さらまんだーもぐもぐさんのマイ★ベストレストラン 2010

もぐもぐもぐ♪ さらまんだーもぐもぐの口福記録~美味しいものを食べて笑顔のある生活を

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

毎年ベストレストランの季節はばたばたしていて締め切りすぎちゃうし、本当にベストを選ぶのって難しい気がしていたので投稿したことなかったのですが、食べログ歴も長くなり、今年は初チャレンジです。
いつもは件数の多さから居酒屋レビューアーということになっていますが、こうやって選ぼうとすると明らかに「和食」と「フレンチ」がつくづく好んだなぁ、と思います。でも、両方ともミシュラン☆のつくような店はそうそう通いつめることはできないので、一期一会の印象できめたところと、二度三度通って点数を決めたところでは前者の方が甘くなっているようにも思います。つまりその時の体調や一緒に食べた人との会話や雰囲気全てが影響するものだ、という事は素人評価のレビューアーの私たちが常に意識しなくてはならない点ではないか・・・そして、レビューアーの評価を読む人もその点を了解して読んで戴けるとありがたいなぁ・・・と思います。
さて、今年の一番にさせていただいたのは『ル・マンジュ・トゥ』さんです。レビューアーさんによって評価のばらつきが大きい店ですが、私は好きです♪ レビューにも書きましたが、同じメニューであっても味の進化を感じられたのは幸いでした。
二番目として選ばせていただいたのは京都の『三玄茶』さん。(食べログさんの編集上は三番目になってますが。。汗)
こちらは一度しか伺っていませんが、毎週のように伺うことのできない東京の人間にとって、京都のような遠く離れた地で一度っきりかもしれない「食事」を、一見であっても心地よく、且つ相当に美味しく、楽しく戴くことができる場所が好ましいのです。その意味で一度でも、好印象であったこの店の存在は大きいものでした。
同じ目線で選んだのが札幌の『ル・バエレンタル』さん。(3位にしましたが、編集上はあがってきませんね。↓の事情のせいかしら?笑)
食べログさんにプレゼントして頂いたチケットの活用という特殊事情があったにせよ、遠くまで来て良かったと思えたのが決定打です。
食べログさんの編集上、二位に上がっている『くろぎ』さんは、最近のお気に入り。評価点は昼も入っているので4.5になっていませんが、夜の評価点をベースに選びました。他レビューアーさんの指摘にあるように若干塩気がキツイ時もあることなど、まだまだ色々進化して欲しいという気持ちもありますが、毎回感動させていただけるのがありがたいです。5番目に選んだ『OGINO』さんは全体のバランスはともかく「肉」あるいは「ジビエ」といったほうがいいかもしれませんが、その方面で毎回強い印象を与えてくれるという点で素晴らしいと思っています。
レビューアップが遅いので、何度も足を運んでいながら、この期間にレビューをあげられなかった『居酒屋やまちゃん』や『肉寿司』さんなどもベスト10には入れたいようなお店です。居酒屋レビューアー失格かな(笑)

マイ★ベストレストラン

1位

ル・マンジュ・トゥー (牛込神楽坂、牛込柳町、神楽坂 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 ¥8,000~¥9,999

2014/10訪問 2014/11/30

【再再々々レビュー】その瞬間をとらえたか?


今年もベストレストラン駆け込みです。いつも一番書きたいのは12月に戴くベギャスなんですが、どうして、対象月ではないんだろう。。。とはいえ、今年は3月、10月もお伺いできたので、堂々と書けますがね。(12月にさかのぼって書くんじゃないから)なお、震災復興ランチは今年で、いったん区切りをつけるそうです。よって、昼を参考にしたい方、たぶん、もう、しばらくないと思いますのでお店にご確認くださいネ

以下は2013年11月に記載のコメント

すみません、もはや、昨年いったん区切りをつけるそうですので、究極についてのお話を書いてしまったから、再々再再レビューなんて書くのも、ベストレストランに載せたいが一心。

でも、やっぱり好きです、谷シェフのお料理。鹿のスープとハムは私の中では鉄板。勿論「生き物」なので、同じ産地といっても状態も違うでしょうに、水を使わないで仕立て上げるあの味は絶品ですし、やはり、素材を一番よいタイミングで調理する技術と情熱(もお味に反映していると思います。)、そのベストな瞬間を常に、クールに、が、しかし、楽しくてしょうがないというオーラをもって提供し続けられるこの空間は、いつまでも通い続けたい、と思わせる何か、を持っておられると思います。

