Dr.TJさんが投稿した大勝軒 淵野辺店(神奈川/淵野辺)の口コミ詳細

Dr.TJのラーメン館

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この口コミは、Dr.TJさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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大勝軒 淵野辺店淵野辺、矢部/ラーメン

13

  • 夜の点数:4.6

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 4.1
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:4.6

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 4.1
      • |酒・ドリンク -

20年以上前から…今でも行列ができる永福町系大勝軒の名店

【2022.11.11再訪】
約一年ぶりの訪問です。実はこの日以前にも何度か食べようと店に足を運んだのですが、あまりにも凄い行列だったので泣く泣く諦めていたのでした。この日は打ち合わせが終わり、その後の予定が無かったので、覚悟を決めて並ぶつもりでした。
12:30頃店到着。お昼時のため、きっと行列しているだろうという予想の通り、店の外には10人以上のお客さんが並んでいました。相変わらずの人気ぶりがうかがえます。この店の特徴は、若いお客さんだけでなくお年寄りまで、幅広い年齢層のお客さんが集まっている事。どの世代の方からも愛されているのですね。
15分ほど店の外で並び、厨房寄りのカウンター席に通されました。一人の私は気を使わないカウンター席が好きです。この日は「チャーシューめん ふつう(1060円)」と「生玉子(50円)」を注文。待つことしばし。
この日は大将が厨房に立っていました。相変わらずお元気です。いつまでも厨房で仕事を続けることが元気の秘訣なんでしょうか。繁盛しても店主が店に立ち続けるというのはとても立派なことだと思います。そして待つこと5分ほどで私のらーめんが出てきました。早速スープから一口。
相変わらず甘みが排除され、豚や鶏のガラから摂られたと思しきベースに強めに煮干しが効いたスープ。恐らく鰹も使っていて、それらの旨味がジンワリと身体に沁み込んできます。化調もそれなりに感じるけど、優しくてさっぱりしたこの味は、全く飽きが来ないのです。
続いて麺をいただくわけですが、別皿で提供された生玉子を溶き卵にしてラーメンのスープをレンゲで2,3杯注ぎ、そこに麺をつけて食べます。これ、意外に知られていないのですが、永福町大勝軒でおすすめされている食べ方なのだそうです。っで、これが意外なほどイケるのです!その麺は、永福町系大勝軒の定番麺『草村商店』製ではないようですが、テイストの似た麺が採用されていて、スープと良く合います。麺量は多く、今回食べた“ふつう”でも茹で前210gなので、一般的なラーメン店の麺量の1.5倍くらいと考えてよい量なのです。なので食べ応えあり。“少なめ”でも茹で前140gで一般的な店と同等ですので、女性など小食な方は“少なめ”がおすすめです。
そしてチャーシュー。この店では基本の「らーめん」でもチャーシューが4,5枚入っていて、チャーシューめんと間違えたのではないかと勘違いしそうなほどですが、本当の「チャーシューめん」になると凄い量のチャーシューが入っています。丼表面全体がチャーシューでおおわれて、麺が全く見えません。しかも基本らーめんのチャーシューに比べて脂身バランスよく、良質な部位で、しっとりした食感で、これまた凄い食べ応えです。さらにメンマの量も多く、流石に完食するとお腹いっぱいになれます。
最近は先述の通り、行列が以前以上にきつくなってきたので、なかなか食べることが出来ませんが、何度食べてもやっぱり旨いのです。

  • チャーシューめん ふつう+生玉子

2022/12/06 更新

12回目

2021/10 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

定期的に食べたくなるこの味…地域密着で今でも大繁盛

【2021.10.22再訪】
私がこの店で食べ始めていったい何年になるのだろう。確か初めて食べたのはまだ学生の頃だったはず。友人に勧められて初めて食べた時は、あまりの煮干し濃度に驚いたものです。まだ今みたいにいろんなジャンルのラーメンが確立されていなかった当時は、ラーメンと言えば街中華の“中華そば”的な醤油ラーメンが主流で、やっと味噌ラーメンが関東でも人気を掴み始めた頃でした。そんな街中華の店で提供される中華そばも、この店のスープのように甘みが徹底的に控えられ、さっぱりといただける店は珍しく、そのボリュームも相まってすっかり好きなラーメンになってしまいました。
この日は夏の繁忙期にできなかった買い物をするためにあちこち動き回っていました。13:00を過ぎ、お腹が空いたので昼飯を食べて帰ることに。そこで立ち寄ったのがこちらの店。
13:30頃店到着。平日で、お昼時を過ぎていたにもかかわらず満席!前に二組のお客さんが待っていました。10分ほどで店内に案内され、大きなテーブル席の一角に通されます。この店では混雑時は合い席を余儀なくされます。この日は大将が中心になって店を切り盛りしていました。
この日は迷わず「らーめん ふつう(800円)」葱多め+「生玉子(50円)」を注文。いつの間にか価格改定されていた…ついにこの店も800円か…しかし、この店の麺量は永福町系大勝軒の流れを汲んでいる事から、相当に多めです。“すくなめ”でも茹で前140gと、一般的なラーメンの麺量に匹敵します。私が食べた“ふつう”は茹で前210g。十二分な食べ応えなのです。
概ね6,7分で私の注文の品が出てきました。生玉子を別皿で用意してくれるのは永福町系大勝軒の常で、良く溶いた生玉子にラーメンのスープをレンゲで2,3杯加え、ラーメンやチャーシューをつけて食べます。これが意外な美味しさ!
しばらくの間、煮干しが前面に出たスープから、煮干しと鰹のバランスが重視されたスープにシフトした時期があり、そのスープも優しく美味しいものでしたが、この日のスープは最近の傾向通り、煮干しが強く出た本来の出汁に近付いています。恐らくその時代ごとのお客さんの好みに合わせて微妙に変化させているのではないかと思われます。相変わらず甘みはほぼ排除されていますが、物足りなさはありません。
麺は自家製ではないようですが、このスープに良く合った麺が選択されています。茹で加減は、今の人が食べると少々軟らかめに感じるかも。でもそれが旨い。何でもかんでもかための麺が旨いかというとそうではないことが最近よく分かってきました。この店の店主は麺の特徴を知り尽くしているのですね。
チャーシューは相変わらず良心的な量が入っています。これまた甘さが控えられた焼き豚チャーシュー。脂身が少なめで良く煮こまれていて、ほろほろに崩れそうなもの。スープによく浸してしっとりさせて食べるのが旨い。
メンマの量もたっぷり。多めでお願いした葱は、薬味の範疇を超えて、それ自体が具に昇華されています。この葱はスープによく馴染ませてからいただくと美味しい。
ラーメン店は栄枯盛衰が激しいですね。一時期爆発的な人気が出ても、あっという間に飽きられてしまい、一年間存続できる店の方が少ないそうです。何十年も大きく変えることなく、そして基本の味付けは醤油味のスープ一本で勝負し、今でも変わらない支持を得ているのは本当に奇跡的です。今後私も、定期的にこの店に通うことになると思います。

