15回
2023/12 訪問
いつも驚きがあるお店・・・〈冬メニュー〉
普段和食ばかりですが、唯一大好きな洋食系のお店。
住宅街にひっそりと佇み、初めての方はお店に気が付かない入口。
ドアを開けるとウエイティングバー(レストラン終了後はバー営業)があり、
支払いを済ませ、開場?(開演)まで、ウエルカムドリンクを飲みながら待ちます。
19時にレストランホールへ案内され、ミラーボールと爆音が流れるカウンターに着席。
メニューを見ながら、料理を想像する楽しい時間。
シェフの登場で、一気に盛り上がり、客席も楽しい雰囲気に。
(毎回、このテンションを保つのは、本当に大変だろうな~と圧倒される位)
《ディナーコースはドリンク付き(ノンアルも同料金)》25000円(我が家はノンアル)
乾杯は①ジンジャートニックシェフの発声で!(アルコールはジントニック)
・秘密のハート(定番)
キウイとバナナのジュースを閉じ込めてあり、一口で食べると、口の中で広がる。
(いつもの白い台の上に、ポップなイラスト)
・能登赤西貝・イカ・ウッデイナッティ・スモーク(フィンガーフード)
お米のチップスに貝、イカと野菜をソースであえた物。
ウッディナッティもアクセントに。
・石焼芋・紅はるか(甘太くん)・トリュフバター(フィンガーフード)
ここで大好きなトリュフバター!あま~い
・石・ホセリートイベリコ豚生ハム
石ごと食べられる!(本当に石にしか見えないので、恐る恐る食べました)
石の正体は明かされず・・・じゃが芋系の味でしたが、石のインパクトに生ハムの美味しさが負けた?
・能登イノシシドリア・デュカ
先に小さなすり鉢とハーブ、スパイスが用意され、各自作って、良い香りが漂う中、
ドリアが登場、自分好みにかけて食べます。
作るという作業があるのも、レストランでは斬新。
猪肉のドリアですが、以前のハンバーガー等も、とても美味しく、
ドリアも高級店というより、子供の頃美味しかった濃厚さ。
②柚子レモネード
ドリアの濃厚さをさっぱりと。
③甘酒 大葉
甘さすっきりの甘酒は、大葉の香りが良い。
・能登ダダメ鍋・白子・下仁田葱
和ベースでダダメ(鱈の白子)を味わうイメージ。
塩味の代わりにパンチェッタを使うところがセクレト風
初めて聞いたダダメ鍋は、新鮮な白子を食べられる贅沢な鍋で、魚醤を使う事が多いそう。(鱈の身は入れない)
・フォアグラフレンチトースト(定番で大好き)
④ワイン用ブドウジュース(ドイツ)
ここで、シェフがフォアグラをかけながら、ゲストひとりひとりと話をするのも良い雰囲気の秘訣。
・トマト・ビーツ・蕪・白バルサミコ(ジュレ)・フラワー
サラダですが、それぞれの美味しさを引き出す火入れなどをし、白バルサミコのジュレでシンプルに。
美しさと共に、野菜の旨味を存分に味わえる一品。
⑤金柑・・・ジュースの底に金柑があり、ボリューミー。
・パン1
・能登さわら・能登香箱蟹・フラン
鰆も香箱蟹も和食では食べた事ない料理法なので、新鮮。
⑥ぐり茶(静岡)
・天城軍鶏・ロールキャベツ・塩麴・菜花・マスタード
・サラダ
軍鶏は胸肉だけど、しっとりで、ロールキャベツもとっても美味しい。
・パン2とトリュフバター
パンはフィロゾフで美味しく、大好きなトリュフバターと至福。
・土鍋ご飯・能登寒鰤・大根・半熟玉子
・赤出汁は(SECRETO昆布)と豆腐の白玉(珍しい)入り
ぶり大根ご飯ですが、全く違和感なく、美味しい。
夫は食べるのが早く、気が付くと、お代わりも食べ終えていた。
・能登ミルク・のみりん・ジン・グレープフルーツ・-196℃
液体窒素のデモンストレーションが始まり、更に盛り上げていき、デザート。
(のみりんは石川県のお米農家が作った本みりん・・・ここにも地元愛)
優しい甘さと、すっきりした氷(グレープフルーツとジン)のハーモニー
下には梨の三段構造。
・フレッシュハーブティー
コーヒー党なので、ハーブティーは殆ど飲まないけど、フレッシュってこんなに美味しいと
毎回感じるハーブティー。
満腹のお腹にも胃にも優しい。
この後のお楽しみ会も、皆で楽しみ終了。
我が家にとっては、イベント的な食事で、終始ワクワクが止まらない美味しく、楽しい時間。
今回は新しい女性シェフが入り、卒業するイケメン君が居たりと、
少しずつ変わっていくのかな~と思う事もありましたが、
枠にとらわれない、セクレトらしい料理が大好き。
(オミヤは、以前のスプーンと同じシリーズで少し大きめのタイプ)
シェフの愛する故郷が大変な事になってしまい、心が痛みます。
2024/01/26 更新
2023/09 訪問
五感全てが楽しめる〈秋メニュー〉
和食好きの私が、唯一大好きな洋系のお店。
19時開始ですが、その前にウエイティングバー(レストラン終了後は秘密のバーとなる)
で支払いをし、食前のドリンクで入場を待ちます。
若い方も多いのですが、この日は割と落ち着いた雰囲気。
料理とペアリングで《25000円》(アルコールとノンアル同料金)
時間通りにレストランフロアへ移動。
暗闇に爆音と照明、ミラーボールが光り、一気に若返る(様な気が・・・
シェフの挨拶が終わり、乾杯!①ジンジャートニック
・秘密のハート
桃とクランベリーのジュースがカカオバターでコーティング。
一口で食べると、パリッと割れ、ジュースが口に広がる軽い料理。
定番ですが、普段和食ばかりなので、毎回新鮮。
・牛蒡のカプチーノ
牛蒡の味が凝縮されたスープ。
以前一度こちらで食べ、感動し、又いつかと思ってたスープ。
和の食材で、こんなに美味しいスープが洋に変身するのに、感動。
スプーン型のクルトンを浸して、一滴残らず。
②フェイクコーラ
小さなグラスにコーラ色のドリンク・・・実は黒酢を使ったドリンク。
・黒糖サブレ・フロマージュ・オニオン
黒糖サブレに、飴色玉ねぎの上に、3種チーズのアイスが乗ったフィンガーフード。
(チーズはマンチェコ、パルミジャーノ、クリームチーズ)
甘いお菓子の様な味・・・ここに黒酢ドリンクがさっぱり。
・パタタコントマテイハモンイベリコデベジョータ
パンコントマテのセクレト風?生ハムの下にパタタ(じゃが芋)とトマト(セミドライ)
(生ハムはスペインの老舗ホセリート社)
ここまでは軽い前菜的料理がスピーディに登場。
③水出し釜炒り茶・・・次の料理が和系なので、それに良く合うお茶
・能登のど黒・トリュフ・・・のど黒丼
アサリの出汁が美味しく、トリュフを使うのも和食にはなく新鮮。
・フォアグラフレンチトースト
フレンチトーストが置かれ、後からシェフが一人ずつ、フォアグラをかけ、完成。
大好きな定番。
④ワイン用ブドウジュース(ファルツアー トラウベンザウト ホーニッヒゼッケル)
・トロ茄子・ペンタス・ピキージョ・柚子・・・茄子のサラダ
茄子を焼き、とろとろになったのをマリネしたのがメインなのだけど、
ペンタス(5角形の花)の飾り、柚子のゼリーシートで覆われ、美しく美味しい。
野菜をうまく取り入れているのも大好きなところ。
・パン(パン・デ・フィロゾフ)も大好きなお店の
⑤和梨 カモミール
・能登甘鯛・蕪蒸し・冬瓜・ビーツ・・・甘鯛の蕪蒸し風
あごだしと甘鯛の骨からとった出汁、ビーツは上のピンク色に使用。
ビーツを使っているあたりは、イノベーティブだけど、味は上質な和食系で、しみじみ美味しい。
・付け合わせの野菜・・・お肉料理の野菜が今回は別にポトフ風(ジロール茸も)
・能登牛プレミアムイチボ 塩麴
能登イノシシハンバーグ・醤・北海道山わさび
醤は自家製だそう、山わさびも懐かしく、イノシシハンバーグにアクセント。
以前、こちらでのイノシシハンバーガーが凄く美味しく、嬉しい再登場。
⑥葡萄茶葉(能登)
・土鍋ご飯・北海道秋鮭・いくら・温泉卵と
・赤出汁(サツマイモとSECRETO昆布)漬物(ビーツと大根)
最後はいつも土鍋ご飯、しかも和食店にも負けない仕上がり。
大好きなパンも、土鍋ご飯も、一度に食べられる幸せ。
食後、この日誕生日の方を皆でお祝い。
・パイ・プラム・-196℃
・フレッシュハーブティー
ミント・レモングラス・ベルベーヌの3種。
普段全くハーブティを飲む事も、洋のハーブを使う事もないけど、こちらでは
いつもさっぱり、フレッシュ感が強い。
・お楽しみ会
皆でスクラッチカードを削り、プレゼントが当たる!
