4回
2022/09 訪問
料理、人柄、全てが素晴らしい当に旬のお店・・・です。
今回の七尾ツアーの目的は、もちろん、ここ川嶋さん!
ボンパパ的には、今一番旬なお店です。
名古屋から車で3時間以上かかりますが、それでもコンスタントに通いたい名店なのです。
今回は、今までと違い七尾のビジネスホテルに宿泊。
歩いてお店に向かう形です。
ホテルから徒歩10分程。
9月初めですが、この辺はすっかり秋の匂い。
半袖だと寒い感じです。
今回から6時一斉スタート。
楽しい時間の始まりです。
まずは、美味しいお茶とフルーツのオリジナル和菓子からスタート。
続いて食前酒。
◆かぼちゃのすり流し
栗とウニ入りです。
◆そうめん南京 金時草 カニ 土佐酢ジュレ
他店でも出そうな料理ですが、川嶋さんは一味違います。
能登ならでは、と言う事です。
◆カツオ出汁
深みのある味です。
◆アワビ 冬瓜 ツルムラサキ 椀
この地ならではの味です。唯一無二です。
活きたボタン海老が登場!
ワタクシ、活きボタン海老、初めてかも・・・。
都会では、ほゞ冷凍ですので。
◆造り
活きボタン海老 アラ 赤いか
全て地物。鮮度も当然抜群です。
◆鯨 マグロ 炙り
これだけ癖を感じない鯨、初めて頂きました。
言われなければ、鯨と分からない感じです。
◆能登の美味い鰻とモチ米
小さなうな丼、でもタレは無いです。
◆八寸
シャコ 蓮根 イチジク胡麻ダレ 枝豆 ミニトマト煮 ゴーヤの和え物 キジハタコブ締め オクラ
トウモロコシの揚げ物 キジハタの肝
全て丁寧に作られています。
◆マナガツオ 味噌漬け焼き
他店のマナガツオとはまた違った味わいです。
美味いです!
◆ボタン海老の頭 加賀蓮根饅頭 揚げ物
初めてボタン海老の頭、食べました~(*^^*)
◆焼きアナゴ 緑茄子の揚げ煮
美味しい餡で頂きます。
ここから川嶋さんの本骨頂!
怒涛の御飯攻撃です!!
◆鱧雑炊
◆イカ御飯
◆白米
自家製海苔の佃煮 卵かけ 明太マヨ 等で頂きます。
この日のお客様はワタクシ達以外、30代~40代。
皆さん、4、5杯お代わりして食べてられてました(^^;
それだけ川嶋さんの御飯は美味しいのです!
中年のワタクシは1杯のみ頂きました(^-^;
◆ナシのジェラート 地のナシ シャインマスカット
◆自家製わらび餅と抹茶
この日も素晴らしい料理の数々、堪能です。
能登の食材と全てが手作り料理。
拘り食材と手間暇を惜しまないのが川嶋流。
そう、3時間半かけて来る価値十分なお店なのです。
それに加え、人柄も素晴らしい方。
地元愛が強く、とても優しい方なのです。
フェイスブックによると・・・。
【夏休み特別企画】
“親子で一本杉川嶋を楽しむ会”
料金∶親子ペア12,000円(税サ込)
予約の取れない人気店ではあり得ない大サービス!
子供に優しい方。
ありがちな利益優先店でない事が分かります。
色々な意味で素晴らしいお店なのです。
超予約困難店になってしまい、訪問はなかなか難しい状況ですが、
チャンスを頂ければ、また3時間半かけて再訪したい名店。
当に旬のお店「川嶋」さん。
美味しい料理と美味しいお酒に感謝。
本日も素晴らしい夜、ありがとうございました。
そしてご馳走様でした。
2022/10/26 更新
2022/05 訪問
今回は機動力で!!
今回が2回目の訪問。
いつの間にか、食べログでも高得点、評判が評判を呼び、あっという間に予約困難店に・・・('◇')ゞ
口コミと評判はあっという間に広がるんですね~。
石川県七尾市と言う、街ではないマイナー地区で・・・です。
それだけ実力があるお店、と言う事・・・凄いですネ!
