4門さんのマイ★ベストレストラン 2010

★浅草ベースの江戸前B級グルメ探訪図録!

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

2010年はラーメン店へ集中して訪問した年でした。
多種多様なラーメンがたくさん有る中、
一つの独立した「料理」の奥深さを勉強させてもらいました。

マイ★ベストレストラン

1位

ラーメン長山 (鶯谷、入谷、上野 / ラーメン、つけ麺)

2回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 2.8
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 昼の点数: 2.5

    • [ 料理・味 2.1
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 2.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2017/10訪問 2017/10/04

訃報!全盛期の美味さは亡くなりました。

1年振りに訪問。
ここ数年は年に1~2回の訪問となってしまった。

此方創業当時からのファンを自負する自分だが、
美味かった創業時の味から、どんどん離れている
からである。ある意味定点観測している感じだ…。

だが、
今回食べた「ラーメン」で、もう此方は完全に
全盛期の旨かったスープの味とは縁を切った印象
なので、もう再訪するのは止めるかと思っている。


◆ラーメン(並/細麺)   680円

麺大盛=無料で、細麺・太麺を選べるシステムで
ずっとこの価格を守っているのには頭が下がる…。

だけど、もしコストダウンの為にスープの味を
今の様に変えたのであれば、900円払っても良い
から昔の味に戻してもらいたいと思っている。。。

もう2~3年前から此方のスープは揺れている。

以前は看板通りに、鶏白湯の旨味に豚骨のパンチ、
そして魚介味が三位一体となったオンリーワンの
「鶏・豚骨・魚介」スープだったのである!!

風味のバランスで表現すると、
「鶏3:豚骨5:魚介:2」といった印象だった。

しかし、そのバランスはここ数どんどん変わり
今回食べた時は「鶏1.5:豚骨8:魚介0.5」と
いう感じ。もう殆ど豚骨ラーメンであった。。。

「家系」でも「九州豚骨」でもない微妙な豚骨味。
正直、豚骨スープならもっと美味い店はいくら
でも在るので、もう此方へ来る意味が無いのだ…。

この味に統一したからなのかは定かでないが、
2014年にオープンした此方の池袋支店は既に
撤退してしまっている。此方も大丈夫なのか!?


確かに「鶏豚骨魚介」スープって、今で言う
「またおま系」に属される味として古いイメージ
になってしまったが、此方のは普通の豚骨魚介
とは確実に違うオンリーワンな味だったのに。。。

昔居た店主は不在だったが、
もしかして、もうオーナーが変わったのか!?
そう思っても仕方ない位の今のクォリティである。


注文必須で最強CPの「ちゃーしゅー丼 180円」、
相変わらずボリューミーで良かったが、コレも
以前よりマヨ量も減ったしタレ風味も若干違う。

こういったクォリティのマイナーチェンジって、
店側には「進化」なのかもしれないが、昔からの
ファンにとっては「退化」でしかない。。。


とにかく、残念だがもう定点観測は止めた。



他店とは一味違う濃厚な「豚骨魚介」スープを出す此方。
その秘密は、そこに「鶏白湯」も加えたトリプルスープだから。

最近はどうしても一昔前的なスープに見られがちだが、
確実に安定した美味しさと、普遍的な旨さを提供してくれる。

此方を創業から知る自分にとって、
ここ最近の更なる味の進化(マイナーチェンジ)はとても興味深い。
スープの脳密度、円やかさ加減、奥深さは確実に増している。。。

ま、その分ガツンと来る味のインパクトは薄れ、
より万人受けする方向へと行っている感じも否めないのであるが。
こういう事を「洗練」という言葉に置き換えられるのかもしれない。

そんな事を想いながら、今日は約2年振りの「つけ麺」を頂いた。


■ 魚介つけ麺(1.5玉) ■ \780   ★★★★

麺の量は、1~2玉まで無料で選ぶことが出来る。
「浅草開化楼」製の太麺はいつも文句なく美味い。。。

スープはいつもの濃厚なトリプルスープベースだが、
より魚介風味が立ち、微量の酸味が加わって食べ易くなっている。
香りも魚介が強めで「ラーメン」とは明らかに違う仕様である。

麺の締めが水道水レベルなのと、スープもぬるいのが難点。
そこだけが悔やまれるが、あとは此方の魅力が前面に出ている。

少量のメンマと、此方自慢の柔らかい完璧な叉焼が丼底に沈む。
それをすくい上げながら麺と一緒にすする。。。

やはり、以前より確実にスープの味が濃密で円やかになっている!
それなのに軽くて食べ易い。「軽くて重厚」という矛盾が凄い!!
抑えられた酸味と魚介感が一層センス良いバランスになっていた。

この圧倒的な旨さは、やはりこの界隈では一番のスープである。


自分個人の所感では、、、
いつものラーメンで出される超濃厚濃密なスープを更に凝縮した
バージョンの汁で「つけ麺」も食べてみたいという願望もある。。。


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▼ ラーメンのレベルは完璧!初めてのミニ「叉焼丼」も旨かった。 ▼    (2013.4. 記)


お昼時で店は結構な客入りである。
しかし今日はなぜか店主一人しか居ない。中々大変そうだ。
最近は女性客も増えているようだ。一人女性客も目立つ。
さすがに此方の店の美味さが、又どんどん広まっているのかも。。。


■ 味玉ラーメン(細麺・大盛) ■\750   ★★★★★

細麺」とは言うものの、充分に中太麺でコシもあり中々の食感。旨い!
毎度、正直あまり「大盛感」は感じない増量だが満足度はまぁまぁ良好。

いつ食べても素晴らしい「鶏+豚骨+魚介」のトリプルスープ!
「濃密」とか「芳醇」という言葉は、此方のラーメンの為にあるのだ・・・!
とにかくめちゃ旨で、思わず笑みがこぼれてしまう。。。
隣席の若い女性客も、微笑しながら満足そうに食べている。

■ チャーシュー丼 ■\180   ★★★☆

此方のラーメンに乗っかってるのは、歯の要らない超柔らかとろ~り叉焼である。
そいつがこのミニ叉焼丼にも普通に乗っかっていると思っていたのだが、
実際は、牛肉の大和煮にも似たホロッとほぐれる食感の肉片に、甘辛い汁が掛かっている。
そしてマヨネーズのアクセント!予想とかなり外れた「叉焼丼」だったが、これも美味い!
濃厚ラーメンとの相性も中々良い。最後まで飽きずに食べられて大満足である。


ラーメンとチャーシュー丼。丼の方は企画的新参者のメニューである。。。
両方合わせると結構な量だが、風味の完全な違いがコントラストがあって飽きが来ない。
また、このラーメン自体が飯のオカズになるくらい濃厚なので、どんどん食べ進められる。
これは新しい「ラーメン長山」の楽しみ方である。今日もめっちゃ美味かった~!


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●● 鴬谷界隈では間違いなく断トツに美味いラーメン!  ●●       (2013.2. 記)


超久々の訪問となってしまった。レビューでは丁度1年振りである。
明らかにこの界隈では1番旨いラーメンなのに、何故かずっとご無沙汰してしまった。。。

「鶏・豚骨・魚介」というトリプルスープの最高峰を味わえる此方。
今日は「味噌」で頂くことにした。。。

■ 味噌ラーメン+味玉+バター(太麵・大盛) ■\880  ★★★★★

太麵は、気持ち以前の仕様よりも太くなった気がする。食感もよりムッチリとした感じだ。気のせいか?
スープも、更に味噌の風味と鶏豚骨&魚介の出汁に溶け込み一体化している。
気のせいか、いつもより鶏白湯的な味が強調されているようなバランスに感じた。
豚骨のパンチ力と魚介の旨味や臭味は少~し後ろに下がり、より鶏の旨味が前に出たようだ。。。
見れば、調理場のシンクの中では大量の鶏ガラが処理されていた!

