さすらいの食べ歩き人さんのマイ★ベストレストラン 2013

さすらいの食べ歩き人のレストランガイド

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さすらいの食べ歩き人 (男性・岩手県) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

レストラン タテル ヨシノ 汐留 (汐留、新橋、築地市場 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2013/02訪問 2014/12/01

洗練されたミシュランフレンチ

東京マラソン後、宿泊したホテルに入っていたフレンチレストランで打ち上げ会をやる事になりました。

レース後シャワーを浴びて一休みした後、知人も誘って打ち上げ食事会です。

ここのホテルには今までも泊まった事はあるのですがフレンチレストランの利用は初めてです。

東京マラソンも無事自己記録で完走し、ようやく美味しいお酒が飲めるというものです^^

今回、料理は1万円コースをお願いしました。

レストランには解放感溢れる一面ガラス張りの大きな窓があり、ちょうどお台場方面の夜景が綺麗に見えています。

まずは泡で乾杯。やはりドーツはキレがあってさっぱりしていますね。

前菜の前にまずはチーズシューとバケットが供されます。

以下、今回の料理の内容です。

【アミューズ】
マグロのソテーほおずきジャムとバルサミコソース添え。
泡の軽いおつまみ。半生のマグロとジャムの組み合わせ良いですね。

【スープ】
グリーンピースのスープ
何もた足さない何も引かない。グリーンピースの素材の味わいがダイレクトに感じられる一品。

【前菜】
九州産春の芽野菜
ほんのり苦味のある春の香りを感じられる一品。

白子のデュエット トリュフの香り
連れの注文。味見していないので写真を参照してください。
トーション仕立てのフォアグラにビーツのパートをまとわせて
連れの注文。フォアグラが美味しかったらしいです…。

泡が無くなったので赤ワインのボトルをオーダー。

【エシェゾー】
スミレの様な清々しい花の香りに樽由来のバニラの風味。
とても飲みやすく美味なる絶品。連れがかぱかぱ飲んだのであっという間に飲み干しました(結構高かったんだけど)…^^;

【魚料理】
真鯛のオ フー ソース ブイヤベース
ブイヤベースのソースがコクがあって魚介料理にマッチしています。
帆立の下に敷かれた雑穀のくすくすはつぶつぶしていて面白い食感です。

アンコウのロースト カヴァロ ヴェルザ ネラとスィーティー
あんこうというと真っ先に鍋料理を思い浮かべますがローストはしっかりした歯応えで美味かったそうです(BY連れ)

1本目の赤ワインがあっという間に無くなったので追加の赤ワインをオーダー。

【ヴォーヌ・ロマネ ロベール・アルヌー】
エシェゾー同様、花の様な果実味のある華やかなワイン。
さすがはロベール・アルヌーだけあります。

【肉料理】
シカ肉
さっぱりしていてクセの無い味わい。
赤ワインとの相性抜群です。

島根県産イノシシのポトフ
連れのオーダーにつき写真参照。

【チーズ料理?】
チーズと果肉の甘さとのコントラストが絶妙でした。

【チーズ】
青かび系とカマンベール系を頂きました。

【マカロン】
果実系のジャムがとても上品な味わいでした。

【デザート】
軽やかなヴァシュラン 白と赤のコントラストで
バニラアイスの上にレアチーズ?のスライスらしきものを乗せたもので甘酸っぱくさっぱりしていて美味しかった。

フォレノワール キャラメリゼしたビールとチェリーのソース
チョコレートケーキは甘さ控え目。しっとりした食感で上品な味わい。

【小菓子】
グミやマシュマロ等色々ありましたがすでにかなりお腹いっぱい。
マシュマロを少しだけ頂きました。

雰囲気・応対・味・料理の美的センスどれをとってもそつのないエレガントで洗練されたお店です。

さすがはミシュランフレンチといったところでしょう。

今回は少々羽目を外してワインを飲み過ぎたので3人で10万円ほどの会計になってしまいました。

価格的にあまり参考にならないので敢えて価格は記入しませんでしたが料理だけなら一人1万円程度ですので軽く飲む程度なら通常は15000円もあれば足りるでしょう。

味や雰囲気を考えるとミシュランフレンチでこの価格なら十分コストパフォーマンスも良いと思われます。

記念日等に利用するのに良いお店ではないでしょうか。どうもご馳走様でした。

  • お店の入り口
  • エレガントな雰囲気の店内
  • 泡ドーツでまずは乾杯

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2位

銀座 鮨 かねさか 本店 (新橋、銀座、東銀座 / 寿司)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2013/02訪問 2013/03/01

丁寧な仕事の正統派寿司

土曜のランチも営業しているとの事で東京マラソンの前日、こちらのお店にお邪魔してみました。

地図を頼りに近くまで訪れましたがそれらしいお店は見当たりません。

すぐ近くに交番があったのでお店の場所を尋ねるとすぐ向かいにこじんまりとした看板がありました…^^;

これだと近くを通っても気付かず通り過ぎてしまいそうです。

階段を地下へ降り、いざ店内へ。

事前に予約しておいたので名前を告げるとカウンター席に案内されました。

銀座の高級寿司店は今回が初めてでいささか緊張します。

さすがは今時の銀座のお店らしく店内には静かにジャズが流れ雰囲気面の演出もしっかりなされています。

ランチは5000円・10000円・15000円のコースの様で10000円のコースをお願いしました。

まずは付き出しでワカメの酢の物が出て来ました。

ほんのりゆずが効いていて和食の趣、一捻りある酢の物です。

高級店なのでちんまりとした上品な寿司がせいぜい10カンくらい出て来るのかなと想像していたのですが違っていました…。

1カン1カン親方の丁寧な仕事が目の前で繰り広げられのは圧巻です。

以下、今回供された寿司の内容です。

【ほうぼう】
もちもちしたしっかりした歯応えで脂も乗っていて美味しい。
しゃり自体にももっちりした噛み応えのある凝縮感があります。

【しま鯵】
身が締まっていてしっとりした食感の逸品。何よりその鮮度の良さには驚かされます。

【寒ブリ】
とろっと口の中で溶け出すような脂が乗っていて美味い。

【本鮪中トロ】
【本鮪大トロ】
うーん、口の中でとろける脂がたまりません。

【笹子鯛】
【ばってら】
〆鯖と上品に甘く味付け味付けされた昆布の相性が抜群の逸品です。
鯖は脂が乗っていて美味しい。

【鯵】
【車海老】
しゃりとの間にさりげなく海老味噌が忍ばせてあり、歯応えだけでなく味わいでも海老を堪能しました。

【煮はまぐり】
軽く湯通しした様な半生の食感で何とも不思議な味わいです。
しっとり柔らかな食感がクセになりそうな逸品。

【しじみの味噌汁】
こくのある赤味噌にしじみの出汁が良く利いた味噌汁です。
体が隅々まで暖まる感じがします。

この辺で終了かと思いきやまだ続きがありました…^^;

【小柱】
じゃきじゃきとしっかりした貝柱の食感にぱりっとしたのりの芳ばしさがたまりません。

【うに】
にぎりというよりはミニうに丼といった佇まいです。

【玉子焼き】
【穴子】
炙ったものを塩で頂きました。
焼きの芳ばしさと穴子の旨みをシンプルに味わえる一品。

ランチでしたがすっかりお腹いっぱいになりました。

目の前で展開される親方の丁寧な仕事と何と言ってももっちりとした凝縮感のあるしゃりの食感が印象的でした。

ボリューム的にも満足出来る内容でランチのコストパフォーマンスはすこぶる良いと思います。どうもご馳走様でした。

  • 目立たない看板です
  • 地下へ降りて行きます
  • お手拭

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3位

よし佳 (浦和 / 寿司、海鮮、日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2013/07訪問 2013/07/19

抜群のコストパフォーマンス 気さくな親方が握る浦和の名店

大宮の鉄道博物館に向かう途中で寄ってみました。

この日、東京を出た時はほとんどサウナ状態でしたがそれに比べると浦和はだいぶ過ごしやすい感じです。

浦和駅の東口から200~300mほど進んだ住宅街の一角にお店はありました。

開店5分前くらいにお店に到着。

既に人が並んでいましたがお昼は完全予約制らしく予約の無いお客は入店出来ない様です。

きっと食材のロスを出さない上でもこの方が合理的なのでしょうね。

程なくして開店時間となり、店内に通されカウンター席に案内されました。

店内には二左衛門や石田屋を始めとする珍しい黒龍の箱がずらりと並んでいたので聞いてみると冬の時期なら入荷があるとの事でした…^^;

やむなくビールを注文。

一見するとこわもての親方ですが実は話好きで面白い方です。料理についても色々と詳しく説明してくれました。

とにかくここのお店は酒のつまみになりそうなものが次々と出て来てそのコストパフォーマンスは圧巻の一言です。

写真を失念したものもありますが以下、料理の内容です。

【煮つぶ】
【蛸の桜煮】
【玉子焼き】

【鮑の素蒸し】
写真を失念。食べるのに夢中になっていた模様…^^;
とても柔らかくぷるんとした食感です。なんとも贅沢な逸品。

【帆立貝の氷〆】
写真を失念。三陸産の帆立だそうです。
肉厚でとても甘みがありました。
震災で三陸産はしばらく小型の物しか見かけませんでしたが大型のものも復活した様です。

【じゅんさいの酢の物】

【しゃこ】
いきが良いのでそのままで頂きます。
全くクセがなくこれならタレ要らずでしょうね。

【メジマグロ(本鮪の稚魚)の山掛け】

【あれこれつまみ】
稚鮎の山椒炊き・ナスの浅漬け・礼文島の赤ホヤ・特製豆腐の盛り合せです。
ホヤはかなり濃厚な味わい。豆腐がとてもクリーミーなのが印象的でした。
つい日本酒が欲しくなります。

【特製ガリ】
普通のガリに比べて生姜のパンチが効いていて何だかクセになりそうです。
もちろん、普通のガリもありますがそちらはブルーベリー等3種のフルーツ酢に漬けているそうです。

