『スターバックス フードペアリングセミナー』コロコロさんの日記

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■スタバでセミナー

「スターバックスのサービスがよくなったみたい…」
「コーヒーとお菓子にも、相性があるらしい」
「じゃあ、どんなお菓子があるのかな…」
「スタバは他にどこにあるんだろう」

そんなことをHPで見ていたら、コーヒーに関するセミナーを開催している模様。
ふ〜ん…と思いながらも、だんだん、気になりだしました。

   どんなセミナーなんだろう。

とチェックしてみると、ラインナップにはいろいろばセミナーが
掲げられていたのですが、
実施予定のあるものは、フードペアリングというものだけでした。
しかも、すでに満席になっているものばかりで、開催店も限られている模様。

  幸いに利用しやすい店舗のセミナーが空いていました。
  これを逃したら次はいつになるかわからないし、
  近くでの開催されるかどうかもわかりません。
  わざわざ遠方まで足を運ばなくてはいけなくなるかも・・・

この手のセミナー、自分の味覚を試されるような気がして
躊躇するところがあったのですが、
ここは、えい! と思い切って参加申し込みしました。
申し込みと同時に、締切となったので最後の1人のようでした。


■開始前のお茶のなぞ?

開催店舗は、駅から離れており、比較的混雑が避けられそうなところです。
時間も10時〜12時と、人が少なそうな時間に設定されています。

  時間、ぎりぎり滑り込みセーフ。
  しかし、すでに参加者は、そろっていて、
  紙コップに出されたコーヒーを飲んで、リラックス状態。
  駆け込んだ私も、カップをいただきました。

「随分、色の薄いコーヒーだわ…  何のコーヒーかしら?  
 入れ方が違うのかな?  これからコーヒーを試飲するから、薄目にしているのね。」

と思いながら飲んでみると、どうも違う気がします。
あれ? これってコーヒー?  コーヒーじゃない気がしてきました。
じゃあ何だろう…   いざ、考えるとわからないのです。

  ジャワティーが発売当初、紅茶だとは言わずに発売し、
  それに気づかずに、ジャワティーという新しい飲み物だと思って、
  多くの人が飲んでいたのと似てる気がしました。

いきなり、何か、自分の味覚を試されてしまったような・・・・(笑)


■フードペアリング

コーヒーの種類とお菓子の相性を、実際に飲んで、食べて体験します。
バレンタインの時期的なこともあり、チョコレート菓子ですすめられました。



○香りについて

実験 : いろんな味のキャンディーがあり、それを鼻をつまんで食べたらどうか。
         鼻から手を放したらどう変化するか。

   結果は予測できましたが、鼻をつまんでいると味を感じません。
   手を鼻から放したとたん香りが広がり、味も感じます。

味覚の80%は嗅覚なのだそうです。
  風邪を引いていると、何を食べてもおいしくない。
  味が変化しているように感じるのは、
  鼻がつまっているためニオイを感じることができないからだそうです。

そんな実験のあと、3種類のコーヒーの香りをかぎながら、
コーヒーのハンドブックに記載していきます。


○コクについて

コーヒーの「コク」とよく言われますが、いったいコクってどういうことでしょうか?
ということで、ミルクで「コク」の解説がありました。

   「ノンファット」「通常」「豆乳」

それらを飲み比べることで、コクの違いを感じるというもの。
舌にミルクをとどまらせるように味わうとよいそうです。
確かに違いがわかりました。

そしてコーヒーと合わせるミルクは・・・

カフェラテの場合、
  ノンファットミルクにすると・・・・・エスプレッソが引きたち
  ミルク感を楽しみたいとき、コクの深いコーヒーには・・・・コクのあるミルク

    というように、店頭ではカフェラテのミルクも、
    好みでオーダーできるので試してみて下さいとのことでした。


○3種のコーヒーのテイスティング

豆だけの香りから、ホットで入れたコーヒーの風味の変化や味を比較。
酸味や風味をハンドブックに記載。

   飲み方
     まず、カップを手で覆い、コーヒーの香りを確かめ、
     ズズズと音をたて、空気を含ませることで香り感じながら口に含み、
     舌の上に置く ようにして味わうとのこと。


◆舌の味の感じるところ
   舌には味覚によって感じる場所があり、その分布のことに触れられました。
  
     →舌の奥で苦味、その手前で酸味、
     →舌の先で甘み、その奥で塩辛み

よって酸味は奥の方なので、そのあたりに、コーヒーを載せるように・・・
というお話でした。

  しかし、私には、酸味がよくわかりませんでした。
  以前、あの味覚の分布図は、違っていたことが発見(?)されたと
  聞いたことがあります。
  何が違っているのかまで認識はしていませんでしたが・・・