以下2012年11月のレビュー 評点は変更していません
【再再々レビュー】 究極とは足すものがないのではなく、取り去るものがない状態。

タイトルの言葉を伺ったのは、昨年の終わりに、すっかり有名になった(イエ、私的に。。)チャロの鹿のコンソメを頂きつつ、レアな食材ベギャス(ヤマシギ)を戴きに伺った時。
益々色気のあるプレートを出される谷シェフが目指されているのはその極みなのですね。水の料理である和食に対し、西洋料理は「火」の料理であるということ、こういった違いを強く意識して、お店に泊まられる日も多いほど研究をされているとか。
でも、以前のレビューにも書いた通り、いつ料理をされているのか?と思うほどスタイリッシュなんですけどねぇー。その片鱗はお料理の話をされている時のきらきらした光が目に輝く時のみわかるみたいで。。
それはさておき、ベギャス。
胸、腿、脳みそ、くちばしの部分・など全ての部位をニガミを残しながら内臓のソースでまとめ、旨みを引き出す、その技量というのかお味に色気を感じるような素晴らしい一皿でした。
今年もまた頂きに行こうと思います。

今回点数刻みが増えたので総合と料理・味をUPしました♪ 総合4.5⇒4.7 料理・味4.8 

【再々レビュー】 震災支援復興ランチも戴きに行きました。'11/11/29 ('11/11 訪問)
夜の点数☆ 4.5(料理・味 4.5 | サービス 4.0 | 雰囲気 4.0 | CP 4.0 | 酒・ドリンク 4.0)
昼の点数:☆4.5(料理・味 4.0 | サービス 4.0 | 雰囲気 4.0 | CP 4.5 | 酒・ドリンク 4.0)


【前説】
ベストレストラン2011の集計が迫っているので、慌てて追補。(写真後でアップします。すみません)
やっぱりこのお店が好きなもので。
夜はいつもの通り、日々研鑽を怠らない谷シェフの素晴らしいディナーに接すると幸せになります。
でも・・・・・・アチコチでコラボイベント等やられていたりして遠征もされているようなので、必ずしも遭遇できないかもしれないし、その時にどんな感じになるか・・・なんていうのもよくわからないのです。でも震災があってから、人づてに、どうやら月に2回程度土曜の昼のランチをしているらしい・・と聞いて・・HPを見たら、なるほどやっている・・・お昼だから、谷シェフ自らが厨房に立っておられるかどうかはわからないな・・・と思いつつ、やってきたわけです。初めてのお昼に!今回はその後にお伺いした夜ではなく、震災復興支援ランチのレビューを書き加えます。

【ここから追加レビュー】
そう、そういうわけで、お昼の「震災復興支援ランチ」(売り上げの二割とした寄付金も含め5800円)にいっぱいお酒が呑めるお友達たちとやってきました。真夏の頃で、昼の日差しがまぶしい時間の神楽坂エリア・・というのも、なんとも雰囲気が異なるものですね。夜とは違う、ガラスの美しい壁の反対側に小さな黒板案内板に震災復興支援ランチと書いてあります。
厨房には、谷シェフの姿が見えません。今日こそ・・・はおられないのかしら?
階段を上がって席につきます。
スタイリッシュな店のたたずまいは、中に入ると実に気持ちのよい明るい空間になりますね、昼間は陽光が差し、いい感じです。
さて、先ずはシャンパーニュをお願いし、震災復興支援ランチの構成は前菜にオマールが登場、サラダ仕立てということですが、サラダというにはまったりと濃い感じで、串揚げエスカルゴのほうがタレがサッパリしている様な気がしました。食事とは関係ないのですが、このオマールのサラダ仕立てが入っていた器を取り囲む、薄緑色の器が、プラスチックであるのには驚かされました。なかなかスタイリッシュで涼しげで、いかにもル・マンジュトゥー好みです。
相変わらず、シニフィアンシニフィエの特製パンが美味しいですね。白を注文して前菜2が登場しました。豚の三枚肉のテリーヌはケッパーエシャロットピクルスの薬味の上に更にセルバチコの泡がトッピングされた非常に薄く切られたおいしい逸品です、ラビゴットソースがベースですが、爽やかな夏にふさわしい味でした。やっぱりこちらは肉がいいですねぇ。
それを更に感じさせられたのは次に来た真鯛のソテー、フュメドポワソンをベースにしたサフランソースとパプリカにかかったニンニクソースなのですが、何故か中華の五香粉のようなものを感じました。入ってなかったそうですが・・・焼加減が素晴らしい真鯛の皮目を愉しむには少し濃い感じになってケンカしそうでした。この時点でもしかしてシェフいないのかしら?と思ったことは事実ですが、実際はいらっしゃいました。何か方向転換をされる気配なのかしら???
でも、やっぱり肉料理として鳩のグリルがだされたら、安心しました、鳩のささみ 腿肉 胸肉を夫々違う調理法でじっくり焼き上げておられていて、素晴らしい味わい♪これを食べたら、さっきのちょっと不安定な味を忘れ去るほどのインパクト。ビーツとカシスで作られたソースが実に良くマッチしていました。
最後に中にアイスの入った桃のコンポートを戴いている頃には他のお客様もお帰りになってしまい、更に出てきたミニメロンソーダやらお茶を愉しんであっという間に15時過ぎ。。。追い立てられるようなことはなく、にこやかに谷シェフ以下お見送り戴き、恐縮して帰る道はまだぎらぎらの太陽が出ている・・・ってなんか変ですけど、良いランチでした。肉のメニューは素晴らしく、お魚系が口に合いにくかったのは残念でしたが、鳩で全て吹き飛ぶほどの内容。二割を義援金に回されてしまうと、この手間のかかった料理をお試しで戴けるのは本当に素晴らしくありがたいことです。(悩みましたが評点は夜より食事を下げたもののCPを上げたので結果同じになっています。)