スープのとろみ濃度は増しており、「天下一品」のスープも真っ青なくらいの重厚感が出ている。
以前からどろ系ベジポタスープではあったが、より凝縮されながらも旨味ののりしろは広がった感じだ。

毎度完璧な味玉、海苔・刻みネギ・もやし・メンマ。どれがスープや麵に絡んでも抜群に美味い!
いつものように途中からニンニク・豆板醬でスープのプチカスタマイズ。旨過ぎて卒倒しそうだ。

バターは今回初めて入れてみたが、溶けた周辺は確かにバターの風味でスープが甘く変わるが、
スープ全体にバターが溶け込むと殆ど意味は無くなってしまう。。。

もう既にスープがコレ以上無いくらい完成されているし、全ての出汁の旨味を吸収しているからか、
今更バターを少し溶かしたくらいじゃ、極端にはスープの味に影響は出ないようになっている。
それくらいスープの完成度は高く、濃度も究極に高いのである。

今までも此方のラーメンは、きっちり奇麗に削られた高級鉛筆みたいな完成度であったが、
今回は、より芯先をミクロの世界で研ぎ澄ませたような旨さと進化を感じた。本当にアッパレである!

あくまでも出汁は「鶏・豚骨・魚介」だし、調味料も「味噌」を使っている訳だが、
もうコレは全てが完全一体化してしまっていて、「長山」というジャンルの味になってしまっている!
そういう意味では、このスープはもう「味噌味」という概念には納まりきらないであろう。。。
圧倒的な美味さの、完璧なラーメンである。


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● この界隈では外せないマストな店舗!豚骨+鶏+魚介スープの傑作!! ● (2012. 2 記)


こちらは、鶯谷・入谷界隈では絶対に外すことの出来ないマスト的店舗であり、
自分もグランドオープン以来、長いスパンで利用しているコアなファンの一人である。

こちらのスープは、豚骨をベースに、魚介出汁と鶏の油&出汁を使用しているのが特徴で、
主張のの強い豚骨出汁により、鶏出汁の旨味は消されがちではあるが、
確実に豚骨&魚介だけではこの洗練された微妙な旨味が出せない見事なスープである。

「豚骨+鶏+魚介」という、厳密にはトリプル出汁の独特の旨味とコク、
ワイルドにして上品なこのスープは仕上げのバランス調整が難しく、
微妙なバランスの違いや素材のコンディションにより、獣臭が立ってしまったり、
魚介の臭味が立ってしまったりする、非常にテクニックを要するスープなのである。
従って、正直その日によってスープのブレが多少ある場合も否めない。。。

また、こちらの店主は勉強熱心な方で、日々研究を重ね、スープも常に進化させている。
自分がひいきにしてる他店舗のラーメン屋さんの店主にもこちらのファンは多く、
ある店舗の主人なんかは、たまにこちらの主人と情報を交換し、常に刺激し合っているという。。。

以前より太くなった「細麺」。昔のいかにもな細麺も好きであったが、これもスープと良く絡む。
「天下一品」かと見まごう粘度のスープ。その濃厚なとろみの中に潜む化調の濃度も減少された。
旨味がより自然になり、ガツンといきなりテンションMAXで来る圧倒的な美味さは相変わらず。

此方のスープは、その圧倒的な完成度の出汁の旨味で成り立っている。
だから「醤油ラーメン」も「味噌ラーメン」も、カエシの風味は控えめで充分なのだ!


よく此方の「味噌ラーメン」は味噌の味がしない・・・とかよく言われることがある。。。
此方の場合は、あくまでもスープの旨味を味噌味で頂くか醤油味で頂くかの違いでしかない。
なので、味噌味ありきの味噌ラーメンではないのだ。カエシが隠し味と言っても過言ではない!
ガツンと味噌の味を欲する方には向いていない味噌スープなんである。未食の方はご注意を。

それと、最近は明らかに塩分濃度が緩和されたというか、塩味の強さが減少している。
この辺りは好みの分かれるところだろうが、個人的には劇的に味が薄くなってないからOKだ。
健康やナチュラル思考に気を配った改良だと理解している。。。

店主の拘りだらけの究極スープ。相変わらず素晴らしい仕事の味玉とチャーシュー。
この店目当てにわざわざ「鶯谷」というマイナーな駅に立ち寄るラーメンファンは少なくない!
自分は地元住民である幸せを心から噛みしめている。。。

今でこそ古くなってしまった「豚骨+魚介+鶏出汁」のスープだが、
確実に今後も後世に残るであろうラーメンだと確信している。。。
豚・鶏・魚のそれぞれの旨味が、これ程バランス良くセンス良く摘出されたラーメンも珍しい。

  • ラーメン(並) 680円
  • 全盛期の美味さは死去
  • これで細麺!
  • スープの色が違う…34

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2位

麺屋 御神本 (入谷、鶯谷、上野 / ラーメン、つけ麺)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2012/07訪問 2014/12/01

2014年11月29日祝復活!「麺屋 御神本」㊗

麺屋 御神本」と「七麺鳥」の二毛作店だった此方が、
今年8月に鶯谷駅近くの店へ移転し「中華そば 七麺鳥
として新規オープンした。。。

あれから約3カ月強
元の場所にて、めでたく「御神本」が復活営業した!

とりあえず二毛作だったスープは別々にして、
鶯谷店は「鶏出汁」、入谷の此方は「豚骨」と分けた。

しかし店主の話では、
此方でもいずれ「鶏出汁」を出すと言う。。。
とにかく「」の人気と旨味に自信がついたらしい!

それにしても個人的に「御神本」の復活は嬉しい!!
大好きな「まぜそば」や「つけ麺」はまだ未発売だが、
とにかく御神本の極濃豚骨が帰ってきたのだ。。。


◇ 特製ラーメン ◇ 950円  ★★★★☆

いつもの浅草開花楼製太麺
海苔3枚・叉焼3枚・もやし・味玉のトッピング。

それぞれの仕込みが若干変わり、叉焼はより瑞々しく、
味玉は、より一層とろとろの仕上がりに。。。

そして、幾分スマートになった豚骨スープ
風味はそのままに、微量に濃度や塩味がバランス良く
調整されている。どこにも尖った個所が無い…。

昔のようにガツンと圧倒的なパンチ力は薄れたが、
個性は失っておらず十分に美味しい!!
間違いなくココでしか食べられないスープだ。

どんどんと仕込みの腕を研ぎ澄ませていく店主。
いつのまにか増えた弟子と共に、急速に又進化した
感じがする「御神本」である。嬉しい限り。。。


早く「まぜそば」を出してほしいが、
それも今後の楽しみの一つとなり今からワクワクだ。

㊗「御神本」の復活に、
心から賛辞を贈りたいと思う。。。


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▼夏こそ食べたい「特濃・強塩の極み」を味方につけたネギ味噌ラーメン!▼ (2012年7月.記)


昔から足しげく通っているラーメン屋さん。
その強烈な濃厚さと農塩の風味には賛否両論あるが、ハマった者には完全に中毒症状が現れる。

今年も猛暑日が続く季節に。。。
こう暑いと不思議に極さっぱりの料理か、濃厚ガッツリ系の料理かどちらかを欲する日が多い。
自分はお陰様で、夏にも食欲が落ちないどころか「濃い」物を欲っしてしまう傾向がある。
これが持病の原因な訳だが。。。