若い頃の飲み会(飲めないけど)を懐かしく思い出し、楽しいひと時。
今回はクリアファイルと歯ブラシ、ナフキンを。
いつも、シェフからエネルギーと幸せを貰い、帰宅。
2023/11/12 更新
2023/06 訪問
五感全てが楽しめる〈夏メニュー〉・・・イベリコ豚のセクレト(お肉の部位)
毎回楽しみにしてる、我が家唯一の〈洋料理〉のお気に入り店。
開始時間の少し前に開店し、ウェイテイングバーで会計を先に済ませ、
チケットを受け取り(シート№と日付けが記入)、まるでコンサート会場に来たような気分。
裏にはメニューがあり、ウエルカムドリンクを飲みながら、会場入りまで待ちます。
ノンアルペアリング付きで25000円(アルコールも同額)
レストランホールに入場?すると、いつもの爆音と懐かしい様な照明で、気持ちが若返る感じ。
音楽にかき消され、会話するのは少し大変。
シェフの挨拶で、皆の気分がほぐれ、楽しいひと時の開始。
①ジンジャートニックで乾杯し食事開始。
・秘密のハートは黄色(今回から黄色?)
定番の一品目ですが、今回は黄色。カカオバターでコーティングした、ハート。(中のジュースが季節ごと変化)
一口で含み、噛むと、パリンと割れ、中からジュース(バナナ、パイナップル、ヨーグルト)が溢れる。
②セクレトビール
・どらやき・フォアグラ・ナツメヤシ(スモークケース入り)
スモークは能登の薪で、開けるとふわ~んと香る。
どらやきはフォアグラとナツメヤシをサンド。(どら焼きの皮もとても美味しい)
・能登鯵・有明産恵比寿海苔(フィンガーフード)
花びらの様な鯵の中央に卵黄が入り、それを海苔にのせ、美しく見せます。
こんな鯵食べたことがない・・・卵黄との組み合わせ、見せ方で鯵もこんなに変わるのか!とびっくり。
③水出し新茶
・穴子・すっぽん・スマック・古代米(穴子丼のイメージ)
洋風味(ワイン?)で煮た穴子と鼈出汁で炊いた古代米、そしてとろろのソース。
なんの違和感もなく美味しい穴子丼。(スマックはトルコの香辛料だそう)
ここまでは次々とサーブされ、前菜のひと段落。
・フォアグラフレンチトーストはシェフ自らがグレーターでフォアグラをかけ、ゲストとお話。
こちらのスペシャリテで、いつも楽しみにしてる。
④ワイン用ブドウジュース
⑤グアバ、レモン
・ガスパチョ・サルピコン・水蛸・サザエ・塩ポン酢・パッションフルーツ
ガスパチョをイメージしてると、全く違う料理が運ばれた。
シェフらしい再構築で、何とガスパチョはかき氷に、そこにサルピコン・・・
スペインのシーフードサラダ?との合体。
さっぱりし、中のシーフードともよく合う夏らしい料理。
・至高のコンソメ・ビシソワーズ・スイートアリッサム
ここでお待ちかねのスープ登場!
本当に手間のかかるコンソメとビシソワーズの2層構造。(パリソワール風に)
混ぜずにそれぞれの味を堪能。最高!
⑥日向夏 スモークは趣向を凝らしたドリンク。
風船みたいなスモークを割り、中の日向夏ジュースを。
・能登甘鯛・椎茸・蕪・葱
甘鯛は鱗をとり酒蒸し、野菜くずで取ったお出汁にイシル、生姜を加え、葛でとろみをつけたソース。
見かけは洋だけど、美味しい和食テイスト。
蕪も優しく炊いてあり、本当に美味しい。
⑦能登釜炒り棒茶
・セクレト(部位)・ホセリートイベリコ豚・炭火
西京味噌・インカルージュ・万願寺とうがらし
セクレトと言う部位があるそうで、シェフの冗談ではなく、希少な高級部位。
西京味噌でマリネし炭火でじっくり焼き、しっとり和風。
添えられた野菜の彩も味も良い。
・フランスパンとトリュフバター
大好きなパンデフィロゾフのパンとトリュフバターは、一品料理並みの存在感。
・土鍋ご飯・能登さわら・桜海老・唐千寿
赤出汁には、SECRETOの昆布が浮いている。
香の物はマリネが、セクレトらしい。
和のしめ御飯も大好きなところ。
・キャラメルポップコーン-196℃
液体窒素ショーが始まり、ますます非日常的な空間に盛り上がります。
この日はバースディーの方が居て、皆でお祝い。
和気あいあいとした雰囲気で、最後のデザートをサーブ。
出来立てのアイスは、滑らかで程よい甘さとポップコーンの香り。
・フレッシュミントティー
能登高農園のベルベーヌとミント。
他店ではほとんど飲んだことがないハーブティー。
フレッシュ感がありすっきりさっぱり。
この後はお楽しみ会で童心に帰り、ワーワー楽しく終了。
大音量の音楽と照明、シェフのプレゼンで、エンターテイメントの感じが強いけど、
全てを差し引いても、料理が美味しく、好みです。
2023/08/28 更新
2023/03 訪問
お楽しみのショーの開演!ワクワクそわそわドキドキ
我が家が唯一通うイノベーティブ(洋食系)のお店。
何度訪問しても楽しく、美味しい。
秘密の扉を開けると、BARとして営業もしている場所で、ウェルカムドリンク。
先に支払いをするのですが、チケットを渡され、裏にはメニュー。
ライブ公演の開始前の雰囲気。
時間になり、BARからレストランへ移動し、爆音と暗い照明がまさにライブ会場。
カウンター席と中央のテーブルは今まで通り、サブテーブルが増え、照明もミラーボール?
