『《久留米ラーメンの歴史》』ryu5papaさんの日記

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ryu5papa (50代後半・男性・福岡県) 認証済

日記詳細

《久留米ラーメンの歴史》

昭和12年(1937)南京千両 【初代】宮本時男
「とんこつラーメンの元祖」
九州初のラーメン屋台「南京千両」が誕生。初代店主[宮本時男]は、当時、東京や横浜で流行していた「支那そば」と自身の出身地の名物料理「長崎ちゃんぽん」をヒントに豚骨ラーメンを考案。清湯の豚骨スープ・自家製のちぢれ麺・短冊切りのチャーシュー・メンマという独特のスタイルで九州初のとんこつラーメンが誕生した。南京千両は現在も発祥当時の味を、そのまま引き継いでいる。

昭和22年(1947)三九 【初代】杉野勝美 
「白濁系とんこつラーメンの元祖」
創始者の杉野勝見さんは、当時とんこつラーメンの元祖南京千両に習い、透明なとんこつスープ[清湯]でラーメンを提供していたが、偶然の失敗(誤ってスープを沸騰させた)によりまっ白なスープ[白湯]になった。試しに味付けしてみると深みとコクのあるスープになったのが現在のとんこつラーメンのはじまり。3年後、常連客の四ケ所日出光さんに店を譲渡。杉野さん自身は北九州に移住し店名を新たに「来々軒」として営業開始。現在は二代目が暖簾を守っている。

昭和25年(1950)三九【二代目】四ケ所日出光
「久留米ラーメンを九州各地に広めた功労者」
屋台三九を引き継いだ四ケ所日出光さんは、熊本県玉名市にも支店を出した。これが現在の熊本ラーメンのルーツになり、その後鹿児島以外の全九州のラーメンに伝わって行ったと云われている。四ケ所さんは昭和31年(1956)に佐賀市に店を移し現在も営業中。

昭和23年(1948)潘陽軒
屋台から発祥し今も久留米で現存する店舗としては2番目に古い老舗のラーメン店。現三代目店主の祖父が満洲で習った麺料理を再現したのが、ここのラーメンの始まりらしい。久留米の「大砲ラーメン」の親子愛を題材にした映画「ラーメン侍」のロケにも使用された。

昭和27年(1952)清陽軒 【初代】香月浩 【2代目】一木公治
「豚背油“カリカリ”の元祖」
屋台から発祥の久留米で3番目に古いラーメン店。昭和27年に屋台で創業し、久留米で一番人気のラーメン屋台となる。大砲ラーメン初代の修業先としても知られ、清陽軒初代の香月浩は、昔ながらの久留米ラーメンに入る豚背油を揚げた「カリカリ」の考案者でもある。一度は暖簾を下ろしたものの復活を望むファンたちの後押しを2009年に復活!大人気を博している。

昭和27年(1952)幸陽軒 【初代】原口幸春
佐賀県の基山町に移転後「丸幸ラーメン」に店名を変更した。久留米の繁華街である「文化街」で開業。高度成長期と共に成長し大繁盛した。伝説の店と呼ばれる、この『幸陽軒』は、丸幸ラーメンの前身の店であり、そこから独立したのが久留米で濃厚系の元祖『大龍ラーメン』 である。 

昭和28年(1953)大砲ラーメン 【初代】香月昇 【2代目】香月均史
「“呼び戻し”の名付け親」
昭和28年創業。二代目店主 香月均史が久留米ラーメン特有の作り方である“とんこつスープの継ぎ足しスープ”を「呼び戻し」と命名した。二代目は、1999年に久留米で開かれたとんこつラーメンの祭典「第1回ラーメン・フェスタin久留米」の中心人物として、久留米ラーメンの知名度を全国区にした。

昭和28年(1953)満州屋 
久留米の餃子屋台から創業。二代目が久留米の文化街に店舗を構え、現店主の三代目が店名を満洲屋から「満洲屋が一番」に変更。次々に別ブランドのラーメン店を立ち上げている。

昭和29年(1954)来福軒 【初代】吉野親之 【2代目】吉野亮
国鉄久留米駅(JR久留米)前に屋台から創業の老舗ラーメン店。あっさりで優しい味わいのラーメンは昔ながらの屋台のラーメンを彷彿とさせる。昭和29年(1964)に店舗に移行。ラーメン屋さんなのに「中華」のメニューもある 久留米では珍しいラーメン屋さん。現在は二代目の吉野亮は「久留米ラーメン会」の会長も務めている。

昭和30年(1955)沖食堂
「食堂系ラーメンの元祖」
久留米で「元祖食堂系ラーメン」といえば沖食堂。近くにある城南中学や明善高校の生徒さんにも大人気。住宅地の中という珍しい立地にある食堂系のラーメン屋さん。学生時代に沖食堂に通った人たちが、大人になった今も昔を懐かしんで訪れるという。焼きめしが人気のひろせ食堂とは親戚筋にあたる。

昭和32年(1957)ひろせ食堂 【初代】廣瀬堯治 【2代目】廣瀬孝
「久留米焼めしの元祖」
食堂系ラーメンのひろせ食堂。いま久留米で大流行している「久留米焼きめし」をラーメンとセットにして売り出し大ブレーク。久留米のラーメン店では、やきめしと云えばひろせ食堂を指すくらいの有名店。現店主二代目の廣瀬孝が父の遺志を継ぐ。同じく久留米の有名店、沖食堂とは親戚関係にあたる。

昭和33年(1958)丸星ラーメン
「国道系ラーメンの元祖」
国道3号線を走る長距離トラック運転手さんたちの口コミにより全国へと広がって行った。全国的に一番知名度が高いラーメン屋さん。当時、久留米ラーメンには無かった「替玉」を採用したのは、この丸星ラーメンからだ。