以下は2010年2月のレビュー
【再レビュー】 進化していっても・・・・恋する気持ちはかわらない 
念仏のようにル・マンジュ・トゥー♪と唱えて、漸く行ったときの感動は頭の中から消えることはなくとも、時間のほうはなかなか、なくってご無沙汰してしまっており、誘ってくれる方に導かれ、漸く再訪を果たしました。今回はしっかり市ケ谷から牛込中央通りを登っていきましたから、ばっちり到着。
前回来た時には白い服装で「かっちょえー」感じで1階の入り口でにこやかに迎え入れてくれたと記憶する谷シェフは今日は黒いラフな服装。「1階はオープンキッチンで、谷シェフが料理する姿を見ることができる」とか書いてあるレビューなんかを見たりするんですが、若い衆はいわゆるコック服とネッカチーフとか帽子とかお召しになっているのに、前回も、全然「現在料理中」的な状態ではなく、スタイリッシュで余裕たっぷり、この方、いつ料理を作ってらっしゃるんでしょう??っていつもフシギに思ってるんですよねぇ。。。いつも遅い時間スタートだから?
つっこみはさておき、間が開いているうちに、あの特徴的な男性サービスの方は他に移ってしまわれて、女性お二人に。シェフも随分何度もお皿を運びに上がってきておられました。

先ずは坂上がり、もとい、坂登りの喉の乾きを癒すべく、エルダーフラワー(*)のシャンパン割りを。少し甘いこの泡はぐいぐいいけちゃいます。
(*)セイヨウニワトコ ヨーロッパでは万能薬とされるハーブだそうで本来苦いらしいんですが、甘く煮出してあるのでしょうか??

さて、今回は4名での会食。全員揃ったところで、前回も戴いたエスカルゴの串揚げ。前回はカップの中に入っていたけれど、今回は小ぶりの白い皿の上にフツーに横たわっていました。
初回と違って、見た目のインパクトは下がったけれど、口の中に入れたときの美味しい衝撃は変わらないですね。酸味のあるソースは、バルサミコを使っているそうで、それがスパイスとなって、串揚げにありがちな油っぽさが抜け、エスカルゴ好きには勿論、見た目や土くささを含めて嫌いだという人にもオススメの逸品。
パンは大好きな『シニフィアン・シニフィエ』の。パンだけでおなかふくれちゃう。
メインまでに6品あります、ということで、次の3品は白子のムニエル、チャロの鹿のコンソメポアプラード、ひよどり(網捕りではないそうで、それが故に処理がいいらしいんですね)のココット蒸し 

まずは白子のムニエル。これがまた香ばしくて、そしてロックフォールチーズとハーブのソースが、白子とその土台の苦味の残った菜の花にふんだんにかけられて、目にも鮮やか。これが、口の中に広がると、その食感の妙と香りが鼻に抜けて、なんとも言えず美味しいのです。いやいや、コック服がどうの、ってもう、そんなこといいです、どうでも。。ごめんなさいって言いたくなるわけです。シェフ、確実に進化してますね。
そして蝦夷鹿を赤ワインで漬け込んで、水を一切使わずにコトコト煮込んだコンソメスープ。一滴たらしたトリュフオイルが、清涼剤のようになっているのでしょうかね。このスープは旨みと風味がぎゅっと詰まった命のスープですね。あわせられた鹿の生ハムと一緒にいただくとハムに詰まった滋味が溶け出して、単品でいただくコンソメとはまた違う深い味わいを感じることができます。シェフがこの工程を説明してくださったのですが、表情豊かに語られるときの目の輝きが、私たちが喜ぶような逸品を作り出す喜びを語っています。どうやって、美味しさと同時に、驚きをお客に与えることができるかを考えることが本当に楽しそう。シェフの生き生きと楽しそうな笑顔は単に素敵なだけでなく、テーブルの私たちに幸せ気分を運んでくれるんですね。
そして、次はヒヨドリが頭から入ったココット蒸しです。蒸しであるのにパリパリとした食感や、しっとりした肉部分など、お上品にフォークを使っているときちんと食べきれないので、最後はむしゃぶりついて、フィンガーボールのお世話になるしかないですね。

