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夜の点数:5.0
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¥5,000~¥5,999 / 1人
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料理・味 5.0
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|サービス 4.0
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|雰囲気 3.5
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク 3.5
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昼の点数:5.0
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料理・味 5.0
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|サービス 4.0
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|雰囲気 3.5
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク 3.5
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[ 料理・味5.0
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| サービス4.0
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| 雰囲気3.5
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| CP5.0
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| 酒・ドリンク3.5 ]
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[ 料理・味5.0
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| CP5.0
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| 酒・ドリンク3.5 ]
祝!復活!!
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白焼き
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うな丼
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肝吸い(ソラマメ入り)
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うな丼
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生ハムの下にウマ~いお新香が・・・
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肝焼き
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肝吸い
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白焼き2011冬
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鰻重2011冬
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2011/12/29 更新
荻窪『安斎』が夏に復活した。
大将が「また始めたんで、近くに来たら寄ってください」と、秋風吹くころに連絡をくれた時には正直泣けた。
しかし、いったいどうなっているのか、妙に不安でもあった。
特にこのブログで話題にはしなかったように思うが、2010年で一番滅入った話はここの閉店だったのだ。
実はこの時に「店を閉めるかもしれない」という話は聞いていたのだが、そのあと冬が深まる中もやっていたようなので、なんとなく安心していたら、ある日閉店していたのだった。
閉店した店の後に、別の店が入っているのも見たときには、しみじみとがっかりした。
あのひどいロケーションだから、なかなか次は決まるまい。その間にちょっと考え直してくれないかな・・・と思っていたのだ。でも次の店が入ったら、身軽に再開するわけにはいかないだろう嗚呼。
何しろここは、極私的旨い鰻の基準点というだけに留まらない。
大人になって社会に出て、初めて自分の財布で自分の嗅覚で見つけ出した店のひとつでもあるのだ。
しかもそのタイミングが偶々この店の創業時と重なっているので、その思いは一層強い。
連絡が来たのは秋のころ。
「場所は?」「同じ」との由。
同じ場所に入った別の店は撤収してしまったらしい。
その店の人には申し訳ないのだが、思わず電話を切って「よおし!」と四股を踏んだ。
そして、再開した白焼きは、記憶以上のものとなっていた。
蕩ける甘味と旨味は、じんわりと口の中に広がって、記憶の美味を塗り替えてくれる。
嗚呼また会えたね。もう駄目かと思っていたんだよ・・・!
鰻重も相変わらずだ。
辛口のタレ。
脂をたっぷり残しながらも、ふんわりとした焼き加減。
ガツガツ喰った。
泣きながら喰った。
食べ終わった後しばらく、神様は確かにいるよね、なんていう話をした。
お互いにゆるゆる頑張ろうよね、なんて言ったりもした。
ここの大将は本当に鰻馬鹿一代。
いろいろあったが、好きな仕事に戻れて本当に嬉しそうだ。
それがワタシには、なにより嬉しい。
まあ、良くも悪しくも馬鹿なんですけどね(笑)。
こういう馬鹿は正直でもある。真面目でもある。それは間違いないと思う。
「また修行のやり直しだから」ということで、いまのところ価格は創業時に戻している。
一階店内はカウンターになってしまい、移動式の小さなテーブルが一つ。
二階の座敷は以前のままだそうだ。
仕入れ数に限りがあって、ゆるゆるとした営業なので、お出かけの際には必ず予約を。
そして、基本は予約時間に焼き上げるので、必ず時間に行ってあげてください。
(2011.12)
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満を時して白焼きを注文して置いた今回。
「ちょっと飲むから、なにかおつまみも。肝とか」とたのんだら「なにか考えておく」と。
まあちょっとお金はかかってしまうが、事前に頼んでおくと酒肴なども揃えてもらえる(写真なし)。
「最近優しくなったって評判だよ」と言ったら、本人「さすがにねえ、年だから丸くなったんだよ」と。
一時のオッカネー雰囲気は、実際ずいぶん和らいでいると思う。
酒肴に満足しつつ白焼きへ。
これがオドロキ。
まったりした脂が柔らかくほどけて溶ける食感。
旨みと香りが口に静かに広がる。
たんなる一過性のものでない深みがじんわりとくるのだ。
ゆっくりちびちびつついていると冷めてくるのだが、冷めたらまた違う味わいの脂に変わった。
こういう白焼きは初めてだ。
そして、白焼きの上に軽く湯通しした大振りの肝が一個、プリプリした姿で乗っかっているのをポイッと潔く口中へ放り込むと、ああ、もうどうにでもしてオクレ酒オカワリ!になってしまう。
鰻重は、昔のぶりっと張りと勢いのある鰻が、程よく深みのある枯れ具合を身につけた感じ。
程よく香ばしく焦げたタレは甘すぎず、身は程よい歯ごたえを残しているが中はふんわりしっとり。
ふわふわと柔らかすぎない感じが、ワタシにとってはやはりベストの食べ慣れた味である。
季節の空豆が底に沈んだ美味い肝吸いには、軽く炙った肝が一個。
食べるシアワセを感じられる一時。
嗚呼、美味かった・・・♪
(2009.5)
~~~~~~~~~~
夢にまで出る鰻だったが、ようやく再訪を果たした。
ああ、漬物が旨い。
このところ「鰻屋の漬物」に裏切られ続けた私は、久しぶりに背筋がまったりと緩むのを感じる。
何故か生ハムが乗っているのだが、それが特に何の不自然さもなく、ついついあっという間に一鉢漬物を食べてしまう。
肝焼きは、まさに「命の肝」をいただいている感じ。
八海山を飲みながら、口の中でまたーりまたーりと転がしてしまう。
ここで、悲劇が起こった。
注文しておいたはずの「白焼き」が落ちていたんである。
落ちていた、とは即ち「今日は食べられない」ということなのであった。
目の前が暗くなる。
注文が通っていなかったのだ。
ああああああああああああああ!
鰻丼は、相変わらず。
炭で焦げた軽い風味の外側に、サックリ歯を入れるとふんわりねっとりまったりとした「脂」が蕩ける。
肝吸いは、炭であぶった肝が入って、旨みと香ばしさがふっくら膨らむ。
シアワセって、こういうことですね。
ここの鰻屋が自宅に一番近い鰻屋だった時代が長いことあって、おかげで他所の鰻がどうも嬉しく食べられなくなってしまった。
不幸ではあるが、年に一度でも足を伸ばしてこられると、なんとも幸福に満たされた帰路となる。
今回は、白焼きのために、近日中出直しだ。
ここの鰻丼は天下一品だが、それ以上に白焼きが堪らないのだ(涙)
「ウナギ馬鹿一代」な店ゆえに、いろいろ意見はあるようだが、ここの親方には是非息長く頑張ってほしいと思う。
すべて予約制。
予約時間厳守。
店主無愛想。
・・・という話をしたら、「おれはやさしーよー!」と、いっていた。