握りのしゃりは米が立っていて粒々が心地良い食感です。

見た目色が付いている様には感じられませんでしたが佐賀産の赤酢を使用しているとのこと。

【すみいか】
【あじ】

【あおやぎ】
鮮度が良く大振りでしっかりとした歯応えが感じられます。
これ程鮮度が良くて立派なあおやぎは初めて食べました。

【平目?】
【鯛】
【コハダ】

【岩手県大船渡産本鮪】
【岩手県大船渡産本鮪中トロ】
うーん、口の中でとろけます。実にまろやかで美味しい。

【ウニ】
【すまし汁】

これだけ飲み食いして5000円でおつりが来るとは驚きです。他のレビュアーさんも書かれていましたが一瞬、本当に耳を疑いました。

気さくで話の面白い親方の握る寿司と次々運ばれて来る料理の数々にとても満足出来ました。

浦和の誇る良店ではないでしょうか。

タイミングがあったら次は是非黒龍を飲みながらやりたいものですね。どうもご馳走さまでした。

  • お店の外観
  • つぶ
  • とりあえずビールで

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4位

スランジバール (北上 / バー)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 -
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.4 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2016/06訪問 2016/07/06

ホテルの最上階バーラウンジを思わせる夜景の綺麗なロケーション…ご店主は世界大会優勝者

《2016年6月再訪》
久しぶりに北上の夜の街に繰り出したのでお邪魔しました。今回は写真を3枚アップ。

あいにくマスターの菅沼さんは出張で不在のご様子でセカンドのバーテンダーの方に対応して頂きました。

1軒目でそれなりに飲んでいたので取りあえずすっきりしたものをとモスコミュールをお願いします。

【モスコミュール】
ウォッカベースで生姜とライムの効いたさっぱりしたカクテルです。
銅製マグカップから伝わって来るひんやりした感覚が心地良いですね。
こちらのモスコミュールはなま生姜の効いたやや辛口ですっきりした飲み口で美味しいです。

2杯目にはダークラムのロン・サカパを使用したモヒートをお願いしてみました。

【ロン・サカパのモヒート】
通常モヒートにはホワイトラムを使用しますが今回は敢えてダークラムを使ってもらいました。
バカルディ等のホワイトラムを使用したものもフレッシュで良いのですがダークラムを使うとまろやかさがあって美味しいんですよね…^^;
かなり変則的なモヒートですが熟成感のあるまろやかな味わいで美味しかったです。

オーナーバーテンダーの菅沼さんはご多忙のためなかなかお会い出来ませんが次回こそは菅沼さんのカクテルを頂きたいものです。どうもご馳走様でした。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

《2014年4月再訪》

せっかく北上に宿泊したので2軒目はこちらのお店に顔を出しました。

菅沼さんのカクテルも随分久しぶりです。今回は写真を6枚アップ。

まず最初はいつも定番で飲んでいるマンハッタンをオーダー。

【マンハッタン】
いつもながら菅沼さんの流れる様な所作から作られる1杯は洗練されていて上品な仕上がりです。
まろやかでとてもバランスが良く秀逸な一杯。

チャームも出されますがモルトを飲む事も考え、つまみはいぶりがっことチーズを注文。

【いぶりがっことチーズ】
スモークチーズとクリームチーズ・いぶりがっこの盛り合わせです。
いぶりがっこって意外とモルトに良く合うんですよね…。

次もまた定番のモスコミュールを注文。

【モスコミュール(辛口)】
生生姜の効いたピリッと辛めのみずみずしい一杯。
やはりモスコミュールは液体の冷たさが伝わってくる銅製のマグに限ります。
シンプルだけど作り手によって結構味の違いが出るんですよね。

ここで先ほど1軒目のイタリアンバルでご一緒したご夫婦が隣の席にいらっしゃいました。

生パルマハムをお裾分けで頂きます^^;

次はアイラ島のモルト ブナハーブン12年の原酒をロックでお願いします。

【ブナハーブン12年の原酒】
アルコール度数60度だけあって最初はちょっときつい感じがありますがやはりオーソドックスなアイラらしいピーティーな風味のあるお酒です。

最後に本日のカクテルとして黒板に書いてあったクイーン・エリザベスをオーダー。

【クイーン・エリザベス】
ブランデーベースで杏子酒の様な味わいのカクテルです。
女性にも結構飲みやすいと思います。
カクテル言葉はステキな笑顔…だそうです(笑)

菅沼さんが作るカクテルは何を頼んでも美味しいですが…そう言えばまだ世界大会で優勝したカクテル カリエンを飲んでいませんでした。

次回はカリエンが課題ということで…今回もどうもご馳走様でした。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

《2013年3月再訪》

前回訪問時、オーナーバーテンダーの菅沼さん不在でとても残念な思いをしたので今回こそはとリベンジに燃えての再訪です。

やはり世界大会優勝者である実力者菅沼さんのカクテルを試してみない事にはここのお店の真価は問えません。

まだこの日は早い時間の訪問だったせいか店内はまだ空いていました。

カウンター越しにはセカンドバーテンダーのタケダ君の姿しか見えなかったのでおそるおそる尋ねてみると菅沼さんは奥の方にいらっしゃいました。

カウンターに座りいよいよ念願の菅沼さんのカクテルが頂けます。今回は写真を14枚アップ。

まず最初にお店の名前でもあるスランジバールをオーダー。

菅沼さんのステアー捌きの所作を眺めながらやがて注文の品とチャームが供されました。

【スランジバール】
ウィスキーベースのロングカクテルです。
ほのかに生姜の利いたさっぱりした飲みやすい口当たりです。
バランスが良くさすがの逸品。

次にいつもお決まりのマンハッタンをオーダー。やはりカクテルを飲み比べてみないと違いが分かりません。

【マンハッタン】
ブレンドするバーボンにはカナディアンクラブを使用。
丁寧なステアーから生み出されたカクテルはとてもまろやかでバランスのとれた逸品です。
さすがといった感じですね。洗練された上品で素晴らしい一杯です。

次にこれまた定番のモスコミュールを注文。

【モスコミュール】
みずみずしい生生姜のフレッシュな味わいがダイレクトに感じられる清々しい一杯。
真鋳製のマグカップで頂くと一層清涼感が感じられます。
美味しいモスコミュールのお店ってなぜかウオッカがスミノフじゃないですね。
モスコミュールも素晴らしいの一言につきます。

レーズンバターとミモザを追加。

【自家製レーズンバター】
ラム酒がしっかり効いたレーズンがアクセントになっていてバターのくどさを全く感じません。
カクテルにさりげなく合いそうなツマミですね。

こちらのお店には結局2日連続でお邪魔しました。

以下特に印象に残ったお酒の感想です。

【アードベック特殊系の原酒】
ピーティーさが際立ったガツンとパンチのあるウィスキーです。
初めて見たボトルですがさすがは原酒といった印象です。
美味しかった~。

【スローマリー】
梅酒とトマトのカクテル。
梅酒の甘酸っぱさとハーブの利いたトマトの味が絶妙に混じり合い素晴らしい味を醸し出しています。
クセになりそうな珠玉の一杯でした。

【スプモーニ】
柑橘系のロングカクテル。
今まで飲んで来たものとは一線を画す絶品の一杯です。
グレープフルーツの苦みと優しい甘さのバランスが絶妙です。
思わずこれなら何杯でも飲んでしまいそうですね^^;

【余市限定系原酒】
ほんのりピートの利いたスモーキーで味わい深いハイクオリティーな一杯です。
小瓶でしたが25年ものまであるとは…ウィスキーもかなり充実している様です。

2日に渡ってウィスキーからカクテルまで素晴らしいお酒の数々を堪能しました。

話には聞いていましたが菅沼さんのカクテルは何を注文しても素晴らしいの一言ですね。

点数を大幅に上方修正します。

またそのうち是非お邪魔したいと思います。どうもご馳走様でした。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


以前ここのマスターの菅沼さんとは『にっか亭』さん主催のレーシングカート大会N1グランプリでご一緒しました。

その時伺った話ではお店がビルの5Fにあって震災当日よりも1カ月後の大きな余震のダメージが大きくかなりのグラスやボトルが被害を受けたとの事でした。

お見舞いがてらこの日の訪問となりましたが、残念ながらこの日はお目当ての菅沼さんは出張の為ご不在の様子。

お店は北上の飲食店街のビルの5Fにあり、周囲にあまり高い建物が無いのでまるでホテルの最上階ラウンジの様な見晴らしです。

この日も余震対策としてボトルは段ボールで保護されていました…^^;

折角なのでまずはカクテルを頂きます。

【スプモーニ】
家内が頼んだものですがすっきり爽やかな飲み味で美味しかったとの事…。

【マンハッタン】
ウィスキーベースのカクテルでややほろ苦い甘さがあって作り手によって色々な個性があります。
こちらで頂いたものは隠し味にレモンの皮をほんの一しぶき振り掛けてあってほのかにレモンの風味がする味わいです。
ウィスキーの味がやや強く感じられるコクのあるタイプのものでした。

【マティーニ】
近年すっかりマティーニは辛口のドライなタイプが定着しておりこちらも辛口で香りの高いものでした。
辛口も悪くはないのですが、やはり私はマンハッタンの方が好みかもしれません…^^;

【チャイナブルー】
家内は美味しかったと申しておりました^^;

毎度の事ながら気が付くと結局、最後はウィスキーになっていました。

【余市シリーズ 15年・限定原酒カスクストレングス】
うーん、シングルモルトとバニラの様な樽香がなんとも言えません。うまい…^^

この後スコッチを2杯くらい飲んで終了です。

最後は写真は無いのですが窓際の樽からノンフィルターでややにごりのあるウィスキーを頂きました。

店内の雰囲気も良く店員さんの応対も感じの良いものでした。

ただ今回はお目当ての菅沼さんのカクテルが頂けなかったという事で暫定の評価とさせて頂きます。

その内また機会があれば今度は是非ご店主のいらっしゃる時に伺い腕前を披露して頂ければと思います^^

  • 店内の様子
  • モスコミュール
  • ロン・サカパのモヒート

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5位

酒盃 (泉外旭川 / 居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2013/03訪問 2013/03/20

ここはやはりカウンターが良いですね…東北の誇る日本酒居酒屋

これまでに2度ほどここのお店にはお邪魔していますがイマイチ本当の良さが分かりませんでした。

秋田のレビュアーさんのお話しではカウンターがお勧めとの事。

今回、3度目の正直という事で今度こそカウンター席を予約して伺いました。

お店に到着すると入り口には本日も満員御礼の札が…やはりここのお店は予約必須の様です。

店員さんに案内され初めてのカウンター席へ。古民家風の店内には静かにジャズが流れとても趣のある雰囲気です。

目の前の冷蔵庫には日本酒がずらり…目移りします。

とりあえず【おまかせ料理(4000円)】と【まんさくの花 純米大吟醸(半合)】を注文してみました。

【まんさくの花 純米大吟醸】
古酒の様なひねかと酸味のある辛口のお酒です。

まずは箱膳が運ばれて来ましたがこれだけで日本酒2・3杯はいけそうです。酒のあてには最適ですね。

【天寿 鳥海の雫】
とても繊細で上品な米の味のするお酒です。
なぜかワイングラスで供されました^^;

