フランチェスカさんのマイ★ベストレストラン 2011

フラニーのお散歩記録

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

職場近所のランチレビューから始まった食べログですけれど
ここ1年でずいぶんいろんな店に行くようになりました。

「わあ、行ってみたい」って思うようなみなさんの素敵なレビューの数々。
初めての場所でも、迷わずはずれのない店を選べる嬉しさ。
食べることそのものも好きですが、食べログであれこれお店を迷うのも楽しいなって。

快く情報を共有させてくださるみなさんに感謝するとともに
私のつたないレビューも、どなたかのお役に立つことがあったらいいなあと
夢見ています。

マイ★ベストレストラン

1位

山猫軒 (駅前、駅前大通、豊橋 / 創作料理、すっぽん)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2012/06訪問 2013/08/08

新幹線に飛び乗りたい!

2012年06月再訪↓

今日で3回目になる訪問。お店は混んでて、伊藤さんとっても忙しそう。
LANSONをグラスで~。これ飲むと、いつも香港のCXのラウンジ思い出すな。
つまみにピスタチオオイルとパンを出してもらったので、のんびり待つわ。

●赤いか
とろっとろなの。8枚に削いだものは厚みがあるけど、ふわっと柔らかい。
3種類のカットでいただくと、違いが歴然としてるわ。大葉の香りもよし。

●赤いかの耳の炙り
あああ、こんなにちょっぴり(涙)画用紙くらい食べたいよお。
やわやわな身、醤油をきかせて、香ばしく焼いてある。
ここでシャンパーニュおかわりしました。

●イカの軟骨部分
●げそ
と続き、フランス産白ワインにいっちゃう。

●モッツアレラ4種
●ほたて串 その1
 身が本当に甘い!伊藤さん特製のたれの味好きだ。

●ホタテ串 その2
 ローズマリーとオリーブオイル味でいただく。
 白い身と、枝豆のコントラストが美しいわ。
 ローズマリーって肉と合わせるものだと勘違いしてた。
 魚貝でもロースト系には最高に相性がいいのね。 
 ヤーデン(イスラエルの白ワイン)に移行。

●手羽先(ダンナ専用)
 脂はのっているんだけど、塩加減や火の通し具合がちょうどよいのでしつこくない。醤油を隠し味に。

●魚串(私専用)
 鯛でした。普段自分が想像する鯛とは違う野生味を感じました。最も美味しいひれのとこを。

次はピノノワールを使った白。でもきれいな薔薇色だわ。でもロゼじゃないんですって。
ニュージーランドの完全なオーガニックワイン。

●せせり(ダンナ専用)
 名古屋こーちん。塩だけなので、肉の味がストレート。

●魚串(私専用)
 ううん、シンプルに焼いたやつよりも、タレの方が好き。

更にシャブリを。

●せせり(ダンナ専用)
 たれ風味。肉が最高にうまいそう。塩とは甲乙付けがたしって。

●串シリーズ ヒメサザエ。肝の苦みがいいわねえ。

今日はワイン三昧だな。ブルゴーニュ白をいただきます。これ、かなり好きだ。

●串シリーズ つぶ貝
 
●名古屋こーちんの湯引き(ダンナ専用)を醤油タレで。

●銀鮭(私専用)
 ポン酢でいただきます。ほのかな桜色がうふふ~な鮭。

●鳥の炊き込みご飯
 
●鳥のスープ
 塩と醤油だけ???
 うそって言いたくなるほどに、濃厚で芳醇なお味 
 何の臭みもなく、純粋な旨身のみのスープですわ。エクセレント!

浦霞の焼酎で、「2012復興元年 希望の夜明け」。
清酒のかすで作った焼酎ですって。震災のさなかに、タンクで醸造中だったもろみから
作った二度とできないお酒だそう。異例の措置として許可をもらったんだそうです。

●串シリーズ 鱧の焼いたのに、たれ。

●鱧の骨の出汁のお吸い物。

この時点で23時過ぎだけど、店内にいる人は誰も!誰も帰りませんよ。
割と早い時間におひらきしてる印象があったけど、こういう時もあるのね。

福正宗純米濁り酒しろき
カルピスみたいにまっ白だーーーー。
甘酒みたいに甘くないけど、かなり濁り系ドライ。
濁り酒にありがちな麹くささがなくて、かつ旨身たっぷり。

●串シリーズ ヨークシャー豚三枚肉とタマネギ
 茨城で作ってらっしゃる方がまだおいでで。 
 今は「モチ豚」という名前で出荷しているそう。
 これって、私の加入してる生協で買ったことあるかも。
 タコとタマネギ タマネギの甘さといったら格別です。
 
●台湾産アップルマンゴーとメロンに生ハム
 ぎゃー、肥育をしていない豚の生ハム。サシがないんですよ~。
 私も赤身だけいただいたけど、これむっちゃうまいの。
 ずーーーっと噛んでても臭くならないのが特徴。
 
まだまだ赤ワイン ジンファンデルとシラーズのミックス

●ライチとマンゴー
 東南アジアにこれだけ足を運んでいて、現地の果物食べる機会も多いのに
 こんなライチはじめて。この皮、独特だなあ。冷凍のもののそれとは天と地
 ほど違うの。

ダンナは更にシングルモルト スコットランドのアバディーンの飲み比べを。
左はじが現在のボトル。ほかの2本はいずれも1990年代のものですって。

●チーズ盛り合わせ いちじくとともに
 チーズは見ただけで、よだれがだーーーって出るような
 それはそれは食べごろのもの。蜂蜜をたっぷり、大振りな
 いちじくとあわせて食べると、言葉にならないわ。 

●アナゴ
 醤油ベースの味付けで、ルッコラがあうなんて。
 ここのルッコラとトマトは、毎回本当に感心しちゃう。

●ホラ貝(私用)
 さ、これがでた時点でもう12時10分ですが、お客さん誰も帰りませんわ(笑)
 ホラ貝って、身はそんなにやわくないけど、噛めば噛むほど味がでる貝ね。
 オリーブオイルでソテーして、小さいパンも添えて。

まだまだ赤ワイン 

●子羊(ダンナ用) 私はもうギブですが、まだ追加オーダーしてるダンナ。

くるみのリキュールでノチェロというもの。30年寝かしたものと、今のを両方味あわせてもらう。
スペインで一番の老舗のシェリー酒などを更に飲み、へべれけ。
今回もよく食べて、よく飲んだわーーー。
泊まりが豊橋だったので、終電気にせず楽しめました。
実はこのあと、伊藤さんおすすめのバーボンの専門店にも寄ってしまったんだった。


2012年01月再訪↓

去年の9月の感激が忘れられず、ダンナの実家訪問を理由に予約を入れました。
でも実はここに行くのが一番の目的だったりして。お店は、改装されて、少しきれいになってました。
今回もひとり1万円(料理)を予算にお願いし、飲物は+アルファでおまかせで。

最初にいただいたスプマンテは、3年寝かせてあるコクのあるスパークリングです。
1泊10万越えと噂の、あのヴィラ・デステが作らせてるもの。

●エピのような形の中に、由比ヶ浜の新鮮な桜エビをみっちりと詰めたパンが。
 桜エビとパンの組み合わせって、どんなか想像つきます?私は直球ど真ん中来ました。
 これはどんなパン屋さんでもまねが出来ないと思うわ、その独創性も、コストの面でも。
 同じく自家製でくるみといちじくが贅沢に入ったパン、あとは前回も素晴らしく感動した
 ピスタチオオイルにつけるシンプルなパンの3種類です。

●兵庫の殻付き生牡蠣
 つるっと飲めて、まことフレッシュな香り。

●海の幸のサラダ 
 トリ貝、生牡蠣、海老が盛られたお皿に、味の濃いことこの上ないルッコラとトマトを
 あしらって。

カリフォルニアのシャルドネ

●カレイのカルパッチョ
 むちむちして味のあるカレイだなあ。ヒラメに勝るとも劣らず。
 フランスの何かの種(失念)から作ったオイルとお醤油だけというシンプルさなのが
 信じられないほど。アーティチョークと詰め物したオリーブが添えてあります。

●モッツアレラチーズ
 配合飼料を一切使わない、牧草だけで育てた水牛の乳から作ってるそう。
 それも素晴らしく美味しいのですが、このお皿の主役はケッパー。
 ケッパーがお花のつぼみを塩漬けにしたものだってことすら、私は知りませんでした。
 何かの実かと思ってましたもの。シチリアのそのまた先のパンテッレリア島で採れる
 ケッパーは、世界一の最高品質だそう。ケッパーのすっぱみは自然のもので
 酢漬けにした酸味ではないってことも初耳。
 ああ、いつもは脇役のケッパーの一粒一粒が輝いて見えます。

徳島は剣山の超軟水で醸された純米酒、三芳菊を2種類。
ダンナにいろいろ飲まされてきましたが、こんなお酒は初めて。この甘さはなになに~。
甘いのい全然しつこくないの。日本各地に酒の湧く泉の伝説はあるけれど、そんな泉が
本当にあるのなら、まさにこのお酒がそうだろう。ああ、極上の甘露なり。寿命が延びそうだわあ。

●干し数の子とスッポンの煮こごり
 これも初めて食べるわ。数の子って乾物になるんですね。今は塩漬けや冷凍が
 主な保存方法ですが、こういう手法もあるのね。戻すのに2週間かかり、1日1回水を換え
 根気よく戻していくそうです。今まで知ってたどんな数の子とも違う歯ごたえ。ポリッポリッと
 小気味よい。スッポンは旨みだけが凝縮されたもの。黄ニラのくせのある風味がアクセントにちょうどよし。

●巨大なサザエの肝炒め
 イタリアン風にソテーしてあります。大きいと大味になるのかと思いきや、実は柔らかくて。
 肝を使っていても、苦みは一切ないのが不思議。

ポルトガルのマディラワイン。これも伊藤さんらしく10年物の。これって干し葡萄の味がする!
甘くて口当たりがいいけど、あとで腰が抜けそう(笑)。

●ハム類盛り合わせ
 バルサミコに1週間漬けてみたとおっしゃるウンブリアのハム、バスクのサラミ、パルマのハムなど。
 私の分として、生ハムの脂身をカットして出して下さり、お心遣いを嬉しく思いました。
 手間暇かけて丁寧に熟成された高級品のハムは、芳醇としかいいようがない。

●ワタリガニのソテー
 活のワタリガニをその場で炒めちゃう。ニンニクを効かせたアーリオオーリオ風です。
 豪快に手づかみでいただきます。手も口の周りも油まみれでくわんくわんですが、熱々のうちに
 むさぼるこれは、本当に気に入りました。ワタリガニって、毛蟹やズワイに比べればお値段的には
 安いけど、実に身の美味しい蟹だよなって、再確認。

20年物の紹興酒が登場。あああ、私の大好物。それと40年物のイモ焼酎をダンナに。
厨房にトンデモナイお酒が秘蔵されているのは、こないだの訪問でわかってはいますが
伊藤さんの人脈と選ぶ目の確かさにはひれふすばかりです。。。

●パスタ
 ワタリガニのミソを使った、もちもち太めのパスタです。生のエビカニにはアレルギーがあって
 韓国のカンジャンケジャンは食べられない私ですが、このパスタと紹興酒を一緒に飲むと
 ちょっと疑似体験かも。

私は紹興酒のおかわり。ダンナはシェリーをもらいつつ。

●パスタ
 2つ目のパスタ。今度は生の白子が大胆に乗ったものです。おお、少しも生臭くなく
 旨みと新鮮な香りだけが口いっぱいに広がるわ。これは白子NGのひとでもいけてしまうだろう。
 甘いプチトマトで口直しをしたのち、素早くパスタをすするのがお作法です(笑)
 男前な一品と伊藤さんおっしゃっていましたが、ナルホド。

年末から年始にかけて、夫婦2人でいまいち調子が悪かったのですが、なんか!お店に来た時
よりも調子がよくなっているわ。前回もあれだけ食べて店を後にした時、全く胃がもたれていない
ということに驚きましたが、やっぱり偶然じゃないのねえ。

