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活きてるロブスターくん すっごい動きまくってます!
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ロブくん こんなんなりました~。
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オイッスター
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マグロのうなじ
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上がマグロの脳天 下がほほ肉
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ロブスターの爪グラタン
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ロブくんの爪はグラタンにしてくれます。ホワイトソースとロブスターの相性は抜群
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ヤリイカのアリオリソース
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娼婦風イイダコ
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これが美味しい塩
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泡ロゼ
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白
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Vol,3 修正しましたよ。 店からのクレームで修正ってあんまりないことだよね、(笑)
渋谷から程近い場所に海鮮を中心としたフランス料理を出すビストロチックなお店が出来たと聞いて行ってみた。
この店は一応代官山のエリアに入るらしく 最寄駅も代官山になっているから キャピキャピした「お代官山」があまり好きな地域じゃない私は最初いささか躊躇しましたが その日は雨降りでチャラチャラした通りすがりの客では無く 「ちゃんとした目的意識」を持った客だけが集まってる雰囲気がお店の中に漂っていたので救われました。
タクシーで渋谷駅方面からお越しの際は明治通りを進み並木橋交差点を右折 ガードをくぐり直進 鉢山中学前信号で下車そこの横断歩道を渡ったところを右へ 下り坂の途中の地上レベルの路面から伸びる狭い階段を登った先にお店はあります。これを2階と言わずしてなんなんだ?と思いますが。「私たちのお店は1階です」と言い張るお店の根拠を聞きたいね。
店内はカジュアルな雰囲気ですがそこかしこにフランス的なオブジェやヨーロッパを思わせる装飾がありオシャレです。 奥にはテーブル席もあるようでしたがこういうお店には2名でのカウンター席利用が一番お勧めの使い方かな。
シェフは一見まだお若い様子でしたが話してみると勝又さんのオー・ミラドーやナリサワで働いた経験があるそうで調理する動きには無駄が無く自分の考えに即身体が反応しているような動きを見せる頼もしい方でした。
ストーヴは電磁調理器、オーブンはガス式という変則的な設備の中をクルクルと動き回る掛川シェフとそれをしっかりサポートする女性1名。
さて、
頂いたお料理です。
生牡蠣(450円1pc)・・・ノロウィルスなどの食中毒を恐れて随分長い間忌避してきた生食の牡蠣ですがこのお店ではその新鮮そうなプレゼンテーションに負けて注文してしまいました。兵庫県産の生牡蠣です。濃厚さは控えめであっさりしたお味なのでツルっといっちゃいました。
牡蠣1個450円って高いですね。
Ataのアイオリ(1種類800円 全部盛りで1800円この日は3種類が黒板に明記されていた)・・・その日はメニューに蒸しカキ、ヤリイカ、エビがあり牡蠣は生で食べてしまいエビはオマールを注文したのでヤリイカを頂きました。彩り鮮やかな野菜と一緒にさっと焼かれたフレッシュなヤリイカの登場です。アイオリソースはニンニク控えめでふんわりとした優しいお味。スタートに最適なお皿ですね。
マグロのうなじ(900円)・・・「うなじ」とはいわゆるマグロの脳天のことですね。サシの入ったマグロの頭肉と柔らかく身質の優れたマグロの頬肉をグリルしエシャロットのソースでサラダ菜に巻いていただきます。それだとどことなく韓国料理のサンチュにカルビ包んで食べているような感じなのですが 添えられたなにかのチーズ(ペコリーノ以外という事ですね)を一緒に巻き込むと一気にビストロの味に変わるので不思議でしたね。
娼婦風イイダコ(1200円)・・・娼婦風とはプッタネスカのことですよね。ブッタネスカといえば必ず使われるのがアンチョビですが(入ってないそうです)やオリーブ、唐辛子、ケッパーの入ったトマトソースでイイダコを煮込んだ料理です。
ロブスターグリル(3200円)・・・NYCに住んでいた頃 国連ビルが望めるE47thSt.に安くロブスターを食わせる有名なお店があってそこでいつも新鮮で安価なロブスターを大量に食べていたので日本で手に入る冷凍や死んでるのに値段がお高いロブスターなど全く食べる気がしなかったのだが こちらのロブスターにはビックリしました。
なんと!カナダから空輸してるんですね。 だから調理の直前まで元気よく動いています。
カウンター上にお披露目されたロブくんは大きなハサミを持ち上げこっちを威嚇します。(笑)
調理はシンプルなグリル
オマールを焼いたフライパンにレモンを絞ったシンプルなソースにトマトと万能ねぎが乗っかっています。
NYCでは澄ましバターソースが定番でそれかレモンを絞るくらいしかチョイスが無かったのですがこのようなシンプルなソースであっさり食うロブスターもいいかも。 爪は別皿にグラタン仕上げにして提供してくれます。しかしせっかくの爪ですがグラタンしかチョイスが無いってのは寂しいですね、都心のビストロでグラタンってなんだか「ダサい」笑
調理全般に使われる塩が美味しかったので どんな塩を使ってるんですか?と見せていただいたのがこちらの塩 Maldon sea salt イギリスの歴史ある塩生産地マルドンの海塩です。
サーヴィス・・・入店と同時に首をかしげてしまうくらい低いサーヴィスレベルだった。
その日は土砂降りの大雨で傘を持って入店したのだがそのびしょびしょに濡れた傘をお客が傘立てに入れるため丸めようとモタモタやっているのをじっと見ているテイタラク。
飲食業界で働いたこと無いのかな? 今時チェーン居酒屋だって傘の取り扱いサーヴィスくらい徹底されてるぜ。
「雨降りの中ご来店ありがとうございます。傘はお任せ下さい」 くらいのセリフを吐けないか?とガッカリしました。
たかだか20数席しかない小さなお店で2名のサーヴィスマンがいるのですが調理陣と比較すると動きはイマイチ。 カジュアルな店なのでボトルで入れた泡やワインは基本お客が手酌するようなのですが(そうしてくれとお願いされたわけではないけど) ボトルを開けた最初だけは一応サーヴするけどその後は一切知らんぷり。手が空いていればサーヴィスマンがワインをサーヴしたっていいじゃないか?それがサーヴィスだろう。こっちだって君らが忙しそうにしてれば自分でするけど大して忙しくないならボーっとしてないでもっと動いてお客にとって快適な環境を作り出すべきだ。
せっかくキッチンからウマい料理が出てきてるのにサーヴィスレベルの低さにちょっと辟易しました。
オーナーシェフは料理畑が長くサーヴィス面は不慣れなのかもしれない。 誰が指示出しや教育をしているのか知らないが現状はレベル低し。
サーヴィスの男の子たちは一度フロリレージュでも行って真のサーヴィスを見学して勉強し直して欲しいね。
ま、こんなもん意識を変えればすぐに改善されることなので早急にレベルアップに努めてほしい。
総評
クレマン・ロゼ1 白ワイン1をボトルで飲んで支払いは1万8千円。
お店の姿勢が気に入らないので私はもう再訪しませんがこの店では肉料理は遠慮して魚介類をガツガツ行くのが正解でしょう。
意地を張る方向を間違えてんだよな、自分の理屈が全てのお客に通るとは限らない。
少なくとも俺は 「両手放しで大喜びする」他の客とは全く異質のものを感じました。