此方の「ラーメン」「つけ麺」「まぜそば」は、究極の濃厚&濃塩を味わう事が出来る貴重な店舗である。
どっかのお店のような、ただ塩分補給を目的にしたような極濃しょっぱ風味とは質が違う。。。
極限まで焚き込まれた豚骨出汁。ここまで行くと獣臭までも消えている。パンチ力はあるがマイルド!
1度だけ食べただけではインパクトが強すぎて、きっと此方の作品たちの奥深さは理解出来ないであろう。

「ネギ味噌ラーメン」¥790+「味玉」¥80
此方の濃厚豚骨スープの中でも1番粘度の高いどろスープなのが、この「味噌ラーメン」である。
豚骨のコッテリ感と、味噌の濃厚さが見事に融合!凄い高いレベルでマッチングしているので、
その味わいは意外と円やかに仕上がっているのだ。こういう「味噌ラーメン」は他では中々味わえない。

此方のトッピングは全てが精鋭揃いだが、中でも「白髪ネギ」と「味玉」がエース級的存在である。
大量のネギにオリジナルのスパイスだれが掛けられ、この上なく旨い。最強の選手である。
「味玉」に施された仕事も凄い。見た目・味・食感、全てがずば抜けた「味玉」なのだ。しかも¥80だし!

この2強を従えた都内でも有数の特濃・極塩味噌ラーメン。ガっツリ行くぞ~!ってなもんである。
更に、おろしニンニクと豆板醤を入れれば、スタミナ補給は万全である!美味い。旨過ぎる。。。
今日は此方で久々に「味噌味」を頂いたのでテンションも上がった。
むしろ、「豚骨醤油味のラーメン」よりも塩味がマイルドな事も再発見!
これは塩味の鋭角さが味噌のコクで抑えられたからであろう。。。
もやし・叉焼・海苔等の他の選手達もナイスアシスト!
この「ネギ味噌ラーメン」+「味玉」は、中々の最強チームである。


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★★ 店主の拘りの仕事が栄える濃厚強塩豚骨。特にまぜそば類は絶品! ★★ (2012.1 記)

2012年の謹賀新年も「御神本」の「まぜそば」を食べないと始まらない。。。
年明け早々の血液&尿検査がかなり悪かったのもなんのその。今年も食べますよ!程々に。
それくらい、命がけでも食べたいこちらのラーメンである。(特に汁なしシリーズね!)
今日は「まぜそば¥730」に最強の「味玉¥80」をトッピングして頂きました。
相変わらず旨過ぎて、満腹中枢ってのが無かったらずっと食べ続けていたかった・・・。
今年も一年、宜しくお願い致します。ご馳走様!
            
                                                      
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入谷駅と鶯谷駅の中間辺りにある、カウンター7席程の小さなお店。
この近辺は美味いラーメン店が数カ所点在しているが、
こちらの「御神本」はそんな中でも、ラーメン通の常連客が集う人気店である。

かなり濃厚な豚骨スープと、一見二郎系のビジュアルが売りの店だが、
中身は非常に洗練された、それでいて主張の強いラーメン各種が頂ける。

こちらで人気の「まぜそば」は、いわゆる一般的な「油そば」とはひと味違う。
まず、若干だが円やかな濃厚スープが丼底に溜まっている。
油そばのような脂分は無いし、汁の量がレンゲですくって飲めるくらいある。
麺も湯から釜揚げした後に少し水で締めている。
しかし、つけ麺ほどの冷麺にはなっておらず若干の温かみを残している。

新鮮で太く、シャキシャキの山盛りモヤシ。
こちらのモヤシは他店とは明らかに違うハイグレードなものだ。
上に掛けられたオリジナルの香味タレも、香ばしさをいっそう引き立てている。
麺は普通盛りで250gもあるが、大盛りは300gで無料提供だ!
しっかりしたコシともっちり感充分の太(やや縮れ)ストレート麺。
浅草開化楼ブランド麺の旨味がダイレクトに伝わってくる。

店主が出してくれる生ニンニクと豆板醤を少量入れる。
自分的にはもう必須の薬味調味料である。
外側を炙った薄切りの豚バラ叉焼も相変わらずの香ばしさだ。
丼底に箸をざっくり差し込み、全体を混ぜ合わせて一気にかきこむ。
麺のもちもちともやしのシャキシャキが混ざる。。。最高の食感だ!
塩分の強い、かなり濃厚な汁であるが、これだけの量を混ぜるには適当だ。

別売りの「味玉¥80」がまたこちらの素晴らしさを物語っている。
外側は真っ黒に近い濃い褐色で中の黄身部は半生の状態である。食感と風味がたまらない。
素晴らしい仕事である。これで¥100でなく¥80ってのも素晴らしい!
「まぜそば」にトッピングはもはや必須と言える。

こちらの「まぜそば」は、やはり常連客にも指定で来る人が多いらしい。
確かにここでしか食せないオリジナリティ溢れる逸品には間違いないから当然である。
かなり濃厚でワイルドな佇まいだが、繊細で円やかなスープの風味と、
拘りの光る店主のさりげない仕事が商品に反映した見事な一杯だ。

                                                    (2012.1.6 記)


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こちらで人気の汁なし系ラーメンは「まぜそば」「まぜたま」「冷やしネギ」の3種がある。
ベースの汁(スープ)は基本的に皆同じで、濃厚豚骨の旨味と濃い塩味のカエシが特徴!
これはラーメンでもつけ麺でも全て基本ベースの味は一緒。
「味噌ラーメン」と「味噌つけ麺」はより濃厚でインパクト強く作られており、
濃度の濃いスープは今流行りのどろどろ(ポタージュスープ)系。かなり濃い目。

ここの「まぜそば」が美味しいのは、基本のスープを凝縮しながらもライトに食せる濃度にしたことと、
麺を軽く水で締めているので、こちらの麺本来のポテンシャルを最大限に引き出しているという点。
麺の旨味や食感をダイレクトに感ずることができ、濃厚なスープと良い仕込みの具材とが混ざりあって、
まさに渾然一体となった旨さを体感出来る作品である。
具材は、クラッシュ叉焼・もやし・メンマが「まぜそば」のデフォな状態。
「まぜたま」はクラッシュ叉焼・メンマ・生卵(全卵)・フライドオニオンorフライドガーリックという布陣。
「冷やしネギ」はもやしの代わりに白髮ネギが盛られ、麺が「まぜそば」以上に冷水で締められている。
本文でも記したとおり、一般的な「油そば」とは違ってアブラっぽくないのが特徴である。
冬季も「冷やしネギ」は食べられるし、「まぜそば」「まぜたま」それぞれの風味が違い、どれも大好きだ!

                                                        (2010.11 記)

  • 特製ラーメン 950円
  • 麺はいつもの浅草開花楼製!
  • 新しくなった豚叉焼!
  • 店舗外観(2014年11月)28

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3位

麺家 ぶんすけ (浅草(東武・都営・メトロ)、本所吾妻橋、とうきょうスカイツリー / ラーメン、つけ麺)

4回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.3
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2017/04訪問 2017/04/30

地道に努力を忘れない『ぶんすけ』魂

既に脂まみれの身体の自分だが、
定期的に補充しなければならない油分を
補いに『麵屋 ぶんすけ』へ行くのである。


◆スープカレーそば  830円
◆叉焼1枚追加トッピング  100円


大好きな此方の濃厚カレーラーメン!!
その旨さはカレーラーメン界でも上位だ。

今回は「3・5・6」で背脂多め。。。
こってり&ジャンクな油分に負けない
カレースープが毎度素晴らし過ぎるのだ!