料理だけでなく、色々な仕掛け?もパワーアップ。
《25000円のコース》ペアリング付き(我が家はノンアル)
ノンアルでも気おくれする事なく食事できる事が大好きな一因。
初めにシェフの挨拶と乾杯で、一気にその場を盛り上げ、これからの時間を楽しむ準備がOK。
①ジンジャートニック
・秘密のハート
カカオバターでコーティングされたピンクのハートの中はジュース。
この日はみかんとさつま芋と何か・・・一口で食べないと溢れてしまうので要注意。
・グジュール・チーズ・トリュフ
見た目は黒トリュフそのもの。
竹炭パウダーを加えたグジュールの中にはチーズが入り、トリュフの香り。
・桜餅・蓮根★
見た目はまるで桜餅。
持ち上げると、びっくりするくらいのふわふわ感
甘い桜餅ではなく、蓮根の優しい甘さで軽い食感に驚きの一品。
ここまでは全て一口の前菜系、次々と楽しめる仕掛け。
・能登鯛・有明海恵比寿海苔・タルタル・鰹節・ナスタチウム
テーマはのり弁、酢飯、竹輪の磯辺揚げ、海苔の天ぷら。
殆ど和食の様ですが、やはりタルタル、ナスタチウムを使うところが面白い。
②水出し釜炒り茶(滋賀)・・・やっぱり〈のり弁〉?にはお茶が合う。
こちらのペアリングはノンアルも秀逸。
・フォアグラフレンチトースト★スペシャリテ
シェフ自ら、液体窒素で凍らせたフォアグラテリーヌをかけ完成。
口の中ですぐ溶けてしまうフォアグラですが、その味と風味はしっかり。
大好きな一品。
③ワイン用ぶどうジュース(ドイツ)
・MAKIMONO・ホタルイカ・青パパイヤ・コリアンダー
イカ墨のタコス生地に、ホタルイカ、サフラン風味の青パパイヤ
毎回ハンバーガー等、懐かしい(私には)感じの物が、セクレト風アレンジで美味しく楽しい。
④ジンジャーハイボール
・スープピストゥ・能登あおさ・春菊・バジル
スープピストゥをベースにアレンジした和洋折衷の奥深い味。
毎回スープもお楽しみ。
昆布を店名に模っているのも楽しい。
・パン(岩のり)は大好きなパンデフィロゾフ
⑤シグナスメロン(熊本)
中にはメロンの果肉入り。
・能登のど黒・炭火・蕗の薹・タプナード・トマトロティ・福井勝山水菜
美味しいお魚料理、添えられた野菜も能登のタカ農園の物等、拘りの野菜。
・シェイクは自分で作り、ちょっとしたお遊び気分。
持ち方、振り方の説明があり、自分で作ります。
お酒の飲めない我が家は、BARなどに行く事もなく、TVで見る位。
立ち上がり、全員がバーテンダー?楽しい体験でした。(手がかなり冷たくなる)
いつも何かしら、自作?体験できるのも新鮮。
マンゴー味で美味しかった。
⑥椿茶(岩手)
ほんのり甘いお茶・・・年末のきよしでは五島の椿茶でした。
・石黒農場ホロホロ鳥・炭火・西京味噌・アスパラガス・マッシュルーム・インカレッド
西京味噌に漬けているけど、和とは違い、最後にふわっと香る程度で、鳥の火入れと炭火の香りが美味しい。
添えられた野菜が又美味しく、低温調理のアスパラ・インカレッドも嬉しい。
・パンとトリュフバター★
フィロゾフのパンに、こちら定番の大好きなふわふわトリュフバターは最高の組み合わせ。
・土鍋ご飯・能登牡蠣・サザエ・菜の花・筍・唐千寿
土鍋ごはんでの最後は、完全な和食。
それまでは、イノベーティブらしい色々な技法、味を楽しんでもこのご飯でほっとする。
年末のお節の時にも感じたけど、シェフの味は、和食でも私好み。
大好きな牡蠣のご飯はそれだけでも満足なのに、春を感じる菜の花、筍も入っている。
更に驚いたのが、赤だしのベースはこの日のお魚で取った出汁。
いつもスープは楽しみだけど、赤だしの味噌汁も美味しい。
・クロワッサン・デコポン・-196℃
液体窒素で作ったアイス。
ほぼいつも同じ感じですが、あれこれデザートに凝るよりもこの感じがお気に入り。
・フレッシュミントティー
いつもは〈たか農園〉ですが、この日は〈ふみえさん〉の育てたミント。
愛情込めて育てたそうで、美味しさも一入。
・お楽しみ会袋が配られ、中にはアルファベットが記入したカード。
この言葉は懐かしく、何十年にタイムスリップ。
以前の吐息から、更にパワーアップ。
はずれなしのくじ?で、それぞれプレゼント。
全員でワイワイ楽しみながら食事が終了です。
最後までパワフルにステージ?をこなすシェフには脱帽です。
お料理の美味しさは勿論ですが、おもてなしの気持ちが随所に
常にパワーアップで、エネルギーをもらえます。
この日はWBCのイタリア戦で、スマホを見ながら、ドキドキの相乗効果でした。
2023/05/22 更新
2022/12 訪問
SHOW CASE 2023・・・2022年大晦日④
おせち?ではなく、〈SHOWCASE〉ですが、私的にはおせち。
大晦日に、紅白を見ながら食べる予定で購入。
2021年末に、こちらの販売を知った時には、すでに島津のお寿司を予約済み。
買う事が出来ず、次があればと待っていました。
大好きなお店の味なので、絶対美味しいと今回予約。
銀座で〈年越しそば〉を買い、ランチ後の訪問。
お店のドアが半分開き、バーカウンターに黒い袋が並び、マダムから受け取り。
奥のレストランで、ドリンクサービスがあると聞き、オレンジジュースを頂きひと休み。
帰り際、シェフにもお目にかかり、嬉しい限り。
おせちではなく、オードブル的な内容と聞いていました。
袋の中には、二段重(箱)とパウチとサンド。
箱を開けるとSECRETOらしい和洋折衷。
食べ方とシェフのメッセージを読みながら、それぞれ簡単に調理?
大晦日、紅白を見ながら、夫と楽しみました。
詳細なメニュー付ですが、
栗きんとん、炊き合わせ、チラシ寿司、天使の海老などのお節らしいものから、
野菜のマリネ、鶏の唐揚げクスクス、チャーシュー、鰤、鰆等の焼き物まで、
食べ飽きる事のない内容。
別添えのパウチには、ドリンクと大好きなSECRETOの牛蒡のポタージュ。
〈シェフノオモイデ〉の箱には、ご両親の似顔絵があり、中にはナポリタンのコッペパンサンド。
そして、遊び心を感じられたのが、注射器に入ったソース。
大好きなシェフの味を満喫でき、今まで食べたどのお節より大満足!
(お節とは少し違うけど)
2023/03/19 更新
2022/11 訪問
5周年おめでとう!・・・大好きなお店
2022年10月に5周年を迎えたセクレト。
開店当初から通い続けています。
初めは、何が何だかわからないまま、楽しかったという記憶。
でもお料理が好きだったわ~と思い、その後も予約が取れると訪問。
我が家では、和食以外の大好きなお店は、唯一こちらのみ。
通いなれた?住宅街(とはいっても、時々道を間違える)のマンション一階の秘密の扉。
入店すると、バーカウンターと小さなテーブル席があり、
先に支払いをし、ウエルカムドリンクを飲みながら、全員揃うのを待ちます。
時間になると、レストランスペースに移動し、ライブの開始。
食事とペアリング(アルコールorノンアル)で、同一料金(22000円)
食事の開始は、藪中シェフの挨拶とメニュー、能登の食材を使う事など。
楽しく元気に話され、ボルテージも上がります。
カウンターに面した中央のテーブルではドリンク、料理の仕上げを、
どの席からも見られます。
①ジンジャートニック
・秘密のハート
バナナと梨のジュースをカカオバターでコーティングした、定番?のハート型。
②甘酒、大葉
・能登の朝食
玉子かけご飯をベースに、のど黒、大根おろし、ザーサイ、芽ネギ、からせんじゅ(能登名産のカラスミに似た物)
旅館の美味しい朝食の再構築?美味しい~
(見た目と雰囲気?は洋系なのに、味は高級旅館の和定食を全部頬張った感じ)
・穴子・海苔・杏子・焼きナス(フィンガーフード)
海苔(有明)をケイジャンスパイス入りの衣で揚げ、焼きナス、穴子、
そこに杏子とエディブルフラワー。
海苔の香りと食感に驚くと共に、どこかで食べたような味ながら、
お洒落な仕上がりになっているのが、嬉しい。
・フォアグラフレンチトースト
スペシャリテで大好きな料理。
フォアグラテリーヌを液体窒素で凍らせ、それをシェフがお客さんそれぞれの目の前で仕上げる。
やはり、フォアグラが入手困難らしく、この日のはブルガリア産。
りんごジャムと共に、本当に美味しい。
③ワイン用ぶどうジュース(ドイツ)
フォルツァー トラウベンザフト ホーニッヒゼッケル
このジュースがフォアグラフレンチトーストに、ベストマッチ。
・能登イノシシバーガー・山椒・ミョウガ・味噌
バンズは大好きなパンデフィロゾフのミニバーガー
普段全くハンバーガーは食べないので、昔に戻った気分。
甘めの味噌ソースが、イノシシとよく合ってる。
④セクレトビール
リンゴとザクロとグレープフルーツだそう。
ラベルが3種あり、夫は違うのも楽しい(同じノンアル)
・鮪・日野菜蕪・ワサビ菜
一見、野菜サラダにしか見えませんが、中には鮪を使った生春巻き。
珍しい日野菜蕪とパウダー状のオリーブオイル(粉チーズに見える)で、
シンプルに野菜の美味しさを楽しめる。
・マッシュルームカプチーノ
千葉県のマッシュルームを使用。
毎回、とても楽しみなスープ。
秋らしい茸で、濃厚な味ながら、カプチーノ仕立てで優しく、すっきり。
カップの手前には、スプーン型のクルトン。(楽しみ方はお好み)
・平目・蟹・リゾット・菜花・サフラン・クレソン(魚料理)
お魚料理をこの感じで食べることは、殆どないので、新鮮!