●汁麺
 炭水化物3連発ですが、量が少しずつなので難なく入っていきます。
 クリスマスにお店でターキーを出したそうですが、それで出汁を取った七面鳥ラーメン!
 ああ贅沢だわ。本当は手打ちで出すけど、今日は乾麺でと。国産小麦使用したこの麺、おいし♪
 茹で加減が絶妙で、ほんのわずか芯が残るこの加減が、本当のアルデンテなんだと、しみじみ。

●フカヒレ煮
 ヨシキリ鮫の尾びれだそう。ガラとモモ肉などを使った出汁で、少しスパイシーな味付けね。
 金色に輝く繊維質は、1本1本が太くて、このくらいのものは私は香港でしか見たことないかも~。

(●お肉 ダンナ用。スモークをかけた手羽先。1本ですがおおぶりです)

次に合わせてくれたお酒はイスラエルの赤ワイン、YARDENです。

●チーズの盛り合わせ
 洞窟の中で熟成させるタレッジオに似ているけど、実は違うというチーズ(笑)。
 ナポリでチーズを作っている兄弟にオーダーしたものというから驚きデス。クローバーの蜂蜜も添えてね。

(●お肉 ダンナ用。脂の一切ない赤身だけの牛ステーキ)

●スッポンのモモの付け根の脂身!
 ダンナが一人分だけぜひスッポンを食べたいとリクエストしていたので、私もお相伴させてもらいました。
 今気が付いたけど、画像ナシ。口に含んだ瞬間じゅわーって音がして、独特の甘さと濃い味が広がる。
 ふうん、魚の脂とは全然違う味がするのねえ。

●フレッシュなフォアグラを「漬け物」にしたもので、丼を作って下さる。「漬け汁」はマディラ酒と醤油と
 蜂蜜だそうだけど、正解を教えてもらうまで全然見当がつきませんでした。丼のご飯はリゾットです。
 ここんちのルッコラは野生種みたいに味が濃くて、市販のハウスなんかで育てられている物とは全然違うの。

(●ダンナ用。一人スッポン鍋。軽く作って下さいました)

そのスープに卵を落としたもの。この落とし卵がまたべらぼうにウマイ。黄身も味わい深く、そこらの食材
ではないとすぐにわかります。

さすがにおなかが一杯。ダンナお楽しみのお酒タイムに突入。今日は豊橋泊まりではないので
私は控えてきた終電の時間を気にしつつ。。。でも飲んじゃう。
勧めて頂いたのは日本に入ってきた30本のうち、6本を伊藤さんが入手したというカスクウィスキー。
私はデザートワインをもらいましたが、これふんわりオレンジの香りがする!なんて癒し系。女性は
好きなひと多そう~。

●デザート
 普段なら、ご辞退申し上げるところですが、不思議と入ってしまう甘い物。お酒を使わずに作った
 というティラミスです。あ、これも画像がない。美味しかったという記憶のみ残っていればいっか(笑)

最後の〆に、「ビッグピート」というモルトブレンドのお酒。火を噴きそうな46度。
アイラ・モルトのみのブレンドで、貴重だという「ポートエレン1983」を含んだアードベッグ、カリラ
ボウモアの計4種類ですって。

食事するためだけに飛行機や新幹線に乗っちゃう店は、長崎の武蔵さんと、ソウルの東村、それに
ここ山猫さんっていうくらい愛してる。
もうすぐ伊藤さんが東京に公演においでになるそうで、私たちはすごく早起きして会場に並ぼうと画策中。
料理教室は1泊2日で受講できるとお聞きしたので、これも近い将来ぜひ参加させてもらわなくちゃ。
豊橋へはすでに6月の訪問を決めて、ホテルも取っちゃった。。。って、どんだけ好きなんだ。


2011年09月初訪↓

猫さんを里子にもらうことになり、豊橋までおでかけ。
最初は日帰りで考えていたのですが、引き取る前にランチでも。。。と検索した
豊橋の食べログを見て、考えが一変。このお店、豊橋で4.2をつけてるんですもん。
レビューを拝見すると、あの有名な方が、満点5を!
ほかのお店でランチ営業もされてるそうですが、これはひとつ夜に訪問しなくては。
速攻お店とホテルを予約し、前日から豊橋入りすることに決めました。もちろんダンナも大賛成。

あいにくの台風でしたが、新幹線は平常運行。
猛烈な風が吹く中、お店に歩きました。
前もって外見を、写真で見てはいましたが、まあ知らなければ絶対に入ろうと思わないかも。
店内も、引っ越し直後なのか?と思うほど片づいてなく、厨房に至ってはもう笑っちゃうほど。
入口すぐわき、カウンター席のベンチに腰掛けました。ここはすみっこで落ちつくわ。
あ、こちらのお料理は電話の予約時に予算を告げてのおまかせです。
ちなみに今回は一人1万円でお願いしました。
食べられないものや食べたいもの、リクエストは出来うる限りした方がいいと思います。

お肉NGということを伝えていたのですが、台風の影響でいい魚が入らなかったとのこと。
そのかわり、こんなのがね。。。って、ご主人が見せて下さったのがどうまん蟹。
湖西(浜名湖)で取れる蟹だそうで、 日本で採れるのはここだけ。
あとで調べたら、浜松のひとでも滅多にお目にかかれない幻の蟹だというじゃありませんか。
亡くなった昭和天皇の好物で、これのために別荘建てたとか建てないとか。
実物でかっ!西表でよく見るノコギリガザミみたいだねと話していましたが、アレの仲間だそう。
あとでね~って言われたけど、待ちきれないよん。

まずはすっぽんのにこごり。あわせるお酒は黒麹を使った日本酒 。
単独で飲むと濃い感じだけど、すっぽんのにこごりを食べて、これ飲むと妙にさらっと。
水みたいにいけてしまうな。
あ、お酒もね、お料理に合わせ、おまかせにしちゃいました。

かますの煮付け。使ったのは水と醤油と砂糖だけだって。ふわっと仕上がってるナア。
赤い魚を煮付ける時の甘い味付けなんだけど、意外にも合うのね。

ピスタチオのオイルにパンを添えて。これだけグリーン色が出るのは相当お値段のはるもの。
私は初めて食べましたが、ピスタチオの香りがぷんとただよい、まったりしておいし。
市価の高級品は250ミリリットル4500円もしますが、ここで出してるのは、フランスでたった一軒
が作ってる最上品。他社がまねして作るけど、味は全然追いつかないそうですよ。
こりゃ、お値段聞く勇気がありませんてば(笑)

ここで白ワイン。Val de Loire ロワール渓谷地方のTouraine トゥーレーヌ地区のものとしか
メモがない。。。作り手読めない!でも、山猫軒さんのブログを拝見したら、ちゃんと出てました。
ソービニョンブランの魔術師といわれる方の作。去年もおととしも入荷がなく やっと入ったんですって。
彩りもきれいなクロスティーニ達。人参、マッシュルーム、白インゲンとトマトなんかのピューレ。
イクラは自家製。銀鮭のいいのが入荷したので、卵にその場で塩した新鮮なもの。
ガーリックトーストとトマトのものも、とっても甘くて。

鱧湯引きは2種類。メモし忘れたけど、何かの種のオイルをかけたもの。
それに自家製紅生姜をのせたもの。大好物の鱧が、今年まだ食べられるなんて嬉し。
そして、お吸い物。鱧の骨を掃除して、天日干しに。水から煮て、煮立てないようにすると、いい出汁が
出るんですって。味付けは醤油(調味料も選りすぐりをお使いの山猫軒さんでは、三ツ星醤油使用)。
このお椀をいただくには少々お作法があるのですが、まず鱧にはさわらず、スープを一口二口。
それからおもむろに鱧の身を食し。全部混ぜてから飲み干すと、これまた鱧の饗宴ですねえ。
千利休が秀吉に出したと言われるお椀だそうですよ。

それから、ほかのテーブルの方が召し上がっていた渡り蟹のパスタに、いい匂いだな~と
鼻をすんすんいわせてましたら、こちらにも少しずつ取り分けて下さった。
トマトソースがピリ辛。蟹自体が新鮮なので、臭み一切なしです。蟹の身も甘いし。

そして今日のメインイベント!あえてイベントと言います。
お店に入った時に見せてもらったどうまん蟹が、食べやすいように割られて登場です。
思わずロッキーのテーマソングが流れましたよ、脳内にですけどね。
無理やり仕入れて下さった貴重な一匹。この仰天するような大きさ。
これ、よそで食べたら一体いくらするのやら。2人で2万の予算で出すようなサイズではないことは
素人の私にもわかります。この蟹、滅法甘いし、旨味が独特ですね。うん、口福口福。
蟹にあわせて出してもらったのは、菊姫山廃純米。このお酒は寝かせてあるので、黄色味あり。
蟹の後味を、すっきりと洗い流します。

さらには海老の焼きリゾット。
身はないですが、出汁を海老でとっているので、旨みすごっ!
添えてあるルッコラが 香ばしいわ。

ナポリより空輸したモッツアレラ。熟したのとフレッシュなの、両方を食べ比べてみてって。
これも、多分ほかの食材と一緒で、通常のルートでは入手不可能なものでしょう。
直接現地まで行かれたのか、作り手さんをご存じで。なかなか品質が安定しないんだよねって
話してらした。安定したのが欲しければ、大手のを買えば?って言われたそう。
ガンコな職人さんなのでしょう。バジルは厨房に置いてある一葉が、カウンターのこちら側にも
香ってくるくらい。 素晴らしい味わいのチーズでしたよ。
お酒は、個人が作ってるスペインのシェリー酒。ロックでね♪

またまたパスタ。さっきからリゾットやらパスタやら、めっちゃ食べてるのに
臨界点に達しないのよ。普通なら、とっくにパンクしてる。
丹波黒豆、利尻か礼文の生ウニをたっぷり使ったもの。オリーブ油とにんにくのソースですが
火を通さないで、パスタにあえただけ。うん、火を通したら、ウニとニンニクを使ったオイル系パスタは
無理かもしれない。ひたすらなめらかですわ。

モッツァレラにアンチョビ乗せて焼いたのは、生で食べるのとはまた違って。
加熱して食べるモッツァレラは、ゴージャスで、妖艶な感じね。

私はそろそろギブですが、ダンナは絶対に肉が食べたいと!
そんなワガママにも快く、ラムチョップを焼く準備をしてくださる。
七輪で焼き、仕上げに桜のチップで燻製をかけるんですって。
涙にむせながら、むさぼり食うダンナ。

いちじくとゴルゴンゾーラの蜂蜜(クローバーと決まっているそう)がけを添えて。
コンポートじゃないいちじく、久しぶりに食べたけど、とろりとしていて美味しい果物なのねえ。
あわせるのは赤ワイン。

私のために、白身をカットして出して下さったイベリコ豚生ハム。
(生ハムの赤いところなら、少しだけ食べられるんです。)
メロンを食べ終わってからも、かみ続けると、ハムの旨味だけを味わえるって。
せっかくのイベリコ豚が、アメリカや日本など海外向けに畜養すると配合資料を食べさせることになり
身の脂がくさくなってしまうそうですよ。これはドングリのみを食べた豚ですし
塩っ気も強いですが、熟成させた分旨みも強烈スマッシュです。