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◆ちょっと寄り道
この舌の味覚分布については、中学ぐらいの理科で学習したことだったかと記憶しています。
しかし、この分布については、何年か前に、否定されたという話を聞いていて、
それが具体的にどのような内容だったのか、把握しないままでした。

  この話を効いて思ったのは、みんなこれまで、ずっと、
  あの分布図の通りと思い込まされてきたということです。
  自分自身もそうですが、多くの人がそのまま鵜呑みにして、
  疑うことをしなかった。そこに、味覚のあやうさを感じていました。

今回、丁度よい機会なので、調べてみたら次のようなことだったらしいです。

http://digimaga.net/2008/08/the-tongue-map-is-a-lie
http://sites.google.com/site/coffeetambe/coffeescience/physiology/taste/principle


  旨味という新しい味覚が認められたことによる、
  分布図の位置の変化かと思っていましたが、
  そういうことではなく、
  味覚の場所や種類にかかわらず、味は感じられるようです。

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○アソートチョコとのマッチング

3種類のチョコと、3種類のコーヒー。
どのチョコとどのコーヒーが合うかをテイスティングします。
チョコもコーヒーと同様に香りなども楽しみます。

  ここで面白いことがわかりました。
  チョコは、ナッツタイプ、シトラス、ダークでした。
  自分の好きなチョコのナッツタイプは、合うコーヒーもはっきりわかりました
   コーヒーはガテマラ、ケニア、スマトラで比較します。

    ナッツチョコは、ミルクタイプのピーカンナッツ
       ガテマラ → A ナッツの香りが口いっぱいに広がり、一番合うと感じました。
       ケニア  → C ナッツを感じない チョコがすぐになくなってしまう感じ
       スマトラ → C チョコの溶けが悪い


  しかし、好みでないシトラスチョコは
  これと合うというコーヒーが事前にわかっていても
  どのコーヒーも変わりませんでした

    シトラスチョコは、ダークタイプのレモンピール
       ガテマラ → B
       ケニア  → B’
       スマトラ → B

      どれも同じで違いがよくわからない状態

    キャラメルチョコ シナモン風味
       ガテマラ → B チョコのみの甘さがくる感じ?
       ケニア  → B 口溶けが?
       スマトラ → A ミルクとマッチ



○コーヒーの入れ方を変えて2種類のコーヒー比較

ドリップで試したコーヒーを、プレスで入れて違いを体験。


○ザッハトルテとコーヒーの組み合わせ

ザッハトルテと2種類のコーヒーでペアリング。
さらにクリーム付とそうでない場合の比較。

「カフェ ベロナ」は、チョコレートと相性のいいコーヒーとして知られる、
イタリアンローストで深みと甘い風味があると言われています。

  確かにカフェベロナとの相性はよいと感じられましたが、
  どちらがお好みでしたか? との問いに、
  参加者の好みによって違うというのも面白かったです。

カフェベロナは、私には深みというより、単独で飲むと苦味が感じられ、
強い印象。
甘味があるというので、一生懸命、探したのですが、感じることができませんでした。

でも、ザッハトルテと合わせると、ともてもマイルドになり、
飲みやすくなるのは不思議でした。


○チョコレートビスコッティー との組み合わせ

ビスコッティーは、固いお菓子で、
コーヒーに付けて柔らかくしながら食べます。

ナッツとコーヒーの相性など確認しながら・・・




以上のような流れで、終了後、コーヒーや、記念品のお土産をいただけます。

その中で、面白かったのが・・・
  コーヒー豆がリストになり、豆の詳細が書かれたハンドブックです。
  今回、お試ししたコーヒーの記録ができるようになっています。

  店頭で買った豆や、ショップで飲んだ豆なども、
  感想を記入していくと、ちょっとしたワインブックのような
  コーヒーブックが出来上がります。

各種の豆は、それぞれ店頭で試飲もさせていただけるそうです。
気になるものがあったら、遠慮なく言って下さいとのことでした。


地道にコーヒーの知識、コーヒー情報を提供して、
コーヒーの楽しみ方の啓蒙をしつつ、
より知りたいと言う人にはさらなるセミナーを用意。
知らぬうちにファンになって、スタバを利用してしまう
仕掛け作りにもなっているなぁ・・・と思いました。


なかなか興味深いセミナーで、
機会があったらぜひ、参加されてみるとよいと思いました。


ものを味わうという基本的なことを学べる気がしました。


ここで学んだ方法を
お酒や、バレンタイン、ホワイトデーで出回るチョコなどにも、
応用すれば、味わい方が深められるのでは思います。
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