⑤ぶどう葉茶
能登ワイン用の葉を使ったハーブティーらしい。
・和牛(静岡そだち)・伊賀もち豚・塩麴・山わさびハリッサ・里芋・能登の天然きのこ(肉料理)
苦手なナイフとフォークがセットされ、ぎこちなくカットしお箸で。
ソースは赤ワインとピリ辛のハリッサで。
お皿の茸の原型をプレゼンしてくれましたが、霜降りシメジはいつものシメジではなく、かなり大きい。
お肉料理は、なくても良い位ですが、この量と2種なのが良い感じ。
・パンとトリュフバター
軽~いトリュフバターが大好きで、販売してほしい位。
ここだけでのお楽しみ。(パンも大好きなフィロゾフだし、言うことなしの美味しさ)
・鮭・イクラの土鍋ご飯
日本料理屋さんにも負けないレベルの美味しいご飯
・お吸い物
料理に使ったヒラメのアラで出汁をとり、イシルも入れた本格的な感じ。
驚いたのは、昆布がSECRETOと模りされていた事。
(ゲストを楽しませる気使いが感じられます)
・お漬物
以上3点セットは、日本料理の食事にあたります。
たま~にしか食べない洋食系の料理も、とても美味しいのですが、
この土鍋ご飯の食事は、ホッとします。
・-196℃・プラリネ・能登ブルベリー・ラムレーズン
お得意の液体窒素を使ったミルクアイス,
カウンターで作るのを見て、出来立てを食べるのも美味しさ倍増。
このあっさりしたデザートもお気に入り。
・フレッシュハーブティー(ベルベーヌとミント)
普段、全く飲まないハーブティーですが、ここではとても美味しく、
本当にフレッシュさを感じる。
ここで、シェフから5周年の挨拶があり、スクラッチカードでプレゼントもあり、
盛り上がった後、いつもお楽しみの
・吐息
メレンゲのお菓子
で終了です。
こちらは一回転なので、シェフもスタッフも全身全霊でのおもてなしです。
今回は、前回まであったカウンターのアクリル板もなくなりました。
(以前の様に、最後はお客さんが全員集まり、吐息で楽しめる様になると良いな~)
シェフの楽しいトークに魅せられてしまいますが、お料理が本当に大好き。
これからも通い続けたいお店です。
2023/02/15 更新
2022/05 訪問
お寿司から吐息まで、おみくじ、オミヤ付きで、美味しく楽しい
我が家唯一の、洋食系で通ってるお店。
何度通っても、季節を感じる斬新なメニューと美味しさに感動します。
そして、洋食系とは言っても、和を感じホッとする味も。
更に、料理の美味しさだけでなく、シェフの演出の楽しさ、
スタッフのもてなしの気持ちの熱量に圧倒されるような
幸せな時間を過ごせます。
久し振りの訪問でワクワクしながら開店を待ちます。
お店前で数人が・・・・住宅街なので、少し目立つかな~
オープンし入店、ウェイティングバー?で支払い、消毒等を済ませて、
ホールに呼ばれた順に入ります。
(ここで、ペアリングの選択 我が家はノンアル・・・料金は同額)
《22000円のコース》(税 ペアリング込み)
テーブルスタンドと間接照明の暗いカウンター席に、大音量の音楽。
一気にセクレトモードへ誘われます。
①ジンジャートニックで乾杯
自家製トニックに生姜を合わせた、すっきり味。
・秘密のハート
定番ですが、毎回味は違い、シェフの教え通りに一口で口を閉じて。
今回はストロベリーヨーグルトのジュース。
②水出し緑茶
・和牛・富山白海老・キャビア・熊本産初摘み恵比須焼き海苔
何と!手巻き寿司。
しかも半分は和牛のみ、半分は更に白海老キャビアで味変の楽しさ。
シャリは数種のビネガー入り、和洋折衷の美味しさ。
お寿司にはお茶で、しっかりペアリング。
・フォアグラフレンチトースト
こちらも定番で、大好き。
シェフが一人ひとりのお客さん皆に話しかけながら、完成させ、出来立てを。
(ピンセットでと言われるが、ほぼ全てお箸だけで食べてしまう)
③ワイン用ブドウジュース(ドイツ)
この組み合わせも、しっかりあう。
・オニオンパイ・チーズ・黒胡椒
焼きたてサクサクのオニオンパイに、チーズのアイス。
よ~く炒めたオニオンの甘さと、チーズアイス(4種のチーズ)の塩味。
アツアツと冷え冷えのコントラスト。
アップルパイにバニラアイスの感覚。
・カッペリーニ・八角・能登真鯛・トリュフ
カッペリーニとは言え、まるでラーメン?素麺?みたい。
しかも鯛真丈のせ!・・・ここでも最後はシェフがトリュフをかけ完成。
お出汁も鯛からの和風で、年々和の要素が強くなってる?
④秘密のコーラ
実はコーラではなく、黒酢のドリンク。
コーラのガラスコップが懐かしかった。
・紅きらら・スモークナッツ(ポタージュスープ)
能登の高農園さんの紅きらら、加えたのは水と塩だけ。
セットされたスプーンと袋にはスモークナッツが入り、自分で入れて完成。
更に袋の内側には、おみくじ付き!(シール仕様)
笑いの絶えない食事です。
・パン
大好きなパンデフィロゾフとのコラボパン。
このパンは大好きだけど、お店では買う事が出来ない。
⑤日向夏のソルティドッグ
2段重ねのグラスの下は、日向夏があり、フルーツとして果肉も楽しめる。
・能登さわら・炭火・根セロリ・蕗の薹・コシアブラ・菜花・木の芽
蕗の薹の焦がしバターソース、根セロリのピューレ、コシアブラの天婦羅、
ハコベのサラダ(トッピング)
お魚の炭火焼と言えば、和の感じで、塩でシンプルに食べるのが殆ど。
本当にここでだけ、洋のイメージの味付け、その中にも和(コシアブラ天婦羅)が
あるのが嬉しい。
⑥椿茶(岩手・三陸)
初めてでしたが、一口飲んで甘さにびっくり。
お茶と思って飲むと、甘いので驚いたけど、実際はほんのり甘い感じ。
・岩手花巻産ホロホロ鳥・炭火・ルタバガ・わらび・ハリッサ
2種の部位を違う調理法で。
手前の胸は、優しい火入れ、奥のももは、ロースト。
そのままでも、味は付いてるけど、味変でハリッサ。
もも肉の下に、ルタバガ、これも初、お芋の様な感じ(スェーデンかぶとも言われる)
2種の味と食感を楽しめた。
・パンとトリュフバター
定番のトリュフバターも大好き。
・土鍋ご飯・富山ホタルイカ・唐千寿
添えられたスープは今日使用の魚の出汁をベースに、イシルで味の調整。
更に、クロモ(能登の海藻)がタネとして入って、磯の香り。
ホタルイカも焼いてあり、海の家を思い出すイメージ。
山菜も入り、大好きな和食。
やはりご飯を食べると、何かホッとする。
・能登日吉酒造酒粕・プラリネ・-196℃
シェフの同級生(三代目)の酒蔵さんの純米大吟醸の酒粕のシャーベット。
・梅、スモーク
先に梅ジュースがグラスに、そこにスモーク?がプルプルと。
パチンと割って、楽しい演出。
・フレッシュハーブティ
高農園のフレッシュハーブを使ったホットティー。
普段ハーブティは飲まないけど、さっぱり味と、何と言っても香りが良い。
この日はミントメイン。
最後は楽しい《吐息》で終了。
コロナの為、以前のように輪になって楽しむ事は出来ないけど、
その日のゲストと一体感が生まれ、楽しいひととき。
今回のオミヤは使用したスプーン。
以前のに比べ、色が濃いグレー(ブラック?)
口当たりが良く、お気に入りです。
2022/07/04 更新
2021/10 訪問
常に進化、美味しさも楽しさも・・・開店から4年
我が家唯一の洋食系通うお店。
駅からの道もしっかり記憶し、迷わず到着。
店前には数人、入店を待つ人達が居ました。
時間になりオープン。
先にペアリングの希望(我が家はノンアル)と支払を済ませます。
ウエイティングバー(コロナでなければ、夜バーとして開店してる部分)で、
ウエルカムドリンクを飲みながら、手洗い、手指消毒、スマホ消毒を行い、時間に店内へ。
爆音鳴り響く、別世界、シェフのテーブルが見える
ゆったりしたカウンターに座り、①ジンジャートニックを飲みながら、
開演待ちです。
カトラリーには、なぜかハンマーが!(今夜も楽しそう)
登場!シェフの挨拶と乾杯の音頭で、もう宴会気分。
ただ、カウンター席にはアクリル板があり、対策はきっちり。
・秘密のハート
食べる前のシェフの説明が楽しく、必ず一口で口を閉じて。
梨のジュースをカカオバターでコーティング。
口の中ではじけて、しっかりと梨の味を感じる。
・能登鯖・ぺコロス・トリュフ(フィンガーフード)
ローストしたぺコロスの中に、鯖のコンフィ、トッピングにトリュフ。
ぺコロスの優しい甘さの中、大好きな鯖、トリュフが贅沢。
・ヒミツノナポリタン
ヒミツノナポリタンと書いたイラストの男女は、ご実家のご両親。
お父様は現在、お母さまは若いころ?(このお話も楽しく、笑った)
お米のチップスがベースで、エリンギをパスタに見立て、
トマト、パンチェッタ、マンチェゴチーズで和えたそう・・・
とってもオシャレな組み合わせだけど、ちゃんと美味しい懐かしい感じの味。
ここで次の食材、猪と無花果をプレゼン。
・セクレトサンド★
猪のイラスト付きのペーパーは、ハンバーガー用で、ここに挟んで食べますが、
ハンバーガー自体、数年ぶり。
普通のハンバーガーの半分以下の大きさですが、美味しさは、数十倍。
猪、朴葉味噌、葱、赤キャベツのマリネをパンデフィロゾフの
美味しいパン(日吉酒造の酒粕入り)で挟んで。
これは最高に美味しかった!こんなバーガーがあれば行列しても買いたい。
②甘酒、柚子、大葉
・フォアグラフレンチトースト★定番
液体窒素で瞬間冷凍したフォアグラを、フレンチトーストに
シェフ自らが削ってくれるので、会話も弾み楽しいひととき。
りんごのジャムをアクセントに。
③ワイン用ぶどうジュース(ドイツ)
・ノトノメグミ・ブラックのジョー・オカワカメ・セロリアック・ビーツ
切株に能登のお野菜が並んでいますが、中央の白い球体は、ドレッシング!