食べ続け、飲み続け、意識ももうろうとして参りました。
(実は最後の方のメモは、もはや解読不能)
同席していたお客さんも、とっくに引き上げ、お店は貸し切り状態ですわ。
ここからあとは、私はお酒は遠慮しました。
①オズボーン社のレアシェリー酒。
 同社のレアシェリーは市販されてますが、これは買えるものではありません。
 古びたラベルとこのシリアルナンバー。
 280年前のシェリー酒が発見されたとき、新しいシェリー酒を3分の1樽ブレンドしたそう。
 日本に入ってきたのはそのうち12本のみ。特別なルートで6本を入手されたとか。
②日本最古のトウモロコシの焼酎。
  ジャックダニエル社所有の古い樽で作らせたミニ樽に入ったのを、一口味見させてもらい。
 すごい遊び心ですが、ハンパないですね。大体どんなコネがあると、古い樽なんて
 譲ってもらえるんだろ。 
③40年もののインバーハウス
 ラッピングしたまま棚に飾ってあったボトルを見せてもらってました。
 ダンナが初めて都会に出てきた時に、買ったのがインバーハウスだったんで
 感慨深いですよ~なんて、そんな想い出話をしていたら、ご主人がおもむろに
 これをあけてしまい。。。悲鳴をあげる私におかまいなく。
 う、う、うちなんて、ただの一見さんなのに!常連の方は「いつ開けるの?」って
 楽しみに待ってるそうなのに、すみません。あけちゃったのはうちです(汗)。
※今日山猫軒さんのブログを拝見したら、これについての記載あり。
  オークションに出そうかと思ってらしたそう。これは50年位前のラベルかも?
④養老の酒造所(日本酒のメーカー)が作ってたピークウィスキー。
 倉庫に寝ていた25年物だそうですよ、溜息。。。
 「これはもう二度と飲めないね」と、ご主人にこやかにおっしゃる。

ここまででも相当にすごいお酒を飲んでますが、更なる2本が並んだところで
さすがにアルコールストップかけました。
この調子でいくと、店中の貴重な在庫を全部あけてしまいかねないもん!
値段のつけようのないこれらのお酒をこんなに飲ませていただき、一体いくらだったと
思いますか?お料理とあわせ、夫婦2人で飲んだ分もお忘れなくですよ。
お料理2人で2万円のほか、なんとなんとの7000円ですって。
私はもう雷に打たれたような気持ち。
お酒で儲ける気はありませんから、とは言われていましたが、まさか趣味でお店を
なさっている訳じゃないでしょうし。本当にありがたい話です。
予約の電話をする前は、偏屈がんこおじさんがやってるのかなと、ちょいびびっていたのに
ご主人、すごく優しくて、いい方。わからないことも気持ちよく教えて下さるの。

これだけの食材を使ってることを考えると、お値段安すぎでしょ。
仕入れの関係で、ものすごくいい時も、逆に普通の時もあったりするのでしょうが。
そしてこれだけの量を詰め込んだら、普通は歩くのも苦しい気がするけど、お店をあとにした時
まだ入っていきそうに体が軽いの。不思議に胃にもたれないお料理なんですよね。
平日に料理教室も開催しているそうで、ああ私も通いたいよ~。

お皿がチープだろうが、洗面所の鍵が壊れていようが、店内がカオスになっていようが
どれも些末なことがらですよ。少なくとも私にとっては。
お酒を愛してやまないひとなら、夢のようなお店だと思いますよ~。ごちそうさまでした! 

  • 2012年06月
  • 2012年06月
  • 2012年06月
  • 2012年06月94

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2位

レフェルヴェソンス (表参道、乃木坂、広尾 / フレンチ、モダンフレンチ)

2回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.8 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥15,000~¥19,999

2017/02訪問 2017/04/20

あらゆる賛辞を惜しみなく贈りたい

フレンチでは一番好きなお店、にも関わらずしばらくごぶさたしてしまいました。店内を改装してからは
初めての訪問となります。いつもながらお誘いいただいたお友達ご夫妻に感謝しなくては。
「テロワール~ 海と大地が出会う場所で」という1万円のコースです。知らないうちにランチはぐっと
値上がりしていたのですな。まずは日本酒とワインを合わせた食前酒からスタート。

●「厳冬の候~ ぼたんえび、ビーツ、みかん、にごり酒」です。泡状になったディルのいい香り。その下に
 入っているのはビーツのジュレだそう。あまやかなボタン海老とともにいただきます。
●「アップルパイのように #26~ あん肝、柿、菊芋」。生江シェフからのメッセージ付きでした。
 「無駄なように思われようとも、一つ一つに顔の見える 職人の手間ひまがかけられ、気持ちが詰まった
 一品が、人の心に残って欲しいと願うものです」と書かれた 一文に共感してしまう。
 熱を加えてとろりとなったあん肝ったら。なんて贅沢なパイなんだろう。
●「白から~ アオリイカの羽衣、酒粕発酵乳と伊予柑、コールラビ、菊の花」。このビジュアルに感嘆の
 溜息。白く透き通ったこれは本当に食べ物なの?と思うくらい。しかもこの薄さ、繊細さ、まさに羽衣。
 イカの羽衣の中には菊の花。フレンチで生のイカっていうのも斬新だけど、菊をあわせてくるとは。
 コール ラビを糠漬けにし、ソースはサワークリームと酒粕とおっしゃっていたかしら。
●「定点~ 蕪とパセリ、キントアハム、ブリオッシュ」は必ずメニューに出される。じっくりじっくり
 焼き上げたこの蕪は何度食べても飽きませんね。
●「雪見~ 甘鯛の乳清ポシェ、根セロリ、オリーブオイル」。庶民の口には滅多に入らない甘鯛ですので
 やっぱりレストランでいただきたい食材かも(笑)。一晩乳清(ホエイ)に漬けているとのこと。鯛の
 旨味を一層増すだけでなく、なんとも柔らかく仕上がっているのです。根セロリのピューレとあわせて
 いただくと、一気に幸せな気持ちになってしまう。
●通常のコースのお肉は「囲炉裏の暖~ 七谷鴨を薪で、ソース・アバ、ホタテと焼き海苔のジュ、椎茸、
 縮みほうれん草」でしたが、魚に変更していただいたので、「かくれんぼ~真子鰈のポシェとかぼす
 のサバイヨン、しょっつる焦がしバター、舞茸、おかひじき」でした。しょっつるを使うとはこれまた
 軽い驚き。乳清や酒粕などの発酵食品をシェフは多く取り入れていらっしゃるのね。沸騰させない温度
 でゆるやかに火を通した真子鰈はなんて美味しいんだ。かぼすを使ったソース、それに焦がしバター
 の味わいがアクセントを添え、最高のメインとなりました。
●「シンプルで深く~洋梨とボストック、ピスタチオ、カルダモンクリーム」は、この時期に洋梨とは意外。
 完熟させたものだそうで、ねっとりした洋梨はこれだけで素晴らしいデザートですが、ボストックという
 初めて食べる焼き菓子もシナモンの香りが素敵。なんだろう?と思って調べたら、ブリオッシュにシロップ
 を浸してからアーモンドクリームを塗って焼いたお菓子なんだそうです。

外国からのお客様が多いからだろうなあ、以前はなかった抹茶をその場で点てるサービスがありました。
サービス部門のみなさんはお茶を習いに行かれているそうです。この日も香港からの方がお見えで、談笑
されながらお料理を楽しまれてました。目の前で抹茶をたててもらうなんて、日本人の私でもあまり体験
する機会がありませんから、これは印象に残るのではないかしら。
やっぱりここのお料理は本当に好きだ。そしてお店の雰囲気もサービスも一流だわといつも思う。お料理を
いただく数時間の滞在はゲストを夢心地にさせてくれる。マイナス点を付ける余地はまったくなく、レフェル
ヴェソンスのすべてが非凡で唯一無二。

さて、お酒は。
●新政酒造 陽乃鳥(ひのとり) 貴醸酒
●スペインLaureano Serres Montagut Mendall(ラウレアノ・セレス・モンタグット メンダール)の
abeurador(アベウラドル)
●アルザスのGérard Schueller Pinot Gris La Cuvée de l'Oncle Léon(ジェラール・シュレール ピノ・グリ
ラ・キュヴェ オンクル・レオン)
●新政、NO.6最上級モデルだというX-Type(「eXcellent」を意味するそう)
●ドイツのClemens Busch Riesling Marienburg Felsterrasse(クレメンス・ブッシュ リースリング
マリエンブルク フェルステラッセ)
●broc cellars Carignan Alexander Valley(ブロック・セラーズのカリニャン アレキサンダー・ヴァレー)
はレフェルヴェソンスでは初めて飲むカリフォルニアワインかも
●メゾンルロアのMorey Saint Denis(モレ・サン・ドニ)
●Gérard Schueller Pinot Gris La 、Macvin du Jura (マクヴァン・デュ・ ジュラ)は、発酵前の果汁に
ブランデーをブレンドしたものだそうで食後酒として
2011年12月 再訪↓
行こう行こうと思いつつ、8ヶ月もたってしまった。
あの時はえこ師匠に連れて行っていただいたんだったナ。
ミシュランの☆取るのは確実と思ってましたから、ぜひそのあとにお祝いを
言いに行きたいなと、ボーナス後の休日に予約を入れました。

より道4800円、牧場4800円、おでかけ7500円だったランチは、牧場が森に
変わってました。ダンナは森、私はより道で。お師匠様に教えて頂いた3杯3500円の
おまかせワインをお願いすれば、お値段やセレクトに頭を悩ませずにすみます。
これ、ここクラスのレストランにしては、本当にお値打ちで嬉しい。

最初のワインはふたりともブルゴーニュ。
ダンナのはモンラッシェの2009、私のはムルソーの2008でした。
まず運ばれてきたアミューズはクリスマスカラーを意識したお皿。
白トリュフのオイルも入ったロワイヤル。上にはビーツで作った泡泡を。
中には塩ゆでしたビーツも埋まってますよ。「そうよそうよ、これなのよ」と
も~う、うっとりしてしまう。グラニースミスっていう青リンゴを使ったかき氷風な
一口も、風味が素晴らしくて鮮烈ですし。

私の前菜は「雪のように~石巻万石浦の牡蠣と百日舞茸のポワレ、ピュレとクリュの
カリフラワー ブリーをレフェルヴェソンス風に」という詩的なお皿。
海の恵みと山の恵みに雪降り積む。雪に見立てた泡はほんのりブリーの風味。
散らされたハーブはお初で食べるアマランサスというもの。白いお皿に紫色が映えます。

次のワインはリースリングと甲州をかけあわせて作られた日本産ワイン。
これはこないだ来た時もいただきましたわ。五月長根葡萄園さんの2009年です。
こちらのスペシャリテな蕪のお料理にぴったりだわあ。
丸ごと火入れした蕪とイタリアンパセリのエミュルション ハモンイベリコ&ブリオッシュは
記憶通りの素晴らしさ。これって「蕪の形をしたお料理」じゃないかと思う。魔法で封じ込められた
野菜の究極の旨みを堪能できるでしょう。ちらりと横を見ると、しみじみ味わってるダンナが。
自分が作った訳でもないのに「ふふ~、美味しいでしょ」と自慢したくなるのはなぜ(笑)

3杯目のワイン。ダンナのはブルゴーニュのラボーサンジャック2001年。私のいただいた白は
メモ忘れ。。。私のメインは「富士川鱒の低速調理、バターナッツカボチャのピュレと
ヴィネーグルレデュイ、ヘーゼルナッツとマラガのレーズン、黒キャベツ、パンプネルの葉、冬のエピスで」
これはおでかけコース(7500円)の魚料理を出して下さったもの。メニューにもちゃんと差し替えて
印刷してあるわ。。。こういう心遣いが細かくて、ぬかりないの。
初めて来たときは、魚料理(アイナメ)を食べ、驚きのあまり固まってしまったんだった。
きちんと火が通っているのにレアな感じは、健在だわ。鱒のなめらかなピンク色、年輪のような
断面がこれ以上ないほど美しくて。ジロール茸の香りもいいし、メインを飾るにふさわしいお皿です。

デザートに行く前に、チーズを少し盛りでオーダー。
ワインは4杯でという設定もおありだとのことで、ダンナはデザートワインを追加でもらいました。
チーズはセミハードのサンネクテール、ハードのコンテ、ウオッシュ系のマンデールの盛り合わせ
でした。チーズ、熟成がちょうどいい頃合いのものばかりで、なんて美味しい。

