10月4日(日)に第29回唎き酒コンテスト秋田県予選に参加してきました。
3年前にも一度参加したのですが、惜しくも一点差で入賞を逃し、今回は是非上位入賞を!と
張り切っていました。
唎き酒コンテストは、前半のブースで7種の酒を唎いて、自分の好きな順位を付け、
後半のブースで同じ酒を当てていくものですが、これがなかなか難しい。
飲み込まなくても、口に含んでいくとだんだんと舌が痺れてしまうため、
後半では微妙な違いが分かりにくくなるのです。
ですから、極力口には含まず、香りで区別するのが良いのです。
(といっても途中で鼻も鈍りますが)
今回は大きなミスなく、念願の入賞を果たしました!!
賞品として美味しい某蔵の純米酒を頂きました。
そしてコンテスト終了後は「ひやおろしで乾杯する夕べ」が行われます。
秋田県内29の蔵から56品が提供され、会費3,000円で飲み放題。
(お酒には限りがありますが)
自慢のひやおろしはもちろん、純米大吟醸を振る舞うところもあります。
参加者は老若男女さまざま。案外若い女性が多いのも特徴です。
お父さんと娘さんなんていう、羨ましい二人も見かけました。
さらには有名居酒屋の店主もいらしてました。
56種全て飲むのはさすがに無理ですが、興味あるところを25種ほどを頂きました。
ひやおろしとして良かったと思ったのが、
竿灯の「ゆきの美人」。金沢酵母も良かったですが、秋田酵母のほうが好き。
続いて太平山の「津月」、雪の芽舎の純米吟醸。
まんさくの花「美郷」もいい。この辺りの蔵は外れが少ないですね。
ひやおろし以外では春霞の「青ラベル」。最近春霞はレベルが高いです。
白瀑の「純米大吟醸」は文句なし。
あれこれ飲んでいるうちに、周りの初対面の方々とも打ち解けてきて日本酒談義に花が咲きます。
先程の親子は、お父さんが飲んでいる美味しい秋田の酒を娘さんが試し飲みしている
うちにハマったそうです。理想的な家庭。(笑)
こうして飲んでいると、皆さん本当に楽しそうで、改めて酒の偉大さを感じます。
これからも、もっともっと秋田の酒が県内で飲まれますように。