そして、真鯛のポアレとロワール産ホワイトアスパラです。卵白がベースのソースにここでもトリュフとトリュフオイルが使われているのですが、強い主張はなく、シーズン初物のホワイトアスパラにまとわせたソースが本当に美味しいです。

そして肉は霞ヶ浦の尾長鴨のロースト、トランペット茸が鴨の下に置かれていますが、赤ワインとコニャックで煮込んだソースの味がしみこんで、それだけでも美味しいのです。脇には同じ鴨の心臓と砂肝で作ったソーセージ。再びシェフのお話によれば、このソーセージは塩分が相当高い状態で熟成させているらしく、確かに単品では普段なら到底いただくことのできないしょっからさのハズなのに、強い塩気はあっても、本体の鴨の脂やソースと一緒にいただくとそれほど感じないのが不思議なくらいです。
いや、この味わいも、先ほどの鹿やひよどりとは全く違うアプローチでシェフの力量、ここにありという感じ。

最後は濃厚なバニラアイスクリームつきの、これまた濃厚なタルトタタンとハーブティーで〆た。おっと、こちらはカヌレやアーモンドフロランタンなどのプチガトーも美味しい。甘いもの好きとはいえない私が美味しいと思って食べられるのだから、たいしたものだ。

いやいや、またまた、やられました。ソースなどのベースは同じなのでしょうか、素人の私がこんなことを申し上げるのはおこがましいとはいえ、
総合力はどんどん進化しているように思います。ますます虜になってしまいます。

前回のレビュー:ひと目ぼれ。。。。恋は盲目だからねぇ。。(08/10/26 08/9訪問 総合☆4.5 料理・味4.5 サービス4 雰囲気4)
呪文のように頭の中で繰り返しながら、行くかどうかを逡巡されていたという
maffinさんのレビューを読んで以来、私も頭の中で念仏のように唱えることになりました。
ル・マンジュ・トゥー ル・マンジュ・トゥー ル・マンジュ・トゥーに行きたい・・・・・

ですから、飯田橋の駅から乗ったタクシーがなかなか辿り着けなかったり
(いや、結構難しいですね、慣れないと。。。一度通りすぎちゃいました)、
連れがなかなか来なかったり(同じく迷ったらしいです)の困難を乗り越えて (大袈裟?)、
ようやく食前酒、そして少し薬草っぽいグレープフルーツジュースとシャルトリューズを使った
アミューズ(?コースにおける食前酒という位置づけでしょうか)を口にしたときには、
まだまだ緊張が解けなかったのです。

でも、二品目のエスカルゴの串揚げで、一気に、ボルテージがあがりました。
文句なしに美味しい。

更に甘草を使ったコンソメジュレとフォアグラのムース。。。ジュレは結構濃いのに
このお味に恋してしまいそうな勢いです。

そして畳み掛けるようにドライトマトのソースの上に頭にパルミジャーノの傘をかぶったホタテ
がやってきました。ソースの一口ひとくちが大変においしい。ドライトマトはうまみとコクがあるのは
わかっていましたが、こんな味が出るのか?!というような、意外感のあるお味でした。

もう、この時点で完璧に深い恋に陥ったことを、認めざるを得ない私たちでした。

脇を固めるパンも大変美味しい。サービスの方に伺ったらシニフィアン・シニフィエのものだ
そうで、さすがです。

お次に出てきたのは小っちゃなココットに入ったポルチーニ茸とリードボーのグリエ。
実を言うと、私、以前 胸に詰まらせて以来 リードボーを戴くのは、ちょっと怖かったのですが。。
そのトラウマを充分吹き飛ばすだけの迫力と美味しさがありました。難を言えば少々油っぽい
感じだったかな。

そしてお次は「ハタ」 ロックフォールチーズとディルのソースがかかっています。
北海道のセルバチコ(ロケットみたいですね)に縁取りされてます。シェリー酒を使った
ビネグレットで味つけられてます。

そして、ご不満の向きの多い角煮でしょうか、サービスの方のご説明では塩漬けした
マネッシュ豚の皮付きだそうで、上にサマートリュフ、赤ワインソースがかけられています。
ラットという品種のじゃがいものグラタン状のものが付け合せとして出されており、
コンビネーションもよろしく、私には、これも美味しくいただけるお品に感じました。

デザートとして バイナップルのコンポートとフレッシュマンゴー
そしてチョコレートケーキのシフォンが登場。チョコレート濃い!
小菓子もいずれも美味しい。

。。。と、いうわけで、
テーブル間隔の狭いこの店で、隣の席のことが気になる人が多い事は
理解できなくもないですが、そもそも、それはあまりお行儀のよいことでも
ないですし、そんな他人のテーブルの中身に目をくれる時間もないほど、
料理の美味しさに引き込まれてしまった私たちにとっては、料理は大変に満足でした。

