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猪肉
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しし鍋
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ルッコラを入れるそうです
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しし鍋の野菜
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取り分けたしし鍋
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生湯葉
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百合根と銀杏
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白菜の酢の物
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鰻の佃煮のお茶漬け
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お新香
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梅ジュース
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かぼすゼリー
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外観
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今回は、食べログの運営様主催のオフ会でお邪魔しました。
普段、この手のお店は縁も所縁も無いもので、こんな機会でもないと
高級なお店には行けないです。
場所は、桑名市多度町のほど近く、下野代という場所にあります。
国道258号線をずーっと北上し、【下野代北】というセブンイレブンが見える
交差点を左折、道と田んぼを挟んだ斜め向かいに小学校があるので、
解りやすいと思います。
外観は何か高そう…いや、安っぽい感想で申し訳ないのですが、本当に
「料亭！」みたいで、ふらっと立ち寄れない雰囲気です。ローサイドのファミレス
とは訳が違いますね。
中も何と言うか、雑誌で著名人の対談で使われていそうな、純和風な感じです。
照明が暗めなのも、隠れ家的で良い様に思えました。
今回は4200円のコースということで、色々なものを食べさせて頂きました。
・百合根と銀杏
百合根はサクサクとした食感で「百合根ってこんな食べものだったんだ～」と実感。
味噌も辛すぎず甘すぎずで、非常に食べやすかったです。銀杏もホクホク。
・生湯葉
湯葉と聞くと、箸で持つと先が透けそうなペラペラなものを想像しますが、ここは
大きめのサイコロステーキの様な大きさで出てきます。
食べてみると湯葉のキュッとした食感よりも、思いの外絹ごし豆腐みたいにしっとり
した食感が目立ちます。これだけ大きければある意味当然といえば当然ですけどね。
湯葉特有の落ち着いた風味がありながらも、食べ応えがあるので、ここは新しいなぁ
と感じました。
・ぼたん鍋
此処のぼたん鍋、野菜は裏の畑で栽培し、猪肉は地元で捕れた物というかなり、地元密着な
ぼたん鍋です（というか、桑名で猪が捕れることが驚きです）。
味のベースは味噌ですが、この辺りのベースである八丁味噌かと思いきや普通の赤味噌。
なので、そこまで癖がなく甘味があり、しし肉や野菜との親和性が非常に高いです。
猪肉を入れ、牛蒡を入れ、そして珍しいのがルッコラを入れる所。ルッコラの入った鍋なんて、
ヨーロッパ行ってもないのでは…と思いながら、他にもネギや白菜、タモギタケを入れながら
煮えるのを待ちます。
物心ついてから初めて食べる猪肉。多分、10年ぶりくらいに食べます。
物凄い上等な黒豚の肉と脂の旨味をギュッと凝縮して、そこにほんのちょっと、ほんのり
野生を感じさせる風味を足した感じの猪肉。そこに甘さ主体ながらもしっかりした濃さのある
味噌だれが受け止めてくれます。
野菜を食べる時も、ちゃんと野菜の味を感じられる濃さなので、そうか～そういう事を計算しての
味噌だれの味付けなんだぁ、と納得しました。
・白菜の酢の物
白菜で酢の物とは珍しいですよね。
そこまで酢が効いていないので食べやすく、細かく刻まれた生姜も入っているので、口の中を
さっぱりさせてくれます。
・鰻の佃煮のお茶漬け
ご飯かお茶漬けか選べたのですが、お茶漬けは「鰻の佃煮」でした。
これも自家製なのか、佃煮にありがちな「たまり醤油の味しかしないじゃないか！」みたいなカピカピ
の辛い佃煮ではなく、鰻の香りと脂の美味しさをきちんと残し、生姜の香りと相まって非常に上品な
佃煮でした。「まぁ、〆だからお茶漬けだよね」という消去法で選べるお茶漬けではなくて、「此処の
お茶漬け食べたい！」となるお茶漬けだと思います。
・かぼすゼリー
かぼすの果汁を使ったゼリーです。
こちらもさっぱりとした味で、そこまで甘さもなく、いい塩梅の酸っぱさと苦さ、爽やかさが三位一体で
美味しかったです。夏に食べるともっと美味しいんだろうなぁ。
・梅ジュース
こちらの梅ジュース、何と自家製です。
酸っぱすぎずに、甘さの強い梅ジュースですので、お子さんにも大丈夫だと思います。
こういうオリジナリティがあるドリンクが置いてあるお店は、お酒の飲めない私としては
嬉しい限りです。
絶対また来て、またボタン鍋を食べよう、そのためにはちょっと節約（贅沢）しても…と思わせてくれる
お店でした。