  • らーめん ふつう葱多め+生玉子

2021/11/25 更新

11回目

2021/01 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

久しぶりの一杯…やはり私はこの店の味が好きなんだな

【2021.1.22再訪】
久しぶりに休みが取れたこの日、買い物に出かけたついでに昼飯を食べて行く事にしました。昨年の緊急事態宣言明けに食べて以来だったこの店を目指します。
12:45頃店到着。まだ昼飯時だったので、もしかしたら大変な行列になっているかも…と心配していました。もしそうだったら、家に帰ってやることが沢山あったので諦めるつもりでした。しかし駐車場に無事車を入れることができ、店先には行列はありませんでした。やはりコロナ禍の影響で流石のこの店も以前のような客足になっていないようですね…。
店内にも並びはなく、すぐに4人掛けのテーブル席に通されました。「らーめん ふつう(800円)」と「生玉子(50円)」を注文してしばし待ちます。その際定番の“葱多め”も忘れずにお願いしました。
ほどなくして運ばれてきました私の注文の品。早速スープからいただいてみます。
以前は非常に透明度の高いスープを提供していたこの店ですが、前回食べた時同様少々濁りが入っています。レンゲで一口啜ってみると、豚や鶏のガラが中心となった動物系出汁に、煮干しと鰹の出汁がうまくバランスされていてすっきりした味わいは以前のまま。甘味は一切排除されていて、なおかつさっぱりしたスープなのに物足りなさがありません。やはりしっかりとした出汁が摂られたスープはとても美味しいです。
そして麺。製麺所は不明ですが、このスープによく合った中細ストレート麺が使われていて、茹で加減は基本でやや軟らかめに感じられます。なのでこの店でも“麺かため”を注文するお客さんが多いのですが、私は基本の茹で加減が一番美味しく感じます。続いて溶き卵を作り、そこにレンゲでらーめんのスープを3杯ほど加えます。ここに麺を浸けていただくのが好み。これは永福町大勝軒系の店の食べ方の特徴の一つ。このすき焼き風の食べ方は意外ですが、とても美味しいのです。麺量は“ふつう”で茹で前210g。十分な食べ応え。
チャーシューもこの店の特徴をよく表しています。まず量が多い!脂の少なめなもも肉と思しき部位が使われていて、極薄味付け。これをタレにさっと通されています。スープによく浸し、温めてから食べるとスープをよく吸ってしっとりし、美味しくいただけます。大判のチャーシューは4枚も入っています。まるでチャーシューメン!
この店では葱が薬味を超えて立派な具に昇華しています。スープに浸してもシャキッとして食感良く、スープに旨味がにじみ出ます。

私自身もそうですが、緊急事態宣言なんて言われると、好きな店に食べに行きたくてもなかなか後ろめたさが付きまとって腰が重くなります。この店のお客さんもきっとそうなのでしょう。コロナ禍の前に比べるとお客さんは終始少なめでした。それでも常にお客さんが出入りしているこの店はやはり大変な人気店ですね。この日は大将が中心になって店を回していました。従業員の皆さんもいつも通り元気に営業していて安心しました。
早く気兼ねなくラーメンを食べに行けるようになってほしいものです。

  • らーめん ふつう 葱多め

2021/01/29 更新

10回目

2019/05 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

淵野辺大勝軒の定点観測…何度食べても飽きないこの味

【2019.5.27再訪】
この店は私が最も多くの回数を食べた店で間違いないと思います。初めて食べたのは既に30年以上前ではないでしょうか。その時から今に至るまで、少しずつ変化しながら、そして飽きられることなく地元の人々に愛され続けています。
今でもお昼時ともなると行列が絶えないこちらの店。スタイルを大きく変えることなく、そしてメニューも基本は醤油味のらーめん一本で勝負しているのに、ずっと支持され続けるのは本当に大変なことだと思います。店主が手を抜くことなく真面目に味づくりを続けているからに他ならないと思います。

何度もレビューしていますので今回は簡単に。今回は「らーめん ふつう(760円)」と「生玉子(50円)」をいただきました。その際、葱を多めでお願いしています。
動物のガラと煮干、そして鰹節を上手くバランスさせ、余計な甘みを排除した味のスープはとても旨いです。永福町系の大勝軒で間違いないと思いますが、恐らく本家と比べると鰹が強めに出ていて、この地域のお客さんの好みに合わせて少しずつ変化してきたと思います。
麺は草村商店製ではないと思いますが、似た麺が選択され、茹で加減は基本でやや柔らかめ。しかしそれが丁度良いのです。
チャーシューは相変わらず豪快です。チャーシューめんでもないのに大きなものが4枚も入っていました。脂身少なめですが、スープに良く浸してしっとりさせて食べるのが美味しい。甘さが一切排除された薄味付けで、スープに良く馴染みます。
メンマも沢山。そしてお願いすると葱を多めに入れてくれるのがありがたい。これをスープに良く浸すと、単なる薬味ではなく立派な具に昇華します。
そして生玉子…最近の私のお気に入りの食べ方。
溶き玉子を作り、そこにらーめんスープをレンゲで2杯ほど注ぎ、麺やチャーシューを浸けながら食べます。これが意外な美味しさなんです。
今回も美味しくいただきました。末永く続けてほしい店です。

  • らーめん ふつう 葱多め+生玉子

2019/06/07 更新

9回目

2019/03 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

相変らず豪快なチャーシューめん!そのチャーシューの量は特筆もの!

【2019.3.14再訪】
外出先からの帰り道、突然この店のシンプルな味が食べたくなって、店へ向かいます。
店到着は13:30ころでした。流石に大行列はしていませんでしたが、2組4名のお客さんが待っていました。私も概ね15分ほど待って、小さなテーブル席に案内されました。

何を食べようか…ちょっと迷いましたが、せっかくなので「チャーシューめん ふつう(1020円)」を葱多めでお願いしました。待つことしばし。
この日は大将がメインで店を回していました。常に客席に気を配っています。そして次々に入って来るお客さんの注文を滞りなく捌いています。熟練ですね。そして私の注文の品も概ね着席から6,7分で出てきました。では早速スープから。
最近は少々スープが茶濁していることがあります。今回もそれでした。味には大きな変化はありません。相変わらず豚ガラなどが中心と思しき動物系出汁がメインで、そこに煮干と鰹出汁が合わせられています。永福町系の大勝軒の店ではありますが、この界隈の方の好みに合わせて少しずつ変化したのでしょう、煮干しに特化するのではなく、動物系出汁と鰹出汁とのバランスが図られていて食べやすいです。この日も幅広い年齢層のお客さんが食べに来ていました。
麺は草村商店製ではないと思われますが、近い食感のものが選択されています。麺量も、今回私が食べた“ふつう”で茹で前210g。十分な食べ応え。麺量が少なめ、ふつう、大盛の三種類から選べるのもありがたいです。
そしてチャーシュー。この店で初めてチャーシューめんを食べると、きっと驚く事でしょう。凄い量です。大判でかなり厚切りされたものが、この日は何と7枚も入っていました!ただちょっと、この日のチャーシューは、チャーシューめん用としてはサシの入り方が少なくて、普通のラーメンのチャーシューと同じような味でした。そこはちょっと残念。
メンマも相変らずたっぷり入っていますし、お願いすると葱を多めに入れてくれるのがありがたい。葱はスープに良く沈めると、その旨みでスープを程よく落ち着かせ、葱自体が美味しい具になります。

完食・完飲したらお腹いっぱい!
この店は今後も定期的に通い続ける事になると思います。

  • チャーシューめん 葱多め

2019/04/02 更新

8回目

2018/05 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

何度食べてもまた食べたくなる…店員さんの接客も優しい繁盛店

【2018.05.17再訪】
久しぶりに丸一日休みが取れたこの日。平素出来なかった個人的な雑用を片付けるために、結局走り回っていました。昼飯ぐらい落ち着いて食べたいところなのですが、この日は私には珍しく丁度お昼休み時間に昼飯を食べる事になり、そうなるとどの店も混雑しているのです。

こちら淵野辺大勝軒も例外ではありませんでした。12:10頃の到着で外に並んでいるお客さん10数名。しかしこの日はどうしてもここで食べたかったので、行列の最後に接続します。概ね15分ほど待つと、カウンター席に通されました。

今回注文したのは「チャーシューメン ふつう(990円)」と「生玉子(50円)」。何度も同じものを食べています。しかしこの店ほど長らく食べ続け、そして飽きずにまた食べたくなる店は他にありません。
永福町系の大勝軒の店ですが、煮干しばかりが突出せず、鶏ガラや豚ガラなどの動物系出汁と鰹出汁がバランスされていて、とても飲みやすく仕上がっています。甘みは排除され、すっきりした味わい。なので飽きません。
麺量も本家のように標準で2玉では多すぎてしまう人が大半なわけですが、この店は“少なめ(1玉:茹で前140g)”“ふつう(1.5玉:茹で前210g)”“大盛り(2玉:茹で前280g)”の3種類が用意されています。なので老若男女隔てなくお客さんが集まります。
チャーシューメンのチャーシューは、通常のチャーシューよりも脂身バランスが良くてしっとりして美味しい。7枚くらい入っていました。何かの間違いかと思った。

この日は大将が中心そして奥様。この日は出ていなかった二代目他従業員さんたちの接客も丁寧で優しいこの店は、家族連れでも安心して食事をする事が出来ます。

  • チャーシューメン ふつう+生玉子

2018/05/19 更新

7回目

2018/02 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

午後3時でもまだ行列…衰えを知らない人気ぶりが凄い!