以前も同じ「軽快なモンブラン」でしたが、形も中身もずいぶんリニューアルしたんだわ。
小菓子は相変わらず、宝石みたいで、食べてしまうよりも飾っておきたいくらい。
抹茶のココナッツクランチ、紫イモのマカロン、アルマニャックの入った金色の果実、そして
シェフの遊び心がきらきらしてるチュッパチャップス。ダンナがどんな反応を示すかと、とっても
楽しみにしていたのに、ヤツは一口でモリモリごっくん。もっとゆっくり味わって食べて欲しかったぜ。

舞い上がってた初回の時と違い、今度は少々落ち着きを持って食事を味わえたかも。
それにしても、今回1つ星なのが意外だったほど、ここのお料理とサービスは一流と思うのです。
季節ごとにお邪魔したいと思う、一番好きなフレンチだわ♪
その印象は薄れるどころか、ますます輝きを放つ。
次に訪問するときも、また新しい驚きを下さるんでしょうね。


2011年4月 初訪↓
素晴らしいお店の、華麗なレビューの数々で読者を魅了されてるえこだねこさんに
食事のお誘いをいただき、ある晴れた休日にやってきました。
こういう機会がなければ、自分では足を運ばないかもしれないな~、私的には
ちょっと敷居の高いお店だな~と思っていました。が、しかし。。。
たとえ行きたくとも、そもそも休日の予約が取れないお店だそうじゃありませんか。
しょっぱなからですが、貴重な席に呼んで下さったことのお礼を言いたいデス。
ここのお料理は、ちょっと、別次元でしたから。


ランチのメニューは、3種類。
より道 4800円、牧場 4800円、おでかけ 7500円
(いずれも消費税込み サービス料10%は別途)
「より道」も「牧場」も、メインは両方ともお肉でしたので、前菜がより魅力的だなと
思った「より道」を選びました。お肉がNGなことは事前に伝えていて下さったので
メインを、「おでかけ」の魚料理に差し替えてもらいました。


●アミューズブッシュ
 ひとくちで飲み干せる青リンゴのジュースは、爽やかな発泡系。
 オリーブオイルを浮かべてあるのが、変わってるな~。
 宝石みたいな深紅の卵をまとったサクラマスには、ガラスの容器がかぶせられていて。
 それを取ると、ほわっと煙が立ち上り。。。この瞬間からシェフの魔法にかかるんだわ。
 
●前菜 海沿いの畑の黄色 ~ホタテのポワレ、グリーンピースのピュレ
      菜花&カラスミ、香り高いバジル
 もうね、一幅の絵のようですよ。食材が入っていなければ、絵画の題のようじゃ
 ありませんか。ホタテはこれほどまでしっとりしたものを食べたことがあったかしら。

●お野菜の一皿
 ああ、前から写真だけでしか見たことがなかったカブが、今目の前に。
 ナイフを入れると、豊かなカブの汁がしたたりそうなほどジューシー。
 焼いたのか、煮たのか、私には見当もつかない。
 確かなのは、こんな風に風味を残して、でもしっかり調理された野菜は
 食べたことがないかもってこと。カブは4時間焼き、更に1晩おいてから
 フライパンで味付けするとおっしゃっていたような。
 
●メイン 緑の香り ~青森大間から来たアイナメの低速調理
      ルタバガのピュレとヴィネグレットヴィアンド、黒オリーブ、辛みのある葉たち 
 見事に身の厚いアイナメですよ。身を口に運んだ瞬間から、どこかにワープ。
 会話をしていても心ここにあらず。自分では無言になったつもりでしたが
 オートマティックでしゃべっていた私がいたようで(笑)
 すみません、正直に言います。アイナメを食べていた時、何をお話ししていたのか
 記憶が飛んでます。生じゃないのに生みたい。火が通っているのにまるでフレッシュ。
 これはちょっと呆然。 

●軽快なモンブラン

●おしゃべりのひととき
 最後のびっくりは、小さな3品から成り。
 あんずのジュースを固めてジュレにし、チョコの土台に載せたものがイチオシ。
 すごく甘いのだろうと、覚悟して食べたのですが、あふれ出すジュースは
 あっさりとしてます。金色のフォルムは芸術品かと見まごうばかり。
  

グラスワインは、おまかせ3杯で3500円です。
その中の1杯、五月長根葡萄園(さつきながねぶどうえん)の白が印象的。
花巻市産のリースリングを100%使用した白ワインだそうですが、長期低温発酵して
お作りになってる。とにかく柔らかな果実香が、くせになりそ。
「国産ワインコンクール 8年連続入賞」というのは、だてじゃないかもね。
ご一緒させていただいたみなさま、どうもありがとうございました。

  • 2011年12月
  • 2014年3月
  • (説明なし)
  • (説明なし)62

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3位

草喰 なかひがし (元田中、茶山、出町柳 / 京料理)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2011/08訪問 2011/08/25

奇跡の一発予約

大阪のお友達に打診してみたら、都合がよかったので、急遽京都行きを決めました。
航空券をぽちっとし、お宿はいつものウエスティンにして、さてご飯はどこで食べよ?
「ここはどう?」って出してくれた候補の中から、まずは到着日のランチを決めました。
お仕事終わって、駅まで歩く間に携帯から電話してみます。
まだまだ3週間ほどあるから大丈夫だろうと思っていましたら、「2階のお座敷なら大丈夫です」
とのお返事いただき、さっくりと予約完了。
お友達には「取れたよ~」とメールし、自宅に帰って鼻歌交じりに、なかひがしさんの
レビューを読んでみましたら、あらびっくり。
こちら、半年前から予約待ちのお店だったんですか~?ミシュラン2つ星なんですか?
思わず違う店に電話してしまったんじゃないかと、携帯の履歴を確かめてしまいましたけど。
これで今年の運は使い終わりで終了だったら、どうしよ(笑)


銀閣寺の駐車場に車をとめて、てくてく歩きます。
お盆真っ最中だけあって、京都市内どこも混んでいるわねえ。
渋滞で、途中10分ほど遅れますと電話を入れた時も、大層丁寧な対応でした。
さて、こちらのランチ、6300円と8400円の2種類があります。
炎天下の外とはうってかわって、座敷はひんやり涼しくて。
これだけで生き返ったような心持ちだわあ。
お茶とおしぼりを運んできて下さった奥様が「初めてですか?電話つながりましたか?」と
言ってらして、内心(予約しようにも電話すらつながらない状態なのね)と、あらためて自分の
幸運をほめてあげたい(笑)あ~、でもこれはもしかして一緒したお友達のひきのよさかもしれないわ。
3週間前に初めてお電話して、予約が取れたことをお話しすると、「ご縁がありましたのねえ」と
にっこりされる。本当に。

各自の前に置かれた朱塗りのお盆は桐だそうで、とっても軽いんです。
まずは八寸。黒い瓢箪型の器に、美味しいもの満載。
・ほおずきの中にはお茄子に枝豆入り。細かい細工だわ。
・オクラに醍醐(!実物を食べる日が来るとは思いませんでした)
・大根にはさんだのは鯖のへしこ(旨みがすごっ)
・京野菜ですね、田中とうがらし。丈が短いんですって
・すりながしには大徳寺納豆がアクセント、とうもろこしの甘みそのまんま
・マス寿司はきゅうりのかつらむきが乗ってます、上にはささげも散らして
・器の中身は百合根やあかざ、お盆に供える干し鱈など

次は太めのきゅうりを炊いた上に、胡麻豆腐、そしてきゅうりのムースを乗ったけた一品。
冷たい、口当たりのいいお料理が嬉しいな。加熱したきゅうりのお料理っていうと
中華でしか思いつかないけど、やわやわとした口当たりは癒されるナア。
胡麻豆腐も今まで食べたことない美味しさ。市販で売ってるのは胡麻豆腐という名の
別物だと改めて認識しました。

そばがきはまことに上品。白っぽいお色ですね。
モロヘイヤやオクラや長芋などのトロトロ系とあわせ、するりと入ってしまいます。
食欲なくても、これならいいわねえ。うちでもまねしてみよ。

鮎のひらきです。干しているからただでさえ旨みが増すのでしょうが
これにうるかを塗って焼いてありますわ。骨から頭から残さず食べられます。
添えた万願寺には、トマトのピューレ。完熟トマトを煮詰めたものだそう。
調味料をつかってらっしゃるのかな?トマトだけの甘みと旨みなのかな?
うるかとはどうかしらんと思うけど、万願寺にはすばらしく合うなあ。

お刺身は鯉。これは相当インパクトありました。
お醤油につけて食べるものではないのね。キンキンに冷えたお皿には赤ジソのジュレ
完熟梅を煮たもの、にこごりと皮、はすいもの茎、オクラの花びら、ひべりひゆにマイクロトマト
とそれはもうにぎやか。そこに薬味としてシソ、生姜、みょうがが加わります。
これをね、まぜてね、戴くのですが、完成度の高さに驚き。
余計なものもなく、足りないものもない、完全に計算されてるんだわねえ。

次は賀茂茄子の炊きあわせ。
蒸した賀茂茄子、カボチャやお豆さんを味噌のスープで炊いてあります。
赤くなる万願寺などを散らしてあって、彩りも華やかですわ。
茄子の皮を油で揚げたのが、風味があっておいしいの。味噌味ととっても合う!

私には差し替えで鮎が出ましたが、ホントのメインは鴨。
和食で肉が出るとは思わなかった私がウッカリしてましたが、鴨は大いに可能性
ありましたよね。前もって言っておけば、鮎がかぶったりしなかっただろうなあと
ちょっと残念です。同行した主人によれば、「ジューシーでめちゃうま」だそうです。

ご飯の前の箸休め。
ちらしてあるのは独活の花。可愛いわ、視覚でも楽しめる。
糸瓜とモロッコインゲンでさっぱりとあえものに。

おまちかねのごはん。土鍋で運ばれてきます。
実はお料理の途中で、蒸らす前の、「アルデンテのお米」を試食に持ってきてくださいました。
こんなの初めて~。
ごはんのお供は、めざし、香の物、じゃこと万願寺を炊いたん、モロッコインゲンの胡麻和えでした。
ご飯粒がなくても生きていける私を公言しておりますが、美味しいものはやっぱり美味しい!
ここんちのごはんは、人生における「The best of ごはん」決定です。
日本人にはたまならい炊きたてご飯の香り、輝くばかりの色艶、口に含んだ時の甘み。
すべてが申し分ないですわ。


堪能したところで、デザートは下のカウンターで召し上がりませんかとお誘いが。
お言葉に甘え、席を移しました。
1階には朱色のおくどさん(かまど)があり、存在感はなってます。
カウンターから見える範囲は、隙なく磨き上げられ、さすがですね。
スイカや、ウリ、豆3種に寒天を使い、夏らしい涼やかなデザートでした。

こうしてレビューを書きながら、写真を見て思い出しても、溜息出ちゃう。
一切手を抜くところのない、堂々としたお料理の数々、まことにお見事でした。
あますところなく堪能させていただきましたわ。

コース     8400円 
日本酒1合  1050円。

  • (説明なし)
  • 2階お座敷
  • (説明なし)
  • (説明なし)17

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4位

ル・ジュー・ドゥ・ラシエット (代官山、恵比寿、中目黒 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2011/10訪問 2011/11/07

全てにおいてパーフェクトなランチじゃない?

