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★食べログ更新中!
美味しいという感覚だけでは外食しに行っても つまらなくなってきた。
私という人間は なんと贅沢で なんとも勝手なのだろうか。あーだこーだと感想を勝手に書き連ねているのに別に窯でピザが焼けるかといったら焼けないし、鮭を一匹もらってもさばけない。飢餓人口年間10億人に届こうとしている中で、世界最低水準の食料自給率の国にいるくせに、私は今日も食べたいものを食べたい店に行って友人の笑顔とともに食べることができるのだから。
・・・・・
・・・・・
しあわせだなぁ・・・(古くてすみません・・・若い方・・・)(-"-)
食べログのレビューを見て頂ければわかると思いますが、私は関東圏内にいても田舎に部類するところに生まれた。
なので なにをもって尊しというか、何をもって「うまし!!」とするかは、やはり 食に籠る感動やあたたかさなのだと 久しぶりにこちらのお店によらせて頂き実感しました。
桜木町駅から歩き、おなじみちぇるる野毛の横を曲がる。少し坂を上ったところに「真のナポリピッツァ協会」の見慣れたロゴマークが見えます。野毛坂の手前の道は結構薄暗く、看板もどちらかというと「どうだこのやろう!!ババーン!!・・・」と、出ているわけでも無く、「そうです、ここです、ここにできたんです。」という具合なので、この店を目印に来た人以外には少し見つけにくいのかもしれないのが正直なところ。客導線ではなく向かい側から看板が見える感じですね。これは惜しいかも・・・。
予約もせずに入店すると結構お店は混雑している様子・・・。席があるか、どきどきしているとすかさずテーブルを用意してくださいました。
「どうぞ~~こちらの席をご利用ください~」
窯の手前の席で特等席!!暖かい熱気と出来上がる前の料理の音が聴こえる。パチパチパチ・・・ジュワッ・・・カチャカチャ・・・。空腹時のご馳走は五感から!五感刺激をこよなく愛する私には 胸にせまる特等席です。
野毛で軽く一杯やってきたほろ酔いの私ですが、目の焦点を合わせて店内を見渡すと、なんともあの篠氏 自ら店内を行ったり来たり、この人見たことあるなぁ・・・??という方々が店内を隈なく行き来している。自ら作り上げたという噂の窯も可愛く、皆さんの一生懸命さに「自分は今日、この素晴らしい料理を食べるほどの働きを、社会貢献しただろうか」と少しへこむw・・・。まぁ食うんですけど・・・
さて。
気を取り乱して(?) 最初は軽くキールロワイヤルで乾杯。ワインを頂くほど胃袋は空いてないし、肝臓にも優しく。
厨房よりもお客様の顔が見れる向きで席に座ったので、店内にいるほとんどのお客様の顔を最初の一杯を頂きながら見渡す。
皆さん結構な笑顔。女子会に夢中になっている人も 男二人で食べに来たおっさんも、とにかく笑っている。
みんな笑顔。
・・・もういいや・・・・!!もう任せた・・・!!(ー_ー)!!
前菜の盛り合わせは イタリアの家庭料理の卵焼きが気に入った。ほうれん草は「ほうれん草の味」が強く香る。もうここ、何を食べてもうまいから、何頼んでもいい。もってけドロボーじゃなくて 持って来いこのやろー!!(←実際は普通にこれくださいというテンションですが・・・おるたな心の叫び。)
月に一度のグルメ散策日で一日中食べまくっていたというのに、入る入る。異次元ポケット。
ついにピザが来た。
生地はそこまで大きすぎるわけもなく、ちょうどいいサイズ。アンチョビの乗ったトマトソースは舌先から唇口腺・頬腺を伝い、耳裏の下に「ピシィィィーーーッ」とテレパシーのように刺激を走らす。。。久しぶりに美味しいピザ・・・・酸味でウキウキしてきたのは久しぶり。
食べログを少しスローテンポにして こっそりやっていこうかなと少し意気ダウンしていたところになんともいいタイミングで素敵なお店に出会えたものです。
「これ美味しいね」「うん」「うわーアンチョビとなにこれオレガノ・・・」「なんだこれ…?」
気が付いたらピザを食べきっていた。
ピザのあとにはボルチーニ茸のクリーム系のパスタを注文したのですが、・・・恐ろしいことに パスタだというのに丸飲みに近い。秒殺というよりも瞬殺。