【2018.02.04再訪】
買い物に出かけたついでに久しぶりの訪問です。今年初めての『淵野辺大勝軒』。本当はもっと早めに始動するつもりでしたが、やることが多くて店に到着したのは15:00頃。流石にこの時間になれば空いているだろう…という予想は見事に裏切られました。何と!店の外まで行列が出来ています!
幸い駐車場は空いていたので、車を停めて私も行列の最後尾に接続します。概ね10分くらいで店の中に入れました。よく考えたらこの日は日曜日、家族連れのお客さんが多く、店は大繁盛でありました。相変わらず凄い人気です。

この日はカウンター席に通されました。私は単独客の時はカウンター席の方が気楽で好きです。水を運んでくれたフロアー係の店員さんに「らーめん ふつう(730円)」を葱多め、そしていつものように「生玉子(50円)」を注文します。待つことしばし。
この日は2代目がメインで店を回していました。味と接客はしっかりと2代目にも受け継がれています。オペレーションも素晴らしく、これだけ混雑しているにもかかわらず6,7分で私の注文の品が出てきました。ところが葱が多めになっていなかった…それを店員さんに告げると、別皿で運んでくれました。何と!その量が半端ない!こいつを一気に丼に開けたら、葱ラーメンみたいになってしまいました。かえって申し訳ない^^;

何度もレビューしていますので今回は簡単に済ませます。
この日のスープは澄んでいて、豚ガラと思しき動物系出汁に加えて煮干と鰹節の出汁がバランスよく摂られています。とてもさっぱりしています。でも量が多いのに食べ飽きない。本当に長い事食べ続けていますが、今でも定期的に食べたくなる店です。
永福町系大勝軒の店と言えば洗面器みたいにでっかい丼で通常の店の2玉分くらいに相当する麺量を提供するのが定番になっていますが、この店は…少なめ:140g、ふつう:210g、大盛り:280gと言ったように、量が選べるのもありがたい。年配の方などは恐らく少なめで十分だと思いますので、こうした点も人気が持続する理由だと思います。
チャーシューも4枚くらい入っていました。しかもこの日は「チャーシューめん」に使われている部位に近いところが入ったらしく、当たりです!より脂身バランスよく、しっとりとしたチャーシューで、しかも食べ応えあります。
これら麺やチャーシューを、溶き玉子にラーメンのスープをレンゲで2,3杯加えたものに浸けて食べるのが美味しい。永福町系大勝軒の食べ方の定番です。
そして増してもらった葱…こいつが旨いのです。単なる薬味のレベルを超えて、しっかりと具として昇華されています。

今回も満足です。
今後もこの店では何度も食べる事になるでしょう。

  • らーめん ふつう 葱多め+生玉子

2018/02/10 更新

6回目

2017/11 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

この店では過去何度食べたことか…いつまでも変わらない美味しさ

【2017.11.06再訪】
とにかく定期的に食べたくなるこちらの店。学生の頃はさっぱりしすぎて物足りないなんて思っていましたが、食べ続けるうちにすっかりこの味に魅せられました。永福町系大勝軒の流れを汲む店ですが、独自に進化し、そして成功した数少ない店の一つではないでしょうか。永福町系大勝軒の店では煮干出汁が全面的にスープを支配している印象ですが、こちらの店のスープは動物系のガラと、煮干しに加えて鰹出汁もしっかり感じられるのが特徴。この界隈のお客さんの好みに合わせているのかもしれません。連日大盛況で、昼飯時はたいていの場合並ばなければ食べる事が出来ません。この店の正確な開店年度は知りませんが、少なくとも30年以上人気を博し続けていることになります。栄枯盛衰激しいラーメン業界にあって、これは凄い事だと思います。

何度もレビューしていますので今回は簡単に済ませます。
平日の13:30頃の訪問でした。この時間でも外までお客さんが溢れていました。10分ほど待って相席のテーブルに通されました。「らーめん ふつう(730円)」を葱多めで注文します。
今回のスープは微妙に濁っていました。どんな清淡なスープの店でも、時折スープが濁ることがありますね。炊き加減などによるのでしょうか。しかし味については全く問題ありませんでした。
麺量は並盛に当たる“ふつう”で茹で前210g。とても良心的。
チャーシューも何と5枚も入っています。相変わらずのサービス精神には頭が下がります。
今回も「生玉子(50円)」を注文して溶き卵を作り、そこにスープをレンゲで2,3杯注いですき焼き風に麺やチャーシューを浸けて食べます。これが旨い。

相変らずこの価格でこの内容。店員さん方の接客も元気で丁寧。
この店には今後も何度も通うことになると思います。

  • らーめん ふつう+生玉子

2017/11/20 更新

5回目

2017/10 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

生玉子を溶いてスープを加え すき焼きのように麺を浸ける…最近の定番になりました

【2017.10.02再訪】
この日は久しぶりに地元相模原で食事が出来ました。夏の超繁忙期がようやく過ぎ去ろうとしていたこの日、地元飯でまず最初に何が食べたいか…と考えた結果、この店になりました。
15:00頃店到着。相変わらず変な時間に昼飯を食う私。こんな変な時間ならきっと空いているだろう…というのが甘かった!こんな時間になってもまだ外に並んでますよ!5人ほどの行列の最後尾に接続して、待つこと15分ほどで店内の相席へ通されました。
今回はちょっと迷って「チャーシューめん ふつう(990円)」と「生玉子(50円)」を注文。しばし待ちます。

既に何度もレビューしていますので詳細は割愛しますが、何度食べてもやっぱり美味しい。通常煮干の風味が非常に強い永福町系大勝軒のスープですが、こちらの店は同時に鰹出汁も使っていると思います。豚ガラや鶏ガラ出汁とのバランスも良く飽きません。だからこそ、こうして地元の絶大な人気を維持し続けているのだと思います。

最近の私は、この店で食べる時は生玉子も一緒に注文します。これは別皿で提供されますので、溶き卵を作り、そこにレンゲでらーめんのスープを2,3杯加え、そこに麺やチャーシューを浸けて食べるのです。この食べ方は永福町系大勝軒の定番なのだそうで、私も数年前に知って実践してからすっかりはまりました。美味しいです。
ちなみに今回はチャーシューが当たりでした。適度にサシが入ったモモ肉と思しき部位の肉。食べても食べても出て来るチャーシューは圧巻です。今回もお腹いっぱいになりました^^

  • チャーシューめん ふつう+生玉子

2017/10/26 更新

4回目

2017/07 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

メンマらーめんで腹いっぱいw

【2017.07.15再訪】
定期的に食べたくなるこちらの店のらーめん。この日もどうしても食べたくなって、午後の外出ついでに食べに行きました。
13:20頃店到着。昼飯時は過ぎているし、外は無茶苦茶暑いので空いているのではないか…という淡い期待は当然裏切られ、店先に3人のお客さんが待っていました。でもこの店は席数が多く回転が速いのですぐに座れるだろうと私も行列の最後尾に接続します。予想通り10分足らずでテーブル席に相席で座る事が出来ました。

ちょっと迷いつつ、この日は久しぶりに「メンマらーめん ふつう(1030円)」を葱多めで注文。ついでに「生玉子(50円)」も。待つことしばし。
私の後からも続々とお客さんがやってきます。土日は夕方近い時間まで切れ目なくお客さんが入りますね。流石人気店。この日は土曜日。家族連れ、老夫婦、近所の現場の職人さん、私のような単独客、色んな人が食べてます。

程なくして出てきました私の「メンマらーめん」。多めにしてもらった葱に隠れて良く分からないかもしれませんが、凄い量のメンマが入っています。食べても食べてもメンマが出てきます。麺を引っ張り出そうとするも、否応なしにメンマが絡んできます。これら麺、メンマ、葱を一緒にいただくわけですが、溶き卵にらーめんのスープをレンゲで2,3杯加えたものに浸けて食べると、これまた味わいが変わって美味しいのです。

チャーシューも相変わらず沢山入っています。チャーシューメンでもないのに大判が5枚くらい入っていました。しかも肉質が良くて、普段「チャーシューめん」に使われているものと同等のしっとりした肉質のもの。ちょっと味付けが強めだったけど、凄く美味しい。

チャーシューめんもさることながら、このメンマらーめんも相当な量です。完食したら腹いっぱいです^^

  • メンマらーめん ふつう

2017/07/16 更新

3回目

2017/05 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

久しぶりにチャーシューめんを食べる事が出来た!

