べっとさんのマイ★ベストレストラン 2015

２年半ぶりに九州に行ってきた。
まずは熊本奥地、有名すぎる黒川温泉の裏に位置する小田温泉。
相変わらず落ち着いた雰囲気の中、宿泊したのは評判上々彩の庄に。
露天風呂付客室でも２万円を下回るという九州ならではのCPの良さ。
なんで、東北にはないんだろう・・・。

食事は前菜から始まり、デザートまで10品。
中途半端なパスタを除いてどれも美味しく、出すタイミングを含めたサービスも良。
食後はセルフながらコーヒーが楽しめるラウンジでゆっくりして静かな時間も満喫。
風呂は部屋付、共同を含めて５回も楽しんだ。

もう一度言いたい。
どうしてこのレベル＆CPが九州でしか味わえないのかが不思議。
それとも探索が足りないのか？
福岡在住中にもっと来ればよかった・・・。

予約を入れようにも全然取れないと噂の人気店ということで、試しに電話してみたが、１ヶ月以上先も埋まっている（但し条件は土曜日夕方～）とのことで１回目のトライは断念。
断念した２ヵ月後に再トライをしてみるも、やはりこちらの希望日は満席とのことで結局２ヵ月後の某日に3000円のコースで予約完了。
いったい、どんな店ですか！？という期待に胸膨らまして行ってきた。

外はシックで雰囲気のある店構え。
中は黒を主体にした色使いで左にカウンター、右に座敷、奥にテーブルといった造り。
活気ある創作和食のお店ですな。

テーブルには鍋の準備はあったが、基本は一品一品を提供するスタイル。
供された内容を羅列すると
・先付　　　陸奥湾ウニと蒸鮑　青彩と順才のジュレ寄せ
・前菜　　　甘長唐辛子と銀鰈の利休焼き　豆乳餡で
・お造り　　本鮪生赤身　ボタン海老　縞鯵　帆立貝　平目
・鍋　　　　三重県産松坂豚バラ肉と肩ロース肉のしゃぶしゃぶ
・炭火串焼　自家製生つくね　月見
・蒸し物　　大浅利とウニ　生海苔の潮蒸し
・焼き物　　北海道産牛ヒレ肉とホワイトアスパラガス炭火焼
・土鍋めし　岩蛸と青大豆　新しょうがの蛸飯　～　一杯目はそのまま、二杯目は出汁茶漬風
・甘味　　　焼きバナナときざみミントのアイスクリーム　チョコレートかけ
これで3000円ですよw
いくつか「ん？」なところはあったが、それでもこの内容でこの値段はスゴイと思う。
ドリンクも豊富で日本酒にありがちな「今、切らしてます」もない。
サービスもスマートで言葉遣いや対応も良。
こりゃ予約が取れない人気店であるのも納得だわ。

よーく見たらお客さんにおばあさんが多いことに気づく。
ガキが少なかったことも居酒屋とは違う大人の雰囲気を醸し出していたのかも。
帰りに予約状況を聞いたら案の定、満席が多いようで、次回は当然ありだがいつになるかわからんw


こんな良店なんだから、店の工夫次第でもっとディープな大人のお店になるんだが、とふと思う。
あ、弘前には弘前の良さがあるか・・・。
大きなお世話でした(*_ _)人

このお店もなかなか予約が取れないことで有名。
ということで、1ヶ月前に予約を入れて行ってきた。
外観も内装も落ち着いた雰囲気で、まずは好感。
入り口には『本日はご予約で満席』の表示が有り、さすが予約困難店。

あらかじめ3000円のコースを注文しており、一品一品が供される。
どの料理も仕事がなされている風で、特に青森には珍しく優しい味付け（濃くない）がさらに好感。
最後のデザートまで美味しくいただいた。
サービスも丁寧でまた来たいと思わせるお店。

そうそう、食べてて気がついたんだが、周りのテーブルの客が帰ったあと、次を入れている様子がない。
もしかして1日1卓1組なのか？
だとしたら凄すぎる。

また来ますよ。

昨年より微動地震が続いていて立入禁止措置が取られていた蔵王であったが、通行不可ルートが６月下旬にようやく解除になったというニュースを知って行ってきた。
しかし当日の山頂は濃い霧と小雨のため目標であった『お釜』は全く見えず。
断念して下山するも、ふもとは見通しの良い曇り空で、ホントに山の天気は難しい。