サービスも、確かにお二人だけなので、二人ともがフロアから居なくなってしまったり
してスムーズにいかないこともあったかもしれませんが、それをあまり気にしないで
いられたのもおそらくは料理の質の高さだったと思えます。

「大当たりー♪」
もし、アタリかハズレか2本しかないおみくじを引く運命だったのだったら、
オオゲサにそんなコトバを発することになったのでしょうが、
まぐれで引いたおみくじではない、と信じています。
また念仏唱えながら伺う日があると思います。
ゼヒ次回も美味しい料理をよろしくお願いします。


注:コースは皆さんが書かれているように12,600円なのですが、お酒を沢山戴いたので
2万円/人超えしてしまいました。

  • ベギャス 脇にはフォアグラのカナッペ ジューは内臓で
  • 猪のサラミとバラ肉 うまーっ。
  • 何度頂いても美味しい鹿のスープ(と、ハム)

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2位

くろぎ (湯島、上野広小路、上野御徒町 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 ¥1,000~¥1,999

2015/03訪問 2015/03/10

【再々々レビュー】くろぎさんの持つ華やかさは群を抜いていますね。(移転まで点数見直しなし)

【2015年3月【再々々レビュー】くろぎさんの持つ華やかさは群を抜いていますね。(移転まで点数見直しなし) 】
移転が遅れている(工事が3月に始まり、6月には移転されるそうです)間に、もう一度 今度こそ最後の湯島での『くろぎ』さんにお伺いできたので、簡単ながらいわば総括レビューを♪

前回伺った時に、途中まで取材でいらっしゃらなかった黒木さんが、カウンターの中に入った瞬間から店の空気ががらりと変わって華やかになったのに、瞠目させられたのですが、今回も、相変わらず、黒木さんの人あしらいの良さが、(たとえ安定した味でなくとも)また、伺いたいな、という気持ちにさせることを改めて感じました。同行された方が、連れてきたい人がいるので、今度は自分でも予約がとりたい、味はよいけど地味なところよりも、絶対にここがいい!と言うのを聞いて、なるほど、そういう事か。。とも。
素材にしても、選ぶ楽しさを語られる黒木さんは、やはり料理が好きなんだろうと思うし、実際、他のお店で(雨や時化で)手に入れるのを苦労されている筈のモノをどこから取り寄せてるのかしら?と思うほど良い素材を手に入れられていて、その点は人気店の凄みだけではない、影でのご苦労があるのかな。。。なーんても感じるようになってきています。
お味ですが、不安定感や塩濃すぎとは以前よりは感じません。普通に考えれば美味しい和食。ただ、まぁ。特別これが!という秀逸感がないのがねぇ。
次回(6月以降)こそはおそらく移転先。席数が少なくなる(18席に)中、どう変化されるのか、されないのかが、楽しみです。

【以下2014年12月追記 お値段のアップに伴い、若干修正 2014年6月 最終訪問】
2015年には移転の可能性ありという事で予約をストップされていましたが、しばらくは湯島で営業を続けられるそうです。
考えてみたら昨年はレビューを更新していなかったので、お値段のアップに伴いCPを修正させていただきました。
予約が至難なのが、一番のネックですね。2014・12

【以下は2012年11月24日の再々レビューです。 「安定してきているかな。」(2012年12月最終訪問)使った金額15000~19999円 CP 4.0→3.8に修正させていただきました。】

さて、昨年は安定化が課題ということで点数の見直しを図ることになってしまったとはいえ、121時代から、私的には最も多くお伺いする機会のあった『くろぎ』さん。最近は予約がますます取れなくなってきて、且つ自分自身の忙しさもあり、今年お伺いできたのはたったの3回! 12月にもお伺いする予定なので四季を味わうという意味で年4回ペースは守れることにはなりますけど、テレビの影響もあるでしょうから、ますます敷居が高くなっていますねぇ。来年は何回行けるかしら・・・・と、いうことで、レビューのほうも年に一回更新ペースです。
くろぎさんの「ミエミエ」ともいえるほど(苦笑)のお客様への気の遣いようと、お話の上手さ、そしてルックス♪は、テレビ向きですよね、ほんと。でもご本人もおっしゃっていましたが、お店でお出しするものはテレビでお出しするものとは全く違います。
そう、お店で出される味のほうは昨年に比べると安定感が増しています。相変わらずの華やかさ―――は、ともすると、「雑味」につながる部分・・というか、その雑味感がくろぎさんの特徴でもあるかもしれないかも。例えばおんなじ香箱蟹の詰め方だったら絶対に『与志福』さんのその美しいプレゼンテーションにはかなわない。というような感じにね。その意味では今回の再修正加点が限界かなぁ。