【2017.05.22再訪】
私が相模原のラーメン店で、年間最も多く食べている店はどこだろう…少なくともこの店は、上位3位以内には毎年必ず入っているはず。何度食べても食べ飽きないのです。迷ったらこの店に足が向いているケースは多いです。この日も午前中の仕事を終え、午後から買い物に出かけなければならなかったので、ついでに昼飯を食べにこちらに向かいます。

13:30頃店到着。平日で、しかも昼休み時間をとっくに過ぎているというのに、こちらの店はまだ並んでいる人がいます。相変わらずの人気です。それでもちょうど食べ終わる人が多くいたようで、ほとんど待たずに二人掛けのテーブル席に通されました。最近は早い時間にチャーシューめんが売り切れてしまうので、なかなか食べる事が出来ませんでした。今日はどうかな…と、店員さんに聞いてみると、注文が通りました。「チャーシューめん ふつう(990円)」を葱多めでお願いします。ついでに「生玉子(50円)」も。

概ね5,6分で私の注文の品が出てきました。相変わらずチャーシューの量が豪快!丼表面が完全にチャーシューで覆いつくされて、麺は全く見えません^^;
とりあえずレンゲでスープをいただいてみれば…永福町大勝軒特有の煮干の扱い。しかし同時に鰹出汁も使われているようで、他の永福町大勝軒系の店と比べるとそれが強く感じられます。ベースとなっている動物系出汁は豚ガラでしょうか、そこに野菜系の出汁と昆布のような風味がほんのり感じられるもの。丼表面には薄っすらと動物系出汁による油が浮いています。これらのバランスが実に良くて、本当にさっぱりして飽きがきません。余計な甘みを付けていないのが好印象です。

麺は何度もレビューしていますが、永福町大勝軒系に一般的な草村商店製ではないようですが、このスープに良く合う麺が選択されています。茹で加減はやや柔らかめに感じるかもしれないけど、この茹で加減が恐らく一番美味しい。並盛に相当する“ふつう”で茹で前210g。一般的なラーメン店の麺量は大体茹で前140gくらいですので、それはこの店の“少なめ”に相当します。量的にも満足できます。

チャーシューは先述の通り豪快な量!基本の「らーめん」に使われているチャーシューよりも脂身バランスが良い部位で、しっとり柔らかく、噛むと肉の旨味が出ます。大判で厚切り。これが何と6枚も入っています。チャーシューだけでも凄い量です。味付けも甘さが排除されていて、スープに実によく馴染むもの。美味しいです。

多めにしてもらった葱は、細かく輪切りに刻まれたもの。これがスープに馴染むことでスープがより落ち着いた味になります。そして多くのお客さんが多めで注文しているように、葱自体が立派な具に昇華されているのです。シャキシャキで実に美味しい葱。

生玉子は、溶き卵を作ってそこにらーめんのスープをレンゲで2,3杯入れて、麺やチャーシューなどを浸けて食べます。永福町大勝軒系の特徴的な食べ方なのだそうですが、この店ではやっている人を見たことがありません。皆さんきっと、この美味しさを知らないのでしょう。意外な美味しさでオススメです。

完食完飲で終了。満腹であります^^

  • チャーシューめん ふつう 葱多め+生玉子

2017/05/25 更新

2回目

2017/04 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

いつまでも変わらない味…何度食べてもまた食べたくなる中華そば

【2017.04.20再訪】
こちらの店は、前回のレビューから数か月が経過してしまいましたが、実は既に数回食べています。毎度食べているものが似ているのでレビューは割愛しておりましたが、定点観測的に食べたこの日の様子を備忘録的に書き留めておきます。

この日はちょうど13:00頃店到着。2台ある駐車場の内の一台が空いていました。ラッキーです。この日も店の外にこそ行列していませんでしたが、店内に数名待っているようです。しばらく店の外で待ちます。概ね5分くらいしてカウンター席に座る事が出来ました。

この日も「チャーシューめん」を食べる予定でしたが、生憎売り切れだそうで…最近はチャーシューめんが人気らしく、早めの時間でないと売り切れてしまうことが多いようです。そこで今回は「らーめん ふつう(730円)」と「生玉子(50円)」を注文。葱多めでお願いします。待つことしばし。

既に昼休み時間は過ぎているはずなのに、店内は満席。そして私の後からもひっきりなしにお客さんが入ってきます。相変わらず安定した人気ですね。この日は大将はじめ、奥様、二代目の息子さん、そして従業員さんたち、総勢6,7人態勢で店を回しております。これだけ人数がいても、常に満席状態だから大忙しです。

そして待つこと5分少々で私の注文の品が出てきました。それではいつものようにスープから一口。
ベースは鶏や豚のガラが中心となっていることは間違いないですが、永福町大勝軒系特有の煮干の効いたスープが健在。そしてこの店は、この地域の人たちの好みに合わせてだと思いますが、同時に鰹出汁も強く感じます。なので一般的な永福町大勝軒系の味に慣れた人が食べると、あれ?ちょっと違うぞ?と感じるかもしれません。しかしそのバランスが良くて、さっぱりしていながら非常に美味しいスープに仕上がっています。シンプルで飽きが来ない。だから何度も食べたくなります。

こちらの店の麺は、永福町大勝軒系の定番である草村商店製ではないようです。しかしタイプが近い麺が選択されています。
標準の麺量は今回食べた“ふつう”で、茹で前210g。“少なめ”で140g…それでも普通のラーメン店と同じくらいですね。“大盛”で280gとなっています。したがって本家の永福町大勝軒の標準が300gくらいであるのに比べると、麺量のバリエーションがあって、小食な人でも食べる事が出来ます。永福町大勝軒系の店では、美味しいけど量が多すぎると感じる事がありますが、この店なら大丈夫です。
茹で加減は標準だとちょっと柔らかめに感じるかもしれないけど、私はこれくらいの茹で加減が一番美味しいと感じています。

チャーシューめんは売り切れでしたが、基本のらーめんでも十分すぎるほどのチャーシューが入っています。周りがローストされ、肉の旨味が閉じ込められた焼き豚タイプのチャーシュー。甘さは排除されていて、スープに浸してしっとりさせて食べるのが美味しい。大判のチャーシューが、この日は何と5枚も入っていました。何と言う素晴らしい盛り付けっぷり!チャーシューめんのチャーシューは、このチャーシューよりももっと脂身バランスの良い上質な部位を選んでトッピングされます。それが5~7枚くらい入ります。凄い食べ応え^^

メンマも旨いです。私はもう少しカリッと歯応えが残っている方が好みですが、味付けに余計な甘みや胡麻油の香りなどつけていないところが好印象。さっぱりしたスープの味を壊しません。
そして多めにしてもらった葱…スープを落ち着かせ、葱自体が重要な具に昇華されています。この葱はスープに馴染むと実に旨いです。

別に注文した生玉子は、溶き卵を作ってらーめんのスープをレンゲで2,3杯加え、そこに麺を浸けて食べます。この食べ方は最近のお気に入りで、永福町大勝軒系のさっぱりしたスープでも溶き卵が驚くほど良く合います。