気を取り直して向かったのは、山間部の辺境地（ｽﾐﾏｾﾝ!）なのに老舗として名が知られている『湯主・一條』
旅館へ通ずる道がかなり狭い（見通しが悪く車がすれ違えない）ことから、集落入口にある専用駐車場に車を停めて送迎してもらうスタイル。（係りの方が待ってます）
旅館には所謂フロントデスクはなく、椅子に座ってのチェックイン＆お茶・菓子。
その間に荷物はスタッフがお部屋に。

建物は古く内部も複雑だが、メンテナンスはしっかりしていて重要文化財級の趣。
まずは明るいうちにと露天風呂へ。
ここの露天＆内湯は冷泉＆湯量少のため加温＆循環だが、加水はしていないとのことなのでいちおう100％源泉。
無色透明無味無臭だが、残念ながら身体の芯からポカポカ温まる感じはなくサラリとしたかんじ。

食事は19時から、別に用意してもらっていた広めの部屋にて（食事処ではない）
内容は
・食前酒　～　自家製フランボワーズ
・先付け　～　南瓜寄せ　ラディッシュ　じゅんさい　旨出し
・前菜　　～　焼き茄子寄せ　糸瓜クリーム掛け　みず白和え　糸水雲酢　
・お造り　～　鱸と帆立貝のカルパッチョ仕立て　紫蘇ドレッシング
・蓋物　　～　冬瓜茶巾　葛叩き海老　青味
・焼物　　～　仙台牛サーロイン・尼鯛夏野菜包み焼き・和牛ヒレステーキの３種から選択
（ここで別注したフォアグラ大根）
・鍋物　　～　合鴨鍋・鱧落とし鍋の２種から選択
・ご飯　留め椀　香の物
・水菓子　～　枝豆ブランマンジェ
過去レビュアーさんの「安い食材を使い・・・云々」との書き込みがあったが、我輩はまったく気にならず美味しく召し上がれました(笑)
特に仙台牛サーロインは赤味なのに柔らかく味わい深い！
追加料金にてさらに上級の食事を提供してもらえるとのメールをいただいていたが、これでも充分満足。

ちなみに、ここの名物との書き込みもあったフォアグラ大根を当日別注にていただくも、こちらは普通に美味しいのであって絶賛には至らなかった。

お腹が落ち着いてから今度は地下？にある鎌先温泉由来の温泉「薬湯」に。
ここのお湯も無色透明無味無臭の冷泉なので加温なのだが、こちらはじわりじわり染み効いてくる感覚で本当に切り傷擦り傷に効きそう！
眺めこそ期待できないが、ずっと入っていたい気分。

朝食は最近よくあるブッフェ形式ではなく、伝統の旅館スタイル。
・山くらげ
・仙台しそ巻
・玉子焼き
・出来立て豆腐
・笹かま
・焼魚　鮭・塩鯖
・里芋煮〆
・宮城産野菜サラダ
・ひとめぼれ
・白石名産温麺
・仙台味噌汁

味・温泉・サービス、そして趣ある建物が揃った、いい旅館。
ちょっと遠いけど、再訪ありです。

チェックアウト後に蔵王エコーラインにてお釜見物に再挑戦　～　見事いい景色を楽しむことができました♪

熊本から福岡に戻ってきて、行ったのがこのお店。
評判が良いので、楽しみにしていた。
通されたのは２階の個室で、入口が狭く隠れ家風w
あらかじめ「たんか堪能コース」を頼んでいたが、同伴者の都合によりもう数品追加。

こちらのペースにお構いなくどんどん出てきたところはおぃおぃ・・・だったが、出てくるものどれもが美味しい！
刺身は味わい深いし、サガリ等の串モノも食べ応えアリ。
残念な点はモツ鍋のモツの量が物足りないくらいで充分満足。

こりゃいい店だ。

昨年秋・冬に続いて、三度目の松川温泉。
近くには地熱発電所があるくらい、温泉が出ている。
実際、近くに来たら硫黄の匂いがプンプン。
いいですなぁ、この匂いw

ここは「日本秘湯を守る会」会員宿であり今回が３度目の利用。
北東北は「秘湯を守る会」宿が少ないので、けっこう重宝している。
お湯も料理も良いしね。

料理は別部屋で用意してくれてありがたい。
内容も山のものが充実していて（特に先付けがいい）これなら納得のCP。
また来ますよー。

湯の川温泉に程近く、海岸に面しているので車利用でないと行くのに困難なところ。
そんな場所に集合するように、とのお達しがあったため、這っていきました。ハイ(-Д-)ウソ～

