたが、
イノシシは全く癖がなく、マイルドなお出汁とも調和して
非常に美味しいものでした。
流石、「重よし」さんの監修です。

せとうちの恵み 魚
お好きな魚を 刺身 炭焼き 揚げ 煮付け 等お好みの調理法で
穏やかなせとうちにちなんだ、とても癖のない美味しい恵
どれも永遠に頂いていたかった。

牛肉 
岡山県岩本牧場 黒毛和牛のロース肉の炭火焼き わさび醤油

野菜 
尾道近郊の野菜を炭火焼きや天ぷらにて
山菜のてんぷらは季節を色濃く感じ美味しく頂き大のお気に入り。
次の日も同じ山菜の天ぷらを頂きました。

お食事
白御飯 あさりの赤だし 香の物

本日のスープ かぼちゃのポタージュ

ホワイトアスパラガスと車エビの柑橘ソース
春といえばホワイトアスパラ、旬のお味を満喫。

車エビのフライ タルタルソース添え
フライというよりは素揚げに近い状態で見事な美しい仕上がり。
それにオリジナルのタルタルでシナジー効果抜群でした。

カニクリームコロッケ
ガンツウの航行する静かな瀬戸内同様、無駄のないほとんどカニのクリームコロッケ
美しもはかなくため息の出る一品。

ビーフシチュー
何時間も煮たシェフ自慢のコクのあるシチュー
添えてあるマッシュポテトと一緒に頂きます。

勿論食後のスイーツも食べ放題で色々と頂きました。

樫舎のぜんざい
これは小さなお餅入りだと聞き、それを白玉に変えていただきました。

季節の和菓子

クリームブリュレ季節のシャーベット付き

アイスクリーム

カスタードプリン
見た瞬間ホッとするお姿のプリン
なんだか?懐かしくもあり、納得できるお味でした。


初日のお夕食中ガンツウは狭水道を通り橋を二つ潜り抜けます、
そのイベントをスタッフの方が教えて下さり
急遽デッキへ行きその様子を見学をします。
食事の途中席を立ち、また戻り食事を続け、気持ちの思うままの旅行で、
まるで童心に帰ったかのような錯覚になりました。
これもガンツウの魅力の一つだと思いました。


  • イカナゴの唐揚げ ちいいかの白ワイン炒め 菜の花の辛子和え

  • ホワイトアスパラガスと車エビの柑橘ソース

  • いのししと白菜のうま煮

  • 瀬戸内のお刺身アラカルト

  • オコゼのから揚げ

  • 季節の野菜天ぷら

  • アナゴ焼き

  • 季節の野菜炭火焼

  • 黒毛和牛のロース肉の味噌漬け焼き

  • 黒毛和牛のロース肉の炭火焼き わさび醤油

  • かぼちゃのポタージュ

  • 車エビのフライ タルタルソース添え

  • サザエつぼ焼き

  • ご飯

  • 車エビ 炭火焼

  • ビーフシチュー

  • 季節の和菓子

  • 樫舎のぜんざい

  • クリームブリュレ季節のシャーベット付き

  • アイス

  • 大吟醸

  • 天然炭酸水

  • ノンアルカクテル

  • 鮮魚アラカルト

  • タコの仕入れ中

  • 仕入れて戻って来るところ

  • 船外デッキが納められるところ

  • 食事中 狭水道を航行中

  • 2日目カニクリームコロッケ

  • 2日目カスタードプリンとアイス

2021/04/12 更新

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