2回
2017/07 訪問
コストパフォーマンスまで考慮すれば、これまでのとんかつ屋さんでは№1かも
東京モノレール・整備場駅にて「ブルーコーナー」に立ち寄ってから、浜松町駅に戻ったのは、そろそろお昼でもいいかなという頃合いの11時30分前後
浜松町周辺の行先リストを見てみれば、いつ・どのようなルートで知ったのかは忘れましたが、「とんかつ 檍」というお店が入っています
う~ん
とんかつか
まあ、たまにはいいかな
ということで、i-Phone片手にお店に向かいますが、やってきたのは、これまで何度か大人の野暮用で来たことがある通りにして、お店があるのもその野暮用先のすぐ近くです
いやはや
このあたりにはついこの間も来たはずですが、気が付きませんでしたね
でも、入る気になって、そろそろ書き入れ時という時間帯に来てみれば、お店の前には入店待ち客が数名
なるほど
さすがに人気店ですね
でも、ちょうど開店と同時に入店した組との入れ替えのタイミングだったのか、10分足らずで炎天下の店外待ちから店内待ちに昇格
こちら、平日のお昼は1,200円の「ロースかつランチ定食」がお得で人気のようですが、せっかくだからワンランク上げて「上ロースかつ定食(1,500円)」をオーダーしてから席を待ちます
見れば店内には「林SPF」という、こちらで使用している豚肉の銘柄と能書きが貼られています
そういえば、「林SPF」って、巣鴨の「ときわ食堂」あたりでも表示を見かけたことがあるけれど、こういう能書きが付く銘柄豚だったんですね
それからほどなくカウンターに席を得ましたが、「ロースかつランチ定食」前提でオペレーションを組んでいるからなのか、「ロースかつランチ定食」をオーダーしたお客さんには割と右から左といった感じで品物が出てくるように見える一方、「上ロースかつ定食」はしばらく時間がかかるようです
カウンターを見れば、右手には“カレールー有りマス 300えん”という黄色い掲示
う~ん
「ロースかつランチ定食」にして、カレーがけにするという手もあったか
でも、まあ、今回は後の祭りですね
左手を見れば、“塩でお召し上がりください。一番人気はヒマラヤ岩塩ナマックです。” というこれまた黄色い掲示
ならばと小皿にそのおすすめの岩塩をミル挽きして、「上ロースかつ定食」の到着を待ちます
さて、ようやくやってきた「上ロースかつ定食」
見ればロースかつは、これまでに見たこともない厚みです
先ほどからちらりと横目で見てきた「ロースかつランチ定食」のロースかつとは厚さが違います
もともとメニューにはg数が書いてあって、グレードが上がるほどg数も増えるようですが、g数の違いは厚さの違いでもあるんだろうな
断面を見れば、レアというほどではないけれど、揚げ過ぎになっていない色合い
ここはやはり「上ロースかつ定食」にしておいて正解だったと確信します
お店のおすすめどおり、塩でいただいてみれば、なんとも美味いとんかつ
口に広がる豚の旨みと甘み
これをソースの主張で台無しにしてしまうのは勿体ない
ソースは一切使わない代わりに、塩は一通り試しましたが、たしかに一番人気というだけあって、ヒマラヤ岩塩ナマックとやらが一番角がない味わいのような気がしました
さらに驚いたのが豚汁
豚汁といえば、豚肉は薄切りのバラか小間切れというのが当たり前のように思ってきましたが、こちらのはなんとカレーに使うようなゴロゴロとした肉
なんと、この手がありましたか
これは早速居酒屋けんちゃんでもパクってみるとしましょう
とんかつジャンルでは、私もこれまで、神田・秋葉原の御三家、目黒の御三家、さらには高田馬場の名店といわれる2店あたりには行ったことがありますが、とんかつの概念を変えるという点では、高田馬場の「成蔵」
http://blogs.yahoo.co.jp/captainsolo3192/64996179.html
以来の衝撃です
特に、味に加えてコストパフォーマンスまで考慮すれば、こちら、今のところ私がいただいたことのあるとんかつ屋さんでは№1じゃないかな
さて、こうなってくると気になるのはこちらのかつカレーですが、かつカレーのかつはあくまでもカレーを引き立てる脇役というのが私の持論
その点、こちらのかつは存在感が大物過ぎて、カレーと組んだ時にどうなるのだろうと気になります
それはまたいずれ試してみるとしますかね
(8点/10点満点)
https://blogs.yahoo.co.jp/captainsolo3192/65796049.html
2017/10/11 更新
このところ日参する結果となっている担当先があるため、今日もお昼時を迎えたのは浜松町
ならば今日こそ「とんかつ 檍」を再訪して「かつカレー」を試してみますかとやってきてみれば、お店の前には前回以上の入店待ち客
ちなみに、鞄を抱えた人が多いのは、私と同様に外回りの途中で立ち寄っているということなんだろうな
庇や街路樹など遮るものもなく、真上からまともに真夏の太陽が照り付ける路上はさすがに暑い
今回の店外待ち時間は15分ほど
例によって店外待ちから店内待ちに昇格して、「かつカレー(1,200円)」をオーダーすると、ほどなくカウンターに席を得ました
「かつカレー」のかつは、「ロースかつランチ定食」と同じものを使っているのか、「ロースかつランチ定食」と同じラインで準備されて、前回の「上ロースかつ定食」よりもスムーズに供されました
で、「かつカレー」
思った通り、本来はあくまでもカレーを引き立てる脇役のはずのかつが、ごはんの上にどしりと鎮座して主役としての存在感を示しています
う~ん
これでは「かつカレー」ではなくて、「かつライス・カレー添え」だよなぁ
こういう出方をされると、いつものようなごはん・カレー・かつ三位一体でという食べ方はできず、かつをおかずにカレーライスをいただくというような格好の食べ方になりますが、かつの出来がここまでいいと、こういう食べ方でもたしかに美味い
しかも、かつなどのトッピングを前提としてカレーを出す店では、ソースは具なしというケースも多いけれど、こちらのソースにはしっかりと具も入っていて、ベースのカレー自体が美味しいことに感心します
いやはや
もともとかつカレーなどというものは、ある種B級の色物メニューだとは承知してきましたが、そのかつカレーもここまで来るとA級のごちそうになりますね
(8点/10点満点)
https://blogs.yahoo.co.jp/captainsolo3192/65799711.html