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外観です
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入り口はこちら
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狭いながらも落ち着いた店内
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店内メニュー
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卓上のネギ
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これぞ最強セット！
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ゴボ天うどん（450円）
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青ネギをたっぷり載せて
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麺はこんな感じ
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ゴボ天はこんな感じ
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かしわおにぎり（200円）
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かしわおにぎりはこんな感じ
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どんぶりもオリジナルです
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ここも5月30日に放映された（札幌テレビ）「秘密のケンミンショウ」で取り上げられたうどん店です。
福岡県内のうどん店は、どこでもゴボ天うどんとかしわおにぎりがあるのですが、観光も兼ねて訪れました。実家から福岡県民ブランドである西鉄バスの特急に乗って1時間、天神に到着してタクシーで向かいます。歩いてもたいした距離ではないのですが、道産子の妻は汗が止まらなくなりますからタクシーなのです。
「おおーっ、ここばい」
番組で見た外観です。
因幡うどんは4店舗を経営するチェーン店なのですが、本店はありません。ですから事前に調べると、番組で取り上げられた店舗はここだと分かりましたのでここを選んだという訳です。番組出演者の陣内孝則や博多華丸・大吉が熱弁をふるっていたこの店、さてどういう店なのか楽しみでした。
店の中に入ると小ぢんまりしたうどん屋らしい雰囲気。大手チェーン店の大きな店舗では味わえない「街角のうどん屋」の風情を楽しむことが出来ます。
そして注文したのはもちろんゴボ天うどんとかしわおにぎり。そして出てきたゴボ天うどんは、丸天のような形状をしたゴボ天です。このゴボ天は店舗によって形状が異なるもので、この形は因幡うどんならではの形なのです。
まずはダシをズズッとすするとなんともいえない味。リクエストすればレンゲを借りることが出来ますが、うどんや蕎麦を食べる際、レンゲを使わずにどんぶりを持ってダシを飲むのが私の拘り。そう、幼い頃からの私の食べ方なのです。
そして青ネギをたっぷり入れて麺を食べます。そしてかしわおにぎり、これを頬張ってダシをすするともうたまりません。
「おおーっ、久し振りのこの味、たまらんね～。この味が福岡のうどんのスタンダードの味なんよ、どうね？」
「ホント、美味しいわね。かしわおにぎりはあっさりしていてしかも旨味がしっかりあるし、なんといってもうどんとよく合うわね」
道産子の妻も大満足です。
妻は番組の中で見たかしわおにぎりとうどんの食べ方、まずはおにぎりを頬張り、そして麺をすすって最後にダシを飲むという食べ方を実践したようで、
「テレビの食べ方を真似したけど、あの食べ方は分かるわね、だって美味しいもの」
私は食べるのに夢中で気付きませんでしたが、妻はいろいろ試していたようです。
たかがうどん、されどうどん。このうどんで盛り上がれる私と妻（笑）
福岡のうどんは茹で時間が長く、讃岐うどんが10分ほどなのに対し、20分弱という茹で時間です。そこに柔らかさの秘密がある訳で、柔らかいからこそダシがよく馴染むのです。福岡のうどんは麺だけが主役なのではなく、ダシとの一体感、まさにトータルされたものなのです。
ちなみに番組の中で紹介されていましたが、タウンページに登録されているうどん屋は1000軒を上回っていて、1300軒登録されているラーメン店に負けないほどなのです。そしてうどん県の誇りも高い香川県は650軒だそうですから、福岡は凄いなと誇らしくなりました。
そしてなんといってもうどんの価格が安いことも嬉しいです。福岡では当たり前なのでしょうが、北海道はとにかく麺類が高いのです。ラーメンはもとよりうどんなんて本当に高い。
札幌市西区にある人気讃岐うどん店手打ちうどん寺屋。香川出身のご主人が提供する本格讃岐うどん店なのですが、かけうどんが500円という価格。因幡うどんをはじめ福岡県内のうどん屋は350円前後がかけうどんの価格です。ちなみに私が食べたゴボ天うどんは450円ですから、高い以外の何物でもありませんし、香川県でも同じようなものでしょう。しかも前述のうどん店に限らず北海道内の個人で経営する手打ちうどん店は当たり前という価格なのです。
これらはうどんをファストフードと考える福岡と、麺類もすべて一食分の食事として考える北海道民との考え方の違いによるものなのかもしれませんし、北海道産の小麦を使用する店であれば、コストの部分があるのかもしれません。
いずれにせよ気軽にうどんを食べる福岡県民。私も物心ついたころにはうどんを食べていましたし、ラーメンを食べるようになったのは中学生からですから、うどんは福岡県民にとってソウルフードといってよいでしょう。
ご馳走様でした。