言わなくても固茹でにしてくれる
「浅草開化楼」製の太麺の美味しさ…!

どろっどろのカレースープの中にある、
此方らしいスパイス感とカレー感の答え。
何方も独自感ある素晴らしいクォリティ!


さて、
前回来た時より少し店内の告知に変化が。
店内にしか貼り出してない文字だけの告知。
自分のような常連客でも見逃す程である…。

店内が満席でサっと観ただけなのだが、、、

①麺少なめ(100g)の注文を承る。
②ランチ時の味玉サービスが、
 味玉だけでなく生卵・叉焼・魚粉・マヨ
 も受け付けるようになった。
③毎月20日は、常連客から要望があれば、
 いつもと違うラーメンを作る…とのこと。
④ラーメン造りを学びたい人には教えます!

以上が変わったサービス内容のようである。
(④はサービスじゃないけども。。。)


此方の店主、頑固で不器用な男なのだが、
自分に出来る範囲内でお客が喜ぶような
サービスを常に考えているのが素晴らしい!

③に関しては、店主に直接自分が確認して
ないので詳細は分からないが、その日限定
のラーメンを出す…という意味ではなく、
例えば超激辛のカレー麺等も注文聞けるよ!
ってことだと推察する。(次回確認します)

自分個人としては、
そんな面倒なことせんでも、たまには白飯
の1杯でも有料で出してくれたら、カレー
スープに入れて食べたいのに…と思うが、
そういう事はしない頑固な店主なのである。

とにかく仕込み等を増やしたくないのかも。

次回はこの辺のサービス内容について
じっくり店主からヒアリングしたいと思う。

それにしても、
せっかくのこんな告知も店内だけに貼って
どうするのだろう…???

店主はネットもSNSもやらないので、
此方の細かいサービスも常連客以外一生
誰にも知られないかもしれないのだ。。。

歯痒過ぎるぞ!『ぶんすけ』。


今日もブレずに、最高に美味かった!!!
ご馳走様でした。



担々麺と共にカレーラーメンも大好きな自分。

現代のカレーラーメンでは一番ヘヴィロテしている
麺屋ぶんすけ』の「スープカレーそば」である!

最近、券売機のメニューが足りなくなって、
券売機の上に紙で告知してある各トッピング類…。

普段殆ど変化のない此方のメニュー!
常連の自分にとってはバリエーションを替えられて
ある意味嬉しい機会である。少し楽しみが増えた。

今日はいつもの「スープカレーそば」を、
ぶんすけ裏」のに50円でチェンジする。。。

「ぶんすけ裏」の麺とは、、、
敢えて本家『ラーメン二郎』に此方が寄せた行った
「醤油ラーメン」専用に開発された浅草開化楼製
極太麺のことである。物凄い存在感の麺なのだ…!!

茹で時間だって普段よりかなり掛かる。。。

この麺で「3・5・6」にして注文!
(背脂多め・ニンニクあり・野菜少な目)

見た目からして強烈にジャンクだ!!
どろどろスパイシーのカレースープにニンニク。
そこへ更に背脂の追い打ちである。クゥ~~~ッ!

このラーメンを食べる為にも普段摂生してる訳だが、
それにしても破壊的で身体に明らかに悪そうな商品。

この「裏麺」は極太で手もみ風なので、
いつもの「硬麺」よりはむしろ「柔麺」の方が旨い。
そう注文してやっぱり正解!超美味過ぎる。。。

たった50円でいつものラーメンが再び輝くのだ…!

総合的に観れば、やっぱりいつもの麺の方が好い。
だが、たまにはこうしたお着替えも良いものである。

こんなに主張のある麺も、この強烈なカレースープ
には差ほど突出しない。凄いレベルでの融合だ…。

こういうラーメンを喰っちまうと、
腹持ちが良過ぎて食事はコレだけで良いかも。。。
ニンニクで翌日は人と会えないし色々と支障が出る。

それでも又食べたくなる中毒性のあるラーメンだ!


今年一発目の『麺屋 ぶんすけ』さんは、
此方で一番のジャンクメニューでスタート!

券売機の表記も若干替わり、
50円券でマヨネーズがトッピング出来る
ようになった。早速「油そば」に採用決定!

全体に白いビジュアルの冬っぽいイメージ。
粉チーズと成形ポテトチップス、そして
追加ニンニク。上に乗る生卵黄がポイント!

先ずは下の麺を引っ張り出して、カレーに
塗れた麺を好きな上物に絡めて食べる。。。
コレが実にジャンクで美味しいのである!!

ニンニクの部分、マヨの部分、卵黄の部分、
そして勿論粉チーズも絡まり至福の旨さだ。

麺とトッピング物に挟まれた野菜類も良い
食感と風味の効果を上げている。美味い…!

ただ、徐々にコロコロ叉焼と下部に溜まった
タレやオイル、食材から出る全ての油分が
混ざると、そりゃもうジャンク極まりない!

具材や麺はもう油分でグッチャグチャで、
汚い表現だが、水を抜いた都内の池の底
みたいになってドロドロ状態なのだ。。。

もうこうなっては、食べる意思はあっても
身体が悲鳴を上げる。残り30%は残す事に!
付属のスープをもってしても完食は無理だ。

店主によれば、、、
この商品は食べるコツが要るとの事だが、
いずれにせよ初老の自分には叶わない…!

そんな、食べるにもヘビーなカレー油そば
しかし、食せる70%迄は他店では先ず味わう
事の出来ない素晴らしくもジャンクで旨い
状態なのである。B級C級グルメの極致だ!

今回も胸焼けする手前で止めておく。。。

総カロリー数も想像するだけで病気になる。

この旨さの構成は決してミシュランの調査員
でも審査&評価する事は出来ないだろう…!
それくらい今は貴重な商品である。。。



今の飽食の時代、統計上では、、、
新規開業した飲食店で5年持つ店は1割に満たない!
らしいのである。。。何と生き馬の目を抜く時代か。

そんな厳しい現代のリアルな事情を、
以前此方の店主に雑談の時話した記憶がある。。。

今年で開店満5周年を迎えた『麺屋 ぶんすけ』!

あの時のたわいないお喋りがキッカケかどうかは
分からないが、昨年暮れ辺りから此方の店主は
かなり大胆で実質的なサービスを始めたのである…。

先ず、今年初訪した時に頂いた「麺類全品300円券」。
今回はこの券を利用して極安贅沢なランチを食べた!
この券は不定期で配られるという。。。

そして、既にあったサービスも加えてまとめると、

● 毎月3・5・9日は、味玉サービス!
● 毎月7日は、300円相当の割引券を配布!
● 毎月20日は、麺類全品600円にて提供!!
● 毎月不定期に、麺類全品300円券を配布!


どうだろう…???
中には物凄く実質的でお得なサービスもある。。。

常連の自分から言わせれば、、、
常連客はそんな事しなくても又必ず再訪するから
…とは言っているが、店主のマジな気持ちらしい。

そして、オープン5年を迎え、又新たな顧客が
欲しい…というのが本音であろう。その証拠に、
いつの間にか此方独特の番号注文制度も消えた…!