夜の点数☆4⇒4.5 (料理・味 4⇒4.5| サービス 4.5⇒4.6| 雰囲気 4.0| CP 4.0| 酒・ドリンク 3.5)にそれぞれ変更しました。昼は不変です。


以下は昨年の7月にあげた再レビューです。
【再レビュー】 一期一会と安定化への課題 '11/07/06 ('11/06 訪問)
夜の点数☆4 (料理・味 4.0| サービス 4.5| 雰囲気 4.0| CP 4.0| 酒・ドリンク 3.5).
昼の点数:☆4(料理・味 3.5| サービス 3.5| 雰囲気 3.5| CP 4.5| 酒・ドリンクーー)

『121』時代に初めて伺って以来まだ日は浅いですが、最初に出会った時が大変好印象だった為、私にとってはこの一年間最もよく伺った和食の店となりました。名前が変わり、ミシュランの星もとり、HPもできて、見ればお値段も1万円お任せから時価お任せに変わって、レビューも絶賛系となんだ、こんな程度か系が混ざり合って、その数を伸ばしていますよね。

私自身もベストレストラン2010で3位として「食べログさんの編集上、二位に上がっている『くろぎ』さんは、最近のお気に入り。評価点は昼も入っているので4.5になっていませんが、夜の評価点をベースに選びました。他レビューアーさんの指摘にあるように若干塩気がキツイ時もあることなど、まだまだ色々進化して欲しいという気持ちもありますが、毎回感動させていただけるのがありがたいです」と書いて以来、悩ましいと感じる時とすばらしいと感じる時と混ざり合った半年強でした。

他レビューのように、「だれている」と感じて、次の予約を取るべきか悩んだ昨年の晩秋、そのダレを一気に変えるほどの煌きと味を取り戻した新年、でもそれが再びの荒波の向こう側に行き、そしてこちらに戻っていく・・との繰り返しを経ているように思います。アタリ ハズレ。。。という言葉は失礼でしょうが、ムラがあるように感じているのです。大体隔月でメインの素材が変わっていくようなメニューですが、連続して伺うと、どうしても同じような内容のお食事を戴くことになるから驚きがない・・せいではなく、純粋にムラを感じるのです。

見ているとお客様との会話をされていても、偏らないように目配りしたり、料理に集中しきれない時もあるのではないかしら、とか、やはり、この一年間は黒木さんご自身にとっても変化の年だったこととか、毎日同じことを繰り返すことの大変さというのもあったのかしらん。。。と勝手に思いながら、多少気安く向かい合うことのできるカウンターなり、テーブルで味わってきました。時々レビューで書かれてしまうように、台所事情を交えながらサービスさせていただきますというような会話は確かに少々お品が良いものではないとも思います。でも、逆にそれがおもてなししたい彼の気持ちのあらわれ・・というのか、フレンドリーな雰囲気が初めての人をも緊張させずに楽しく「美味しかった」記憶を留めさせる理由なのでしょう。フレンドリーといえば、一緒に調理場におられる方(岡部さん)にしても、弟弟子さんたちに対する接し方が優しいのも好印象です。怒鳴っているのを見聞きするとこちらも気分悪くなってしまいますものね。

前回は、その周期でいうと(もてなしも、味も)波のトップに近づいている印象の良い夜でした。でも今回は、その好印象をかなり落とす塩加減。うーーん、大事な席だっただけに、がっくしでした。久々に残念賞を差し上げたくなるほど。

一度塩が入りすぎたものは、どんなに変えようとしても、全体に濃くなるだけですよねー。
評価の低かったレビューが、こういった料理に出会ってしまった場合なのであれば、本当にその方たちが気の毒に思うくらいです。『121』の時よりはお値段も高くなっているのですから、その点をもう少し安定させてくれればいいのになー、と心より思います。
(安定するまで、総合点と料理・味の評価を修正させていただきます。)

【以下は2010年9月の『湯島121』時代の最後にアップしたレビューです。 総合/料理・味を4.5⇒4に変更しました。
 9月末で『湯島121』の名前がなくなってしまう~お気に入りの和食店はこれから変身♪
 夜:総合4.5 料理・味 4.5 サービス 4.5 雰囲気4 CP 4 酒・ドリンク3.5
 昼:総合4 料理・味3.5 サービス3.5 雰囲気3.5 CP4.5 酒・ドリンク - 】


【プロローグ レビューに直接関係ないので読み飛ばしていただいて結構です。】
はい、先行レビューアーさんの情報通り10月から、満を持して(?)
その名を店主のお名前「黒木(くろぎ)」に変えられるということですが、
同じ月のメニューでも毎日少しずつ変化をつけさせて提供してこられた
『湯島121』さんがどう変化したかは「黒木」に代わってからのレビューを上げることにして、
先ずは重い腰を上げて『湯島121』の名前のうちに一度レビューをば!