今回も美味しくいただきました。この日はちょっと胃の調子が悪かったけど、この店のらーめんは、するっと胃袋に収まってしまいました^^

  • らーめん ふつう 葱多め+生玉子

2017/04/29 更新

1回目

2016/04 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人
  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

永福町系大勝軒の繁盛店 いつまでも変らない中華そば

【2016.12.09再訪】
師走に入ってバタバタしております。凄く忙しいというほどではないのですが、なかなか丸一日の休みが確保できないのが辛いところ。この日も早朝から急遽依頼された仕事をこなしていました。お昼過ぎになって、買い物をしておかなければならなかった事に気付いて急遽出かけます。ついでに昼飯を食べることにして選んだのがこちらの店。こちらの店も半年以上ぶりです。

平日の13:00過ぎです。きっと空き始めている頃だろうと高を括って出かけてみれば、何と外まで行列しています!しかも3組7名も!よっぽど店を変えようかと思いましたが、移動している時間も勿体ないと思って並ぶことに。概ね10分ほどで、テーブル席に相席で座る事が出来ました。この店はファミリーユースを意識してか、テーブル席が主体ですが、ラーメン店の客はやはり単独客が中心。なのでテーブル席は効率が悪いですね。

今回も前回と同じく「チャーシューめん ふつう(990円)」と「生玉子(50円)」を注文しました。その際またしてもネギ多めをお願いするの忘れたorz
レビューが被るので簡単にしますが、この店のスープも極めてブレが少ないです。今回もベースの動物系出汁と煮干・鰹のバランスが良く、薄味なのに飲み飽きません。
麺はいつもの細麺。草村商店製ではないようですが、それに近いものが選択されています。茹で前210gは、食べ応え十分。茹で加減は標準でっや柔らかめですが、私はこの標準的な茹で加減が一番美味しく感じます。
そしてチャーシュー。相変わらず豪快な量が乗っかっています。基本ラーメンでもかなりの量のチャーシューが乗っかるこの店ですが、チャーシューめんにすると更に凄いことになって、もはや丼表面は完全にチャーシューによって塞がれて、麺がが見えません。麺をほじくり返すのに難儀します^^;
基本ラーメンのチャーシューに比べて脂身バランスが良く上質なチャーシュー。味付けが極めてシンプルで薄口なところが、スープに良く馴染む秘訣なのでしょう。

生玉子は最近、この店で食べる時の定番になりました。溶き卵を作り、そこにラーメンのスープを2,3杯加え、麺を浸けて食べるもの。こうしたすき焼き風の食べ方は、もっとこってりしたラーメンじゃないと合わないと思っていたのですが、以外にも永福町系大勝軒のラーメンに良く合うのです。

今回も堪能いたしました。時代によって変化していくことに対しても悪いとは思いません。むしろ良い意味で変化することは重要だと思いますが、変わらぬ美味しさと言うのも、とても良いものですね。


【2016.04.11再訪】
仕事がやっと落ち着きつつあったこの日、買い物ついでに久しぶりの訪問です。
12:30頃店到着。あいにく店の駐車場が空いていなかったので、近くのコインパーキングに車を停めて店に向かうことになりました。通常なら昼飯時は外まで行列が出来ているこちらの店、この日もきっと並んでいるだろうとある程度覚悟して行ってみれば、何と並ばずに座る事が出来ました。珍しいです。しかし、私が店に入った直後に続々とお客さんが現れて、あっという間に満席、行列が出来ました。私は一回転目が終わったちょうど谷間の時間に偶然店に入ったようです。ついてました^^

この日は久しぶりに「チャーシューめん ふつう(990円)」と「生玉子(50円)」を注文します。
この日は店主が厨房を仕切っていました。あるいは時間で2代目と交代しているのかな。フロアー係の店員さんが3名ほど、その他に厨房内でも2人ほど手伝っています。個人経営のラーメン店としては、従業員数が非常に多い店ですが、席数の多いこの店では、昼飯時は常に満卓になっているので、それでも皆さん大忙しです。

そして7,8分で私のラーメンが出てきました。
基本の「らーめん」でも十分すぎるほどチャーシューがたっぷり入ったこちらの店ですが、チャーシューめんになると更に凄いことになります。基本らーめんに入っているチャーシューに比べると脂身バランスが良くて、よりしっとりと柔らかいチャーシュー。大判で食べ応えありすぎるものが5,6枚も入っています!その味付けは甘さが極限まで抑えられていて、スープによく馴染んでさっぱりとして美味しいw

スープは永福町系大勝軒特有の煮干出汁がしっかり効いたものですが、この店では鰹節も併用されていると思われ、他の永福町系の店が魚介出汁については煮干に特化したスープであることに比べると、煮干・鰹がバランスされたスープになっていて地域の人の好みに合わせているものと思われます。このスープも甘みが排除されていて非常にさっぱり。飽きることなく飲む事ができます。

麺は草村商店のものではないようですが、スープによく合うものが選択されています。茹で加減は、かためが好みの方にとっては普通に注文するとやや柔らかめに感じるかもしれませんが、この麺はこのくらいの柔らかさで食べるのが一番美味しい。麺量も“普通”で210gと、一般的なラーメン店に比べると1.5倍くらいの麺量になります。このあたりは永福町大勝軒の良心を受け継いでいますね。

そのまま食べても当然美味しいらーめんですが、今回は生玉子を注文しました。永福町大勝軒でお勧めの食べ方だそうで、溶き卵を作り、そこにらーめんのスープをレンゲで2,3杯加え、そこに麺やチャーシューを付けて食べるのです。二郎など、スープが強いラーメンではこのようなスキヤキ的な食べ方が美味しいことは知っていましたが、永福町系大勝軒のらーめんは本当にこの食べ方は合うのか?と疑問でした。しかし…以外にもよく合っているのです!

久しぶりにチャーシューめんを食べましたが、相当な食べ応えです。お腹いっぱいになりました^^


【2015.08.22再訪】
前回はお目当ての「冷やし中華」を食べることができませんでした。尋常ない暑さが続いていたこの日、ちょうどお昼時に訪問。
さて今回も目的は前回と同じ。はたして接客係の女性に冷やし中華をお願いしてみますと…「冷やし中華はちょっと時間がかかりますが、よろしいですか?」と聞かれました。良かった!注文が通りました!そんなわけで、待つ旨を伝え、「冷やし中華(1080円)」を注文。確かにこのメニューは時間がかかります。後から来たお客さんの“らーめん”が次々に提供されますが、私の冷やし中華はいつまで経っても出てきません。これはキツイ!いくらなんでも時間がかかりすぎではないか?と思い始めていた頃、ようやく私の冷やし中華が出てきました。

こいつは凄い量ですね!なにしろまず具が凄い!トマト推定丸一個分、チャーシュー細切り、メンマ、胡瓜細切り、錦糸卵…よりも厚めに刻まれた卵、これらが大量に乗っけられた器は、見事な山を形成しております。これはいきなり麺をほじくり出すと絶対に具がこぼれ落ちるので、先にチャーシューや胡瓜、トマトなどを食べ始めます。
タレは自家製だとのことですが、かなり酸味が効いて、私が食べ慣れた冷やし中華そのもの。ですがこの店の特徴である煮干と鰹の出汁がしっかりと感じられるところは嬉しいですね。

そして麺ですが、恐らく通常らーめんに使っているものと同じでしょう。これまた量が多い^^;
恐らく「らーめん ふつう」(麺量210g)と同じ麺量だと思います。相当な食べ応え!麺をタレに絡めて食べると、先ほどの出汁がよりくっきりと感じられます。このタレは甘さも適度に抑えられているところが良いですね。しかし冷やし中華は、誰が考えたのか、和からしが実に相性が良いですね^^

