2回
2018/06 訪問
高い次元でバランスの取れた魚介醤油ラーメン
魚介スープの杉樽しょう油ラーメン
2020/11/23 更新
2014/08 訪問
端正で優しいラーメン
夜は居酒屋になるという、薄暗い店内は靴を脱いであがります。
お盆休み期間中とは言え、平日の１３時３０分で先客無しでしたが、ポツポツと来ますね。
話を聞いてると遠くからわざわざ来たお客さんのようで、噂を聞いてきたみたいです。
ラーメンは、魚介／鶏豚スープ × 塩／醤油 の４つの組み合わせから選びます。
●鶏豚スープの杉樽しょうゆラーメン 700円
端正なしょっぱさと、体に染み入る感じのダシ、美味しいです。
スープは、鶏ガラと豚ゲンコツの動物系に、魚介もプラスしているそう。
カエシは、杉樽で１年以上熟成させた醤油。
無化調でこの奥行きを出すには苦労されたでしょう。
価格ギリギリのコストと手間がかかっているのでしょう。
ですが色々と工夫して、結果、優しくマイルド、ダシよりキリッとした杉樽仕込みの醤油が主役のラーメンとなっています。
麺は普通の中太縮れ。
チャーシューは３種で、豚は低温真空調理ですね。美味しい。
鶏は２枚で、ムネ肉とモモ肉ロール（珍しい！）、スモークしているのかな香ばしいです。
このモモ肉ロールはもっと食べたい。これをツマミに飲みたい。
あ、この感じ桜山の「藤嶋家玉」に似てるかも。
たぶん、ここのご主人も真面目なんでしょう。そうに違いない。
この店が今後どっちに向かうか気になります。要定点観測。
ごちそうさまでした。また来ます。
鶏豚スープの杉樽しょうゆラーメン
2014/08/20 更新
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-追記 2019-
食べログ上では閉店扱いになっていますが、実際は本宮に2019年10月29日「吟麺 今日華 」として移転しました。
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前回は2014年なので４年経ちますが、その間にあれよあれよと盛岡市でも屈指の人気ラーメン店になったここ「今日から」。
（ちなみにオープンは2013年9月）
夜は居酒屋で昼はラーメンだけの提供ですが、もう居酒屋ランチのレベルはとうに超えていますよね。
でも、なかなかこっち方面には来ないので、こんなに間が空いちゃいました、
実はマイレビュさんの口コミによれば「セメント煮干し系の激にぼ」なるメニューが時々限定で出されるそうで、それを期待して来ましたが、ご店主に確認すると今日は無いとのこと。
では、と前回食べそびれたこれを。
ちなみにその限定を覗けば、４年前からメニューの増減は無しで、
「魚介」「鶏豚」×「塩」「醤油」
の４種類です。
●魚介スープの杉樽しょう油ラーメン ￥700
スープ：
煮干し、節系、昆布、貝類などを使った出汁は、流行のインパクト勝負系ではないですが、「体幹」がしっかりしてる印象。
その、出汁の上澄みだけ上手くすくい取ったような腰の据わった出汁と、まろやかな醤油の甘さが同時にバランス良く鼻を抜けて行きます。
バランスと言ってもここまで高いレベルでまとめられると、自然に頬が緩んで来ます！
それぞれの出汁食材を、複数の鍋で異なる温度で管理する芸の細やかさが生んだバランスですね。
なお、鶏豚スープの方には魚介も使っているそうですが、こちらは魚介オンリーとのこと。
自分は鶏豚よりこの魚介の方が好きです。
これで無化調、素晴らしい。ご店主は体に負担をかけないラーメンを目指しているらしいですが、この後味の良さはそれを裏付けていますね。
麺：
少し太目な多加水の縮れ麺。もちっとした麺をあえて歯ごたえ重視で固めに茹でてる感じで、モチシコ。
類まれなスープを生かすための麺。充分だと思います。
具：
前回と同じ、３枚のチャーシューは豚ももと鶏むね、鶏ももロースト。特に鶏ももは香ばしくて美味しい
他は、メンマ、海苔、かいわれ。（実は「かいわれ」は苦手だ）
うん、これならこの人気も納得で、もっと頻繁に来たいですねー
ごちそうさまでした。また来ます。