【ここからレビューです。】
ふるふるさんの鯛茶漬けのランチのレビューにブックマークをしてからなかなか行く
きっかけがみつけられなかった私。もとより、私自身の和食の名店の経験度が低い
ので、美味しさの断定はできないにしても、ある方が開かれる会をきっかけに
湯島121デビューを果たした日から私の数少ない
和食レパートリーの中では大きな存在になっています。

皆さんも書かれているように、ご主人の黒木さんは『京味』ご出身。
(まっつ、未踏なので、そのお味との比較はできませんから、書いてみただけ。。
に終わってしまいますが。汗)
湯島の地に移られる前からお客様に一対一で接するとの精神で121(one to one)と名づけられ
ていたと聞いたように思います。

湯島という土地、昔は御茶屋さんなどがあった場所で、その御茶屋さんの日本家屋が
店そのものになっています。
ガラスの引き戸を開けると、玄関口の壁にくりぬかれた窓の向こうで調理をされる
イケメンのお二人の料理人の姿がよく見えるので、ちょっとドキドキしちゃいますよね。
先ずはそこでご挨拶。
御香の香りも玄関口から香ってきます。

更に引き戸を開けると右手は白木のカウンター、左手はテーブル席、奥や2階席もあるのですが、
まだ、そちらに通されたことはありません。

夜のお食事はお任せのコース。2ヶ月毎に季節の素材に合わせて変えるそうですが、
もちろん日々少しずつ変えているそうですし、素材にこだわったコースをお願いすることができます。
先付から始まってお造り、お椀、焼き物、凌ぎ、煮物、強肴(和牛のタンシチューが有名ですが、
9月にはこれに加えしゃぶしゃぶとすき焼きが加わっていました。少し変えたいそうです。)、
そしてお食事と何を戴いても、美味しい。
7-8月は鱧・鮎・早松茸と季節の旬と先取り
9月は脂ののってきた秋鱧、松茸、子持ち鮎と華やかな素材はもちろんのこと、
甘味に至るまで、食材に対する愛情を込めて丁寧に作られている感じが素人の私にも
しっかり伝わってきます。お味は少し味が濃いとされているけれど、幹事さまのご手配のおかげか、
さして感じることもなく、むしろふんわりした出汁味は私にはとても好みです。

ランチは1000円の「あまりもの」の鯛茶漬けが先行レビューでもあまりにも有名ですね。
ごはんは勿論 鯛のお代わりができちゃうし、小鉢やデザートのアイスクリームまでついて
1000円なんて余りものだといわれても有り得ない値段です。

でも、やはり華は夜。

そんな夜ですら食材によって異なるとはいえ、お任せで10千円から12千円、と極めてリーズナブルなところが
人気の一端ですね。お酒を戴いても2万円以内で収まるから、次の予約を取って帰ろうという気になります。
黒木に変ったらお値段も変るのかしらん、とは思うけれど、少しあがっても価値が高いので通いたいと思います。
そして黒木になってから、もう一度レビューをあげたいですね。

注:お食事の解説は写真に添えてあります。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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3位

山玄茶 (祇園四条、三条京阪、三条 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2010/09訪問 2010/10/07

愉快な店主の笑顔が素敵な山玄茶さんは一見さんでも安心していただけます

京都で最近登り調子のお店があるから行って見たいとの友人の一言で
予約の電話をかけた。
「あのぉ、初めて伺うんですが、紹介なしでも大丈夫ですか?」
「勿論いいですよ。」と快く応対してくれた時からいい感じ。
京都の店は敷居が高いのでちょっといい気分。

約束の時間に遅れそうになって事前に電話をかけたときも、
「お気をつけてお越しください」と気遣いの一言を戴きましたよ。(そういえば、お越しやす、ではなかったなぁ。)

そんな感じなので、遅れたくせに堂々とこんばんわー。
祇園北の小道の先のこちらの長い入り口を入って靴を脱ぐ。
カウンターの左端のちょっと狭いところだったけど、10人ほどのカウンターならお店の方も目配りできる場所ですね。

まずは初めましてのご挨拶と撮影許可を頂戴し、
生ビール 極小 を頼む。この極小があるのがいいですよね。ビールはちょっとだけ飲みたい派には。
さて、早速先付が運ばれます。そこに、カウンターの反対側におられたご主人=増田店主が当方にこられて
改めてご挨拶。先付の説明をしてくれました。すごく感じがいいですねぇ。

先付
粟島 の ウニを使った うに豆腐の上に 鮑の酒煮 うにと岩茸のジュレがけ ミニオクラ 青柚子散し
深く濃い味のうにと岩茸を最初に戴き、それから鮑、うに豆腐を召し上がれと。。
お出汁も飲み干せますよ・・と。ちょっと器的にお行儀よく飲み干すのが難しかったけど。。。