【天の戸 純米大吟醸  夏田冬蔵】
米の味がしっかりしたやや苦味のある味わい。

【穴子とだだみ(たらの白子)の紅葉ポン酢】
大根の器に盛り付けられた穴子と白子の紅葉ポン酢です。
見た目も美しくこれまたお酒に良く合う一品です。

【刺身盛り合わせ】
ほっき・イカ・鯵・すずきの刺身盛り合わせです。
鮮度も良く豪快な厚切りで食べ応えがあります。
やや辛めでピリッとした本わさびが添えられておりちょっとしたアクセントになっています。

【まんさくの花 純米大吟醸 愛山】
ふくよかでとてもバランスの良い米の味がする日本酒。

【阿櫻 純米大吟醸 別誂】
誂えと書いてあつらえと読むんですね^^;
まろやかで柔らかい米の味がする日本酒です。まさに特別に誂えられたお酒です。

【海老とユリ根の天ぷら】
さっくり揚げられていて揚げ物もなかなかレベルが高いです。
シンプルに抹茶塩で頂きました。

【おぼろ豆腐】
素材の大豆の甘みがほんのり感じられる一品です。

【由利牛串】
カルビの様な味付け。しっかりした噛み応えがある肉でした。

【蛤と牡蠣のお吸い物】
写真を失念。さっぱりしていて〆に良い感じです。

【蕎麦辛み大根おろし付き】
粗挽きでつぶつぶが見える野趣溢れる蕎麦でした。なかなかの逸品。

味良し・雰囲気良し・酒良しと3拍子揃った東北の誇る日本酒居酒屋ではないでしょうか。

より多くの日本酒を楽しんでもらうために半合でも注文出来るところが嬉しいですね。

大人数で座敷でわいわいやるのも良いですがここのお店の本当の良さを知るにはやはりカウンターが一番だと思います。

すっかり美味い日本酒を堪能しとても満足出来ました。

また機会があれば是非伺いたいですね。どうもご馳走様でした。

  • お店の外観
  • 予約をしておいて正解でした
  • カウンター 奥には日本酒がずらり

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6位

フランス菓子ペシェ・ミニヨン (柏木町 / ケーキ)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2016/08訪問 2016/09/12

閑静な住宅街に佇む落ち着いた雰囲気のスイーツの名店

《2016年8月再訪》
3年ぶりの訪問です。今回は写真を6枚アップ。

最寄りの路面電車の電停から1kmほどあるので通常ならお店に辿り着くのも一苦労ですが今回はレンタカーで楽々到着^^;

しばらく見ないうちに駐車場も増設された様で車でのアクセスが便利になってました。

お店に入りさっそくケーキのショーケースを覗き込みます。

色々な種類のケーキがあってつい目移りしてしまいますが何とか4つに絞って店内で頂いて行くことにしました。

【パルムローザ】
甘酸っぱいレアチーズムースのケーキです。
中には黄色とピンク2色のグレープフルーツとイチゴジャムが入っています。
ジャムの甘さとグレープフルーツの果肉感が楽しめる爽やかな味わい上品ななかなかの逸品です。

【タルトレット・オ・パラディ】
フルーツたっぷりのタルトです。
表面には透明なゼリーのコーティングが施されていて見た目も美しくつるんとした食感がたまりません。
甘さ控えめで上品にまとめられています。

【カマンベールチーズのシブスト】
カスタードクリームとカマンベールチーズのムースのケーキです。
土台のタルト生地との間にラズベリージャムがサンドされていて酸味のアクセントが効いています。

【モンテリマール】
ピスタチオとラムレーズンのムースの上にドライフルーツの乗ったケーキです。
滑らかな食感とナッツのコクが楽しめる大人の味わいの一品です。

緑いっぱいの庭を眺めながら洒落た雰囲気の空間でゆったりと美味しいケーキとお茶を頂く贅沢な時間を過ごせるお店です。

久しぶりの訪問でしたがくつろぎのひと時を堪能させてもらいました。

函館を訪問したら是非また立ち寄りたいと思います。どうもご馳走さまでした。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

《2013年8月再訪》

1年ぶりに訪問しました。函館に来たらスイーツ好きには絶対外せないお店です。

今回は写真を4枚アップ。相変わらず緑豊かな安らぎの空間です。

ショーケースにはきらびやかなケーキが所狭しと並んでいましたが自分のお腹と相談し今回はケーキ2種類とアールグレイのアイスティーにしました。

今回選択したのは【ココルージュ】【紅茶のマニアン】の2種類です。

席に座り庭を眺めながら待つ事しばし…注文の品が運ばれて来ました。

【ココルージュ】(400円)
甘酸っぱいヨーグルトムースにラズベリーのソースがかかったケーキ。
写真の通りヨーグルトムースの中にはベリーのジャムもサンドされています。
ムースはしっとりふんわりした上品な食感で爽やかな味わいの逸品。

【紅茶のマニアン】(400円)
紅茶に浸されたスポンジにカスタードクリームとオレンジの乗ったケーキです。
紅茶をかけたのかあるいは浸したのか定かではありませんが斬新なアイディアの一品です。
オレンジと紅茶の取り合わせはしっかりマッチしていますね。
紅茶の風味が効いた不思議なケーキです。

ゆったり落ち着いた空間で中庭の緑を眺めながら頂く美味しいケーキはやはり格別ですね。

今回もどうもご馳走さまでした。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


湯の川からの帰り道、周辺で評判の高いこちらのお店に寄ってみました。

市電柏木町駅から1kmほど離れた住宅街の中にひっそりと佇む落ち着いた雰囲気のお店です。

お店に入るとシックで落ちついた雰囲気の店内にはクラシックが流れショーケースには所せましとケーキや焼き菓子が並べられていました。

スタッフは全員女性の様で皆、物腰柔らかで丁寧な応対です。

飲み物とケーキ2個が選べるケーキセットがお得との事でケーキを選んだあと席に案内されました。

【ケーキセット】(1260円)
好みのケーキ2個とドリンクのセットです。
今回はアンシャンテロイヤルオペラそれとアールグレイのアイスティーにしてみました。

アンシャンテ
いちごをカスタードクリームとスポンジ生地でサンドしたケーキです。
カスタードクリームのほど良い甘さといちごの酸味が良い感じにマッチしています。
スポンジ生地はしっとりした食感で優しい味わいの一品です。
ロイヤルオペラ
チョコレートとスポンジ・クリームの多層構造のケーキです。
チョコレートはカカオの味はわりとしっかりしているのですが甘さも控えめで嫌みな感じはなく巧くまとめられている印象です。
スポンジはしっとり柔らかくほのかに紅茶の味がするものでした。
また間に挟まれたクリームはラム酒が利いていて全体にアクセントを与えています。
甘さ控えめでしっとり上品にまとめられた逸品です。
アールグレイのアイスティーもくせが無く飲み易い感じでした。

住宅街のど真ん中にひっそり佇むとても雰囲気の良いお店です。

全体に甘さ控えめでしっとりしたスポンジは品があって良い感じでした。

最寄りの市電駅から往復2km歩いても行く価値はあるかと思います。

函館に行く機会があったら是非また寄りたいですね。どうもご馳走様でした。

  • お店の外観
  • 店内の様子
  • パルムローザとタルトレット・オ・パラディ

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7位

弘寿司 (愛宕橋、河原町、五橋 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.3
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2013/12訪問 2013/12/30

純朴な親方が握るアットホームで独創的な創作寿司のお店

《2013年12月再訪》

仙台に行くとついいつもこちらのお店には寄ってしまいます^^;

過去に重複のあるメニューを除き、今回は写真を16枚アップ。

年末の連休だったのでお店は予約でいっぱいの様です。

取りあえず料理はおまかせで頼んでおいたので、飲み物に阿部勘の純米吟醸を注文してみました。

クリスマスを目前に控え料理の飾り付けにも親方の遊び心が見られます。

あまりにネタが多いので以前に重複した写真は省略しましたが、今回提供された料理は以下の通りです。

【自家製からすみ】
表面が軽く炙ってあって芳ばしい。中は甘塩ウニの様なねっとりとした食感がたまりません。
今回のはいつもより塩気が控えめで品があって一段と美味しい逸品です。
【阿部勘純米吟醸】
塩釜のお酒です。米の旨みが効いたバランスの良い味わい。
【刺し身盛り 】
鯛のギバサ乗せ、本鮪、〆鯖、たこです。
【色々酒の肴 】
赤なまこの酢の物、あん肝、イカの醤油漬けです。塩気控えめで上品な味わい。
お酒が進みます。
【伊達ハイボール】
【本鮪トロ行者ニンニク乗せ】
本鮪のとろっとした口どけの食感に行者ニンニクがアクセントになって味を引き締めてくれます。
【あいなめ】
【タラバ蟹アスパラ乗せ】
【墨廼江純米吟醸中垂れ】
酸味と旨みのある濃いめの味わいのお酒。
【車海老】
殻付の活車海老です。甘みがあって鮮度抜群です。直前まで生きてました…^^;
殻も炙ってもらい美味しく頂きました。
【煮穴子】
【閖上産赤貝】
【いか】
【蝦夷つぶ】
【北寄貝の炙り】
【あじ】
脂の乗りが良く口の中でとろけます。
【こはだ】
【子持ち昆布】
【ぎょく】
【炙りウニ軍艦】
【もうか鮫の心臓】
胡麻油と塩でシンプルに頂きます。シャキシャキとした食感でかつての今はなきレバ刺しを思い出します。
【畳いわしの炙り】
炙ることで芳ばしさが増して美味しい。まさに魚のせんべいですね。

今回も食べに食べました。これだけ飲み食いして1万円でお釣りが来ます。

美味しいお酒に美味い寿司とても満足しました。

息子さんも本格的にお店の手伝いをしている様で将来の跡を継いでくれるのでしょうか。今回もどうもご馳走様でした。


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《2013年2月再訪》

昨年末予約が取れずに断念し、今回再度チャレンジでの訪問です。

以前は穴場的お店だったのですが今ではすっかり人気店となってしまいました。

今回は写真を27枚アップ。(後で見返してみると随分食べてたのね…^^;)