外観も中もキレイだったので、建替えられてそんなに時間が経過していないのだろうか。
落ち着いた佇まいです。

今日は寿司コース仕立てでゆったり食事。
時々はいいですねぇ。
どれも卒なく味わい深く美味しくいただけました。
しかし、茶碗蒸しってどこの店でも入ってくるけど、これって必須なんですかね？
まぁ、どうでもいいっちゃーどうでもいいんだがw

あー、久々に食べたクジラのベーコンはよかったな・・・。

評判を聞きつけてお邪魔したのがこのお宿。
検索をかけたら「民宿」と出たが、実際の造りはどう見てもおしゃれ系旅館。
これは以前の名称か？と思ったが、けっこう良い部屋なのにトイレがなかったので、もしかして今も民宿扱い？

場所は幹線沿いにある目立つところ。
って、今まで何度も通っていたが、気にもしてなかったなぁ・・・w
車を駐車場に入れると、すぐに駆け寄って荷物を運んでくれました。（そのまま部屋に）

早めに着いたので、まずはお風呂。
循環ろ過だが、露天も含めていろんな工夫がされていて湯めぐりが楽しい。

そして夕食。
スタンダード部屋は追加料金で部屋食が可能になるが、特別室とだんぶり長者部屋は部屋食の設定。
って、部屋に匂いが篭るので食事処でも良かったんだが。
★先付け
★酢の物
★前菜
★造り４種
と続き、メインは７種の中から４種選択、ということで
★伊勢海老のお造り（＋800円）
★前沢牛ステーキ
★タラバガニステーキ
★鮑陶板焼
を選択。
伊勢海老は身を平らげた後、頭を味噌汁にいれるということで一旦オサラバw
★煮物
★焼き物
★ご飯
★吸い物（海老汁）
★水菓子
いやいや、素材もいいが味付けもいいわ。
最近、東北の塩っ気満載な味付けに飽きてたので、このくらいの上品なのがミョーに落ち着く。
評判がいいのも納得！

翌朝も朝風呂を浴び、朝食をいただく。
朝食はダイニングで田舎料理バイキングだったが、こちらもありきたりの内容ではなく、ほっこり落ち着いた料理で良し！
帰りは落葉が始まった湯瀬渓谷やその他山々を見ながら帰りました～♪

どこかの番組で福岡特集を放映してて、それを見たことから興味津々で行ってきた。
場所は中洲交差点近くのビル一階。
この辺も５年前にウロウロしてた場所だったけど、たしか居酒屋があったような記憶が・・・。

中はL字型のカウンターがあって、２階にも部屋がありそうなかんじ。
注文したのは、もちろん「とりまぶし」
名古屋名物「ひつまぶし」を模したような料理で、鰻の代わりに鶏が乗っかってた。
食べ方も一緒で、最初はそのまま、次ぎに薬味を載せて、そして最後は出汁をかけて茶漬け風に、と。

いやいや、これがなかなかイケるんですよ。
炭火で焼いた香ばしい鶏がいい味を出してる♪
水炊きのあとの２軒目だったのに、問題なく全部入ってしまった♪

こんな店、近くに欲しいなぁ・・・。

ここを知ったのは別の店で飲んでた同僚がたまたま隣に座った人の推薦があったから、という偶然の産物。
でもwebで検索しても全くといっていいほど出てこない。
大概のことはパソコンやスマホで確認できる現代において、まさに空をつかむようで恐ろしい・・・w
もしかしてサパークラブの一種とか？（ふる～い！w）
怖いもの見たさも相まって、前週に予約（実は一度断られている）し、行ってきた。
地図ではわかりづらかったのだが、中道と同じビルでちょっと一安心。
いきなりクラブやバーONLYのビルじゃイヤやもんねw
で、入口まで行ってみたら、趣は小料理屋風でさらに安心。
中は大きめな小料理屋でした。良かった良かった(^^)

予約時に「突き出し程度を用意しといて。その後は別注で」って話をしていたので、料理は座敷にすでに用意済み。
結果、郷土料理を中心に焼き物等も美味しかったし、飲み物もポン酒が各種あって満足。
料金も財布に優しく、一人飲みでも来客饗応でも宴会にも対応してくれる様子。
使えますね。

全くナゾのお店なんですけど、って話をママとしたんだが「ネットで出すと常連さんに迷惑がかかるから出してない」とのこと。
と、いうことで、ここに書くのが少々憚れたんだが、良いお店なので書いてしまいました、スミマセンヾ(^-^;) ｺﾞﾒﾝｺﾞﾒﾝ