ここでお酒を
滋賀のお酒 純米吟醸 松の司
に。

お椀
具沢山の土瓶蒸し
韓国産松茸 海老真煮 鱧 麩 百合根 銀杏

実だくさんでこれだけでおなか一杯になります。鱧がほろほろと崩れてしまったけれど、美味しいお出汁と一緒に完食です。

お造り
鯨の頬肉 ⇒生姜醤油で
鯛の昆布締め⇒鮫皮で擂った山葵を載せ焼き塩をふり、カボスをたっぷりかけて
岡山県下津井の蛸⇒梅肉に鮫皮で擂った山葵を溶いたものにつけて
しまあじ ⇒わさびしょうゆで
車海老の洗い⇒⇒鮫皮で擂った山葵を載せ焼き塩をふり、カボスをたっぷりかけて
鱧の焼霜⇒梅肉に鮫皮で擂った山葵を溶いたものにつけて

と、これもカウンターの向こう側からご主人自ら大皿からお手所皿に盛りなおしながら、食べ方指南をしてくれました。
一枚目は指導通り、二枚目は、ご自由にと言われたのですが、教えていただいた戴き方がそれぞれに一番あって
いたように思います。


合肴
初銀杏・初栗の飯虫(蒸かしたもち米)に風干ししたかます、蓼の葉を叩いた青みを散らして

焼き物
太刀魚のみりん醤油漬け 長芋叩いて山椒を振りかけたもの、黄身味噌をつめた酢蓮根添え

ちょっとお皿が洋風なので、出てきたときは大丈夫か?と疑心暗鬼になったものの、みりん醤油につけられた
太刀魚が想像以上に美味しかったですね。


お凌ぎ(八寸)
中秋の名月見立の薄を載せた八寸。略中央に大きなお月さん。
和食が続くと同じ趣向でも、少しずつ違う中身が気になりますな。
手前の小皿にはエリンギの甘辛煮。鴨ロースを大藤さんの柴漬けでまいた鴨ロース、秋刀魚の押し寿司
右上の小皿にはくみ上げ湯葉に北海道のいくらの醤油付け長芋を極小の賽の目にしたものもジュレとしてかかっています
かぼすの小皿には細長く切った大徳寺麩ときゅうりの白胡麻和え 松の実のせ
中央の背の少し高い黄色い杯にはホタテ、随喜とほうれん草のおひたし、海苔のトッピング

エリンギの甘辛煮が結構美味しいですね。くみ上げ湯葉は思ったより硬かったですが、いくらとの取り合わせとしてはいいのかな。

揚げ物
子持ち鮎 いちじく 赤万願寺の天ぷら レモンをたっぷりかけて
箸休め
冷やしたアサリの味噌汁 白味噌仕立てだが甘すぎないように田舎味噌をあわせてあります。
かきまぜて一口戴いた後に、バターたっぷりのブリオッシュをつけて戴く。。 それはなくてもいいような。。(汗)

焚き合わせ
・・・・といわれて出されたのは 「たまじめ」。ん?たまじめ? 「茶碗蒸し」のことですね。
蓮餅、鱧、冥加の油煮が上にアクセントとしてのっている。茶碗蒸しの出汁は本当においしい

お食事
先行レビューの通りご主人のご実家、滋賀県日野町 蒲生郡 こも (菰? 粉生? 聞きそびれましたね) のお米
のごはんに八丁味噌の上澄み椀
最初は①白飯だけで、次に②お塩をかけて、③梅干、更に④漬物皿の中から 日野菜漬をのせて、
⑤自家製の実山椒を入れた静岡由比産のじゃこ(釜揚げ白子)の五通りの一粒で二度美味しいどころではない、楽しい食べ方です。
更に、白いご飯の上に生卵の黄身をかけたたまごかけごはん、ならぬ ライスカルボナーラ(BY ご主人)。
①卵のみならず、②鰻の山椒煮を載せて、更に③ごはん④卵⑤じゃこ山椒⑥海苔⑦鰻山椒煮載せ

もう、この時点になると、ご主人がめがねをはずして見たりのご愛嬌を見せてくださったりして、
料理の美味しさにニコニコ顔の私たちを更に上回る笑顔が印象的です。

水菓子 淡雪のような柑橘味のシャーベット+なし+ぶどう+キゥイ トッピングにざくろの二粒

お甘・・日本一柔らかい水羊羹と 日本一美味しいカキ氷・・・丹波の粒餡のせ (練乳かけ)

いやいや、本当に気持ちよく楽しく、どんどんどんどん笑顔が広がっていきました。

京都は一見さんには敷居の高いお店が沢山ありますが、こちらはポッときた田舎もんでも分け隔てなく
接してくれるし、美味しいし、幸せな気分でお店を出ることができました。
また、伺いたいと思います。

  • (説明なし)
  • まずはしそ茶でお出迎え
  • (説明なし)

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