こういった事例は、我々のような常連客からすれば
一瞬戸惑うが、店やお客にとっては良い事である!!
頑固な店主の新たな決意が伺える。。。


◇ スープカレーそば ◇ 300円(サービス券使用)
◇ 粉チーズトッピング ◇ 100円 合計★★★★☆


カレースープ粉チーズ。合わない訳がない…!!
100円なのに全てが見えない位に積もる粉雪チーズ
その粉雪を徐々に崩して食べ進めるのが又旨い醍醐味。

スパイシーなカレースープもチーズで円やかに。。。
一層どろっどろになっていくスープ! これが又旨い!
スープだけでなく粉塗れの麺もジャンクで美味しい!

いつ来てもブレの無い此方のラーメンクォリティだが、
こうして安価で食べられる時はトッピングによって
いつもとは違う楽しみ方が出来る…という訳である。


此方の主人は本当に頑固で不器用。。。
限定ラーメンも殆どやらないし、新メニューも滅多に
やらない!白飯餃子も置かないし、リアルに頑固だ。

でも、そんな職人気質丸出しの店主でも、
お客への気配りや店の在るべき姿は常に模索している。

そんな気持ちを徐々に地味ぃ~に出して来る店主。
仕方ないですよね? 不器用ですから・・・。


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▼ 新心生「麺家ぶんすけ」が新たに始動!! ▼


此方には毎月必ず訪問している中毒患者の自分。

此方の主人も、この店がオープンして丸5年
経った事を内心では感慨深く思っているようで、
密かに新メニューを考えていたようである。。。

今月から大幅な価格改定(値上げ)を敢行し、
新たに新メニューが4品(実際は2品)登場した!
(新価格の変更は券売機の写真を参照のこと…)

去年の夏に夏季限定で発売した「カレーつけ麺
が先ず今回レギュラーメニューに昇格した。。。
そして激辛の「ヤンキーラーメン」にもつけ麺が!

そして、完全なる新規メニューが以下の2品だ。


◇ カレー油そば ◇ 850円  ★★★★

此方自慢のカレーラーメンのスープよりも濃厚で、
しかももっと欧風カレー寄りな味付けになっている。

そのスパイシーなカレーソースと醤油だれのカエシ
が混ざったかなりドロっとした濃い油そばである。

トッピングにはたっぷりな粉チーズポテトチップ
最初は丼底の濃いソースを少し付けてチーズと一緒に
頂きたい。すると円やかなチーズカレーの風味が旨い!

ポテチは店主曰くカレーに対してのジャガイモ効果。
味的にはあまり変化は見られない。要するにシャレ。
丼底の叉焼が丸でポークカレーの肉のように鎮座。

全体を混ぜるとガツンと濃い味の一辺倒になる為、
食べ疲れしてきた時に付属の醤油スープで緩和する。
スープも濃い味なので、後半はかなり喉が渇く…。

スープカレーそば」も「カレーつけ麺」も、
そしてこの「カレー油そば」も、確り店主の拘りで
カレーの濃度を替えて風味のバランスを調整している。

その辺の店主の職人魂は相変わらずであるし、
その中でも一番濃厚なのがこの油そばであった。。。


◇ ぶんすけ裏 ◇ 750円  ★★★★☆

コレがまたおもしろい新商品だ!
此方は開店当初から「二郎インスパイア」とずっと
言われ続けて来た。見た目の印象からである。。。

しかし実際ののスープは「二郎」のソレとは全然違い、
「二郎」的なモノを食べたい者には裏切る結果となり、
又「二郎」が苦手な者を此方から遠ざけて来たのだ…!

で、一念発起した店主の取った行動が、
実際の「二郎」の味を本格的に再現してみる…!
という事であった。。。コレも店主のシャレって事。

はデフォで300gも有り、野菜も勿論大盛りOK!
非乳化の「二郎」を見事なまでに再現したスープの味。
むしろ本家よりもスッキリした上品な旨味が特徴である。

が又超美味しい!
今回新たに導入された、いつもより極太の手もみ風麺。
このモチモチの食感と小麦の香ばしさがグレードアップ!

化調全開のジャンクなスープに此方特製の麺が光る。
本家のようなテロテロ麺が好きな方はよく茹で
リクエストも可能である。もうとことん二郎インスパだ。

野菜のシャッキリ感は本家以上だし、
の煮姿も本家に似せて素晴らしい仕上がりに…。

まさに「二郎」のイイトコ取りの素晴らしい作品だが、
逆にコアな「二郎」ファンには敬遠されてしまうかも。

後半は、別売りの「つけたま 100円」を購入し、
用心棒」で言う「スキヤキ」のように楽しもう!
『もうココは二郎だな!』って位に完全再現された作品だ。


二郎」の裏が「ぶんすけ」であるなら、
その裏が本当の「二郎インスパイア」麺という事である。

これにより、此方自慢の「旨辛シリーズ」のスープと、
化調全開の「二郎スープ」との対比がハッキリとした!
これで何方のファンも両方来れる許容量が出来た訳である。


(2014.8. 記)


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▼ 麺屋 ぶんすけ@浅草言問橋♪ ▼    (2012.12.)


最低でも月1で通っている「麺屋 ぶんすけ」である。
このところ、この言問通り界隈はすっかりラーメン激戦区となり、先日もTVの取材が入っていた。

反面、先月は「TETSU」系列店の「きみはん」が閉店し、千束五差路の「どげんか」も撤退するとう
生き馬の目を抜く状況でもある。。。

そんな中、相変わらずブレないクオリティの高さで頑固に「豚骨」を探究する此方の姿勢は素晴らしい!
一見ワイルドな仕様だが、中身は本当に繊細で細部まで神経が行き届いた素材達の集合体である。
自分は此方のラーメンにハマってからは、めっきり近所の「弁慶」への訪問回数が激減した。。。

あちこちで色んなラーメンを食べた後に、また口と感性を軌道修正する為に此方のラーメンを喰らう。
此方のラーメンは初回でこの旨さは分らない。自分も3~4回目位で真の旨さにハマった口である。

■ 醤油旨辛ラーメン ■¥700  ★★★★☆

醤油味はやっぱりこの「旨辛醤油」が圧倒的に美味しい!
いつも自分は大体「麺固めの2・5・7」のチョイスだが、店主の上げる絶妙なタイミングの茹で加減が
ピカイチで、コレがホントにめっちゃ旨い!

デカくて質の良い豚肉。昼はサービスで入って来る味玉。粗めに刻まれた長ネギ。刻みニンニク。
適度なボイル加減のもやし野菜。。。どれもが間違いの無い仕上がりで旨い。。。
全体的には凄くワイルドな「醤油豚骨ラーメン」なのに、中身の繊細さと気配りは圧巻だ!
まさに店主の外見と内面のバランスを表現しているかのようである。。。

やはり「ものづくり」をする人は、その作品がラーメンだろうがアートだろうが、
その人の生きざまや人生を反映するものである。これは決して大袈裟ではない。。。
だから、どうしても旨いラーメンを作り出す店主の仕事やセンスにシンパシーを感じてしまうのだ。
此方のラーメンも、まさにそんなリスペクト感を抱きながら毎度頂いている訳である。

食後もいつまでも口内に残るニンニクパンチな後味。
毎回スープまで完飲するので、腹パンパンで帰宅し毎回トイレに駆け込むとになるアホさ加減。
それらもセットで、毎回楽しんでいるオヤジがこの私なんである。
今年も1年間、ご馳走様でした。。。


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●●●● この夏の限定メニュー「濃厚カレーつけ麺」新登場! ●●●●  (2012.7 記)