今思い出しても、だめ出しするところが見つからないほど。
お料理の完成度、お皿の見た目の美しさ、お店の雰囲気、サービス。
ううん、予約が取れないだけのことはあるわ~と、レビューを書くために
メニューを見ようと思ってHPを拝見しに。
あら!何に驚いたってその金額。
あのコースって3500円だったの?私のお会計は確か6622円。コース料金に加えて
ノンアルコールのカクテルと、赤ワインを1杯飲んでいましたが、ワインの値段は
その場で見繕っていただいたので、聞いていませんでした。
逆算していけば、そうねえドリンクメニュー見た時に、ワインは確かにちょっと
高めだったものねえ。
そうか~そうなのか~、あれだけ美味しくいただいて、なおかつ3500円なのか~と
今更ながらうなってしまうワタクシ。

今回のこの貴重な会は、お師匠様が予約を取ってくださったもの。
いつもぶらさがりで申し訳ないですが。
前菜の前のお楽しみは、4種類。真っ黒いお皿に乗って登場したそれらは
ちょっと見、食べ物には見えないところがまた面白いでしょ。
最先端のアートか、デザイナーズの文房具とかのようです。
白いポンポンは、カプチーノに乗ってくる泡みたいなものかなあって想像してましたら
もっと弾力があって、囓り取れるくらい。米のエキスとゼラチンを使った泡って
おっしゃっていたような?甘い前菜かと思いましたら、中に入っているのは真鯛を
マリネして炙ったの。泡は雪のように溶け、鯛の旨みがぎゅって飛び出す。すげー。
アオサのチップスとか、チーズ風味のスティックとかありましたが、小さなコインくらいの
ピザがまたいい。中に入っているトマトソースがとろりととろけ、その手抜きしない
お味は本物だわ。こんな小さい前菜達なのに~。一口大のワンダーランドなの。

前菜は、本来プリフィクスだそうですが、人数の関係で全員同じもの。
「マリネした秋刀魚と季節の野菜のバロティーヌ ソーヴィニヨンブランのジュレ」ですって。
マリネして、炙った秋刀魚の中身は、2色の人参、水菜、大根。
宮崎県日向市特産の平兵衛酢(へべす)が散らされてますが、酸っぱくて鮮烈。
フレンチでほとんどレアな感じの秋刀魚を出すというのも、私には新鮮でしたが
ソースのうち、茶色いのは秋刀魚の肝でできているのですって。
お皿はさざ波のよう。白ワインのジュレといういかにもフレンチなものと
刺身と肝という素材がこれほどまでに調和するとはね。

今回最も感動したのが、次のお魚料理。
素材は甘鯛。それを鱗焼きしたもの。
よくありがちな単なるソテーに終わらないのは、火の通し方が絶妙だから。
なぜこんなに皮が美味しくぱりりと焼けているのに、身はしっとりジューシーなんだろ。
嬉しいのは、ここにも遊び心があって、九条ネギづくしなこと。
きれいなグリーンは九条ネギのペースト。
九条ネギを焼いたの。
こがしバターのソースにも、たっぷりと九条ネギ。
ただでさえ美味しい甘鯛を、ネギの甘み旨み濃縮したソースと共にいただくと
言葉はいらないわねえ。満面の笑みがこぼれちゃうわ。
オータムポエムという季節はずれの菜の花も添えて、柚の風味を散らしてあります。
この一皿に完璧な世界を見た感じ。

次のお肉料理は、予約時から魚とお願いして下さっていたおかげで、私のは鰻。
先月横浜のフレンチで出された鰻の悪夢が、一瞬よぎってしまった(笑)
お皿が運ばれてくると、その瞬間「ほほ~」と溜息をつくような。
鰻を蒸して、フライパンで焼くそうな。表面カリッと中はふっくらとね。
鰻の出汁と赤ワインのソースです。鰻の上に乗っている薔薇の花びらのような
ものは、ビーツのチップス。びろうどみたいな色艶ですわ。
添えてあるのはキオッチャという種類のビーツ。紅白渦巻いてる可愛い野菜です。
四角くカットされたじゃがいもの中には、ニンニクのソースが入っているという
手の混みようです。このお料理の魅力は、食べる前からうっとりするようないい香り。
インド胡椒とおっしゃっていたけど、ほかにも何かスパイスをお使い?
蒸して焼くという手法を取ってらっしゃるのに、脂もそんなに抜けてないし、こくがあるなあ。
目でも舌でも、満足。その上合わせていただいたワインの、なんてなめらかに喉を
滑り落ちていくことか。障るところのない上等の絹みたい。
この店のお料理って、ここまで来てもはずれがないだけど。。。もしやこのまま?

いつもちょい気になるデザート。
食べられないような重いやつだったらどうしよと不安になるから。
残すのは失礼だし。タルト系が来ないよう、密かに祈ってました。
そうしたら。。。わ!モンブランだ。むしろ好きな方に入るかも。
お皿のまわりにあしらわれたのは、粉砕したカシスのパウダーですって。
シソのように酸っぱい。いいアクセントねえ。
中身はちょっと厚目のメレンゲを台にし、カシスのムース、牛乳のアイスクリーム
栗のアイスクリーム、最後に栗のクリームをトッピングしてあります。
天国行きのデザートね。断面図を撮ろうと思いましたが、モンブランの魅力に
あっさり降参デス。溶けないうちに美味しくいただきたいし~。

食後の飲物は、普通なら、まあ無難にコーヒー・紅茶・エスプレッソでしょ。
それがねえ、ドリンクメニューはリッツカールトンのアフタヌーンティーかしらっていう位。
カフェインレスを含めたコーヒー・エスプレッソが5種類。
ダージリンはセリンポン農園(完全有機栽培)のセカンドフラッシュ、ダージリンとジャスミンの
ブレンド、ウバハイランズ茶園のピーククオリティー(シーズンのピークである8~9月に摘まれる極上品)。
その他ハーブティーも6種類ですよ。しつこいようですが、3500円のコースで出す飲物と思えない。
凝ってるなあ!

まあ、当然といえば当然ですが、土日のランチはとにかく予約が取れないそう。
2ヶ月前から予約受付と聞きましたが、ここはぜひぜひ再訪したいですわ。
飛行機のアワード確保は有休取っても臨んでいましたが、それに匹敵する情熱を
つぎ込んでしまいそうな予感。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)8

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5位

活魚料理 武蔵 (大浦海岸通、大浦天主堂下、市民病院前 / 魚介料理・海鮮料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2011/01訪問 2011/02/17

武蔵さんに行くために飛行機に乗る

最初にお店にうかがったのは2004年のGW。
初めて訪れた九州、大分から入り、湯布院、阿蘇を通り、熊本を経由して
最終目的地が長崎でした。たまたま選んだ宿がモントレ長崎だったのですが
宿の目の前にあった店に、「もう歩き疲れたからここにしよ」と入ったのがきっかけで。
その時は6人で行きましたので、一人3500円くらいの予算で、おまかせでお願いしました。
お店は古いし(ごめんなさい)、ご主人は怖そうだし(まったくそんなことないです)、最初は
ドキドキしてましたねえ。
お刺身を出されて、全員腰を抜かしましたとも。今まで見たことのないような
すっごい舟盛りですから。なんて見事な!店内にいけすがあるので、イカなんて
まだ液晶画面のように色がちらちらしてました。
私は、これで一体いくらになるのかと、正直不安になってしまい。。。(笑)
だって東京でこれ出されたら、クレカじゃなきゃ払えない金額に決まってるもん。
でも次から次へと出してくださるお料理があまりに素晴らしいので、「もうどんとこい」的な
気持ちになってしまって。
※もちろんこの時のお会計は、最初にお願いしたとおりでしたよん。


うちに帰って調べると、ガイドブックどころか、どんなに検索してもインターネットでは
まったくヒットせず、とても不思議に思ったものです。
何度か通ううちに、コミック「美味しんぼ」の長崎編に武蔵さんが掲載されて。
たまたま新刊が出れば買っていた本だったので、えらいことびっくり。
「おじさんもおばさんも似てる~♪」って言いながら、喜んでましたわ。


長崎の街は、古くからの意匠をこらした建物を見つけたり、地図に載っていない
路地裏をブラブラ歩くのが楽しく、武蔵さんで美味しいお魚を食べる以外にも
楽しみ満載です。
武蔵さんに行きたくてたまらなくなると、飛行機ぽちっと予約しちゃいます。
とにかく大勢でかからないと、とても食べきれないくらい出るので、義母を連れて
行ったり、お友達を誘ったり。煮魚など、洗濯タライかと思うような容器で出たことも
あったな~。


もう、予約するときから楽しみで楽しみで。
お魚はその時に入ったおじさんのおすすめをもらえば間違いないし
うちはいつも大体の予算を言って、ほぼおまかせですわ。
「これ食べるか?」って聞かれて、「食べる!」の繰り返しです。
それが武蔵さんで美味しい物食べて大満足になるコツかも。
おじさんは魚は漁師さんから買っているし、お塩も自分で作ってます。
お料理に贅沢にしぼって使わせてくれるゆずやだいだいも、自家栽培。
カラスミも手作りですし、鯨のベーコンは忘れられないお味。
ふぐと温泉豆腐は秀逸。あとすっぽんのスープも言葉をなくすくらいすごかった。
いつ、何度行っても、何を食べても、期待を裏切らないデス。

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  • (説明なし)
  • (説明なし)10

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6位

インカント (広尾、白金高輪 / イタリアン、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2011/09訪問 2011/10/11

私、かなり好きかも

2011年9月再訪↓

初回はクーポンでの訪問でしたが、それ以来しびれっぱなし。
同じくインカントファンのレビューアーさんに今度行く機会があったら
ご一緒させて下さいねってお願いしてましたら、なんと食事会をして下さると。
いろいろお手数をかけました。この場を借りて御礼申し上げます。

お料理もワインも、全部お任せコースですよん。
●極薄パンとオリーブ
 これはお決まりのおつまみなのかしら。
 1杯目のスパークリングをいただきながら。

●ペペロナータとロディジャーノ
 アミューズのペペロナータも、珍しいパルミジャーノのような
 味わいのチーズも、ぺろり平らげちゃいます。

●鹿児島産真鯛のマリネ
 モッツアレラやカリフラワーなんかと合わせたボリュームのある前菜。
 もっちりした鯛うますぎ。とうがらしやアンチョビや、あとベルガモットのオイル
 なども使っているとおっしゃっていたかしら。ボラのカラスミを贅沢にトッピング
 して下さってます♪
 
●真ダコの煮込み
 みなさん絶賛だったかと思います。かくいう私もデス。
 実は蛸のこりこりしたとこや吸盤がどうも好きになれなかったんですが
 こんな調理法もあるのだと、目からウロコの一皿。
 ナイフ不要なくらい柔らかい上に、白ワインとローリエで煮込んだ蛸の
 この旨みときたら。至福の時ですなあ。

●オルゾット 海の幸 カルチョーフィ
 大麦のリゾットですって。リゾットと聞いて想像するものとは違い、まるで
 シーフードがメインのお皿のよう。白貝、ボタン海老がたくさん。
 魚介の出汁のよく染みたリゾットは、まさにほっぺた落ちそう。
 カルチョーフィ(アーティチョーク)とペコリーのチーズがはらりとかかり
 ソースはジェノベーゼでした。

●キタッリーネ 
 ウニ・卵黄・クリームのカルボナーラ風の四角いパスタ。
 秋トリュフが一面にかかったこのパスタの、なんて贅沢なこと。
 夏トリュフとは全然香りが違うんですね、くらくらするくらいいい香り。
 トリュフを嗅覚で楽しみ、濃厚なウニソースを舌で味わい、昇天(笑)。

●鹿児島産赤ヤガラのカツレツと自家製バッカラとじゃがいものコロッケ
 自家製バッカラっていうところが泣ける。。。てか、真面目におかわり希望デス。
 ヤガラっていう素材を、イタリアンで食べるのは初めてです。
 細かい細かいパン粉の衣。そしてサクサクした揚げ具合。
 ソースは15年熟成のバルサミコと、とろりなめらかなカボチャでした。
  
 スパークリング、白、赤、そして最後の4杯目を飲んでいたので、相当いい気持ちに
 なってますが、この「ROAGNA Barbaresco Paje Riserva 1999年」というのが
 かなり素晴らしいものだったとか。「好き」「いまいち」しか言えないボキャブラリーの
 なさと、メモリの貧弱さが憎いです。