岩手出身で純朴な人柄の親方は相変わらず良い味出してます。

取りあえず握りをお任せでと東洋美人特別純米を注文してみました。

独創的な変わり寿司のスタイルも健在の様です。

あまりにネタが多いので省略しますが今回提供された料理は以下の通りでした。

【自家製からすみ】
甘塩ウニの様なねっとりとした濃厚なコクがあるからすみです。
表面が軽く炙っていて芳ばしい。
【沖縄産本鮪トロ行者ニンニク乗せ】
赤酢のシャリと行者ニンニクがアクセントとなってトロの脂もさっぱりいただけます。
【南蛮海老】(写真失念)
新潟では甘海老の事をそう呼ぶそうです。鮮度がよくまろやかな甘さが口の中に広がります。
【あいなめ】
白身魚ながらしっかりとした歯応えと適度な脂の乗りが美味しい魚です。
【於茂田加(おもたか)】
塩釜のお酒。すっきりさらっとしているけど米の旨みとまろやかな酸味のバランスが良いお酒です。
【閖上産赤貝】
【こはだ】
軽く〆たこはだはとろっと脂が乗ってしめ鯖の様な味わいです。
【さゆり】
【伊達のハイボール】×4~6杯
とろっとしたなめらかさのあるモルトとバニラの様な樽香を感じる一杯。
【いか】
【鯛?】
【帆立の貝柱と肝】
鮮度抜群。肉厚で非常に甘みのあるホタテでした。
【タラバ蟹】
【あじ】
【蝦夷つぶ】
【子持ち昆布】
【カワハギの肝乗せ】
淡白な白身のカワハギととろっと脂の乗った肝の組み合わせが絶妙。
口の中でとろける味わいがなんとも言えない逸品。
【煮穴子の炙り】
とろーりと甘しょっぱく柔らかに煮られた穴子は実に良い仕事してます。
ほろりと柔らかな食感がたまらない逸品。
【煮鮑】
【ぎょく】
【畳いわしの炙り】
軽く炙った畳いわしはとても芳ばしくお酒が進みます。
【いくら軍艦】
【炙りウニ軍艦】
炙ることで甘みと芳ばしさが加わりとても斬新な発想のウニ軍艦です。
【帆立とメカブの炒め物】
目の前のネタケースにあってずーっと気になっていたメカブ料理を親方にお願いしたら出て来ました。
メカブのぷちっとした歯応えとぬめっとした食感が楽しい一品です。
【蝦夷つぶ?】
【フグの白子焼き】
濃厚なフグの白子の味わいと焼きの芳ばしさがたまらなく美味い。

純朴な親方、エキゾチックな顔立ちの女将さん、それと人のよさそうな息子?さんとアットホームで良心的な価格の名店です。

親方の繰り出す独創的な変わり寿司は毎回色々と楽しませてくれます。

今回も気が付くと終電の時間に…こんなに食べてましたか^^;

仙台に来たら是非寄りたいお店です。今回もどうもご馳走様でした。

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今回は食べログの口コミから面白ネタが頂けるお店との評判を聞き訪問しました。

同店は地下鉄愛宕橋駅から長町方面に向った道路沿いにこじんまりとお店を構えています。

お店に到着し評判の割に意外と大衆的でこじんまりしたお寿司屋さんだったので少々驚きましたΣ( ̄□ ̄;

お店に入ると予約しておいた席の他は常連さんらしきお客で既に店内はいっぱいです。

親方一人で握っているのでこりゃ多少時間がかかりそうかと思いまずはお酒を頼んで乾杯です。

つまみに提供された【自家製カラスミ】は表面はカリッと香ばしく炙られ中は卵のねっとりした感じがあってなかなか酒のつまみには持って来いの一品でした。

以下食べに食べたり約20種類のネタについての感想です。

【本鮪行者ニンニク乗せ】
少しカマトロがかった部分の本鮪で行者ニンニクのにらの様な食感と辛さがアクセントになり面白い調和を生み出しています。

【天然平目】
何故かブルーベリーが平目に乗ってご登場^^
緑はオクラ?赤はトマト?でもこれが意外に美味しいんです。
脂の乗った天然平目と野菜類の酸味が結構絶妙な一品でした。


【閖上産赤貝】
うーんさすが閖上産赤貝!!新鮮で歯応えがあります。
ゴマの風味が香ばしいアクセントになって面白い品に仕上がっています。


【甘鯛】
皮と身を分けて調理し身には炙りの香ばしさと甘さ、皮にはパリパリした食感があって一品で二つの違う食感が楽しめる独創的な品です。
美味しく頂きました。

【かわはぎ】
こちらも身と肝の2階建構造。身の歯応えがあってぷりぷりした食感と肝のとろとろ感がたまりません^^

【ボタン海老】
2階建第3弾。生ボタン海老の上に乾燥桜海老が乗って干物と生海老のコラボレーション。

【蝦夷つぶ】
【卵焼き】
【しんこ】
【イカの耳】
鮮度も良く丁寧な仕事がされていてどれも美味しく頂きました。ごまが香ばしさのアクセントを与えていて良いですね。


【あなご】
身が柔らかく煮込まれタレの甘じょっぱさととろみ具合のバランスはかなりのものです。
職人技が感じられる一品。

【タラバ蟹?】

【鮑の雲丹乗せ】
雲丹と鮑の贅沢コラボ…^^
雲丹の甘さと鮑のこりこりした食感が絶妙です。


【畳いわし】
これは私は初めてお目にかかりました。静岡等の東海方面では割とポピュラーものらしいです。
炙るとスルメの様な香ばしさがあり、お酒に良く合います^^

【ハモの炙り軍艦】
【しったか貝】
【子持ち昆布ぎばさと金粉乗せ】
【このこ(ナマコの卵巣)】

【アンキモ軍艦…おまけ^^;】
親方曰く、失敗作らしくおまけとの事。普通に美味しかったですけどね^^;


一見、純朴で話下手そうに見える親方も同郷出身という事で話が弾み色々楽しいお話を伺いました。

食べている時には気付きませんでしたが赤酢と白酢のシャリを使い分けていらっしゃるとの事で「それって銀座等の一流店の技法では?」と正直驚きました…。

考えてみれば既に味が付いていてそのままでと提供された握りが多数あった様な気がします。

純朴で気さくな親方が独創的な創作寿司を握るこじんまりとした家族経営のアットホームなお店です。

その斬新なネタやコラボレーションの技の数々には飽きる事が無くまた面白いものが見たいと期待が膨らみます。

仙台に寄った際にはまた是非再訪したいと思います。

  • 屋外の灰皿 肺がんのリスクが書いてあります^^;
  • ぐい飲み 好きなのを選べます
  • 阿部勘純米吟醸

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8位

シャトン (上盛岡 / イタリアン、フレンチ、ビストロ)

5回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 昼の点数: 3.6

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.6 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 ¥1,000~¥1,999

2019/03訪問 2019/12/23

ランチのスペシャルセットはコスパ良好

久しぶりにお邪魔しました。

こちらのお店はイタリアンのお店にも関わらず子連れの入店に寛容なのでとても重宝しています。

今回はメインの料理とパスタがセットになったスペシャルセットをお願いしてみました。

【小エビのアラビアータ】
エビだしの効いたホットなオイル系パスタです。
パスタはらーめんに近い細麺の生パスタでもちっとした食感。
エビと野菜の旨みが効いたほど良い塩気のソースが絡んでいて美味しい。

【マッシュルームと白菜のトリュフクリームパスタ】
八幡平マッシュルームを使用したトリュフ風味のクリームパスタです。
パスタは平打ちの生麺パスタでこちらももちもちとした食感で噛み応えがあります。

【舌平目の白ワイン煮込み】
トマト・オリーブ・ケッパーと白ワインで煮込んださっぱり煮込み料理です。
付け合わせの温野菜が彩鮮やかで見た目も綺麗です。

【やわらかチキンのホワイトカチャトーラ】
イタリア語で漁師風という意味の鶏肉と野菜の煮込み料理です。
柔らかく煮込まれていて優しい味わい。
こちらも彩鮮やかな温野菜が添えられていて見た目にも楽しめました。

セットのドリンクもブラッディーオレンジジュースとマリアージュの紅茶でドリンクにもこだわりが感じられました。

この品数と内容で1760円の価格はなかなか良心的かと思います。

プチ贅沢なランチを楽しみたい時にはこちらのスペシャルセットはお勧めです。

またその内、機会があったらディナーにもお邪魔したいですね。どうもご馳走様でした。
久しぶりにお邪魔しました。

白を基調とした店内は広々としていてベビーカーを伴っての入店もOKとの事。

こちらのお店はメインシェフの交替があったのでどうなることやらと思っていたのですが無難に移行も終わりランチも盛況の様です。

ランチはパスタが多い印象ですが肉・魚料理もあり今回は色々な料理が楽しめるスペシャルセットにドルチェを追加してみました。

【スペシャルセット+本日のドルチェ】(1728円+250円)(税込み)
海老と八幡平マッシュルームのレモンソルト白金豚の粗挽きチーズ入りミートローフのセットです。
セットにはスープとサラダが付いていてそれなりに食べ応えもあります。
海老と八幡平マッシュルームのレモンソルトは生麺パスタを使っている様でつるんとした食感とほんのり塩気が効いています。
生のマッシュルームのシャキッとした食感が印象的な素材の良さをシンプルに表現した一品です。
白金豚の粗挽きチーズ入りミートローフはハーブの効いた粗挽き肉が前面に出た肉々しい一品。
チーズと肉の香りに食欲がそそられます。
デザートのパンナコッタは牛乳のまろやかな味がする優しい一品。
マリーアージュフレールの紅茶は木苺やすぐり等のベリー系の風味が感じられるフルーティーでさっぱりした味わいの逸品で美味しい。