完食したら本当に腹一杯です!念願の冷やし中華、堪能いたしました。
しかし、こうして食べてみると、やっぱりこの店は“らーめん”が美味しいのですね。冷やし中華はやっぱり全くの別物になっていました。
でもこれは暑い季節の風物詩ですね。また来年食べたくなるような気がします^^


【2015.07.27再訪】
うだるような暑さだったこの日、未だ食べたことのない夏季限定の「冷やし中華」が食べたくてこちらを訪問。
店到着は13:30を回っておりました。こんな暑い日はラーメンを食べる人なんて少ないのではないか…というのが甘かった。店の外で一人待っていますorz
しかしすぐに店内に入ることができました。早速フロアー係の店員さんに「冷やし中華」を注文したところ、すでに終了したとのことorz
テーブル席で食べている家族連れが全員冷やし中華だったので、直前で終了したようです。なんとも不運。しかたなくいつものように「らーめん ふつう(730円)」で、ねぎ多めにしていただきました。

この店のらーめんのビジュアルは変わらないですね…早速レンゲでスープを一口。
永福町系大勝軒の店ですが、おそらくこの界隈のお客さんの好みに合わせて少しずつ味を調整してきたのだと思います。明らかに私が初めてこの店で食べた頃に比べると煮干出汁が控えめになり、代わりに鰹出汁が強めになりました。豚や鶏のガラと思しき動物出汁とこれら魚介出汁が優しくまとまっています。誰が食べても美味しくいただけます。なのでお客さんの年齢層も実に幅広いのがこの店の特徴です。

この日の麺は、普段とちょっと違っていました…加水率が高いわけではないけど麺がグルテン化したような食感。おそらく暑いので冷蔵保存しているのだと思いますが、その影響が出ているのでしょうか。普段のようにスープをよく吸ってパツンと切れる麺の食感ではなくなっていました。これはちょっと残念。

チャーシューは相変わらず凄い量が入っています。全部で4枚入っていました。今風のトロトロチャーシューの真逆を行くような噛み応えのあるチャーシューですが、噛み締めるほどに味が出て私は好きです。

メンマの量も良心的。多めにしてもらったねぎもシャキっとしてしっかりとした具に昇華しているところはお見事。

今回も美味しくいただきましたが、次回訪問する時こそ冷やし中華を食べてみたいものです^^;


【2015.04.06再訪】
こちらの店は最近では年に一度くらいのペースで通うようになってます。高血圧故ラーメンを食べる回数を減らしているので、地元のお気に入り店になかなか伺うことができなくなりました。この日は外出の帰りに寄ってみました。
店到着は14:30頃。毎度のことながら変な時間に昼飯を食っています。こんな時間になると昼休みに入ってしまうラーメン店がほとんどですが、今でも通し営業をしてくれるこの店は何かと使い勝手が良いのです。

この日は「らーめん ふつう(730円)」と「生玉子(50円)」を注文。以前生玉子を注文した時は丼に直接入ってきましたが、今回は別の器で提供されました。このように別の器で提供していただけると、溶き卵を作って麺をつけて食べることができます。この食べ方、実は永福町大勝軒系の店のお勧めなのだそうですね。わたくし恥ずかしながらそれを知ったのはつい最近のことでした。J系ラーメンみたいにスープがこってりしたラーメンでこれをやるとすき焼き風で美味しいことは知っていましたが、永福町大勝軒系のさっぱりスープに本当に合うのか?と、正直食べるまで疑問だったのですが、以外にもこれが美味しいのです。

この日も厨房を仕切っていたのは二代目でした。相変わらず店員さん方は元気で丁寧な接客。こんな変な時間なので流石に店は空いていましたが、ポツリポツリと常にお客さんが入ってきて客足が途絶えることがありません。
ほどなくして提供された私のらーめん。この日のスープは少々濁りが入っていましたが、味は問題ありません。鶏や豚のガラと思しき動物系出汁に煮干と鰹出汁が合わされたもの。永福町系というとガッツリ煮干が効いているイメージですが、この店のスープは鰹とバランスさせています。恐らくこの界隈のお客さんの嗜好に合わせて変化させたのだと思います。私が初めて食べた20年以上前に比べると明らかに煮干が控えめになり、鰹が強めになりました。なので強い煮干の味と香りが好みの方には少々物足りないかもしれないけど、これはこれで美味しいのです。

麺も相変わらず太っ腹な量210g。茹で加減はやや柔らかめの部類だと思います。これも相変わらずのこと。かつての私は馬鹿の一つ覚えのように麺かためで注文したものですが、そのラーメンに最も適度なかたさがあって、必ずしもかためが旨いとは限らないことが最近になって分かってきました。
今回は溶き卵につけて食べてみましたが、さっぱりしたスープに浸された麺なのに味が薄すぎることもなく、卵のコクが加わって美味しい。卵自体が上質で、黄身がしっかりしたものでした。当然味が濃い卵で美味しいのです。

チャーシューは以前に比べるとちょっと量が減った気がしますが、それでも大ぶりのものが3枚。脂身の少ないもも肉と思しき部位ですが、今風のとろとろチャーシューと違って適度な歯ごたえがあって、噛み締めると味が出るタイプで私は好きです。

安心していただくことができる店で、しかも通し営業をしてくれる店が近所になることは大変ありがたいことです。


【2014.06.23再訪】
外出の途中で久し振りにこちらの店に寄ってみました。何とちょうど一年ぶりの訪問でした。
店到着は14:30。相変わらず変な時間に昼飯を食べる私ですが、さすがに空いていました。通し営業してくれる店はこんな時に助かります。前客は3組5名。皆さんご近所さんのようです。店の方と談笑したりしてます。

季節によっては期間限定の冷やし中華も提供しているようですが、まだ時期が早かったのか、この日のメニューにはありませんでした。なのでいつものように「らーめん ふつう(730円)」を、ねぎ多めでお願いします。新消費税率の導入によって、各メニューとも価格が30円ずつ高くなっていました。
厨房の中では二代目が調理を行なっていました。恐らく今は二代目がメインになったのでしょう。
先代はじめ、この店の従業員さん方は皆さん元気で丁寧な接客でしたが、二代目に代わった今もそれは引き継がれています。
二代目に代わると、求心力が低下して上手くいかないケースも多いものですが、その辺も上手く移行出来たようです。

さて今回のらーめんは…煮干強めです。私好み^^
永福町系大勝軒の店なので煮干がガツンと効いているのはまあ当然なのですが、一般的な永福町系に比べるとその煮干の使い方は比較的マイルドな部類に入ると思います。魚介系出汁としては、合わせて鰹も使われていると思われます。動物系出汁は鶏や豚のガラではないかと思います。その辺のバランスが良く、すっきりしていて飲みやすい。何しろスープから甘みの一切が排除されているのは今日日のラーメンとしては珍しいと思います。そして相変わらず美味しい。

麺は草村商店製ではないと思いますが、このスープに良く合う細ストレート麺が選択されています。茹で加減は今回もベスト。注文しなければ決してかための茹で加減では出てきません。むしろやや柔らかめに感じるかも。でもこの茹で加減が、このらーめんにちょうど良いかたさなのだと思います。必ずしもかためが旨い訳ではありませんね。

チャーシューは相変わらず豪快。一部切り方が小さくなったからでしょう、何と5枚も入っていました。しかも今回の部位は当たりで、ちょっとしっとりとした脂身を感じられる部分も入っていましたラッキーです。
今風のトロトロではないけれど、柔らかく、そして適度な歯ごたえもあって食べ応えがあります。

メンマも味付けは極めて薄め。そして甘みが排除されています。私はもう少しかためで歯ごたえがある方が好みですが、味付けはとても良くて旨いです。
そして多めにしてもらったねぎはたっぷりスープに浮かんでいます。これは毎回思うけど、単なる薬味ではなく、具に昇華しています。刻み方が絶妙で、スープに良く馴染ませて食べると辛味も飛んでスープをしっかりと落ち着かせます。そしてそれ自体がシャキシャキして旨い。