昭和38年(1963)鯉龍軒
中華料理のメニューが60種類以上もある地元で愛される食堂系の久留米ラーメン。毎月3が付く日はラーメンが300円になるサービスデーがある。

昭和40年(1965)竜鳳
久留米市花畑駅横の食堂系のラーメンの老舗。「ちゃんぽん」「やきそば」「やきめし」など食堂系のメニューも旨い。

昭和40年(1965)丸幸ラーメン 【初代】原口幸春※前身は「幸陽軒」
久留米の文化街にあった伝説の店「幸陽軒」が、車社会の将来性を睨み佐賀県の基山市に移転。屋号を「丸幸ラーメン」とする。平成13年には、久留米原古賀店を出店し里帰りを果たしたが、現在は休業中らしい。

[昭和42年(1967)大龍ラーメン 【初代】黒岩文雄 
「濃厚系久留米ラーメンの元祖」
丸幸ラーメンから独立後、独自に「濃厚系の久留米ラーメン」を確立。久留米ラーメンの重鎮としても知られる超有名店。テレビ出演をきっかけに、初めて久留米ラーメンの存在を全国区に知らしめた。

昭和43年(1968)丸好
「ドライブイン型・久留米ラーメンの元祖」
丸好食堂が開店。ドライブイン型の食堂系のラーメン。食堂にふさわしくラーメン以外のメニューも豊富で、焼きそば・ちゃんぽん・焼きめしも人気。

昭和48年(1973)大栄ラーメン 【初代】大垣武敏 【2代目】大垣敏久
西鉄久留米の旧大栄通りに出店し、瞬く間に大繁盛店になる。ラーメン屋さんには珍しい「学割制度」は、大栄ラーメンが元祖。50年以上継ぎ足してきた豚骨スープで作る、昔ながらのさっぱり系の久留米ラーメンに豚背油を揚げた「カリカリ」が香ばしい風味が堪らない。50年継ぎ足し豚骨スープで煮込んだ「豚足」や「ホルモン」は大栄ラーメン名物。平成4年に小頭町に移転、さらに六ッ門六角堂を経て、平成24年11月7日東町にリニューアルオープン!

昭和48年(1973)久留米屋
久留米の夜のラーメン屋さんの中では、知らない人はいないほど有名な店。営業時間が夜だけなのは、屋台時代から名残か。現在は店舗営業だが、屋台時代にはスープの出汁が気に入らないと店を出さない頑固さで、かつては「まぼろしの屋台」とも呼ばれていた。コクがあるのに脂っぽさのない「久留米ラーメン」の王道ともいえる店。

昭和52年(1978)丸福ラーメン
「筑後丸福」や「本田商店」の起点になるラーメン店。かつてのラーメン激戦区だった花畑で、ライバルとして大龍ラーメンとしのぎを削った。国分町に移転後の2012年、惜しまれつつも閉店したが、同年12月に篠山町で再オープン。

昭和60年(1985)くるめラーメン
「ファミレス型・久留米ラーメンの元祖」
大龍ラーメンの指導を受けたくるめラーメンが開店。ファミレス型のラーメン店で、家族連れや女性客も気軽に入れるラーメン店として大繁盛店になる。

平成11年(1999)龍の家 【店主】梶原龍太 
※博多一風堂で修業した「龍の家」がオープン。“博多生まれの久留米育ちのラーメン”という、抜群の店舗センスと接客で久留米には今までなかったラーメン屋のスタイルを確立した。若年層を中心に大ブレークした。

平成11年(1999)ラーメンルネッサンス委員会発足

平成11年(1999)第一回ラーメンフェスタin久留米開催

平成12年(2000)モヒカンらーめん 【店主】於保貴久 
北野の薬味系ラーメンで有名な「一味ラーメン」から独立。味に研磨を重ね、10年目で大ブレーク!いまでは久留米で押しも押されぬ大繁盛店となった。

平成15年(2003)梁山泊 【店主】池末栄一
大龍ラーメンで修業後の平成12年に八女黒木で「ラーメン龍月」として創業。それから3年後の平成15年に念願の久留米の花畑に梁山泊を開業し、濃厚系ラーメンと焼きめしのセットで一気にブレークした。

平成21年(2009)「久留米ラーメン会発足」
来福軒・南京千両・ひろせ食堂・清陽軒。久留米ラーメン会として「九州B-1グランプリ」に出場し第三位獲得

平成22年(2010年)本田商店 【店主】本田眞一 
2010年9月にオープン。久留米市国分町の「丸福ラーメン」で修業した、筑後市の繁盛ラーメン店「筑後丸福」のセカンドブランドとしてオープン。

平成24年(2011)久留米ラーメン会が12店に拡大。
「来福軒」「清陽軒」「南京千両」「ひろせ食堂」「大砲ラーメン」「大栄ラーメン」「南京千両マリン」「モヒカンらーめん」「本田商店」「梁山泊」「麺屋中る」「龍の家」 来福軒・南京千両・ひろせ食堂・清陽軒

平成24年(2012)「九州B-1フェスタin久留米2012」
久留米ラーメン会からモヒカンらーめん・本田商店・梁山泊が出場。3店の合作スープに南京千両のちぢれ麺を合わせる斬新なラーメンが話題を呼ぶ。

平成24年(2012)来雷軒
今年の6月に突如として現れた新星。あっさりなのにコクがあるスタンダードな昔風久留米ラーメンを踏まえつつも、現代風な雰囲気を感じさせる。


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