メインとパスタ、ドリンク、ドルチェまで付けてこの価格はなかなかにお得感があります。

シェフ交替後も相変わらずの盛況振りに安心しました。

そのうち機会があったら夜にもお邪魔してみたいです。どうもご馳走様でした。
誕生祝いで利用しました。

シェフのジョアンさんが造る料理はいつも遊び心に富んでいて我々を楽しませてくれますが味の安定感も抜群です。

今回は今までこちらのお店では取り扱った事のない県産食材が色々登場しました。

門崎丑や白金豚、八幡平サーモン、岩泉産食用ほおずき、八幡平しいたけ等素材の良さを生かした料理の数々でした。

特に八幡平サーモンや門崎丑の炭火焼きはしっとりした焼き上がりながら炭火の芳ばしさをまとった絶品です。

どんどん新しい食材を取り入れながら進化を続けるジョアンさんの料理には毎回驚かされます。

今回の料理も新しいものを取り入れながら安定感のある味と遊び心あるビジュアルをしっかり堪能させてもらいました。

そろそろジビエ料理のシーズンが始まった様なのでまたそのうちお邪魔したいと思います。どうもご馳走さまでした。
地元ローカルのテレビ番組で紹介していたジビエ料理が気になったのでお邪魔してみました。

ジビエも既にシーズン終盤だそうでこの日は山うずら鹿肉の料理でした。

シェフのジョアンさんは日々新しい料理の研究に余念が無くいつも斬新な料理で楽しませてくれます。

最初はスパークリングで軽く喉を潤しながら軽くおつまみ的なパスタのフリットを頂きます。

スナック感覚でサクッと芳ばしい味わいでワインのお供に良い感じです。

ホタテのグリルとパテ・ド・カンパーニュと進み、ここで持ち込みしたイタリアワインのオルネライアに移行します。

オルネライアはイタリアトスカーナ州のワインでフランスのボルドーワインを手本に作られており、スーパートスカーナとして今やすっかり有名になりました。

完熟した葡萄の旨味と爽快な果実味を備えた上質なワインでとてもバランスの良い素晴らしいワインです。

のどぐろのポアレは脂が乗ってしっとりした食感。一緒に添えられた菊芋のピューレも刻み野菜の食感とピリ辛のアクセントがあって美味しかったです。

鹿肉とチーズのパイ包みは野趣あふれる鹿肉の風味とチーズのコントラストが程良くバランスを保っていてこの絶妙なバランスの味付けがジョアンさんの凄いところです。

山ウズラの包み焼きの中にはフォアグラとパン粉の詰め物が入っていてなかなかボリューム感がありました。

うずらのワイルドな味わいと洋酒でさっぱり目に味付けしたフォアグラがこれまた絶妙なバランスで成り立っています。

〆は定番のマリアージュ・フレールの紅茶に好みのケーキを選択します。

本当は一人1種類のはずなのですが色々な味を楽しみたいだろうというジョアンさんのご厚意で3種のケーキを頂きました^^

苺やマスカルポーネのケーキもほんのり酸味のある爽やな味も良かったのですが、異なる2層のチョコレートからなるしっとりビターな味わいのダブルチョコのケーキもは大人の味わいという感じで美味しかったです。

いつも斬新ながら安心感のある絶妙な味付けの料理をありがとうございます。

今回もジビエ料理楽を堪能させてもらいました。

またそのうちお邪魔します。どうもご馳走さまでした。
《2016年7月再訪》
かなり久しぶりの訪問です。

もうすっかり顔も忘れられてしまってるんじゃないかと心配しましたが時々父親が利用していたらしくちゃんと覚えていてもらえました…^^;

今回は写真を10枚アップ。シェフのジョアンさんに紹介したいワインがあったのでワインを持ち込みさせてもらいました。

コースは3500円のものにしましたが前菜の盛り合せから魚料理・スープ・パスタ・パン・肉料理・デザート・紅茶と盛り沢山で相変わらず非常に良心的なお値段です。

素材の良さを存分に発揮した料理の数々で魚介や野菜本来の旨みが引き出されています。

また見た目の彩りにも気配りされていて赤・黄・緑とカラフルな演出が施されており見た目も楽しめます。

県産小麦ゆきちからを使用した生麺パスタのもちもちした食感は相変わらずの絶品です。

何でも手造りしてしまうジョアンさんですが自家製クロワッサンとグリッシーニもなかなかのものでした。

ところで今回持込みしたワインの紹介です。

【ファルネーゼ社 エディチオーネ】
イタリアフェルネーゼ社のトップワインです。
5種類のイタリア土着のブドウ品種を使ったワインで厳選した樹齢50年以上の古木のものが使用されています。
ブラックベリーやチョコレート、杏子、バニラのニュアンスが感じられる濃厚な味わい。
濃いめのワインにも関わらず後味は上品でとてもシルキー。かなりお勧めの一本です。

久しぶりのシャトンのディナーでしたが見た目を楽しみながらもどの料理もそつなく美味しい抜群のセンスと安定感が感じられました。

最後にジョアンさんのお見送りを受けお店をあとに。

いつも美味しい料理をありがとうございます。どうもご馳走様でした。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

《2015年9月再訪》
オープン1周年記念でお邪魔しました。今回は写真を11枚アップ。

太っ腹な事にディナーで利用するとハーフのシャンパンボトルがサービスになります。

ジョアンさんの料理にはさらに磨きがかかった様でこれで3800円はかなりお得です^^

シャンパンの後、赤ワインへと移行しましたが最近カワトクで見つけた美味しいイタリアの赤ワインがこちらでも取り扱っていました。

後から知ったのですがこのワイン漫画『神の雫』でも取り上げられていた様です。

カシスやチョコレート、バニラの様な風味が感じられる凄くコストパフォーマンスの良いワインで2000円くらいで手に入ります。

同等のクオリティーや味のものをボルドーで探せばまず6000円以上はするでしょうね。

久しぶりにシェフのジョアンさんとも話が出来たし美味しいワインが飲めて満足のディナーでした。

またお邪魔します。どうもご馳走様でした。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

《2015年4月再訪》

知人とのワイン会がてら利用させてもらいました。今回は写真を10枚アップ。

シャトンさんのご厚意でワインは持参させて頂きました^^;

今回はいつもより少しだけ料理をグレードアップして4500円のコースです。

料理をグレードアップしただけあって品数や食材も全体的にレベルが上がった印象です。

今回の料理は以下の通りです。

【オレッティ ディ ミアーレのジュレ】
【ヒラメのカルパッチョ】
【県産無農薬野菜のロースト バーニャカウダーソース添え】
【ホタルイカとうるいの県産小麦使用の自家製パスタ】
【サルシッチャ コンファジョーリ】
【岩手県産牛ランプの低温ロースト グリル仕立て】
【苺のスープとパンナコッタ ダブルベリージェラートと共に】

グリルを生かした肉料理や他ジャンルの技法を取り入れたデザートなど目新しいものがいくつか見受けられました。

ただ料理のバランスとしては幾分改良の余地がありそうです。

パスタやカルパッチョはクオリティーの高い県産食材を生かした素晴らしい逸品でしっかり楽しませてもらいました。

現状に満足することなくたゆまぬ努力を続けるシェフ ジョアンさんの姿勢は素晴らしいと思います。

今後ともお客を魅了する美味しい料理を作り続けていって欲しいですね。今回もどうもご馳走様でした。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

《2014年10月再訪》

移転オープン後初めてお邪魔しました。今回は写真を11枚アップ。

新しいお店は白を基調とした内装でかなり広くなった様ですね。

特に厨房が広くなって調理がやり易くなったみたいでシェフのジョアンさんにとってそこが一番助かったのではないでしょうか。

今回も3500円のコースをお願いしましたがメニューの構成が以前とは変わった様です。

品数が少なくなった分、一品一品の量が多くなった感じですね。

厨房が広くなった分グリルを新設した様で県産和牛のステーキは芳ばしい焼き上がりになっていました。

今回頂いた料理は以下の通りです。

【前菜盛り合わせ】

【イカ墨を練り込んだラザニアと海老のソテー】

【県産和牛のグリル】

【ミックスベリータルト】

前菜の盛り合わせは色々なものが味わえてワインを楽しむには持って来いです。

厨房が広くなったのでこれからまたジョアンさんの趣向を凝らした新しい料理が楽しめそうですね。

最後にジョアンさんのお見送りを受けながらお店をあとにしました。

新作料理を期待してまたそのうちお邪魔したいと思います。今回も美味しい料理をありがとうございました。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

《2014年6月再訪》

久しぶりにランチでお邪魔しました。今回は写真を6枚アップ。

まだ時間帯が早かったせいかこの日は意外とすんなり席に座る事が出来ました。

しばらく見ない内にいつの間にかビスコッティ―(イタリアのクッキー・ビスケット)も扱う様になった様です^^;

この日はパスタという気分でもなかったので県産和牛ほほ肉の赤ワイン煮いちごのタルトを注文。

最初にスープとサラダが運ばれて来てそれらを頂いている内に注文の品が運ばれて来ました。

【県産和牛ほほ肉の赤ワイン煮】
柔らかく煮込まれた県産和牛のほほ肉はナイフを入れるとすっと簡単に刃が通ります。
口に入れるとほろっとほどける様な柔らかさで赤ワインのほのかな酸味とタンニンの渋みが心地良いバランスの良いソースです。
一緒にそえられた温野菜は野菜の食感を残しつつ熱を通した事で甘みが増して一層美味しくなっています。

【いちごのタルト】
デンマーク産チーズを使用したタルトは爽やかでさっぱりした味わいです。
表面は見た目も鮮やかな苺のソースでコーティングされ土台のチーズと苺の甘酸っぱさのハーモニーが何とも良い感じです。
リンゴのタルトと並んでここの定番デザートですね。

食べ終わったと思ったところにサプライズでジョアンさんから桃のジェラートの差し入れがありました。

完熟した桃をミキサーにかけて凍らせたものだそうで砂糖無添加のはずなのにとても甘くまるでネクターの様な甘さです。

とろっとした食感と桃の甘さが凝縮した逸品でした。

ところで8月くらいにお店を県庁方面(阿部魚店のあたり)に移転するとのことで今は準備中だそうです。

移転すると少し遠くなってしまうので出来ればそれまでにもう一回くらいディナーでお邪魔したいものですね。どうもご馳走様でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


《2014年4月再訪》

久しぶりにディナーでお邪魔しました。今回は写真を10枚アップ。

いつもながらシャトンさんのご厚意に甘えてワインを持ち込みさせてもらいました^^;

今回のワインはフランスブルゴーニュ地方のワイン『リシュブール』とイタリアトスカーナ州のワインメーカー『ルーチェ』がリリースする『ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ』です。