スープもケチることなくたっぷり入っています。高血圧故最近はスープの全飲みはしないようにしているのですが、ついついレンゲでもう一口!とやってしまいます^^;
量も多いし、やっぱり旨いらーめんです。大盛は麺量がこれの1.5倍になって50円増しと言うところも良心的な価格ですね^^


【2013.06.12再訪】
気付けばこの店を訪問するのも何と一年半ぶり。新しい店が次々に開店するので、そちらを食べ歩くうちになかなかお気に入りの店に訪問することが出来ません。

この店を夜の部で訪問するのは実に久しぶりです。19:45頃の訪問。家族連れが2組と、私と同じような単独客が2名食べていました。後からも数名。私が訪問した時間はまだ店主が厨房でテボを振っていました。フロアー係の方は数名。うち一人は店主の息子さんでしょう。そっくりです^^
皆さん相変わらず接客は元気で丁寧。2代目も愛想よく接客していて、この店は上手い事代替わりしていきそうな予感があります。

さて今回は久しぶりなので定番の「らーめん ふつう(700円)」を注文。腹が減っていたので、この店では初めて「小ライス(120円)」も注文します。待つことしばし。

備え付けの新聞でプロ野球の統一球問題を読んでいたらあっという間にラーメンが出てきました。私のラーメンが提供されると店主は引き上げたようで、その後は2代目が調理を引き継いでいました。

相変わらず澄んだ綺麗なスープ。一口飲んでみると、最近…と言っても最後が一年半前ですが…飲んだスープの中では最も煮干出汁が強く出ていました。とは言え、最近の強烈な濃度の煮干ラーメンに食べ慣れていると、優しいスープに感じます。この店の真骨頂は、動物系出汁と煮干、鰹のバランスだと思います。今回も塩分濃度良く旨いです。

麺は相変わらず多めですね。加水率やや低めの細麺でスープを良く吸います。確か麺量は210gで、通常のラーメン店の1.5倍。相当の食べ応えです。

チャーシューも相変わらず豪快な量が入っています。現代のラーメンのチャーシューに比べると、煮豚系のこのチャーシューは新鮮さはないけれど、大きくて適度な歯ごたえを残したものが3枚も入っていました。チャーシューだけでも結構な食べ応えです。ご飯のおかずにもちょうど良いです。

多めにしてもらった葱もまた美味しい。この店の葱は、単なる薬味の範疇を超えて、具の一部にまで昇華しています。

最後は残ったスープにご飯を投入。ご飯が入ることで、不思議なことに魚介の旨味が強く感じられるようになります。
スープ一滴残らず完食となりました。やはり美味しいです。


【2011.12.05再訪】
私が定期的に食べたくなる店の一つです。とはいえ随分ご無沙汰してしまいました。
この日も外出先での打ち合わせが思いのほか時間がかかり、気付けば14:30を回っていました。これからの時間では多くのラーメン店が中休みに入ってしまいます。そんな時、通し営業してくれる店は本当に助かります。ちょうどさっぱりしたラーメンが食べたかったので、迷わずこちらの店へ。

14:50頃店到着。流石にこの時間は空いています。前客2名。それでも私の後からもポツリポツリと絶え間なくお客さんが入ってくるのは驚きです。
この時間は二代目が陣頭指揮ってやっていました。自ら大きな声で挨拶するなど、接客対応が非常に良いところは店主と変りません。二代目の時代になっても、この辺は抜かりなくしっかりとやっていきそうです。
二人掛けのテーブル席に陣取って「らーめん ふつう(700円)」を注文します。その際“ねぎ多め”をお願いすると、快くやってくれます。ありがたいサービスです。

程なくして出てきたラーメン。相変わらず鰹と煮干の良い香りがします。
先ずはスープを一口。
この店で初めて食べた20年ほど前に比べると、スープは煮干中心から鰹と煮干と鶏がらのバランスへ完全にシフトしました。恐らく地域のお客さんの反応を見ながら少しずつ変化したものと思われます。煮干好きの私としては煮干パンチが弱くなって少々寂しい気もしますが、これはこれで非常にバランスが良くて美味しいです。じんわりと体に染み込むかのよう…
多めにしてもらった葱は非常に細かく切られていて、このスープに馴染むと良くスープを落ち着かせると同時に、葱自体が単なる薬味ではなく具としての役割を果たしている事が良く分かります。とても旨いのです。

麺はやや柔らか目の茹で加減がこの店のデフォルト。しかしその適度な柔らかさが美味しい。わざわざ更に柔らか目を注文するお客さんもいます。この店は永福町大勝軒の系統ですが、草村商店の麺ではないようです。しかしスープとの相性が良く、ノド越しに優れた麺です。

チャーシューはこの店の特徴。
前回以前に食べた時に比べるとやや量が少なめになった感じがしますが、それでも大き目のチャーシューが4枚は太っ腹。今回の部位は脂身も適度に入っていて、本来ならチャーシューメンに使う部位ではないでしょうか。スープに浸しておくと全体が柔らかくなってとても旨い。

今回もスープ一滴残らず飲み干して完食となりましたw


【2011.03.28再訪】
今日は午前中の仕事が思いの外長引きました。本当は久しぶりに『肥後っ子 大石家』に行って新作を食べる予定だったのですが、午前中の仕事が終わったのが14:30過ぎ。大石家は昼の部15:00までなので、ちょっと間に合わないか…ということで他をあたろうと…
とは言えなかなか無いのですよね。月曜日は定休日の店が多く、しかもこの時は中途半端な時間。新しく出来た『汐見軒』は月曜休みだし『学』は既に昼の部終了。
そう言えば家からチャリンコでも行ける場所にある何の変哲も無い中華屋で牛乳ラーメンをやってるって噂だったな~、と思い出し、早速出かけるも情報不足につき中休み中orz
中華屋さんも中休みするんだ^^;
でもこの店は駐車場が無く、近くにコインパーキングも無いので車では無理そうだな。どちらにしても食べることは出来ませんでした。

そんなわけで月曜日にやっていて、しかも通し営業のこちらのお店へ。こういう時は本当に助かります。

買い物などをしなければならず、店到着は15:45頃。もの凄く腹減りました。一台分しかない駐車場も空いていました。相変わらず停めにくい駐車場ですが無料で停められるので文句は言えません。
昼時は平日でも行列が出来るこの店ですが、こんな時間だからお客さんはいません。後から4人ほど入って来ましたが、さすがに空いています。二人掛けの席に座って「チャーシューめん ふつう(950円)」を注文します。この店でチャーシューメンを食べるのは久しぶり。普通のラーメンでも大量のチャーシューが入るこの店ですが、チャーシューメンは肉の質が良く、量も更に凄い事になります。女性や小食な人では食べきれないでしょう。
程なく出てきたラーメン。前回食べたチャーシューメンよりも肉の量が多く見えるのは気のせいでしょうか。丼の表面はほぼチャーシューで覆われていて麺が全く見えません。しかしネギとメンマとチャーシューだけのシンプルなビジュアルは見るからに美味しそうです。

先ずはスープを一口。この店で初めて食べたのはもう20年くらい前だったと思うのですが、その時に受けた強烈な煮干の印象は薄れて、鰹の味と香りが支配的になっています。そこにゲンコツか鶏がらか?動物系の出汁が上手く調和していて美味しい。それなりに化調風味も感じるけれど、私はOKです。初めて食べた頃に比べると丼表層を覆う油が少々増えた気がしますが、決してくどさはありません。サッパリしたラーメンが食べたくなると真っ先に思いつくのがこの店のスープです。

永福町大勝軒系列の店ですが麺は草村商店製ではないようです。しかし味、食感など全てのテイストは良く似ていると思います。標準はやや柔らか目の茹で加減。なので硬め指定する方が多いですが、私は最近、このラーメンは柔らか目が旨いのではないかと思えるようになりました。ムッチリして噛むとパッツンと切れる中細麺はスープを良く持ち上げてノド越しが良い麺です。

