呈蒟蒻さんが投稿したらー麺創房 ぱこ(京都/西京極)の口コミ詳細

呈蒟蒻のラーメン+αガイド

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らー麺創房 ぱこ西京極/ラーメン、つけ麺、餃子

2

  • 夜の点数:-

      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:5.0

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 3.0
      • |雰囲気 2.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク -
2回目

2018/12 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス3.0
    • | 雰囲気2.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

らーめん創房ぱこ@五条西小路:限定背脂中華そば&極上塩らーめん&勝野さんの焼き飯 - t_cognac's weblog

この20年の間の京都のラーメン...いや、関西のラーメンの歴史を振り返ろうとすると、このお店の存在を抜きに語ることはできないだろう。元は中華料理店だったが、大将が東京でラーメン修行した後、こちら京都でラーメン店としてリニューアルオープンしたお店。そんな大将が修行を積んだのは化学調味料は用いず、オーガニック素材にこだわり抜いたお店として知られる秋葉原の「ラーメン創房玄」だった。ラーメン店としてリニューアルした当時、このお店の店名は「ラーメン創房日本一」だった。

が、お店の電話番号下四桁は(今も昔も変わらず)8585。それにちなんで、ラーメン店としてのリニューアル当時からノレンは「ぱこぱこ」だった。そのことから「ラーメン創房日本一」はやがて「ぱこぱこ」の名で知られるようになり、やがて2006年あたりから「ラーメン創房ぱこぱこ日本一」という屋号に自らしたのか世間からそういう認知を受けたのか、とにかく「ラーメン創房日本一」というより、「ぱこぱこ」の方が通り名になっていった...という経緯を持つ。で、足繁くというほどではないけれど、何かの折に、きちんと作られた美味いラーメンが食べたいな、と思った時には家族を連れて、はたまた職場同僚を連れて食べに行く、というのがこのお店だった。で、大将の「心臓がもうアレなもんでそのうちお店やめようかと思ってるんですよぉ...」とかいうボヤキを聞くに、やがて本当にそうなってしまったら寂しいことだと思っていた。
思えば、不思議なお店なのだ。たまたま食べに行ったら、なんでか厨房にしゃかりきの梶さんがいたり、またある時には隣の席で彩色らーめんきんせいの中村さんが座っていてビックリしたり...とかとか。思い起こせば、そんなお店、ちょっと他にはない。今にして思えば、今をときめくラーメン店主の数々が、彼のラーメン作りを慕って勉強しにやってきていた...ということだったんだろうと思うのだ。 

そんな「ぱこぱこ」が、今年の春頃、装いを改め、また屋号も「らー麺創房ぱこ(八五)」に改め、リニューアル。かつて勝野大将から聞いていたボヤキは一体どうなったんだろう???と思っていた。

久しぶりに訪れてしばらく、勝野さんは語らなかった。が、長らく客として訪れていなかった私のことをちゃんと覚えてくださっていて、娘さんのお婿さんがこのお店を継いでくれることになって、それを機にかつてココでも修行していた丈六さんとこにお婿さんを修行に出させたということ。そして、丈六さん直伝の高井田風の中華そばを新たなメニューに加え、リニューアルしたんだという。

いっとき、あれほどに自らの体調をボヤきながら「お店ヤメるかも」と云ってた勝野さんだが、本当に素晴らしいお世継ぎを得られたことで、なんとも喜ばしい。これは寿ぐべきことだ!しかも、かつては「裏メニュー」だった勝野さんの作ってくれる焼き飯がレギュラー化してる!!!!頼まずにはいられなかった!

さらに、メニュー表としては地味ながら、アレルギー対象表を用意してくれていること。こういうことをさりげなく、当たり前に用意してくれているのは、本当にありがたいこと。(自分は大丈夫だけど、自分の子供が甲殻類アレルギーだったりするので)

そうこうするうち、同行者注文の「極上塩らーめん(玉子なし)」が出来上がってくる。

「ラーメン創房日本一」として創業以来続くメニューがコレ。あとで味見させてもらったが、魚介の香りと旨味の乗りまくり。「美味い」を超えて「すごい」。この味を保ち続けていることは、本当に「すごい」と思う。

そして、勝野さんが中華鍋振って作ってくれる、憧れの焼き飯が出来上がってくる。しっとり、ほっくり。

そして、最初は高井田風の中華そばを注文しようかと思っていたが、平日木金限定の文字に負けて注文した「背脂中華そば」。

基本ボディは丈六さんとこで修行してきたお婿さん、寺田智之氏の手がける高井田風中華そばに背脂チャッチャ(調理工程見てると、ホンマにザル越しに背脂チャッチャをかましてくれる)を加えたもの。また、中太の麺は、テボで茹でずにわざわざ茹で湯に泳がせて平ザルで掬い取る茹で方で調理される。ガツンと醤油。勝野さんに言わせればこれは高井田系の味とはまた違うものだとのことだが、中太のもちもち麺に醤油馬鹿が泣いて喜びそうなビターな深み!斜めに刻まれた九条ネギとの絶妙のマッチング!やはり、どうしようもなく、美味い。
京都に観光で訪れる皆さん。京都のラーメンは美味しいです。有名どころは「たかばし」の第一旭と新福菜館かも知れません。また、一乗寺においては、夜なら天天有か、昼を含めてなら極鶏かもしれません。(重厚軍団という面白いお店もあるけど、観光客には向かないかもです)
で、もし、このブログをご覧いただいているのであれば、いわゆる観光地ではないのですが、このお店、ゼヒ行ってください。
キョートにこんな素敵なラーメン屋さん、あるんです。