【リシュブール 1992】(フランス)
フランス ブルゴーニュ地方ヴォーヌ・ロマネ村のリシュブール畑で産出される特級畑ワインです。
よくこのワインを形容するのに百花繚乱という言葉が用いられますが確かに非常に香りが良く華やかな感じがします。
20年以上が経過していたため色は少し褐色がかりフレッシュなフルーティーさは無くなっていましたがまろやかな円熟味のある味わいでした。

【ルーチェ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2006】(イタリア)
イタリアトスカーナ州のブルネッロ種を使用したワインです。
存分に太陽を浴びて育ったであろうとても凝縮感のある濃厚でコクのあるワインです。
少しまだ熟成が足りないかな…もう少し寝かせた方が飲み頃の様な気がします。

今回の料理は以下の通りです。
【天然鯛のカルパッチョ】
もっちりした食感の鯛にいくらが乗せられ彩りも鮮やかに盛り付けられています。
添えられたオリーブパウダーがアクセントになりちょっとした変化も楽しめます。

【自家製パン】
ほんのり甘くしっとりした食感でやさしい味わいです。

【三陸産ホタテとイカ墨のラビオリ】
緑と白と黒のストライプのコントラストが色鮮やかで見た目も楽しませてくれます。
三陸産ホタテは結構大振りで甘みがあって美味しい。
ラビオリの中にはクリームチーズらしきものがサンドされていてちょっとしたアクセントになっています。

【八幡平サーモンのパイ包み】
パイがさっくさくです。八幡平サーモンは意外と脂の乗りも良くしっとりした味わいでした。

【盛岡短角牛のパスタ】
細めのパスタには短角牛のエキスがしみ出したソースが良く絡みなかなかに美味しい逸品です。
トロっとなるまで煮込まれた盛岡短角牛は口に入れただけでほどけてくるほど柔らかです。

【和牛の低温ロースト】
いつもながら一見、生肉かと思うほどの絶妙な火入れ加減です。
とても柔らかでしっとりした食感。

【デザート 苺のアイス】

最後にほんのり甘いマリアージュの紅茶を頂き一息つきました。

先日は貸切で自主制作パロディー映画の上映会をやっていた団体さんもあった様で色々な使い方があるものですね。

いつもリーズナブルに美味しいものを提供してくれてありがとうございます。

彩り鮮やかで見た目も楽しく美味しい料理の数々に今回も大変満足です。どうもご馳走様でした。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

《2013年10月再訪》

誕生会を兼ねた食事会で利用しました。今回は写真を11枚アップ。

毎回ながらシャトンさんのご厚意に甘えて今回もワインを持ち込みさせてもらいました^^;

今回のワインはイタリアトスカーナ州のワイン『ルーチェ』とフランスブルゴーニュ地方のワイン『ヴォーヌ・ロマネ』です。

【ルーチェ】(イタリア)
今やカルフォルニアの有名ワイナリーともコラボする世界的な醸造家ロバート・モンダビー氏のプロデュースしたワインです。
飲み口は複雑に入り組んだ重厚でバランスの取れた味わいでまさにボルドースタイルですね。
ボルドーの5大シャトーにも引けを取らない秀逸なワインです。

【ヴォーヌ・ロマネ】(フランス)
単一のブドウ品種ピノノワールで作られたワインです。
古代ローマの時代からブドウの栽培が行われて来た地域でそこから産出されるワインはロマネ・コンティを始めとした秀逸なものばかりです。
今回のワインも上品な果実味が感じられるとてもバランスの良いものでした。

今回の料理は以下の通りです。
【天然鯛のカッペリーニ】
いつもながらこの冷製カッペリーニのつるんとした食感がたまりません。

【色々野菜 カニ味噌のバーニャカウダー】
紅芯大根、スティックブロッコリー他見たことのない野菜がいっぱいです。
ソースが蟹というのが変わっていて面白いですね。

【三陸産帆立のパティ】
パイがさっくさくです。中に大きなホタテが入ってました。

【海鮮ラザニア】
鮑・ウニ・いくら…なんとも豪華です。ソースはニンニクが効いていてピリッと刺激のある味でした。

【黒トリフのリゾットと牛ほほ肉のラグー】
写真を失念。生米のじゃりっとした食感が何とも言えません。

【盛岡産リンゴの冷製スープ】
とても甘いリンゴの冷製スープです。すりおろしりんごの食感でした。

【盛岡短角牛の低温ロースト】
【デザート 梨のアイスとタルト】

毎回斬新なアイディアの料理がいっぱいでいつもジョアンさんには驚かされます。

帰りがけ厨房を覗かせてもらったのですがわずか3畳ほどのスペースでした…^^;

このスーペースでよくあれだけの種類の料理を美味しく作れるものだとつくづく感心させられます。

季節感溢れる斬新な料理の数々に満足しました。どうもご馳走様でした。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


《2013年9月再訪》

最近テレビで取り上げられる事が多くなり、ますます賑わっているシャトンさんですが久しぶりに訪問してみました。

今回は写真を5枚アップ。しばらく見ない内に更にメニューが増えています。

今回は大和豚のグリルブルーベリーのタルトを注文してみました。

まずは先に運ばれてきたサラダとコーンスープから頂きます。

【大和豚のグリル】
温野菜とパプリカとバジルの2色のソースが添えられた大和豚のグリルです。
肉は低温調理したものを軽くグリルして仕上げてあるので表面は芳ばしく中はしっとりしています。
見た目はシンプルですが随所に工夫が施されています。

【ブルーベリーのタルト】
大粒で果肉に弾力が感じられるブルーベリーのタルトです。
タルト生地との間にはデンマーク産チーズが使用されておりしっかりとしたコクが感じられました。

シェフのジョアンさんは研究熱心な方ですがいつの間にかピザもメニューに追加されていました。

新作の料理をどんどん研究している様ですのでそのうちディナーでもお邪魔したいと思います。

今回もどうもご馳走様でした。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


《2013年4月再訪》

今度開催するワイン会の予約のついでに久しぶりに訪問しました。

今回は写真を6枚アップ。しばらく見ない内にいつの間にかメニューが増えています。

特にスイーツが増えているのが気になったのでランチにスイーツを追加し、大和豚のグリルバルサミコサルサマンゴーとバナナのムースを注文してみました。

まずは先に運ばれてきたサラダとカボチャのスープから頂きます。

【大和豚のグリルバルサミコサルサ】
ベリーとバルサミコ・バジルのソースが添えられた大和豚のグリルです。
ソースの赤・緑・黒の3つの色のコントラストが見た目も美しく食欲をそそられます。
大和豚の脂身は甘みがあり、赤身部分もしっかりした噛み応えがなかなかに美味しい肉です。
焼き加減も芳ばしく焼かれていてさすがといった感じですね。

【マンゴーとバナナのムース】
以前は無かったスイーツの新メニューです。
バナナの甘さとマンゴーの甘酸っぱい味わいが口の中に広がりムースの口溶けもなめらかです。
これまたなかなかに素晴らしい逸品です。

スイーツの新メニューも登場し、その他リゾットがメニューに追加されていました。

ジョアンさんの探究心にはいつもながら感心します。

次回はそちらも試してみたい思います。今回もどうもご馳走様でした。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


《2012年2月再訪》

前回ランチで気になったジビエ料理。ほぼ2月いっぱいまでとの事でしたので間を置かずディナーで再訪しました。

今回は写真を9枚アップ。ジビエはその日によって入荷するものが違うらしく必ず事前の予約が必要です。

今回もご厚意に甘えてワインを持ち込みさせてもらいました。(あまり売り上げに貢献できなくてスミマセン)

ワインメニューを久しぶりに覗いてみるとイタリアのトスカーナワインを中心としたラインナップになっています。

今回はジビエを組み込んだコースにしてもらいました。

まずは前菜とパンからスタートです。

【生ハムのアプリコット添え 北海道産ホタテのソテーウニキャビア乗せ】
前菜は生ハムのアプリコット添えと北海道産ホタテのソテーウニキャビア乗せでした。
メロンと生ハムの組み合わせは定番ですがドライアプリコットと生ハムの組み合わせも良い感じです。
肉厚の北海道産ホタテにウニ・キャビア乗せ…うーん、何とも贅沢です。ワインが進みます。

【宮古産ヒラメのカッペリーニ】
宮古産のヒラメ県産小麦ゆきちからを使用したカッペリーニです。
もちもちつるつるした食感の生麺パスタとちょっとスパイシーなパプリカソースとの組み合わせはまさに絶品です^^
帰り際レギュラーメニューに出来ないのか尋ねてみましたが数に限りがあるので難しいらしいです…。
ディナーのコースメニューでなら出せるかもしれないとの事でした。

【二戸産いなきびのオニオンスープ仕立て】

【山うずらのロースト フレッシュトリュフ添え】
大ぶりで脂の乗った食べ応えのある山うずらです。
じっくり時間をかけてローストされた肉はスモーキーで軟らかくてクセもありません。
甘酸っぱくコクのあるソースが素晴らしく、ふんだんにふり掛けられたトリュフがアクセントとなって何とも絶妙な味わいです。

【イタリアワイン プリミティーボ】
樽香の効いたカベルネっぽい重厚な飲み口のワイン。甘み・渋み・酸味のバランスは良い感じです。

【デザート】
苺のタルトとティラミスアイスでした。
デザートもそつなく美味しいですね。
ナッツ(ピスタチオ?)の粉末が良いアクセントになっています。

まだワインが残っていたのでジョアンさんが気を使ってチーズ盛りの差し入れをしてくれました^^

気取りのないカジュアルなお店ですが手間を惜しまない美味しい料理が良心的な価格で頂けます。

研究熱心なジョアンさんは寸暇を惜しんで休みの日も東京に料理の勉強に行かれている様で、また料理が一段と進化しましたね。

カッペリーニとうずら絶品でした。どうもご馳走様でした。

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《2012年1月再訪》

4・5年来ここのお店にはお世話になっていますが今やすっかり全国区の有名店になってしまい最近は少々近寄り難い雰囲気に…^^;

