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鮪のすき身ごまダレ丼
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穴子、ネギトロ、サーモン丼
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鮪のほほ肉ステーキ
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鮪のほほ肉ステーキ定食
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鮪のすき身ごまダレ丼
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穴子、ねぎとろ、サーモン丼
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鮪のすき身ごまダレ
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鮪のすき身ごまダレ丼にはこのこの刻んだレタスが欠かせない
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丼の小鉢
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カウンター席に座り、キープされた焼酎のボトルを見ると、積〇化学とか、日〇水産とか書かれたタグがぶら下がっています。
きっと夜は会社の接待でも使われるのだろうなと思わせてくれる、落ち着いた雰囲気の和食の店。
すでに数々のマイレビュアーさんが訪問されています。
新橋駅の烏森口から真っすぐ西へ歩き、日比谷通りに出る手前の路地を左に入ると、ランチはカレーで有名な地雷也の斜め向かいぐらいにあります。
カウンター席の向こうには、板さんが4人ぐらいで役割分担しながら作業をしていました。
ホール係の女性スタッフの方に一人であることを告げて、カウンター席に着席。
おしぼりを使いながらメニューを見ると、ランチは焼き魚の定食が一つに、丼物が三種の4種類。
いずれも950円です。
13時過ぎなので、鮪のほほ肉のステーキは終了。
丼物の中から、「穴子、ネギトロ、サーモン丼」にしてみました。
注文が通ると、カウンター席の前で仕事をしている花板さんが丼にご飯のよそい、その上にネギトロを乗せ始めました。
ガリを乗せ、蒸した穴子を乗せてツメを刷毛で塗り、サーモンを切って乗せ、胡麻を振ってわさびを添えたら、「味噌汁お願いします」の声。
間もなく、丼、味噌汁、小鉢、茶わん蒸しの乗ったお膳が、「お待ちどうさまでした」と目の前にやってきました。
まず味噌汁を一口。
熱々で出汁がよく効いていて、味噌は薄味、オジサンには塩分控えめでいいですね。
しかし、陶器の器が熱くて、持つのにちょっと苦労します。
小鉢は小さながんもが２つ。
これまた出汁をしっかり吸い込んでいい箸休め。
茶わん蒸しも熱々。
すが全く立っていない見た目も舌触りも滑らかな茶わん蒸し、具材は蒲鉾と海老と銀杏でした。
これだけでも仕事の丁寧さが伝わります。
メインの丼には、穴子が3切れ、サーモンが2切れ、そして丼の上75％を覆うネギトロ、小さな玉子焼きが乗っています。
穴子がフワッとしています。
ツメは甘さ控えめのあっさり味ですね。
対してサーモンは脂が乗ってトロリとした食感。
穴子とサーモンは合計5切れですが、それがなくなっても丼の上を覆うネギトロがあるので、具に困ることはありません。
しかもネギトロはなかなか質のいいものが使われています。
ガリのアクセントも活きてます。
全体として上質の海鮮丼という味。
ご飯は大盛りにしてもらえばよかったかなという量でしたが、美味い魚のランチを食べたという充実感が味わえました。
２度目に、鮪のほほ肉のステーキ定食をいただくことができました。
鮪は何人前か作り置きをしているようで、注文して３分ほどで提供。
その後の方の分は、ステーキを焼く音が厨房から聞こえて、提供まで少し時間がかかっていました。
味噌汁と茶わん蒸しは前回と同じ。
本日の小鉢はひじきの煮ものでした。
メインの鮪ほほ肉ステーキは、お皿の上に大き目の鮪の切り身が５つ乗っています。
生姜醤油がしっかり鮪の身に回り、山椒の香りもまとってこれはご飯が進む味。
身はしっとりしていながらボリューム感と旨味があります。
ご飯と味噌汁がお代わり自由なので、ついどんぶり飯と味噌汁をお代わりしてしまいました。
これで950円はかなり充実感があります。
3度目は鮪のすき身ごまダレ丼。
今回のご飯は大盛りにしてもらいました。
10分ほどして、ひじきの煮物、味噌汁、茶わん蒸し、刻んだレタスが乗った丼、ごまダレのかかった温泉卵入りの鮪すき身が乗ったお盆が運ばれてきました。
温泉卵と鮪を軽く混ぜて丼の上へ。
ごまダレはコクのあるやや濃い味。
鮪と温泉卵のねっとり感が加わって旨味はしっかり。
かなり美味しいのですが、これだけだとちょっとしつこい味になりそうなところを、刻んだレタスがサポート。
レタスのおかげでごまダレの濃い味が中和されてさっぱりと食べられるのです。
こうしたひと手間が居酒屋レベルとは違う割烹の味。
ランチのレベルから見ると夜はかなり期待できそうな魚料理の店でした。