シーザーサラダのソースは、こちらも液体窒素のなせる技・・・目の前で
ここでハンマーを使い割って、美味しい野菜と共に。
(オカワカメは、ワカメに似た食感食感、ブラックのジョーは栗南瓜)
どうって事ないサラダだけど、楽しく食べられるのはここだけ。
④焙じ茶、スモーク
グラスの上に、風船状態・・・割りたくない!
ずっと見ていたいけど、割るとスモークの香り。
そして焙じ茶の落ち着く味わい。
・マッシュルームカプチーノ
必ず季節の食材を使ったカプチーノ仕立てのスープがあるのもお気に入り。
しっかりマッシュルームの味はあり、マイルドに美味しく仕上げてる。
・岩海苔のパンはパンデフィロゾフの特注
ほんのり岩海苔の香り。
洋系のフレンチ、イタリアンでは、お酒と楽しむのが基本の為か?
コースにスープの無いお店も多い気がする。
⑤ザクロのレモネード
・能登アラ・ピストゥ・空芯菜
蒸した能登アラと数種の野菜、そしてソースは、
シェフがフランス時代に食べていた浅蜊の出汁、トマトとニンニク、バジルの
スープピストゥ。
・養老山麓豚・赤味噌・西京味噌・シャドークイーン
能登のキノコ・唐川菜マスタード・わさび
2枚は違う味で、西京味噌と赤味噌
キノコは、ほうき茸と大網茸(こちらも能登から)
別皿には、唐川菜マスタード(能登の)と山葵が添えられ、味噌漬けの豚に良く合います。
・トリュフバター(大好き)とバケット([a:13213156,パンデフィロゾフ)]
・土鍋ご飯・すっぽん・新生姜・シメジ・舞茸・葱
最後にご飯があるのも、嬉しく美味しい。
ご飯自体も和の素材で、キノコと鼈の鉄板の美味しさ。
でもかなり満腹です。
スープは、この日の食材から出汁をとり、魚醤等で味付けしたもの。
金糸瓜、島パパイヤがおしゃれで、食感も良く、アクセントに。
シェフとのお喋りの中で、銀杏が嫌いと聞き、意外。
全てのゲストと楽しく話しながら、ゆっくり進む食事。
ここからは、液体窒素ショーの開始で、更に頼ませてくれます。
歓声も知らず知らずあちこちから。
・クロワッサンアイス
これも液体窒素のなせる技。
ちゃんとクロワッサンの味がするのだから不思議。
タルトの生地とクロワッサンアイス、ピスタチオ。
・ハーブティー
コーヒー党なので、食後のドリンクを選択出来る時は、ほぼコーヒー。
こちらのハーブは本当にフレッシュで、美味しい。
最後に、何度訪問しても楽しめる・吐息で終了。
今回のオミヤはスプーン。
以前に頂いたスプーンは、お気に入りでヘビロテの為、
少し剥げてきたところだったので、丁度良かった。
演出に惑わされ、料理自体は後回しの感じに見受けられますが、
フレンチ系はしっくりこない私には、唯一の大好きな洋食系レストラン。
何度訪問しても、新たな趣向があったり、驚きと感動をいつも味わえます。
シェフのフレンドリーな接客と奥様の控えめながら、きっちりしたサーヴィス。
スタッフとの連携もバッチリ。
居心地の良い時間が過ごせました。
2021/12/10 更新
2021/03 訪問
やっぱり大好き!・・・ノンアルペアリングも楽しみ
久し振りの訪問ですが、緊急事態宣言により、開始時間を早めての一斉スタート。
明るい時間で、駅からの道も、お店のドアも新鮮な感じ。
入り口すぐのウエイティングスペースで、到着順にトイレでの手洗い後、支払いをします。
ペアリング込みで(ノンアルも選択)20000円。
洋食系(フレンチ等)のお店では、アルコールのペアリングは多くのお店がありますが、
ノンアルはまだまだ少なく、お酒の飲めない我が家は、少し肩身が狭い。
たま~にノンアルペアリングがあっても、ペアリングとは言い難い?内容が多く、
結局、お水を注文する事が多くなります。
ここはノンアルペアリングも、訪問の楽しみのひとつ。
ちゃ~んと意味ある、美味しさの相性。
消毒(手とスマホ)し、ゲスト全員が儀式?を終えると、ホールへ案内されます。
廊下の突き当りには、いつもきれいなお花、その右が別世界。
大音響に包まれ、中央の舞台を取り囲むようにカウンター席。
シェフが登場し、挨拶と乾杯で、一気にセクレトモードへ。
カウンター席の一斉スタートのお店は多いけど、ゲスト全員で乾杯は楽しい。
①ジンジャートニック
自家製のトニックウォーターを使用してる様。
・秘密のハート
一口で食べるのが鉄則、中には今回アップルとパイナップルジュース
カカオバターでコーテイング
・喜界島黒糖どら焼き・能登味噌・フォアグラ・富士山の薪
ガラスの器を開けると、薪の香り、その瞬間にどら焼きを口へ。
お菓子の甘い物ではなく、味噌の味がほんのり漂うオシャレな味。
・セクレトクレープ・パープルスイートロード・パタタスブラバス
パンチェッタ・マイクロアマランサス
メニューを見ると、パンチェッタ位しか味のわかる物はないけど、
甘味系ではない、前菜的な楽しいクレープ。
②リンゴ、釜炒り茶
ここで、胡麻の入った器が置かれ、自分で擦り、シェフのチェックを受け、
奥の注射器に入ったソースと混ぜ、ドレッシングの完成。
・春野菜・能登猪・ロメスコ・喜界島の白ゴマ・オリーブの土
黒にんにく・マンチェゴチーズ
野菜の方には出来立てのドレッシング(ロメスコソースがメイン)を。
これが物凄く好み(ロメスコソースはスペインのソース)
山菜をこの様な味で食べるのは初めてでしたが、良く合います。
隣にはロースト猪・・・猪肉自体は何度か食べてるけど、ローストは初。
癖はないけど、ポークともビーフとも違うさっぱりした味。
③ジェニバーベリー、カモミール
・フォアグラフレンチトースト
一口大のフレンチトーストが台座(器)のお皿に。
そこにシェフが廻りながら、-196℃でカチカチになったフォアグラテリーヌを
削りながらのサービス。
セクレト定番の美味しい一品。
お皿をおろすと、下の器にはペアリングの
④ワイン用ブドウジュース(ドイツ)
ファルツァー トラウベンザウト ホーニッヒゼッケル
この組み合わせは、ペアリングってこういう事・・・と納得させる相性。
・アフロキャベツ カプチーノ
アフロキャベツはキャベツの新種ではなく、生産者さんがアフロなのでその名前だそう
生産者さんのアフロ写真でえ~っ!となった。
こちらでは季節の野菜を使ったカプチーノ仕立てのスープがあり、
毎回、美味しく楽しみにしてる。
今までで一番の好みは牛蒡。
でも今回も淡路の玉ねぎの甘味もあり、美味しい。
・パンは神楽坂の名店パンデフィロゾフのそれだけでも美味しいモチモチ食感の物。
⑤キウイのレモネード
物凄く美味しかった!ペアリングとしての相性は分からないけど、
これだけでおかわりしたいほどの美味しさ。
・能登メダイ・能登わさび菜・レモンバーム・紅菜苔・福井大野上庄里芋
メダイはサッと火を入れ、皮はパリパリに。
わさび菜ソースはすっきりピリッと。
上庄里芋は福井県のブランド里芋(マダムの親戚が生産者さんだそう)
・岐阜養老山麓豚・炭火・塩麹・能登115・唐川菜マスタード
塩麹マリネした豚を炭火で焼いて、美味しいのですが、
何と言っても、このお皿で一番気になる美味しさだったのはマスタード。
普通のとは違いピリッとした、鼻に抜けるような辛さがあり、豚ともマッチ。
付け合わせは、マッシュポテトと椎茸。
・パンとトリュフバター
トリュフが香るセクレト定番の軽~い食感のバターと美味しいバケット(フィロゾフの)
・土鍋ごはん・富山ホタルイカ・たけのこ・紅芯大根・能登山菜・木の芽
出来立ての土鍋ごはんは、間違いない美味しさ。
紅芯大根も彩良く、食感のアクセントとなり春を感じるご飯。
・お出汁
この日の野菜からとった出汁に、いしるをプラス。
野菜コンソメに和の香りで、ご飯に良くあう。
和食なら赤出汁でしめる感じがセクレトらしい和洋を感じるお出汁が嬉しい。
・ふきのとう・-196℃・苺・白玉・黒蜜
蕗の薹のアイスを液体窒素で作るのですが、その前にカウンターに流し、
皆がキャーキャー盛り上がる中、アイスが出来上がり!