この数年、月に最低1~2度のペースで足しげく通っているお店である。
いわゆる「二郎インスパ」系のラーメンであるが、スープのクオリティはオリジナリティに溢れ、
主人の独創的かつ細やかな仕事が反映された、唯一無二のラーメンを提供してくれている。。。

頑固なご主人、滅多に新作メニューは出さない男だが、ずっと探求してきたカレーラーメンの成功を受け、
満を持しての新作つけ麺の登場である!この7〜8月の2ヶ月間しか販売されない、まさに限定メニュー!
早々に頂いて来た。。。

「濃厚カレーつけ麺」¥750
2ヶ月間だけの命の商品だからか、まだ券売機にはメニュー名が載っていない。
「スープカレーそば」の食券を購入し、店主に渡す際に「カレーつけ麺」宜しく!と申告願いたい。。。
既存商品である「魚とんつけ麺」と同様、麺を200g〜400gまで無料で増やせる。自分はいつも300g!
ニンニクも口頭で入れてもらえる。ランチ時は味玉サービスなのも嬉しい!¥750でCPは高いのだ。

どろっと濃厚なカレー汁。かなりの粘度で辛味も結構ある。刻みネギと唐辛子の粒がたくさん浮いている。
強烈なインパクトのカレー風味の中に、強固な魚介の風味も感じられる。「魚介豚骨カレー」という感じ。
この味は、カレーラーメンのつけ麺バージョンという位置づけではなく、「魚とんつけ麺」の進化版だ!
小丼に並々と注がれたカレースープ。麺を全部浸けなくても、かなりの汁量を持って行かれる。
スープのとろみが尋常ではないからだ。いつものホロ肉豚や煮キャベツ等の具材がカレーにも抜群に合う。
欧風でもあり、印度風でもあり、和風でもあるカレースープ。ニンニクも良く合って、凄く美味しい!
かなり辛味もあるので、勢いよく麺を吸い込んで咽せると命取りである。自分はそれをやってもうた。。。

超濃厚にしてジャンク、強烈にして繊細な「ぶんすけ」らしい創作カレースープである。
麺を食べ終えると、汁の量があまり残っていない。スープ割りをする程でもないので、残りも直に完飲。
濃厚だが、風味のバランスが悪くないので不思議に全部飲めてしまう。。。
ただのカレー味のつけ汁という次元ではないので、カレー好きの輩には確実にアピールするであろう!
この夏、あと何回食べに行けるだろうか。。。


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●●● まだまだ進化し続ける、極上の辛旨J系カレーラーメン! ●●●   (2012年5月 記)

ここは、浅草は言問橋の袂である。橋を渡れば、先日改名した「東京スカイツリー」駅が目の前に。
東武浅草駅からの歩行者と、浅草寺の観音裏からの歩行者がぶつかる場所でもある。
だから、定期的に訪れているお気に入りの此方も、今はスカイツリー効果で土日はとても入れない。
そんなこんなで、実際この数日間、自分はずっと此方へ伺ってはフラれていたのである。。。

今日は久しぶりにやっと此方に座ることが出来た。
本当は、ここ数日ずっと「旨辛塩ラーメン」でも食べる気でいたのだが、
つい先日、他店で見かけ倒しのココより値段も高い駄目駄目カレーラーメンをつかまされたばかりなので、
此方の「スープカレーそば」で自分の舌をリセットしなければならない。。。

久しぶりのカレーラーメンとの対面である。まず、その芳醇でスパイシーな香りにやられる。
今日のカレースープは、いつもより粘度が濃くてドロッとしていた。風味はいつもと変わる事なく旨い!
「天下一品」のこってりスープに匹敵する程のどろポタ粘度である。濃くて辛くてスパイシー!美味い!
久々に逢った恋人のように、ガッついてひたすらむさぼり喰ってしまう。喰う側も濃厚となる。

店主によれば、まだまだカレースープは進化中であり、試行錯誤が続けられているという。。。
「浅草開化楼」の特製太麺が濃厚カレーに絡む。野菜もホロ肉叉焼もカレースープによく合う。
このドロスープ、白飯に掛けても絶対旨いと思えるが、やっぱりラーメンと合うように作られている。
カレーライスを食べた満足感と、ラーメンを食べた満足感とも違う、カレーラーメンを食べた満足感!
こう思わせてくれるクオリティって素晴らしいと思う。やっぱり店主の「拘り」と「腕」である。

現在、この濃厚スープをもっと試行錯誤し、夏季の限定「つけ麺」として考案中だと言う。
このままで出されても絶対に旨いだろうカレースープである。絶対「つけ麺」もイケるだろう。
今から期待大である。賛否別れる難しい「カレーラーメン」。此方のはかなりのハイレベルである。
しかも、それを二郎系で提供されるという素晴らしさ。味も、量も、CPも、今のところ敵は居ない。。。


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●●頑固な個性派主人が作る二郎インスパラーメン!新作のカレー味も旨い!!●● (2012年2月 記)

2012年2月、「麺家ぶんすけ」が超久々に新作ラーメンを発表した!
その名も「スープカレーそば」¥750也!
以前から新作ラーメンを期待していただけに嬉しいニュースであった。早速実食!!

ビジュアルはいつもの「旨辛ラーメン」と全く変わらない。
スープの色がかろうじて黄ばんでいるが、いかにもカレー的な色ではない。
香りもおとなしいがスープもとてもまろやか。辛味はマイルドで尖った辛さは全く無い。
味は「カップヌードルカレー」のあの味に近いが、アレほど濃厚なカレー感は無い。
甘く、辛く、旨く、後からスパイシー感がじわじわやってくる。。。。

店主は言っていた。
よくありがちなラーメンにカレールーを掛けたようなものにはしたくなかった・・・と。
おっしゃるとおり、ルーが掛かったラーメンのようなおざなり感と重い濃厚さが皆無だ。
それでいてシャバシャバなインドカレーのようなスープではなく適度な粘度もある。
いつもの野菜や叉焼・ニンニクなどがとてもよく合うように計算されたカレースープになっていた。
さすが「ぶんすけ」の頑固主人。
またしても、かなりの拘りでカレーラーメンのジャンルに一石を投じてくれた。

自分個人的には、もっと尖った鋭角的な辛味があっても良いと思うし、いくらでもやりようがあったと思う。
しかし、あえて万人が食べ慣れたカレーの風味を基盤に他の調味料やスパイスを発展させていくという手法。
正直、こういう角度か切り込んだカレーラーメンは想像していなかった。。。
最初は非常に食べ安い口当たりで、後からじんわりと旨味とスパイシー感がやってくる。
そして最後は、やっぱり「ぶんすけ」という店独特の風味で着地するという技ありのラーメンであった。
このラーメンは決して代打ではなく、確実に先発レギュラーメンバーとして毎回活躍するに違いない。
また旨いラーメンがラインナップし、こちらもまた訪問回数が増えてしまうだろう。。。


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● 浅草では断トツで一番旨い二郎インスパイア系ラーメン! ●    (2010年9月 記)

こちらのお店は、すっかりハマっていて週一から隔週一回は通っている、
言問端の袂に在る「二郎インスパ系」の中でもかなり個性的なラーメン店である。
主人はとにかく麺とスープに拘っていて、ライスや餃子等の余計なメニューは一切無い。
狭い店内はカウンター席のみで7〜8席程度。そこにはいつも常連客が麺をすすっている。

