聖者あまちゃん大佐さんが投稿したすし処 さいとう(群馬/運動公園)の口コミ詳細

聖者あまちゃん大佐の秘かな愉しみ 。

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すし処 さいとう運動公園、桐生球場前/寿司

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2014/07 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

さいとうさん@前橋。

【H26.7.19】


先日の前橋での
「鮨さいとうさん」のイベントに参加して
どうしても
桐生のお店で
直接口にしてみたくなり
週末を利用して早速出掛けてみました♪

予め6時の予約です。

お店は
街から外れた場所にあり
地元以外の方にはナビを駆使するしかないようです。。

辿り着くと
大きな目印がある訳でもなく
気付かずそのまま通り過ぎそうになります。

玄関先では
蚊取り線香の懐かしい香りがお出迎えです。

建物に入ると
右側の部屋にL字のカウンター席。
先客は
そのセンターに男性客2名。
一番左側のカウンター席にふたり腰掛けます。

先ずはビールから戴いて喉を潤しましょう。

初めに赤貝。
コリッとした歯応えに心地好い甘み。
添えられた胡瓜は
シャキシャキでその処理のお見事なこと。

飲み物を日本酒に切り替えましょう。
山形のお酒です。

次に
旬のお魚はフッコの煮付。
その繊維を噛み締めると
ジワジワと淡泊な旨みが滲み出ます。
こんなさり気ない技が私たちを魅了します。

荒川沖の蛤は
プリっと
臭みもなく寧ろ品格さえ感じます。

雲丹蒸しは
程良い甘さをふんだんに堪能できます。
これは日本酒が進みます。。

ちょうど徳利が終わり
次は
シャルドネをお願い致しましょう。

ご主人は
既に穴子を捌き始めていました。
江戸前のそれは
黄色い皮の今がちょうど旬のようです。
脂のノリが良く
芳ばしさをも伴う皮はパリッと
身はフックラとシットリ 。
あまりに美味しいので
少し時間をかけて
ゆっくり戴きましたが
ちょっと冷めても全く美味しい穴子です。
その
海の香りが
豊かに鼻腔を漂い続けます。
今までで口にした穴子の中で間違いなく一番の穴子です。

ここまでのお料理で
江戸前の粋なお料理の数々で
既に私たちはかなりの満足感を得ています。
やはり
直接こちらのお店まで来た甲斐がありました。

こんな肴ばかりでしたら
他にも色々と口にしたいところですが
次は
いよいよ握りに移ります。

最初にフッコ。
白身の品の良さに旨みが拡がります。
赤貝。
充分なボリューム。
船橋の鯵。
フレッシュな味わいが一気に拡がります。

白烏賊と障泥烏賊の食べ比べ。

何れも肉厚なネタです。
そして
シャリとの程好いバランスのため
更にネタの持ち味が強調されます。

小鯛には車海老のブレーク。
手の込んだ握りで軽い〆方が絶妙です。

鮪の赤身は
ネタとシャリとのバランスもよく
トロは
身の中から顔を出す
輪郭がハッキリとしたシャリが好印象。

やはり
何れも美味しい鮪の握りです。
わざわざ
横から見える写真を撮りました。
ネタとシャリのバランス。
その美味しさの秘訣が分かってもらえるでしょうか。。

小鰭は
そのボリューム感に圧倒されます。
まだ
漬けたばかりなのでとご主人は恐縮されています。

鮑は後を引く逸品。
シャリなどが消えても鮑の風味がずっと残ります。

真子鰈の昆布〆。
ここまで鰈を昇華される術。

車海老を一息に口に運ぶ幸せ感。
ボリューミーな旨みが一気に拡がります。

鳥貝と山葵が旨く感じる握りは
食感の良さと貝の甘みが続きます。

煮穴子。
先ほどの江戸前の黄色い穴子。
これも絶品。
フワフワでクセが全くなく
旨みのみを残して口の中で蕩けて行きます。

握りに関して
ネタのチョイス
ネタとシャリのバランス
シャリの解け加減や硬度など
全てにおいて江戸前の良質さを保っています。

群馬にこんなお鮨を握る職人がいたとは。。

椎茸は
品の良いデザートのよう。。
そして
前回同様に干瓢で〆ます。

新香の漬け加減も申し分ありません。
これもまた絶品です。

最後にお茶を戴きましたが
井戸水を使用しているという緑茶の美味しいこと!
キリッと涼やかで
心地好い苦みと旨み
ストイックに甘みを抑えて旨みが長く続きます。
生ものを戴いた後の最適な一杯です。

この日は
この後数軒ハシゴ致しましたが
このお茶の味が暫く脳裏から離れませんでした。。

これだけ食べて呑んで
二人で何と28000円。
お相手も大満足のお鮨屋さんでした。

ご馳走さまでした♪


【H26.7.6】


前橋某所で
噂の
桐生の「すし処さいとう」さんのお鮨が戴ける
というお話を聴いて喜んで参加させて頂きました♪

生ビールから始めると
先付けに
焼き物は太刀魚。
蛋白なのに
しっとり柔らかく
質のよい脂の加減などは私好みです。

最初から
このレベルのものが提供され
この後に続く握りに
かなりの期待をしてしまいます。

その前にもう一品。
海鞘は秋田産。
繊細な食感があり
磯の香りがお口いっぱいに拡がります。

なんだ!
この海鞘は!!