少しほろ苦さのあるアイスは、黒蜜の甘さ、苺の酸味、白玉も入り、
さっぱりとした春を感じるデザート。
彩の緑はピスタチオトッピング
・能登高農園フレッシュミントティー
ミントの香りが爽やかな〆のドリンク。
デザートが軽いので、ミントティーもすっきりでOK。
(フレンチ等の重めのデザートなら、コーヒーが飲みたくなるけど)
・桜吐息
セクレトと言えば、初めに思い浮かぶお楽しみ。
シェフのパフォーマンスに目を奪われがちになりますが、
お料理と、ちゃ~んと考えられたノンアルも良く、
洋食系のお店では一番好きなお店。
★今回のオミヤは、スプーン(前回と同じ)
軽く口当たりも良く、自宅で大活躍中。
2021/06/25 更新
2020/08 訪問
楽しみにしてました~!
2019年は予約が取れず訪問できませんでしたが、今年は2度目。
すっかりはまってしまったお店。
普段殆ど行かない牛込神楽坂駅で降り、こちらまでの道はほぼ覚えていた。
8月なので、まだ明るいうちに到着ですが、秋から冬はボ~ッと浮かび上がる看板だけが頼り。
早めに着き扉が開くのを待ち、一番に入店。
ウエイティングバーで、ウエルカムドリンクを飲みながら支払いを済ませます。
その間、トイレで手洗いし(順番に)消毒、スマホまでのコロナ対策。
我が家は2人共お酒が飲めないので、ノンアルコールペアリング。
ペアリング・税・サ込で2万円
ドリンクはハーブティーの炭酸割、蒸し暑かったのですっきり。
ここのバーで作ってます。
アルコールの方は、色々選べるのかな~?
時間になりフロアへ案内。
ドアを開けると大音響!もう少し小さくても良いのでは?とも思うけど、
この音量と暗い照明が、まさに劇場の開演前を思わせ、
一気に別世界へ・・・ワクワクの開始!
(今年はコロナでコンサート等がキャンセルになりましたが、久々の高揚感)
カウンターと少し距離のあるテーブルで、ドリンクを作ってる姿も楽しい。
(お酒が全く飲めない2人なので、バーの様な所へ行った事もなく、新鮮)
殆どの食材はシェフの故郷、石川県の高農園の野菜、能登のお魚など。
①ヴァージンモヒート(ノンアルのモヒートの事)
ミントの香りが爽やか
・秘密のハート
カリッとしたコーティングの中には、キウイとブドウのジュース入り。
食べ方の注意を守り、一口でパクッと。
スイーツの様に見えるけど、爽やか。
・クレープ・鯵・蟹・ミョウガ・酢味噌
ほうれん草のクレープに鯵・蟹・茗荷を合わせた、
和洋が一体化した美味しさ。(こういうのをイノベーティブと言うの?)
②加賀棒茶
クレープに良く合う味。(ノンアルでもマリアージュあり)
・ビアガーデン
小さなジョッキの中は、見た目まさにビール。
パッションフルーツジュースとライムの泡。
昨年京都のフレンチで、同じ様な料理があったよね~と夫と話しながら。
おつまみの2品は、赤いかのバジル和えにマンチェゴチーズかけ、
イベリコ豚のパンチェッタの中に、何かを巻いた物。
料理の説明は詳しくされますが、それがどうであれ、とにかく美味しい。
ビアガーデン気分が味わえる内容で、何となく嬉しい。
・ガスパチョカッペリーニ・のど黒・サザエ・加賀太胡瓜・セロリ・西瓜
ガスパチョの冷製パスタはそれだけで美味しいのに、
大好きな海鮮、更には西瓜のかき氷までトッピングされた
思いもつかない組み合わせの美味しさ楽しさ。
・フォアグラフレンチトースト
シェフが目の前でフォアグラをかけて完成するスペシャリテ。
奥にはリンゴジャム、甘く濃厚な旨みのフォアグラが何と言えず美味しい。
何度食べても大好き。
③ワイン用ブドウジュース
すっきりした甘さが、フォアグラフレンチトーストともあい、
大人の美味しさなのよ・・・きっと・・と酔った気分?
・栄螺の肝ガーリックバターのパン
メニューにはない一皿でしたが、予想通りの美味しさ。
エスカルゴバターを思い出す味
・天城軍鶏・炭火・ビーツ・富士山の薪
蓋付の器を開けると、薪のスモークが良い香り。
天城軍鶏は炭火でふんわり、皮はパリッと。
ビーツのソースは、軽く、私にはいらない程、そのままで美味しかった。
④ドラゴンフルーツ
珍しい果物(買って食べる事はない・・・)なので南国気分が味わえる。
ただ確かシェフは北海道産と言った様な?(温室があればOKだけど)
・とうもろこし・シェイク
出来上がりは、冷製コーンスープのカプチーノ仕立てですが、魅せます!
飲めないので、バーテンダーを近くで見ることは今まで皆無。
中のテーブルでシェイクする姿も素敵で楽しめました。
・パン(美味しいパンドフィロソフィーの物)
・能登アラ・炭火・春菊・サバいしる・オクラ・綾紫芋
プックリとしたアラに栄螺の出汁ソース。
野菜の彩も良い(野菜は石川県の高農園の物)
・京の都もち豚・炭火・西京味噌・黄ズッキーニ・カブ
豚肉の西京味噌漬けは、少し家庭料理風の懐かしさも感じる味。
ここまで洒落た料理が続く中、味わいもホッとする。
・パンとバターこれも勿論美味しい
⑤釜入春番茶
これはご飯とのペアリング・・・ちゃんと考えられてる感がある
・土鍋ご飯・穴子・枝豆・木の芽
完全な和。
このところ、中華でもフレンチでも土鍋で締めご飯があったけど、
それぞれのテイストにアレンジされたのが多く、ここまで完全な和はなかった。
中も洋もそれなりに美味しいけど、和食が一番好きな私にとっては、落ち着く味。
・-196℃・バナナ・プラリネ・チョコレート
バナナジュースに液体窒素を入れ、ステージ?上で作られるアイス。
出来立てという事だけで、美味しく感じる。
・吐息
コロナヴァージョンは、各テーブルで。
それでも盛り上がるシェフの腕?
毎回同じでも、童心に戻り楽しめ、我が家の貴重なツーショット動画も。
★今回のオミヤはスプーン
前回のお箸と同じシリーズ?とても軽くて使いやすく、
オシャレ感もあり、お気に入り。
使う度、思い出すのも良いところ・・・又行きた~いと。
飲めない私達は、食べ終わるとすぐ帰りますが、
2回転目がない為、皆ゆっくりしてる様です。
更に飲みたい方は、バーで・・・の流れになるのかな?
住宅街にあるのに、本当に秘密の場所。
ドリンクのペアリングも含む税・サ込で20000円は、本当に凄い。
しかもこれだけの人気店なのに、一回転なのでゆっくり出来ます。
シェフもそこに全力投球!
色々素晴らしい所はあるけど、やはり一番はお料理が好き。
楽しみながら驚きながら、最後まで手抜きの一切ない美味しさ。
2020/09/27 更新
2020/02 訪問
行くほど好きになる・・・秘密
先の訪問は、2018年2月、6月、12月の3度。
2019年は全く予約が取れず、1年2か月振りの訪問。
待ってました~。
その間、TVで例の吐息を見たりして、又予約取れなくなる・・・・
と思ったら、その前からすでに2021年は満席だった様。
普段和食が多いですが、洋食系では好きなお店。
久し振りでしたが、道を間違えずにすっと到着。
扉を開けると、バーカウンターとテーブルと椅子が、12名分。
支払いを済ませ、ウエルカムドリンクの温かい生姜ジュース
この日は今季一番の寒さだった為、芯から温まりました。
最後の一組が少し遅れた為、説明があり、時間遅れで案内。
大音量の音楽が流れる中、暗いカウンター席へ着席。
中央のテーブルでペアリングの準備中、スポットがあたり、開幕。
【20000円のおまかせ】(税・サ・ペアリング込み)
1.シトラストニック(ノンアルペアリング)
全員にドリンクがいきわたり、シェフの登場。
トニックはオリジナルらしい等説明があり、かんぱ~い!