2018/12/08 更新

1回目

2011/04 訪問

  • 夜の点数:-

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.0
    • | 雰囲気3.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-

2012.05.03_煮干醤油つけめん&more

【2012.05.03】
家族で京都縦貫道で北上し、ちょっと京都の北部へ小旅行。家族も勝野大将が作ってくれるラーメンが食べたいというので寄ることにした。
ネット上には2011年4月、2008年9月、2008年1月、2006年1月、2004年6月、記録を残している。
メニュー構成は昨年4月以来変更はないようだ。それぞれの麺類とも、円熟の域であろう。少し迷って私は「煮干醤油つけめん」をチョイス。
出て来た途端に香り立つ煮干しの利きまくったつけ汁。
どっちかっていうとビジュアル重視で具はすべて麺の上に盛って出される。つけ汁につけていただくと汁の温度が下がってしまうというデメリットはあるが、なにもつけずに具材をそのまま味わうことも出来る。これは店主・勝野さんがかつて修行されたという「らーめん創房 玄(現:麺創房 玄)」のスタイルを踏襲しているようだ。
麺は太目の縮れ麺。かつて小ザルに盛って提供されていた頃の麺とはかなり違って力強くモッチリした食感とコシがある。
同行の家族が注文した「超煮干中華そば」のあのニボニボ感と並べれば、煮干し感は少し控えめだが、それは決してこのつけ汁の煮干しが弱いのではなく、それだけ超煮干中華そばの煮干し感がモノスゴイということである。アツアツに加熱させた煮干油の効果も香ばしく利き、煮干しの風味がよーく利いた清湯醤油のつけ麺としては、非常に美味い一品。
そんなトナリで家族が注文した「超煮干し中華そば」。その強烈なニボ感に息子は感動しておりました。

http://blog.goo.ne.jp/t_cognac/e/e3824481e7071e84ed84ca5238860f24

さらに「極上塩らーめん」。清湯的な透明感ではないけれど、地鶏の出汁を柱に貝柱・干しエビ・昆布を加えて巧みにまとめられた風味はやはり深い。

やはり、京都にあることを誇りに思いたい名店である。...店名はヘンだけど。

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【2011.04】
久しぶりに午後から京都縦貫道で北上の出張。となると、ココに寄らないワケにはいかない。ネット上には2008年9月、2008年1月、2006年1月、2004年6月の記録を残している。

「ホラ、ウチのシオってジミでしょ!だから、一年ほど前から、なにかドーンとインパクトのあるやつ出そうと思ってね!」ということで開発したのが限定30食の「超煮干」らしい。今回はコレをいただくことにした。
カウンター越しに世間話をしながら大将、勝野さんがラーメンを作ってくれる間に間にもわわぁ〜と煮干しの香りが立ちのぼる。
見た目は地味ながら、出て来た時の香りが非常に高い。東京・築地で買い求めて来た三種類の煮干しをふんだんに使ってとったスープとその上からさらにアツアツに加熱させた煮干油をジュッと加え、香りを際立たせる。
麺屋棣鄂製の中細麺との相性もよい。このラーメンをいただいたあと、店主:勝野さんは、モトの煮干しダシのストックそのままと、超高級ラード(品名は企業秘密だそうな...実は知ってるんだけどナイショ)をボディとして作った煮干し油の味見をさせてくれた。
いつもながら、よくしゃべるけど、そのくせ殊にラーメンのことになると静かな情熱を常にたぎらせている方である。そういった人柄から、実は数多くの同業者やラヲタにリスペクトされている存在でもある。

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【らーめん創房ぱこぱこ日本一】
 11:30〜14:00(土日祝は15:00まで)
 17:30〜23:00(日祝は22:00まで)
 月曜日定休
 075-313-8585(←ぱこぱこ...店名の由来)
 京都市右京区西院六反田町31
 P:あり(店舗の筋向いに数台分)

  • 超煮干中華そば

  • 超煮干中華そば

  • 2012.05.03_煮干醤油つけめん

  • 2012.05.03_煮干醤油つけめん

  • 2012.05.03_煮干醤油つけめん

  • 2012.05.03_超煮干中華そば

  • 2012.05.03_極上塩らーめん

2012/05/06 更新

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