そして今回の主役チャーシューは凄い!
直径にするとおよそ15㎝くらいある大判チャーシューで、これはノーマルラーメンのチャーシューに比べて脂身のバランスが良い部位を選んで入れてくれるもの。柔らかく味付けも優しくスープに良く馴染んでとても旨い。大きさには多少バラツキがあるものの、何とこいつが6枚も入っていました。食べても食べてもチャーシューが出てくる^^
二郎の豚入りも凄いけれど、この店のチャーシューメンもかなり凄い事になります。肉食った!という気分に浸れます。

そして毎度思うのだけれど、ネギはこの店においては単なる薬味ではなく立派な具に昇華しています。スープに馴染んで落ち着きを与え旨味を提供すると共にシャキシャキとそれ自体が旨い。ネギ多め、無し、など細かに対応してくれるのもこの店の良いところです。
メンマはちょっと柔らかいですが味付けはスープに馴染んでとても旨い。時々こいつをつまみに昼間からビールを飲んでいるオッチャンがいますが、その旨さに納得。

麺量210gに加え、大量のチャーシューを食って腹いっぱいです。
今回は二代目が作ってくれましたが、とても美味しくいただきました。その二代目はじめ店員さん方皆さん接客対応が良く、気持ちの良い店です。


【2011.01.22再訪】
まだ本調子とは行きませんが、風邪も大分良くなった気がします。
そうなると調子に乗って出かけたくなるもので、半年振りにこちらの店へ向かいます。この店の近所の『肥後っ子 大石家』にも初詣に出向いていないので、ちょっと迷いましたが、風邪が完治していない事もあって、もう少しサッパリしたものが食べたくなりました。

18:45店到着。お昼時のような行列はありませんが、店内は全てのテーブル席が埋まっていました。土曜日だからか家族連れが多く、お店の方々は忙しなく動き回っています。二人掛けのテーブルが空いた直後だったようで、片付ける間だけ待たされましたが直ぐに座ることが出来ました。「らーめん ふつう(700円)」を葱多めで注文します。葱を無料で多目にしてくれるのはありがたいサービスです。

出てきたラーメンは相変わらずのボリューム。スープ表面を油膜が覆っていてアツアツです。
そのスープは、永福町大勝軒の系列の特徴である煮干が比較的弱く、代わって鰹が強くなっています。これは最近の傾向で、私が初めてこの店で食べた20年近く前は煮干が全面的に主張してきて凄いパンチでしたが、お客さんの反応を見て少しずつ変化してきたのでしょうか…特に今回は煮干が弱く感じました。
動物系出汁は鶏がらとチャーシューを作る際の豚肉出汁でしょうか。バランスはとてもよく取れていて、とても旨いスープに仕上がっています。

麺は草村商店製ではないと思います。特に特徴のある麺ではありませんが、このスープに良く合っています。茹で加減はやや柔らかめですが、最近の私はこの店ではむしろこのくらいの柔らかさが好きです。非常にノド越しが良く、食べやすい麺です。

チャーシューの盛り付けも相変わらず豪快!大判が4枚も!恐らくはカエシと同じ浸けダレで優しく味付けされた煮豚で、脂身は極めて少ないものですが、スープに良く浸して暖かくして食べるとスープに馴染んでとても旨い。それにしても毎度の事ながらこのチャーシューの量は嬉しい限り。
メンマは少々柔らかめで、もう少しカリカリした食感の方が好みではありますが、味付けは優しく量もケチケチすることなくたっぷり入っています。

葱は多めにしてもらったので大量です。これはスープを落ち着かせる薬味であると同時に、立派な具に昇格しています。シャキシャキでスープに馴染むほどに旨みが出ている。とても瑞々しいのは大量に切り置きされているわけではなく、定期的に刻んでいるからであると想像します。嫌な辛味や独特の臭みもなくとても旨い。

麺量210gのこのラーメンが自然と胃の中に納まったのは、私の体も回復傾向にあるのでしょう。あるいはこの店のラーメンが優しく体に染みこんで行くので、食欲の無い今の私にも無理なく食べる事が出来たのかもしれません。


【2010.07.08再訪】
いつもなら間を空けずに訪問しているのですが、3ヶ月ぶりとなりました。
相模原にも沢山の『大勝軒』があります。有名どころは『相模原大勝軒/閉店(東池袋系)』『大勝軒金太郎(東池袋系)』『鹿沼台大勝軒(丸長系)』そしてこの『淵野辺大勝軒』でしょう。こちらのお店は“永福系”です。基本はラーメンしかありません。そこにトッピングをして行く形式になっています。

お昼時で店内はほぼ満席。入れ替わり立ち代りお客さんが現れます。相変わらずご近所さんから高い支持を受けているのが分かります。
今回は「らーめん ふつう(700円)」にしました。多くの方がネギ多めにしていました。私もお願いすれば良かった^^;

スープはガッツリ煮干が効いたもの。そこに鶏の旨みが付いてきます。この煮干の味と香りが好みを分けるところだと思いますが、好きな方は絶対にはまります。カエシの強さも絶妙で非常にほっとさせられる味で嬉しくなります。そこに実に薄く丁寧に刻まれたネギが馴染むと、スープに奥行きが出ます。好きな方はネギ多めがお勧めです。

麺は細ストレート。やや柔らか目の茹で加減ですが、わざわざ柔らか目をお願いする人がいることからも分かるように、柔らか目がこのスープと麺の相性を良くしていると思います。この手の“中華そば”にしてはやや加水率が低めでツルツルとしたノド越しが良いです。

チャーシューは脂身のほとんど無い部分で柔らかく、味付けはスープに馴染む優しいもの。大きなものが4枚も入っていました。「チャーシューめん」になると、もっと部位が良くなって脂のバランスの良いチャーシューがこれでもかと入ります。

メンマはかなり柔らかい食感でした。味付けは優しくて好みですが、もう少しカリカリした食感の方が好みです。

麺量210gは相変わらずかなりの食べ応えです。今回もスープ全飲みして完食でしたw

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今回は「らーめん ふつう(700円)」+「ゆで卵(50円)」です。
従前に「メンマらーめん」、「チャーシューめん」を食ったことがありますが、このメニューが一番CPが高いと思います。
麺量は少なめで140g、ふつうで210g、大盛で280gだそうです。さすが『永福町大勝軒』の流れを汲む店です。多いですね。普段は二郎を普通に食い倒している私ですが、この店のラーメンについては大盛を食う気になりません。“ふつう”で十分食べ応えを感じることが出来るからです。

今回のスープは油の量がやや少なめでした。最近油が多すぎる気がしていたのですが今回はちょうど良い感じ。この方がサッパリと味わうことが出来て私好みです。
相変わらず煮干の出汁が良く効いて旨いです。ちょっと胃の調子が悪い日でしたが、優しいスープはじんわりと染み込んで行くようです。

今回、麺の茹で加減はちょうど良かったのですが、麺同士がひっ絡まっているところが数箇所あったのが残念。微妙なことだけどスープと良く絡まない部分が出来ると、その部分は美味しくないものですね。スープと麺との相性は抜群で、全体としては十分美味しいものでした。

チャーシューは脂身がほとんど無いもの。しかし柔らか食感で味付けも良く旨かった。大判のチャーシューが4枚も入っていて、食べ応えがあります。
普通のラーメンでこんなに沢山チャーシューが入っているのに、チャーシューめんになったらどんな事になるのかな?と思っていましたが、チャーシューの質が変るようです。少々脂身が増して、上質なチャーシューを頂くことが出来ます。

メンマは味付けが非常に優しいものです。余計な甘みを付けず、スープに良くなじむ味なのは好印象。もう少しカリカリした食感だとより好みですが、これも旨いです。

トッピングした「ゆで卵」は、ほんのりとチャーシューのタレの味がするもの。50円でこの玉子ならお得かもw

ネギは多めでお願いしました。中には逆に少なめにしている人もいます。こうした細やかなサービスも人気を保ち続ける秘訣でしょう。
このネギが良い仕事をしていて、スープになじませると一層旨味を引き出してくれます。

今回も美味しく頂くことが出来ました。ご馳走様ですwww

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2016/12/26 更新

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