カウンター席での一斉スタートは、同席する方の雰囲気で違う物になるけど、
ここで、皆の楽しもうとする気分を盛り上げるのが上手。
・秘密のハート
軽く持ち、一口で・・・中にはオレンジ・洋梨・柚子のジュースが
見た目からは想像できない、爽やかな味が口にひろがる。
・ブイヤベース
スープを想像したが、全く違う物体が目の前に。
食べると確かにブイヤベースの味。
ホットドックの生地にほうれん草を練り込んだパン系。
・能登赤ナマコ・能登河豚・ナメコ
炙りフグとナマコの食感、生ナメコのトロリ感が全部をまとめ、
優しい味。(和食として美味しい味)
丸いゼリーみたいのは、オリーブオイルで、口の中で一緒に。
2.加賀棒茶
和食系の味には、ちゃんとお茶がペアリング。
・能登寒ブリ・紫白菜・富士山の薪・塩ポン酢
蓋付の器で、中から良い香りが・・・開けると薪、燻製の香り。
ブリのカツは中がレアで、それだけで美味しいけど、
香りが素晴らしく、美味しさを倍増。
・フォアグラフレンチトースト★
冷凍したフォアグラを、その場でシェフ自らがフレンチトーストに
お客さんとの会話をしながら、かけていきます。
ピンセットで食べるのも、楽しい。
この器は2段重ねで、下の器にはペアリングの
3.ワイン用ブドウジュース
・岩手 真牡蠣・ポワロー・マッシュルーム・アイオリ
大好きな牡蠣は、一度昆布の旨みを吸わせていると言う通り、
本当に旨みたっぷり。
・ごぼう・カプチーノ★
牛蒡の美味しい味がするのだけど、玉ねぎの甘さで泥臭くない
美味しいスープに。
どの料理でもスープ(椀)は一番好きで、気になる料理。
これは絶品!
・パン★・・・パン・デ・フィロゾフと作った特注品。
外パリッ、中むっちりの好みのパン。(販売してないのが残念)
3.りんご フェンネル
・能登サワラ・能登生岩海苔・あさり・昆布・九条ネギ・椎茸
あさり出汁にイシル(魚醤)を入れた和のスープをシェフがかけ完成。
鰆はふんわり焼けてるけど、旨みが少なくその分スープで旨みをプラス。
・シェイク
ここでソムリエさんの登場。
各自、自分でシェイカーを振り、作ります。
教えてもながら、バーテンダー気分。
テレビなどで見るのと、自分の姿の違いにがっかり・・・
・京都七谷鴨・インカのめざめ・オータムポエム・ハコベ
火入れはばっちり、美味しい鴨は、丁度良い血のソース。
・パン・トリュフバター(大好きな、軽く、トリュフの良い香り)
パンはフィロゾフのフランスパン。
・黒文字茶には、生姜スライスにクローブが刺してあり、生姜の香り。
・炊き込みご飯・能登毛蟹・せり・源助大根・いくら
間違いのない美味しさ。最後にイクラをかけ更に美味しく。
ここに赤出汁でもあれば、和食を食べた気分。
・りんご・バスクチーズ・クロワッサン・-196℃
中央のテーブルで液体窒素がフワ~っと流れ、
そこでバスクチーズケーキ味のアイスが完成し、盛り付け。
・吐息ではしゃいで、お開きです。
料理には超高級食材を使うわけではないけど、それを補ってあまりある
美味しさとCPの良さ。
ここに訪問しなかった1年間、他のフレンチも行き、
お店毎に特徴はあるものの、シェフのパフォーマンスを差し引いても、
私好みの味と内容でした。
更に、ペアリングもとても良く考えられてました。
ノンアルペアリングだと、なおざり?あまり合ってない感じのお店が多い中、
ここは満足できました。
行く度にもっと行きたくなるのは、派手?な演出だけではなく、
料理、ペアリングの良さ、そしてその満足感に対するCPの良さです。
2020/05/15 更新
2018/12 訪問
3度目は五感をフル活用!・・・《キャッツ》の後
前回2度訪問で、お料理も美味しく、シェフの舞台演出?も
とても楽しめたので、今回は、全てを楽しもう!と訪問。
《キャッツ》を観た後なので、丁度良いテンション。
地下鉄降りた後、道は覚えていたはずなのに、見つからず・・・
入り口とウエィテイングバーを少し改装。
以前より広くなり、カウンターは座れるようにもなってます。
(バーとしてもオープンするそう)
【18000円】のコース(ドリンクペアリング)
ここでアルコールかノンアルか伝え、支払いを済ませ、
①柚子ジンジャーを飲みながら待ちました。
時間になったら入店です。
今回は奥の方に座った為、厨房も見え、舞台?となるテーブルも近い。
いつもの様にシェフの挨拶があり、食事開始。
②シトラストニック
黒真珠
中はミカンと梨のジュース、外側の黒は竹炭。
一口で食べる様説明・・・口の中は甘酸っぱいジュース。
ナツメヤシ・パンチェッタ・マカンボ・柿
柿は上にのってるシート状の物。
さっぱりした前菜
秋刀魚・秋トリュフ・オリーブ
をパートブリックで包焼きしたもので、
トリュフも秋刀魚も、ちゃんと美味しく、良い香り。
フォアグラフレンチトースト
お店定番のフレンチトースト。
目の前で、シェフ自ら、これでもか!と言う程のフォアグラを。
フォアグラは、じっくり火入れし192℃で凍らせた?物。
(フレンチ等で、温度の説明がされることがあるけど、良くわからない・・・)
牡蠣・アリオリ・ポワロー
牡蠣のグラタンで、大きな牡蠣をカットし、ポワローと。
その時に使うスプーンが、素敵。
③梨のカクテル
牛蒡・カプチーノ
毎回、たっぷりの美味しいスープがあるのがお気に入り。
牛蒡の土臭さ?はしっかり感じられるけど、クリーミー。
太刀魚・炭火焼・能登白子
シェフの出身地、石川県の海の幸も美味しい。
炭火の香りが美味しさを増します。
④カモミールティー
和牛・富士山の薪
薪の香りがしっかりついて、トランペットキノコ等と共に。
口直しのエルダーフラワーは、一口でトゥルンと。
作ってるのが見えるので、とても楽しい。
松坂豚・パイヤッソン・柚子胡椒
パイヤッソン(じゃが芋の千切りを焼いたもの)が添えられ、
柚子胡椒で和風なイメージ。
パンは太刀魚の時に1種、お肉の時に更にもう1種。
どちらも美味しく、この日のバターはトリュフバター
香りが良く、軽く、と~っても美味しかった。
⑤エキナセア・ダンデライオン
リゾット・ズワイ蟹・あご出汁・能登モズク・鱒の筋子
ホッとするリゾット。
クロワッサンのアイスとシャインマスカット
アイスだけど、クロワッサンの味がする。
ここまでしっかり食べて、最後は吐息で盛り上がり、楽しい時間が終了。
普段、ほぼ和食ばかりで、フレンチ等の洋食系は行かないので、
その手法等は説明されても、あまりわかりませんが、
特別な食材等ではなくても、薪の香りだったり、作ってる所を見て、
本当に五感で楽しめると実感しました。
あまり難解なフレンチではなく、少し和が香る洋食として(私の見解)
お気に入りです。
2019/08/21 更新
2018/06 訪問
2度目は、お料理を味わいに訪問
前回は、楽しかった事ばかりが記憶に残り、お料理はどうだったんだろう・・
でも美味しくなければ、2度目はないはず、今回はしっかり味わう為に訪問。
普段、殆ど和食ばかりなので、洋食系の自分好みのお店は、
この時は見つかっていない。
好みのお店を見つける為の食べ歩きなので、2回目は肝心。
前回は2月だった為、19時は真っ暗でしたが、2度目なので道もわかり、
まだ明るいうちに到着。
入店し、狭いウエィティングバー?でドリンクを飲みながら支払い。
【18000円のお任せ】ドリンクのペアリング・税・サ込の代金
我が家はノンアルペアリング、飲めない私にとっては、とても嬉しい。
洋食系は特にワインなど色々あるので、飲まないと肩身が狭いですが、
なんとなくのんびり食事できます。
ここで①・ハーブティーの炭酸割(すっきり)を飲みながら、支払いを済ませ
19時に店内へ。
中央のステージ?風テーブル(調理台)を囲むようにカウンター。
いつもは和食のカウンター席が好きですが、距離的にはそれよりかなり遠い。
ただ、料理しながら説明、こちらにシェフが来て、いつも楽しませてくれます。
メニューを見ただけでは、私には料理が想像できず、考えている時間も楽しい。
②・ジンジャーソーダー
・黒真珠
ガラスの上に、ポツンと黒い球体。
中は、マンゴージュースが入ってるので、一口で。
・ツブ貝・マカンボ・クリスタルポテト
一番上の透明のがクリスタルポテト・・・前回感激したお芋
マカンボはナッツの一種
そこに挟まれてるツブ貝は、ちゃんと美味しい。
③・白ぶどうジュース
・フォアグラフレンチトースト
最後に、テーブル上で目の前でフォアグラパウダーをかけてくれる。
パウダー状の時は、殆ど味がないけど、フレンチトーストと合わせると、
フォアグラの存在感大。
④・抹茶レモネード(けっこう好み)
料理の前に妙な物が?渡されました・・・中にはシソ・ゴマ・オリーブオイル
これを自分で擦って自家製ドレッシングを作ります。
かなり頑張って、やっとOK!