ラーメン類は全部で十種類。
「醤油」「塩」「味噌」のシンプルないずれも豚骨の独特なスープを筆頭に、
辛みと刻み長葱の旨味とコクを加えた旨辛仕様の「醤油旨辛」「塩旨辛」「味噌旨辛」のスープ。
常連客のリクエストで生まれた激辛仕立ての「ヤンキーラーメン」と具の無い「SUラーメン」。
そして、限定の「油そば」と、麺量が選べる「魚豚つけ麺」の十種類である。。。

基本となる豚骨のスープはどれも皆同じもので、あとは各味によって主人拘りのタレで割る。
この、なんとも説明のしにくい独特の旨味とコク、そして脂の旨味と若干残るほろ苦い風味等が、
「ぶんすけ」スープの特徴で、各「醤油・塩・味噌」とも基本ベースの味は一緒だ。
得に自分のお勧めは、絶妙な旨味と辛味がクセになる各「旨辛」シリーズと限定の「油そば」である。

基本の三種のラーメンはいずれも¥650という良心的価格で、旨辛仕様も¥700というCPの良さ。
中身も充実で、たっっぷりなもやし&キャベツ、大きくて分厚い脂身減のホロ肉叉焼が二枚も入り、
しかもランチタイムにはとろ〜り半熟味玉が一個丸ごと付いてくる。本当にお得感がある。。。

又、こちらは二郎系らしく、野菜トッピングの量とニンニクの有無、脂の量等を数字でコールする。
例えば、写真に記載された通り、脂の量が普通ならば「2」、ニンニク有りならば「5」、
そして野菜の量を少なくしてほしい場合は「6」となり、コールは「2・5・6」となる。
野菜増しはかなりの大盛りになるので、初回のお客にはマジで食べられるか確認すると
店主は言っていたが、確かに自分もまだ一回も野菜増しの「8」のコールを出したことはない。

店主も唱えているとおり、こちらのラーメンは初回一発目に「美味い!!」と感じる味ではない。
少なくとも3〜4回は食べてみないと味の奥義が伝わりづらい。自分もそうであった。。。
個性的な豚骨スープは基本的にはサラサラタイプのスープだが、味はけっこう濃いめであり、
いつまでも残る後味と、ビターな醤油系の旨味がなんとも言えずに口の中に残る。
ニンニクを自分的には必須であり、その塩味とコクの濃い風味は通ってしまう原動力になっている。

麺がまた拘っていて、浅草開化楼ブランドの太麺であるが、風味とコシが文句なく旨い!
二郎よりも細いが、食感はデフォでもっちり、固麺でパキポキの、小麦の風味も豊かな見事な麺だ。
つけ麺や油そばで頂くとそれはより顕著で、麺好きな者にとってはこの上ない喜びである。
こちらの「油そば」はまたユニークで、粉チーズやベビースター、生卵黄等もデフォで乗り、
各部署で風味の違いを楽しめる、かなりお得感のある油そばなのである。別途スープも付く!

今日もアッという間に完食し、退店した直後にはまた食べたくなるという感じだ。
帰宅した後もしばらくずっとスープの風味とニンニクの旨味が後を引いている。。。
この後味が旨いので、食後の珈琲を飲むのは少しまだ後にする・・・位の嬉しい旨味。
店主は一見強面感が否めないが、話すととても気さくで明るい人。
でも、並々ならぬラーメンへの拘りと探求心が覗える頑固者だということも感じ取れる。
まだしばらくは通いそうなラーメン店である。。。

  • スープカレーそば
  • 浅草開化楼の太麺
  • チャーシュー
  • どろどろスープ82

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4位

らーめん こじろう 日暮里店 (三河島、鶯谷、日暮里 / ラーメン、つけ麺)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.1
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2013/03訪問 2013/03/04

他店とは違う上級クオリティの「二郎」インスパイア醤油ラーメン!

久しぶりの訪問。

大好きな「二郎インスパイア」系のラーメン店でも、此方の作品は他店とはチョッと異質だ。
こってりな豚骨出汁スープじゃないし、全体的に凄く上品な淡麗系の仕上がりなのである。
姿は「二郎」だけど、味は目隠しで食べたら「二郎」系だとは気付かれないかもしれない。

クリアで上品な醤油スープ。カエシの風味は甘く、背脂の甘味も良質で素晴らしい!
麺は「二郎系」らしい太めのワシゴワ麺。もっちりとした食感と小麦の香りが良い感じ。
キャベツ率2割のもやし野菜。そして圧巻の叉焼ブロック!このクオリティは中々他に無い!


■ ラーメン(麺200g) ■\600   ★★★★☆
■ 豚増し(100g) ■\100   ★★★★★

さすがにコレだけ出来の良いラーメンでCPが高いと、お昼時を外して訪問しても混んでいる。
シンプルな「醤油ラーメン」としてもハイグレードな仕上がりのスープに絶妙な背脂のコク。
ニンニクを入れてもらったが、味のパンチの入り方が乳化した豚骨スープとは違って上品だ!

此方の卓上には、荒挽き黒胡椒・粉挽き黒胡椒・白胡椒・赤唐辛子(一味)が置いてある。
この甘めの醤油スープにはどれも合うのだが、それぞれ違った味わいになって旨いのだ!
自分はだいたいいつも「荒挽き黒胡椒&赤唐辛子」で頂いている。
一味の辛さでスープを引き締め、荒挽きの黒胡椒の香りで旨味を高めるのが好きなのだ。

そして珠玉の叉焼。肉の質感、脂身の旨味、柔らかさと硬質な部分のグラデーション。。。
此方の叉焼ブロックは、この手のラーメン店では屈指のクオリティではなかろうか!?
素晴らしい出来栄えの「豚」と、考えられた至極の「ラーメン」の味わい深さ。
ちょっと他店の「二郎」系とは明らかに違う上品な味わい。この辺りが此方の魅力である!

また直ぐにリピートしたくなってしまう癖になる「二郎インスパイア」系ラーメンである。


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● 個性的な二郎系ラーメン。上品な醤油スープの日暮里ブラウン! ●  (2012.4. 記)


日暮里駅にほど近い、EDWIN本社ビルの向かいに有る小さなラーメン店。
自分はいつも、自宅がある浅草からチャリンコで通っている。所要時間は10分かからない。
しかし、近所でない方が訪問するには非常に分かりにくく行きにくい場所であるのが難点である。

こちらは、いわゆる「ラーメン二郎」系インスパイア店である。
自分は二郎系ラーメンは好きであるが、もう年齢的にもあのガッツリな量は完全に無理。
それでも、あのワイルドな味と雰囲気が好きで色々な店舗にお邪魔したものだ。
こちらのお店は自宅からかろうじてチャリンコ圏内に有るため、
出来る限り通っているが、地元でも人気店のようで、お昼時は必ず行列が出来る。

非乳化のこのスープは、一般の二郎系よりは鰹他の魚介出汁の味が勝っているが、
よくありがちな魚介スープとは違い、上品で深みのあるスープに仕上がっている。
アブラを多めにリクエストすると、より二郎系スープの風味に近づくが、
デフォで頂くスープは、茶褐色の濃口東京醤油ラーメンに近い味わいがある。
俗に「日暮里ブラウン」と呼ばれるこのスープは、コクが深くシャープな風味が素晴らしい。
野菜も増せば山盛りで出て来るし、麺も小麦感が強いワシゴワ系の太麺がガッツリ胃袋に来る。
こちらラーメンの魅力は、そんな二郎系特有のワイルドな仕様にも関わらず、
とても上品で基本あっさりの醤油スープとのバランスの面白さである。これは中々に珍しいと思う。

