kennnyさんが投稿した寿司 花一(島根/松江)の口コミ詳細

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掲載保留寿司 花一松江/寿司

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  • 夜の点数:4.6

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2015/04 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

ここの寿司には感動がある

松江駅の北東、伊勢宮の繁華街の雑居ビル奥「寿司 花一」魚と寿司を楽しみました^^

訪れたのは日曜の夜ということもあってか、お客さんは私一人だけ。ちょっと申し訳ない気分ですが、おかげで大将とお話をしながらゆっくり魚を堪能することができました。

最初にいただいたサバの炙りから驚きの連続。レンコダイ、イカ、サヨリなどなど、それぞれの魚から純度の高い旨みが引き出されていて、いままで食べてきた魚の美味しさって何だったのだろう?と考えてしまうほど。ウナギや玉子焼きなど、ちょっと方向の違ったものでも、料理のポリシーはブレません。ノドグロは炙りで。加熱されて品のいい脂が芳香を放ち、絶妙な味わい。

大将は職人タイプでよく喋る方で、時に辛辣なこともいろいろおっしゃいますが、けして高圧的な頑固親父ではありません。満足してもらうのではなく感動してもらえるものを提供するのだとおっしゃる大将は、ただ鮮度のいい魚を切っただけのものなんて客に出しません。酢や昆布で〆たり、数日寝かせて水分が適度にぬけ旨みが凝縮させたり、と魚を熟知し理にかなった調理を施して出されます。最近よく見かける「炙り」にしても、部分的に加熱し化学変化させるという明確な目的にもとづいて炙られた結果旨みも香りもレベルが違います。包丁を入れる、加熱する、〆るといった調理が、どのように味に影響をもたらすのか、理屈ではある程度予測できても実際に目と鼻と舌でそれを体感すると思わず言葉を失ってしまいます。

これらにあわせるお酒は松江の地酒、李白。魚の旨みをさらりとのどの奥に運んでくれる佳酒。華やかな香りのある吟醸酒や雑味の多いお酒はこういう魚たちには合いません。あるいはビールを含めた炭酸類もあまり合わないでしょう。

〆に握りを数貫。舌にさらりと旨みを乗せてくるマグロの漬けもいいけれど、一番驚いたのはウニ軍艦巻の海苔。こんなに味と香りの濃い海苔は初めての経験です。

普段、鮮魚はいただいても寿司をあまり積極的にいただかない私が、この大将の腕を正しく理解できているとは言いがたいと思いますが、それでも十分驚かせていただきました。大将曰く松江で一番高い寿司屋だと笑われますが、それだけの質は十分伴った、いやそれ以上のものであることは間違いないでしょう。ごちそうさまでした。また松江に来たらぜひ立ち寄ります。

2015/05/22 更新

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