参加型?料理教室風で、こんなところも楽しい。
このドレッシングを付けるのは、
・能登 フグと白子
どちらも大好きで、更に自分で作ったドレッシングなので、美味しさ倍増。
・イカ・ガスパチョ・マンチェゴチーズ・キャビア
メニュー名は素材名ですが、まずはスープ的なのが目の前に。
その後マンチェゴチーズのムース?を液体窒素で固めた?のを最後にかける?・・・
というあまりよくわからないけど、なんだか楽しくなる仕掛け。
味はちゃ~んとイカそうめん風だけどガスパチョ。
・イベリコ豚の秘密
イベリコ・デ・ベジョータ(どんぐりを食べた豚)のセクレト(部位)を
52℃の真空調理だそう。
目の前でまだ燻製されている為、開けた時は本当に良い香り。
更にサラダ仕立てですが、最後の椎茸が美味しい。
・かぼちゃ・カプチーノ
南瓜のポタージュ。
玉ねぎと南瓜だけの、濃厚な甘さがありながらすっきりした味わい。
⑤・グアバと黒酢
ここで魚料理とパンがセッティング
・天然ハタ・ホタテ・ラビゴットプロヴァンサル
火入れがバッチリ!完璧に好み。
和食のお店でも、魚の火入れは私にとっては重要ポイント。
口直しは・エルダーフラワー
ゼリー?(トゥルンとした)の中にお花で、ミント味。
これも又オシャレ。
ここで、今日のお肉を見せてくれます。
・和牛・富士山の薪・バジルの富士山の薪が使われ、燻製?
最後にバーナーで焼き、綺麗に盛り付けられ、再登場。
ネットリした食感は、頬肉の様。
・リゾット・天使の海老
しめはご飯、フグの出汁で作ってるので、海老が無くても十分な美味しさ。
食べている間にシェフは又、液体窒素と戯れています。
・きな粉・醤油-196℃
和風アイスクリームで、きな粉と、醤油は〈小豆島の再仕込み醤油〉で
バランスが良く、美味しい。
最後は・吐息で盛り上がり、3時間の楽しい時間がアッという間。
お料理が美味しい事も確認でき、次回の予約をし帰宅しました。
あれから半年、また楽しい時間が近付きました。
ひとつ物足りないのは、最後コーヒーが飲みたいな~
2018/12/09 更新
2018/02 訪問
美味しい?より楽しい!・・・《らん展》の時の夕食
《らん展》に行く事を決め、以前から気になっていたこちらへ予約。
当日は普段あまり行く事のない、牛込神楽坂から地図をみながら、
やっとたどり着きました。
到着し、店名を確認しても入店を迷う様なドア。
恐る恐るドアを開けると、ウエイティングスペースに人がぎっしり!
コンサート会場の待合の様な状況。
店内は全く見えず、そこで予約確認をし、荷物を預けます。
19時になり、オープン。
ぞろぞろと店内へ。
店内は広く、中央に手品でもするようなテーブルがあり、
周囲の広いスペースに、カウンター。
【お任せのコース】と【ノンアルのペアリング】
食べている時も、あ~美味しいと思うより、これは何?
どの様に作るの?ばかりが気になり、あまり美味しいという記憶はない。
その代わり、コースの終わりまで、常にワクワク、ドキドキさせてくれる、
初体験の食事でした。
一応メニューと内容を記入しますが、詳しい事はわかりません。
まず、テーブルのセットから、面白い。
お箸とピンセット
お箸好きには、高得点!(ナイフ、フォークは苦手)
ただこのピンセットには興味津々で、何を食べるの?
・秘密のオリーブ
イチゴ味で竹炭パウダーがかかり、外はカリッ、中はシュワッ。
何だったんだろう・・・秘密?
・未来寿司
お皿の隅にちょこんと、泡?
下は古代米等を揚げ、上は柚子のエスプーマ
う~ん・・良くわからない、カリふわ食感。
・ウニ・カニ・キャビア
ウニのムースはけっこう固めで、高級素材攻め。
しっかりウニ味してる。
・フォアグラの雪
何と、フレンチトーストにフォアグラパウダー。
リンゴジャムも添えられ、私の味の世界は超えてしまい、
美味しいのかどうなのか微妙。
ここでピンセット!
・鴨・58℃燻製
これは素晴らしい香り!
お肉がしっとり
・南瓜・エスプーマ
表面を液体窒素で固めて。
出来上がった写真だけでは、よくあるかな~と思いますが、
その工程が見ていて、とても楽しい。
・牛蒡カプチーノ
牛蒡、玉ねぎ,ジャガイモを使った食べた事ある美味しい味。
・ハタ・サフラン
ちゃんとした魚料理
・包まれたりんご・フラワー
これは食べ物?食べて良い?と不安になる様な・・・
・和牛・富士山の薪・クリスタルポテト
お肉ですが、びっくりしたのがポテト!
お肉の上の透明なシート?ポテトです。
・リゾット・アカモク
ここでやっとホッと出来る味。
美味しい出汁の和リゾット。
・チーズケーキ
良くわからない
・蜂蜜・ミルク・-196℃
美味しい
最後にメレンゲですが、お客さん全員で、楽しく!
何を食べたか?と言う記憶は残らず、普通に美味しかったのですが、
あまりに進化?していて、私の食の世界観には全くなかった物ばかり。
でも楽しさは150%!
楽しい記憶ばかりが残っています。
コンサート等と同じ様な、食後感でした。
ノンアルのドリンクの記憶はすっかりありませんが、
色々飲んでいる様です(写真を見ると)
そんなわけで、次回は味も楽しむように、
予約をして帰りました。
再訪日が迫ってきたので、おさらいの為、早めのアップです。
(2月訪問ですが、今のベースレビューは2017年8月なので、早いのです)
2018/06/20 更新
大好きなお店のお節?〈SHOWCASE〉のネーミング。
昨年に続き、2度目の購入。(1時から3時の受け取り)
初めて買った昨年は、内容も分からなかった為、2人で1セット(全ての料理をシェアした)
でしたが、内容も和洋折衷で食べ飽きず、何といっても大好きなシェフの味なので、大満足。
今回は一人1セット(3万円)注文。
日比谷のうなふじで鰻ランチの後神楽坂へ。
到着し、入店すると、すでにワイワイと盛り上がっています。
レストランフロアでドリンクを頂き、受け取りましたが、今回は1人1セットにした為、
私も自分のを持ち歩く事になり、少し重かった・・・(この後新宿へ)
帰宅後、メニュー、料理を見てると、小さなカードにQRコードがあり、まずはこちらをと。
スマホにかざすと、レストランフロアで撮影されたシェフの挨拶、料理風景が見られ、
SECRETOでの食事の様な雰囲気になります。(凄い!・・・アナログ人間の私には感動もの)
2段重ねのお重と、さつまいものポタージュ、オリジナルのジンジャーエール付。
メニューを眺めながら、いつ、何を食べるか考えるのも楽しい。
サンドイッチ、オムライスドリア、コロッケ等の懐かしい感じの洋食系から、
唐揚げ、シュウマイ、鰆の西京焼き等の日常のおかず的なもの、SECRETOらしい
創作的な料理が、和洋を超え、入り混じって盛沢山。
やはりどの味も大好き。
大晦日の紅白ではなく、WBCのテレビを見ながら、翌日は駅伝を見ながらランチに。
美味しい料理を食べながら、好きな番組を見る良いお正月でした。
今まで、色々お節も買ってみたけど、又ここが良い!と思うお店には出会えなかったので、
とても嬉しいお節です。
又、今年も販売して頂けると良いな~。