名古屋だけでなく、どの地区からも、車以外での日帰りは難しい地区で・・・です(^-^;
恐れ入りました。
前回は北陸ならではの美味しいカニ中心のコース仕立て。
もちろん最高の料理内容でした。
が、今回はカニ抜きのコース。
北陸のお店としては、4番バッターがいなくなった感じでしょうか・・・(;'∀')
と言う事で、今回は機動力コース。
鮮度、拘り、繊細、出来立て、そして能登の食材。
ホームランの醍醐味こそ無くなりましたが、十分に楽しませて頂きました(^○^)
では内容の方です。
■出来立て桜餅 玄米茶
トロトロです。
■自家栽培のコシヒカリ 稚鮎 セリ粥
米も自家栽培、これが町中のお店との違いです。
■伝助アナゴ 煎りたて胡麻 天然三つ葉 土佐酢ジュレ
胡麻の風味が良いです。
■若竹 甘鯛のしんじょう椀
地の筍、そしてわかめ。しんじょうの中に甘鯛が隠れています。
素朴と繊細さが備わった川嶋さんならではの椀物です。
輪島塗が使われています。
■五時間前に〆たヒラメ
一番美味しい状態で提供してくれます。
これも七尾ならでは・・・ですネ。
■メジマグロ さより
トロの様な断面です。さよりはかなりの大物。
漬けダレが非常に美味しいのも川嶋さんならでは!
漬けダレだけでも持ち帰りたいです(^^;
■桜鱒 藁炙り
その場で炙ってくれます。レア状態で頂きます。
脂がのってます。
■フグの白子焼きとモチ米のミニ丼
混ぜて頂きます。リゾットの様な感じでしょうか。
■八寸
*トラフグタタキ ウニ載せ
*白子 空豆
*カニ味噌コロッケ アスパラ 揚げ物
*わらびのオカカ和え 紅ズワイ
*半熟卵 鯛の子
*蕪の蒸し物
等・・・。
■特大赤貝 わけぎ 辛し酢味噌 ジュレ
見た事ない様な大きさ、かなりの肉厚です。
■焼きタケノコとホタルイカの炙り
たかがホタルイカ、されどホタルイカ。
地物は違いますね!
■ヨモギ豆腐 焼きアナゴ
手作り感満載です。
■タケノコ御飯
■白米
*自家製海苔の佃煮を載せて
*削りたてカツオ節の卵かけ
*稚鮎佃煮の出汁茶漬け
■自家製香の物
■のとネギとメカブの味噌汁
■朝採れ苺 酒粕のブラマンジェ
■手作り桜餅 抹茶
ご主人の話によると・・・、
名古屋からの客が非常に多い・・・との事(^-^;
こちらのお店大好きなマイレピ様!
宣伝の方は程々にお願いしますよ~('◇')ゞ
て言う、ワタクシも色々なお店で、宣伝してしまいました~(;'∀')
今後、お互いに控えましょう・・・。
席無くなりますし、地元の方々が来れなくなりますので・・・(^^;
てか、マイレピ様を参考にして訪問したワタクシが言うのもなんなんですが・・・(;・∀・)
ご主人、奥様ともに非常に優しくて好感の持てる方々。
一流店ですが、同じ目線で話が出来る方達なんです。
その辺が都会の一流店との差でしょうか。
自然体・・・なんです。
ボンパパ的には外せないお店「川嶋」さん。
片道、車で3時間はかかる道のりですが、年に何度かは訪問したい名店。
次回を楽しみに!
失礼させて頂きます。
ご馳走様でした。
2022/06/17 更新
素晴らしい能登の食材で最高の日本料理を!
名古屋の一部マニアの間で話題沸騰のお店「川嶋」さんに行ってみました!