その
懐かしい磯の香りに続いて
今まで口にしたことのない
品の良い甘みが
ずーっとずーっと長く続きます。

同時に供された
日本酒を流し込みと
そのハーモニーをも愉しめます♪

そして
山葵の刷り方が違います。
カウンターを覗いてみたら(笑)
案の定やはり鮫皮でした。

さて
いよいよここから握りの登場です♪

墨烏賊。
肉厚の墨烏賊は心地好く
自らの歯でサーっと切れます。

赤貝に障泥烏賊。
歯応えよい障泥烏賊は噛むほどに甘みが増します。

赤貝は
ちょっと火入れをしているようです。
華麗な食感に旨味が引き出されて
その双方のバランスの良さを感じます。

鮪赤身。
佐渡の定置網です。
これがバカウマです(笑)。

滑らかで
決め細やかな
クセのない優しいヘモグロビンの味わいが一気にお口の中に押し寄せます。

隠岐のトロは10日間熟成。
まるで
若き日を少し過ぎた
石田えりのような熟成加減(笑)。
やはりクセのなく口のなかで蕩けます。

次に佐渡のトロ。
これも言わずもなが
たっぶりなネタが口いっぱいに拡がります。
全く筋もありません。

ここで気づいたのがシャリの良さです。

鮪を口に含むと
その濃い味がお口じゅうに拡がり
やがて輪郭の美しいお米が姿を現します。
そして
そのハッキリと分かる輪郭は
全く素材の邪魔をしていません。
きめ細かな滑らかなネタと
一粒一粒輪郭の分かるシャリとの共演。
私の求めていたお鮨の姿に
ここで
群馬で
出会えるとは思いませんでした。。

塩加減もよろしいです。
欲を云えば
ネタとシャリとの絡み具合。
好みの問題もあると思いますが
このシャリでしたら
もう少し粘度を感じるネタを口にしてみたかったです。
冬の魚も試してみたい。。

小鰭。
大振りで肉厚で
フワッと仕上げた
シッカリした〆加減。
品の良い美味しさが暫く口内に残存します。

鹿児島車海老も肉厚です。
海老の旨みが穏やかに残ります。

真子鰈。
もはや肉厚は通常なのでしょう。
やはり全くクセもなく鮃をも抜く美味しさです。

縞鯵。
つるんとした舌触りの品格ある身は
ちょっと複雑な味わいを演出してくれます。
オーケストラの演奏のごとく
その個々の奏者の音色が口のなかで華開きます。

鮑。
口に入った瞬間の香りが
美味しさの予感を感じさせ
その柔らかな身は鮑の旨さを十分に引き出しています。

穴子。
十分過ぎるほどのボリュームの身は柔らかくクリーミー。

最後は干瓢。
海苔の香りが一気に拡がり
甘さを抑えた干瓢の食感との共演もまた愉しいです。

ここで握りは終了ですが
お好みで幾つか注文してもよいとの話です。

それでは鮪を一貫ずつ。
赤身もトロも
やはり滑らかで蕩けて行きます。
その直後の
シャリの感覚がいつまでも脳裏に焼き付けられました。
そして
何時間も口の中で
気品ある魚の香りが静かに漂い続けました。

まさか
群馬に
私の理想とする
鮨職人さんがいらっしゃるとは思いませんでした。

ご主人の動作のしなやかさ
そして
ネタとシャリとのバランスや
握りの順序
そのテンポの良さなども
美味しく戴けた要素の1つなのだと思います。
まさに“名職人”と呼んでしまいそうでありました。

いやはや誠に恐れ入りました!

