『吟花 今回は秋田県の栗林酒造』一級うん築士さんの日記

一級うん築士のレストランガイド

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日記詳細

非公開の食べログ掲載禁止の秘密の日本酒どころ(下記参照)

美酒王国であり秋田。中でも豊かな清水の里・六郷の地で酒造りを行う栗林酒造。明治7年創業の歴史ある酒蔵で銘酒「春霞」で知られている。契約農家が栽培する地元産の酒米にこだわり美郷錦、美山錦に力を入れている。

仕込み蔵は一本蔵と言われ。長さ100メートル、トンネルのように続いている。入口から蒸すエリア、麹室、仕込み場、貯蔵庫と続いている。さらに名水百選に指定された仕込み水は地下30メートルから汲み上げる。

http://harukasumi.com/ippongura.html

何時もながら高橋さんの説明は実に熱心で解りやすい。また料理も上質肉を使用し、どれも冴えわたっている。

○乾杯
○春霞 青ラベル
○春霞 赤ラベル
○白ラベル

●オードブル
 サラミ、鴨胸肉、鴨燻製 
 柚子胡椒で
●牛の心臓とレバーのたたき
 心臓は大きなブロックを、一番美味しい部分を眼の前で切って
●牛ほほ肉の日本酒煮込み
 里芋、水菜添え 出汁は黒糖使用
●牛もも肉(トモ三角)
●牛タンホイル焼
●吟花風すき焼き丼
●デザート
 苺などをスパークリングで

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こちらはあの神田駅近くにある六花界のオーナーが経営している秘密の隠れ家。食べログ掲載禁止なので日記で。ただし料理写真の撮影はNGなので一部のみ。

その店は謎だ。導かれるままに神田駅から歩く。神田で飲むことは多いが、この辺りはまったく未知の世界。住宅街でも、オフィス街でもない。小さな商店や飲食店が点在する。あまり賑やかさを感じない。そういう意味では閑静なエリア。路地を曲がりしばらく進むと杉玉が見えた。

もしかしたらここかもしれない。しかし、もちろん看板もない。しばらく待つと若い着物姿の女性が登場。靴を脱いで中に入ると暗い。なにやら妖しげにも思える。べんがら色(暗い赤みを帯びた茶色)の遊郭のような世界。しかし、突然灯りが点ると、一瞬で煌びやかな空気が漂う。

コの字型にステンレスの鉄板を囲む。その先に主人の高橋さんが座り、当日の日本酒と料理の説明を1つずつ、一皿ずつしてくれる仕組み。酒は1つの酒蔵のいろいろな種類を。そして料理はそれに合わせるが、基本は肉料理。それを上手くアレンジして、肉らしくない料理に。いや肉料理の進化系か。

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