少し早めの時間に久しぶりにランチで訪問してみました。今回は写真を3枚アップ。

まずは訪問するなり正月に注文したオードブル(洋風おせち)のお礼を受けました。

最近ニュース等でも騒がれていますがあからさまに極端な評価を付け何か意図があってやっているのでは…と思わず勘繰りたくなる様な投稿が少なからず見受けられます。

ここ岩手でもその傾向は強くそういった投稿が横行しているのは誠に残念な限りです。

大都市圏とは違い地方では一人の心無い投稿者による影響が大きく食べログ自体の信頼を損ねかねないそういった類の投稿は慎んで頂く様切に願う次第です。

さて、少々話がそれましたがこちらのお店、相変わらずの人気店であっという間に満席です。

しばらく見ない内にカウンターには丸ごと脚一本の生ハムやその横にはエスプレッソマシーンが据えられています。

向上心に溢れるシェフジョアンさんは有名店になった今日も休日返上で東京まで料理の勉強に往される事もあるそうです。

修行の成果かレパートリーも増え、壁にはジビエ料理の張り紙。かなり興味をそそられましたがそれはまた今度ディナーにでも…。

一応ダイエット中という事もあり今回は自家製パスタの【都鶏と野菜たっぷりのラーグー】【小海老と無農薬寒じめほうれん草のアンチョビクリーム】をオーダー。

サラダやスープを頂きながら待つ事少々、メインの料理が運ばれて来ました。

【都鶏と野菜たっぷりのラーグー】
野菜を中心とした具沢山の細麺生パスタです。
ブロッコリーの派生種と思われる野菜とナス鶏挽肉が入ったパスタでトマトの効いたオーソドックスながら具沢山で食べ応えのあるパスタです。
生麺独特のもっちりした食感がたまりません。

【小海老と無農薬寒じめほうれん草のアンチョビクリーム】
ホワイトクリームのきし麺っぽい平麺クリームパスタです。
クリームのコク・味のバランス等が日本人の口に合っていてソツなくバランスがとれているところがここのお店の優れたところでしょう。
ソースとパスタとの絡みが良く美味しく頂きました。ソースとの絡みが良い分こちあの方が幾分食べやすいかも^^;
いずれにせよこちらのお店どこか日本人好みでほっとする味わいです。

追加で注文した【スイートポテト】は以前とは味が変わっており今回はラム酒の効いた甘さ控えめでバニラの風味の大人の味わいの逸品です。

個人的には以前のハニーテイストのしっとりした方が好みでしたがこれはこれで悪くはありません。

近い内にジビエ料理を食べに再訪したいと思います。今回もどうもご馳走様でした。

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《2011年9月再訪》

家内の友人も誘ってワイン会を開催する予定でしたが都合がつかなくなってしまったらしく二人だけのディナーとなりました。

そういう訳で今回ワインは赤1本だけ…写真を9枚アップしました。

パンまた変わってました…クロワッサンと小さな丸パンです。

天然酵母で作っているそうでどちらもほんのりとした甘みがあって皮はザックリ厚く中はしっとりした不思議な食感です…。

今回のコースの内容は以下の通りです。

【前菜~ 帆立のソテー雲丹とキャビア乗せ】
【天然鯛のカルパッチョサラダ仕立て】
【フォンティーヌチーズと海老・イカ入りのイカスミ生地の自家製ラビオリ】
【ボルチーニ茸とケールの自家製タリアテーレ】
【黒毛和牛の低温ロースト】
【デザート】
【紅茶(マリアージュフレールのマルコポーロ)】
【ジョアンさんお手製のマカロン】

今回特に印象に残ったのは次の料理でした。

【前菜~ 帆立のソテー雲丹とキャビア乗せ】
ソテーされた帆立の上に雲丹とキャビアが乗ったとても贅沢な前菜です^^
ソテーされた帆立は甘さが増して芳ばしく下に敷かれたアボカドはマスタードの利いたビネガーソースと絡められていてさっぱりとした仕上がりになっています。
シンプルだけど全体のバランスが取れた飽きの来ない美味しい一品です。

【フォンティーヌチーズと海老・イカ入りのイカスミ生地の自家製ラビオリ】
何やらサイフォンの様なもので海老だしをとり始めたと思ったら…イカスミ生地の自家製ラビオリをひたす為のスープだった様です^^;
目の前で仕上げにスープをかけて出来上がりです。
ラビオリの中には海老・イカ・フォンティーヌチーズ等が入っていてとても具沢山です。
シーフードで統一された味付けは全体にさっぱりとまとまっており美味しく頂きました^^

今回もジョアンさんのサービス精神旺盛の料理の数々堪能しました^^

帆立のソテーとても美味しかったです…また食べたいな^^今回もどうもご馳走様でした。

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《2011年6月再訪》

友人の結婚祝いを兼ねて友人夫妻とディナーで利用しました。今回は写真を11枚アップ。

いつの間にかパンが4種類の中から選べる様になっており今回はブルーベリーパン・ライ麦パン・フランスパン・従来のプチパンの4種類でした。

どうやらワインに合わせるならフランスパンかプチパンが良さそうです…^^;

まずは定番のシャンパン【ブーブクリコ】で乾杯しました^^

今回のコースの内容は以下の通りです。

【雲丹のマリネ】
【スキャンティー海老のサラダ】
【奥中山三谷牧場産ジャージー牛のモッツァレラチーズのパスタ】
【黒毛和牛の低温ロースト季節の野菜添え】
【桜のグリグリ?ティー】
【デザート】

特に印象に残ったのは次の二つの料理です。

【奥中山三谷牧場産ジャージー牛のモッツァレラチーズのパスタ】
もちもちの生麺パスタにジャージー牛のモッツァレラがトローリととろけて絡むトマトソースのパスタです。
ジャージー牛はもともと牛乳がとても濃厚ですがモッツァレラにしてもそのコクは生きている様です^^
水牛のモッツァレラにも引けをとらない存在感があってなかなかの逸品です。

【黒毛和牛の低温ロースト季節の野菜添え】
添えてある野菜がまだ少し生のシャキシャキした食感が残っていて美味しい。
さすがに人参の葉は残しましたがあっという間に平らげました^^
低温ローストされた和牛は一見生の様に見えますが極限まで柔らかくちゃんと火も通っています。
醤油をベースにしているのかどこかほっとするソースと絡め美味しく頂きました。
ワインとの相性も抜群でマグナムボトルの赤ワイン【シャトー・ピション・ラランド1993】があっという間に減って行きます…^^;

最後にサービスで【ジョアンさんお手製のマカロン】まで頂きました。

本当に何でも器用にこなす人ですね…いつも楽しませてもらってます。今回もどうもご馳走様でした。

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《2011年4月再訪》

家内の友人も交えて久しぶりにディナーで利用しました。今回は写真を13枚アップ。

最近ディナーのスタンダードコースのお値段が3000円→3500円と若干アップしましたが料理の内容を考えるとそれでもまだかなりお得感があります。

家内の友人が差し入れてくれたシャンパン【クリュッグ】を頂きながらシェフのジョアンさんが趣向を凝らした料理を堪能しました。

コースの内容は以下の通りです。

【ウニとカリフラワーのムースキャビア乗せ】
【ビーツのクレープ・ホタテのソテー・アボカドとタラバ蟹のサラダ】
【いなキビのオニオングラタン仕立て】
【春野菜とカラスミのパスタ】
【黒毛和牛の低温焼き山菜添え】
【チョコレートのタルトアイス添え】
【マリアージュ・フレールのマルコポーロ】

どの料理もソツなく美味しいのですが今回、特に印象に残った料理は次の二つです。

【ウニとカリフラワーのムースキャビア乗せ】
ウニのコクとカリフラワーの甘さが上品に調和し、口当たりもとてもまろやかな品です。
添えられたキャビアの塩気がアクセントになっています。
惜しげもなく高級食材を使用し高次元で味のバランスが取られた秀逸な逸品。

【ビーツのクレープ・ホタテのソテー・アボカドとタラバ蟹のサラダ】
黒いプレートはなんとでできているとの事…^^;
彩りも綺麗で見た目も楽しいプレートです。
大ぶりのホタテは肉厚でカリッとソテーされており表面は芳ばしく身はかなりの甘さが感じられます。
アボカドとタラバ蟹の取り合わせは意外に絶妙でこってりしているけどさっぱり食べられる不思議な感覚のものでした。
ワインとの相性は抜群でどんどんお酒が進みます…^^;

シャンパンの次は赤ワインに飲み物をバトンタッチしこの日も料理と美味しいお酒を堪能しました。

視覚と味、両方で楽しめる趣向を凝らした料理の数々美味しく頂きました。今回もどうもごちそう様でした。

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《2011年3月再訪》

震災後家内とランチで伺いました。今回は写真を4枚アップ。

お店の被害は食器がいくらか割れた程度で比較的軽微で済んだとの事…。

まだ物流が滞っているせいか一部メニューを縮小している模様。

市内の飲食店は大半が再開されて来ておりスーパーやコンビニでの品不足に比べると意外に食材は充実している様です。

今回は【シーフード・ドリア】(800円)と【岩手牛リアルバーグのトマトソース添え】(945円)をオーダー。

以前にこちらの料理については紹介しましたので今回は説明を省略しますが今回も美味しく頂きました^^

追加で【洋梨のタルト】と【スイートポテト】を注文。

【洋梨のタルト】
バニラビーンズの利いた洋梨のタルトです。
しっとりした内側の生地とカリッとした外側の生地のコントラストを楽しめます。
洋梨は時期はずれのせいか少しモサッっとした食感で割と平凡な味わいです。

【スイートポテト】
とてもしっとりしていて蜂蜜の甘みシナモンが利いた手の込んだスイートポテトです。
サツマイモの皮ぎわの食感も残されていて様々な食感が楽しめる逸品です。
飽きの来ない上品な甘さです。
実はデザートの中で一番手間がかかっているそうです。
今まで食べた事ありませんでしたが実は一番美味しいかも…。

今まで当たり前の様に思っていましたが温かい食事を頂けるって本当に幸せな事ですね。

震災で被災された皆さんの一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

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《2011年1月再訪》

体重増加が気になる今日この頃…さすがにディナーのフルコースは控えようとこの日はランチでシャトンを訪問しました。

今回は写真を4枚アップ。珍しくデザートがフルラインナップされていてついついふらふらと誘惑に駆られそうですがここは我慢我慢…^^;

私は【蟹のトマトクリームのパスタ】(980円)を家内は【岩手牛リアルバーグのトマトソース添え】(945円)をオーダー。

【岩手牛リアルバーグのトマトソース添え】にはサラダとドリンクがセットで付いてきます。

しばらくして料理が運ばれて来ました。

【蟹のトマトクリームのパスタ】 主に私が担当
ジョアンさんお手製の生パスタです。 もっちりとした食感の平太麺の生パスタは食べ応え十分。 
トマトの酸味とクリームのまろやかさが程良く調和しており蟹の風味が利いたソースはなかなかのものです。
パスタとソースの絡みも良く美味しく頂きました。

