『TAIPEI』Tオカさんの日記

世界の果てまで連れてって。

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仕事で台湾。
50年も生きてきてこれが初アジア。(まぁ日本もアジアだが)
過去に何度も仕事でアジア方面へ行く機会はあったものの断ったり人に譲ったり、理由は文化、歴史、女性、ビーチ、辛いもの、パクチー等々全てのアジア的なものに興味が無いしトイレが汚そうだし蚊に刺されそうだし売春ツアーのブタ野郎どもがウロウロしてるイメージなどもあって毛嫌いしてきた、でもなんとなくアジアでも台湾と香港やったら行ってもええんちゃう?という漠然とした思いはあった。(不潔なイメージが無いからだと思う)
特に台湾は東日本大震災で最も多くの義援金を送ってくれた恩人(恩国?)でもある。
今回初めて知ったが石垣島や西表島は沖縄本島より台湾の方が近い、両島には仕事で何度か行ってるのだが今回 EVA Airのハローキティー・ジェットで初の西表島越え。
松山空港に着いてクリビツ、めっちゃ大都会じゃないか!東京や大阪ほどではないにせよ完全な大都市だ、正直日本の地方都市に毛が生えた程度と思っていたがとんでもない、交通網やファーストフード、コンビニ・スーパーでの品揃えなどの都市機能も東京と寸分変わらない、港区や千代田区辺りで過ごしてると錯覚しそうなほどフツーに東京、う~ん・・・嘗めていたことを反省。

東京との大きな違いは(外国だから違って当たり前だがこう書きたいほど東京に居るのと違和感ない)どこに行ってもそこいら中に食べ物屋があること、麺やお粥やスウィーツ的なものや街角のそこらじゅうで湯気が上がってる、そしてどこの店でもどんな時間でも誰かが何かを食べている、
最初はおっかなびっくりだったけど1週間ほど滞在してて不味いと思ったことは一度もない、とにかく何を食べても美味しい。
日本の地方都市でも京阪神と博多以外でそんなこと滅多にない、これに一番驚いた。
ソルティじゃないんだよな・・・新橋あたりの下手な和食屋の方がよっぽどしょっぱい。
肉はブタがメインなのはアジア方面に来た以上仕方ないけど牛や羊のメニューも多くて助かる。
羊肉の処理も問題なく臭みや気持ち悪さを感じることは一度もなかった!
味付けにせよ食材の処理にせよ台湾の方たちはとても繊細なのだなぁ・・・街を見ればゴミも散乱しておらずどの街角もキレイに掃き清められているし公衆トイレも清潔でちゃんとソープもあって東京の電鉄各社の駅のトイレよりはるかに清潔、会う人会う人みな気持ちが肌理細かくて上品な方々ばかり。
上品が下品に駆逐されるのが歴史の常だが決してそれに甘んじない強いモラルと美意識を台湾の人々から感じた。
僕らが漢字メニューを見てどうしていいかわからないで困ってると必ず誰かが助けに来てくれる、お店がどんな忙しそうでも誰かが来てくれて可能な限り何が食べられるのか教えてくれる、お店の人が外国語が全くダメな場合はお客さんの誰かが手助けしてくれる。
アッたまイイな!と思ったのはメニューをコピーしてペンで記入できるようにしてるスタイル、これなら漢語全く読めない我々でもなんとかオーダー可能、完璧に理解できなくても後はサプライズということでイイんじゃないだろうか。
「銀座にいるのは中国人ばっかり」などと言えないほど台湾の観光名所はどこに行っても日本人ばっかり。
優しくて礼儀正しい台湾の人々と我々日本人は相性ぴったりだと思うので今後とも宜しくお願いします。

本当になんでも美味しかったのだけど特別記憶に強く残ったもの。

・魚肚 ティラピア的な魚の腹の部分を蒸して美味しいタレをかけたもの。
・魚のスープ
・牛肉麺 関西の肉うどんみたい。
・牡蠣のクレープみたいなの。
・アサリをベリーレアに蒸したもの。
・台湾ビール(パイナップル味もある)
・台湾のグラッパっぽい何か?


いやぁ、台湾スバラシイ!
そしてまさしくリアル・ブレードランナーでかっこいい。
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