ご馳走さまでした♪

  • 【H26.7.19】

  • 【H26.7.19】大きな看板はありませんので少し分かり難いかもしれません。

  • 【H26.7.19】大きな看板はありませんので少し分かり難いかもしれません。

  • 【H26.7.19】大きな看板はありませんので少し分かり難いかもしれません。

  • 【H26.7.19】飾らない玄関には蚊取り線香の香り。。

  • 【H26.7.19】先ずはプレミアムモルツから。

  • 【H26.7.19】ついつい見入ってしまうネタケース。

  • 【H26.7.19】ついつい見入ってしまうネタケース。

  • 【H26.7.19】ついつい見入ってしまうネタケース。

  • 【H26.7.19】赤貝。胡瓜の処理がさり気なく抜群。

  • 【H26.7.19】中央はフッコ。噛み締めるほどに味が濃い。

  • 【H26.7.19】山形のお酒。上喜元。

  • 【H26.7.19】しなやかな動きです。

  • 【H26.7.19】しなやかな動きです。

  • 【H26.7.19】荒川沖の蛤。

  • 【H26.7.19】荒川沖の蛤。

  • 【H26.7.19】山形のお酒。上喜元。限定品。

  • 【H26.7.19】雲丹蒸し。

  • 【H26.7.19】雲丹蒸し。

  • 【H26.7.19】穴子の用意。

  • 【H26.7.19】江戸前の穴子。

  • 【H26.7.19】江戸前の穴子。香り豊かで皮はパリッと身はふっくら。

  • 【H26.7.19】江戸前の穴子。香り豊かで皮はパリッと身はふっくら。

  • 【H26.7.19】江戸前の穴子。香り豊かで皮はパリッと身はふっくら。

  • 【H26.7.19】モーレル・ヴドー リヴィングアース シャルドネ。鮨の邪魔はしない。

  • 【H26.7.19】握りの用意。

  • 【H26.7.19】がり。

  • 【H26.7.19】フッコ。

  • 【H26.7.19】赤貝。

  • 【H26.7.19】船橋の鯵。

  • 【H26.7.19】白烏賊。

  • 【H26.7.19】障泥烏賊。

  • 【H26.7.19】小鯛に車海老のフレーク。絶妙の〆加減。

  • 【H26.7.19】小鯛に車海老のフレーク。絶妙の〆加減。

  • 【H26.7.19】小鯛に車海老のフレーク。絶妙の〆加減。

  • 【H26.7.19】鮪。

  • 【H26.7.19】鮪。

  • 【H26.7.19】トロ。

  • 【H26.7.19】トロ。

  • 【H26.7.19】小鰭。

  • 【H26.7.19】鮑。

  • 【H26.7.19】鮑。

  • 【H26.7.19】真子鰈昆布〆。

  • 【H26.7.19】車海老。

  • 【H26.7.19】鳥貝。

  • 【H26.7.19】穴子。

  • 【H26.7.19】

  • 【H26.7.19】椎茸。

  • 【H26.7.19】干瓢。

  • 【H26.7.19】山形の酒。上喜元。

  • 【H26.7.19】新香。

  • 【H26.7.19】味噌汁。

  • 【H26.7.19】赤味噌。

  • 【H26.7.19】井戸水から作られた緑茶。これは、やばい!

  • 【H26.7.19】井戸水から作られた緑茶。これは、やばい!

  • 【H26.7.19】

  • 【H26.7.19】

  • 【H26.7.19】

  • 【H26.7.6】先ずはグラスビールから。

  • 【H26.7.6】そして日本酒が続きます。

  • 【H26.7.6】しなやかな身のこなし。

  • 【H26.7.6】太刀魚。

  • 【H26.7.6】海鞘。香りよく甘みが続きます。

  • 【H26.7.6】海鞘。香りよく甘みが続きます。

  • 【H26.7.6】

  • 【H26.7.6】

  • 【H26.7.6】墨烏賊。

  • 【H26.7.6】墨烏賊。

  • 【H26.7.6】障泥烏賊に赤貝。

  • 【H26.7.6】赤貝に障泥烏賊。

  • 【H26.7.6】赤貝に障泥烏賊。

  • 【H26.7.6】

  • 【H26.7.6】

  • 【H26.7.6】鮪赤身。

  • 【H26.7.6】鮪赤身。

  • 【H26.7.6】鮪トロ。隠岐。

  • 【H26.7.6】鮪トロ。隠岐。

  • 【H26.7.6】鮪トロ。佐渡。

  • 【H26.7.6】鮪トロ。佐渡。

  • 【H26.7.6】鮪トロ。佐渡。

  • 【H26.7.6】鮪トロ。佐渡。

  • 【H26.7.6】小鰭。

  • 【H26.7.6】小鰭。

  • 【H26.7.6】車海老。

  • 【H26.7.6】車海老。

  • 【H26.7.6】真子鰈。

  • 【H26.7.6】真子鰈。

  • 【H26.7.6】縞鯵。

  • 【H26.7.6】縞鯵。

  • 【H26.7.6】

  • 【H26.7.6】鮑。

  • 【H26.7.6】穴子。

  • 【H26.7.6】雲丹。白。

  • 【H26.7.6】雲丹。白。

  • 【H26.7.6】

  • 【H26.7.6】

  • 【H26.7.6】

  • 【H26.7.6】

  • 【H26.7.6】

  • 【H26.7.6】

  • 【H26.7.6】玉子。

  • 【H26.7.6】玉子。

  • 【H26.7.6】干瓢。

  • 【H26.7.6】干瓢。

  • 【H26.7.6】お代わり(笑)。

  • 【H26.7.6】お代わり(笑)。

2016/09/09 更新

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