主人の川嶋亨氏は石川県七尾市生まれ。
短大を卒業後、辻調理師専門学校に入学。
卒業後は、大阪の老舗「割烹 錦水」、老松 喜多川、今は無き京都の「桜田」で修行。
その後、その後再び帰阪し、ながほりで料理長に。
何年か後に能登にUターンして旅館の料理長に就任。
で、2年前に開業。
そんな経歴の方。
★付きの名店を渡り歩いている感じですね(^^;
そんな川嶋さんのポリシーは、「地元の海の幸や山の幸、農作物を使う」事、
能登の素晴らしい食材を中心に、能登の旬を表現する料理を提供する事、だそうです。
それ故に生産者との交流を重視。
食材を提供してくれる漁師や農家に積極的に会いに行き、作り方やこだわり、課題などを聞きいているそうです。
凄いですね~。
半端ない能登愛・・・です!
「生産者の方は料理を食べた人の顔が見えない。自分が間をつなぎたい」
素晴らしい名言ですよね~・・・。
では料理の方をそろそろ紹介させて頂きます。
◆塩昆布
昔懐かし「都昆布」の美味しいやつです(^-^;
◆食前酒
◆ゴマ豆腐の揚げ出し 蕗の薹 粕汁
全く癖のない粕汁、出汁は能登の食材から取っているそうです。
季節感ありで、素晴らしい味わいです。
◆白子 椎茸 春菊
全て能登産。しかも全て本日穫れらしいです。
都会の一流店では真似できない鮮度。
雑味が一切ありません。
白子のピンジュレ、激うまです!
◆アンコウ 輪島の海苔 椀
やはり能登の食材でそろえられてます。
風味がムチャクチャ良いです。
出汁は控えめにひかれています。
一流料理人さんは椀物の味でわかります。
◆アンコウの造り
アンコウ、一本勝負。
色々な部位を楽しめます。
新鮮な食材を全て美味しく使い切る!
ワタクシ的には大好きな手法です(^O^)
もちろん、鮮度が良いからこそ・・・ですよ!
また、自家製のポン酢が上手いのです~(~_~;)
◆メジマグロ
これは、言葉より写真で判断下さい。
言葉は要りませんね!
◆ブリの藁焼き
カツオの藁炙りはよく見かけますが、鰤はあまり見かけません。
旬のブリに風味をつけて・・・ですね。
藁も拘っていて、自家製の無農薬藁を使っているとか・・・。
◆餅米の稲荷
ここで稲荷とは少々意外。
何か理由があるのだと思います。
◆八寸
箱に鬼、中に福。
「鬼は外 福は内」です(^▽^;)
素晴らしい!
生湯葉 クエの胃、内臓 ナマコ タタキゴボウ イワシ 卵カステラ カツオ角煮 等。
これは少し、アレッ?て感じの料理もありました。
◆カニ味噌シャブシャブ
これは活きブランド蟹。
美味しくない訳が無いです(^^♪
◆カニ味噌御飯
美味しく調理されたカニ味噌です。
この辺が料理人の「腕」でしょうか。
◆漬けブリの焼物
北陸のブリは鮮度さえよければ美味しい・・・と言う訳では無く、
質はもちろんの事、調理法によって、結構味の差が出てしまう食材です。
鰤の事を隅から隅まで分かってみえる川嶋さんのブリ料理、最高の味でした!!
漬け具合、焼き加減、全てパーフェクト。
写真を見て頂ければ・・・です。
因みに、上に乗っかっている大根も味が付けてあります。
◆沢野ゴボウ 水菜 メバルの揚げ出し
郷土料理を、より美味しく改良された一品。
沢野ごぼうとは、七尾市で栽培されている伝統食材だそうです。
◆香の物 赤出汁
◆カニ出汁のショウが御飯
(@_@。
このご飯にカニタワー?を混ぜ、カニ味噌を入れ、小ねぎを載せ・・・('◇')ゞ
完成したのが、超贅沢「蟹の三食御飯」!
何だこれは・・・!
蟹、カニ、かに!!