●ドルチェとハーブティ(レモングラス)と小菓子

ああ、飲んで食べておしゃべりして、ホント楽しい会だったナ。
オーナーソムリエの竹石さん、素敵すぎだし。 
またどうぞよろしくです♪


2011年7月訪問↓

こちらを知ったのは、クーポンなんです。
「あら、美味しそう」と思ってすぐに購入しました。
その後、食べログのお友達から、ここはかなりいいんですよ~とうかがって。
予約を入れた時は、肉NGとお伝えすると、お店から折り返し電話するとのこと。
この時点で、もしかして。。。と。ドキドキして待っているとお返事が。
「最初はご返金しようかと思っていたのですが、お肉なしで特別に」とのこと。
うわ、よかった。
以来、訪問するのを楽しみにしていました。


お店へは、新橋から都バスに乗って行きました。
(最近本当に使うことが増えた、便利な渋谷行き都06)。
ビルの1階は「天現寺カフェ」さん、インカントさんは外階段をのぼって2階にあります。
18時予約でしたので、今日一番が私たちね。
ガラス張りのワインセラーは、すごい量のワインが。。。圧巻だわ。


今日は私だけ魚のコースではなく、ダンナも同じものを出して下さるそう。
しかもメインだけではなく、コース全てを魚介でとのこと。嬉しいわ♪
シェフおまかせ季節のコース 全8品 9,350円(税・サ込)が、4,500円でした。
クーポンなので、CPと使った金額は入れません。
まずはお料理の説明を聞きながら、グラスの泡を1杯戴きます。


極薄パンとオリーブ
 セモリナ粉とチーズとケシの実を使ったパンですって。
 パリパリな食感とふんわりチーズの香りがベストマッチ。
 オリーブは特に緑の方がフレッシュで、私好み。

●アミューズ
軽い2品
 ペペロナータはパプリカがとってもスィーティ♪
 もうひとつは干し鱈を使ったバッカラに、カボチャのソースをあわせたもの。
 まだ2品目だけど、どれもあとをひくわ。思わず 「。。。(めっちゃ)美味しくない?」
 とダンナに聞いちゃう。もちろん意見は一致。 
 たった、こんな一口なのに!とびっくりする。

●自家製パン 3種類(ローズマリーのフォカッチャ、胡麻をまぶしたシチリア風など)

●前菜 1
魚のマリネ
 リグーリア州で取れるタジャスカオリーブや果物を使ったマリネですって。
 お肉にフルーツってよく聞くけど、魚に桃やプラムを合わせちゃうんだ。
 塩味とフルーツの甘みと酸味が、バランスよくマッチングした華やかなお皿。
 
この辺で、続きのワインを飲みたくなりますね。
ダンナのお誕生日が過ぎていたので、今日はボトルで。
ワインリストをもらうと、まあイタリア中のワインが集められてる。
オーナーソムリエ竹石さんに、シチリアの白を飲みたいのですとお願いしました。
好みと、「あんまり高くないもので~」と予算を言うと、2本選んでお持ち下さる。
柔らかな方のCarjcanti(カリカンティ)を頼みました。

●前菜 2
穴子のキノコのパイ
 シチリアの甘口の白ワインであるマルサラ酒をソースにしたこのパイ。
 さっくりパイを割ると、こってりした穴子の旨みが閉じこめられてる。
 甘酸っぱいソースが、これまたたまらなくいい香りだわ!

●パスタ、リゾット等 1
 パスタ料理ということで出ては来ましたが、こりゃメイン?っていうくらいの立派な。
 ぷっくり太った貝の、汁気たっぷりなこと。海老はあまあまだし、ズッキーニ、自家製の
 セミドライトマトを使った手打ちのパスタです。
 まわりにちらしてあるのはマグロではなく、ボラのカラスミ。
 国産無農薬レモンたっぷりのスープは、酸味がご馳走ですねえ。
 んんん、贅沢な海の幸の饗宴。

●パスタ、リゾット等 2
 今度はブシャーティという、さぬきうどんのように太くてもちもちのパスタ。
 生雲丹とピスタチオとトマトのソースです。
 雲丹を使ったソースの香り高いこと!ワインが進んで困っちゃうなあ。

●メイン料理
 魚は尾長鯛。皮をパリパリにしてありますが、皮だけでもご馳走だわ。
 塩加減は上々。キノコを入れたレモンバターソースは、初めて味わう酸っぱさ。
 ぱらりと散らしたトリュフと、このソース、ほろりと柔らかな鯛を一緒に食べると
 もうメロメロです。
 魚の下には、焼いたトウモロコシ(軸つきとは珍し)。そして焼いたチコリが。
 普段サラダに生で食べることがほとんどな野菜なので、教えていただくまで
 何か分からなかったです。オーブンでグリルすると、苦みがまたいいのねえ。

●デザート
 最後はパンナコッタ。バニラビーンズをたっぷり使った、芳しいデザートでした。
 赤ワインのソースをかけ、彩りもきれい。
 こういうプルルン系デザートは好きだなあ。結構なボリュームだったのに完食。
  

●カフェと小菓子


竹石さんは忙しい中、何度もテーブルに寄っては、お話しして下さり
とても楽しいひとときでした。
ワインのことは何も知らない私たちでも、相当にお詳しい方でも、きっと素敵な夜を
過ごせること間違いなしデス。
近々コースだけでなく、カウンターでさくっとパスタ食べられるようにするって、おっしゃってました。
予約なしに来て、1~2杯飲み。。。パスタか。そんな気軽さもいいなあ。

スプマンテ 1700円
スプマンテ 1500円
白ワインボトル 6800円
サービス料込みで、飲み物のお会計は11000円でした。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)26

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7位

アヒルストア (代々木公園、代々木八幡、神泉 / ビストロ、ワインバー、立ち飲み居酒屋・バー)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2011/05訪問 2011/06/08

なんて楽しい店!

えこだねこさんのレビューを拝見してからずっと、ブックマーク入り。
こちら超超超が3つつくほどの人気店。予約でいっぱいなのはわかってました。
思い立って、急に。。。というのはほぼ無理そう。
でも早い時間ならなんとかもぐりこめそうかなと、終業とともにお店に電話しました。
やっぱり予約で満席でしたが、立ち飲み席が3席あるそう。
電話しながら、もう駅に向かって歩き出す私(笑)。代々木公園まで行って、ダメだった
なんていやだもん~。


地図さえプリントアウトせずに、出てきてしまったので、交番がある交差点から
お店に電話し、道をうかがいました。陸橋のところを左に入り、セブンの裏手。。。と。
早足で歩きながら、でもまだ17時30分なので、大丈夫だろうと余裕でした。
しかし!お店の前に着くと、早くも立って待っている男性あり。
私がお店に着くと同時くらいにいらした女性2人連れ。これで18時から入れる分は終了。
開店するまで立ち話をしましたが、男性は先日入れなかったので、今日はリベンジだそう。
とりあえず、3組の枠には滑り込めたようで、セーフ。


当日並べばOKの席は、立ち飲みです。大きな樽がテーブル代わりで。
カウンターと樽席(笑)、そして壁一面のワイン。
待ちきれないから、先に飲んじゃお~っと。
黒板のおつまみは、どれも美味しそうで、「これとこれは絶対食べよ」と心の中でチェックを。
ワインを選んだところで、駅から急いでやってきたダンナも合流デス。
さあ、食べよ食べよ。


●海老とズッキーニのサラダ 900円
 レモンをぎゅっとしぼり。火を通してないフレッシュなズッキーニっていいわ!
 大きなエビちゃんと一緒に食べると、うまさ倍増。 

●ラタトゥユ 800円
 えこだねこさんのレビューで見て、絶対に食べたかったもののひとつ。
 上に乗っかっちゃっているのは目玉焼き♪ビジュアルも楽しげでしょ。
 とろりととろけた黄身と、しっかり煮込まれたお野菜達の素敵なハーモニーですぅ。

●大粒アサリのパクチー蒸し 1000円

●じゃがいもとローズマリーのフォカッチャ(4分の1) 200円
 ここのパンはいうことなしだわ。これはお土産に買ってかえらなくては。

●そら豆のクミンソテー 800円
 ワインにめちゃ合う一品。ポテトと空豆とパン粉なんだけど、クミンの香りが
 お料理をより一層引き立ててる。クミンには健胃・消化促進・解毒なんかの
 作用もあるそうで。

●自家製ベーコンとキャベツのグリル 1200円
 壁にぶらさがってるベーコンはまだ作成途中だそうですが、そそられちゃったのね。
 絶対に肉が食べたいと、ダンナはこんな大物を注文。ひとりで完食できるのかな~と
 心配でしたが、きれいに平らげましたよ。月桂樹とローズマリーの香りがとてもいい。
 あのポメリーのワインビネガーを使ったマスタードを、瓶ごと添えて出して下さいます。

●にんじんのパン 300円

●スープ・ド・ポワソン(一人前) 500円
 海のエキスが濃縮したみたいな風味が かなり好き。
 パンにあわせて少しだけ出してくれるのも嬉しいし。    


や~、ワインの説明が見ていて楽しめる。
「のんだら殺す」とか、「宇宙、東京、富ヶ谷」とか、「。。。何見てんのよ!」とかね。
わっからないでしょ~。でもお店のひとに、好きな傾向を伝えればいくつでもセレクト
してくれますよ。私のオススメはこちらのお店がハウスワインにしている赤かな~。


和気藹々とした雰囲気なので、樽で飲んでるひと同士、話しちゃうし。
「これ美味しいよ~」「こっちもおすすめです~」なんて、たわいもない会話ですが。
出会いは、一期一会ですもの。おなかも心も大満足の気持ちで店を出る。
職場から走った甲斐ありだわ!

・胡椒とフルーツのフランス 200円
・カンパーニュ 250円
・フォカッチャのパン3種類をお持ち帰りしました。
お会計は12350円也。かなり飲みました。そして食べ過ぎです(笑) 

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)9

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8位

オルタシア (麻布十番、赤羽橋 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2011/07訪問 2011/07/20

楽しい!選べるこのシステム

メニューから好みの4皿を選ぶプリフィクススタイル。
(ランチ4750円也)。
メイン4皿でも、デザート4皿でも、前菜4皿でもいいんですよん。
その日の体調で、気分で、好みで、好きな風に構成できます。
いまだかつてこんなお店があったかしら。


ちなみに、魅惑の品揃えは。。。
(前菜)
・黒毛和牛サーロインと7種野菜の冷製ポトフ仕立て
・有機野菜のヴァリエーション
・ホワイトアスパラガスのデグリネゾン
・2種類のブーダン・ノワール 林檎のヴァリエーション
・松皮鰈と帆立貝のカルパッチョ
・花びら茸のマリネ カラスミ シャルドネクリーム
・立石さんの緑健トマトと5種類のプチトマト オマール海老と共に
・有機野菜のタルタル仕立て キタアカリとチーズのスープ
・ラングスティーヌとズワイ蟹のラヴィオリ トマトクリームソース

(メイン)
・平目のブレゼ アクアパッツア風
・サンドライトマトのタルタル アサリのコンソメソース
・的鯛のカダイフ包み
・カリフラワークリームとシトロンコンフィチュール
・北寄貝、雲丹、平目のクレピネット包み
・レディクションバルサミコとブールブランソース
・黒ソイのソテー 鱧ムースのパンケーキ ヴェルモットシーウィードソース
・冷製 薩摩軍鶏胸肉のポッシェ ロックフォールクリーム 鴨の生ハム添え
・桜の香りを纏ったラムローインのロースト ポルトベーロのグリル添え マシュルームブラウンソース
・蝦夷鹿もも肉の岩塩包み パースニップのグラチネ 5種類のベリーソース
・黒毛和牛の網焼き 季節野菜添え オニオンカベルネソイソース

(デザート)
・クーベルチュールのガナッシュと-196ºc のアイスパウダー
・桃のコンポートとソルベ ココナッツのブラマンジェ
・冷製サバイヨン グラタン仕立て
・ライチのエスプーマ
・アロエコンポートとパイナップル
・マスカルポーネとエスプレッソのティラミス風アマレットソース
・杏仁風味のブラマンジェ 苺とハイビスカスのジュレ ホワイトチョコレートのソルベ
・彩り果実のタルト仕立て ヨーグルトソルベ ハーブ風味 
・大葉のムースとソルベ クーベルチュールをアクセントにして
・ショートケーキの再構築 苺のソルベ

