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昼の点数:5.0
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~¥999 / 1人
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料理・味 5.0
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|サービス 4.5
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|雰囲気 5.0
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|CP 4.5
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|酒・ドリンク 5.0
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[ 料理・味5.0
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| サービス4.5
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| 雰囲気5.0
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| CP4.5
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| 酒・ドリンク5.0 ]
琥珀の女王を堪能
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2012/04/22 更新
朝まで飲み惚け飲んだくれて、新橋をフラフラ歩く。GPSとi-phoneの食べログがあればどこでもおいしいものを食べれるという幸せをかみしめながら
二日酔いで食べログアプリを立ち上げると、ずっと行きたかったここが歩いてすぐってことに気付く。
OPENが何時だかすでに見てもいないで出歩いてきましたが、店の前に着くとまだお掃除タイム。「やってますか・・?」と青年に聞くと
「すみません、12時からなんです」
さわやかだ・・・さわやかすぎるよ・・。青年。・・(p_-)
明け方まで飲んでいてビジネスホテルで気絶ばりに爆睡してシャワーも浴びずに平日の午前中にサラリーマンの流れを無視して歩いている私に
青年の笑顔は 刺さった・・・。なんだかすみませんんんん・・・。
仕方がないので時間をつぶして30分程度たってからもどってくると、先ほどの青年が「おまたせしました!おかえりなさい。」と・・・。
ご両親の教育に感謝するのだよ、青年よ・・・と心の中でつぶやきつつも 自分が酒臭い宮内か心配なのでカウンターの端っこに座る。
先ほど普通のキリマンジャロを他店で飲んで時間をつぶしてきたので、ここではアレンジものをいただくことに。
酔っ払いの私の目に飛び込んだメニューは「琥珀の女王」。ただこの一文字。
女性のスタッフさんが「つめたくて甘いコーヒーですが大丈夫ですか?」と親切に聞いてくださる。
「ええ(いいですよ、そんな酔っ払いに優しいほほえみをかけないでください、だって酒臭いの気づいちゃいますから!!)」
「ええ」の二文字に色々な気持ちを込めて伝える・・・。
ほどなくして私の前にやってきた女王は かわいらしく、しかし歴史を感じるモノトーンのシンデレラのような佇まいでした。
眺めてよし、かおってよし、そして味もやっぱり最高。おいしい。おいしすぎる。。。
いままでこんな女王にあったこと・・・ないかな。人生でまた一つ、おいしいものに出会えた。
店内にはOPENして一時間もたっていないのにお客様がかなりたくさんいる。外国人もいる。普通のサラリーマンもいる。
建物はかなりの老朽化を感じさせるが、この店はこのままであってほしいと思う。カウンターのなかに洗濯機があったり、よくわかんない場所にトイレがあったり。
レジ??の横には巨匠が座っていただろう椅子がある。椅子に差し込む朝日が何とも言えない空気感を私に届けてくる。
「時間は平等」
主人の座っていない椅子から声が聞こえた気がする。
この店には珈琲の妖精が住んでいるのでしょうか??どぶくさい銀座・新橋のエリアだとも思えない。不思議な空間です。
店をでて新橋に向かって歩き始めると、ちかくに「銀座の母」の文字が。。。なんと「母」が出勤していた・・・。
仕事にあけくれて 明け方まで飲んで・・・・フラフラでラーメンをがっつり食べて 気絶して朝起きて 至福の琥珀の女王を頂いた私に
銀座の母のほほえみは怖い。だってさっきの青年のほほえみで 結構反省したんだもの、自分の生活を。
母の眼を見ないようにして足早に駅に向かいました・・・。
占いにいって、おいしいコーヒーを飲んで人生を考える、なんてツアーを組んだら外国人に大儲けだろうなぁ。