パスタの一気飲み。「あれ、ピザ食べたっけ・・・」
舌が合う「価値観の合う」人とともに 是非ともここに来てほしい。そうしたら気づくと思う。時々無心になって無言で食べている自分達に・・・。
「・・・・・・・・・デザートも食べちゃおうか・・・」
ひとつひとつのテーブルに ナイスタイミングでメニューを持ってきてくださいます。デザートいっちゃおうか・・・と思ったときにデザートサンプルをささっと・・・。すごいなぁ。
最近諸事情により偉い人の宴や高額ディナーを見学していましたが、ああいうのは中身が乏しい。どうも旨そうに見えないし、それに関わる給仕や配膳サービス人の黒い影、高級ホテルという看板の中で制服で居ることによって「自分がそれを築きあげたのだ」という架空のプライドに囲まれている世界だ。
一席一席にかける情熱を忘れたら偉いことになりそう。そういう時はここに来ようとおもった。
デザートはサヴァランに行きたかったが、下戸である友人ともシェアしあいたかったので、濃厚なチョコレートと あったかい焼きリンゴ・・・濃厚なのにさっぱり感のあるチョコと、口の中でスライムのように溶けて自由自在に動き出すりんご・・・アイス?・・→リンゴ・・・→アイス・・・ってあれっ!!もう無くなってしまった・・・・!!あれーっ!「パスタって食べたっけ・・・!」友人と大爆笑・・・。
父さん、母さん、私は今日も美味しいものに巡り合えました・・・。(北の国から)
そして
いろんなひとが うまいもんを食べて気軽におしゃべりして、にこにこ笑っている。氏は物凄く料理に厳しく、まさに厳行を様々なところで積まれた方だというのに微塵にも出さず、微笑みを忘れずにいる。
物凄い方なのだという事が オーラから、目の奥の光から滲み出てくる。
が ふわっwwとした笑顔がそれをちょうどよく吸収しているように思う。
実際に私たちのテーブルにも来て下さったし、ここでは書ききれないお話やサービス、自然であたたかかった・・・。家庭的で気取らない、でももちろん豪華絢爛・選ばれしものが蠢く一流の道を通ってこられた方が最後に行きついたのが今のスタイルなのだと思う。
お店の繁栄、ファンの笑顔を生み出すのは やはりそれにかける笑顔意外に他ならないのだと再実感した。
私が思うに、この桜木町・野毛にイタリアン旋風を起こしているのはこのお店であると思う。SNSや一部の人の口コミに一時は左右されてもやはり美味しいお店は残る。すぐにZAGATにも載っている店でも気を抜けないが、もっと上を目指せないという店ではないと思う・・・
「雰囲気」の項目の採点が少し低いのは 今後にそのお店独特の雰囲気を長年かけて形成していってほしいのとそれを見ていきたいと思ったので4.0・・・ううーーーむ悩みに悩んで3.8とさせて頂きました。煤で汚れた窯、お客様の足跡ですり減ったエントランス等・・・それで満点になっていってほしいというお願いです。
最後にはエスプレッソを頂き、ビスコッティをばりばり・・・と・・・。あんなに食べたのにまだ入るか我が胃袋よ。デザート食べたっけ・・・w
美味しいものは胃袋にふたをするのではなく、胃袋をブラックホールに変える。だが、満タンのブラックホールに一時的に蓋をしてくれるのは 氏やスタッフの笑顔であったり お話であったりするのではないだろうか。「ようし、今日はこのくらいにして次に来たときにはこれを食べてみよう」と、いうフタ。
ピザ生地からつくるビスコッティ、美味しかった・・・・
帰宅して眠って数時間。
子供のころに初めて外食を意識したのは激安コーヒーショップのピザトーストだったな。田舎の小学生の私にはそれが嬉しくてたまらなかったし、やっと食べれる憧れの味だったり 日常の何かから別の場所へ向かう休息の味だったりした。
それは元々 いろんな人が笑顔で食べるものであって、本場のイタリアンはこんな感じで・・・想像はさらに膨らみ、食事の本質はなんなんだろうかと考えながら瞼を閉じる。
幼少のころのピザトーストの思い出と、母の愛情と、そしてこのお店のピザの香り、お店の空気を思い出して わずかに漂う胃袋の中のイタリアンに感謝。
田舎者よ 大志をいだけ
私は一生田舎者だし、それでいいと思った。パラダイス鎖国・日本は世界から見るとものすごき田舎者。だからこそ生まれる感動があると思う。