ねえねえねえ、これよ?一体誰が即決できますか?
がらっと変わることはないにせよ、時々マイナーチェンジも入るそうで、
そうしたら、全種類制覇は無理でしょうなあ。
ここで毎週ランチを取るようなひとでなければ。。。


私が選んだのは、デザート抜きのがっつりコース(笑)
お料理の前のアミューズは、とうもろこしやホワイトアスパラを使った一口ずつ。
お野菜の自然な甘さを生かしてあって、うっとり。このあとが楽しみになるわねえ。

●松皮鰈と帆立貝のカルパッチョ
 上に乗っているのはポンズのあわあわですって。
 バブルといえば吹けば飛ぶと、相場は決まっていますが、こちらの泡はなかなかどうして。
 しっかりとポン酢風味で、カルパチョとしっぽり決まります。
 
●ラングスティーヌとズワイ蟹のラヴィオリ トマトクリームソース
 まさにフレンチ!って、思っちゃう感じの、魚介の旨み凝縮の濃~いソース。
 むふ~、見た目もきれいだし、満足感があるなあ。 

●北寄貝、雲丹、平目のクレピネット包み
 今回一番好きだったかも!
 貝とウニと魚のコラボですよ、美味しくない訳ないし。
 頬がほころびますねえ、至福ですねえ、お代わりできたらいいのに(笑) 

●黒ソイのソテー 鱧ムースのパンケーキ ヴェルモットシーウィードソース
 黒っぽいグレーのソースは、なんとひじき。
 ひじきをピューレにしようなんて、普通は思いつかないなあ。
 わっかが何で出来ているのか、とても気になってお尋ねしてしまいました。
 意外にもじゃがいもですって。
 
 
ワインは、ご一緒した方がおまかせで頼んで下さいました。
お料理に合わせ、選んでもらったワイン。いろんな種類が味わえて幸せ~。
魚介だけで、こんなに種類があると、選ぶのにも一苦労デス。
未だかつて、自分の食べたいものを決めるのに、こんなに迷ったことがあったでしょうか
いいえ、この店以外にはあり得な~い。
ソムリエの方のお話しをうかがうのも、楽しく。
あっという間に時間が過ぎてしまいましたわ。大満足でした。

  • (説明なし)
  • 前菜①
  • 前菜②
  • メイン②5

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9位

フロリレージュ (外苑前、表参道、乃木坂 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥5,000~¥5,999

2011/06訪問 2015/03/27

みなさんリピートされているんですねえ!

職場近くのランチレビューを書くことから始まった私の食べログ記録ですが
ついにはこんな、予約の取れない名店までも。。。感無量でございます(笑)


あるレビューアーさんにお誘いいただき、土曜日のランチの貴重な1席を頂戴しました。
急いでいたので、お店の前を素通りしてしまい、住宅街に迷い込みました。
ひ~、石段を登ってきた上、暑い日だったので汗だらだら~。
(遅刻しそうな冷や汗も若干まじっており。。。)
お店に電話して、ようやく到着。石段上がったすぐ右側の建物だったのね。
まったく気がつかないような奥に入口があります。
外から来ると、店内は真っ暗で何も見えませぬ。
いささか暗いかなあ。先日行ったフレンチが緑溢れるお庭と明るい内装
だったので、ちょっととまどい気味かも。
一番奥が半個室になっていて、6人が座れます。


まずは今日のお料理の説明を受けてから、飲物を三々五々頼みました。
私はこのあと用事があったので、ソフトドリンクを。
小布施ワイナリーで作っている、富士を使ったリンゴジュースです(630円也)。
リンゴジュースとあなどるなかれ、うっとりするような芳香、甘すぎないきりりとした
風味が素晴らしい。これは富士以外の品種では出せない味でしょうね。


ランチはプリフィクス。税込4200円+サービス税10%
前菜、主菜、デザートを1品ずつ選んでいきます。
この日の前菜は↓のようでした。
●稚鮎のフリット 山芋とサマートリュフ
●フォアグラとメレンゲのコントラスト

主菜は
●本日のお魚料理
●シャラン産シャラン鴨ロースのロースト
(早口言葉みたいですね)
●本日の内臓料理

デザートは
●レモンのデクリネゾン
●リュバーブのアイスクリームとヨーグルトのババロア
●本日のチョコレート


●最初にちょこんと可愛らしくガラスのお皿に載ってきたのは
 緑色の四角い物体。アマガエルみたいにキュートだわ♪
 毎回必ず登場する名物だそう。うふふ、これが何かは食べてのお楽しみ。

●フォアグラとメレンゲのコントラスト
 ここに初めて来たら、まずこれを食べないと話にならないと聞くフォアグラを
 頼みました。この日はキャベツ畑みたいな別のフォアグラ料理も 用意があるとの
 ことでしたが、まずはオーソドックスなこちらを食べたいな。
 運ばれてきたお皿には、円錐状になったメレンゲと、ヘーゼルナッツが
 ちりばめられてます。そこにあとからサーブされるフォアグラといったら。
 こんな大きいの初めて見たかも。しかも今まで私が食べたことがある
 申し訳なさそうなフォアグラの親戚みたいなものとは大違い。
 見るからに肉ですと主張してるような堂々たる風貌ですなあ。
 片手にフォアグラ、片手にメレンゲを持ち、同時に味わって下さいと言われましたが
 や~、回線がうまくつながってない私には、なかなか難しいわ。ナッツ類は普段あまり
 食べないのですが、思いもつかない組み合わせがこうして出会うと、お互いが引き立て合い
 別次元に進化しちゃうのだな。  

●本日のお魚料理
 メインは同じ素材で2種類作って下さいますの。
 お魚は平目でした。最初はフリットで。モリーユ茸(アミガサダケ)となめこが
 添えられています。スポンジみたいに穴だらけですが、しゃきしゃきした食感が
 いいですね。貴重な茸だそうです。茸の風味を生かしたソースはあまり食べたことが
 ないので、興味深かったです。一緒に盛りつけられているネギと空豆のリゾットは
 ぽろぽろしているので食べにくいのが難点ですが、かなり身の厚い平目と一緒に
 いただくと、止まらなくなっちゃいますね~。 

 もう一品は平目のカルパッチョ。無農薬・無化学肥料でお野菜を育てている藤井農園さん
 からの藤の花ですって。食用になるのも初めて知りましたわ。平目に巻かれているのは
 トレビスの酢漬け。着物を着た妙齢のお嬢さんのような華やかさがありますね。
 食べちゃうけど(笑)たんぽぽのピューレはちょっとほろ苦く、味を引き締めてくれます。

●レモンのデクリネゾン
 レモンを使ったムースやら、シャーベットやらがてんこ盛りになったすっきり系デザートです。
 蜂蜜の泡の中には、これでもかと柑橘づくしですよ。

●小菓子と飲物
 大粒の佐藤錦を生のまま。お砂糖の衣でコーティングしてあるのです。


ランチならではのお得さ。CPもいいし、お料理も素晴らしい。
個人的にはもう少し明るいお店の方が好きなんですが、これはこれで非日常でいいかな。
毎月訪問するリピーターさんのために、前回と同じ料理は出さない心意気。
どのお客さんが何を食べたのか、記録し、管理するのは、大変な作業でしょうね。
でもこれは私たち伺う側にとっては、有り難いことです。
ん~これは予約が取れない訳ですね。
 

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)7

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10位

誠平 (今帰仁村 / ビストロ、バー、オーベルジュ)

2回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2017/01訪問 2017/04/10

2017年潮干狩り

去年の12月7日、時刻は19時少し前。打ち終わったメールを画面に出したまま、いまか
いまかとマウスを握るワタクシ。マイルで予約取る時並にどきどきしちゃいましたが、無事
時報とともにメール送信。ここまで周到に準備したのは、ある食事会の予約を取るためでした。
なんたって「胃袋」と「誠平」と「ひばりや」のコラボ食事会なんですもの~。
当日のゲストは県内だけでなく、本州各地からもいらしてました。どちらの日にちになっても
いいようにJALを予約し、お返事が来ますようにと祈ってました。そしてラッキーなことに
今帰仁の誠平さんでの開催日にいれていただけることになりまして。
むちゃくちゃ嬉しく、喜びダンスを踊ってしまう。仕事を辞めていなければ、日曜夜の食事会
なんて、最初から「無理だ。。。」ってあきらめていたに違いないもの。
誠平さんのゲストルームはその日は取れないだろうから、今帰仁の宿をさくっと予約し、飛行機
の決済も済ませました。わくわくしながら当日誠平さんへ向かいます。

到着するとみなさんほぼおそろいになっている。ここにいるひとたちと、これから素晴らしい
ものになるだろうひとときを共有するのねえ。
まずは食前酒から。今日のお料理はお酒つきで1万4800円、お酒を飲まないひとは1万
2800円という料金設定でした。胃袋の関根さんがお料理担当され、一皿目はみずみずしい
緑色であふれている。今帰仁の桜も咲き始めたし、一足早い春よねえ。新豆のえんどうと塩ゆで
し、スティックブロッコリやスナップえんどうとあわせてジュレをかけたもの。ジュレはレモン
グラスとういきょう、発酵塩レモンの出汁から作ってあるのですって。自家製チーズを添え、台湾
の蓮の実を柚で甘くつけたものをぱらりと散らしてあるのだ。香りと彩りを同時に感じることで
ぎちぎちになっていた心や体が深呼吸したみたい。
あわせた白ワインはフランスのソーヴィニヨン・ブラン。

続いては赤かぶとお魚。干して焼いたかぶがとても面白い食感。お魚はガーラ(アジの仲間全般)
だそうで、金柑とサクナ(長命草)で和えてあるのだ。なんとも絶妙なマリネ。お魚+お酢って
近年大好物でして。うちでもいいアジが手にはいるとダンナに頼んで酢締めにしてもらうんだ~。
金井さんはさっぱりした甲州ワインとあわせて出してくださる。ううん、リンゴみたいないい香り
のワインだわ。このあとひばり屋さんの食中珈琲が出ました。一見炭酸の効いたレモン風味の
飲み物ようですが、浅く煎った珈琲なんですって。さっぱり飲めて口直しにとてもよいです。

魚料理はひらじゃー貝(まがき貝)。貝を刻んで西表の塩、タイム、紫米と炊いた貝のリゾット
みたいの。添えてあるウズラ豆とカリフラワーはオリーブオイルと塩とニンニクで味付けされて
おり、南フランスのビオワイン(グルナッシュ)にとっても合うのだ。じっくり焼いたビーツも
甘みとこくがあって素敵。びっくりたまげたのは、塩豚で旨味をつけているという伊江島小麦を
使った焼いてあるやつ!なんて美味しいんだろ。

カシューナッツと金柑、そしてカンパーニュとパンが2種類出たあとに、メインの肉料理が。
ひとつは県産の豚をがじゅまるの木くずで燻製したハム。ラムとういきょうで味付けしたと
おっしゃっていたような。茶色いのはいのししですって。クローブやシナモン、カルダモンと
いった香り高いスパイスと新玉ねぎを煮込み、柑橘を加えたソース味わい深いことといったら。
しっとりとセミドライに仕上げてあるいちごとプチトマトの酸味と甘やかさよ。肉は残念ながら
私は食べられないのでダンナへあげてしまったのですが、お肉と一緒にいただいたらまた違った
味わいだったのでしょう。ソースはパンにつけて楽しみました。このお皿には93年のイタリア
の赤ワインが出されました。

