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お通しはヒイカ炙り
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ブリ、太刀魚、金目鯛
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シラスとほうれん草
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九条ネギとキノコのおろし煮
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落花生の塩茹で
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アンキモの炙り
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師走の風は心にしみる。気持ちが余計に押し詰まる。新しい年への期待感。いや、やり残したこと。自問するが、はたして今年は良い年だったのだろうか?
酒を多く飲むようになった。良い友人がたくさんできた。会社は黒字を継続。反面、山に登れなかった。NYに行けなかった。ワインのプリムールを逃した。blogに手が出ない。要は忙しいことを理由にさぼっていただけ。だろう。しかしこの時期はしんみりと反省しつつ美味しい魚を食べたい。来年に期待して。
久しぶりに名古屋泊。最近は京都、神戸が多くなりご無沙汰していた。この季節の名古屋であれば魚しんのすけ。今や人気絶頂の魚処。刺身はすべて身質に優れ脂の乗りも素晴らしい。それに主人の人柄も素晴らしく、店の雰囲気が心地よいのも魅力的。以下を味わったが特に刺身は脂もよく乗って堪能した。
お通しは相変わらず意表を突くコンロでの炙り。この日はひいか。
刺身盛合せでブリ、太刀魚、金目鯛。
九条ネギキ、ノコおろし煮
ちりめん
シラスとほうれん草
落花生の塩茹で
あん肝炙り
*今回の写真は最初の6枚
2010.11.9
その名は名古屋どころか全国までも響き渡っております。あの富山の「だいどころ屋」と匹敵するくらいとにかく魚が美味しいと。また予約の難しい店としても有名で、というのもカウンターと奥の上がり(掘炬燵)の部屋でそれほど大きな店ではないのです。
場所は名古屋駅の旧松坂屋から歩いて数分、あまり目立たない、むしろさり気ない店構えで初めて訪問すると意外感を覚えます。
開店直後にお邪魔してカウンターに腰掛けました。寡黙なご主人と働き者の女将の二人で居心地良い空気が流れておりメニューを眺めていても呼ぶまで待ってもらえるので料理を選ぶ楽しさがあります。
そのメニューを見れば魚の刺身、焼物、煮物がラインナップされてさすがの拘りを感じます。さらに加えて酒肴や野菜料理も豊富にあり割烹ほどではないにせよ魚介に拘った小料理屋の趣です。カウンターでは穴子の骨せんべいが積上げられていやがおうにも注文してしまいます。
まずはビールで喉を潤します。お通しは何と焜炉が登場しイカの炙りという意表を突く仕掛けです。やります!それにこの炙りが食欲を刺激してしまいます。
まずは評判の刺身で赤むつと白エビを。赤むつは皮を炙っており身の脂がいっそう際立っています。これはふくよかで美味しいと感嘆!白エビも山葵付きでソフトな食感が堪らず思わず日本酒をお願いしてしまいます。で独楽蔵を。
さらに太刀魚の焼物です。ご主人がしきりに火加減を調整しており登場したのは絶妙な、身が柔らか過ぎず焼き過ぎずの歯触りの実に心地良い仕上がり。白身魚の焼物については熟知しているのでしょう。
さらにせっかくですから魚の煮物をとカサゴ煮物をお願いしました。カサゴ自体はツユに脂が浮き上がるくらい脂が乗り贅沢な味わいですがそのツユは薄味で東京の濃いめのものとは異なりますから東京人には合うか分かりませんがここは名古屋ですから。
そして途中では穴子骨揚げ。ポリポリと。これがおつな味で結構進みますが脂も多いので少しずつに抑えました。
さて類いまれな目利きの才能をひけらかすことなく謙虚な姿勢で仕事に取組む気鋭の料理人でしょう。私が知っている魚に拘る店としては築地の魚竹、富山のだいどころ屋、広島の山人、博多のたらふくまんまなどがあります。もちろん全国にはほかに数多くの名店がひしめいていると思いますが。
しかし私の味わった印象ではこれらと並ぶ名店であることは間違いないでしょう。何と言っても魚の質が見事です。