Massuuさんが投稿したトラットリア カヴァタッピ(神奈川/大船)の口コミ詳細

Massuu's 大船飲食店レポート

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トラットリア カヴァタッピ大船、富士見町/イタリアン、パスタ

1

  • 昼の点数:3.5

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 3.6
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.2
      • |CP 3.6
      • |酒・ドリンク 3.2
1回目

2016/06 訪問

  • 昼の点数:3.5

    • [ 料理・味3.6
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.2
    • | CP3.6
    • | 酒・ドリンク3.2
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

予想外の嬉しいサービスと味で、気付かぬ内に飲み屋街の外れに誕生した小さな“トラットリア”でした

何度も此方の前を通っていたのですが、有る時、表の椅子に置かれた洒落た黒板の看板とメニューボードを発見し、窓から中を一瞬チラリと窺うと、この界隈に似つかわしくない若い女性客達で満席状態ですから「何だろう?」とずっと気になっていました。

と言うのも、元々この辺りは大船の飲み屋街のかなり外れの方に在り、保守的な雰囲気が漂って居た場所ですから洒落たレストランが誕生するとは思ってもいませんでした。そんな状況の中、此方のお店は去年の9月にOPENしたらしいので全く気づいていませんでした。

その後、食べログで確認したところ、イタリアンレストランでランチもやっていると言う事が分かり、此方の倉の様な外観の建物が「割烹つむぎ」さんだとずっと思っていたのですが、どうやら半分が此方のお店として改装されたようでした。そこで早速、ランチタイムに伺ってみたのですが、最初は不定休でお休み、その後も満席で2度程断られて本日やっと連れとお邪魔することが出来ました。(^o^)/

1時過ぎに来店すると、丁度前のお客さんが会計を済ませて帰るところで、暫し店の前で待たされてからやっとお店に入る事が出来ました。そんな訳で、テーブルの上に黒板メニューボードが置かれた時には、既に表のメニューボードでオーダーを決めていました。

PRANZO DEL GIORNO(本日のランチ)カルパッチョ+パスタ+デザート+コーヒー・紅茶 1200円(税込)の中から、連れは“A”の「尾鷲産白身魚とあさり、きのこ、カブのシンプルなスパゲッティー」を、自分は“C”の「豚ホホ肉といろいろ野菜のトマト煮込みソースのカサレッチュ」をオーダーしました。

テーブルセットが置かれ、暫し待って運ばれて来たのは「尾鷲産スズキのカルパッチョ」で、“スズキ”のマリネに“ミニトマト”と“ルッコラ”、“赤大根”、“フリルレタス”等のレタスが使われており、味付けはオリーブオイルとビネガーのシンプルな物でした。

その後、若いオーナシェフに「パスタはシェアする形でよろしいですか?」と尋ねられましたので、「はい、お願いします」と答えてしまったものの、連れは生のトマトやチーズが苦手な事も有りちょっと不安でしたが、この“シェア”の意味が単に取り皿を用意してくれると言う意味だと理解していたのでそれ以上は余り気にしていませんでした。

ところが、暫く待って運ばれて来たのは「尾鷲産白身魚とあさり、きのこ、カブのシンプルなスパゲッティー」を2人でシェア出来る様に、それぞれ小さめのお皿に盛付けられたものでした。これは予想外の嬉しいサービスでしたが、自分が選んだ“C”セットの方を連れが食べられるかがチョット気になり初めました。

此の白身魚とは本日は尾鷲産の天然真鯛のようで、確かにシンプルな味付けながら塩加減と言い、又、あさりや鯛の濃厚な出汁も出ていてとても美味しかった為、連れはかなり気に入った様子でした。

続いてサーブされた「豚ホホ肉といろいろ野菜のトマト煮込みソースのカサレッチュ」の“カサレッチェ”は、シチリア島生まれの伝統的なショートパスタで断面がS字形をしているはずですが、生憎と切れてしまったらしく“ペンネ”での提供となりました。

コンビーフの様に崩れるほど煮込んだ“豚のほほ肉”と“ペンネ”に、“インゲン”と“マッシュルーム”、“コーン”を煮込んだトマトソースで絡めて粉チーズが掛けられていて、自分には美味しいのですが連れはこの粉チーズが苦手なため少し心配しました。さほどチーズの薫りが強くなかったからか「良いチーズだったから食べられたわ...」等と言いながら完食してしまいましたが、連れにとってはやはり最初の一皿の方が良かったようです。(^_^;)

最後の「デザート」に続き、自分の頼んだ「コーヒー」と連れの「紅茶」がサーブされ、デザートには“チョコレートケーキ”と“生クリーム”に“チェリー”が添えてありました。少し硬めのチョコレートケーキを生クリームに付けて、甘酸っぱいシロップに浸かったチェリーと共に頂くと中々の味のコントラストで美味しかったですし、コーヒーもエスプレッソの為か少し苦めですがその割に飲み易かったです。

と言う様な訳で、此方のお店は、予想外の嬉しいサービスと味で、気付かぬ内に飲み屋街の外れに誕生した小さな“トラットリア”でした。

  • ファサード

  • 黒板の看板とメニューボード

  • テーブル席から厨房

  • テーブル席

  • テーブル席

  • テーブル席の上にメニューボード

  • 尾鷲産スズキのカルパッチョ

  • 尾鷲産スズキのカルパッチョ

  • 尾鷲産白身魚とあさり、きのこ、カブのシンプルなスパゲッティー

  • 尾鷲産白身魚とあさり、きのこ、カブのシンプルなスパゲッティー

  • 豚ホホ肉といろいろ野菜のトマト煮込みソースの(カサレッチュ)ペンネ

  • 豚ホホ肉といろいろ野菜のトマト煮込みソースのペンネ

  • コーヒーとデザート

  • デザート

  • コーヒー

2016/06/21 更新

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