素晴らしいお料理の余韻にひたっているそばで、ひばり屋さんが珈琲の準備をなさっておいでで。
これだけの人数に一度にサーブするのはえらいこっちゃ、でしたね。食後の珈琲は食中に出された
ものと同じ豆だそうですが、深煎りすると全然違う風味で。
さて、潮干狩りの始まり。白い珊瑚のビーチは、なんと焼いたクッキーを砕いてできている。
私たちが狩る貝はマドレーヌね♪最初に来た時にテーブルに載っていたケーキも、切り分けられて
それぞれに。誠平さんちのお菓子はお味もさることながら、どれもビジュアルが突き抜けてる。
ものすごく美しくて溜息が出そうな青のグラデーション(自然の素材で色をつけておられるはず)
からなっているゼリーは沖縄の海そのものですわ。こんなにたくさんのスイーツたちに感激しつつ
どうしてもおなかに収まらないので、貝型の焼き菓子とお土産用に用意されたクッキーとをあわせて
娘へ持って帰ることに。
最後に最高のコーディアルをいただいたのですが、誠平さんで作っているコーディアルに、ジャス
ミン茶、テキーラ、タスマニアンローズをブレンドしたもので、べらぼうに美味しかったのだ。
なんだ、なんだ、これはと目が点になりましたワ。

今日この会を企画して、そしてわたしたちみんなの度肝を抜いてくれた4人が挨拶をされましたが
ゲストからは拍手喝采ですよ。遠く沖縄までわざわざ飛行機に乗って、食事をしにいくということを
ひとによっては信じられないと思うのだろうけど、私はこの場にいられたことを心から嬉しく思う。
この日のために、どんなに打合せを重ね、準備をしてこられたことか。
幸せに満ちた素晴らしいひとときをどうもありがとうございました。
(2015年6月)↓
「美味しいパンと生ハムさえあれば」というLAB and Kitchen(神田小川町)さんの
イベントに参戦されてました。
お目にかかるのは1年ぶり~♪
誠平さんオリジナルの食品いろいろお持ちになってました。
てっきりサラミだと思って買ったのは、なんとお菓子だった!
北イタリアの伝統菓子だそうで、チョコの中にナッツやクッキーなどをちりばめたもの。
もちろん誠平さんのオリジナルレシピ。美味しくない訳ないのだ。

店舗の販売は半年待ちであるというリリコイバターが一番の目的でした。
名護産のパッションフルーツ、久高の卵、伊是名島のきび糖、高千穂バター
大三島三オーガニックレモンなどの厳選された材料で、1瓶に使ってるパッションフルーツは
9~10個と贅沢なもの。
ハワイ島に行った時、リリコイバターにはまり、ずいぶんたくさんの種類を持ち帰ったものだけど
こんなにフレッシュなものは初めて。

この日はコーディアルとケーキ(ウィークエンド)のセットも販売してらしたけど
このケーキの美味しかったこと!!
とろりとかかったリリコイバターの風味と酸味。
思わずうなる。
奥様には料理の魔神がついているに違いない。
同じ素材を使っても、普通のひとには決して出せない味。
コーディアルはいろんなバージョンがあるのだけど、今回のもどんなお味か
味わうのが楽しみで仕方ない。

9月の連休は沖縄に行くのだけど、滞在が恩納なので夜にうかがうことは
かなわないかなあと諦めてました。
でもうっかり買いそびれて、帰宅後頭をかきむしるはめになったトマトソースを
譲っていただきに昼間うかがってみようかしらん。


(2012年GW↓)
娘が無条件に「行く!」と叫ぶ場所は、今や沖縄だけになったかも。
まあ、年頃だしね。という訳で、恒例の家族旅行はアワードで予約してたソウルを
キャンセルして、沖縄行きに急遽変更。

途中レンタカーがパンクするなどのハプニングはあったものの、お約束の時間に
ぎりぎり滑り込むことができました。ああ、久しぶりのお店。
娘には、ムスカデを醸造する前の葡萄ジュースを出して下さる。
オーガニックで低温で輸送してるそうですわ。
私たちはハワイの瓶ビールを。甘みもこくもあるね。
ビールは普段あんまり飲まないけど、これは気に入ったなあ。

まずはローストチキン。
久しぶりに作ってみましたって。
ライム、スパイス、お塩で味付けのシンプルな感じ。
ああああ、食べられないのが悲しいわ。。。

そして伊江島の鴨、サーモン盛り合わせを。
ちょいスモークしてある鴨は、大変美味しいらしく、娘は私の分までむさぼり食う。
サーモンはスモーク加減といい、塩の案配といい、まずまず。

海ゴーヤって初めて食べた!
海ぶどうとは、ちょっと似てるけど別物。
ご自分で取りに行った海草を使った酢の物だそう。

アミちゃんトマト(品種名)を使って、パプリカ、キノコ、バジルと一緒に作ったパスタ。
モッツァレラたっぷりだし、オーガニックのペンネは歯ごたえもムチムチです。

出た!前回もいただいたキッシュ。奥様のスペシャリテか。
玉葱とパンチェッタ、チーズたっぷりのボリュームあるものです。
パイ生地は手作りで、さくさくと。バターをたくさん使うんだろうなあ。
冷凍パイ生地とは比べものにならず(笑)。キッシュにはトマトソースが添えてあります。

クリームチーズとあえてあるパンプキンサラダ、濃厚で甘くて!
ワインを猛烈に飲んでる私たちですが、お料理のどれもがぴたりと決めてくるなあ。
紫キャベツとラズベリーのサラダも添えてあります。
玉葱とオレンジと(あとは企業秘密だそう)のドレッシングがうまいでないの。
野菜になじんでくるとさらにいっそう美味しくなって、私的には絶賛だわ。

大きなプレート。
穀物だけがびっしり入った滋養豊かなコロッケ。
食べなれたジャガイモのコロッケとは別物ねえ。
島野菜のグリルも一緒に。ごぼうやかぼちゃ、玉葱なんかを白和えにしたものも。
それと、ごぼう・くるみの味噌和え。京都の麦味噌を使ってるそうで、なんと納豆
みたいなねばりがあります。これにあわせて山形の米鶴の吟醸酒を出して下さいました。
JALのビジネスで飲んだことある河童ってお酒の醸造元なんだ。。。とはダンナ談。

〆のデザートは、ソルベに、いじちく・プルーンのコンポート添え。

犬のパウロは横の椅子に寝そべってるし、ジャズが流れるここは、相変わらずの癒し空間。
レストランで美味しいもの食べて、思うがまま飲んで、そのまま寝てしまえるなんて、至福じゃない?
今日ももうすぐ満月っていう頃。
ちょっと雲が多いのに夜空はぼんやり明るく光っている。
道にも畑にも蛍がまたたき、外の空気は草のにおいばかりなり。
嗚呼、命の洗濯。。。

(追記)ツインベッドのお部屋があります。
寝たまま、天窓から月を眺め、朝は鳥のさえずりで目が覚めて、窓を開け放したまま
しばらくぼーっとしていました。窓の外は、きれいな緑が眺められ、リゾート気分。
ここはバリのウブドかしらと錯覚するほどですわ。
お値段や空き状況は、お問い合わせ下さいませ。


(2011年03月↓)
実は今回の沖縄旅行で、もっともしびれたお店です。
東京に帰っても、「よかったよね~」と言い合って、お店のことを考えるだけで
またすぐにでも飛んでいきたくなります。

予約しようと、旅行前に電話を入れていたのですが、お子さんがいるので
確約できないから、当日確認してもらえるだろうかとのお話でした。
今日は幸いにもお店を開かれるようで、夜は19時からっですって。
待ち時間の間、サンセットが空を染めるのを見ていました。
空全体が薔薇色に輝いているのは、ほんの数十秒。
もう二度と同じ瞬間を見ることはないのねえ。。。とおセンチに。

お店の場所ですが、まず大きな道路から、高校横のコンビニを曲がるのは
案内板もでているから、わかりやすい。でも初めてのひとは、そこから先迷っちゃうだろうな。
私たちもまずは突き当たりのキノコ工場まで行ってしまい、Uターン。
すぐにチャレンジした2周目でも発見できず、とうとうお店に電話でSOSしました。
ここがレストランだってことは、通りすがりのひとには、まずわからないでしょう。

まあ、なんて素敵なエントランス。タイル張りのアプローチは、海外からの輸入だろう
アンティークな扉に続いてます。明るさを押さえたシックな店内はところどころにある
スポットがきいてるわね。椅子やテーブル、置いてある家具もとっても好み。
なんて雰囲気のあるお店だろう!一目見て、何もかもが気に入りました。
そして、私たちを出迎えてくれたのが、看板ワンコ君。
まだ1才だそうですが、床に寝ころび大人しくしてますよ。

や~、飲み物の品揃えがすごいな。ダンナがたちまち釘付けになる。
うっかり錯覚しそうになりますが、ここは那覇の街中じゃなく、今帰仁。
私はグラスで出しますよとおっしゃって下さったので、泡の立つ飲み物を。
ダンナは自家製のジンジャーエールをもらいました。
つまみに、チーズの温かいディップを出して下さる。
ほとんど飛び込みに近い状態で行ってしまったので、支度が大変だったのかも
しれないなあとは、あとで気が付いたことですが、この日は最後までお料理メニュー
っていうものを見ませんでした。
おまかせでもかまわないかと聞かれ、もうすっかりくつろいでた私たちは
ここなら何が出てもウエルカムだと確信していたので、そうお願いしました。

置いてある写真集をめくりながら、ゆっくりお料理を待つ時間の至福さよ。
まず出てきたのは、そば粉のガレットです。中身はトマトソース。上には生ハム。
卵をとろ~りまぜこんでいただくガレットのほっぺた落ちそうなこと。

続いて、島野菜のキッシュ。添えてあるサラダの揚げたゴボウにご満悦な娘。
サクサクした生地もとってもいい感じですが、太陽のめぐみいっぱいにもらったような
トマトソースをつけて食べると、ますます美味しい。お野菜とパンチェッタがぎっしり。

この日一番感動したかもしれない、カブとブドウのお料理。
パセリとすり下ろしのしょうがを散らし、果汁みたいにフレッシュで甘酸っぱい液で
あえたもの。マリネ。。。とはちょっと違うのよねえ。
皮ごと食べられるトンプソンという種なしぶどうをお使いでしたが、ぷちぷちはじける
甘い果肉の食感も楽しめますし、ちょうどよく味付けされたカブの歯ごたえも最高。
酸味も、甘さも、すべてがバランスよくて。

それから豚の煮込み。キャベツににんじんに玉ねぎ、豆などの野菜がいっぱいの
スープの中には、ぽっかり浮かんだ三枚肉。相当煮込んであるのか、柔らかく
ほろほろだったそう。普段は肉の入ったスープも敬遠しちゃうところですが、いやいや。
全ての旨みが出てるスープの、その美味しいことといったら。

最後の〆はトマトソースのパスタです。
海老がたくさん入っているので海鮮のパスタかと思いましたら、こちらにもパンチェッタが
これでもかと入ってました。もうかなり遅い時間になっていて、沖縄に来てからというもの
寝てばかりの娘は、「車の中で横になるね~」と言い、戦線離脱したあとでした。
3人分で作って下さったパスタを、完食したいとがんばったのですが、あと少しのところで
ギブでした。きれいに残さず食べられなかったのが心残りです。

お料理は奥様がなさり、飲み物を作ったり、お皿の上げ下げなんかはだんなさまの担当。
飲んで食べて、短時間で帰りたいひとには全然おすすめしません。
くつろぎに来るお店だと思うから。このお店の空間と、お料理を、時間をかけて楽しんで
もらいたいな。あと、お子さんがまだ小さいので、急にお休みすることもあるみたいデス。

お庭には星見台があって、お料理を待つ合間に、私たちもそこに登ってみました。
この夜はフルムーン。時々雲隠れしつつ、でもあたりを煌々と照らしていました。
あたりはしんと静かで、カエルの声だけが響いていて。
ここで寝ころがって、満天の星を見上げたらどんなだろう。
流星群の来る時は、流れ星がたくさん見えるそう。
想像したら、力が湧いてきますよ。私はもうここに帰ってくる気満々で(笑)。

多分場所がいいのです。
特別な、土地なのですよ。

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