イヤ~驚きました(@_@。
◆炊き立て白米
これに黄身と削り粉
美味い卵かけに・・・。
まだ続きます。
漬けマグロととろろを載せ、やまかけ御飯!
これで何とか〆が終了。
腹、ヤバいです(^^;
◆七尾のフルーツと能登の黒豆 ゼリー
◆自家製椿餅 抹茶
超豪華なコースがやっと終了。
堪能しました(#^.^#)
能登の超新鮮な素晴らしい食材が使われ、
ここでしか味わう事の出来ないオンリーワン料理。
輪島の美しい器で、
北陸のプレミアなお酒も頂きながら、
堂々と写真撮影に応じ、ポーズ等も提供する神対応、
全てに感謝。
素晴らしい、以外に言葉が無いです!
ワタクシ、またまた感動いただきました。
卵かけご飯を食べている際に熱いものが・・・(;_;)
歳をとると涙腺が緩くなるものです・・・(-.-)
これだけ凄い料理人さんですが、主人は気さくな方。
奥様もまた気さくな方。
接客は自然体。
普通の料理屋さんの主人と奥さん、そんな感じです。
それがホント、良いんです。
場所が場所だけに二度と来る事は無いかな・・・と思っての訪問でしたが・・・、
3か月後に予約、しちゃいました(^-^;
子供達に餌をまいて、何とか和倉に再訪したいと思います。
次は春。
今から楽しみです。
既に予約困難店ですが、チャンスがあれば是非!
超お勧め店で間違いなしです!
ご馳走様でした。
2022/04/03 更新
オープンして瞬く間に有名になり、今や全国区の超人気店!
ワタクシ、予約がまだ取れる時期にお邪魔してから今回4回目ほどになりますが、
次回の予約はほゞ無理状態!
1年間既に埋まっているようです(^-^;
他のお客様も次回の予約を断られてみえました(@_@;)
今や手の届かないお店になってしまった川嶋さん。
今回が最後の晩餐かな・・・。
な感じでレビューしたいと思います。
この日の天気は大荒れ。
早めに名古屋を出発し、近くのホテルで宿泊。
雪の中、歩いて何とかお店にたどり着きました(;^ω^)
今や全国区のお店。
この日のお客様は、東京、大阪、名古屋、三重、の方々・・・。
オープン当時から地元の方々を大切にされてみえる川嶋さん、最近は少し変化してしまった感じでしょうか・・・。
スタッフは前回とほゞ同じ。
ご主人、奥様、若い板前さん二人、若い女性の方一人。
今回も能登半島ならではの食材を生かした素晴らしい料理、頂きました。
■そばがきの揚げ物
■梅茶
■食前酒
■白子 フキノトウ 粕汁
■七草のナマコ粥
■蟹しんじょう椀 蕪みぞれ仕立て
■クエ ブリ
■ブリの心臓 内臓
■メジマグロ藁焼き
■ムカゴ飯蒸し カラスミ載せ
■八寸
・塩辛
・沢野ゴボウ
・数の子
・椎茸
・赤カブ
・黒豆
・甘エビコブ締め
・大根ビール詰め
■可能ガニ 蒸しが二
■甲羅酒
■カニ味噌クリームコロッケ
■アナゴの磯部揚げ 能登ネギ
■かぶら寿司 白菜漬け
■蟹出汁 牡蠣 丸大根 モズク入り 麹汁 茶粥
■炊き立てご飯の漬け丼
■ブラマンジェ イチゴ
■椿餅 抹茶
ほゞ地の食材での構成。
いつもながら、オンリーワン料理。
能登の食材の素晴らしさを最大限生かした料理。
素晴らしいです。
川嶋さんのおかげで、能登半島がクローズアップ!
凄い料理人さんです。
七尾と言う場所以上に遠いところに行ってしまった感のある川嶋さん。
これから先、第二第三の川嶋さんが出現する事を願って、今回は〆たいと思います。
能登半島とのご縁を頂き感謝です!
色々な意味でごちそうさまでした。