評価の高い豚は、分厚くてデカい肉がごろごろ。しかもその豚が本当に良い仕事が施してあるのだ。
厚さ、食感、肉質、脂、どれを取ってもかなりのグレードと言える。ホロッとした食感が実に美味しい!
ホントにこちらの叉焼は、他店舗のライバル店も一目置いているハイクオリティな叉焼なのである。
だから、自分はだいたいいつも「肉増し券」を買ってしまう。でも、そういう客は意外と多い。

薬味や脂の量で幾重にも変化するこのスープは、新しい二郎系の進化形と言えるかもしれない。
脂の量を控えれば、あっさりしたブラウンスープが楽しめるし、
カウンターに備え付けの魚粉を加えれば、更に味は魚介系の旨味が深くなる。
ニンニクや脂を多めに入れれば、豚骨系の甘い風味と旨味が深く増す。
シャッキリもやし&キャベツのアクセント。柔らかく大きな豚肉達の食べごたえ。そして太麺の旨さ。
本当に上手く出来たラーメンでる。多くの二郎系店舗の中でも、とても個性的で江戸チックな味の店だ。

● 基本の「醤油ラーメン」は、素晴らしい調和の集大成が味わえる。。。
●「つけ麺」は、よりあっさりと頂けるこじろうスープと麺の真骨頂が楽しめる。。。
●「油そば」は、ガッツリ&こってりの相乗効果で、味もアブラも濃厚この上ない。。。
● CPがとても良く、財布に優しくお腹も満腹になれる。。。

そんなような理由から、この2〜3年ずっと足しげく通っているお店である。
当然常連客も多く、昼は近隣の会社員やガテン系の客、夜はビール片手の客がいつも席を埋めている。
基本的に店主一人でやっている店なので、その日の体調やスープの出来で夜営業を休むケースも少なくない。
そんな難点も、こちらのラーメンを食べると、許せてしまう気になってしまうのが少し悔しい。。。

  • 美しくも素晴らしい豚増しラーメン!
  • 太麺のもっちり感と小麦臭も最高!
  • 圧巻の豚ブロック肉!旨過ぎて卒倒しそう!
  • 外観入口23

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5位

中華料理 福 (浜町、東日本橋、馬喰横山 / 中華料理、ラーメン、居酒屋)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2010/09訪問 2011/12/10

浜町のベリー・リトル・チャイナタウン!

約1年ぶりの訪問。
こちらは本格的な炒め物料理が圧倒的に美味しいので滅多に麺類は注文しないが、
今日は寒かったし気分的にラーメンの感じだったので、初めて「五目野菜タンメン」を頂いた。
これが「当たり!」な料理だった!!!

いわゆる普通の塩味のタンメンな訳だが、その奥行きと仕上がりが見事であった。
厚めに切られた白菜や人参・筍等もしっかりと中まで火が通り食感が絶妙!
かなりの火力で一気に炒められた感じの醍醐味が食材にも伝わっている。
それらのたっぷり野菜が餡掛け状に仕上げられており、見た目も艶やかに光っていた。
熱々の野菜と餡、それ自体は薄味だがスープが濃厚に濃い味付けなのでここでバランスが行って来い。
スタンダードな鶏ガラベースの塩スープだが、白濁する一歩手前まで煮込まれていたかのような、
濃厚でいて円やかな味に仕上がっている。でも最後は凄くあっさり味で終わる技ありのスープだ。

麺は黄色い卵麺系の中細中華麺。
これがこのスープにとても良く合う。量もけっこうあるので満足感は大丈夫だ。
半ライスがサービスなので頂くことにして、こちらのレビュアーお薦めの自家製辣油を掛けて食べた。
確かに自家製らしく味噌系の旨味や奥深い辛さが旨かったが、白飯に直接乗せる辣油ではなかった。
さすがに辛いよ。桃屋のとは違う!熱々タンメンと交互に食べるから余計に舌には負担がかかる。
辛味は味覚ではなく痛覚で感じるものだから、だんだん舌がヒリヒリしてくる。旨いけど。。。

やはりこの店は麺類頼んでも外さんなぁ〜〜〜。
本場の中国人シェフが作る中華料理店はやはり侮れない店が多い。
なんかこのまま帰るのが名残惜しい気がして、思わず「海老入り黒胡椒炒飯」もお土産で頼んだ。
(これも家でレンチンしたのにご飯はパラパラのまま。海老も美味しく個性豊かな炒飯だった。)

時間が15時を過ぎ、ホールの店員も厨房の調理人たちも皆一気に出て来て休憩しだした。
自分の他、多数のお客が居るのもお構いなしで店舗スタッフ全員が客席に座って賄いを食べ始める。
こういうのって日本では絶対考えられないが、中国人にはとても普通なことなのだろう。。。
調度全てを食べ終えたこちらが気を使ってお会計が出来ない。
空のお水の請求も遠慮させるくらいスタッフ同士盛り上がっての食事中だ。
至って日本人感覚のこちらは、お会計担当のおばちゃんの、
食事の区切りのいいタイミングを見計らってお会計に向かう。
きっと旨い賄いなんだろうな・・・と少し羨ましく想いながら店を後にした。
ご馳走様!

(2011.12 記)


超久しぶりの訪問。
昔働いていた会社のすぐ近所に有ったこのお店は、
味に定評があったのでランチタイムはいつも満席状態だった。
もちろん、今でもそうらしいが・・・。

今日は14:30頃の訪問だったので店内はさすがに空いていた。
しばらく見ないいちに外観の告知とか店内のメニューブックが新しく綺麗になっており
以前よりちょっと垢抜けた感じになっていた。
店内のスタッフの顔ぶれも自分が覚えている人はもう居なく、時の流れを感じた。
でも懐かしい店内。味も変わってないことを祈る。。。

こちらのお店は、「レバニラ炒め」や「卵とキクラゲの炒め」等の炒め物が旨く、
逆に汁物の麺類等は苦手な印象だった。
新しいメニュー表にも、やはり麺類は焼きそば位しかなかった。

まだランチタイム中だが、イマイチそそられるメニューが無かったので、
グランドメニューから「鶏肉のXO醤炒め」¥580を定食仕様にしてもらった。
せっかくだから定番の「鶏肉とカシューナッツの炒め」や「四川風鶏肉炒め」
「青椒肉絲」も食べたかったが、ここは全体的に量が多めに出て来るので
諦めることにした・・・。もう若い時のようにバカ食いは出来ない。。。

この店は店員も調理人も皆中国人で、店内内装も気取らずナチュラル。
活気があって、スタッフ達は皆中国語で楽しく会話している。
自分は昔、アメリカでの生活経験があり、よく近所のチャイナタウンに行き
中華料理を食べたものだが、店の雰囲気や料理の味、
お世辞にも良いサービスとは言えない接客等、あのチャイナタウンの雰囲気を
そのまま小さく切り取って来たような印象を受けるお店である。

決して突出した名物料理がある訳でもなく、味も完璧という満足度ではないのだが、
各炒め物類の香ばしく濃い味付けと大盛りのご飯、全体的に高水準の料理達は何だか病みつきになる。
頼んだ「鶏のXO醤炒め」も期待を裏切らない、まさしく「福」の味であった。

帰りに、これも定評のある「豚の角煮チャーハン」¥750をテイクアウトし、
後で自宅でも楽しめるよう持ち帰りした。またいつか時間が許せば訪れたいお店だ。
久しぶりに美味かった!ご馳走様!

(2010.9 記)

  • 鶏のXO醤油炒め定食
  • 五目野菜タンメン¥700
  • テイクアウトの海老入り黒胡椒炒飯¥850
  • 「福」の外観19

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