【岩手牛リアルバーグのトマトソース添え】 こちらは家内が担当
シャトンオリジナルバーガーと同じものを使用しているのか超粗挽きで歯応えのあるジューシーなハンバーグです。
唐辛子を使用となっていたので一瞬身構えましたがピリ辛の酸味の利いたトマトベースのソースでした…^^;
肉汁が凄くお肉好きにはお勧めです^^

今回の様にデザートがフルラインナップされている事は結構珍しいのですがその内お茶でもしながらゆっくり楽しみたいですね。どうもご馳走さまでした。

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《2010年12月再訪》

ランチでシャトンを訪れるのは久しぶりで今回は家内と二人で訪問しました。

しばらく見ない内にどうやらメニューが増えた様です…。今回は写真を7枚アップ。

私は辛系は苦手なので【シーフード・ドリア】(800円)を家内は新メニューの【焼きカレー】(980円)(激辛?)に果敢に挑戦します^^;

いずれのメニューもサラダとドリンクがセットで付いてきます。

店内を見渡すといつの間にか猫の小物が一層パワーアップした気がします^^;

程なくして料理が運ばれて来ました。

【シーフード・ドリア】(800円) 主に私が担当
オーブンで焼かれトッピングされた二種類のチーズ(コンテとグリエール)が溶け、こんがり焦げ目の付いた表面は香ばしくなかなかに美味しい逸品です^^
白ワインが使われているホワイトソースはクリーミーで洗練された感じ。
シーフードとライスは結構なボリューム感があって食べ応え十分です。

【焼きカレー】(980円) こちらは家内が担当
見た目は一見おとなしそうに見えるのですが案の定かなり凶暴な辛さのシーフードチーズカレーでした…^^;
辛いのが苦手な私は回避して正解…^^;激辛レトルトカレー『REE』の5~10倍辛の中間位でしょうかね。
シーフードがたっぷり入っていて食べ応えがあり辛い物好きの方にはお勧めかも^^


久しぶりのランチ訪問でしたがお昼も夜とはまた違った趣があってまた良い感じです^^

激辛メニューも楽しめます(笑)ジョアンさんどうもご馳走さまでした。

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《2010年11月再訪》

もう何回目になるのやら…またまたワイン会を開催しました^^;今回は写真を9枚アップ。

10日ほど前にシャトンのディナーを予約しようとしたところ予約がいっぱいでなんとか3人入るのがやっととの事。

すぐに3名で予約を入れました。

いつの間にか夜のシャトンも昼並みに混雑するようになったんですかね…。

当日時間にお店に伺うと既に団体さんで込み合っています。

一番厨房に近い席に通されまずはシャンパンで乾杯です。

久しぶりにルイナール飲んだけどこんなに重かったかな…^^;

【無農薬野菜のテリーヌ】
彩りも鮮やかで見た目も楽しいテリーヌです。
ソースも爽やかで絡めて食べると美味しさが引き立ちます。
外側の皮はどうやら人参を薄皮剥きにしたものの様でした。

【三陸産ホタテのカルパッチョ】
こちらもアンティチョークを始めとした野菜を添えたカルパッチョで彩りも鮮やかです。
酸っぱ過ぎず甘すぎずバランスの取れたほっとする味わいで美味しく頂きました。

【タラバ蟹と雲丹のフラン】
和食も修行した事のあるジョアンさん。
本来は洋風茶碗蒸しであるフランも今回はアレンジを加えられて和風テイストのどこかほっとする味です。
海鮮との相性も良く美味しい逸品でした。

【サーモンとスイスチャドのパスタ】
パスタには生麺が使用されておりソースと具の絡みが良い感じです。
スイスチャドなる野菜は初めて食べましたが意外とさっぱりしていてホウレンソウと似た様な味わいでした。
生麺パスタのもちもち感が堪りません^^

【低温ローストの県産和牛】
低温でローストされている肉は柔らかく肉の旨味が良く出ています。
今日のはいつもよりなんだかスパイシー…胡椒だけじゃない様な。
ジョアンさんの変化球今日も冴えてます^^

【デザート】
【紅茶】

毎回色々な変化があるジョアンさんの料理はサプライズや新鮮さがあって飽きません。

今回も美味しく頂きました。どうもご馳走様でした^^

  • 外観
  • スープとサラダ
  • 小エビのアラビアータ

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9位

フランチェスカ (大町西公園、青葉通一番町、広瀬通 / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2013/10訪問 2013/10/27

マンション2Fにある隠れ家的イタリアンの名店

手頃な価格で美味しいイタリアンが食べられるお店として近頃評判のこちらのお店にお邪魔してみました。

地図を頼りに近くまで行くもなかなか見つからず住所が何だか妙だと思ったらマンション2Fにお店はありました^^;

最初、どうやって入ったら良いか迷いましたが外側にお店専用の階段があってどうやらそこから入る様です。

階段を上りお店に入るとそこは落ち着いた隠れ家的雰囲気の空間です。

食材やワイン、生ハムが目に見えるところに陳列されており、それ自体がちょっとしたオブジェになっています。

単品メニューもありましたが今回は4000円のコースとイタリアワイン(ガッティナーラ)をボトルでお願いしました。

以下、料理とワインの感想です。

【ガッティナーラ(単一畑もの)】
北イタリアピエモンテ州のワインでネッビーオーロ種が使用された力強いワインです。
同州は他に有名なバローロバルバレスコも産出されているワインの有力産地です。
あけたてはまだ完全に開いていないせいかやや酸が強く感じられましたが時間の経過とともに果実味とコクのあるバランスの良い味わいとなりました。
北イタリアの誇る秀逸なワインの一つと言えると思います。

【小前菜】
自家製パンチェッタはしっとりした食感で脂の甘みがあってなかなかに美味しい逸品です。
塩加減が控え気味で上品な生ハムです。

【秋サケのサルシッチャ】
サルシッチャとはイタリアの腸詰の事で今回は秋サケを使ったものでした。
普通は肉詰めのソーセージが定番なので少し驚きです。
嶽きみのペーストとリンゴチップでスモークしたサルシッチャは独特の風味があってなかなかに美味しい一品でした。

【自家製パン】
この時は3種類のパンが用意されており食べ過ぎ注意です。

【黒豚のテリーヌ ルッコラとからし菜添え】
テリーヌはしっとりした食感で程良い塩加減です。
添えてある葉ものはルッコラとからし菜でそえぞれにちょっとしたアクセントがあってシェフのセンスの良さが伺えます。

【嶽きみの冷製スープ】
岩木山麓特産の甘いとうもろこしの冷製スープです。
素材本来の持ち味を味わって欲しいとの事で余計な調味料は一切使用せずとうもろこし本来の甘みと繊維の質感が感じられます。

【パッパルテッレのパスタ 鰺ヶ沢産ジャージー牛のミートソース】
チーズがたっぷり振り掛けられたミートソースパスタです。
ミートソースは肉が粗めに刻んであって噛み応えの食感が何とも心地良いですね。
それと自家製パスタももっちりとした歯応えが堪らないなかなかの逸品です。

【いしなぎのソテー】
白身魚のいしなぎのソテーです。
しっかり皮目がパリッと芳ばしく焼かれていて美味しい。
付け合せのソースもとても良くマッチしています。

【黒豚のソテー】
しっとり柔らかな肉質で脂もほんのり甘く実に美味しいポークソテーです。
見た目のいろどりは一見生に見えますがしっかり火が通っています。
いわゆる低温調理の技法を駆使したものなのでしょうね。

【デザート】
デザートは葡萄のパンナコッタでした。
梨のソースとリンゴのスライスも乗って秋の味覚満載です。
パンナコッタの上品な甘さとなめらかな舌触りはまさに秀逸です。

青森出身のシェフが織りなす料理の数々は繊細かつ独創的で素晴らしいの一言です。

青森の食材(嶽きみ、リンゴ、黒豚等)をふんだんに取り入れた料理はとても芸術的でした。

隠れ家的なお店は雰囲気も良く、店員さんの応対も親切で価格も非常に良心的だと思います。

仙台にもレベルの高いお店が増えてくれて嬉しい限りです。

機会があればまた伺いたいですね。どうもご馳走様でした。

  • お店はマンションの2Fにあります
  • 2Fへの階段
  • 入り口

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10位

麺屋一燈 (新小岩 / ラーメン、つけ麺)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2013/06訪問 2013/06/04

東京No1の呼び声高い有名店

マラソンの東京遠征のついでに東京一と評判のこちらのお店にお邪魔してみました。

いつもマラソン前は炭水化物を多めに摂取する必要があり麺類にする事が多いですが今回はつけ麺です。

お店の場所は総武線新小岩駅の北東方面に200~300m行ったあたりのマンションの1Fにあります。

午後の部の開店15分後くらいの到着でしたが既にお店の前には12・3人くらいの行列が出来ていました。

先に店員さんの指示で食券を購入し30分少し待って席に案内されました。

今回注文したのは皆さん一押しの濃厚魚介つけめん(大)でいわゆる全部乗せです。

席に座り程なくして注文の品が運ばれて来ました。

【濃厚魚介つけめん(大)】(950円+100円)
自家製太麺に半熟煮玉子・海苔3枚・鶏チャーシュー・豚チャーシューが乗ったいわゆる全部乗せです。
自家製太ストレート麺はとてもコシがあってなかなかの噛み応え…食感と小麦の旨みが感じられます。
また鶏と豚のチャーシューは低温調理されたもので生ハムの様に色鮮やかでプリッとした食感が楽しめます。
スープは鶏のクリーミーさと魚介の風味とスモーキーさが利いた濃厚なつけ汁で鶏団子も入っていました。
大盛りにはスープおかわりがついて来ます。
どの具材をとってもかなりの手間暇がかけられた逸品で全体のバランスも上手く調和が取れています。
さすがは東京一と評判のつけ麺店といったところですね。

噂に偽りなしのつけ麺の名店です。

さっぱり系もメニューもあった様なのでまた機会があったら是非試してみたいですね。どうもご馳走様でした。

  • お店の前には既に行列が
  • 濃厚魚介つけめん(大)
  • 具材アップ チャーシューの彩も鮮やかです

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